JP3171771B2 - 分岐形通信用保安器 - Google Patents
分岐形通信用保安器Info
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- JP3171771B2 JP3171771B2 JP17954695A JP17954695A JP3171771B2 JP 3171771 B2 JP3171771 B2 JP 3171771B2 JP 17954695 A JP17954695 A JP 17954695A JP 17954695 A JP17954695 A JP 17954695A JP 3171771 B2 JP3171771 B2 JP 3171771B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はテレビ等の片方向通信
機器を接続する出力端子と、電話等の双方向通信機器を
接続する分岐端子とを備えた分岐形通信用保安器に関す
る。
機器を接続する出力端子と、電話等の双方向通信機器を
接続する分岐端子とを備えた分岐形通信用保安器に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記分岐形通信用保安器は共聴ア
ンテナからのテレビ信号を各戸に提供するビル陰共聴用
として用いられており、この保安器はテレビを接続する
出力端子の他にその線路から分岐トランスを介して分岐
された分岐端子を備え、この分岐端子を隣宅の同種保安
器の入力端子に接続し、共聴を行なっている（戸集合共
聴）。
ンテナからのテレビ信号を各戸に提供するビル陰共聴用
として用いられており、この保安器はテレビを接続する
出力端子の他にその線路から分岐トランスを介して分岐
された分岐端子を備え、この分岐端子を隣宅の同種保安
器の入力端子に接続し、共聴を行なっている（戸集合共
聴）。
【０００３】然るに、近年ＣＡＴＶ回線（ケーブルテレ
ビ放送回線）を電話回線として利用する通信方式が考え
られており、これに対応する保安器として上記分岐形通
信用保安器の転用が試考されている。
ビ放送回線）を電話回線として利用する通信方式が考え
られており、これに対応する保安器として上記分岐形通
信用保安器の転用が試考されている。
【０００４】この通信方式は、分岐形保安器の出力端子
にケーブルテレビを接続し、上記分岐端子にケーブル電
話を接続し、有線テレビ放送センター等の局を経由して
テレビ通信（片方向通信）と電話通信（双方向通信）を
行なう、所謂戸別共聴方式である。
にケーブルテレビを接続し、上記分岐端子にケーブル電
話を接続し、有線テレビ放送センター等の局を経由して
テレビ通信（片方向通信）と電話通信（双方向通信）を
行なう、所謂戸別共聴方式である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は分岐形通信用
保安器を、所謂戸別共聴方式にする課題に有効に応え、
加えて従来のビル陰共聴（戸集合共聴）にも有用な保安
器を提供するものである。
保安器を、所謂戸別共聴方式にする課題に有効に応え、
加えて従来のビル陰共聴（戸集合共聴）にも有用な保安
器を提供するものである。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】本発明は分岐トランス
Ｔの一次コイルＴ１側に有線テレビ等の片方向通信機器
ＴＶを接続する出力端子ＯＵＴを設け、又上記分岐トラ
ンスＴの二次コイルＴ２側に有線電話等の双方向通信機
器（ＴＥＬ）又は隣宅保安器を介してのテレビを接続す
る分岐端子ＢＲを設け、更に上記片方向通信機器ＴＶを
接続する出力端子ＯＵＴと一次コイルＴ１間の線路に隣
宅の通信機器からのノイズと自己の上記双方向通信機器
ＴＥＬからのノイズを除去するフィルターＦを接続した
分岐形通信用保安器である。
Ｔの一次コイルＴ１側に有線テレビ等の片方向通信機器
ＴＶを接続する出力端子ＯＵＴを設け、又上記分岐トラ
ンスＴの二次コイルＴ２側に有線電話等の双方向通信機
器（ＴＥＬ）又は隣宅保安器を介してのテレビを接続す
る分岐端子ＢＲを設け、更に上記片方向通信機器ＴＶを
接続する出力端子ＯＵＴと一次コイルＴ１間の線路に隣
宅の通信機器からのノイズと自己の上記双方向通信機器
ＴＥＬからのノイズを除去するフィルターＦを接続した
分岐形通信用保安器である。
【０００７】又上記二次コイルＴ２の他端を接地抵抗Ｒ
を介し接地し、更に上記出力端子ＯＵＴをリングコンデ
ンサーＲＣ１を介して接地し、上記分岐端子ＢＲをリン
グコンデンサーＲＣ２を介して接地すると共に、上記フ
ィルターＦと出力端子ＯＵＴ間の線路に出力端子ＯＵＴ
側から流入する高圧直流成分除去用のコンデンサーＣ２
を、上記二次コイルＴ２と分岐端子ＢＲ間の線路に分岐
端子ＢＲから流入する高圧直流成分除去用のコンデンサ
ーＣ３を夫々挿入接続した。
を介し接地し、更に上記出力端子ＯＵＴをリングコンデ
ンサーＲＣ１を介して接地し、上記分岐端子ＢＲをリン
グコンデンサーＲＣ２を介して接地すると共に、上記フ
ィルターＦと出力端子ＯＵＴ間の線路に出力端子ＯＵＴ
側から流入する高圧直流成分除去用のコンデンサーＣ２
を、上記二次コイルＴ２と分岐端子ＢＲ間の線路に分岐
端子ＢＲから流入する高圧直流成分除去用のコンデンサ
ーＣ３を夫々挿入接続した。
【０００８】
【作用】現在、テレビにおいて決められている周波数は
７０〜７７０ＭＨｚ、電話では４ＫＨｚ程度であり、こ
れが有線電話になっても性質上１０ＭＨｚ程度と考えら
れる。
７０〜７７０ＭＨｚ、電話では４ＫＨｚ程度であり、こ
れが有線電話になっても性質上１０ＭＨｚ程度と考えら
れる。
【０００９】上記フィルターＦは上記戸別共聴における
有線電話使用時における７０ＭＨｚ以下である流合ノイ
ズを有効に除去し、電話とテレビの併用を健全にし、又
ビル陰テレビ共聴又はＣＡＴＶ通信（戸集合共聴）にお
ける隣宅のテレビから通常発生する低周波域の流合ノイ
ズ対策としても有効である。加えて、上記コンデンサー
Ｃ２，Ｃ３の挿入接続と、リングコンデンサーＲＣ１，
ＲＣ２を介しての接地回路との併用により、空中伝播し
流入するノイズと片方向通信機器及び双方向通信機器
（又は隣宅の機器）から流入するノイズの双方を的確に
除去し、片方向通信と双方向通信の信頼性を著しく向上
し両通信への分岐目的を確実に達成することができる。
有線電話使用時における７０ＭＨｚ以下である流合ノイ
ズを有効に除去し、電話とテレビの併用を健全にし、又
ビル陰テレビ共聴又はＣＡＴＶ通信（戸集合共聴）にお
ける隣宅のテレビから通常発生する低周波域の流合ノイ
ズ対策としても有効である。加えて、上記コンデンサー
Ｃ２，Ｃ３の挿入接続と、リングコンデンサーＲＣ１，
ＲＣ２を介しての接地回路との併用により、空中伝播し
流入するノイズと片方向通信機器及び双方向通信機器
（又は隣宅の機器）から流入するノイズの双方を的確に
除去し、片方向通信と双方向通信の信頼性を著しく向上
し両通信への分岐目的を確実に達成することができる。
【００１０】よって従来の分岐形通信用保安器の所定個
所にフィルターＦとコンデンサーＣ２，Ｃ３とリングコ
ンデンサーＲＣ１，ＲＣ２とを挿入する簡潔な方法で前
記課題に対処し得る。
所にフィルターＦとコンデンサーＣ２，Ｃ３とリングコ
ンデンサーＲＣ１，ＲＣ２とを挿入する簡潔な方法で前
記課題に対処し得る。
【００１１】
【実施例】図１において、Ｔは分岐形通信用保安器にお
ける分岐端子ＢＲを設置するための分岐トランスであ
り、この分岐トランスＴの一次コイルＴ１の一端にはケ
ーブルテレビ放送センター等の局側が接続される入力端
子ＩＮが接続され、同他端には有線テレビ等の片方向通
信機器ＴＶを接続する出力端子ＯＵＴを接続する。
ける分岐端子ＢＲを設置するための分岐トランスであ
り、この分岐トランスＴの一次コイルＴ１の一端にはケ
ーブルテレビ放送センター等の局側が接続される入力端
子ＩＮが接続され、同他端には有線テレビ等の片方向通
信機器ＴＶを接続する出力端子ＯＵＴを接続する。
【００１２】上記一次コイルＴ１と入力端子ＩＮ間の線
路に、避雷器ＡとチョークコイルＬの保安素子の一端を
並列に接続し、同他端を接地する。上記避雷素子Ａ，Ｌ
は何れか一方であってもよい。又上記避雷素子Ａ，Ｌと
一次コイルＴ１の入力端間の線路に直流成分除去用コン
デンサーＣ１を挿入する。
路に、避雷器ＡとチョークコイルＬの保安素子の一端を
並列に接続し、同他端を接地する。上記避雷素子Ａ，Ｌ
は何れか一方であってもよい。又上記避雷素子Ａ，Ｌと
一次コイルＴ１の入力端間の線路に直流成分除去用コン
デンサーＣ１を挿入する。
【００１３】他方分岐トランスＴの二次コイルＴ２の一
端に分岐端子ＢＲを接続し、図３に示すようにこの分岐
端子ＢＲは有線電話ＴＥＬ等の双方向通信機器の接続端
子とする（戸別共聴）。又図４に示すように、前記戸集
合共聴に使用する場合、上記分岐端子ＢＲは隣宅の同種
保安器の入力端子に接続され、最初の一戸の保安器の入
力端子ＩＮには混合器Ｍと二分配器ＭＤを介して共聴ア
ンテナＡＴに配線接続される。
端に分岐端子ＢＲを接続し、図３に示すようにこの分岐
端子ＢＲは有線電話ＴＥＬ等の双方向通信機器の接続端
子とする（戸別共聴）。又図４に示すように、前記戸集
合共聴に使用する場合、上記分岐端子ＢＲは隣宅の同種
保安器の入力端子に接続され、最初の一戸の保安器の入
力端子ＩＮには混合器Ｍと二分配器ＭＤを介して共聴ア
ンテナＡＴに配線接続される。
【００１４】又図示しないが、図４において最初の一戸
の保安器の入力端子ＩＮにケーブルテレビ放送センター
ＣＴからのケーブルが接続され、ＣＡＴＶ共聴回線（戸
集合共聴回線）を形成する。
の保安器の入力端子ＩＮにケーブルテレビ放送センター
ＣＴからのケーブルが接続され、ＣＡＴＶ共聴回線（戸
集合共聴回線）を形成する。
【００１５】又図１に示すように、上記二次コイルＴ２
の他端は接地抵抗Ｒを介して接地する。この際、上記双
方向通信信号の損失補償用接地コンデンサーＣ４を上記
接地抵抗Ｒと並列に接続し接地する。
の他端は接地抵抗Ｒを介して接地する。この際、上記双
方向通信信号の損失補償用接地コンデンサーＣ４を上記
接地抵抗Ｒと並列に接続し接地する。
【００１６】上記分岐トランスＴの一次コイルＴ１の出
力端と出力端子ＯＵＴ間の線路にフィルターＦを挿入す
る。このフィルターＦは戸別共聴時における電話機ＴＥ
Ｌ通信によって発生するノイズを除去する手段であり、
又戸集合共聴における隣宅のテレビを発生源とするノイ
ズを除去する手段として機能する。
力端と出力端子ＯＵＴ間の線路にフィルターＦを挿入す
る。このフィルターＦは戸別共聴時における電話機ＴＥ
Ｌ通信によって発生するノイズを除去する手段であり、
又戸集合共聴における隣宅のテレビを発生源とするノイ
ズを除去する手段として機能する。
【００１７】上記フィルターＦはハイパスフィルターで
ある。又片方向通信機器と双方向通信機器の使用周波数
帯域に応じ、ローパスフィルター又はバンドパスフィル
ターを適宜用いる。
ある。又片方向通信機器と双方向通信機器の使用周波数
帯域に応じ、ローパスフィルター又はバンドパスフィル
ターを適宜用いる。
【００１８】上記フィルターＦと出力端子ＯＵＴ間の線
路に出力端子ＯＵＴ側から流入する高圧直流成分除去用
コンデンサーＣ２を挿入接続しフィルターＦを保護す
る。又二次コイルＴ２と分岐端子ＢＲ間の線路に分岐端
子ＢＲから流入する高圧直流成分除去用コンデンサーＣ
３を挿入接続し、フィルターＦ等を保護する。
路に出力端子ＯＵＴ側から流入する高圧直流成分除去用
コンデンサーＣ２を挿入接続しフィルターＦを保護す
る。又二次コイルＴ２と分岐端子ＢＲ間の線路に分岐端
子ＢＲから流入する高圧直流成分除去用コンデンサーＣ
３を挿入接続し、フィルターＦ等を保護する。
【００１９】実施例として上記一次コイルＴ２と分岐端
子ＢＲ間の線路に挿入されたコンデンサーＣ３は、図２
に示すように並列して用いる。即ち二個以上のコンデン
サーＣ３の並列回路を上記二次コイルＴ２と分岐端子Ｂ
Ｒ間の線路に挿入接続し、各円板形コンデンサーＣ３の
配線基板に対する傾き（実装角度）を相互に異なる角度
に実装し特性を向上せしめる。
子ＢＲ間の線路に挿入されたコンデンサーＣ３は、図２
に示すように並列して用いる。即ち二個以上のコンデン
サーＣ３の並列回路を上記二次コイルＴ２と分岐端子Ｂ
Ｒ間の線路に挿入接続し、各円板形コンデンサーＣ３の
配線基板に対する傾き（実装角度）を相互に異なる角度
に実装し特性を向上せしめる。
【００２０】又実施例として、上記出力端子ＯＵＴと分
岐端子ＢＲをリングコンデンサーＲＣ１とＲＣ２を介し
て接地する。即ち、入力端子ＩＮと出力端子ＯＵＴと分
岐端子ＢＲは同軸コネクタ構造であり、この同軸コネク
タは既知の通り、筒形の外部導体ａの中心に絶縁材を介
して中心導体ｂを有し、この外部導体にリングコンデン
サーＲＣ１，ＲＣ２を挿入し、その一方電極を外部導体
に接触させ、他方電極を保安器の金属性ベース板に接地
して成る。
岐端子ＢＲをリングコンデンサーＲＣ１とＲＣ２を介し
て接地する。即ち、入力端子ＩＮと出力端子ＯＵＴと分
岐端子ＢＲは同軸コネクタ構造であり、この同軸コネク
タは既知の通り、筒形の外部導体ａの中心に絶縁材を介
して中心導体ｂを有し、この外部導体にリングコンデン
サーＲＣ１，ＲＣ２を挿入し、その一方電極を外部導体
に接触させ、他方電極を保安器の金属性ベース板に接地
して成る。
【００２１】上記のように、出力端子ＯＵＴと分岐端子
ＢＲの双方にリングコンデンサーＲＣ１，ＲＣ２を挿入
接続し、ベース板を両リングコンデンサーＲＣ１，ＲＣ
２の実質的な接地電極とし、信号漏洩を有効に抑止しイ
ミニュティ効果の向上を図る。
ＢＲの双方にリングコンデンサーＲＣ１，ＲＣ２を挿入
接続し、ベース板を両リングコンデンサーＲＣ１，ＲＣ
２の実質的な接地電極とし、信号漏洩を有効に抑止しイ
ミニュティ効果の向上を図る。
【００２２】
【発明の効果】上記フィルターＦは上記戸別共聴におけ
る有線電話使用時における流合ノイズを有効に除去し、
電話とテレビの併用を健全に保証する分岐形通信用保安
器を提供できる。又ビル陰テレビ共聴又はＣＡＴＶ共聴
（戸集合共聴）における隣宅のテレビから通常発生する
ノイズ対策としても有効である。加えて、上記コンデン
サーＣ２，Ｃ３の挿入接続と、リングコンデンサーＲＣ
１，ＲＣ２を介しての接地回路との併用により、空中伝
播し流入するノイズと片方向通信機器及び双方向通信機
器（又は隣宅の機器）から流入するノイズの双方を的確
に除去し、片方向通信と双方向通信の信頼性を著しく向
上し両通信への分岐目的を確実に達成することができ
る。
る有線電話使用時における流合ノイズを有効に除去し、
電話とテレビの併用を健全に保証する分岐形通信用保安
器を提供できる。又ビル陰テレビ共聴又はＣＡＴＶ共聴
（戸集合共聴）における隣宅のテレビから通常発生する
ノイズ対策としても有効である。加えて、上記コンデン
サーＣ２，Ｃ３の挿入接続と、リングコンデンサーＲＣ
１，ＲＣ２を介しての接地回路との併用により、空中伝
播し流入するノイズと片方向通信機器及び双方向通信機
器（又は隣宅の機器）から流入するノイズの双方を的確
に除去し、片方向通信と双方向通信の信頼性を著しく向
上し両通信への分岐目的を確実に達成することができ
る。
【００２３】よって従来の分岐形通信用保安器の所定個
所にフィルターＦとコンデンサーＣ２，Ｃ３とリングコ
ンデンサーＲＣ１，ＲＣ２とを挿入する簡潔な方法で前
記課題に有効に対処でき、又ビル陰の戸集合共聴として
用いられていた分岐形保安器を前記戸別共聴に兼用する
課題に有効に対処し得る。
所にフィルターＦとコンデンサーＣ２，Ｃ３とリングコ
ンデンサーＲＣ１，ＲＣ２とを挿入する簡潔な方法で前
記課題に有効に対処でき、又ビル陰の戸集合共聴として
用いられていた分岐形保安器を前記戸別共聴に兼用する
課題に有効に対処し得る。
【００２４】
【００２５】
【００２６】
【図１】分岐形通信用保安器の実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図２】上記回路図の他例を示す要部回路図である。
【図３】上記保安器を用いた戸別共聴の基本構成図であ
る。
る。
【図４】上記保安器を用いた戸集合共聴の基本構成図で
ある。
ある。
Ｔ 分岐トランス Ｔ１ 一次コイル Ｔ２ 二次コイル ＩＮ 入力端子 ＯＵＴ 出力端子 ＢＲ 分岐端子 ＴＶ 片方向通信機器（テレビ） ＴＥＬ 双方向通信機器（電話） Ａ 避雷器 Ｌ チョークコイル ＣＴ ケーブルテレビ放送センタ
ー Ｒ 接地抵抗 Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４ コンデンサー Ｆ フィルター ＲＣ１，ＲＣ２ リングコンデンサー
ー Ｒ 接地抵抗 Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４ コンデンサー Ｆ フィルター ＲＣ１，ＲＣ２ リングコンデンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−128687（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−185231（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−2171（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−5342（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】分岐トランスＴの一次コイルＴ１の一端に
局側に接続する入力端子ＩＮを、他端に有線テレビ等の
片方向通信機器を接続する出力端子ＯＵＴを夫々接続
し、上記分岐トランスＴの二次コイルＴ２の一端に有線
電話等の双方向通信機器を接続する分岐端子ＢＲを、他
端に接地抵抗Ｒを夫々接続して成る分岐形通信用保安器
において、上記片方向通信機器を接続する出力端子ＯＵ
Ｔと一次コイルＴ１の他端間の線路に上記双方向通信機
器からのノイズを除去するフィルターＦを接続し、更に
上記出力端子ＯＵＴをリングコンデンサーＲＣ１を介し
て接地し、上記分岐端子ＢＲをリングコンデンサーＲＣ
２を介して接地すると共に、上記フィルターＦと出力端
子ＯＵＴ間の線路に出力端子ＯＵＴ側から流入する高圧
直流成分除去用のコンデンサーＣ２を、上記二次コイル
Ｔ２と分岐端子ＢＲ間の線路に分岐端子ＢＲから流入す
る高圧直流成分除去用のコンデンサーＣ３を夫々挿入接
続したことを特徴とする分岐形通信用保安器。 - 【請求項２】分岐トランスＴの一次コイルＴ１の一端に
局側に接続する入力端子ＩＮを、他端に有線テレビ等の
片方向通信機器を接続する出力端子ＯＵＴを夫々接続
し、上記分岐トランスＴの二次コイルＴ２の一端に隣宅
保安器を接続する分岐端子ＢＲを、他端に接地抵抗Ｒを
夫々接続して成る分岐形通信用保安器において、上記片
方向通信機器を接続する出力端子ＯＵＴと一次コイルＴ
１の他端間の線路に上記隣宅保安器を介しての隣宅のテ
レビからのノイズを除去するフィルターＦを接続し、更
に上記出力端子ＯＵＴをリングコンデンサーＲＣ１を介
して接地し、上記分岐端子ＢＲをリングコンデンサーＲ
Ｃ２を介して接地すると共に、上記フィルターＦと出力
端子ＯＵＴ間の線路に出力端子ＯＵＴ側から流入する高
圧直流成分除去用のコンデンサーＣ２を、上記二次コイ
ルＴ２と分岐端子ＢＲ間の線路に分岐端子ＢＲから流入
する高圧直流成分除去用のコンデンサーＣ３を夫々挿入
接続したことを特徴とする分岐形通信用保安器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17954695A JP3171771B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 分岐形通信用保安器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17954695A JP3171771B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 分岐形通信用保安器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH099240A JPH099240A (ja) | 1997-01-10 |
| JP3171771B2 true JP3171771B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=16067645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17954695A Expired - Fee Related JP3171771B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 分岐形通信用保安器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3171771B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008199196A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Murata Mfg Co Ltd | 方向性結合器の実装構造及び方向性結合器 |
| CN111699459B (zh) * | 2018-02-15 | 2023-06-02 | 三菱电机株式会社 | 总线系统及通信装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62128687A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報コンセント |
| JPH042171U (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-09 | ||
| JPH0727803Y2 (ja) * | 1992-06-26 | 1995-06-21 | 目黒電機製造株式会社 | 通信用保安器 |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP17954695A patent/JP3171771B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH099240A (ja) | 1997-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |