JP3527107B2 - 保安器 - Google Patents

保安器

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JP3527107B2
JP3527107B2 JP29568498A JP29568498A JP3527107B2 JP 3527107 B2 JP3527107 B2 JP 3527107B2 JP 29568498 A JP29568498 A JP 29568498A JP 29568498 A JP29568498 A JP 29568498A JP 3527107 B2 JP3527107 B2 JP 3527107B2
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正治 佐藤
重雄 近井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュー
タ端末装置を一つの信号線網(例えばLAN,Local Ar
ea Network) に接続するための接続器具として利用す
る。本発明は、コンピュータ端末装置と信号線との接続
点に避雷放電素子を含む避雷器を接続するための装置に
関する。特に、対構造の信号線に100Mb/s(メガ
ビット)程度の信号を伝送するためのLAN用保安器に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ端末装置を接続するための
LANには100Base−Tなど、100Mb/s程
度の高速伝送特性を満足する新たな規格が設定されよう
としている。これは、同軸ケーブルによる伝送線路か
ら、HUBを用いて4対の信号路を分岐するものであ
る。この信号路を装置に接続するためには、両端に8ピ
ンのプラグを装着した4対の対線(ペアケーブル)が使
用される。
【0003】一方通信回線の分岐点に避雷放電素子を接
続した避雷器を設置して、通信回線に混入するサージ電
圧から装置を防護する技術が知られている。これは、図
11に示すように、一対の通信回線および接地電位との
間に3極放電管を接続して、通信回線に異常高電圧が混
入したときに、この3極放電管の各電極が相互に導通す
ることにより、通信回線を短絡するとともにこれを接地
電位に接続するものである。このような装置は古くから
電話線の引込み点に設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のLANでは、通
信線が広いビル内や隣接する建造物などにまたがって配
線されることがあり、回線の分岐点で通信回線側から高
電圧サージが混入することがある。このような高電圧サ
ージからHUB装置に接続されるコンピュータ装置その
他を防護するために、HUB装置の端末側にサージ防護
回路を設けることが必要になった。
【0005】このために、上記のような高速信号が流れ
る対線に従来と同様構造の3極放電管を接続すると、信
号路の周波数特性が高い周波数領域で信号伝送に十分な
特性が得られないことがわかった。すなわち、プリント
基板の表裏に導体線路を形成し、対線間に一定の特性イ
ンピーダンスを有するような設計をして、この対線間に
放電管を接続しても、高い周波数領域で信号損失が大き
くなり、あるいは周波数に対して反射減衰量が周期的に
変化して、目標規格(現状では暫定的な規格)を達成す
ることができない。
【0006】従来から使用されているように、同軸ケー
ブルや同軸プラグなど高い周波数の信号線および接続用
具を利用するなら、0〜100MHz程度の周波数領域
で十分な特性を有する装置を設計することは可能である
が、そのような信号線や接続用具は高価であるとともに
大型であり取扱いが不便である。
【0007】また4対(8線)の回路はプリント基板の
端部に規格のレセプタクルを取付けて配線を行うと、そ
の一部に交差が必要となり、この交差配線を形成するこ
とは、表裏に貫通する配線が多くなって回路基板の設計
を複雑にするとともに、この交差配線の部分で不規則な
相互結合が発生して特性の劣化に結びつくこともわかっ
た。
【0008】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、LAN回線の分岐点で対線と接地との間に放電
管を接続し、しかも0〜100MHz程度の周波数領域
で十分な伝送特性を得ることができる保安器を提供する
ことを目的とする。本発明は、プリント基板を用いても
回路に交差を発生することなく、高周波特性を単純に設
計することができる保安器を提供することを目的とす
る。本発明は、新しい規格のLANに使用することがで
きる安価な保安器を提供することを目的とする。本発明
は新しい規格のLANに使用することができる小型であ
り、コンピュータ端末の周辺に設置して取扱いが便利な
保安器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号線網とコ
ンピュータ端末装置との接続点に避雷放電素子を回路が
交差しないように接続し、信号路の周波数特性が高い周
波数領域で信号伝送に十分な特性を得ることができる基
板の構造を特徴とする。
【0010】すなわち、本発明は、信号入力端子(1)
と、信号出力端子(2)と、この信号入力端子とこの信
号出力端子との対応する電極をそれぞれ相互に接続する
複数対の信号線導体(3)と、この信号線導体と接地導
体(4)との間にそれぞれ接続された避雷放電素子
(5)とが基板(6)に実装された信号線用保安器にお
いて、前記基板(6)は三層構造であり、その上層
(7)および下層(8)に対をなす信号線導体(3)が
それぞれその基板の誘電体材料を挟んで形成され、その
中間層に前記信号線導体を横切るように前記接地導体
(4)が形成されたことを特徴とする。
【0011】前記信号入力端子および前記信号出力端子
は、それぞれ複数対の標準規格のレセプタクルであり、
前記基板に対して互いに180°違えた向きに取付けら
れ、前記信号線導体の複数対が前記基板両面に相互イン
ダクタンスを持つように同心弧状に形成されることが望
ましく、さらに、一つの対をなす信号線導体の一方と、
他の対をなす信号線導体の一方との間に小さい容量のコ
ンデンサが接続され、前記相互インダクタンスおよび前
記コンデンサの共振周波数が前記信号線に伝送される信
号の最大周波数近傍に設定される。
【0012】基板の上層と下層とをそれぞれ別の基板に
形成してから、互いに貼り合わせる構造に形成する。す
なわち、上層の外側表面に信号入力端子および信号出力
端子を実装して、この信号入力端子および信号出力端子
の対応する電極をそれぞれ相互に接続する複数対の信号
線導体の回路の一方を形成する。また、下層の外側表面
にはこの複数対の信号線導体の回路の他方を形成する。
この上層および下層に形成した信号線導体を横切るよう
に接地導体を配置し、これを中層にしてその両面を上層
および下層の誘電体材料側の面で貼り合わせる。
【0013】信号入力端子および信号出力端子には、そ
れぞれ複数対、例えば4対(8線)の標準規格のレセプ
タクルを用いる。この信号入力端子および信号出力端子
は、基板の上層および下層の信号線導体の配線に対応さ
せるために、互いに180°違えた向きに取付ける。
【0014】これにより、複数対の信号線導体をほぼ等
分割して基板の表裏に配線することができ、その表裏の
信号線導体の間に基板の誘電体を介して一定の特性イン
ピーダンスを持つ線路を形成することができる。これに
より、小さい面積で密度の高い配線を行うことができ
る。その配線経路を同心弧状に形成して対線間に相互イ
ンダクタンスを持たせる構造に形成することができる。
また、信号入力端子と信号出力端子とをそれぞれ標準規
格のレセプタクルを利用して、これを反対向きに取付け
るので、信号線導体間に交差を生じることがなくなり、
ほぼ等分に分けられた配線相互間が一定の間隔を有する
誘電体材料により絶縁されるので、不規則な相互結合の
影響により特性の劣化が生じることを回避することがで
きる。
【0015】また、一つの対をなす信号線導体の一方の
回路と、他の対をなす信号線導体の一方の回路との間に
小さい容量のコンデンサを接続し、配線経路を同心弧状
に形成することにより得られる相互インダクタンスと、
この小容量のコンデンサとの共振周波数を信号線導体に
伝送される信号の最大周波数の近傍に設定する。これに
より、反射減衰量が周期的に変化する状態が発生して
も、これが規格値を下回ることがないように制御するこ
とができる。
【0016】このような構成にすることにより、LAN
回線の分岐点で対線と接地との間に放電管を接続するこ
とが可能となり、0〜100MHz程度の周波数領域で
十分な伝送特性を得ることができる。また、プリント基
板を用いた回路であっても電気的に影響のある回路交差
を発生させることなく高周波特性を単純に設計すること
ができる。本発明により、小型で、安価な、しかも10
0Mb/sの信号伝送に対応することができる保安器を
得ることができる。本発明により、取扱いが便利で、し
かも新しいこれから設定される規格を満足するLANに
使用することができる保安器を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
【0018】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例における基板の組立状態を示す
斜視図、図2は本発明実施例における搭載部品を除いた
基板の分解状態を示す斜視図である。
【0019】本発明実施例は、信号入力端子1と、信号
出力端子2と、この信号入力端子1とこの信号出力端子
2との対応する電極をそれぞれ相互に接続する複数対の
信号線導体3と、この信号線導体3と接地導体4との間
にそれぞれ接続された避雷放電素子としての3極放電管
5とが基板6に実装される。
【0020】基板6は三層構造であり、その上層7およ
び下層8に対をなす信号線導体3がそれぞれその基板6
の誘電体材料を挟んで形成され、その中間層に信号線導
体3を横切るように接地導体4が形成される。接地導体
4は接地端子9に接続される。
【0021】信号入力端子1および信号出力端子2に
は、それぞれ複数対の標準規格のレセプタクルが用いら
れ、基板6に対して互いに180°違えた向きに取付け
られる。信号線導体3は複数対が基板6の両面、すなわ
ち上層7および下層8のそれぞれの一方の面に相互イン
ダクタンスを持つように同心弧状に形成される。
【0022】図3は本発明実施例における電気回路を模
式的にあらわした図、図4は本発明実施例における信号
線導体の相互インダクタンスを説明する図である。
【0023】ここには、4対(8線)の信号入力端子1
および信号出力端子2を用いた例が示され、一つの対を
なす信号線導体3の一方と、他の対をなす信号線導体3
の一方との間に小さい容量のコンデンサC1、C2およ
びC3とがが接続され、相互インダクタンスおよびコン
デンサC1、C2およびC3の共振周波数が信号線導体
3に伝送される信号の最大周波数近傍に設定される。
【0024】すなわち、4対(8線)の対線はほぼ平行
に基板6上で弧を描くように形成される。この各対線は
それぞれ基板6の誘電体を介して、一定の特性インピー
ダンスを有する信号線路を形成するとともに、複数の対
線が相互にちょうど疎に結合されたトランスのように、
相互インダクタンスを有することになる。図3に模式的
な回路図で示すように、配線の途中を屈曲させて半円弧
を描くように線路を形成すると、図4に示すように並行
する対線の間に相互インダクタンスを持たせるように形
成することができる。
【0025】その対線および接地との間に3極放電管5
を接続するとともに、信号路としては無関係な一つの線
路の一方と他の線路の一方との間に小さい容量のコンデ
ンサC1、C2およびC3を接続する。この相互インダ
クタンスと小容量のコンデンサC1、C2およびC3に
より、反射減衰量が周期的に変化する状態を制御するこ
とができる。
【0026】この実施例では弧の半径は10〜15mm
であり、線幅は0.8〜1.2mmであり、接続するコ
ンデンサの容量は1〜3pFである。コンデンサをどの
線路とどの線路の間に接続するか、最も適当な容量はど
の値であるかは、あらかじめ計算により設計することは
困難であり、実際に反射減衰量を測定しながらカット・
アンド・トライにより設定する。弧状に描かれた線路の
相互インダクタンスと、適当な容量のコンデンサの値を
考えると、その共振周波数が120MHz以上にあるも
のと推定される。
【0027】カット・アンド・トライにより設計された
数値は、基板6が均一に製造されるかぎり、多数の製品
に同一の数値を適用しても、特性の再現性はきわめて安
定であり問題がない。
【0028】図5は本発明実施例基板を用いた保安器の
外観形状を示す斜視図、図6は本発明実施例基板を用い
た保安器の分解状態を示す斜視図である。
【0029】本発明実施例基板を用いた保安器は、基板
6が底板10上に固定され、この基板6を覆う蓋20が
底板10に取付けられる。底板10の両側面の下部には
一対のツメ11が形成され、このツメ11の一方の端部
近傍には一対の係合溝12が形成される。また、蓋20
の上部には一対の溝状のレール21が形成され、このレ
ール21が底板10の一対の係合溝12に対応する位置
に突起部22が形成される。
【0030】この保安器を積み重ねて利用する場合に
は、下になる保安器の蓋20に形成されたレール21の
一方の端部に、上になる保安器の底板10に形成された
ツメ11の一方の端部を嵌合させ、上になる保安器を摺
動させることより、図7および図8に示す状態に積み重
ね固定することができる。
【0031】このように保安器を積み重ねて利用すると
きは、接地導体4に接続された接続金具31の上下のネ
ジ孔を利用して連結金具32をネジ33により接地導体
4を相互に連結し電気的に接続する。これにより基板6
の中層に形成された上下の保安器の接地導体4は一つの
経路で接続され接地される。連結後は図8に示すように
二つのアースカバー34を連結部に取付ける。
【0032】次に、このように構成された保安器の周波
数特性の例を説明する。図9は本発明実施例の特性実測
結果、図10は比較例の特性実測結果である。これら
は、実施例保安器の信号出力端子2にそれぞれ対線間に
特性インピーダンス(600Ω)の標準終端抵抗器を接
続しておき、信号入力端子1から4対の反射減衰量を個
別に測定したものである。すなわち本発明実施例では、
4対いずれについてもその反射減衰量は暫定規格を上回
る値が得られていることがわかる。比較例は、この回路
から小容量のコンデンサを取り外して測定したものであ
り、周期的に反射減衰量が規格割れとなっていることが
わかる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のコンピュータ端末装置を一つの信号線網から分岐す
るときに、その分岐点で複数対の信号線導体と接地との
間に放電管を回路が電気的に交差しないように接続する
ことができ、かつ0〜100MHz程度の高い周波数領
域で十分な伝送特性を得ることができる。さらに、新し
い規格のLANに対応して使用することができ、小型化
をはかることができるとともに、コンピュータ端末装置
周辺に設置したときに取扱いが便利な保安器として安価
に提供することができる。本発明により、この周波数領
域の保安器をはじめて設計することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例における基板の組立状態を示す斜
視図。
【図2】本発明実施例における搭載部品を除いた基板の
分解斜視図。
【図3】本発明実施例における電気回路を模式的にあら
わした図。
【図4】本発明実施例における信号線導体の相互インダ
クタンスを説明する図。
【図5】本発明実施例基板を用いた保安器の外観形状を
示す斜視図。
【図6】本発明実施例基板を用いた保安器の分解状態を
示す斜視図。
【図7】本発明実施例にかかわる保安器を積み重ねた状
態を示す側面図。
【図8】本発明実施例にかかわる保安器を積み重ねアー
スカバーを取付けた状態を示す斜視図。
【図9】本発明実施例保安器の特性実測結果を示す図。
【図10】従来例保安器の特性実測結果を示す図。
【図11】従来例保安器の電気回路の一例を示す図。
【符号の説明】
1 信号入力端子 2 信号出力端子 3 信号線導体 4 接地導体 5 3極放電管 6 基板 7 上層 8 下層 9 接地端子 10 底板 11 ツメ 12 係合溝 20 蓋 21 レール 22 突起部 31 接続金具 32 連結金具 33 ネジ 34 アースカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 一浩 埼玉県入間市大字狭山ケ原108番地3 株式会社日辰電機製作所内 (72)発明者 尾形 朋治 埼玉県入間市大字狭山ケ原108番地3 株式会社日辰電機製作所内 (72)発明者 桑原 誠也 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 佐藤 正治 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 近井 重雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 服部 光男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−166202(JP,A) 実開 平6−74040(JP,U) 実開 平3−77239(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 7/20 H02H 9/06 H05K 1/00 - 1/18 H04Q 1/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力端子(1)と、信号出力端子
    (2)と、この信号入力端子とこの信号出力端子との対
    応する電極をそれぞれ相互に接続する複数対の信号線導
    体(3)と、この信号線導体と接地導体(4)との間に
    それぞれ接続された避雷放電素子(5)とが基板(6)
    に実装された信号線用保安器において、 前記基板(6)は三層構造であり、その上層(7)およ
    び下層(8)に対をなす信号線導体(3)がそれぞれそ
    の基板の誘電体材料を挟んで形成され、その中間層に前
    記信号線導体を横切るように前記接地導体(4)が形成
    されたことを特徴とする信号線用保安器。
  2. 【請求項2】 前記信号入力端子および前記信号出力端
    子は、それぞれ複数対の標準規格のレセプタクルであ
    り、前記基板に対して互いに180°違えた向きに取付
    けられた請求項1記載の信号線用保安器。
  3. 【請求項3】 前記信号線導体の複数対が前記基板両面
    に相互インダクタンスを持つように同心弧状に形成され
    た請求項2記載の信号線用保安器。
  4. 【請求項4】 一つの対をなす信号線導体の一方と、他
    の対をなす信号線導体の一方との間に小さい容量のコン
    デンサが接続された請求項3記載の信号線用保安器。
  5. 【請求項5】 前記相互インダクタンスおよび前記コン
    デンサの共振周波数が前記信号線に伝送される信号の最
    大周波数近傍に設定された請求項4記載の信号線用保安
    器。
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