JP3171547U - 密封蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の開口位置に気密状に蓋をできる密封蓋を提供する。【解決手段】本密封蓋は、本体10、固定蓋20、結束環状体30を備え、本体は板状で柔軟性を有し、本体には上向きの突出状押圧フレーム11が形成され、押圧フレーム周囲には接触結合部12が設置され、押圧フレーム内には密着結合部が設置されており、固定蓋は本体を覆い、内環状壁、外カバー体、収容槽、結合部を備え、外カバー体は内環状壁を覆い、1つ以上の押圧口を貫通して設けられ、外カバー体と内環状壁は環状に取り囲み、かつ、開口が下向きの収容槽が形成され、収容槽は押圧口を連通し、押圧フレームが収容槽を貫通して設けられ、結合部は外カバー体を取り囲み、接触結合部の上方に位置し、かつ結束環状体は本体の密着結合部外側に嵌めて設置されている。【選択図】図1

Description

本考案は密封蓋に関し、特に容器の開口位置を気密状に覆うことができる密封蓋に関する。
従来の密封容器は、茶葉、コーヒー豆等の湿気受け入れやすい食品を入れるために用いる。密閉した容器により、外界からの空気の進入を防止し、これにより防湿と酸化防止の効果を有する。
図8に示すように、従来の脱気式密封缶には容器体 80が設けられている。容器体80の頂点部には、被せて蓋をする方式で、密封蓋81を結合し、密封蓋81頂点部の周囲には、気孔811を形成する。気孔811位置には、単方向バルブ82を結合する。
単方向バルブ82には、プッシュボタン821、プッシュボタン821を外へと押し出すバネ822、及びプッシュボタン821が押し入れられることにより、気孔811を開く封鎖部品823を設置する。
しかし、従来の脱気式密封缶は、湿気の進入を回避することはできるが、単方向バルブ82は製造コストが高く、しかも組み立て加工プロセスが複雑であるため、改良の必要が叫ばれている。本考案は、従来の密封蓋の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
製造コストが高く、しかも組み立て加工が非常に面倒である従来の脱気式密封缶蓋の欠点を改善するため、本考案が解決しようとする課題は、製造コストが低く、しかも組み立てが簡便な密封蓋を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案は下記の密封蓋を提供する。
本考案の密封蓋は、本体、固定蓋、結束環状体を備え、
該本体は、板状を呈し、柔軟性を備え、該本体は、押圧フレーム、接触結合部を備え、該本体において押圧フレームを上方へと突出状に形成し、該本体周囲には、接触結合部を設置し、該接触結合部は、押圧フレームを取り囲み、しかも該押圧フレーム内には、密着結合部を設置し、
該固定蓋は、該本体に蓋をし、内環状壁、外カバー体、収容槽、結合部を備え、該外カバー体は、内環状壁を覆い、1つ以上の押圧口を貫通状に設置し、該外カバー体と該内環状壁は、環状に取り囲み、しかも開口が下向きの収容槽を形成し、該収容槽は、1つ以上の押圧口に通じ、該押圧フレームは、収容槽に入り設置され、該固定蓋に結合し、結合部は、外カバー体を取り囲み、接触結合部上方に位置し、
該結束環状体は、該本体の密着結合部外側に嵌めて設置し、これにより該本体の密着結合部と該固定蓋の内環状壁とは、緊密に結合する。
前記密封蓋の接触結合部周囲は上方へと屈折し、密着接触壁を形成する。
前記密封蓋の押圧フレームと接触結合部は、円環状を呈し、押圧フレーム断面は、逆U形を呈する。
前記密封蓋の本体は、プラスチック板体である。
前記密封蓋の固定蓋は2つの押圧部品をさらに備え、該外カバー体の反対の両側には、それぞれ1つの該押圧口を設置し、2つの押圧部品は、2つの押圧口にそれぞれ設置し、しかも回転可能な形式で外カバー体に結合し、2つの押圧部品は、押圧フレームに結合している。
前記密封蓋の結合部周囲下側には、環状の係合接触口を陥没状に設置する。
本考案の密封蓋は、以下の効果を備える。
1.本考案の密封蓋を使用する時、使用者は、本考案により容器の開口位置に蓋をするだけで、容器の頂点部は、係合接触口に入って設置され、結合部に密着する。これにより、密着接触壁は、容器にぴったりと接触し、こうして密封の効果を発生することができる。密封状態を解除しようとする際には、使用者は手で1つ以上の押圧口に露出する押圧フレームを内向きに押すだけで、密着接触壁と容器との間には、隙間が生じる。こうして本考案の密封蓋を取り外すことができる。本考案の密封蓋は製造コストが低く、しかも組み立てが不要であるため、非常に廉価で実用的である。
2.本考案の密封蓋は2つの押圧部品を対応させるため、使用者が、密封状態を解除しようとする際には、手で、2つの押圧部品を内側へと押し、押圧フレームを圧迫するだけで、密着接触壁と容器との間には、隙間が生じ、本考案の密封蓋を取り外すことができる。
図1は本考案第一実施例の立体分解図である。 図2は本考案第一実施例の使用状態模式図である。 図3は本考案第一実施例の使用状態模式図である。 図4は本考案第一実施例の局部断面図である。 図5は本考案第二実施例の局部断面図である。 図6は本考案第二実施例の立体分解図である。 図7は本考案第二実施例の使用状態模式図である。 図8は従来の脱気式密封蓋の側視図である。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
実施例
本考案が提供する密封蓋の第一実施例は、図1〜4に示すように、本体10、固定蓋20結束環状体30を備える。
図1、2、4に示すように、本体10は、板状を呈し、柔軟性を備えるプラスチック板体である。本体10は、押圧フレーム11、接触結合部12を備え、本体10において押圧フレーム11を上方へと突出状に形成する。押圧フレーム11は、円環状を呈し、しかも断面は、逆U形を呈する。本体10周囲には、接触結合部12を設置し、接触結合部12は、押圧フレーム11を取り囲み、円環状を呈する。接触結合部12周囲は上方へと屈折し、密着接触壁121を形成し、押圧フレーム11内には、密着結合部13を設置する。
固定蓋20は、本体10上方に設置し、本体10に蓋をする。固定蓋20は、内環状壁21、外カバー体22、収容槽23、結合部24を備える。 外カバー体22は、内環状壁21を覆い、外カバー体22の反対の両側には、それぞれ押圧口221が貫通するように設けられている。外カバー体22と内環状壁21との間には、環状で、しかも開口が下向きの収容槽23を形成する。収容槽23は、2つの押圧口221に通じ、押圧フレーム11は収容槽23に入り設置され、固定蓋20に結合する。結合部24は、外カバー体22を取り囲み、接触結合部12上方に位置する。結合部24周囲下側には、環状の係合接触口241を陥没状に設置する。
結束環状体30は、本体10の密着結合部13外側に嵌めて設置する。これにより、本体10の密着結合部13と固定蓋20の内環状壁21とは、緊密に結合する。
図3に示すように、本考案の使用時には、使用者は、本考案により容器40の開口位置に蓋をするだけで、容器40の頂点部は、係合接触口241に入って設置され、結合部24に密着する。これにより、密着接触壁121は、容器40にぴったりと接触し、こうして密封の効果を生じることができる。
密封状態を解除しようとする際には、使用者は、手で、2つの押圧口221に露出している押圧フレーム11を内側へと押すだけで、密着接触壁121と容器40との間には、隙間が生じ、こうして本考案を取り外すことができる。本考案は製造コストが低く、しかも組み立てが不要であるため、非常に廉価でかつ実用的である。
本考案が提供する第二実施例は、図5〜7に示すように、上記した第一実施例とほぼ同じである。但し、前記固定蓋20はさらに2つの押圧部品25を備える。
2つの押圧部品25は、2つの押圧口221にそれぞれ設置し、しかも回転可能な形式で、外カバー体22に結合し、2つの押圧部品25は、押圧フレーム11に結合する。
本考案第二実施例において、使用者が密封状態を解除しようとする際には、使用者は、手で、2つの押圧部品25を内側へと押し、押圧フレーム11を圧迫するだけで、密着接触壁121と容器40との間には、隙間が生じ、本考案の密封蓋を取り外すことができる。
上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて本考案の保護範囲に含むものとする。
本考案は実用新案登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
10 本体
11 押圧フレーム
12 接触結合部
121 密着接触壁
13 密着結合部
20 固定蓋
21 内環状壁
22 外カバー体
221 押圧口
23 収容槽
24 結合部
241 係合接触口
25 押圧部品
30 結束環状体
40 容器
80 容器体
81 密封蓋
811 気孔
82 単方向バルブ
821 プッシュボタン
822 バネ
823 封鎖部品

Claims (6)

  1. 密封蓋は、本体、固定蓋、結束環状体を備え、
    前記本体は、柔軟性を有する板状であり、前記本体は、押圧フレームと接触結合部を含み、前記本体から上方に突出するように押圧フレームが形成され、前記本体の周りに接触結合部が設けられ、該接触結合部は、前記押圧フレームを取り囲み、かつ押圧フレーム内には密着結合部が設けられ、
    前記固定蓋は前記本体を覆い、内環状壁、外カバー体、収容槽、結合部を含み、前記外カバー体は内環状壁を覆い、1つ以上の押圧口が貫通して設けられ、前記外カバー体と前記内環状壁に取り囲まれて環状かつ開口が下向きの収容槽が形成され、前記収容槽と前記1つ以上の押圧口は連通しており、前記押圧フレームは収容槽内に入るように設けられ、前記結合部は前記外カバー体を取り囲み、かつ、前記接触結合部の上方に位置し、
    前記結束環状体は、前記本体の密着結合部外側に嵌めて設けられ、本体の密着結合部と固定蓋の内環状壁とは緊密に結合されていることを特徴とする密封蓋。
  2. 前記接触結合部の周りは上方に屈折して密着接触壁を形成することを特徴とする請求項1に記載の密封蓋。
  3. 前記押圧フレームと前記接触結合部は円環状を呈し、前記押圧フレーム断面は逆U形を呈することを特徴とする請求項1又は2に記載の密封蓋。
  4. 前記本体はプラスチック板体であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の密封蓋。
  5. 前記固定蓋は2つの押圧部品をさらに備え、前記外カバー体の反対の両側にはそれぞれ1つの前記押圧口が設けられ、2つの押圧部品は前記2つの押圧口にそれぞれ設けられ、かつ回転可能に前記外カバー体に結合され、2つの押圧部品は押圧フレームに結合されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の密封蓋。
  6. 前記結合部周囲の下側には、環状の係合接触口が陥没状に設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の密封蓋。
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