JP3170780U - 投餌機 - Google Patents

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徳雄 末次
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【課題】小魚などの随伴水の多い餌料の投餌作業を効率化する。【解決手段】投餌機10は、餌料導入用のホッパ11と、ホッパ11の底部に当該ホッパ11を横切るように設けられた流動経路13と、送風機から送給された空気流を流動経路13内へ導入するため流動経路13の上流側に接続された給気経路12と、流動経路13内へ導入された空気流を放出するため流動経路12の下流側に接続された放出経路14と、給気経路12側から放出経路14側に向かって下り傾斜した状態でホッパ11内を区画する平板状の隔壁15と、を備えている。また、流動経路13から放出経路14に向かう空気流の進行方向D1の延長線と、放出経路14の軸心14cの延長線と、が互いに平行をなすように配置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、生け簀などの養殖場で養殖されている魚介類に餌料を与える際に使用される投餌機に関する。
養殖漁業の分野において、生け簀内で養殖されている魚介類に餌料を与える機材として、従来、漏斗形状のホッパの前方、後方に空気導入管、投餌管が接続され、ホッパ内に投入された餌料を、空気導入管から投餌管に向かって流動する空気流に乗せて、投餌管の先端から生け簀内に散布する方式のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平2−142153号公報
特許文献1などに記載されている従来の投餌機は、ホッパに投入される餌料がペレット状の人工餌料である場合は支障なく投餌作業を行うことができるが、小魚などの随伴水量の多い餌料をホッパに投入した場合、空気流により、随伴水や餌料の一部がホッパ内で噴き上がったり、逆流したりすることが多い。
このような現象が生じると、投餌管から放出される餌料の飛距離が低下したり、放出量が減少したりするので、給餌作業の効率が悪化する。
本考案が解決しようとする課題は、小魚などの随伴水の多い餌料の投餌作業を効率化することにある。
本考案に係る投餌機は、餌料導入用のホッパと、前記ホッパの底部に設けられた流動経路と、送風機から送給された空気流を前記流動経路内に導入するため前記流動経路の上流側に接続された給気経路と、前記流動経路内に導入された空気流を放出するため前記流動経路の下流側に接続された放出経路と、前記給気経路側から前記放出経路側に向かって下り傾斜した状態で前記ホッパ内を区画する隔壁と、を備え、前記流動経路から前記放出経路に向かう空気流の進行方向と前記放出経路の軸心とが同一直線上に位置するように若しくは前記進行方向及び前記軸心の延長線が互いに平行をなすように配置したことを特徴とする。
このような構成とすれば、送風機から給気経路へ送り込まれ流動経路を経由して放出経路に向かう空気流の進行方向と、放出経路内における空気流の進行方向と、が略直線状に並んだ状態となり、流動経路から放出経路内への空気の流入がスムーズに行われるため、ホッパ内の隔壁の下縁部付近における上昇気流の発生を防止することができる。従って、小魚などの随伴水の多い餌料をホッパ内に投入したときに、噴き上がりや逆流が発生せず、投餌作業を効率化することができる。
この場合、前記隔壁の下縁部を前記放出経路内に配置することが望ましい。このような構成とすれば、隔壁の下縁部付近の上昇気流を抑制する機能を高めることができるので、投餌作業の効率化に有効である。
また、前記ホッパ側に向かって拡径した状態で前記ホッパに連通する漏斗形状部を前記放出経路に設けることが望ましい。このような構成とすれば、ホッパ内に導入された餌料を速やかに放出経路内へ流入させることができるので、投餌作業の効率化を図ることができる。
さらに、前記隔壁の下縁部を前記漏斗形状部内に配置することが望ましい。このような構成とすれば、漏斗形状部内に放出経路に向かう吸引流を発生させることができるので、ホッパ内に導入された餌料をさらに速やかに放出経路内へ流入させることができるので、投餌作業の効率化に有効である。
本考案により、小魚などの随伴水の多い餌料の投餌作業を効率化することができる。
本考案の実施形態である投餌機を示す正面図である。 図1に示す投餌機の平面図である。 図1に示す投餌機の上流側の側面図である。 図1に示す投餌機の下流側の側面図である 図2のX−X線における断面図である。
以下、図面に基づいて本考案の実施形態について説明する。図1〜図4に示すように、本実施形態の投餌機10は、餌料導入用のホッパ11と、ホッパ11の底部に当該ホッパ11を横切るように設けられた流動経路13と、送風機(図示せず)から送給された空気流を流動経路13内へ導入するため流動経路13の上流側に接続された給気経路12と、流動経路13内へ導入された空気流を放出するため流動経路12の下流側に接続された放出経路14と、給気経路12側から放出経路14側に向かって下り傾斜した状態でホッパ11内を区画する平板状の隔壁15と、を備えている。また、流動経路13から放出経路14に向かう空気流の進行方向D1の延長線と、放出経路14の軸心14cの延長線と、が互いに平行をなすように配置されている。
放出経路14の軸心14cは、給気経路12の軸心12より下方にあって、軸心12c,14cの延長線が互いに平行をなすように配置されている。給気経路12及び放出経路14の下流側はいずれも円筒形状をなしており、実際に投餌機10を使用する場合は、給気経路12の上流側に空気供給用のホース(図示せず)が接続され、放出経路14の下流側に餌料放出用のホース(図示せず)が接続される。
放出経路14の上流側には、ホッパ11側に向かって拡径した状態でホッパ11に連通する漏斗形状部14aが設けられ、隔壁15の下縁部15bが漏斗形状部14a内に配置されている。図2に示すように、隔壁15全体は舌片形状の平板材で形成され、上縁部15aが上流隔壁11aの上縁部に固着され、側縁部15c,15dがそれぞれ側壁材11c,11dの内面に固着されている。隔壁15の下縁部15bは、隔壁15の面方向に沿って放出経路14側に突出した円弧形状をなしている。
図2に示すように、ホッパ11は、平面視状態で四角筒形状をなすように配置された平板状の上流壁材11a及び下流壁材11bと、側壁材11c,11dと、で形成され、側壁11c,11dの下部に断面U字状の底板材11eを固着することによって流動経路13が形成されている。上流壁材11a及び下流壁材11bは、上方から下方に向かって連続的に縮幅したテーパ形状をなし、上流壁材11a及び下流壁材11bの辺縁部に沿って側壁材11c,11dの辺縁部を固着することにより、流動経路13に向かって連続的に縮幅した形状のホッパ11が形成されている。上流壁材11a、下流壁材11b及び側壁材11c,11dの上縁部をそれぞれ拡径方向に延設することによりフランジ11fが形成されている。
流動経路13を形成する底板材11eの下面には、ホッパ11全体を起立状態で保持するための複数の支持脚16が立設されている。支持脚16は、断面L字状の平板材で形成された部材であり、流動経路13の長手方向に離れた複数箇所に配置されている。また、図5に示すように、流動経路13の上方には、ホッパ11の上流壁材11a、側壁材11c,11d(図2参照)及び隔壁15によって区画された空洞部17が形成されている。空洞部17は上流壁材11a側から隙間14dに向かって連続的に収縮した形状となっている。
図5に示すように、送風機(図示せず)から投餌機10の給気経路12内に空気流A1を供給すると、給気経路12内へ流入した空気流A1は流動経路13内を流動し、隔壁15の下縁部15bと漏斗形状部14aの底部14bとの隙間14dを通過して放出経路14の下流側に向かって進行する空気流A2が形成される。
給気経路12内を通過した空気流A1は、流動経路13及び空洞部17に流入し、隙間14dに向かって流動するが、空洞部17は隙間14dに向かって収縮した形状であり、隙間14dの横断面積は給気経路12の横断面積より小であるため、隙間14dを進行方向D1に通過する空気流の流速は、給気経路12内へ流入する空気流A1の流速より大きくなる。
また、給気経路12へ送り込まれ流動経路13を経由して放出経路14に向かう空気流の進行方向D1と、放出経路14内における空気流A2の進行方向D2と、が略直線状に並んだ状態となるため、流動経路13から放出経路14内への空気の流入がスムーズに行われる。これにより、ホッパ11内の隔壁15の下縁部15b付近における上昇気流の発生を防止することができる。
従って、図5に示すように、ホッパ11内に投入された餌料Fは、そのまま落下するか隔壁15上を滑落して漏斗形状部14a内に流れ込み、隙間14dから進行方向D1に沿って流出する空気流に乗って放出経路14内を下流側に向かって流動し、放出経路14に接続されたホースの先端開口部(図示せず)から噴出する空気流とともに養殖場に向かって散布される。
投餌機10は、ホッパ11内の隔壁15の下縁部15b付近での上昇気流が発生し難い構造を有しているため、小魚などの随伴水の多い餌料Fをホッパ11内に投入したとき、噴き上がりや逆流が発生せず、投餌作業を効率化することができる。
また、投餌機10においては、ホッパ11の下流壁材11b側に向かって拡径した状態でホッパ11に連通する漏斗形状部14aを放出経路14の上流側に設けたことにより、ホッパ11内に導入された餌料Fを速やかに放出経路14内へ流入させることができるので、投餌作業の効率化に有効である。
さらに、投餌機10においては、隔壁15の下縁部15bを放出経路14の漏斗形状部14a内に配置しているため、下縁部15b付近の上昇気流を抑制する機能に優れ、漏斗形状部14a内に放出経路14の下流側に向かう吸引流を発生させることができる。従って、ホッパ11内に導入された餌料Fを速やかに放出経路14内へ流入させることが可能であり、投餌作業の効率化に有効である。
本実施形態の投餌機10においては、流動経路13から放出経路14に向かう空気流の進行方向D1の延長線と、放出経路14の軸心14cの延長線と、が互いに平行をなすように配置されているが、これに限定しないので、空気流の進行方向D1と、放出経路14の軸心14cと、が同一直線上に位置するように配置することもできる。
本考案の投餌機は、マグロなどの各種魚介類の養殖漁業の分野において広く利用することができる。
10 投餌機
11 ホッパ
11a 上流壁材
11b 下流壁材
11c,11d 側壁材
11e 底板材
11f フランジ
12 給気経路
12c,14c 軸心
13 流動経路
14 放出経路
14a 漏斗形状部
14b 底部
14d 隙間
15 隔壁
15a 上縁部
15b 下縁部
15c,15d 側縁部
16 支持脚
17 空洞部
A1,A2 空気流
D1,D2 進行方向
F 餌料

Claims (4)

  1. 餌料導入用のホッパと、前記ホッパの底部に設けられた流動経路と、送風機から送給された空気流を前記流動経路内に導入するため前記流動経路の上流側に接続された給気経路と、前記流動経路内に導入された空気流を放出するため前記流動経路の下流側に接続された放出経路と、前記給気経路側から前記放出経路側に向かって下り傾斜した状態で前記ホッパ内を区画する隔壁と、を備え、前記流動経路から前記放出経路に向かう空気流の進行方向と、前記放出経路の軸心と、が同一直線上に位置するように若しくは前記進行方向及び前記軸心の延長線が互いに平行をなすように配置したことを特徴とする投餌機。
  2. 前記隔壁の下縁部を前記放出経路内に配置した請求項1記載の投餌機。
  3. 前記ホッパ側に向かって拡径した状態で前記ホッパに連通する漏斗形状部を前記放出経路に設けた請求項1または2記載の投餌機。
  4. 前記隔壁の下縁部を前記漏斗形状部内に配置した請求項3記載の投餌機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101994348B1 (ko) * 2018-04-09 2019-07-01 (주)건지농업회사법인 축사용 왕겨 살포장치
CN112806299A (zh) * 2021-02-26 2021-05-18 黄超 一种水产养殖用自动投食设备

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