JP3170636U - 持ちやすい包丁 - Google Patents

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Abstract

【課題】力が入れやすく持ちやすくする事により、安全性を高めた切りやすい包丁を提供する。【解決手段】柄が持ちやすく、安心して力がいれられるように、柄に鍔部を設け鍔部の根本に太めな指回り部を設け、柄の断面で縦長形状、多角形、柄溝、指溝、段差溝を設けるなどを施した包丁である。持ちやすい包丁は、柄の刀身側に鍔部を有し、柄を握り前方方向に押した際、柄から手が滑り怪我をすることなく、その上、柄が縦長形状に加え柄断面の形状、表面形状等により柄が回転しにくく安心して包丁に力が入れやすい。特にお年寄りや、非力な女性、さらに不慣れな人にも使いやすいため、不用意な怪我を防止する事が出来る。【選択図】図1

Description

本考案は、安全性の高い包丁に関するものである。
従来、包丁は食材を切る以外に、切っ先で肉のスジを切ったり、野菜の切れ目を入れたり、刃元でジャガイモの芽をえぐり取ったり、野菜や果物の皮を剥いたりする多くの用途に兼用して使用する目的でつくられており、細かな動作を行うために柄が細く出来ていた。
このため、例えばカボチャの様な硬い食材を切るとき、柄に力が入れにくい、柄から手が刀身の峰側に掛け切る動作となり、峰を手で押す結果が生じ、手が痛くなるなどの問題が発生していた。また、前に押すように切るため、手が前に滑りやすく危ない。柄が手の中で回る等の問題が発生していた。
特許文献1に「包丁などの刃物において、長時間調理作業を続けても、指先は痛くならず、かつ柄の部分が分解可能で衛生的な指当て具を備えた刃物と刃物の柄及びこれに用いる指当て具を提供する。」と有るが、柄の断面は略楕円形状で、前方向の滑り対策や、断面へのこだわりは記載されていない。
特許文献2に「熱収縮性を有するチューブ状の囲繞部1aに厚さ方向に貫通する穴2を複数形成して滑り止め具1を作製する。この滑り止め具1に、例えば包丁3の柄4を挿入し加熱して熱収縮させることで、柄4の外周に装着される。この装着状態において、穴2の周縁の段差面が、これを把持した手のひらに引っかかって滑り止め効果が得られる。この滑り止め具1は、その厚さが薄くとも滑り止め効果が好適に得られ、したがって、柄4を握ったときの本来の握り感の低下も極力抑えられて手の繊細な動きを伝えることができるので、使い勝手が向上する。」滑り止め具並びに滑り止め具を備えた包丁および包丁の柄が記載されているが、滑り止め具を備えた包丁及び包丁の柄であり、後から付けるものであり、熱収縮性を有するチューブ状の囲繞部を備え、この囲繞部に、厚さ方向に貫通する穴が複数形成されているものである。
特許公開2001−293265号 特許公開2001−104664号
冷凍食品や、電子レンジの普及で簡易的に料理をする事が増え、包丁の活躍の場が少なくなってきた。たまに使用するため力の入れ方が不慣れだったりする人も多くなっている。特に硬い食材を切るのは億劫になりがちである。また、手にネールアートをする等により、柄をシッカリ握らないことも怪我の原因になったりする事がある。たまに使用するからこそ、握りやすい柄の包丁を使用しないと怪我をする原因になる。一方で、毎日調理をしている人にとっても、持ちやすく扱いやすい包丁は大事なことである。本考案は力が入れやすく持ちやすくする事により、安全性を高めた切りやすい包丁を提供する。
本考案の持ちやすい包丁は、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、 金属やセラミックスの刀身と柄で構成する調理用の包丁において、前記柄の刀身側に鍔部を設け、鍔部の根本の周囲を90mm以上とし、柄の断面を縦長形状とした。また、柄の断面を略六角形や八角形の多角形の形状にし多角形柄とした。さらに、柄に柄の長手方向に長い溝を設け、溝付き柄とした。その上、柄の下方に親指以外の指に沿った柄の長手方向に直交する方向に、少なくとも一本の指に対応する溝断面が略半円形状の溝を柄断面で略半円形状に指溝を設けた。さらに、柄の少なくとも指回り部付近に柄の長手方向と直交する様に複数の段差を設けた包丁である。
本考案の持ちやすい包丁は、柄の刀身側に鍔部を有し、柄を握り前方方向に押した際、柄から手が滑り怪我をすることなく、その上、柄が縦長形状に加え柄断面の形状、表面形状等により柄が回転しにくく安心して包丁に力が入れやすい。特にお年寄りや、非力な女性、さらに不慣れな人にも使いやすいため、不用意な怪我を防止する事が出来る。また、グリップが太めなため、ネールアートや、付け爪をしたままでも操作ができる。さらに毎日使用している人にとっては、持ちやすく扱いやすい為に効率よく作業が出来る。
柄の断面が六角形の包丁の正面図、側面図を示す。 柄の断面が八角形の包丁の正面図、側面図を示す。 柄の四方に溝を設けた正面図、側面図を示す。 柄の下方に指に沿った溝を設けた正面図、側面図、底面図、一部断面図を示す。 柄に指回りに沿った段差を設けた正面図と一部拡大図を示す。
図1は、柄の断面が六角形の包丁の正面図、側面図を示す。図1の包丁1は、刀身2と柄3で構成された包丁で、柄3の刀身側に鍔状の鍔部4を設け、刀身側と反対側の鍔部の根本に親指と人差し指を回す指回し部5を設けたもので、指回し部5は全周を90mm以上(例えば一般用で110mm、小さい手の人用として95mm)としたものである。また、指回し部は断面形状で縦長(図面上で縦6、横7の上下に長い)の略六角形状をしたものを示す。これにより柄3を手で握った際に指回し部5に親指と人差し指が回ると共に、刀身2を押し出す様に切る際に、鍔部4が親指と人差し指を支え前方に滑らないようにすることにより、作業性が向上し、安全性も向上する。また、指回し部5は全周を90mm以上とする事により、確実に握れ、握力を適切に無駄なく柄に伝え、身体全体の力を包丁に確実に伝える事が出来る。また、柄3の断面形状を縦長形状にする事により、硬い食材を切る際に柄が横に回転することを防止する効果が向上する。さらに、六角形の柄の角が掌と接触し抵抗し回転を阻止すると共に、柄の横面は平行なため、包丁の刀身の面と一致し刀身の向きを明確に示す。また、柄の断面全体で捉えると縦長の略楕円形をなす事により、握った掌に馴染む形状となる。柄は、例えば、刀身の中子部をプラスチック樹脂のポリプロピレンで包むように形成し、その上にエラストマー樹脂で二重成形して外皮を設けたりしたものを示す。刀身をポリプロピレンで完全に固定し、表面にエラストマーを外皮として用いることにより、エラストマーの柔軟性がグリップ力を高める。それ以外に、ステンレスの中空構造の柄で成形し刀身を溶接したり、木、合成樹脂、含芯材と刀身の中子を合わせて形状を構成してもよいものである。以降、上記で記載した内容と同じ点は省略する。
図2は、柄の断面が八角形の包丁の正面図、側面図を示す。包丁1aは、柄3aが八角形である点が図1と異なり、八角形のため柄の上方は平面をなし、六角形より、より楕円形に近づき、手に馴染みやすい。この様に角数を増やすことにより、手に馴染みやすいが、一方で、回転を押さえる角の効果は少なくなる。ここでは六角形と八角形を示しているが五角形や七角形、九角形等でもかまわない物で有る。また、角を丸めたり、角と角の間の平面を凹めたりしても良いものである。
図3は、柄の四方に溝を設けた正面図、側面図を示す。包丁1bは断面が略楕円状の柄の両面左右の上下部に連続し折り返す二本の柄溝10を設けた溝付き柄3bとしたものである。各溝は、掌を握った際に皮膚面が溝に食い込み回転を押さえる。ここではデザイン上から連続し折り返す二本の溝を示したが、折り返さない四本の溝でも良い。また、溝数がもっと多くてもよい。
図4は、柄の下方に指に沿った溝を設けた正面図等と一部断面図を示す。包丁1cは柄3cの下方に人差し指、中指、薬指、小指に沿って柄の長手方向に直交する方向に溝断面が略半円形状の溝を柄断面で略半円形状に指溝12を設けたものを示し、A−A断面で示すように指溝12は柄断面形状で略半円形状になり、各指に沿って溝がフィットする為、握りやすく、グリップ力がアップする。指溝は4本でなくともよい。
図5は、柄に指回りに沿った段差を設けた正面図と一部拡大図を示す。包丁1dは、柄3dの指回り部5付近から、中指、薬指付近にかけて、柄の長手方向と直交する様に複数の段差溝14を設けたもので、段差溝14を例えば1.5mm幅の三角形状の山としたものである。段差14はエラストマー等を使用したことにより、よりグリップ力を発揮する。
以上、本考案に係る持ちやすい包丁の各実施形態と実施例について説明した。刀身の厚さや刀身の表面の形状等において他に変形例が考えられる。例えば刀身に食材の切り離れが良いように穴や、溝等を設けたりすることも本考案の範疇と考える。さらに、柄に模様や色を付けたり、表面にブラスト加工や、塗装を施す等が考えられる。
本考案に係る持ちやすい包丁は上記に限らず、さらに多くの代替物、修正および変形例が当業者にとって明らかである。また、上記各実施形態や変形例における各特徴をそれぞれ組み合わせて用いることもできる。
1・1a・1b・1c・1d:包丁、2:刀身、3・3a・3b・3c・3d:柄、4:鍔部、5:指回し部、6:柄縦寸法、7:柄横寸法、10:柄溝、12:指溝、14:段差溝

Claims (5)

  1. 金属やセラミックスの刀身と柄で構成する調理用の包丁において、
    前記柄の刀身側に鍔部を設け、鍔部の根本の周囲を90mm以上の指回り部とし、
    柄の断面を縦長形状としたこと
    を特徴とする持ちやすい包丁。
  2. 請求項1に記載の持ちやすい包丁において、
    前記柄の断面を略六角形や略八角形の多角形の形状にした多角形柄としたこと
    を特徴とする持ちやすい包丁。
  3. 請求項1に記載の持ちやすい包丁において、
    前記柄の周囲に柄長手方向に掌部に対応した長い溝を設け、柄溝としたこと
    を特徴とする持ちやすい包丁。
  4. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の持ちやすい包丁において、
    前記柄の下方に親指以外の各指の腹に沿って
    柄の長手方向に直交する方向に
    少なくとも一本の指に対応する
    溝断面が略半円形状の溝を柄断面で略半円形状に指溝を設けたこと
    を特徴とする持ちやすい包丁。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の持ちやすい包丁において、
    前記柄の少なくとも指回り部付近に柄の長手方向と直交する様に複数の段差溝を設けたこと
    を特徴とする持ちやすい包丁。
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