JP3170624U - 歯科用混練器の混練容器 - Google Patents

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【課題】混練容器に収容された被混練材料をまんべんなく均質に攪拌混練でき、従来の攪拌翼(羽根)と同等以上に混練効果が優れ、特に清掃ははるかにしやすく、歯科衛生士又は技工士の負担を大幅に軽減できる混練容器を提供する。【解決方法】歯科用混練器における被混練材料を収容して攪拌混練する混練容器2が、前記被混練材料を攪拌する棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具1を混練容器の内側に備え、また、前記攪拌具を構成する棒体が、円形、楕円形、又は各角を面取りして丸めた四角形、六角形等の多角形の断面をした金属、合成樹脂、繊維強化プラスチックのいずれか一種、あるいはこれらから選択される2種以上の複合素材でなる。【選択図】図1

Description

本考案は、歯科用混練器に係り、特に棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具を備えた歯科用混練器の混練容器に関する。
従来、石膏、埋没材、印象材等の歯科用材料を混練する歯科用混練器としては、混練効果と混練容器の清掃のしやすさが求められ、特許文献1には「混練材料を収容する容器に、その内周面に沿って、僅かな間隔を隔てて攪拌翼周縁部が配設された左右一対の攪拌翼を内装し、かつその攪拌翼にはその面積の7〜80%を占め、指先が挿入できる程度の大きさの複数の貫通穴を、左右に略1/2段ずらして段違いに交互に設け、また、各貫通穴間の仕切体横側延長線上の攪拌翼周縁部に円弧状の窪み部を設け、さらに各攪拌翼の上端に返し片を水平線より若干上向きに突設下構造として従来の練りむらを解消した」歯科用真空混練器の発明が開示されている。
特開平10−328208
上記特許文献1に記載の発明は、練りむらの解消という混練効果については満足されるものの、攪拌翼11の周縁部が容器の内面に僅かな間隔を隔てて配設されている(図3参照)など構造が複雑なことから、使用後攪拌翼11に付着した被混練材料を取り除く清掃のしやすさについては十分であるとはいえなかった。
本考案者は上記に鑑み、鋭意実験研究の結果、棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具が、従来の攪拌翼(羽根)と同等以上に混練効果が優れ、かつ非常に優れた清掃しやすさを有することを見出し、以下の手段により上記課題を解決した。
(1)歯科用混練器における被混練材料を収容して攪拌混練する容器が、その内側に前記被混練材料を攪拌する棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具を備えてなることを特徴とする歯科用混練器の混練容器。
(2)前記棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具が、円形、楕円形、又は各角を面取りして丸めた四角形、六角形等の多角形の断面をしてなることを特徴とする前項(1)に記載の歯科用混練器の混練容器。
(3)前記棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具の素材が、金属、合成樹脂、繊維強化プラスチックのいずれか一種、あるいはこれらから選択される2種以上の複合素材でなることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の歯科用混練器の混練容器。
(4)前記棒体又は棒体を曲折した攪拌具の一端が、撹拌容器の蓋の下面を基点として、配設されてなることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載の歯科用混練器の混練容器。
(5)前記棒体を曲折した形状の攪拌具が、蓋体の中央に備えられたクラッチに接続された一端を起点として下方に延伸され、容器の中心部近傍で水平方向に曲げられ、そして前記容器内側の一方の側面に到達すると前記側面に沿って下方に曲げられ、これが容器の底面に達すると底面に沿うように曲げられ、さらに反対側の側面に達すると同側面に沿って上方に曲げられ、前記容器の蓋の直下部において前記起点方向に短く延伸して曲げられてなることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載の歯科用混練器の混練容器。
本考案によれば下記のような優れた効果を発揮する。
1.請求項1の考案によれば
歯科用混練器の混練容器の内側に、棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具を備えているので、従来の攪拌翼(羽根)と同等以上に混練効果が優れ、特に清掃ははるかにしやすく、歯科衛生士又は技工士の負担を大幅に軽減できる。
また、本混練容器は各種の歯科用混練器への適用が可能であり、斯界への貢献度が大きい。
2.請求項2の考案によれば、
前記棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具が、円形、楕円形、又は各角を面取りして丸めた四角形、六角形等の多角形の断面をしているので、攪拌具に付着した被混練材料も剥がれやすく極めて清掃しやすい。
3.請求項3の考案によれば、
前記棒状又は棒体を曲折した形状の攪拌具の素材が、金属、合成樹脂、繊維強化プラスチックのいずれか一種、あるいはこれらのいずれか2種以上の複合素材でなるので、被混練材料の種類に対応する強度、重量、耐久性等を考慮して最適な素材でなる前記攪拌具を適宜選択して使用でき、混練効率を高めることができる。
4.請求項4の考案によれば、
前記棒体又は棒体を曲折した攪拌具の一端が、撹拌容器の蓋の下面を基点として、配設されてなるため、各種の歯科用混練器への適用が可能である。
5.請求項5の考案によれば、
前記棒体を曲折した形状の攪拌具が、蓋体の中央に備えられたクラッチに接続された一端を起点として下方に延伸され、容器の中心部近傍で水平方向に曲げられ、そして前記容器内側の一方の側面に到達すると前記側面に沿って下方に曲げられ、これが容器の底面に達すると底面に沿うように曲げられ、さらに反対側の側面に達すると同側面に沿って上方に曲げられ、前記容器の蓋の直下部において前記起点方向に短く延伸して曲げられているので、
混練容器に収容された被混練材料をまんべんなく均質に攪拌混練でき、従来の攪拌翼(羽根)と同等以上に混練効果が優れ、特に清掃ははるかにしやすく、歯科衛生士又は技工士の負担を大幅に軽減できる。
棒状体を曲折した形状の攪拌具を回動可能に装着した本考案の混練容器の外観図 歯科用混練器の外観図 従来の攪拌翼を用いた混練容器の外観図
考案を実施するための形態を以下図面に基づいて説明する。
図1は棒体を曲折した形状の攪拌具を回動可能に装着した本考案の混練容器の外観図である。
図において1は棒体を曲折した形状の攪拌具、2は混練容器、3は混練容器のカップ部、4は混練容器の蓋、5はクラッチである。
これは被混練材料を混練容器2に収容して攪拌する際、混練容器のカップ部3(以下カップ部と略記)と同混練容器の蓋4(以下蓋と略記)が固定され棒体を曲折させた形状の攪拌具1が蓋4の中央を中心として回転するタイプの歯科用混練器の混練容器4における実施例である。
カップ部3は透明であるため、カップ部3内の攪拌具1が外から見える。
攪拌具1の一端は、蓋4の内部でクラッチ5と接続されており、クラッチ5を介して歯科用混練器本体7(後述)の回転機構に接続される。
そして攪拌具1は、蓋4の中央に備えられたクラッチ5に接続された一端を起点として下方に延伸され、混練容器2の中心部近傍で水平方向に曲げられ、そして前記混練容器2内側の一方の側面に到達すると前記側面に沿って下方に曲げられ、これが混練容器2の底面に達すると底面に沿うように曲げられ、さらに反対側の側面に達すると同側面に沿って上方に曲げられ、前記混練容器2の蓋4の直下部において前記起点方向に短く延伸して曲げられている。
図1においては、前記攪拌具1が混練容器2の中心を通る垂直平面内で曲折してなるように描かれているが、これは一例であり、攪拌具1は前記混練容器2の内側の側面及び底面に沿って曲げられた形状を備えていれば、図1に示されたように攪拌具1を構成する各辺が同一平面状に存在する形状でなくてよい。
さらに、カップ部3内側の側面と攪拌具1との間隔は、1〜4mmであることが望ましい。これより間隔が狭いと重力による被混練材料の対流が起こらず、広いと攪拌具1と被混練材料との接触が少なくなり、いずれの場合も混練効率が低下する。
またカップ部3の底面と攪拌具1との間隔は2mm以下であることが望ましい。これより間隔が広いと、攪拌具1と被混練材料との接触が少なくなり、混練効率が低下する。
攪拌具1の棒体の断面は円形に限らず、楕円形、あるいは各角を面取りして丸めた四角形、六角形などの多角形であってよい。攪拌具1が板金を打ち抜いて製作された場合のように横断面の各角が丸みを持たない四角形であったり、凹凸のある複雑な形状であったりすると、混練材料が付着しやすく、かつ、取れにくくなり、清掃がしにくくなるので好ましくない。
図2は歯科用混練器の外観図である。
この歯科用混練器は、図1の混練容器2を使用するタイプのものである。
図において、6は本体、7は歯科用混練器を示す。
混練作業を行う際は、混練容器2が本体6の下部に取付けられる。本体6には回転機構が内蔵されており、図1におけるクラッチ5を介して混練容器2内の攪拌具1が回転する。
混練作業終了後、混練容器2を本体6の下部から外して被混練材料を取り出すが、被混練材料が付着している攪拌具1の清掃は、攪拌具1が棒体のみで形成された簡単な構造であることから簡単に行うことができる。
図3は従来の攪拌翼を用いた混練容器の外観図である。
図において、11は撹拌翼(羽根)、12は混練容器、13はカップ部、14は蓋、15はクラッチを示す。
カップ部13は透明であるため、カップ部13内の攪拌翼11が外から見える。
図示したように混練材料を収容する撹拌容器12に、その内周面に沿って、僅かな間隔を隔てて攪拌翼の周縁部が配設された左右一対の攪拌翼11を内装し、
かつその攪拌翼11にはその面積の7〜80%を占め、指先が挿入できる程度の大きさの複数の貫通穴を、左右に略1/2段ずらして段違いに交互に設け、また、各貫通穴間の仕切体横側延長線上の攪拌翼周縁部に円弧状の窪み部を設け、さらに各攪拌翼11の上端に返し片を水平線より若干上向きに突設した構造として、従来の練りむらを解消している。
しかし、前述のように構造が複雑なことから、使用後攪拌翼11に付着した被混練材料を取り除く清掃のしやすさについては、十分であるとはいえなかった
さらに、本願考案の棒体又は棒体を曲折した形状の混練具を混練容器の蓋の下面に固着させ、前記蓋をカップ部に嵌合して一体とした混練容器を、
斜設された回転機構を有する混練容器収納部に挿着し、前記混練容器自体を回転させて遠心力によりカップ部内の被混練材料を混練する形式の混練器においても、前記混練容器を適用することができる。
1:攪拌具
2、12:混練容器
3、13:カップ部
4、14:蓋
5、15:クラッチ
6:本体
7:歯科用混練器
11:攪拌翼(羽根)

Claims (5)

  1. 歯科用混練器における被混練材料を収容して攪拌混練する容器が、その内側に前記被混練材料を攪拌する棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具を備えてなることを特徴とする歯科用混練器の混練容器。
  2. 前記棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具が、円形、楕円形、又は各角を面取りして丸めた四角形、六角形等の多角形の断面をしてなることを特徴とする請求項1に記載の歯科用混練器の混練容器。
  3. 前記棒体又は棒体を曲折した形状の攪拌具の素材が、金属、合成樹脂、繊維強化プラスチックのいずれか一種、あるいはこれらから選択される2種以上の複合素材でなることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科用混練器の混練容器。
  4. 前記棒体又は棒体を曲折した攪拌具の一端が、撹拌容器の蓋体の下面を基点として、配設されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯科用混練器の混練容器。
  5. 前記棒体を曲折した形状の攪拌具が、蓋体の中央に備えられたクラッチに接続された一端を起点として下方に延伸され、容器の中心部近傍で水平方向に曲げられ、そして前記容器内側の一方の側面に到達すると前記側面に沿って下方に曲げられ、これが容器の底面に達すると底面に沿うように曲げられ、さらに反対側の側面に達すると同側面に沿って上方に曲げられ、前記容器の蓋の直下部において前記起点方向に短く延伸して曲げられてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯科用混練器の混練容器。
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