JP3170446U - 洗浄用具 - Google Patents

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吾郎 中井
吾郎 中井
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山崎産業株式会社
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Abstract

【課題】対象物に強くこびりついた汚れや広く付着した汚れを効果的に落とすことができる洗浄用具を提供する。【解決手段】ブラシ部Bは、2本の針金Wの間に、長さの等しいポリプロピレンスプリットヤーン毛Sとポリプロピレン剛性毛Fを、3対1の本数比率で可及的に一様に混合して並列させて両針金Wの間に挟み、両針金Wをねじり合わせることにより、スプリットヤーン毛Sと剛性毛Fを固定したものである。固定されたスプリットヤーン毛Sと剛性毛Fは、ほぼ等しい立毛長さの放射状をなし、ブラシ部B全体において可及的に一様に混合している。【選択図】図1

Description

本考案は、少なくとも表面部がブラシ毛により構成されたブラシ部を備えた洗浄用具に関する。
登録実用新案第3089130号公報には、回転軸の外周部に複数のブラシ片が形成されてある自動車用あるいは路面用洗浄ブラシにおいて、前記ブラシ片の材質は、天然樹脂発泡体、合成樹脂発泡体、織布、不織布、編物、天然繊維、化学繊維、天然樹脂、合成樹脂、天然ゴム、合成ゴム、ゲル材、フィルム材、メッシュ材、あるいはボア材より形成されてあると共に、少なくとも2種類以上の異なる前記材質を使用した前記ブラシ片が、組み合わされて形成されてあることを特徴とする自動車用あるいは路面用洗浄ブラシが開示されている。
この洗浄ブラシは、使用時においては、合成樹脂発泡体及び天然セルロースの不織布より形成されたブラシ片が、被洗浄面に対して同時に接触して洗浄することができる。その為、合成樹脂発泡体の有する性質である耐候性、耐摩耗性の高さや、天然セルロースの不織布の有する性質である含水性、表面凹凸構造による汚れ捕捉力の高さを、被洗浄面に対して、同時にかつ適切に作用させることができるものとされている。
しかしながら、登録実用新案第3089130号公報記載の洗浄ブラシの場合、対象物に強くこびりついた汚れや広く付着した汚れを落とす上で十分な効果を発揮し得るものではなかった。
登録実用新案第3089130号公報
本考案は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、対象物に強くこびりついた汚れや広く付着した汚れを効果的に落とすことができる洗浄用具を提供することにある。
(1) 上記目的を達成する本考案の洗浄用具は、
少なくとも表面部がブラシ毛により構成されたブラシ部を備えた洗浄用具であって、
前記ブラシ部の全部又は部分は、少なくとも表面部が、スプリットヤーン毛と、剛性毛が混合したブラシ毛により構成されていることを特徴とする。
清掃対象物に汚れが付着し或いはこびりついている場合に、少なくとも表面部がスプリットヤーン毛と剛性毛が混合したブラシ毛により構成されているブラシ部を清掃対象に相対させて清掃を行うと、比較的しなやかなスプリットヤーン毛に対し、剛性毛は、剛性が比較的に高いため、こびりついた汚れを効果的に崩すことができ、スプリットヤーン毛は、付着した汚れを、その網目状をなすことにより多く有するエッジ部分等等により満遍なく効果的に掻きとることができる。
従って、強くこびりついた汚れは、剛性毛が汚れを崩し、崩れつつある汚れをスプリットヤーン毛が掻きとり、更にこびりついている汚れを剛性毛が崩し、残った汚れをスプリットヤーン毛が満遍なく掻きとるというように、混合した剛性毛とスプリットヤーン毛が協働して効果的に除去することができ、広く付着した汚れは、スプリットヤーン毛が満遍なく効果的に掻きとって除去することができる。
(2) 本考案の洗浄用具は、上記スプリットヤーン毛が、捲縮されたスプリットヤーンからなるものとすることができる。
この場合、スプリットヤーンが捲縮されているため、より高い汚れ除去効果が得られる。
(3) 本考案の洗浄用具は、上記剛性毛が合成樹脂モノフィラメントであるものとすることができる。
(4) 本考案の洗浄用具は、上記ブラシ部は、スプリットヤーン毛と上記剛性毛が混合して形成されたねじりブラシであるものとすることができる。
本考案の洗浄用具によれば、強くこびりついた汚れは、剛性毛が汚れを崩し、崩れつつある汚れをスプリットヤーン毛が掻きとり、更にこびりついている汚れを剛性毛が崩し、残った汚れをスプリットヤーン毛が満遍なく掻きとるというように、混合した剛性毛とスプリットヤーン毛が協働して効果的に除去することができ、広く付着した汚れは、スプリットヤーン毛が満遍なく効果的に掻きとって除去することができる。
ブラシ部の一部の模式的な斜視図である。
(1) 本考案の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図面は本考案の洗浄用具の実施の形態の一例に関するものである。
図1に一部が模式的な斜視図として示されるブラシ部Bは、把手や柄等が結合されて洗浄用具を構成するものである。
ブラシ部Bは、2本の針金Wの間に、長さの等しいポリプロピレンスプリットヤーン毛Sとポリプロピレン剛性毛Fを、7対3の本数比率で可及的に一様に混合して並列させて両針金Wの間に挟み、両針金Wをねじり合わせることにより、スプリットヤーン毛Sと剛性毛Fを固定したものである。固定されたスプリットヤーン毛Sと剛性毛Fは、ほぼ等しい立毛長さの放射状をなし、ブラシ部B全体において可及的に一様に混合している。
清掃対象物に汚れが付着し或いはこびりついている場合に、スプリットヤーン毛Sと剛性毛Fが混合したブラシ毛により構成されているブラシ部Bを清掃対象に相対させて清掃を行うと、比較的しなやかなスプリットヤーン毛Sに対し、剛性毛Fは、剛性が比較的に高いため、こびりついた汚れを効果的に崩すことができ、スプリットヤーン毛Sは、付着した汚れを、その網目状をなすことにより多く有するエッジ部分等により満遍なく効果的に掻きとることができる。
従って、強くこびりついた汚れは、剛性毛Fが汚れを崩し、崩れつつある汚れをスプリットヤーン毛Sが掻きとり、更にこびりついている汚れを剛性毛Fが崩し、残った汚れをスプリットヤーン毛Sが満遍なく掻きとるというように、混合した剛性毛Fとスプリットヤーン毛Sが協働して効果的に除去することができ、広く付着した汚れは、スプリットヤーン毛Sが満遍なく効果的に掻きとって除去することができる。
(2) 本考案の洗浄用具は、少なくとも表面部がブラシ毛により構成されたブラシ部を備える。
本考案の洗浄用具におけるブラシ部の構造は、ねじりブラシの他、植え込みブラシ、チャンネルブラシ等とすることもでき、特に限定されない。
(3) 本考案の洗浄用具は、把手や柄や保持用紐を有するものとすることができるが、これに限るものではない。
(4) 本考案の洗浄用具は、鍋、フライパン、食器、網戸、タイル壁、タイル床、コンクリート床等の洗浄又は清掃に用いることができ、使用対象は特に限定されない。
(5) 本考案におけるスプリットヤーン毛を構成するスプリットヤーン(スプリット糸)は、一軸延伸フィルムに縦方向の切れ目(スリット)が多数形成されることにより、幅方向(フィルムの送り方向に直交する方向)に拡げたときに網状となる糸状体、又はこれに類するものとすることができる。
本考案におけるスプリットヤーンとしては、例えばポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂製のフィルムから得られるものを用いることができる。
ブラシ毛を構成するスプリットヤーン毛は、捲縮されたスプリットヤーンからなるものとすることができる。この場合、より高い汚れ除去効果を得ることが可能である。
ブラシ毛を構成するスプリットヤーン毛の立毛長さは、例えば5乃至150mmとすることができる。
本考案におけるスプリットヤーン毛の太さは、例えば500乃至5000dTexとすることができる。好適な太さは、1000乃至3000dTX、例えば2000dTexである。また本考案におけるスプリットヤーンとしては、例えばスリット幅が0.4乃至0.7mmのものを用いることができる。
(6) 本考案における剛性毛は、スプリットヤーン毛よりも剛性が高い線条体(ブリッスル等)からなる。このような線条体としては、例えば、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンスルフィド等の合成樹脂からなるモノフィラメントを用いることができる。
剛性毛の立毛長さは、スプリットヤーン毛と同等とすることができるが、必ずしもこれに限らず、例えば剛性毛の立毛長さが、スプリットヤーン毛よりもやや短くすることもできる。
本考案における剛性毛の太さは、例えば100乃至10000dTexとすることができる。好適な太さは、150乃至5000dTXである。
(7) ブラシ部の全部又は部分は、少なくとも表面部が、スプリットヤーン毛と、剛性毛が混合したブラシ毛により構成されている。少なくとも表面部が、スプリットヤーン毛と、剛性毛が混合したブラシ毛により構成されているのは、ブラシ部の全部であることが好ましいが、部分であってもよい。
スプリットヤーン毛と剛性毛は、少なくとも表面部において、可及的に一様に混合していることが好ましい。
ブラシ毛としてのスプリットヤーン毛と剛性毛の混合は、少なくとも表面部におけるブラシ毛の本数において、例えば1:1乃至10:1とすることができ、好ましくは3:2乃至5:1とすることができる。
B ブラシ部
W 針金
S スプリットヤーン毛
F 剛性毛

Claims (4)

  1. 少なくとも表面部がブラシ毛により構成されたブラシ部を備えた洗浄用具であって、
    前記ブラシ部の全部又は部分は、少なくとも表面部が、スプリットヤーン毛と、剛性毛が混合したブラシ毛により構成されていることを特徴とする洗浄用具。
  2. 上記スプリットヤーン毛が、捲縮されたスプリットヤーンからなるものである請求項1記載の洗浄用具。
  3. 上記剛性毛が合成樹脂モノフィラメントである請求項1又は2記載の洗浄用具。
  4. 上記ブラシ部は、スプリットヤーン毛と上記剛性毛が混合して形成されたねじりブラシである請求項1、2又は3記載の洗浄用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017196100A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 山崎産業株式会社 洗浄又は清掃具
CN112659365A (zh) * 2020-12-25 2021-04-16 北京铁城检测认证有限公司 一种混凝土实验搅拌机自动清洗装置

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