JP3169989B2 - 超音波治療装置 - Google Patents
超音波治療装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば生体組織や結石等
を切除・乳化または破砕する等の用途の超音波治療装置
に関する。
を切除・乳化または破砕する等の用途の超音波治療装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波治療装置は、超音波振動
子で発生させた超音波振動をホーンで増幅して超音波伝
達部材に伝達し、この超音波伝達部材の先端における超
音波の振動エネルギにより生体組織や結石の切除・乳化
または破砕を行う。前記超音波振動子は複数の圧電素子
と電極を交互に重ね合わせた積層体をホーンとマス部材
で挟み込み、ボルトとナットで締め付けてなる。そし
て、各電極には駆動信号用コードの各リード線の先端が
半田付け等の方法でそれぞれ接続されている。
子で発生させた超音波振動をホーンで増幅して超音波伝
達部材に伝達し、この超音波伝達部材の先端における超
音波の振動エネルギにより生体組織や結石の切除・乳化
または破砕を行う。前記超音波振動子は複数の圧電素子
と電極を交互に重ね合わせた積層体をホーンとマス部材
で挟み込み、ボルトとナットで締め付けてなる。そし
て、各電極には駆動信号用コードの各リード線の先端が
半田付け等の方法でそれぞれ接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超音波
振動子の各電極に駆動信号用コードのリード線の先端を
半田付けする方法はその半田付けの作業がかなり面倒で
繁雑であり、組立て作業性が悪いものであった。また、
このような接続方式であると、超音波振動子を作動させ
た操作中において、超音波振動によって生じる熱が、リ
ード線の接続部の半田を溶融したり、その超音波振動で
半田を剥離したりして、電極とリード線との接続部に断
線を起し易い。
振動子の各電極に駆動信号用コードのリード線の先端を
半田付けする方法はその半田付けの作業がかなり面倒で
繁雑であり、組立て作業性が悪いものであった。また、
このような接続方式であると、超音波振動子を作動させ
た操作中において、超音波振動によって生じる熱が、リ
ード線の接続部の半田を溶融したり、その超音波振動で
半田を剥離したりして、電極とリード線との接続部に断
線を起し易い。
【0004】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、超音波伝達部材に対する
シースの装着性がよく、シースが外からの力を受けても
変形しにくい超音波治療装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、超音波伝達部材に対する
シースの装着性がよく、シースが外からの力を受けても
変形しにくい超音波治療装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を、解決するた
めに請求項1に係る発明は、軸を有する超音波振動子
と、この超音波振動子の周方向に突出し、該周方向にそ
れぞれ位置を変えて配置される複数の電極と、前記超音
波振動子を前記軸方向に差し込んで内部に収納する外装
カバーと、この外装カバーの内部に設けられ、前記複数
の電極がそれぞれ挿通する複数の溝と、これら複数の溝
に設けられ、前記超音波振動子を差し込んだとき、前記
複数の電極とそれぞれ接触する位置に配置される複数の
電極受とを具備したものであり、請求項2に係る発明
は、軸を有する超音波振動子と、この超音波振動子の周
方向に突出し、突出量が異なる複数の電極と、前記超音
波振動子を前記軸方向に差し込んで内部に収納する外装
カバーと、この外装カバーの内部に設けられ、前記複数
の電極とそれぞれ接触するように、前記軸からの高さを
変えた位置に配置される複数の電極受とを具備したもの
である。
めに請求項1に係る発明は、軸を有する超音波振動子
と、この超音波振動子の周方向に突出し、該周方向にそ
れぞれ位置を変えて配置される複数の電極と、前記超音
波振動子を前記軸方向に差し込んで内部に収納する外装
カバーと、この外装カバーの内部に設けられ、前記複数
の電極がそれぞれ挿通する複数の溝と、これら複数の溝
に設けられ、前記超音波振動子を差し込んだとき、前記
複数の電極とそれぞれ接触する位置に配置される複数の
電極受とを具備したものであり、請求項2に係る発明
は、軸を有する超音波振動子と、この超音波振動子の周
方向に突出し、突出量が異なる複数の電極と、前記超音
波振動子を前記軸方向に差し込んで内部に収納する外装
カバーと、この外装カバーの内部に設けられ、前記複数
の電極とそれぞれ接触するように、前記軸からの高さを
変えた位置に配置される複数の電極受とを具備したもの
である。
【0006】
【作用】超音波振動子の電極と駆動信号用コードにおけ
るリード線との接続は、外装カバーの内部に超音波振動
子を嵌め込んで収納することにより行われる。超音波振
動子を作動させる操作中においての超音波振動によって
生じる熱または超音波振動が、電極と電極受との接続を
阻害しない。
るリード線との接続は、外装カバーの内部に超音波振動
子を嵌め込んで収納することにより行われる。超音波振
動子を作動させる操作中においての超音波振動によって
生じる熱または超音波振動が、電極と電極受との接続を
阻害しない。
【0007】
【実施例】図1ないし図3は、本発明の第1の実施例を
示すものである。図1において、1は超音波治療装置と
してのハンドピースであり、2はその外装カバーであ
る。外装カバー2の内部にはランジバン型の超音波振動
子3が収納されている。超音波振動子3は複数の圧電素
子4とその圧電素子の枚数に対応した枚数の電極板5と
をその中心軸Lの方向へ重ね合わせてなり、この積層体
の後端面には共振バランスをとるための裏打ち板6が重
ね合わせられ、その積層体の前端面には超音波振動を増
幅させるためのホーン7が重ね合わせられている。前記
圧電素子4と電極板5はその裏打ち板6とホーン7との
間に挟まれた状態で、ボルト8とナット9により強く締
め付けられて一体化することにより前述したランジバン
型超音波振動子3を構成している。
示すものである。図1において、1は超音波治療装置と
してのハンドピースであり、2はその外装カバーであ
る。外装カバー2の内部にはランジバン型の超音波振動
子3が収納されている。超音波振動子3は複数の圧電素
子4とその圧電素子の枚数に対応した枚数の電極板5と
をその中心軸Lの方向へ重ね合わせてなり、この積層体
の後端面には共振バランスをとるための裏打ち板6が重
ね合わせられ、その積層体の前端面には超音波振動を増
幅させるためのホーン7が重ね合わせられている。前記
圧電素子4と電極板5はその裏打ち板6とホーン7との
間に挟まれた状態で、ボルト8とナット9により強く締
め付けられて一体化することにより前述したランジバン
型超音波振動子3を構成している。
【0008】ホーン7の先端には超音波振動を術部に伝
達するための中空管状の超音波伝達部材11が着脱自在
に連結されている。この超音波伝達部材11は前方に行
くに従って細く、その先端を術部の処置対象に当てるよ
うになっている。なお、この超音波伝達部材11は図示
しないシースによって覆われている。シースは外装カバ
ー2の前端に着脱自在に連結される。超音波伝達部材1
1とシースとの間には前記シースに接続した送水チュー
ブからの灌流水が供給され、この灌流水は術部および後
述する吸引通路12を通じて外へ吸引排除される。
達するための中空管状の超音波伝達部材11が着脱自在
に連結されている。この超音波伝達部材11は前方に行
くに従って細く、その先端を術部の処置対象に当てるよ
うになっている。なお、この超音波伝達部材11は図示
しないシースによって覆われている。シースは外装カバ
ー2の前端に着脱自在に連結される。超音波伝達部材1
1とシースとの間には前記シースに接続した送水チュー
ブからの灌流水が供給され、この灌流水は術部および後
述する吸引通路12を通じて外へ吸引排除される。
【0009】超音波伝達部材11、ホーン7およびボル
ト8の内部にはこれらを中心軸Lの方向へ貫通する孔に
よって超音波振動により乳化した患部組織や破砕した結
石等を吸引するための吸引通路12を形成している。こ
の吸引通路12は外装カバー2の後端部側壁に設けられ
た吸引口金13に連通しており、吸引口金13には図示
しない吸引チューブが接続される。吸引チューブには図
示しない吸引ポンプに接続しており、その吸引ポンプの
吸引力で術部において乳化した生体組織や破砕した結石
の破片等を外部へ吸引除去するようになっている。
ト8の内部にはこれらを中心軸Lの方向へ貫通する孔に
よって超音波振動により乳化した患部組織や破砕した結
石等を吸引するための吸引通路12を形成している。こ
の吸引通路12は外装カバー2の後端部側壁に設けられ
た吸引口金13に連通しており、吸引口金13には図示
しない吸引チューブが接続される。吸引チューブには図
示しない吸引ポンプに接続しており、その吸引ポンプの
吸引力で術部において乳化した生体組織や破砕した結石
の破片等を外部へ吸引除去するようになっている。
【0010】吸引通路12を形成するボルト8の後端部
14は吸引口金13の内腔に差し込まれ、この両者の間
には水密用弾性Oリング15が介在している。この水密
用弾性Oリング15は図1で示すように振動の節に位置
しており、このため、その水密用弾性Oリング15の振
幅が零で摩擦熱の発生が少なく、Oリング15の破損を
極力防止することができる。
14は吸引口金13の内腔に差し込まれ、この両者の間
には水密用弾性Oリング15が介在している。この水密
用弾性Oリング15は図1で示すように振動の節に位置
しており、このため、その水密用弾性Oリング15の振
幅が零で摩擦熱の発生が少なく、Oリング15の破損を
極力防止することができる。
【0011】また、前記ハンドピース1の外装カバー2
の後端壁には前記超音波振動子3の電極板5に通電する
駆動信号用コード16が折止めチューブ17を介して固
定されている。駆動信号用コード16は外装カバー2に
おいて前記超音波振動子3の各電極板5に対応した複数
のリード線18が導出している。そして、この各リード
線18はこれに対応する後述する電極受28に半田付け
等の手段によって接続されている。駆動信号用コード1
6は図示しないコントロールユニットに接続されてい
る。
の後端壁には前記超音波振動子3の電極板5に通電する
駆動信号用コード16が折止めチューブ17を介して固
定されている。駆動信号用コード16は外装カバー2に
おいて前記超音波振動子3の各電極板5に対応した複数
のリード線18が導出している。そして、この各リード
線18はこれに対応する後述する電極受28に半田付け
等の手段によって接続されている。駆動信号用コード1
6は図示しないコントロールユニットに接続されてい
る。
【0012】前記ホーン7はその周縁鍔21を外装カバ
ー2の前端に形成された段部22に当て介在リング部材
23を介して締付け環24をねじ込むことにより段部2
2に周縁鍔21を押し付けて固定される。
ー2の前端に形成された段部22に当て介在リング部材
23を介して締付け環24をねじ込むことにより段部2
2に周縁鍔21を押し付けて固定される。
【0013】一方、前記超音波振動子3の電極板5には
図2で示すように中心軸Lにおいて互いに重ならないよ
うに周方向にずれた位置で部分的に突き出す接続端子2
5が一体に形成されている。図1で示すように各接続端
子25の突出した先端部分はそれぞれ直角に後方へ折り
曲げられている。各接続端子25の突出高さは前記ホー
ン7の周縁鍔21より高い。このため、外装カバー2の
内面部には各接続端子25に対応してその接続端子25
を挿通するための溝26が形成されている。各溝26の
終端はその対応する接続端子25の位置に応じて異な
り、各終端にはその対応する接続端子25を嵌め込む凹
部27を有した導電性の電極受28がそれぞれ固定的に
設けられている。
図2で示すように中心軸Lにおいて互いに重ならないよ
うに周方向にずれた位置で部分的に突き出す接続端子2
5が一体に形成されている。図1で示すように各接続端
子25の突出した先端部分はそれぞれ直角に後方へ折り
曲げられている。各接続端子25の突出高さは前記ホー
ン7の周縁鍔21より高い。このため、外装カバー2の
内面部には各接続端子25に対応してその接続端子25
を挿通するための溝26が形成されている。各溝26の
終端はその対応する接続端子25の位置に応じて異な
り、各終端にはその対応する接続端子25を嵌め込む凹
部27を有した導電性の電極受28がそれぞれ固定的に
設けられている。
【0014】そこで、ハンドピース1の外装カバー2に
超音波振動子3を組み込む場合、図2で示すように、超
音波振動子3の接続端子25を外装カバー2の溝26に
合せて外装カバー2の前方開口から超音波振動子3を差
し込む。すると、その接続端子25の中心軸Lの方向へ
屈曲した先端部分が、これに対応する導電性の電極受2
8の凹部27に嵌まり込んで接触して電気的に接続され
るようになっている。各組いずれもの接続端子25と電
極受28とが超音波振動子3を差し込むだけで必然的に
接続される。前記ホーン7の周縁鍔21を外装カバー2
の前端にある段部22に当て介在リング部材23を介し
て締付け環24をねじ込むことによりその段部22に周
縁鍔21を押し付けてホーン7を固定する。
超音波振動子3を組み込む場合、図2で示すように、超
音波振動子3の接続端子25を外装カバー2の溝26に
合せて外装カバー2の前方開口から超音波振動子3を差
し込む。すると、その接続端子25の中心軸Lの方向へ
屈曲した先端部分が、これに対応する導電性の電極受2
8の凹部27に嵌まり込んで接触して電気的に接続され
るようになっている。各組いずれもの接続端子25と電
極受28とが超音波振動子3を差し込むだけで必然的に
接続される。前記ホーン7の周縁鍔21を外装カバー2
の前端にある段部22に当て介在リング部材23を介し
て締付け環24をねじ込むことによりその段部22に周
縁鍔21を押し付けてホーン7を固定する。
【0015】しかして、このような構成によれば、超音
波振動子3を外装カバー2に組み込む装着が簡単で組立
性がよい。また、超音波振動子3の接続端子25に駆動
信号用コード16のリード線18を直接に接続すること
なく、電極受28を介して接続しているため、超音波振
動による熱でリード線18側の接続部が溶断したり破断
したりしない。断線状態になる虞れが少なく、長期にわ
たり安全に使用できる。
波振動子3を外装カバー2に組み込む装着が簡単で組立
性がよい。また、超音波振動子3の接続端子25に駆動
信号用コード16のリード線18を直接に接続すること
なく、電極受28を介して接続しているため、超音波振
動による熱でリード線18側の接続部が溶断したり破断
したりしない。断線状態になる虞れが少なく、長期にわ
たり安全に使用できる。
【0016】図4は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。この実施例は超音波振動子3の電極板5における
接続端子25とこれを受ける電極受28が異なる例であ
る。外装カバー2内部の上下位置には対向した一対の立
上り壁部31a,31bが形成されており、各立上り壁
部31a,31bには前端側程、ハンドピース1の中心
軸Lから離れる複数の段部を形成した階段部32a,3
2bが形成されている。階段部32a,32bにおける
各段部の立上り壁面にはそれぞれ電極受28が配設され
ている。各電極受28には駆動信号用コード16から延
出するリード線18が半田付け等の手段によってそれぞ
れ接続されている。なお、一方の階段部32aの電極受
28は一方の分極側の電極板5に対応し、他方の階段部
32bの電極受28は他方の分極側の電極板5に対応し
ており、それに対応するようにリード線18が接続され
ている。
ある。この実施例は超音波振動子3の電極板5における
接続端子25とこれを受ける電極受28が異なる例であ
る。外装カバー2内部の上下位置には対向した一対の立
上り壁部31a,31bが形成されており、各立上り壁
部31a,31bには前端側程、ハンドピース1の中心
軸Lから離れる複数の段部を形成した階段部32a,3
2bが形成されている。階段部32a,32bにおける
各段部の立上り壁面にはそれぞれ電極受28が配設され
ている。各電極受28には駆動信号用コード16から延
出するリード線18が半田付け等の手段によってそれぞ
れ接続されている。なお、一方の階段部32aの電極受
28は一方の分極側の電極板5に対応し、他方の階段部
32bの電極受28は他方の分極側の電極板5に対応し
ており、それに対応するようにリード線18が接続され
ている。
【0017】また、超音波振動子3の接続端子25は前
述したように突出するが、前記階段部32a,32bに
対応して上下2群に分れて配置されるとともに、その各
群の接続端子25の高さはこれに対応する前記階段部3
2a,32bに設けた電極受28の高さに合わせてそれ
ぞれ異なる。すなわち、接続端子25はハンドピース1
の前方に位置するもの程、高い階段状に異なるようにな
っている。また、各接続端子25の先端部はこれに対応
する電極受28に対して確実に接触するように円弧状に
曲げられている。その他の主な構成は前述した第1の実
施例のものと同様なものであるから詳細な説明は省略す
る。
述したように突出するが、前記階段部32a,32bに
対応して上下2群に分れて配置されるとともに、その各
群の接続端子25の高さはこれに対応する前記階段部3
2a,32bに設けた電極受28の高さに合わせてそれ
ぞれ異なる。すなわち、接続端子25はハンドピース1
の前方に位置するもの程、高い階段状に異なるようにな
っている。また、各接続端子25の先端部はこれに対応
する電極受28に対して確実に接触するように円弧状に
曲げられている。その他の主な構成は前述した第1の実
施例のものと同様なものであるから詳細な説明は省略す
る。
【0018】そこで、ハンドピース1の外装カバー2に
超音波振動子3を組み込む場合、超音波振動子3の各群
の接続端子25をこれに対応する階段部32a,32b
に向くように位置合わせを行って外装カバー2の前方開
口から超音波振動子3を差し込む。すると、その接続端
子25の先端部分が、これに対応する導電性の電極受2
8に押し当って接触して電気的に接続する。つまり、そ
の接続端子25と電極受28とが超音波振動子3を差し
込むだけで必然的に接続される。
超音波振動子3を組み込む場合、超音波振動子3の各群
の接続端子25をこれに対応する階段部32a,32b
に向くように位置合わせを行って外装カバー2の前方開
口から超音波振動子3を差し込む。すると、その接続端
子25の先端部分が、これに対応する導電性の電極受2
8に押し当って接触して電気的に接続する。つまり、そ
の接続端子25と電極受28とが超音波振動子3を差し
込むだけで必然的に接続される。
【0019】そして、前記ホーン7の周縁鍔21を外装
カバー2の前端にある段部22に当て締付け環24をね
じ込むことによりその段部22に周縁鍔21を押し付け
てホーン7を固定すればよい。
カバー2の前端にある段部22に当て締付け環24をね
じ込むことによりその段部22に周縁鍔21を押し付け
てホーン7を固定すればよい。
【0020】このような構成によれば、超音波振動子3
を外装カバー2に組み込む装着が簡単で組立性がよい。
また、超音波振動子3の接続端子25に駆動信号用コー
ド16のリード線18を直接に接続することなく、電極
受28を介して接続しているため、超音波振動による熱
でリード線18側の接続部が溶断したり破断したりしな
い。断線状態になる虞れが少なく、長期にわたり安全に
使用できる。
を外装カバー2に組み込む装着が簡単で組立性がよい。
また、超音波振動子3の接続端子25に駆動信号用コー
ド16のリード線18を直接に接続することなく、電極
受28を介して接続しているため、超音波振動による熱
でリード線18側の接続部が溶断したり破断したりしな
い。断線状態になる虞れが少なく、長期にわたり安全に
使用できる。
【0021】図5および図6は本発明の第3の実施例を
示すものである。この実施例のハンドピース1は外装カ
バー2の内部に2つの電極受41a,41bを設けてな
り、電極受41a,41bはそれぞれ複数の接続接片4
2を一体に連結して構成されており、この基端にはそれ
ぞれが対応する分極側のリード線18,18に接続され
ている。一方の電極受41aの接続接片42は一方の分
極側の電極板5に対応して一部を除去したリング状の弾
性導電部材によって構成され、他方の電極受41bの接
続接片42は他方の分極側の電極板5に対応してリング
状の弾性導電部材によって構成されるものである。
示すものである。この実施例のハンドピース1は外装カ
バー2の内部に2つの電極受41a,41bを設けてな
り、電極受41a,41bはそれぞれ複数の接続接片4
2を一体に連結して構成されており、この基端にはそれ
ぞれが対応する分極側のリード線18,18に接続され
ている。一方の電極受41aの接続接片42は一方の分
極側の電極板5に対応して一部を除去したリング状の弾
性導電部材によって構成され、他方の電極受41bの接
続接片42は他方の分極側の電極板5に対応してリング
状の弾性導電部材によって構成されるものである。
【0022】各電極受41a,41bの接続接片42は
外装カバー2の内面に配置され、ハンドピース1の外装
カバー2に超音波振動子3を組み込んだ場合、その超音
波振動子3の各群の電極板5がこれに対応する電極受4
1a,41bの接続接片42に接触して電気的に接続さ
れるようになっている。
外装カバー2の内面に配置され、ハンドピース1の外装
カバー2に超音波振動子3を組み込んだ場合、その超音
波振動子3の各群の電極板5がこれに対応する電極受4
1a,41bの接続接片42に接触して電気的に接続さ
れるようになっている。
【0023】このような構成によっても、図6で示すよ
うに超音波振動子3を外装カバー2の中に組み込めば、
電極板5と電極受41a,41bの接続が行われ、その
装着組立性がよい。また、超音波振動子3の接続端子2
5に駆動信号用コード16のリード線18を直接に接続
することなく、電極受41a,41bを介して接続する
ため、超音波振動による熱でリード線18,18側の接
続部が溶断したり破断したりしない。また、超音波振動
子3の電極板5に接続端子25等を大きく突き出して形
成する必要がない。このため、ハンドピース1の小形化
が図れる。
うに超音波振動子3を外装カバー2の中に組み込めば、
電極板5と電極受41a,41bの接続が行われ、その
装着組立性がよい。また、超音波振動子3の接続端子2
5に駆動信号用コード16のリード線18を直接に接続
することなく、電極受41a,41bを介して接続する
ため、超音波振動による熱でリード線18,18側の接
続部が溶断したり破断したりしない。また、超音波振動
子3の電極板5に接続端子25等を大きく突き出して形
成する必要がない。このため、ハンドピース1の小形化
が図れる。
【0024】なお、図7で示すものは電極受を板ばね4
5で形成し、この板ばね45は一端と他端を折り曲げて
なり、その一端を外装カバー2の内面部にビス止め固定
し、他端を電極板5に当てるようになっている。また、
板ばね45の中間部は外装カバー2に超音波振動子3を
差し込む側が高い導入傾斜部46として形成されてい
る。
5で形成し、この板ばね45は一端と他端を折り曲げて
なり、その一端を外装カバー2の内面部にビス止め固定
し、他端を電極板5に当てるようになっている。また、
板ばね45の中間部は外装カバー2に超音波振動子3を
差し込む側が高い導入傾斜部46として形成されてい
る。
【0025】このような構成によっても、超音波振動子
3を外装カバー2の中に組み込めば、電極板5と板ばね
45との接続が行われ、その装着組立性がよい。また、
超音波振動子3の接続端子25に駆動信号用コード16
のリード線18を直接に接続することなく、電極受とし
ての板ばね45を介して接続するため、超音波振動によ
る熱でリード線18,18側の接続部が溶断したり破断
したりしない。また、超音波振動子3の電極板5に接続
端子等を大きく突き出して形成する必要がない。さら
に、超音波振動子3の振動が板ばね45で緩衝され、外
装カバー2への伝達が緩和されるので、術者の受ける振
動が緩和され、操作性がよい。
3を外装カバー2の中に組み込めば、電極板5と板ばね
45との接続が行われ、その装着組立性がよい。また、
超音波振動子3の接続端子25に駆動信号用コード16
のリード線18を直接に接続することなく、電極受とし
ての板ばね45を介して接続するため、超音波振動によ
る熱でリード線18,18側の接続部が溶断したり破断
したりしない。また、超音波振動子3の電極板5に接続
端子等を大きく突き出して形成する必要がない。さら
に、超音波振動子3の振動が板ばね45で緩衝され、外
装カバー2への伝達が緩和されるので、術者の受ける振
動が緩和され、操作性がよい。
【0026】図8は途中で屈曲した超音波伝達部材11
を被覆するシース51の一例を示す。シース51は、熱
可塑性樹脂または形状記憶樹脂等、熱を加えることによ
って形状が変化する有機化合物によって作られている。
すなわち、ハンドピース1を組み立てる前は図8の
(a)で示すように超音波伝達部材11の屈曲部に対応
した部分に蛇腹52が形成され、ここの部分に可撓性を
もたしている。
を被覆するシース51の一例を示す。シース51は、熱
可塑性樹脂または形状記憶樹脂等、熱を加えることによ
って形状が変化する有機化合物によって作られている。
すなわち、ハンドピース1を組み立てる前は図8の
(a)で示すように超音波伝達部材11の屈曲部に対応
した部分に蛇腹52が形成され、ここの部分に可撓性を
もたしている。
【0027】ハンドピース1を組み立てる際にはその蛇
腹52の可撓性によってシース51を屈曲した超音波伝
達部材11に容易に差し込むことができる。手術前にお
いてこのハンドピース1をオートクレーブ、エチレンオ
キサイドガスによる滅菌処理を行う場合に加えられる熱
によってシース51の蛇腹52が、図8の(a)で示す
矢印の向きに伸びて変形し、最終的には図8の(b)で
示すようにその蛇腹52が完全に延びて蛇腹52の蛇腹
形状が消滅する。このように蛇腹形状が消滅するため、
その突起で視線53を遮ることがなく、術者にとり良好
なオリエンテーションが得られる。
腹52の可撓性によってシース51を屈曲した超音波伝
達部材11に容易に差し込むことができる。手術前にお
いてこのハンドピース1をオートクレーブ、エチレンオ
キサイドガスによる滅菌処理を行う場合に加えられる熱
によってシース51の蛇腹52が、図8の(a)で示す
矢印の向きに伸びて変形し、最終的には図8の(b)で
示すようにその蛇腹52が完全に延びて蛇腹52の蛇腹
形状が消滅する。このように蛇腹形状が消滅するため、
その突起で視線53を遮ることがなく、術者にとり良好
なオリエンテーションが得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波振動子の電極と駆動信号用コードのリード線との接
続は、外装カバーの内部に超音波振動子を差し込んで収
納することにより完了し、前記電極が前記電極受けと接
触した状態で、固定手段により、前記超音波振動子と前
記外装カバーとを固定する。したがって、超音波振動子
を作動させる使用中において、超音波振動によって生じ
る熱または超音波振動が、電極と電極受けとの接続状態
を阻害しないため、長期にわたり安定的に使用できる。
また、外装カバーの内部に超音波振動子を差し込んで収
納することにより、超音波振動子の電極と駆動信号用コ
ードのリード線との電気的接続が完了し、その組立てが
容易である。
音波振動子の電極と駆動信号用コードのリード線との接
続は、外装カバーの内部に超音波振動子を差し込んで収
納することにより完了し、前記電極が前記電極受けと接
触した状態で、固定手段により、前記超音波振動子と前
記外装カバーとを固定する。したがって、超音波振動子
を作動させる使用中において、超音波振動によって生じ
る熱または超音波振動が、電極と電極受けとの接続状態
を阻害しないため、長期にわたり安定的に使用できる。
また、外装カバーの内部に超音波振動子を差し込んで収
納することにより、超音波振動子の電極と駆動信号用コ
ードのリード線との電気的接続が完了し、その組立てが
容易である。
【図1】本発明の第1の実施例を示し、(a)はその超
音波治療装置の概略な全体的構成の断面図、(b)は振
動の振幅波形の特性図。
音波治療装置の概略な全体的構成の断面図、(b)は振
動の振幅波形の特性図。
【図2】同じく本発明の第1の実施例の超音波治療装置
においての外装カバーと超音波振動子との分解斜視図。
においての外装カバーと超音波振動子との分解斜視図。
【図3】同じく本発明の第1の実施例の超音波治療装置
においての外装カバーに超音波振動子を組み込んだ状態
のハンドピースの斜視図。
においての外装カバーに超音波振動子を組み込んだ状態
のハンドピースの斜視図。
【図4】本発明の第2の実施例に係る超音波治療装置の
概略な全体的構成の断面図。
概略な全体的構成の断面図。
【図5】(a)は本発明の第3の実施例に係る超音波治
療装置の概略な全体的構成の断面図、(b)はその電極
受の斜視図。
療装置の概略な全体的構成の断面図、(b)はその電極
受の斜視図。
【図6】同じく本発明の第3の実施例に係り、外装カバ
ーと超音波振動子の組み立て前の側面図。
ーと超音波振動子の組み立て前の側面図。
【図7】同じく本発明の第3の実施例の変形例を示す電
極板と電極受の要部の断面図。
極板と電極受の要部の断面図。
【図8】超音波伝達部材に装着するシースの変形する手
順を示す説明図。
順を示す説明図。
1…ハンドピース、2…外装カバー、3…超音波振動
子、4…圧電素子、5…電極板、7…ホーン、11…超
音波伝達部材、16…駆動信号用コード、18…リード
線、25…接続端子、28…電極受。
子、4…圧電素子、5…電極板、7…ホーン、11…超
音波伝達部材、16…駆動信号用コード、18…リード
線、25…接続端子、28…電極受。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 友尚 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 唐沢 均 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡田 光正 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 池田 裕一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 永住 英夫 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小林 至峰 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 長岡 由希子 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 加川 裕昭 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 窪田 哲丸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 幸田 好司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−181851(JP,A) 特開 平2−99045(JP,A) 特開 昭60−20375(JP,A) 特開 平4−246348(JP,A) 実開 平2−51523(JP,U) 実開 昭61−145513(JP,U) 実開 昭60−83611(JP,U) 実開 昭60−49461(JP,U) 実開 平1−58126(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/22 330 A61B 18/00 G02B 23/24
Claims (2)
- 【請求項1】 軸を有する超音波振動子と、この超音波
振動子の周方向に突出し、該周方向にそれぞれ位置を変
えて配置される複数の電極と、前記超音波振動子を前記
軸方向に差し込んで内部に収納する外装カバーと、この
外装カバーの内部に設けられ、前記複数の電極がそれぞ
れ挿通する複数の溝と、これら複数の溝に設けられ、前
記超音波振動子を差し込んだとき、前記複数の電極とそ
れぞれ接触する位置に配置される複数の電極受とを具備
したことを特徴とする超音波治療装置。 - 【請求項2】 軸を有する超音波振動子と、この超音波
振動子の周方向に突出し、突出量が異なる複数の電極
と、前記超音波振動子を前記軸方向に差し込んで内部に
収納する外装カバーと、この外装カバーの内部に設けら
れ、前記複数の電極とそれぞれ接触するように、前記軸
からの高さを変えた位置に配置される複数の電極受とを
具備したことを特徴とする超音波治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18789091A JP3169989B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 超音波治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18789091A JP3169989B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 超音波治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531118A JPH0531118A (ja) | 1993-02-09 |
JP3169989B2 true JP3169989B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=16213987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18789091A Expired - Fee Related JP3169989B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 超音波治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3169989B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102310145B1 (ko) * | 2020-02-26 | 2021-10-08 | (주)디엠서플라이 | 매트 가변 가방 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011086326A1 (de) | 2011-11-15 | 2013-05-16 | Söring GmbH | Ultraschallchirurgisches Instrument |
WO2017195265A1 (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | オリンパス株式会社 | 超音波医療装置 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP18789091A patent/JP3169989B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102310145B1 (ko) * | 2020-02-26 | 2021-10-08 | (주)디엠서플라이 | 매트 가변 가방 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0531118A (ja) | 1993-02-09 |
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