JP3169846B2 - 無電極放電ランプとその製造方法 - Google Patents

無電極放電ランプとその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無電極放電ランプ
およびその製造方法で、蒸気圧の高いハロゲン化金属を
含むセラミック発光管を、セラミック板と溶融ガラスで
密閉封入をする製造方法およびその構成に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば発光エネルギ−がマイクロ波入力
による無電極放電ランプとしては、石英発光管中に、イ
オウと希カ゛スを密閉封入したランプが最近に盛んに研究
され実用化段階にきている(The 7th International Sy
mposium on the Science & Technology of Light Sourc
es: B.P.Turner et al 1995 pp125)。またアルカリ金属
を不活性カ゛スとともに単結晶アルミナあるいは多結晶ア
ルミナで封止した無電極セラミック放電ランプ(特開昭
54−119783)等も検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし石英管で作成し
ている従来のマイクロ波励起高圧無電極放電ランプで
は、熱伝導が悪いため、発光管に支持棒を付けそれをモ
ーターで回転させ発光管を均熱化していた(図10、図
11参照)。無電極ランプは電極がないので電極材料の
飛散による黒化がなく、長寿命が期待されるが、そのよ
うな均熱化にモーターの回転を必要とするため、可動部
の寿命が問題となる。
【0004】また単結晶あるいは多結晶アルミナで封止
した無電極放電管もハロゲン化状態でないので、有効な
発光スペクトルを得るには、非常に大きなパワーが供給
する必要があると思われる。したがって、蒸気圧の高い
ハロゲン化物を発光物質として封入したセラミック発光
管材料による無電極放電ランプは未だ実用化に至ってい
ない。
【0005】またセラミック放電ランプとして唯一実用
化されているナトリウムランプは電極封止部に設置する
サーメットを誘導加熱し、その熱で密閉封止用の溶融ガ
ラスを溶融している。しかし例えばマイクロ波入力無電
極放電ランプでは、電極部分がないために、誘導加熱す
ることが出来ない。またニオブ製細管で封止した高圧ナ
トリウムランプも実用化されている。しかしこれもエネ
ルギーを供給するキャビティ内で発光管中に金属が存在
すると、マイクロ波でサーメットあるいはニオブの金属
部分が局所加熱されてしまい発光管がすぐに破壊されて
しまう。
【0006】回転機構を用いずに高エネルギー入力でき
るマイクロ波無電極放電ランプを実現するために、石英
ガラスより耐熱性の高いセラミック材料を使用すればよ
い。またセラミック材料を用いて無電極放電ランプを実
現する手段として、耐熱性チューブ内にセラミック管を
挿入し、誘導加熱法で直接封止部を加熱せずに一旦熱吸
収体を加熱しその熱を利用して封止部の局所加熱すれば
よい。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような点を考慮し、
本発明は次のような無電極放電ランプを提供する。
【0008】本発明は、発光管と、その発光管中に封
された少なくとも発光金属若しくはハロゲン化金属と希
ガスと、ランプ発光のための励起用エネルギー導入用の
キャビティとを備え、前記発光管の開口部は少なくとも
溶融ガラスで真空封止されており、その封止部は、ラン
プ発光のための励起用エネルギー導入用の前記キャビテ
ィの外部に設けられていることを特徴とする無電極放電
ランプである。
【0009】また、本発明は、耐熱性チューブ中に、予
め片側が密閉されており、少なくともハロゲン化金属あ
るいは発光金属を入れたセラミック発光管を挿入し、そ
の発光管の開口部を、蓋部材と溶融ガラスで密閉封止す
るにあたって、その封止部分を他の部分に比べて高温に
することにより、密閉封止する、ことを特徴とする無電
極放電ランプの製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1に示すように、セラミック管1材料の
片側2は予め焼結時に密閉されている。他の開口部側に
は、発光管になるセラミック管1の内径より大きい円板
状の部分3と、発光管の内径より小さい径の棒状部分4
とからなる、ボルト状のセラミック部材5が挿入されて
いる。上記セラミック部材5の棒状部分4の長さと発光
管1自身の長さからアーク長が決定される。つまり、発
光管1自身の長さから棒状部分4の長さを引いた差がア
ーク長を決定する。上記セラミック発光管1を封止する
ために、発光管1の内径より大きいリング状の溶融ガラ
ス環6が、上記セラミック部材5に挿入され、発光管1
の端部で、発光管1とセラミック棒5とが密閉封止され
ている。
【0012】上記のような構成をとれば、セラミック部
材5の棒状部分4の長さを変えて、あるいは発光管の内
径及び棒状部分4の太さを変えることにより、アークの
サイズを自由に変えることが可能になる。なぜなら、マ
イクロ波を用いた無電極放電ランプの放電の状態は、ア
ーク放電自身が管壁近傍に近づき発光管全体に広がるた
め、発光管のサイズ自身がほぼアークサイズになるから
である。
【0013】また、プロジェクション用の放電ランプを
実現するためには、ショートアークが必要になり、その
ためには、発光管自身を小さくすることが要求される。
しかし従来のように、発光管に石英管を用いると、耐熱
性が乏しく、冷却機構が必要となり、そのため、発光管
に支持棒を付けその支持棒をモーターで回転させて冷却
していた。しかし本発明のようにセラミック材料で発光
管を構成すると、同一パワーを入力しても、石英管より
均熱性が良くなり、回転機構を用いなくても良好な発光
特性を得ることが出来る。
【0014】本実施例では、セラミック発光管1の片側
2をセラミック焼結時に同時に密閉した構成をとってい
るが、図2に示すように、上記開口部の封止構造と同様
な、セラミック材料の蓋5で両開口部を封止することも
可能である。
【0015】また以上の説明では封止用セラミック部材
5として凸型の形状を用いたが、図3に示すようにセラ
ミック板3を使用しても何ら問題無い。但し、発光材料
を希カ゛スとともに密閉封止するときは、予め発光管1の
片側は封止しておく必要がある。
【0016】また、本実施例では、セラミック発光管と
して、透光性セラミック材料を使用した。その材料とし
ては、高純度アルミナ、YAG、イットリア、窒化アル
ミニウムなどの高融点材料を使用した。いずれも、石英
より高温で処理できるため、水分除去が石英より向上で
き、封入した発光材料7との反応が抑制されて失透現象
も抑制される。
【0017】次に、セラミック管を用いて、本発明の無
電極放電ランプを作成するための、製造方法について図
4〜図7を用いて説明する。
【0018】まず図4で示すように、発光材料7を入れ
たセラミック発光管1を、溶融用ガラス6と、ボルト型
のセラミック部材5とでふたをし、その蓋がされた発光
管1を真空容器としてのガラス容器8の中に設置する。
このガラス容器8が本発明の耐熱チューブに対応する。
【0019】次に、図5に示すように上記ガラス製の真
空容器8を真空系に接続し、真空排気を行う。すなわ
ち、真空接続するために、真空容器8を、真空装置のフ
ランジ17と接続用フランジ18とO−リング19とで
密閉する。接続用フランジ18を締めると押さえ板20
でO−リング19が圧迫され、気密接続が出来る。接続
後、一定のバックグラウンドまで排気した後、Ar等の
不活性ガスを所定の圧力まで封入する。
【0020】次に図6に示すように局所的に加熱するた
めの加熱ヒーター9を封止部分に設置し、昇温により溶
融ガラス6を溶融させ、セラミック発光管1とセラミッ
ク部材5とを接続する。この時、セラミック発光材料7
が入っている部分、つまり図面上の下方部分は、水冷冷
却、あるいは空冷10する。これによって、セラミック
発光材料7が蒸発して発光管材料から出てしまうことを
防止できる。
【0021】またフランジ17,18で接続していると
ころも、Oーリング19が熱で劣化しないように空冷、
水冷等で冷却するほうが好ましい。
【0022】上記のような本発明による排気方法、封止
方法を採用すると、真空容器8が局所冷却10の緩衝体
となり、セラミック管1にかかるヒートショックを緩和
出来るため、セラミック管1が封止加熱中に破損するこ
とを防止でき、しかもハロゲン化金属を蒸発させずに、
密閉封止できる。
【0023】加熱ヒーター9として、カンタル(モリブ
デンシリサイドヒーター)材料を使用した加熱ヒーター
9を用いて、約2〜3mmの局所加熱により1450℃
まで昇温し、発光材料7を蒸発させずに密閉封止出来る
ことが確認できた。このとき使用した真空容器8は石英
ガラスでできており、内部に入れたセラミック発光管1
の材料は、アルミナあるいは、YAGを用いて実験し
た。
【0024】また加熱して溶融ガラス6が溶融し、石英
ガラスの真空容器8と接触し溶着してしまうと、冷却時
に膨張係数の差から真空容器8としての石英ガラスがわ
れたり、内部のセラミック発光管1が取り出せなくなる
ので、図7に示すように、ジルコニアあるいはボロンナ
イトライドで出来た管16で溶融ガラス部6を覆った
後、密閉封止を行った。これにより溶融ガラス6が石英
ガラスの真空容器8と直接接着するようなことを防止で
き、セラミック発光管1自身も容易に取り出すことが可
能になった。
【0025】さらに、図8に示すように、封止用溶融ガ
ラス6を加熱するために、ヒーター9で局所加熱すると
ともに、発光材料7が存在している場所を、真空容器8
ごと水冷してもよい。なお、冷却媒体30としては水な
どを用いることができる。また図9のように、真空容器
8の外側にマイクロ波熱吸収体25を設置し、マイクロ
波入力すればパワ−を調整するだけで、溶融ガラス6の
み溶かし密閉封止できる。
【0026】この方法を使えば、通常のヒーターより局
所加熱できるため、発光管1内にある発光材料7を蒸発
させなくて確実に密閉封止することが出来る。
【0027】次に、このようにして製造された無電極セ
ラミック発光管を、マイクロ波で励起発光させる装置の
一実施例を図10〜図15を用いながら説明する。
【0028】従来、石英ガラスで構成された発光管23
を、図10のようにマイクロ波のキャビティ12内に発
光管ランプ23すべてを設置し、それに溶接した支持棒
22を外部モーター14に接続させ回転させる。また有
電極29のセラミックランプ場合は、図11のように、
アーク近傍に封止材料21が近接せざるを得ない。
【0029】それに対し、本発明は、図12のようにセ
ラミック発光管1の封止部分21をマイクロ波キャビテ
ィ12外に設置し、発光部Aのみキャビティ12内に設
置しているので、溶融ガラス6の温度上昇が押さえら
れ、その結果、セラミック管1自身の耐熱性を考慮する
だけで、エネルギー投入量が決定出来る。しかも、溶融
ガラス6近傍の封止部分21温度が抑制されるため、発
光材料7と溶融ガラス6との反応も抑制され、封止部2
1でのリークによる寿命不良特性も改善される。
【0030】したがって、この実施例のようなマイクロ
波投入の構造を採用する場合は、図13に示すように、
従来のサーメット15とセラミック管1を溶融ガラス6
で封止して封止部分21を完成させるという構成も可能
になる。
【0031】なお、図14のようにサーメット15がア
ークに曝される部分をセラミック棒24で保護した構成
をとってやれば、発光材料7とサーメット15との反応
を抑制することが可能になる。
【0032】さらに、図15のような構成を採用する
と、発光管1の位置を容易に調整することが出来る。位
置調整が出来れば、発光管1へのエネルギー入力のマッ
チングの調整ができ発光強度の最適化ができる。さら
に、センサを利用して、その発光に対応した電気信号あ
るいは発光強度をモニターしていれば、その強度の最大
になる最適の位置が確認できる。従って位置調整用モー
ター26と、モニター装置と連動させておけば、容易に
位置調整が可能になる。これを行うために、図15のよ
うに発光管1を支えるためにマイクロ波用キャビティ1
2につば27を設け、発光管1が動かないようにする。
さらに、発光管1の支えのつば27の貫通孔28の大き
さを、入力マイクロ波が外部に漏れないよう調整する。
完全に遮断することは困難であるが、1%以下に押さえ
ることは可能である。またライフ中にランプの状態が変
化するので、発光管1の最適位置が変わってしまう。こ
のように最適設置位置が変化したとしても、図15のよ
うに位置を変更出来るようにしておけば、エネルギーの
入力状況に応じ、対処することが出来る。
【0033】以上の説明では、マイクロ波入力の場合を
例に取って説明したが、、エネルギー入力を磁場あるい
は電界で入力した場合でも同様のことが適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明によると、セラミック材料を用い
た無電極放電ランプの製造が容易になる。石英の替わり
にセラミック材料を使用する事により、耐熱性が向上
し、冷却機構に余裕ができる。したがって、発光管自身
も小さくでき、点光源化に有用である。また、本発明に
よる製造法によると、従来からのサーメットを介しての
誘導加熱を用いなくてもセラミックの密閉封止が可能に
なる。
【0035】しかも発光管材料がアルミナなどのセラミ
ック材料を使用するため、発光物質との反応を石英ガラ
ス管より抑制でき、長寿命化が実現できる。
【0036】また封止部をマイクロ波キャビティの外に
おけば、従来のように封止部に、サーメット材料や、ニ
オブ管等も使用できる。しかも、封止部分の温度上昇が
抑制できるため、封止でのリークによる寿命特性が改善
される。
【0037】また、発光管の位置を可動できるようにし
ておけば、初期設定の時も、点灯動作中であっても、エ
ネルギーのマッチングが容易に出来るという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるセラミック無電極放
電ランプの構造を示し、特に発光管の片側を予め焼結し
た場合を示す断面図である。
【図2】本発明の別の実施例にかかるセラミック無電極
放電ランプの構造を示す断面図である。
【図3】本発明の別の実施例にかかるセラミック無電極
放電ランプの構造を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例にかかる無電極放電ランプの
製造方法の一工程を示す略示断面図である。
【図5】本発明の一実施例にかかる無電極放電ランプの
製造方法の一工程を示す略示断面図である。
【図6】本発明の一実施例にかかる無電極放電ランプの
製造方法の一工程を示す略示断面図である。
【図7】本発明の一実施例にかかる無電極放電ランプの
製造方法の一工程を示す略示断面図である。
【図8】本発明の一実施例にかかる無電極放電ランプの
製造方法の一工程を示す略示断面図である。
【図9】本発明の別の実施例にかかる無電極放電ランプ
の製造方法の一工程を示す略示断面図である。
【図10】従来のマイクロ波励起型石英バルブ無電極ラ
ンプの構成の一例を示す断面図である。
【図11】従来の有電極セラミックランプの構成の一例
を示す断面図である。
【図12】本発明の一実施例にかかる無電極ランプを用
いたマイクロ波励起無電極ランプの構成図である。
【図13】サーメットとセラミック管を溶融ガラスで封
止した従来のセラミックランプを示す断面図である。
【図14】セラミックで保護したサーメットとセラミッ
ク管を溶融ガラスで封止した従来のセラミックランプを
示す断面図である。
【図15】本発明の別の実施例を示し、発光管を可動に
するための位置調整用モーターを設けた例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1−−セラミック管 2−−セラミック発光管の封止された片側 3−−封止用セラミック材料の蓋 4−−封止用セラミック材料の棒状部分 5−−封止用セラミック部材 6−−封止用溶融ガラス(環) 7−−発光材料 8−−封止用真空容器 9−−局所加熱装置ヒーター部分 10−−局所加熱装置冷却部 11−−マイクロ波用導波管 12−−マイクロ波用キャビティ 13−−発光管支持部 14−−発光管回転用モーター 15−−サーメット材料 16−−真空封止時に溶融ガラスと真空容器が接着しな
いように防止する、スペーサー材料 17−−真空装置フランジ 18−−接続用フランジ 19−−密閉用O−リング 20−−押さえ板 21−−封止部分 22−−発光管支持棒 23−−石英バルブ(発光管) 24−−サーメット保護用セラミック 25−−マイクロ波熱吸収体 26−−位置調節用モーター 27−−発光管1の支えのつば 28−−貫通孔 29−−放電電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭63−899(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 65/00 - 65/04 H05B 41/24

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光管と、その発光管中に封入された少
    なくとも発光金属若しくはハロゲン化金属と希ガスと
    ランプ発光のための励起用エネルギー導入用のキャビテ
    ィとを備え、前記発光管の開口部は少なくとも溶融ガラ
    スで真空封止されており、その封止部は、前記キャビテ
    ィの外部に設けられていることを特徴とする無電極放電
    ランプ。
  2. 【請求項2】 前記発光管はセラミック製であることを
    特徴とする請求項1記載の無電極放電ランプ。
  3. 【請求項3】 前記ランプ発光のための励起用エネルギ
    ーの1%以下のエネルギーしか前記封止部へ漏れないよ
    うに、遮蔽部が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の無電極放電ランプ。
  4. 【請求項4】 前記発光管は、前記励起用エネルギー導
    入用のキャビティに対して、手動若しくは自動で移動可
    能であることを特徴とする請求項1記載の無電極放電ラ
    ンプ。
  5. 【請求項5】 前記発光管からの発光強度を検知し、そ
    の発光強度が最大になるように、前記発光管の位置が移
    動されることを特徴とする請求項4記載の無電極放電ラ
    ンプ。
  6. 【請求項6】 前記励起用エネルギー導入用のキャビテ
    ィには、前記発光管を外部から挿入することにより設置
    し得る様に、貫通孔が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の無電極放電ランプ。
  7. 【請求項7】 前記発光管の開口部は、前記溶融ガラス
    の他に、セラミック部材も利用して、封止されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の無電極放電ラン
    プ。
  8. 【請求項8】 前記発光管の開口部は、前記溶融ガラス
    の他に、サーメット若しくはニオブ部材も利用して、封
    止されていることを特徴とする請求項1又は2記載の無
    電極放電ランプ。
  9. 【請求項9】 前記セラミック部材は、前記発光管の内
    径より小さい棒状部分と、前記発光管の内径より大きい
    板状部分が一体となっている蓋部材であり、前記発光管
    内部の、前記棒状部分が存在していない空間が発光アー
    クの状態を決定することを特徴とする請求項7記載の無
    電極放電ランプ。
  10. 【請求項10】 前記セラミック部材は、前記発光管の
    外径より大きい板状蓋部材であることを特徴とする請求
    項7記載の無電極放電ランプ。
  11. 【請求項11】 前記サーメットの 発光アークに曝さ
    れる部分が、セラミック材料で保護されていることを特
    徴とする請求項8記載の無電極放電ランプ。
  12. 【請求項12】 耐熱性チューブ中に、予め片側が密閉
    されており、少なくともハロゲン化金属あるいは発光金
    属を入れたセラミック発光管を挿入し、その発光管の開
    口部を、蓋部材と溶融ガラスで密閉封止するにあたっ
    て、その封止部分を他の部分に比べて高温にすることに
    より、密閉封止する、ことを特徴とする無電極放電ラン
    プの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記その他の部分は、前記発光金属あ
    るいはハロゲン化金属が置かれている部分であり、水冷
    あるいは空冷することにより、冷却することを特徴とす
    る請求項12記載の無電極放電ランプの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記蓋部材はセラミック部材であり、
    そのセラミック部材は、前記発光管の内径より小さい棒
    状部分と、前記発光管の内径より大きい板状部分が一体
    となっている部材であることを特徴とする請求項12記
    載の無電極放電ランプの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記耐熱性チューブと前記セラミック
    発光管との間にボロンナイトライド系あるいはジルコニ
    ア系の材料からなるスペーサーを挿入して、前記高温化
    工程を行うことを特徴とする請求項12の無電極放電ラ
    ンプの製造方法。
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