JP3168304U

JP3168304U - オンとオフ八角形陣取り合戦ゲーム

Info

Publication number: JP3168304U
Application number: JP2011000630U
Authority: JP
Inventors: 金司永田
Original assignee: 金司永田
Priority date: 2011-02-07
Filing date: 2011-02-07
Publication date: 2011-06-09
Anticipated expiration: 2021-02-07

Abstract

【課題】八角形を基本形とし、これを一定分割した盤面と、分割されたスペースに対応する数の表裏２色のコマとで構成されるリバースボードゲームを提供する。【解決手段】基本のゲーム盤面は、元となる八角形を、４本の対角線と中心に向って一定回数縮小することによって得られる新たな八角形とで４０分割して作成の上、明確な彩色を施し、基本のコマは分割されたスペースと相似形とし表裏を２色に分けて彩色し、また盤面の分割線上に突起処理を加え裏返しのための利便性を与える。【選択図】図１

Description

本考案は八角形を一定数分割したスペースと同数及び相似形の２色に色分けしたコマを、対戦する二人が半数の同色コマを持ち、交互にスペースを埋めていき、その際に相手のコマをルールに基づき裏返し、色を変えることで、最終的にどちらの色が多いかをもって勝負を判定するリバースボードゲームに関する。

リバースゲームについては、従来いわゆるリバーシ、オセロ（登録商標）と呼ばれるボードゲームが主流で、これらはいずれも垂直・水平と左右45度の斜線上で相手のコマをはさむものであって、また常に相手をはさむ位置に置きゴマをしなければならないというルールが存在し、これが従来のリバースゲームを特徴付けていた。

特開２００１−２５９１１０号

本考案は従来のリバースゲームに、同心円周上でも相手のコマをはさんで裏返すことができるという、新たなゲーム要素を加えるものである。

またコマを置く際には、必ずしも相手のコマをはさむ必要はなく、相手のコマの間に自らはさまれるだけの手も可能とする。この時、自分の手ゴマは裏返らないものとすることで戦略的思考をより深化させるものである。

円周というゲーム要素を加えるために、基本の形として八角形を採用した。これは従来のリバースゲームの方向感覚を残しながら、新たに円周方向の概念を加えるために最も基本となる角数である。

ルールとして相手のコマに角または辺で接していれば、必ずしも相手のコマをはさまない手も可能とする。

更に相手のコマの間に自らはさまれるだけの手も可能とする。この時、対角線上においても、円周上においても自分の手ゴマは裏返らないものとする。

円周上でも相手のコマをはさめる要素を加えたことで、コマを置く意味のオンと、コマを裏返す意味のオフとを、より平面的な戦略思考を必要としながら繰り返すゲームとなった。

コマの置き方に自由度を持たせることによって、従来のリバースゲームより少ないコマ数でもいわゆる好手を得やすくなった。

図１は盤面とコマの基本図面である。（実施例１）図２は各コマの色分けを示した図面である。（実施例１）図３は黒コマにより白コマを、はさむ概念を示した図面である。（実施例２）図４は白コマが黒コマに裏返る状況を示した図面である。（実施例２）図５は黒コマが白コマを円周全体ではさむ状況を示した図面である。（実施例３）図６は自コマが裏返らない状況を示した図面である。（実施例４）図７は盤面を４色に分割した図面である。（実施例５）図８は分割線上を盛り上げ突起状にした図面である。（実施例６）

図１は盤面と図２の色分けをしたコマの位置関係を示す。

図３は黒コマにより白コマを、対角線上及び円周上ではさむ手を示す。

図３の状況により図４のように白コマが黒コマに裏返る状況を示す。

黒コマは図５のように白コマを円周全体ではさむことができるものとする。

相手にはさまれるように置いた場合は、図６に示す通り自コマは裏返らないものとする。

図７のように盤面を４色に分割することで、コマが置かれた位置の色によって得点が加算される、より複雑なゲームルールを与える。

図８のように盤面の分割線部分は周囲より曲線状に盛り上げ突起部分を作り、コマが動いて隣りのスペースに移動せず、かつ対戦者同士がコマを裏返しやすくする処理を加える。

Claims

八角形を４本の対角線と八角形を段階的に縮小した四つの新たな八角形によって40分割した盤面及び分割スペースに相応する枚数の表裏２色のコマとを使用し、二人の対戦者がそれぞれ20枚ずつのコマを互いに色を変えて持つことを特徴とするリバースボードゲーム。
自分のコマにより対角線上または同心円周上で相手のコマをはさんだ時に、相手のコマを自分のコマの色に裏返すことができるが、コマの置き方は必ずしも相手のコマをはさむ必要はなく、必ず既に置かれたコマと点または辺で接した位置に置くものとし、また相手の二つのコマの間にはさまれるように自分のコマを置くこともでき、この時自分のコマの色は裏返ることがない請求項１に記載のリバースボードゲーム。
盤面を対角線方向が対となるよう４色分割し、コマが置かれた場所の色により得点加算されるルールを付与するとともに、盤面の分割線部分を周囲より曲線状に盛り上げて、コマが動いて隣りのスペースに移動せず、かつ対戦者同士がコマを裏返しやすくする突起処理を加えた請求項１〜２に記載のリバースボードゲーム。
パーソナルコンピュータもしくは携帯電話等の電子機器上で動作させる際にも請求項１〜３に記載の原理を適用するリバースボードゲーム。