JP3168165U - おはじき - Google Patents

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澤田 憲吾
憲吾 澤田
龍雅 山口
龍雅 山口
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株式会社文溪堂
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Abstract

【課題】規定の方向に沿って簡単に積層させることができるおはじきを提供する。【解決手段】おはじき11は、規定の方向に沿って積層可能なおはじき本体12を備え、前記おはじき本体には、磁石14が固定されており、前記磁石は、前記規定の方向と交差する面の一部分が第1の磁極となると共に、残りの部分が第2の磁極となるように着磁されている。第1のおはじきの磁石の一部分(即ち、第1の磁極が着磁された部分)と、第2のおはじきの磁石の一部分とが対向する場合には、各磁石が反発し合う。こうした場合、第2のおはじきを、第1のおはじきに対して、規定の方向に延びる軸線を中心に相対回転させる。すると、第1のおはじきの磁石の一部分と、第2のおはじきの磁石の残りの部分(即ち、第2の磁極が着磁された部分)とが対向し、各磁石の反発が解消される。その結果、各おはじきのうち何れか一方を反転させることなく、各おはじきを規定の方向に沿って積層させることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、小学校などの授業で利用される教具用のおはじきに関する。
従来、この種のおはじきとして、例えば特許文献1に記載のおはじきが提案されている。このおはじきは、花弁状に形成された合成樹脂製のおはじき本体を備えている。このおはじき本体の中央には、おはじき本体の裏面側に開口する収容部が形成されており、該収容部内には、略円盤状の磁石が固定された状態で収容されている。
そして、授業が終了した後において、使用された複数のおはじきは、専用の収納ケース内に収納されることになる。このとき、各おはじきは、規定の方向に沿って積層された状態で収容ケース内に収納される。
特開平10−161520号公報(図2及び図3)
ところで、上記おはじきに設けられる磁石は、その表面が第1の磁極(例えば、S極)となると共に、その裏面が第2の磁極(例えば、N極)となるように着磁されている。表面及び裏面は、規定の方向に沿って延びる線とほぼ直交する面である。そのため、上記収容ケース内に複数のおはじきを積層した状態で収納するためには、互いに異なる磁極が対向するように各おはじきを積層する必要がある。
このとき、同一磁極が対向するようにおはじきを積層させようとしても、磁石同士が反発し合い、各おはじきを積層させることはできない。このとき、規定の方向で隣り合う各おはじきのうち何れか一方のおはじきを、磁石の天地を逆転させるように反転させれば各磁石の反発が解消し、各おはじきを積層させることができる。
しかしながら、特に低学年の児童では、磁石の特性を理解していない可能性が高いため、一方のおはじきを反転させるという着想を思いつかないおそれがある。そのため、収納ケース内に、複数のおはじきを整理して収納ケース内に収納できない、又は複数のおはじきを積層した状態で収納ケース内に収納するのに多大なる時間を要するおそれがあった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、規定の方向に沿って簡単に積層させることができるおはじきを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のおはじきは、規定の方向に沿って積層可能なおはじき本体を備え、前記おはじき本体には、磁石が固定されており、前記磁石は、前記規定の方向と交差する面の一部分が第1の磁極となると共に、残りの部分が第2の磁極となるように着磁されていることを要旨とする。
上記構成によれば、第1のおはじきの磁石の一部分(即ち、第1の磁極が着磁された部分)と、第2のおはじきの磁石の一部分とが対向する場合には、各磁石が反発し合う。こうした場合、第2のおはじきを、第1のおはじきに対して、規定の方向に延びる軸線を中心に相対回転させる。すると、第1のおはじきの磁石の一部分と、第2のおはじきの磁石の残りの部分(即ち、第2の磁極が着磁された部分)とが対向し、各磁石の反発が解消される。その結果、各おはじきのうち何れか一方を反転させることなく、各おはじきを規定の方向に沿って積層させることができる。
本発明のおはじきにおいて、前記おはじき本体は、前記規定の方向から見た場合に平面視非円形状をなすように形成されていることが好ましい。
本発明のおはじきにおいて、前記おはじき本体は、前記規定の方向に直交する方向に延びる線であって且つ当該おはじき本体の中央を通過する仮想線に対し、線対称となる形状に形成されていることが好ましい。
本発明のおはじきにおいて、前記おはじき本体の中央には、前記磁石が移動不能な状態で収容される収容部が形成されていることが好ましい。
本考案によれば、複数のおはじきを規定の方向に沿って簡単に積層させることができる。
(a)は本考案のおはじきの一実施形態を示す斜視図、(b)はおはじきの平面図、(c)は図1(b)のA−A線矢視断面図。 磁石を示す模式図。 (a)は各磁石が反発する様子を説明する模式図、(b)は各おはじきを積層した様子を説明する模式図。 おはじきの製造手順を説明するフローチャート。 おはじきの別の実施形態を示す斜視図。
以下、本考案を具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1(a)(b)(c)に示すように、おはじき11は、合成樹脂製のおはじき本体12を備えている。このおはじき本体12は、平面視非円形状をなすと共に、規定の方向に沿って延びる軸線S1(図1では一点鎖線で示す。)に直交する仮想線S2(図1では二点鎖線で示す。)に対し、線対称となるように形成されている。一例として、おはじき本体12は、径方向外側に突出する複数(本実施形態では5つ)の凸部が周方向において等間隔に配置される所謂花弁状に形成されている。こうしたおはじき本体12の中央には、収容部としての貫通孔13が形成されている。この貫通孔13は、おはじき本体12の表面121側及び裏面122側に開口している。なお、おはじき本体12の表面121及び裏面122は、図1(c)における上下方向と一致する規定の方向における一方側の面及び他方側の面のことを示している。
また、おはじき本体12の貫通孔13内には、略円柱形状をなす磁石14が嵌入されている。こうした磁石14は、接着剤などによって、おはじき本体12に移動不能な状態で固定されている。
磁石14は、軸線S1に直交する2つの面(表面141、裏面142)を有している。そして、図2に示すように、磁石14の表面141の半分(以下、「第1の領域141a」ともいう。)は第1の磁極(例えば、S極)となる一方で、表面141の残り半分(以下、「第2の領域141b」ともいう。)は第2の磁極(例えば、N極)となっている。一方、磁石14の裏面142において、表面141の第1の領域141aの反対側に位置する第3の領域142aは第2の磁極になる一方、表面141の第2の領域141bの反対側に位置する第4の領域142bは第1の磁極になっている。
次に、複数のおはじき11(111,112)を規定の方向に沿って積層させる場合の作用について、図3を参照して説明する。
さて、複数のおはじき11を積層させる際に、第1のおはじき111の裏面142と、第2のおはじき112の表面141とを対向させる。このとき、互いに極性の異なる磁性を有する領域同士が対向すると、各おはじき111,112間で吸引力が働く。その結果、各おはじき111,112は規定の方向に沿って積層される。
しかし、図3(a)に示すように、同一の極性を有する領域同士が対向する場合には、各おはじき111,112間で反発力が働く。このとき、第1のおはじき111を、第2のおはじき112に対して、軸線S1を中心に180°程度相対回転させると、図3(b)に示すように、互いに極性の異なる磁性を有する領域同士が対向するようになる。その結果、各おはじき111,112間で吸引力が働き、該各おはじき111,112は規定の方向に沿って積層される。
次に、本実施形態のおはじき11の製造手順について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
さて、図4に示すように、第1のステップS10では、おはじき本体12の貫通孔13内に、着磁前の磁石を嵌入させる。そして、接着剤などを用い、着磁前の磁石をおはじき本体12に固定させる。次のステップS20では、おはじき本体12に固定された着磁前の磁石に対して着磁処理を行う。
こうした手順でおはじき11を製造することにより、例えば、磁石14の表面141において図1(b)の左半分に、第1の領域141aが形成されると共に、表面141において図1(b)の右半分に、第2の領域141bが形成される。同様に、磁石14の裏面142において図1(b)の左半分に、第3の領域142aが形成されると共に、裏面142において図1(b)の右半分に、第4の領域142bが形成される。
したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)複数のおはじき11を規定の方向に沿って積層させる場合において、同一の極性を有する領域同士が対向するときには、各おはじき11のうち何れか一方のおはじき11を、他方のおはじき11に対して軸線S1を中心に相対回転させる。すると、互いに極性の異なる磁性を有する領域同士が対向するようになり、各磁石14の反発が解消される。その結果、各おはじき11のうち何れか一方を、磁石の天地面が逆転するように反転させることなく、各おはじき11を規定の方向に沿って簡単に積層させることができる。
(2)また、複数のおはじき11を容易に積層させることができるようになり、複数のおはじき11を専用の収容ケース内に収納させる後片づけの時間を短縮させることができる。その結果、後片づけに要する時間を短縮できる分、おはじき11を用いた学習時間を長くすることができる。つまり、限りある授業の時間を、学習のために有効活用できる。
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・実施形態において、磁石14が収容される収容部は、おはじき本体12の表面121及び裏面122の何れか一方にだけ開口する凹部であってもよい。
・実施形態において、おはじき本体12の収容部を設けなくてもよい。この場合、おはじき本体12の中央に、磁石14が接着剤などによって貼付けられることになる。
・実施形態において、おはじき本体12は、仮想線S2に対し、線対称となる形状であれば、任意の形状であってもよい。例えば、おはじき本体12は、図5に示すように、略4つ葉状の形状であってもよい。
・実施形態において、おはじき本体12は、平面視略非円形状であれば、任意の形状であってもよい。例えば、おはじき本体12は、平面視三角形状であってもよいし、平面視略四角形状であってもよい。また、おはじき本体12は、楕円形状であってもよい。
11…おはじき、12…おはじき本体、13…収容部の一例としての貫通孔、14、磁石、141…規定の方向と交差する面の一例としての表面、142…規定の方向と交差する面の一例としての裏面。

Claims (4)

  1. 規定の方向に沿って積層可能なおはじき本体を備え、
    前記おはじき本体には、磁石が固定されており、
    前記磁石は、前記規定の方向と交差する面の一部分が第1の磁極となると共に、残りの部分が第2の磁極となるように着磁されていることを特徴とするおはじき。
  2. 前記おはじき本体は、前記規定の方向から見た場合に平面視非円形状をなすように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のおはじき。
  3. 前記おはじき本体は、前記規定の方向に直交する方向に延びる線であって且つ当該おはじき本体の中央を通過する仮想線に対し、線対称となる形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のおはじき。
  4. 前記おはじき本体の中央には、前記磁石が移動不能な状態で収容される収容部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のおはじき。
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