JP3167921U - 折り畳み式密閉容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】収納する際、折り畳めることによりコンパクトに整理収納でき、また、弁当箱として使用する際も、食後はコンパクトに持ち帰ることができる密閉容器を提供する。【解決手段】容器本体1a.1bと該容器本体1a.1bに嵌合可能な蓋体とからなる合成樹脂製の折り畳み式密閉容器において、前記容器本体1a.1bの4つの各側壁部に側壁部を内側に折り畳み得る折り縁3を水平方向に形成し、側壁部6のうち一方の対向側壁部6の各両端部に折り畳み縁5を斜設方向に形成し、この対向する側壁部6を折り縁3を介して、内側に折り込んだ際、この折り畳まれる側壁部6と連接されている他方の対向側壁部6が折り縁3と折り畳み縁5を介して一方の対向側壁部6に重合するように容器本体1a.1bが内側に偏平状態に折り畳まれ、且つ、容器本体1a.1bの底部外周に立上り片7を突設し折り畳んだ状態を保持できる。【選択図】図1
Description
本考案は、食品その他ペースト状、粉末状のものを収容できる合成樹脂製の折り畳み式密閉容器に関するものである。
従来の密閉容器は、固定された形状のもので、折り畳めるものは無かった。
また、折り畳み式の紙製の弁当箱、或いはサンドイッチやおにぎりを収容する合成樹脂製の折り畳み式容器はあるものの、折り畳み式の密閉容器は無かった。
また、折り畳み式の紙製の弁当箱、或いはサンドイッチやおにぎりを収容する合成樹脂製の折り畳み式容器はあるものの、折り畳み式の密閉容器は無かった。
水野産業株式会社 EFFICIENT SERVICE Vol.21 2003(テイクアウト容器とケイタリングサービス用品/総合カタログ)P60.61.62.235.236
従来の密閉容器は固定された形状のものであるため、使用しない幾つもの密閉容器を収納する際大変収納場所をとっていたが、折り畳めることによりコンパクトに整理、収納でき、また弁当箱として使用する際も食後はコンパクトに持ち帰ることができるという便利さを提供し、且つ前述の問題点を解決するものである。
上部が開口した折り畳み自在に構成された方形箱状の容器本体1a.1bと該容器本体1a.1bに嵌合可能な蓋体8とからなる合成樹脂製の折り畳み式密閉容器において、前記容器本体1a.1bの4っの各側壁部6に側壁部6を内側に折り畳み得る折り縁3を水平方向に形成し、前記側壁部6のうち一方の対向側壁部6の各両端部に折り畳み縁5を斜設方向に形成し、側壁部6の短辺の方を内側に折り込んだ際、この折り込まれる側壁部6と連接されている対向側壁部6が前記折り縁3並びに前記折り畳み縁5並びに角折り縁4を介して重合するように内側に折り畳まれ、前記容器本体1a.1bが偏平状態に折り畳まれることになることを特徴とする。
また、前記蓋体8を前記容器本体1a.1bの開口上部2に嵌合し得るように構成し、且つ前記側壁部6を内側に折り畳んだ状態で、前記蓋体8が偏平状態となった前記容器本体1a.1bに嵌合し得るように前記容器本体の底部外周に立上り片7を突設したことを特徴とする。
本考案は、容器本体の1a.1bの側壁部6に折り縁3、及び折り畳み縁5、角折り縁4を構成して折り畳める形状にしたので、従来の固定された形状の密閉容器を収納する際、かなり場所をとっていたという問題点を解決し、コンパクトに整理、収納出来るという便利さを提供する。
請求項2記載の考案においては、容器本体を使用する状態でも折り畳んだ状態でも蓋体を嵌合し得るように構成したので、折り畳んだ状態で蓋をすればコンパクトに折り畳んだ状態を保持することができる。
上面に開口部2を有する方形箱状の容器本体1a.1bに食品その他ペースト状のもの及び粉末状のものを入れ、この容器本体1a.1bの開口上部2に蓋体8を嵌合させて使用する。
使用しない時は、蓋体8を取り外した状態で、容器本体1a.1bの側壁部6に設けた折り縁3、及び折り畳み縁5、並びに角折り縁4を介して、対向側壁部がそれぞれ重合するように折り畳まれて、偏平状態になった容器本体1a.1bに蓋体8を嵌合させてコンパクトにし収納する。
また、再度使用するときは、蓋体8を取り外し、側壁部6の内側を指で外側に押し開けば、側壁部6に設けた折り縁3、及び折り畳み縁5、並びに角折り縁4によって各側壁部6が外側に押し開かれて、立設状態となり、食品その他ペースト状のもの及び粉末状のものを収容することができる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
容器本体図1の1a.1bは上面に開口部2を有する方形箱状の容器で、容器底部10の周縁に沿って4っの側壁部6が水平なヒンジ状の折り縁3と4っの側壁部6のそれぞれの両端がヒンジ状の角折り縁4を介して、側壁部6が一体となった立設状態に構成されている。
容器本体図1の1a.1bは上面に開口部2を有する方形箱状の容器で、容器底部10の周縁に沿って4っの側壁部6が水平なヒンジ状の折り縁3と4っの側壁部6のそれぞれの両端がヒンジ状の角折り縁4を介して、側壁部6が一体となった立設状態に構成されている。
この折り縁3は、内側に折り畳まれやすいように、折り縁3の外側が凹んだヒンジ状になっている。
また、この折り縁3は、対向側壁部6が折り重なりやすいように長辺の折り縁3が短辺の折り縁3より、わずか数mm上にずらして構成されている。
また、本実施例では、折り畳んだ状態が、より好適となるよう容器本体図1の1a.1bのそれぞれの容器本体底部10からそれぞれの上面開口部2までを垂直に測り、その長さによって容器本体の折り畳みの構造を図1の(a)と(b)の2通りにする。
図1の(a)は側壁部6を容器本体底部10から上面開口部2までを垂直に測った長さが側壁部6に設けた短辺の折り縁3の長さの半分以下の場合の折り畳みの構造とする。
容器本体1aの折り畳み縁5は、短辺の折り縁3と角折り縁4のなす角の二等分線方向(即ち45度の傾斜)に形成され、内側に押し畳まれやすいように内側が凹んだヒンジ状になっている。
従って、この折り畳み縁5の設けてある側壁部中央付近を指で内側に押せば、図3に見られるように、各対向側壁部6は、折り縁3と角折り縁4を介して連接しているから、それぞれの側壁部6が簡単に重合状態となり、且つ、容器本体1aの上面の開口部分は重なり合わず、容器本体1aが偏平状態に折り畳まれる。
また、図1の(b)は図1の(a)に対し、側壁部6を容器本体底部10から上面開口部2までを垂直に測った長さが、側壁部6に設けた折り縁3の短辺の長さの半分以上の場合、折り畳んだ際に容器本体1bの上面開口部2が重なり合うため、この重なり合う箇所ができるだけ小さくなるように構成されたものである。
容器本体1bの折り畳み縁5は長辺の折り縁3と角折り縁4のなす角の二等分方向(即ち45度の傾斜)に形成され、内側に折り畳まれやすいように外側が凹んだヒンジ状になっている。
従って、この折り畳み縁5を設けていない対向側壁部6を内側に折り畳むと折り縁3と角折り縁4の作用により、折り畳み縁5を設けている側壁部6は、折り畳み縁5を介して内側に折り畳まれ、容器本体1bの上面開口部2の中央付近が重なり合う形で折り畳まれることとなる。
また、食品などを入れて使用する際、蓋体8を容器本体1a.1bの上面開口部2に嵌合し得るように構成したから、密閉状態を可能にし、且つ、使用していない時は側壁部6を内側に折り畳んだ状態で前記蓋体8が偏平状態となった容器本体1a.1bに嵌合し得るように、容器本体1a.1bの底部外周に立上り片7を突設したので、前記蓋体8とこの底部外周の立上り片7を嵌合させて蓋をすれば、容器本体をコクパクトに折り畳んだ状態を保持することができる。
また、蓋体8は蓋体8の上部9が凹型に形成されている。従って容器本体1a.1bを立設させて蓋をした際には、凹部分が容器本体1a.1bの上面開口部2に嵌合閉塞するので中折れしにくい構成となっている。
また、再度使用する時は、蓋体8を取り外し、いずれかの対向側壁部6の内側を外側に押し開けば、それぞれ側壁部6が折り縁3と折り畳み縁5により連動して立設状態となり食品等を収容可能となる。
また、本考案は、容器本体1a.1b、及び蓋体8共に素材はポリプロピレン、又はポリエチレン、又はシリコン等の合成樹脂で構成されている。
1a.1b 容器本体
2 容器本体の上面開口部
3 折り縁
4 角折り縁
5 折り畳み縁
6 側壁部
7 底部外周の立上がり片
8 蓋体
9 蓋体の上部に設けた凹部分
10 容器本体底部
2 容器本体の上面開口部
3 折り縁
4 角折り縁
5 折り畳み縁
6 側壁部
7 底部外周の立上がり片
8 蓋体
9 蓋体の上部に設けた凹部分
10 容器本体底部
Claims (2)
- 上面に開口部2を有する、折り畳み自在に構成された方形箱状の容器本体1a.1bと該容器本体1a.1bに嵌合可能な蓋体8とからなる合成樹脂製の折り畳み式密閉容器において、前記容器本体1a.1bの4っの各側側壁部6に側壁部6を内側に折り畳み得る折り縁3を水平方向に形成し、前記側壁部6のうち、一方の対向側壁部6の各両端部に折り畳み縁5を斜設方向に形成し、側壁部6の短辺の方を内側に折り込んだ際、この折り畳まれる側壁部6と連接されている対向側壁部6が前記折り縁3並びに前記折り畳み縁5並びに角折り縁4を介して重合するように内側に折り畳まれ、前記容器本体1a.1bが偏平状態に折り畳まれるように構成された折り畳み式密閉容器。
- 前記蓋体8を前記容器本体1a.1bの開口上部2に嵌合し得るように構成し、且つ、前記側壁部6を内側に折り畳んだ状態で、前記蓋体8が偏平状態となった前記容器本体1a.1bに嵌合し得るように、前記容器本体1a.1bの底部外周に立上り片7を突設したことを特徴とする請求項1記載の折り畳み式密閉容器。
Priority Applications (1)
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JP2011001399U JP3167921U (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 折り畳み式密閉容器 |
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JP2011001399U JP3167921U (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 折り畳み式密閉容器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7473218B2 (ja) | 2021-06-15 | 2024-04-23 | 株式会社Transparence | リハビリ療法用の箱 |
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2011
- 2011-02-25 JP JP2011001399U patent/JP3167921U/ja not_active Expired - Fee Related
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