JP3167519B2 - 射出成形機のエジェクト配管構造 - Google Patents
射出成形機のエジェクト配管構造Info
- Publication number
- JP3167519B2 JP3167519B2 JP35207893A JP35207893A JP3167519B2 JP 3167519 B2 JP3167519 B2 JP 3167519B2 JP 35207893 A JP35207893 A JP 35207893A JP 35207893 A JP35207893 A JP 35207893A JP 3167519 B2 JP3167519 B2 JP 3167519B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- eject
- piping
- holder
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/0083—Electrical or fluid connection systems therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
配管構造の改良に関する。
6に示す。図5にあっては、移動プレート(3)に移動側
配管ホルダ(13)を装着し、テールストック(6)に中継継
手(37)を装着し、スィーベルジョイント(30)を介して移
動プレート(3)に装着されたエジェクトシリンダ(8)と中
継継手(37)とを上部エジェクト配管(31)にて接続してい
る。又、切換弁(12)と中継継手(37)とは下部エジェクト
配管(36)にて接続される。この場合、図5から分かるよ
うにエジェクタ配管構造はコンパクトにまとまっている
が、 ホースの継ぎ手部分にスィーベルジョイント(30)を使
用している為、油漏れは時間の問題であり、サービスが
頻繁に要求されるという欠点がある。 中継継手(37)を使用する為、移動側配管ホルダ(13)と
切換弁(12)とを繋ぐホースは一対の上部エジェクト配管
(31)と下部エジェクト配管(36)の4本になり、コストア
ップの原因となる。
と切換弁(12)とを1本の配管(当然、配管としては一対
となるが)にて接続する事も考えられるが、この場合、
配管の長さが長すぎて移動プレート(3)の往復運動の度
にぐらぐら揺れ、移動プレート(3)の往復動作中に配管
が架台(17)やその装着部品に接触し、配管を破損する事
がある。従って、図5の場合のように配管を上部エジェ
クト配管(31)と下部エジェクト配管(36)に分け、中継継
手(37)において両者を接続しなければならなかった。
配管ホルダ(13)を設け、架台(17)に継手取付具(35)を取
り付けて、継手取付具(35)に中継継手(34)を装着し、移
動側配管ホルダ(13)に通常使用される固定型の配管コネ
クタ(16)を取り付けて、配管コネクタ(16)と中継継手(3
4)を、上部エジェクト配管(31)を介して接続するように
なっているが、この場合、上部エジェクト配管(31)のガ
イドとしてケーブルベア(32)並びにガイドレール(33)を
必要としている。これにより、図5の場合と違って配管
コネクタ(16)部分にモーメントがあまりかからないの
で、スィーベルジョイント(30)に代えて配管コネクタ(1
6)を使用する事が出来るが、配管ガイドとして新たにケ
ーブルベア(32)とガイドレール(33)とが必要になり、部
品点数も多く、又、組立時間もかかるためにコスト高に
なり生産性も低下するという問題があった。
来例の欠点に鑑みてなされたもので、本発明の解決しよ
うとする課題は、エジェクトシリンダと切替弁とをエジ
ェクト配管にて接続するに当たり、 スィーベルジョイントのような破損しやすい部材を
使用する必要がなく、通常の固定型継ぎ手が使用でき、 また、ケーブルベアのような複雑な装置も必要でな
く、エジェクト配管の本数を最小限にする事が出来るエ
ジェクト配管構造を提供する事にある。
ジェクト配管構造は、請求項1に記載のとおり、「移動
プレート(3)に装着されたエジェクトシリンダ(8)並びに
移動側配管ホルダ(13)と、テールストック(6)に装着さ
れた配管中間ホルダ(14)と、架台(17)に装着されたエジ
ェクトシリンダ(8)への供給圧油切替用の切替弁(12)
と、その許容最小曲率半径以上の半径を保つように曲成
され、前記移動側配管ホルダ(13)と配管中間ホルダ(14)
とを経由して切替弁(12)とエジェクトシリンダ(8)とを
結ぶエジェクト配管(9)とで構成された事」を特徴とす
る。
リンダ(10)を作動させてトグル機構(7)を伸縮させ、移
動プレート(3)をタイバー(5)に沿って往復移動させる。
図1から分かるように、配管上部(9b)は移動プレート
(3)の往復移動によってその曲率を刻々と変化させる。
ここで配管コネクタ(16)を固定型のものとしているため
に、{換言すれば、図5に示すようにスィーベルジョイ
ント(30)を使用していないために、}型開のために移動
プレート(3)を型開によって後退させた場合、配管上部
(9b)の曲げ半径が小さくなるので、図1の仮想線で示す
様に移動プレート(3)が型開きによって後退した時に、
配管上部(9b)の曲げ部分の半径が配管上部(9b)の最小許
容曲率半径を越えないように設計されている。
(6)の移動により、その曲がる部分を変える事になる
が、図1から分かる様に配管中間ホルダ(14)と切替弁(1
2)との高さが変化しないために、曲がる部分はテールス
トック(6)の移動と共に変化するがその曲率は変化しな
い。従って、切換弁(12)と配管中間ホルダ(14)の取り付
け間の高さは、配管下部(9a)の曲げ部分の曲率半径が配
管下部(9a)の最小許容曲げ曲率半径を越えないように設
定されれば足る。これにより移動プレート(3)の移動
や、テールストック(6)の移動があったとしても、切換
弁(12)と配管コネクタ(16)とは一本{即ち、一対}のエ
ジェクト配管(9)にて接続する事が出来る。
示す背面図である。(1)は固定プレート、(2)は固定プレ
ート(1)に装着された固定金型、(3)はタイバー(5)に往
復スライド自在に取付られた移動プレート、(4)は移動
プレート(3)に取り付けられた移動金型である。移動プ
レート(3)の裏面にはエジェクトシリンダ(8)が取り付け
られており、これは型開き時に、移動金型(4)内にある
成形品をエジェクトするものである。
が取り付けられており、テールストック(6)に装着され
た駆動シリンダ(10)によってトグル機構(7)が伸縮し、
移動プレート(3)をタイバー(5)に沿って往復スライドさ
せるようになっている。テールストック(6)の外側面に
は前記駆動シリンダ(10)に並べて型厚調整モータ(15)が
装着されており、図3に示すように駆動シリンダ(10)の
駆動歯車(図示せず)と従動歯車(18)とが噛合してお
り、タイバー(5)に取り付けられた調節歯車(5a)を介し
てテールストック(6)がタイバー(5)に沿ってスライドす
るようになっている。
の圧油の供給方向を切り替えるもので、架台(17)の背面
に装着されている。切換弁(12)とエジェクトシリンダ
(8)とは2本一対のエジェクト配管(9)にて接続されてい
る。エジェクト配管(9)は本実施例では、別体の弁側配
管部(9イ)とシリンダ側配管部(9ロ)とで構成されており、
後述するように弁側配管部(9イ)の動作は配管中間ホルダ
(14)を境にして相違するので、ここでは配管中間ホルダ
(14)を境として弁側配管部(9イ)の上部側を(9b)、下部側
を(9a)とする。勿論、弁側配管部(9イ)とシリンダ側配管
部(9ロ)とを本実施例のように分けず、移動側配管ホルダ
(13)部分での曲率半径が許せば、弁側配管部(9イ)とシリ
ンダ側配管部(9ロ)とを1本のエジェクト配管(9)で構成
する事も可能である。
イ)とシリンダ側配管部(9ロ)に分割されていて、これらは
移動プレート(3)の上部に取り付けられた移動側配管ホ
ルダ(13)を介して接続される。即ち、移動側配管ホルダ
(13)には両側から配管コネクタ(16)が取り付けられてお
り、弁側配管部(9イ)及びシリンダ側配管部(9ロ)の端部は
配管コネクタ(16)にそれぞれ装着されている。本実施例
では弁側配管部(9イ)側の配管コネクタ(16)はエルボが使
用されているが、勿論これに限られず、弁側配管部(9イ)
側の配管コネクタ(16)の取付位置を移動側配管ホルダ(1
3)の下面側に設ける事によって配管コネクタ(16)をスト
レート型のものとする事が出来る。
5で使用されるようなスィーベルジョイント(30)ではな
く、通常の固定型のものが使用される。エジェクト配管
(9)は更にその中間においてテールストック(6)の下部に
取付られた配管中間ホルダ(14)に挿通支持されている。
配管中間ホルダ(14)は図3から分かるように、L型のプ
レートで、配管ガイド(14a)が配管中間ホルダ(14)の上
に取り付けられ、弁側配管部(9イ)が配管ガイド(14a)に
取り付けられたホース保持孔(14b)に挿通保持されるよ
うになっている。
グル機構(7)を伸縮させる。これにより図1に示すよう
に、移動プレート(3)がタイバー(5)に沿って往復移動す
るのであるが、配管上部(9b)は配管コネクタ(16)が固定
型のものであるから、実線のように曲率の大きい円弧状
から変化して、仮想線で示すように曲率半径の小さい略
S字状に屈曲する。この場合、配管上部(9b)の長さは、
屈曲部分の最小半径がエジェクト配管(9)の許容最小曲
げ曲率半径を越えないように設定される。即ち、屈曲部
分の最小半径がエジェクト配管(9)の許容最小曲げ曲率
半径を越えないように設定しなければならないので、配
管上部(9b)の長さを出来る限り長くとる必要がある。そ
こで、移動側配管ホルダ(13)の設置方向を従来のように
水平にせず、斜め上方となるように設置し、その上端に
配管コネクタ(16)を取り付け、配管コネクタ(16)の取付
位置と配管中間ホルダ(14)のホールド位置との高さを出
来る限り確保出来るようにしている。
間ホルダ(14)との間で曲成される。この場合はテールス
トック(6)が移動しない限り配管下部(9a)も移動しな
い。型厚調整モータ(15)を作動させて場合に、仮想線で
示すように配管下部(9a)は移動するが、この場合は曲率
半径が変化しない。従って、エジェクト配管(9)の許容
最小曲げ曲率半径を越えないように設定しておけば足
る。このように配管上部(9b)並びに配管下部(9a)を設定
しておけば、エジェクト配管(9)を1本にて構成でき、
しかもその中間部分を配管中間ホルダ(14)にて支持して
いるので、エジェクト配管(9)が多少長くなったとして
もブラブラせず、移動プレート(3)やテールストック(6)
の移動時にエジェクト配管(9)が架台(17)やその備品に
接触することがなく、摩耗したり破損したりするよう事
がない。
エジェクトシリンダと切替弁とをエジェクト配管にて接
続するに当たり、スィーベルジョイントのような破損し
やすい部材を使用する必要がなく、通常の固定型継ぎ手
が使用でき、また、ケーブルベアのような複雑な装置が
必要でなく、エジェクト配管の本数を減少させる事が出
来るという利点がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 移動プレートに装着されたエジ
ェクトシリンダ並びに移動側配管ホルダと、テールスト
ックに装着された配管中間ホルダと、架台に装着された
エジェクトシリンダへの供給圧油切替用の切替弁と、そ
の許容最小曲率半径以上の半径を保つように曲成され、
前記移動側配管ホルダと配管中間ホルダとを経由して切
替弁とエジェクトシリンダとを結ぶエジェクト配管とで
構成された事を特徴とする射出成形機のエジェクト配管
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35207893A JP3167519B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 射出成形機のエジェクト配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35207893A JP3167519B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 射出成形機のエジェクト配管構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07195458A JPH07195458A (ja) | 1995-08-01 |
JP3167519B2 true JP3167519B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=18421633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35207893A Expired - Lifetime JP3167519B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 射出成形機のエジェクト配管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167519B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP35207893A patent/JP3167519B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07195458A (ja) | 1995-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2789059B2 (ja) | 射出成形機 | |
US5843496A (en) | Mold clamping mechanism of an injection molding machine | |
JP2008162103A (ja) | 型締装置と、この型締装置を備えた射出成形機 | |
JPS60244517A (ja) | 型締め装置 | |
JP3167519B2 (ja) | 射出成形機のエジェクト配管構造 | |
JP2911340B2 (ja) | 射出成形金型 | |
CN100542772C (zh) | 用于模压机的塑模夹持横构件和包含所述横构件的压机 | |
JP5554015B2 (ja) | 成形用金型 | |
JP2000052384A (ja) | アンダーカットを有する成形品の射出成形用金型、射出成形品のアンダーカット処理方法 | |
JPH09509627A (ja) | プラスチック成形機、特に射出成形機用の型締め装置 | |
US5388981A (en) | Closure arrangement for molds for manufacture of objects from thermoplastic plastics material | |
JP2000005834A (ja) | 薄板状弾塑性体フランジ部の逐次成形加工方法とその方法に使用する装置 | |
JP4146855B2 (ja) | 射出成形機の可動金型支持装置 | |
JP2004521745A (ja) | 押出プレス装置の送出装置 | |
JPS63278614A (ja) | 不定形中空断面部材のプレス加工方法 | |
CN101185962B (zh) | 用于缸体的压铸模具端面滑动型芯 | |
KR200188815Y1 (ko) | 사출 성형 금형 | |
JPS5945460B2 (ja) | 多連型締装置 | |
JP3457705B2 (ja) | 中空ワークの曲げ加工用マンドレル及び曲げ加工装置 | |
US6915835B2 (en) | Die clamping system and method of clamping die | |
JPH0723216Y2 (ja) | 樹脂プレス成形機への樹脂材料供給装置 | |
CN213675294U (zh) | 二次抽芯行位结构及模具 | |
CN208133552U (zh) | 斜式注射机射台结构 | |
JPH0666854U (ja) | 鋳造金型における局部加圧装置 | |
KR880000164A (ko) | 금속제 결합밴드 등의 루우프상 부재의 성형방법 및 거기에 사용되는 성형기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080309 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090309 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 12 |