JP3167507U - 御札立 - Google Patents
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Abstract
【課題】目線より高い位置にある鴨居、カーテンレール、本棚又は収納具等と壁との間の隙間に容易に固定することができ、狭い居室でも容易に御札を祀れる御札立を提供する。【解決手段】台座22と、前記台座22の下面に配設され、鴨居14に係合する一対の脚部24と、前記台座22の上面に配設され、御札18を立て掛けるための係止用突起部26とを備え、前記脚部24は前面が下方に向かって徐々に後面側に近接するテーパー面30を設ける。【選択図】図1
Description
本考案は、神社・寺院仏閣等で配布される御札を家庭内等で祀る御札立に関する。
従来は、入手した御札を神棚や仏壇に立てかけることにより御札を祀っている。しかし、アパートやマンション等の狭い住環境において、居室内に神棚や仏壇等を設置するスペースが無い場合が多く見受けられる。そのような場合には、御札の置き場所に困るという問題が生じており、御札を本棚や収納具の上に立てかけるなどの不適切な対応が見受けられた。
神棚や仏壇等を置くスペースが無いという問題点を解決するために、ミニチュアの神棚や御札を保持する手段を有する御札立が提案されている(特許文献1,2)。特許文献1に記載の考案は、縦長状のケース本体と、御札の上下端部をそれぞれ支持する様に固定する上下ストッパー板と、ミニチュアのしめ縄幕とから成る御札用神棚である。また、特許文献2に記載の考案は、台座の前後に御札を保持する保持板を設けたものである。
また、御札を収納すると同時にそのまま壁に飾ることができる御札用額が提案されている(特許文献3)。特許文献3に記載の考案は、御札を横に3札並べて額の中に飾り、壁に掛けられるように構成したものである。
特許文献1に記載の考案は、御札を収納して支持する構成を開示しているだけであり、構造が複雑である。
特許文献2に記載の考案は、御札の出し入れが煩雑であり、かつ神棚や仏壇等の上に置くことを想定しているためにスペースに限りのある居室には不向きであるという問題がある。
さらに、御札を祀るときには、目線より高い位置に置くことが良いとされているが、特許文献1及び特許文献2に記載の考案は、目線より高い位置に設置することについて、何ら対策が採られていない。
特許文献3に記載の考案は、壁に掛ける部位が大きく、壁にある程度のスペースを必要とする。また、額縁を深底に形成し、本体の上面を覆う透明板や御札を係止する係止板、係止板の裏面を支える裏板など構造が複雑となるという問題がある。
本考案の目的は上記のような問題点を解消することにあり、目線より高い位置にある鴨居、カーテンレール、本棚又は収納具等と壁との間の隙間に容易に固定することができ、狭い居室でも容易に御札を祀れる御札立を提供することを目的とする。また、単純な構造で容易に成形できる御札立を提供することを目的とする。さらに、御札と共に、容易に破魔矢を祀ることのできる御札立を目的とする。またさらに、足を取り外した状態でも容易に壁に固定できることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本考案に係る御札立は、台座と、前記台座の下面に配設され、鴨居に係合する脚部と、前記台座の上面に配設され、御札を立てかけるための係止用突起部とを備え、前記脚部は前面が下方に向かって徐々に後面側に近接するテーパー面を有することを特徴とする。
また、前記台座の背面側に立設される壁かけ用固定板を備え、前記固定板には取付孔が形成されることを特徴とする。
さらに、前記脚部の少なくとも一方は、破魔矢を挿通させるための挿通口を備え、前記挿通口が前記台座の中央下方向に向かって傾斜するように形成されることを特徴とする。
そして、前記脚部は、前記台座部に脱着可能に嵌合されることを特徴とする。
本考案は、目線より高い位置にある鴨居、カーテンレール、本棚又は収納具等と壁との間の隙間に容易に固定することができ、狭い居室でも容易に御札を祀ることが可能となる。そして、台座の上面に設けられた係止用突起により、御札が滑り落ちることなく台座の上面に保持され、単純な構造で容易に成形できる御札立を提供することが可能となる。また足を取り外した状態でも容易に壁に固定することができる。
また、台座の背面側に立設された壁かけ用固定板に形成された取付孔を通して釘やフックなどにより、容易に壁に固定することが可能となる。
さらに、脚部に設けられた挿挿口に破魔矢を挿入することにより、容易に破魔矢を祀ることができる。
以下に、本考案の実施形態に係る御札立を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る御札立10を鴨居14に取り付け、御札18を立て掛けるとともに、破魔矢20を装着した斜視図を示している。また、図2は、御札立10の斜視図を示している。
図2に示すように、御札立10は、台座22と、台座22の下面に配設された一対の脚部24と、台座22の上面の長手方向に平行に御札を立てかけるための係止用突起部26とを備え、脚部24は、鴨居14と壁12との間の隙間16に安定した状態で挿入されるように、前面28が下方に向かって徐々に後面側に近接するテーパー面30を有する。
図2に示すように、御札立10は、台座22と、台座22の下面に配設された一対の脚部24と、台座22の上面の長手方向に平行に御札を立てかけるための係止用突起部26とを備え、脚部24は、鴨居14と壁12との間の隙間16に安定した状態で挿入されるように、前面28が下方に向かって徐々に後面側に近接するテーパー面30を有する。
また、図2、図3及び図4に示すように、台座22の壁12側の背面側には、壁かけ用固定板32が立設され、この壁かけ用固定板32には、取付孔34が形成されている。
さらに、図3及び図4に示すように、一対の脚部24の少なくとも一方は、破魔矢を挿通させるための挿通口36を有し、挿通口36は、台座の中央下方向に向かって傾斜するように形成されている。脚部24は、脚部24の上面に形成された凸部38aと、台座22の下面に形成された凹部38bとからなる蟻溝構造となっており、脚部24を台座22の下面部に脱着可能に嵌合させることができる。
台座22、脚部24、係止用突起部26、壁かけ用固定板32は、木材、金属(ステンレス、鉄、アルミニウム、銅、金、銀、合金など)、硬質プラスチックなどを使用して成形することができる。
御札立10の製造に際して、まず、木製の台座22及び壁かけ用固定板32を木材から切り出す。次いで、壁かけ用固定板32に取付孔34を穿孔する。ここで、取付孔34は、壁かけ用固定板32に複数個所穿孔してもよい。
ついで、木材を加工して三角柱状に係止用突起部26を形成する。係止用突起部26は、四角柱や多角柱でもよい。あるいは、複数のピンまたは留め金等を台座に挿入したり、台座に凹部を設けて柱状物を挿入したりして係止用突起部として用いることができる。
さらに、木材から略三角形に脚部24を切り出し、脚部24の前面28が下方に向かって徐々に後面側に近接するように、テーパー面30を形成する。その後、脚部24の中央上部に破魔矢20を挿通できる大きさの挿通口36を設ける。このとき、挿通口36は、台座22の中央下方向に傾斜するように形成する。
脚部24の上面に凸部38aを形成し、台座22の下面に凹部38bを形成し、台座22と脚部24とを脱着可能に嵌合する。その後、台座22の上面に、壁かけ用固定板32及び係止用突起部26を接着剤または釘等でそれぞれ固着する。この時、台座22の上面に凹部を設け、壁かけ用固定板32及び係止用突起部26の下面に凸部を形成してそれぞれを嵌合することもできる。
以上のようにして製造された御札立10は、図1に示すように、脚部24を鴨居14と壁12との間の隙間16に挿入することで、目線より高い位置にある壁12の一部に固定することができる。この場合、脚部24の前面28には、テーパー面30が形成されているため、御札立10を安定した状態で壁12に固定することができる。そして、固定された状態の御札立10の台座22の上面に、下端部を係止用突起部26に係止させて御札18を立て掛ける。また、いずれか一方の脚部24に形成された挿通口36に、破魔矢20を挿通させることで、破魔矢20を御札立10に装着することができる。
なお、鴨居14のない居室の壁12に御札立10を取り付ける場合には、台座22の背面側に立設された壁かけ用固定板32の取付孔34に、釘やフック等を係合させることにより、御札立10を壁12に掛けることができる。
なお、鴨居14のない居室の壁12に御札立10を取り付ける場合には、台座22の背面側に立設された壁かけ用固定板32の取付孔34に、釘やフック等を係合させることにより、御札立10を壁12に掛けることができる。
また、図5に示すように、本実施形態においては、台座22の背面側に、壁かけ用固定板32を複数立設することもでき、さらに、台座22の上面に複数の係止用突起部26を設けることもできる。
そしてさらに、図6に示すように、壁かけ用固定板35を台座22の背面に貼り付け、複数の取付孔34を設けることもできる。また、台座22の上面に神社の玉垣をイメージした装飾用の玉垣40を設けることもできる。また、図7に示すように、係止用突起部26を複数のピン又は柱状物で形成することもできる。
なお、本考案は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
10 御札立
12 壁
14 鴨居
16 隙間
18 御札
20 破魔矢
22 台座
24 脚部
26 係止用突起部
28 前面
30 テーパー面
32、35 壁かけ用固定板
34 取付孔
36 挿通口
38a 凸部
38b 凹部
40 玉垣
12 壁
14 鴨居
16 隙間
18 御札
20 破魔矢
22 台座
24 脚部
26 係止用突起部
28 前面
30 テーパー面
32、35 壁かけ用固定板
34 取付孔
36 挿通口
38a 凸部
38b 凹部
40 玉垣
Claims (4)
- 台座と、前記台座の下面に配設され、鴨居に係合する一対の脚部と、前記台座の上面に配設され、御札を立て掛けるための係止用突起部とを備え、前記脚部は前面が下方に向かって徐々に後面側に近接するテーパー面を有することを特徴とする御札立。
- 請求項1に記載の御札立において、
前記台座の背面側に立設される壁かけ用固定板を備え、前記固定板には取付孔が形成されることを特徴とする御札立。 - 請求項1又は2に記載の御札立において、
前記脚部の少なくとも一方は、破魔矢を挿通させるための挿通口を備え、前記挿通口が前記台座の中央下方向に向かって傾斜するように形成されることを特徴とする御札立。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の御札立において、
前記脚部は、前記台座に脱着可能に嵌合されることを特徴とする御札立。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000712U JP3167507U (ja) | 2011-02-14 | 2011-02-14 | 御札立 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000712U JP3167507U (ja) | 2011-02-14 | 2011-02-14 | 御札立 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3167507U true JP3167507U (ja) | 2011-04-28 |
Family
ID=54878588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011000712U Expired - Fee Related JP3167507U (ja) | 2011-02-14 | 2011-02-14 | 御札立 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167507U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3193957U (ja) * | 2014-08-07 | 2014-10-30 | 伊藤 薫 | お札と破魔矢立て具 |
-
2011
- 2011-02-14 JP JP2011000712U patent/JP3167507U/ja not_active Expired - Fee Related
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