JP3167425U - バイオトイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】緊急災害時やアウトドアで使用する際に、使用する現場に電源がないところでも、手動で簡単に攪拌できるバイオトイレを提供する。【解決手段】断面U字状の周壁とその左右両端を閉塞する側壁とを有する処理槽の上部に便座を備えたトイレ本体と、処理槽の内部に収容されたおが屑等の微生物資材と、円筒形の周壁とその左右両端を閉塞する側壁とを有し中心に設けた回転軸により処理槽の側壁に回転自在に支持される攪拌体と、回転軸に連結した駆動レバーとを備える。円筒形の攪拌体を処理槽下方の半円筒部分に微小間隙を介して同心状に配置し、攪拌体の周壁に、回転方向前後の開口縁が回転軸に対して傾斜した攪拌用開口を形成する。【選択図】図4

Description

本考案は、糞尿をおが屑等の微生物資材と攪拌して分解処理するバイオトイレに関するものである。
バイオトイレは、水を使わず、臭気の発生も少なく、糞尿が堆肥や土壌改良材として資源化される点に特徴があり、環境を守り、糞尿をリサイクルできるため、最近注目を浴びており、家庭用から高齢者等の介護や緊急の災害対策用として、またアウトドア用として幅広く利用されている。
従来から、かかるバイオトイレとして、下記特許文献1、2に示すように、電動モータで回転駆動される攪拌羽根や螺旋状の攪拌部材を処理槽内に設け、糞尿とおが屑等の微生物資材とを撹拌して糞尿を分解処理するものが提案されている。
特許第4208071号公報 特許第4515962号公報
ところが、緊急災害時やアウトドアで使用する場合には、使用する現場に電源がない場合が多く、従って手動式のものが要望されているものの、上記従来例のような攪拌羽根等を手動で回転させるには負荷が大きすぎて、特に、力のない女性や高齢者には到底無理であり、利便性の点で課題があった。
本考案は、上記課題を解決するもので、手動で簡単に攪拌できるようにして利便性を向上させたバイオトイレを提供することを目的とする。
請求項1記載の考案は、断面U字状の周壁とその左右両端を閉塞する側壁とを有する処理槽の上部に便座を備えたトイレ本体と、前記処理槽の内部に収容されたおが屑等の微生物資材と、円筒形の周壁とその左右両端を閉塞する側壁とを有し中心に設けた回転軸により前記処理槽の側壁に回転自在に支持される攪拌体と、前記回転軸に連結した駆動レバーとを備え、前記円筒形の攪拌体を処理槽下方の半円筒部分に微小間隙を介して同心状に配置し、前記攪拌体の周壁に、回転方向前後の開口縁が回転軸に対して傾斜した攪拌用開口を形成したことを特徴としたものである。
また、請求項2記載の考案は、攪拌体の側壁に、回転方向前後の開口縁が回転軸に対して傾斜した攪拌用開口を形成したことを特徴としたものである。
更に、請求項3記載の考案は、攪拌体の回転軸と駆動レバーはラチェット機構を介して連結したことを特徴としたものである。
請求項1の構成により、攪拌体を回転すると、処理槽内の糞尿と微生物資材の一部が攪拌用開口の開口縁ですくい取られ、持ち上げられるようにして糞尿と微生物資材が攪拌されるので、従来の攪拌羽根等による攪拌に比べて攪拌体を回転駆動するときの負荷抵抗が少なく、しかも攪拌用開口の開口縁を回転軸に対して傾斜させているので、糞尿と微生物資材は、攪拌される際に斜め上方に移動して攪拌され、従って攪拌体を回転駆動するときの負荷抵抗が更に少なくなると共に、攪拌作用も効果的にでき、力のない女性や高齢者でも、手動で簡単に且つ効果的に攪拌できるようになって利便性が向上する。
また、請求項2の構成により、攪拌作用を行う部分が攪拌体の側壁にも増加するので、攪拌がより効果的に行なえる。
更に、駆動レバーを360度回転させて攪拌操作する場合は、駆動レバーが長ければ長いほどテコの原理で小さな力で回転駆動できるのであるが、駆動レバーを長くすると、その分便座の位置を高くしなければならないので、子供や高齢者が座り難くなるが、請求項3の構成により、駆動レバーを所定の角度で往復動させるだけで攪拌体が回転駆動できるので、便座の位置を高くする必要がなくなり、トイレの使い勝手が向上する。
本考案の第1実施例を示す斜視図 同上の正面図 図2のA-A断面図 同上の攪拌体の斜視図 同上の攪拌体の展開図 本考案の第2実施例を示す攪拌体の斜視図 同上の攪拌体の展開図
以下、本考案の第1実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。Xはトイレ本体で、ステンレス製の断面U字状の周壁2とその左右両端を閉塞する側壁3とを有する処理槽1を備え、該処理槽1内に、おが屑等の微生物資材(図示せず)を所定量収容している。該処理槽1の側壁3はトイレの支持脚を兼用している。トイレ本体Xの上部には合成樹脂製の便座4と便蓋5とを備え、便座4の側方には手摺り6を設けている。
また、便座4の下方には、便投下口7と尿投下口8とを形成した合成樹脂製の分別便器9を配置しトイレ本体Xに着脱自在に装着しており、便投下口7には便およびトイレットペーパーが入るように、尿投下口8には尿が入るようにしている。また、分別便器9が汚れた場合には、トイレ本体Xから取外して洗浄できるようになっている。
上記分別便器9の便投下口7から投下された便は処理槽1に入り、また尿投下口8に入った尿は受け皿10とホース(図示せず)を介して、トイレ本体Xの外側に設置した回収容器(図示せず)に溜めるようにしている。すなわち、尿が多少処理槽1内に入っても差し支えないが、必要以上に処理槽1に投入されると、おが屑等の微生物資材の水分バランスが崩れて微生物資材が有効に作用しなくなるために、便と尿とを分離するようにしているのである。
11は便をおが屑等の微生物資材と共に攪拌し分解処理するステンレス製の攪拌体で、薄肉板で円筒形に形成された周壁12とその両端開口を閉塞する側壁13とを有している。攪拌体11は、図2に示すように、その中心部に回転軸14を設け、該回転軸14により処理槽1の側壁3に回転自在に支持されている。また、図3に示すように、円筒形の攪拌体11は、処理槽1の下方の半円筒部分に約3mm程度の微小間隙を介して同心状に配置している。
上記回転軸14は、その一端を処理槽1の側壁3から突出し、手動式の駆動レバー15に周知のラチェット機構(図示せず)を介して連結されている。ラチェット機構を使用することにより、駆動レバー15を所定の角度で往復動させるだけで攪拌体11が回転駆動できるので、360度回転させる方式のレバーを使用したときのように、便座の位置を高くする必要がなくなり、使い勝手が向上するのである。
図4および図5に示すように、攪拌体11の円筒形の周壁12の中央部には180度離間させて2箇所に攪拌用開口16、16を形成し、また、該攪拌用開口16、16の間であって且つ左右方向両側寄りには4箇所に攪拌用開口17を形成し、更に攪拌体11の側壁13には4つの攪拌用開口18を形成している。
上記攪拌体11の攪拌用開口16はひし形に、攪拌用開口17は三角形に、攪拌用開口18は円形に形成している。これらの開口はその回転方向前後の開口縁が攪拌部材として作用するのであるが、攪拌体11の回転軸14に対して傾斜させて形成することにより、攪拌の際の回転駆動に対する負荷抵抗を少なくして、力のない女性や高齢者でも手動で簡単に回転駆動できるように、且つ攪拌作用が効果的にできるようにしている。このように、攪拌作用をする開口縁は、回転軸に対して直線的に傾斜する開口縁であっても、また曲線的に傾斜する開口縁であってもよい。
而して、便投下口7から投下された便は処理槽1内に入るようになっており、手動の駆動レバー15を操作して攪拌体11を正回転または逆回転に回転駆動することで、内部に収容された便とおが屑等の微生物資材とが攪拌されて分解処理され、堆肥や土壌改良材として資源化されるのである。
次に、本考案の第2実施例を図6および図7に基づいて説明する。本実施例は、攪拌体の異なる実施例を示し、攪拌体19の周壁20には大きな攪拌用開口21を1箇所形成し、側壁22には3箇所に円形の攪拌用開口23を形成したものである。
処理槽や攪拌体が大きなもの、すなわち複数人数で使用するものにあっては、攪拌体の強度面から、第1実施例のように攪拌用開口を分割して形成する必要があり、また1人用の小さな処理槽や攪拌体を使用する場合は、攪拌効率面から、第2実施例のように、一つの大きな攪拌用開口を形成したものを使用するのである。
X トイレ本体
1 処理槽
2 周壁
3 側壁
4 便座
5 便蓋
6 手摺り
7 便投下口
8 尿投下口
9 分別便器
10 受け皿
11 攪拌体
12 周壁
13 側壁
14 回転軸
15 駆動レバー
16 攪拌用開口
17 攪拌用開口
18 攪拌用開口
19 攪拌体
20 周壁
21 攪拌用開口
22 側壁
23 攪拌用開口

Claims (3)

  1. 断面U字状の周壁とその左右両端を閉塞する側壁とを有する処理槽の上部に便座を備えたトイレ本体と、前記処理槽の内部に収容されたおが屑等の微生物資材と、円筒形の周壁とその左右両端を閉塞する側壁とを有し中心に設けた回転軸により前記処理槽の側壁に回転自在に支持される攪拌体と、前記回転軸に連結した駆動レバーとを備え、前記円筒形の攪拌体を処理槽下方の半円筒部分に微小間隙を介して同心状に配置し、前記攪拌体の周壁に、回転方向前後の開口縁が回転軸に対して傾斜した攪拌用開口を形成したことを特徴とするバイオトイレ。
  2. 攪拌体の側壁に、回転方向前後の開口縁が回転軸に対して傾斜した攪拌用開口を形成したことを特徴とする請求項1記載のバイオトイレ。
  3. 攪拌体の回転軸と駆動レバーはラチェット機構を介して連結したことを特徴とする請求項1記載のバイオトイレ。
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