JP3167387B2 - ポリエステルフィルム - Google Patents

ポリエステルフィルム

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】線状ポリエステルのフィルム又はシート
は、多くの年月の間、市販されて来た。そのフィルム
は、卓越した圧伸延伸性を有し、そして著しい性質のフ
ィルムをもたらす二軸フィルム延伸工程のために特に十
分に適切であることが知られている。そのフィルムはま
た、ポリエチレンテレフタレート又はPETとしても知
られ、そして卓越した固有の薬品及び熱安定性質を有す
る。ポリマー調製及びフィルム製造工程は、当業者に良
く知られており、そして多くのテキスト、たとえばEncy
clopaedia of Polymer Science and Engineering, 第2
版、第12巻、JohnWiley and Sons, Inc., 1〜313 ペ
ージ; 及び多くの特許に引用されている。
【0002】ポリエステルフィルムの種々の使用が、特
定の性質、たとえば改良されたスリップ及び改良された
剥離性を提供するために基礎フィルムの変性のための必
要性をもたらして来た。表面スリップの制御は、ポリエ
ステルフィルムの商業的な使用のための主な必要条件の
1つである。スリップは、フィルム、特に薄フィルムの
加工性に臨界である。過去において、スリップは、表面
の荒さを高めるために有機及び無機充填剤を導入するこ
とによって制御されて来た。しかしながら、これらの添
加物の添加は、フィルムにおける高められた曇り度を引
き起こして来た。これらの添加剤は、不活性粒子、たと
えばシリカ、チャイナクレー、珪酸アルミニウム、リン
酸カルシウム及びガラス粒子を包含する。これらの充填
剤の添加は、ポリエステルフィルムの巻き特性及びスリ
ッチング特性を改良するが、しかしながらフィルムにお
けるそれらの存在は、たとえばフィルムがアルミニウム
又は金により金属被覆され、そして絶対的になめらかな
金属被覆された表面が必要とされる場合、ポリエステル
フィルムを不適切にする大きな表面のでこぼこを生成す
る。
【0003】1990年11月14日に出願されたアメ
リカ特許出願第07/613,183号は、上記のようなガラス球
体及びヒュームドシリカの使用を教授する。この係属中
の特許出願は、散乱された光の表面での変形が許容され
得ない太陽窓及び他の美的な用途のために適切な、良好
な巻き、ひじょうに低い曇り及びなめらかなフィルムの
生成を記載する。興味あることには、マイクロフィルム
用途においては、低い曇り度及びあらい表面を有するP
ETフィルムが必要とされ; しかしながら、前記アメリ
カ出願に記載されるようなひじょうになめらかな表面は
所望されない。マイクロフィルム産業において、あらい
表面のフィルムが、高速度スリッチングの間、容易な取
扱いのために必要とされる。絶対的になめらかな表面は
マイクロフィルム用途のための基準ではないので、より
大きなガラス球体粒子が使用され; しかしながら、低い
曇り度及び良好な巻き/スリッチング特性は、また重要
な必要条件である。従って、本発明においては、高い%
でのより大きなガラス球体粒子の使用が述べられてい
る。利点、たとえば高速度での低い曇り度及び良好な巻
き/スリッチングの他に、この後に特定される大きさ及
び量でのガラス球体の添加が、ポリエステルフィルムの
製造の間、前方への圧伸欠陥、たとえば針状傷及びくさ
び傷を排除する。
【0004】アメリカ特許第4,274,025 号は、フィブリ
ル化、離層化及び引裂に対する改良された耐性を有す
る、無機材料の粒子を含む線状ポリエステルフィルムを
教授する。前記無機材料は、合成シリカ、硼酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウ
ム、珪酸カルシウム又はアルミニウム及びガラスビーズ
を包含する。無機材料のための粒度は、2〜10μmの
間であるが、しかし添加剤の量は、フィルムの重量に基
づいて2000〜9000ppm の間の範囲であることが
言及されている。その特許は、2000ppm 以下の添加
は、良好なスリップ又は摩擦目的のための満足する滑り
作用を促進するために、フィルム表面を十分に荒くしな
いことを教授する。ひじょうに驚くべきことには、本発
明の線状ポリエステルフィルムは、卓越したスリップ性
質を有し、そしてそれはアメリカ特許第4,274,025 号に
教授されたよりも1000倍低い量でガラス球体を含
む。
【0005】アメリカ特許第4,375,494 号は、線状ポリ
エステルの高い結晶性の分子的に延伸された第1層及び
非晶性線状ポリエステルの、第1層に付着するヒートシ
ール可能な第2層から成るポリエステルフィルム複合材
料を教授する。前記第2層は、0.005 〜 1.8μmの範囲
での平均粒度を有する細かく分割された粒子1000〜10,0
00ppm (第2フィルムの重量に基づいている)及び2〜
10μmの範囲の平均粒度を有する細かく分割された粒
状添加物50〜2000ppm (第2層の重量に基づいて
いる)を含む。両粒状添加物は、第2層じゅうに実質的
に均等に分散される。粒状添加物の例として、天然又は
合成シリカ、ガラスビーズ、硼酸カルシウム、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、珪酸カルシ
ウム、リン酸カルシウム、三水素化アルミニウム、珪酸
アルミニウム及び酸化チタン又はあるポリマー材料が言
及されている。理想的には、粒子は実質的に形状的に球
状である。第2層への添加物の添加は、改良された取扱
い、ヒートシール性質及び粘着防止性質を有するフィル
ムをもたらす。
【0006】この特許のフィルム複合材料に使用される
添加物の量は、本発明の実施において有用であることが
見出された添加材の量よりも多い。
【0007】本発明は、一定の粒度分布を有するガラス
球体を、ポリエステルフィルムの重量に基づいて一定量
で含む線状ポリエステルのフィルム又はシートに関す
る。ガラス球体の添加は、フィルムのいくつかの性質、
たとえば動摩擦係数を改良する。
【0008】好ましくは、調節された粒度分布及び重量
の第2添加剤、たとえばヒュームドシリカがさらに、フ
ィルムに添加される。そのヒュームドシリカの添加は、
ポリエステルフィルムのいくつかの性質、たとえばフィ
ルムの静摩擦係数を改良する。
【0009】本発明の1つの態様は、約3〜約4μmの
平均粒度(D50=3〜4μm)及び約10μm以下9
9.9%、約6μm以下75%及び約3.8μm以下5
0%の粒子分布を有するこまかなガラス球体を含む線状
ポリエステルのフィルムに関する。ガラス球体は、フィ
ルムの重量に基づいて約30ppm 〜約150ppm の間の
範囲の量で、好ましくは約40ppm 〜約80ppm の間の
量で存在する。
【0010】上記粒子分布及び量のガラス球体を含む線
状ポリエステルのフィルムは、改良された取扱い性質、
たとえば改良された巻き及びスリッチング性質を有する
であろう。より小さな粒度のガラス球体の粒子を、フィ
ルムの重量に基づいて 0.2〜〜0.9 重量%の範囲のひじ
ょうに少量その中に導入している従来のポリエステルの
フィルム以上の改良点として、本発明のフィルムは、た
とえばなめらかな金属被覆されたフィルム複合材料が必
要とされる場合の用途において、フィルムを所望しない
ものにする大きな表面のでこぼこを有さない。たとえ
ば、本発明のポリエステルのフィルムは、続いて金属被
覆される場合、欠陥、たとえばフィルム表面上に巻き欠
損、ブロッキングにきびきず、くさびきず又は針状きず
を有さないであろう。
【0011】本発明のもう1つの態様は、第1の態様に
記載されるように粒度分布及び重量で上記ガラス球体を
含み、そしてさらに、1μm以下100%の粒度分布及
び約0.10〜約0.50μmの間の平均粒度を有する凝集され
たヒュームドシリカ粒子を第2フィルム添加剤として、
フィルムの重量に基づいて約200ppm 〜約2000pp
m の範囲の量で含む、ポリエステルフィルムに関する。
好ましくは、凝集されたヒュームドシリカ粒子の粒度分
布は、1μm以下100%であり、そして平均粒度は約
0.20〜約0.40μmの範囲である。好ましくは、フィルム
に存在するヒュームドシリカの量は、フィルムの重量に
基づいて約600ppm 〜約1000ppmの範囲の間の範
囲である。好ましくは、凝集されたヒュームドシリカ粒
子の粒度分布は、1μm以下100%であり、そしてそ
の平均粒度は、約0.25〜約0.35μmの間の範囲である。
上記ヒュームドシリカ粒子の凝集体中に入る個々の又は
別々のヒュームドシリカ粒子は一般的に、約0.05μmの
粒度を有する。しかしながら、上記のように、ヒューム
ドシリカは、そのような小さな別々の粒子としてめった
に存在しない。そのような小さなサイズの粒子は、複数
の別々の粒子の凝集体として通常存在する。
【0012】ガラス球体及びヒュームドシリカ両添加剤
を有するポリエステルフィルムは、添加剤を有さない二
軸延伸されたポリエステルフィルムの屈折率にひじょう
に類似する屈折率を有するであろう。そのようなフィル
ムはひじょうに透明であり、そして従って、それは最少
の曇り度を有する。また、上記粒度分布及び量でのヒュ
ームドシリカの添加は、改良された静摩擦係数を有する
フィルムをもたらす。本発明の実施において有用である
ガラス球体は、市販されており、そして従来の装置、た
とえば Malvern粒度分析機により測定するような粒度分
布を有する。そのガラス球体は、固体のガラス球体であ
り、そしていずれの化学的組成物にも制限されず、そし
てそれらはなめらかな表面又はエッチング表面のいずれ
かを有することもできる。その表面は、ガラス球体と硝
酸とを、その表面の所望するエッチングの程度を付与す
るのに十分な時間、接触せしめることによってエッチン
グされる。エッチングされた表面を有するガラス球体が
好ましい。ガラス球体は実質的に形状的に球体であり、
そしてその粒度は、ガラス球体の直径に関してμmで言
及される。好ましいガラス球体は、商標 Spheriglassと
して売られており、そしてPQ Corporationの関連会社
である Potters Industries Inc.により売られている。
【0013】ヒュームドシリカは、二酸化シリコーンの
単一の球状液滴を形成するために水素火炎下で四塩化珪
素が反応する場合に形成される。これらは、大きな液滴
を形成するために衝突及び溶融を通して成長する。液滴
が冷却し、そして凍結し始まるにつれて(但し、衝突し
続ける)、それらは付着し(但し、融合しない)、凝集
体として知られるクラスターを形成するために衝突し続
ける固体凝集体を形成する。ヒュームドシリカのための
粒度は、単一の冷却された球状液滴の粒度を言及する。
【0014】ガラス球体及びヒュームドシリカの必要と
される量は、ポリマーの押出しの前、フィルム製造工程
のいずれかの点でポリエステル形成材料のフィルムに添
加され得る。本発明の一般的な実施において、ガラス球
体及びヒュームドシリカ粒子を、重合によるその製造の
間、ポリエステル中に導入することが好ましい。便利な
方法は、その粒子を、ポリエステルの製造のために使用
される重縮合混合物に添加することである。ガラス球体
及びヒュームドシリカを、モノマーが形成されるエステ
ル交換反応の後、スラリーとして、ポリエステルポリマ
ーの製造の間、添加することが特に所望されることが見
出された。たとえば、粒子は、グリコール中、スラリー
として添加され得、これから、ポリエステルが重縮合の
開始の前、形成される。
【0015】合成線状ポリエステルのフィルムの製造に
有用なポリマーは、当業者に良く知られており、そして
1又は複数のジカルボン酸又はそれらの低級アルキル
(6個までの炭素原子)ジエステル、たとえばテレフタ
ル酸、イソフタル酸、フタル酸、2, 5−、2, 6−又は2,
7−ナフタレンジカルボン酸、琥珀酸、セバシン酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、4, 4'-ジフェニルジカルボン
酸、ヘキサヒドロテレフタル酸又は 1, 2-ビス−p−カ
ルボキシフェノキシエタン(場合によっては、モノカル
ボン酸、たとえばピバル酸と共に)と、1又は複数のグ
リコール、たとえばエチレングリコール、1, 3−プロパ
ンジオール、1, 4−ブタンジオール、ネオペンチルグリ
コール及び1, 4−シクロヘキサンジメタノールとの縮合
により得られる。
【0016】本発明の組成物から調製されるポリエステ
ルフィルムは、一軸又は二軸延伸され得るが、しかし好
ましくは、機械的及び物理的性質の満足する組合わせを
達成するために、フィルムの平面において2つの相互に
垂直な方向に圧伸することによって二軸延伸される。好
ましくは、フィルムは、典型的には70°〜250℃の
範囲の温度で、2つの相互に垂直な方向に連続的に伸ば
すことによって二軸延伸される。そのような延伸は、多
くの特許、たとえばイギリス特許第838,708 号に記載さ
れている。これらの技法は、ポリエステルフィルムの製
造業者に良く知られている。
【0017】従来の被覆媒体が、場合によっては、本発
明のポリエステルフィルムの片面又は両面に適用され得
る。そのような被膜は、接着性質又は帯電防止性質を改
良するために通常添加される。これらの被膜の化学的組
成は、当業者に良く知られており、そして多くの特許及
び出版物に記載されている。その被覆媒体は、一軸又は
二軸延伸されたフィルム支持体に適用され得る。同時二
軸延伸方法においては、被覆媒体は適切には、延伸操作
の開始前又は終わった後、支持体に適用される。連続的
な二軸延伸方法においては、好ましくは、被覆媒体は、
2つの延伸段階の間、すなわち二軸延伸操作の縦及び横
への延伸の間で、フィルム支持体に適用される。そのよ
うな延伸及び被覆の順序は特に、被覆されたポリエチレ
ンテレフタレートフィルムの製造のために好ましい。好
ましくは、そのフィルムは、まず縦方向に、一連の回転
ローラー上で延伸され、次に被覆媒体により被覆され、
そして最後に、ランターオーブン中で横に延伸され、好
ましくは続いて、その被覆されたフィルムは熱硬化され
る。
【0018】任意の被覆媒体は、有機溶媒中、水性分散
液又は溶液として、いずれか適切な従来の被覆技法、た
とえば浸漬被覆、ビーズ被覆、リバースローラー被覆又
はスロット被覆によりポリエステルフィルムに適用され
得る。
【0019】続く延伸及び/又は熱硬化の間、その被覆
されたフィルムに適用される温度は、水性媒体又は、溶
媒適用された組成物の場合、溶媒の乾燥に、及びまた、
連続且つ均等な層にその被膜を融合し、そして形成する
ことにおいて効果的である。本発明のポリエステルフィ
ルムのための好ましい接着被膜又は層は、卓越した接着
性質を提供するフィルム形成接着層ポリマーから製造さ
れる。適切な接着層ポリマーは、アクリル酸のエステ
ル、特にアルキルエステルに由来する少なくとも1つの
モノマーを含んで成り、ここで前記アルキル基は、10
個までの炭素原子を有する基、たとえばメチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、テルブチル、ヘキシル、2−エチルヘキシル、ヘ
プチル及びn−オクチルである。アルキルアクリレー
ト、たとえばエチルアクリレート及びブチルアクリレー
ト、並びにアルキルメタクリレートに由来するポリマー
が好ましい。エチルアクリレート及びメチルメタクリレ
ートを含んで成るポリマーが好ましい。アクリレートモ
ノマーは好ましくは、30〜65モル%の割合で存在
し、メタクリレートモノマーは20〜60モル%の割合
で存在する。
【0020】接着層ポリマーの調製に使用するのに適切
である他のモノマー(アクリル酸及び/又はメタクリル
酸のエステル及びその誘導体と共に、任意の追加のモノ
マーとして共重合され得る)は、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、ハロ置換のアクリロニトリル、ハロ
置換のメタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−エタノ
ールアクリルアミド、N−プロパノールアクリルアミ
ド、N−メタクリルアミド、N−エタノールメタクリル
アミド、N−メチルアクリルアミド、N−tert. ブチル
アクリルアミド、ヒドロキシエチルメタクリレート、グ
リシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、ジ
メチルアミノエチルメタクリレート、イタコン酸、無水
イタコン酸及びイタコン酸の半エステルを包含する。
【0021】接着層ポリマーの他の任意のモノマーは、
ビニルエステル、たとえば酢酸ビニル、クロロ酢酸ビニ
ル及び安息香酸ビニル、ビニルピリジン、塩化ビニル、
塩化ビニリデン、マレイン酸、無水マレイン酸、スチレ
ン及びスチレン誘導体、たとえばクロロスチレン、ヒド
ロキシスチレン及びアルキル化スチレン(ここでアルキ
ル基は1〜10個の炭素原子を含む)を包含する。
【0022】好ましい接着層ポリマーは、3種のモノマ
ー: (1)エチルアクリレート35〜60モル%、 (2)メ
チルメタクリレート30〜55モル%及び (3)メタクリ
ルアミド2〜20モル%に由来する。
【0023】接着層ポリマーの分子量は、広範囲にわた
って変化するが、しかし好ましくは、40,000〜300,000
、及びより好ましくは50,000〜200,000 の範囲内であ
る。
【0024】所望により、任意の接着層ポリマーはま
た、被膜層内に架橋を形成するように機能する架橋剤を
含むことができ、それによって、ポリマーフィルム支持
体への接着性を改良する。さらに、架橋剤は好ましく
は、溶媒の透過に対する保護を提供するために内部架橋
することができるはずである。架橋可能な被覆組成物の
架橋は、従来の延伸及び/又は熱硬化温度で達成され得
る。適切な架橋剤は、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、ア
ミン誘導体、たとえばヘキサメトキシメチルメラミン及
び/又はアミン、たとえばメラミン、ジアジン、尿素、
環状エチレン尿素、環状プロピレン尿素、チオ尿素、環
状エチレンチオ尿素、アルキルメラミン、アリールメラ
ミン、ベンゾグアナミン、グアナミン、アルキルバアナ
ミン及びアリールグアナミンとアルデヒド、たとえばホ
ルムアルデヒドとの縮合生成物を包含する。好ましい架
橋剤は、メラミンとホルムアルデヒドの縮合生成物であ
る。
【0025】縮合生成物は、場合によってはアルコキシ
ル化され得る。架橋剤は、任意の被覆組成物におけるポ
リマーの重量に基づいて25重量%までの量で使用され
得る。触媒はまた、架橋剤の架橋作用を促進するために
使用される。メラミンホルムアルデヒドを架橋するため
の好ましい触媒は、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、アンモニウムチオシアネート、リン酸二水素アンモ
ニウム、硫酸アンモニウム、リン酸水素二アンモニウ
ム、パラトルエンスルホン酸、塩基との反応により安定
化されたマレイン酸及びモルホリニウムパラトルエンス
ルホネートを包含する。
【0026】好ましくは、本発明の被覆されていないポ
リエステルフィルムは、それが約400〜500ゲージ
の厚さを有するように製造される。
【0027】被覆層は好ましくは、 0.1〜10mg/dm2
特に 0.5〜2.0 mg/dm2 の範囲内の被膜重量でポリエス
テルフィルムに適用される。
【0028】被覆層の厚さに対するポリエステル支持体
の厚さの比は、広範囲内で変化することができ、但し被
覆層の厚さは好ましくは、支持体の厚さの 0.004%〜1
0%であるべきである。実際、被覆層の厚さは所望によ
り少なくとも0.01μmであり、そして好ましくは約 1.0
μmを越えるべきでない。
【0029】ポリエステル支持体上への被覆層の付着の
前、その暴露された表面は、所望により、その表面と続
いて適用される被覆層との間の結合を改良するために化
学的又は物理的な表面変性処理にゆだねられ得る。支持
体表面の変性は、たとえば火炎処理、イオン衝撃、電子
線処理又は紫外線処理による。好ましい処理は、その単
純さ及び有効さのために、コロナ放電により生じる高電
圧電気応力に支持体の暴露された表面をゆだねることで
ある。他方、支持体は、支持体ポリマー上に溶媒又は膨
潤作用を引き起こすように、当業界においてて知られて
いる物質により予備処理され得る。ポリエステル支持体
の処理のために特に適切であるそのような物質の例は、
通常の有機溶媒に熔解されたハロゲン化フェノール、た
とえばアセトン又はメタノール中、p−クロロ−m−ク
レゾール、 2, 4-ジクロロフェノール、 2, 4, 5−又は
2, 4, 6−トリクロロフェノール又は4−クロロレゾシ
ノールの溶液を包含する。
【0030】任意の被覆層は、ポリエステル支持体の片
面又は両面に適用され、そして被覆層の片面又は両面が
追加の材料による被覆にゆだねられ得る。従って、元の
被覆層の機能は、追加の被覆層の続く付着を助けるため
にプライマー層として存在することができる。
【0031】組成物を形成するために使用されるポリエ
ステルフィルム支持体の1又は複数のポリマー層及びい
ずれか任意の被覆層は、便利には、熱可塑性ポリエステ
ルフィルムの製造に従来使用されるいずれかの添加剤を
含むことができる。従って、染料、色素、気孔剤、滑
剤、酸化防止剤、粘着防止剤、界面活性剤、スリップ
剤、光沢改良剤、予備分解剤、紫外線安定剤、粘度調整
剤及び分散安定剤のような物質が、適切なように、ポリ
エステルフィルム支持体及び/又は被覆層に導入され得
る。
【0032】本発明は、次の例により詳細に説明される
が、但しこれは本発明を限定するものではない。
【0033】
【実施例】例1 10μm以下99.9%、6μm以下75%及び3.9
μm以下50%の粒子分布及び3.9μmの平均粒度
(D50=3.9 μm)を有する、SPHERIGLASS E250P4CLと
して Potters Industries Inc により売られている固体
ガラス球体を、1.0%の固形分を有するスラリーを形
成するために、エチレングリコールと共に混合した。そ
のスラリーを、5ガロンの Ross Mixer で1時間、高い
剪断下で混合した。その混合されたスラリーを、ポリエ
チレンテレフタレートの商業的な調製に使用されるビス
ヒドロキシエチレンテレフタレート(モノマー)中にポ
ンプで送った。ガラス球体を、60ppm が得られる押出
されたフィルムに見出されるような量で添加する。ガラ
ス球体の添加の後、従来の重合触媒を、反応混合物に添
加した。得られたPETポリマーを、急冷された表面上
に押出し、そして従来のフィルム製造技法により二軸延
伸した。次に、溶融されたモノマーを、約0.5mmの水
銀圧で、285°〜290℃で重合した。得られたポリ
エチレンテレフタレートを冷却し、そしてチップに変え
た。
【0034】次に、乾燥せしめられたチップを、285
℃でフィルムに押出し、そして次に、それぞれの方向に
約 2.9:1 の延伸方向で相互に垂直な方向に連続的に延
伸せしめ、次に225℃で熱硬化することによって二軸
延伸した。得られた充填フィルム生成物は、400ゲー
ジの全体の厚さを有し、そして同じポリエステルポリマ
ー及び同じ方法により製造された同一の未充填400ゲ
ージフィルムと比較して、光学的性質について評価され
た。そのフィルムは、Gardner Hazemeter により測定さ
れる場合、ひじょうに低い嵩曇り度(bulk haze) (未充
填フィルムのために0.45% vs. ガラス充填フィルムのた
めに0.65%)を有した。卓越した透明度の他に、充填され
たポリエステルフィルムは卓越した光沢度を有した。そ
のフィルムはまた、巻き特性についても評価され、そし
て観察できる界面粘着表面の欠陥、たとえばくさびき
ず、にきびきず、針状きず又は竹の子状への変形を伴わ
ないで、早い巻き速度でなめらかなミルロールを生成す
ることが見出された。
【0035】例2 第2の充填された二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
(ポリエステル)フィルムを、例1の方法により調製
し、但し、例1で使用されるガラス球体80ppm及びヒ
ュームドシリカ(DeGussa Company により売られている
Aerosil O×50)800ppm を使用した。ヒュームドシ
リカは、 0.050μmの離散粒度を有した。ヒュームドシ
リカ及びガラス球体のエチレングリコールスラリーを、
それぞれ4%及び1%の固体濃度で、Ross高速度ミキサ
ーにより調製した。そのスラリーを、溶融されたモノマ
ーに添加した。次に、その溶融されたモノマーを、約
0.5mmの水銀圧で及び285°〜290℃で重合せしめ
た。得られたポリエチレンテレフタレートを冷却し、そ
してチップに転換した。
【0036】次に、乾燥せしめられたチップを、285
℃でフィルムに押出し、そして次に、それぞれの方向に
約 2.9:1 の延伸方向で相互に垂直な方向に連続的に延
伸せしめ、次に225℃で熱硬化することによって二軸
延伸した。得られた充填フィルム生成物は、400ゲー
ジの全体の厚さを有した。フィルムを、巻き及び光学的
特性について評価し、そして卓越した光学的及び巻き性
能を示すことが見出された。例1で調製された未充填フ
ィルムに比較して、フィルム透明度にわずかな低下が存
在するが(400ゲージフィルムのために 2.2% vs. 未
充填フィルムのために0.45%)、しかしまだ、その透明度
は卓越していた。
【0037】例3 もう1つの充填された二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ート(ポリエステル)フィルムを、例1で使用されるガ
ラス球体100ppm 及び例2で使用されるヒュームドシ
リカ1000ppm を導入することによって調製した。ヒ
ュームドシリカ及びガラス球体のエチレングリコールス
ラリーを、それぞれ4%及び1%の固体濃度で、Ross高
速度ミキサーにより調製した。そのスラリーを、溶融さ
れたモノマーに添加した。次に、その溶融されたモノマ
ーを、約 0.5mmの水銀圧で及び285°〜290℃で重
合せしめた。得られたポリエチレンテレフタレートを冷
却し、そしてチップに転換した。
【0038】次に、乾燥せしめられたチップを、285
℃でフィルムに押出し、そして次に、それぞれの方向に
約 2.9:1 の延伸方向で相互に垂直な方向に連続的に延
伸せしめ、次に225℃で熱硬化することによって二軸
延伸した。得られた充填フィルム生成物は、400ゲー
ジの全体の厚さを有した。フィルムを、巻き及び光学的
特性について評価し、そして卓越した光学的及び巻き性
能を示すことが見出された。例1で調製された未充填フ
ィルムに比較して、フィルム透明度は卓越し(400ゲージ
フィルムのために 3.1% vs. 未充填フィルムのために0.
45%)、そして良好な巻き特性を得た。
【0039】例4 例3をくり返した。但し、SPHERIGLASS E250P4CLとして
Potters IndustriesInc から売り出されている固体ガ
ラス球体40ppm 及び Cabot Corporationにより売られ
ている Cab-o-sil L90(主粒度27nm及び平均凝集体サイ
ズ= 220〜250nm)400ppm を、充填剤として使用し
た。再び、得られたフィルムは、卓越した光学的透明度
及び良好な巻き特性を有した。そのフィルム透明度は、
400ゲージのために 1.4%及び未充填フィルムのため
に0.45%であった。
【0040】例5 第3の充填された二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
(ポリエステル)フィルムを、例1の方法により調製
し、但し、例1で使用されるガラス球体の代わりに硝酸
により腐蝕されたガラス球体80ppm 及びヒュームドシ
リカ(DeGussa Company により売られている Aerosil O
×50) 800ppm を使用した。ヒュームドシリカは、
0.050μmの離散粒度を有した。ヒュームドシリカ及び
ガラス球体のエチレングリコールスラリーを、それぞれ
4%及び1%の固体濃度で、Ross高速度ミキサーにより
調製した。そのスラリーを、溶融されたモノマーに添加
した。次に、その溶融されたモノマーを、約 0.5mmの水
銀圧で及び285°〜290℃で重合せしめた。得られ
たポリエチレンテレフタレートを冷却し、そしてチップ
に転換した。
【0041】次に、乾燥せしめられたチップを、285
℃でフィルムに押出し、そして次に、それぞれの方向に
約 2.9:1 の延伸方向で相互に垂直な方向に連続的に延
伸せしめ、次に225℃で熱硬化することによって二軸
延伸した。得られた充填フィルム生成物は、400ゲー
ジの全体の厚さを有した。フィルムを、巻き及び光学的
特性について評価し、そして卓越した光学的及び巻き性
能を示すことが見出された。例1で調製された未充填フ
ィルムに比較して、フィルム透明度にわずかな低下が存
在するが(400ゲージフィルムのために2.2% vs.未充
填フィルムのために0.45%)、しかし、まだその透明度は
卓越した。
【0042】例6 例1〜例5において生成されたフィルムを、従来の接着
促進又は帯電防止被膜により片面上を被覆した。良好な
透明度、良好な巻き及び接着性又は帯電防止性質を有す
るフィルムが得られた。
【0043】好ましい特徴 本明細書に記載されるように、本発明の線状ポリエステ
ルのフィルムは、独立して又はいずれかの組合わせで、
次の好ましい特徴を示す。
【0044】1.フィルムにおけるガラス球体の重量範
囲は、約40ppm 〜約80ppm の間である。
【0045】2.フィルムはさらに、1μm以下100
%の離散粒度分布及び約0.10〜約0.50μmの範囲の平均
離散粒度を有するヒュームドシリカを、線状ポリエステ
ルフィルムの重量に基づいて約200ppm 〜約2000
ppm の間の範囲の量で含んで成る。
【0046】3.ヒュームドシリカの平均離散粒度分布
は約0.20〜約0.40μmの間の範囲で存在する。
【0047】4.ヒュームドシリカの平均離散粒度分布
は約0.25〜約0.35μmの間の範囲で存在する。
【0048】5.ヒュームドシリカの量は、フィルムの
重量に基づいて約600〜約1000ppm の間でフィル
ムに存在する。
【0049】6.ガラス球体は、腐蝕された表面を有す
る。
【0050】7.フィルムは約400ゲージ〜約500
ゲージの厚さのものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−78954(JP,A) 特開 昭50−71732(JP,A) 特開 平1−259041(JP,A) 特開 昭63−141308(JP,A) 特開 平5−214122(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 5/18 C08L 67/00 - 67/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状ポリエステルフィルムであって、3
    〜4μmの平均粒度及び10μm以下99.9%、6μ
    m以下75%及び3.8μm以下50%の粒子分布を有
    するガラス球体を、その線状ポリエステルフィルムの重
    量に基づいて40ppm 〜80ppm の間の範囲の量で含む
    線状ポリエステルフィルム。
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