JP3167346U - シャツ・ブラウスずり上がり防止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】シャツやブラウス等の上衣の裾がずり上がるのを防ぐ器具を提供する。【解決手段】シャツやブラウスなどを着用した上から、弾性のあるメインバンド材１を着用者の腰部に巻きつけ、メインバンド材１の両端に取り付けられた面ファスナー雄部３、雌部４により固定する。この際、弾性のあるサブバンド材２を腰部背面から股間を通して臀部もしくは腰部前面へと回し、サブバンド材２の先端部に取り付けられた面ファスナー雄部５を雌部４に固定し、しかるのちに雄部３、雌部４により面ファスナー雄部５を挟み込むように固定する。トイレ等で該器具をはずす必要のある場合には、面ファスナー３、５を外す。この際、面ファスナー５を外した後に面ファスナー３と４を再び固定すれば、メインバンド材１を外すことなく用を足すことが可能である。【選択図】図１
Description
本考案は、シャツやブラウス等の上衣の裾がずり上がるのを防ぐ器具に関する。
シャツやブラウス等の上衣は着用中に着用者の運動により頻繁にずり上がる。これを防止するために従来はベルト型、ガーター型、ショーツ型などさまざまな方策が考えられてきたが、それらは着脱の利便性やコスト、快適性において改善の余地のあるものであった。
本考案が解決しようとする課題は、上述の先行技術の問題を解決し、快適性、利便性、コストパフォーマンスを両立しつつ、シャツやブラウス等のずり上がりを防止する器具を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本考案では防止具の素材にゴムなどの伸縮性のある素材を用いて腰回りと股間部分に装着することで、シャツ類の裾の動きを抑える。また腰回りの部分と股間部分の一部をマジックテープにより着脱可能とすることで、従来の技術の多くの欠点を克服している。
従来みられた腰周りをバンド型で抑える先行技術に比べ、股間を通す補助部品の採用によってずり上がりを防止する効果と安定性が高まった。
伸縮性のある素材を用いることで、サイズ調整が容易であり、また着脱部位に長さのあるマジックテープを用いることで、この着脱部位によってもサイズの微調整が可能である。この２点によって、着用者の体型によらずちょうどよいフィット感を得ることができる。
従来の技術と比較し、器具の大きさがコンパクトかつ軽量になることで、着用者のストレスや違和感を最小限に抑えることができる。これは、仕事などで長時間シャツを着用しなければならないビジネスマンなどにとって大きな利点であると考えられる。また従来よくみられた下着の上に下着を重ねるような形につきものの夏季の暑さなどによる蒸れを緩和することもできる。
マジックテープを用いる接合部分はすばやい着脱を可能にする。またマジックテープ部分を長くとることにより、体格の個人差にかかわらず調節および装着が可能である。また、接合部分を従来技術において多くみられるプラスチック製の部品や金属性の金具などからマジックテープに変えることにより、着座時や横臥時にも金具による苦痛を伴わず、着用者に金属アレルギーがあったとしてもストレスなく装着可能である。
金属特有の錆などの欠点がないため洗濯機などの使用に耐え、長く使えて経済的である。
伸縮素材とマジックテープが主な材料となることから、開発・販売が非常に安価であり、より広い普及を見込むことが出来る。
大型の金具や把持具、係止具を用いないことで、洋服の外側にあらわれにくい。
本考案の一実施形態を図１、図２、図３を用いて説明する。図１は着用時を想定した立体図、図２は正面図、図３は背面図である。
図中、１はゴム繊維などの弾性のあるバンド材、２は１の中間部に接続されたゴム繊維など弾性のあるバンド材、３は１のバンド材の一端に取り付けられたマジックテープ雄部、４は１のバンド材の他端に取り付けられたマジックテープ雌部、５は２のバンド材先端部に取り付けられたマジックテープ雄部である。
この実施例では、シャツやブラウスなどを着用した上から、弾性のあるバンド材１を着用者の腰部に巻きつけ、１の両端に取り付けられたマジックテープ雄部３、雌部４により固定する。この際、弾性のあるバンド材２を腰部背面から股間を通して臀部もしくは腰部前面へと回し、２の先端部に取り付けられたマジックテープ雄部５を雌部４に固定し、しかるのちに雄部３、雌部４により５を挟み込むように固定する。
トイレ等で本考案の器具をはずす必要のある場合には、マジックテープ３、５を外す。この際、５を外した後に３と４を再び固定すれば、メインバンド１自体を外すことなく用を足すことが可能である。
１ メインバンド材
２ サブバンド材
３ マジックテープの雄部
４ マジックテープの雌部
５ マジックテープの雄部
２ サブバンド材
３ マジックテープの雄部
４ マジックテープの雌部
５ マジックテープの雄部
Claims (1)
- 伸縮性のあるベルト材の一端にマジックテープ雄部を取り付け、他端にマジックテープ雌部を取り付け、ベルト材の中間部に伸縮性があり先端にマジックテープ（雄部もしくは雌部）をつけたバンド材を取り付けたことを特徴とするシャツずり上がり防止具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010007175U JP3167346U (ja) | 2010-10-13 | 2010-10-13 | シャツ・ブラウスずり上がり防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2010007175U JP3167346U (ja) | 2010-10-13 | 2010-10-13 | シャツ・ブラウスずり上がり防止具 |
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| JP3167346U true JP3167346U (ja) | 2011-04-21 |
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ID=54878438
Family Applications (1)
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| JP2010007175U Expired - Fee Related JP3167346U (ja) | 2010-10-13 | 2010-10-13 | シャツ・ブラウスずり上がり防止具 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3167346U (ja) |
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2010
- 2010-10-13 JP JP2010007175U patent/JP3167346U/ja not_active Expired - Fee Related
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