JP3212120U - ズボン - Google Patents

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JP3212120U JP2017002631U JP2017002631U JP3212120U JP 3212120 U JP3212120 U JP 3212120U JP 2017002631 U JP2017002631 U JP 2017002631U JP 2017002631 U JP2017002631 U JP 2017002631U JP 3212120 U JP3212120 U JP 3212120U
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邦重 渡井
邦重 渡井
幹雄 坪井
幹雄 坪井
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Abstract

【課題】ズボンの使用者が座位姿勢となった場合であっても、ベルト部がずれるのを防止できるとともに腹部への圧迫感を抑制できる、デザイン性に優れたズボンを提供する。【解決手段】ズボン1は、使用者Uの下腹部を覆う前身頃31と、使用者Uの臀部を覆う後身頃36と、前身頃31および後身頃36よりも上方において環状に形成され、使用者Uの腰部に配置されるベルト部5と、を備えている。ベルト部5は、脇中央部よりも後方に位置する非伸縮性の第一ベルト部51と、大部分が脇中央部よりも前方に位置し、使用者Uの幅方向に沿う第一方向Wに伸縮可能な伸縮性の第二ベルト部52と、第一ベルト部51と第二ベルト部52とが接続された一対の接続部56A,56Bと、を有する。【選択図】図1

Description

この考案は、ズボンに関する。
従来、ズボンを装着した使用者の姿勢の変更や動作に応じて生じる違和感を改善するために、種々な提案されている。
例えば、特許文献1には、見た目がスリムであり、足を上げる等の動作が行いやすいズボンが開示されている。
ところで、ズボンの使用者における動作のうち、例えば膝を曲げてしゃがむ等の座位姿勢となった時に、ズボンのベルト部がずれて下着が見える等の不具合が生じることがある。また、ズボンの使用者が座位姿勢となった時に、使用者は腹部に圧迫感を感じることがある。
また、座位姿勢となった時のベルト部のずれや、腹部への圧迫感を抑制するために、例えばベルト部全体をゴム等で伸縮自在に形成することが考えられる。しかしながら、ベルト部全体に発生するしわ等により、ズボンのデザイン性が低下するおそれがある。
特開2015−34370号公報
そこで、本考案は、上記事情に鑑みたものであって、ズボンの使用者が座位姿勢となった場合であっても、ベルト部がずれるのを防止できるとともに腹部への圧迫感を抑制できる、デザイン性に優れたズボンを提供する。
上記の課題を解決するため、本考案のズボンは、少なくとも使用者の下腹部を覆う前身頃と、少なくとも前記使用者の臀部を覆う後身頃と、前記前身頃および前記後身頃よりも上方において環状に形成され、前記使用者の腰部に配置されるベルト部と、を備え、前記ベルト部は、少なくとも脇中央部よりも後方に位置する非伸縮性の第一ベルト部と、少なくとも脇中央部よりも前方に位置し、前記使用者の幅方向に沿う第一方向に伸縮可能な伸縮性の第二ベルト部と、前記第一ベルト部と前記第二ベルト部とが接続された一対の接続部と、を有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、ベルト部は、脇中央部よりも後方に位置する非伸縮性の第一ベルト部を備えているので、ズボンの使用者の後方において、ズボンのウエスト位置の固定機能を高め、ずれを防止することができる。したがって、ズボンの使用者が例えば膝を曲げてしゃがむ等の座位姿勢となった場合であっても、ベルト部がずれるのを防止できる。
また、ベルト部は、脇中央部よりも前方に位置し、使用者の幅方向に沿う第一方向に伸縮可能な伸縮性の第二ベルト部を有しているので、例えば食後において使用者の腹部が膨張した状態や、座位姿勢となった場合等であっても、第二ベルト部が伸長することができる。したがって、使用者の腹部への圧迫感を抑制できる。
さらに、伸縮性の第二ベルト部は、脇中央部よりも前方に位置しているので、ベルト部全体がゴム等で伸縮自在に形成された従来のズボンのように、ベルト部全体にしわ等が発生することがない。したがって、デザイン性に優れたズボンとすることができる。
このように、本考案によれば、ズボンの使用者が座位姿勢となった場合であっても、ベルト部がずれるのを防止できるとともに腹部への圧迫感を抑制できる、デザイン性に優れたズボンを提供することができる。
また、前記第一ベルト部は、表地の下地として非伸縮性の第一芯地を有し、前記第二ベルト部は、前記表地の下地として伸縮性の第二芯地を有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、第一ベルト部は、下地として非伸縮性の第一芯地を有し、第二ベルト部は、下地として伸縮性の第二芯地を有するので、表地の見た目に違和感を与えることなく非伸縮性の第一ベルト部と伸縮性の第二ベルト部とを設けることができる。したがって、デザイン性に優れたズボンを提供することができる。
また、前記後身頃と前記ベルト部との間には、前記第一方向に非伸縮性を有するとともに、前記使用者の正中線に沿う第二方向に伸縮性を有するヨーク部が設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、後身頃とベルト部との間には、使用者の幅方向に沿う第一方向に非伸縮性を有するとともに、使用者の正中線に沿う第二方向に伸縮性を有するヨーク部が設けられているので、ズボンの使用者が座位姿勢となった場合であっても、ヨーク部が第二方向に伸長することができる。したがって、使用者のウエストに違和感を与えることなくベルト部がずれるのを防止できる。
また、前記一対の接続部は、それぞれ前記ベルト部の脇中央部よりも後方に配置されていることを特徴としている。
この構成によれば、一対の接続部は、それぞれベルト部の脇中央部よりも後方に配置されているので、使用者の後方に配置される非伸縮性の第一ベルト部よりも、使用者の前方に配置される伸縮性の第二ベルト部を長く確保することができる。これにより、ベルト部がずれるのを防止しつつ、使用者の腹部への圧迫感をさらに抑制できる。
また、前記第二ベルト部の前記第一方向における中央部から、一方の前記脇中央部までの寸法をαとし、前記第二ベルト部の前記第一方向における中央部から、一方の前記接続部までの寸法をβとしたとき、0.75≦β/α≦0.90を満足するように形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、一方の脇中央部までの寸法αと、第二ベルト部の第一方向における中央部から一方の接続部までの寸法βとは、
0.75≦β/α≦0.90・・・(1)式
を満足するように形成されているので、使用者の後方に配置される非伸縮性の第一ベルト部よりも、使用者の前方に配置される伸縮性の第二ベルト部を長く確保することができる。これにより、ベルト部がずれるのを防止しつつ、使用者の腹部への圧迫感をさらに抑制できる。
また、前記接続部の対応した位置には、前記接続部に重なるようにベルトループが設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、接続部に重なるようにベルトループが設けられているので、第一ベルト部と第二ベルト部との接続部が視認し難くなる。これにより、デザイン性を害することなく、使用者の後方に配置される非伸縮性の第一ベルト部と、使用者の前方に配置される伸縮性の第二ベルト部とを設けることができる。したがって、デザイン性に優れたズボンを提供することができる。
本考案によれば、ベルト部は、脇中央部よりも後方に位置する非伸縮性の第一ベルト部を備えているので、ズボンの使用者の後方において、ズボンのウエスト位置の固定機能を高め、ずれを防止することができる。したがって、ズボンの使用者が例えば膝を曲げてしゃがむ等の座位姿勢となった場合であっても、ベルト部がずれるのを防止できる。
また、ベルト部は、脇中央部よりも前方に位置し、使用者の幅方向に沿う第一方向に伸縮可能な伸縮性の第二ベルト部を有しているので、例えば食後において使用者の腹部が膨張した状態や、座位姿勢となった場合等であっても、第二ベルト部が伸長することができる。したがって、使用者の腹部への圧迫感を抑制できる。
さらに、伸縮性の第二ベルト部は、脇中央部よりも前方に位置しているので、ベルト部全体がゴム等で伸縮自在に形成された従来のズボンのように、ベルト部全体にしわ等が発生することがない。したがって、デザイン性に優れたズボンとすることができる。
このように、本考案によれば、ズボンの使用者が座位姿勢となった場合であっても、ベルト部がずれるのを防止できるとともに腹部への圧迫感を抑制できる、デザイン性に優れたズボンを提供することができる。
本考案の実施形態に係るズボンを後方から見たときの説明図である。 本考案の実施形態に係るズボンを左側方から見たときの説明図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案の実施形態に係るズボンを後方から見たときの説明図である。
図2は、本考案の実施形態に係るズボンを左側方から見たときの説明図である。
図1および図2では、ユーザーである使用者Uを二点鎖線で図示している。また、図1では、使用者Uの正中線Oを一点鎖線で図示している。また、以下の説明における前後上下左右は、使用者Uから見た前後上下左右と一致している。また、使用者Uの幅方向に沿う方向を第一方向Wとし、使用者Uの正中線Oに沿う方向を第二方向Hとしている。
図1および図2に示すように、本実施形態のズボン1は、いわゆるジーンズと呼ばれるものである。なお、以下に説明するズボン1がジーンズである場合は、本発明の実施形態の一例である。したがって、本発明が適用されるズボン1は、ジーンズに限定されない。
本実施形態のズボン1は、使用者Uの下半身に装着されるものであって、例えば全体がデニム生地等の表地11により形成されている。
ズボン1は、身頃部3と、ベルト部5と、を備えている。
身頃部3は、前身頃31と後身頃36とを有している。
前身頃31は、使用者Uの下腹部および脚部の前方を覆っている。前身頃31の股上部3aには、一対の脇ポケット33A,33Bが設けられている。一対の脇ポケット33A,33Bは、正中線Oに対して左右対称となるように設けられている。一対の脇ポケット33A,33Bは、上方に開口を有する。
後身頃36は、使用者Uの臀部および脚部の後方を覆っている。後身頃36の股上部3aには、一対の尻ポケット38A,38Bが設けられている。一対の尻ポケット38A,38Bは、正中線Oに対して左右対称となるように設けられている。一対の尻ポケット38A,38Bは、上方に開口を有する。
前身頃31と後身頃36とは、股下、脇および臀部に対応した位置が縫い合わされて互いに結合されている。これにより、身頃部3の股下部3bは、使用者Uの脚部を挿通可能な筒状に形成される。
ベルト部5は、前身頃31および後身頃36よりも上方において環状に形成されている。ベルト部5は、使用者Uの腰部に配置される。
ベルト部5は、第一ベルト部51と、第二ベルト部52と、一対の接続部56A,56Bと、一対のベルトループ58A,58Bを有する。
第一ベルト部51は、帯状に形成されており、非伸縮性を有している。第一ベルト部51は、脇中央部よりも後方に位置している。第一ベルト部51は、表地11の下地として第一芯地51aを有している。第一芯地51aは非伸縮性であり、例えば絹や綿、化学繊維等を素材とするものである。
第一ベルト部51は、非伸縮性を有することにより、ズボン1の使用者Uの後方において、ズボン1のウエスト位置の固定機能を高め、ずれを防止することができる。したがって、ズボン1の使用者Uが例えば膝を曲げてしゃがむ等の座位姿勢となった場合であっても、ベルト部5がずれるのを防止できる。
また、第一ベルト部51は、使用者Uの背部に沿うように、緩やかに湾曲して下方に凸となるように形成されている。これにより、第一ベルト部51は、使用者Uが座位姿勢となった場合であっても、ウエスト位置が下がることによる着衣の乱れや背部の露出を防止することができる。
第二ベルト部52は、帯状に形成されており、伸縮性を有している。第二ベルト部52は、大部分が脇中央部よりも前方に位置しているとともに、両端部が脇中央部よりも後方に位置している。すなわち、本実施形態において、伸縮部分は、脇中央部よりやや後方から前方に向けて位置している。第二ベルト部52は、表地11の下地として第二芯地52aを有している。第二芯地52aは伸縮性であり、例えば絹や綿、化学繊維等にゴムを編み込んだものを素材とするものである。
第二ベルト部52は、伸縮性を有することにより、例えば食後において使用者Uの腹部が膨張した状態や、座位姿勢となった場合等であっても、使用者Uの腹部への圧迫感を抑制している。
また、第二ベルト部52は、第一方向Wに沿って略直線となるように形成されている。これにより、第二ベルト部52は、伸縮における形状変化を防止するとともに、復元性を高めることができる。
一対の接続部56A,56Bは、それぞれ帯状の第一ベルト部51および第二ベルト部52の端部を第二方向Hに沿うように縫合して接続することで形成される。一対の接続部56A,56Bは、正中線Oに対して左右対称となるように設けられている。
一対の接続部56A,56Bのうち、左側の接続部56Aは、脇中央部よりも後方に配置されている。左側の接続部56Aは、左側の尻ポケット38Aよりも上方において、左側の尻ポケット38Aに対応した位置に配置されている。
一対の接続部56A,56Bのうち、右側の接続部56Bは、脇中央部よりも後方に配置されている。右側の接続部56Bは、右側の尻ポケット38Bよりも上方において、左側の尻ポケット38Aに対応した位置に配置されている。
一対のベルトループ58A,58Bは、それぞれ一対の接続部56A,56Bに重なるように、第二方向Hに沿うように設けられている。一対のベルトループ58A,58Bは、それぞれ第一方向Wに開口しており、不図示の固定用ベルトが挿通可能となっている。一対の接続部56A,56Bに重なるように一対のベルトループ58A,58Bが設けられているので、第一ベルト部51と第二ベルト部52との接続部56A,56Bが視認し難くなる。これにより、デザイン性を害することなく、使用者Uの後方に配置される非伸縮性の第一ベルト部51と、使用者Uの前方に配置される伸縮性の第二ベルト部52とを設けることができる。
ここで、第二ベルト部52の第一方向Wにおける中央部から、ベルト部5における一方(図1の例では左方)の脇中央部までの寸法をαとし、第二ベルト部52の第一方向Wにおける中央部から、ベルト部5における一方(図1の例では左方)の接続部56Aまでの寸法をβとしたとき、
0.75≦β/α≦0.90・・・(1)式
を満足するように形成されている。
すなわち、第二ベルト部52の第一方向Wにおける中央部から接続部56A(接続部56B)までの寸法βは、第二ベルト部52の第一方向Wにおける中央部からベルト部5における脇中央部までの寸法αの75%から90%となるのが好ましく、82%から86%となるのがさらに好ましい。
これにより、接続部56Aおよび接続部56Bは、脇中央部よりも後方に位置し、腹側部が伸縮可能となるため、座位時における腹側部の圧迫も緩和することが可能となる。なお、上記(1)式を満足しない程度に接続部56Aおよび接続部56Bを後方に配置した場合には、腹側部から背部に接続部56Aおよび接続部56Bが異動することとなるため、着用感やデザインバランスが低下する虞がある。また、伸縮性を有する第二ベルト部52の領域が増加し、非伸縮性を有する第一ベルト部51の領域が減少するため、座位時のウエスト位置固定機能が低下する虞がある。
また、後身頃36とベルト部5との間には、ヨーク部7が設けられている。ヨーク部7は、第二方向Hに所定の幅を有し、第一方向Wに沿う帯状に形成されている。ヨーク部7は、一方の脇中央部と他方の脇中央部との間にわたって設けられている。ヨーク部7は、第一方向Wに非伸縮性を有するとともに、使用者Uの正中線Oに沿う第二方向Hに伸縮性を有する。これにより、ヨーク部7は、ズボン1の使用者Uが座位姿勢となった場合であっても、第二方向Hに伸長することができるので、なお一層座位時のウエスト位置の下がり防止機能を向上させることができる。
本実施形態によれば、ベルト部5は、脇中央部よりも後方に位置する非伸縮性の第一ベルト部51を備えているので、ズボン1の使用者Uの後方において、ズボン1のウエスト位置の固定機能を高め、ずれを防止することができる。したがって、ズボン1の使用者Uが例えば膝を曲げてしゃがむ等の座位姿勢となった場合であっても、ベルト部5がずれるのを防止できる。
また、ベルト部5は、脇中央部よりも前方に位置し、使用者Uの幅方向に沿う第一方向Wに伸縮可能な伸縮性の第二ベルト部52を有しているので、例えば食後において使用者Uの腹部が膨張した状態や、座位姿勢となった場合等であっても、第二ベルト部52が伸長することができる。したがって、使用者Uの腹部への圧迫感を抑制できる。
さらに、伸縮性の第二ベルト部52は、脇中央部よりも前方に位置しており、特に本実施形態においては、伸縮部分(すなわち伸縮性の第二ベルト部52)は脇中央部よりやや後方から前方に向けて位置しているので、ベルト部5全体がゴム等で伸縮自在に形成された従来のズボンのように、ベルト部5全体にしわ等が発生することがない。したがって、デザイン性に優れたズボン1とすることができる。
このように、本実施形態によれば、ズボン1の使用者Uが座位姿勢となった場合であっても、ベルト部5がずれるのを防止できるとともに腹部への圧迫感を抑制できる、デザイン性に優れたズボン1を提供することができる。
また、第一ベルト部51は、下地として非伸縮性の第一芯地51aを有し、第二ベルト部52は、下地として伸縮性の第二芯地52aを有するので、表地11の見た目に違和感を与えることなく非伸縮性の第一ベルト部51と伸縮性の第二ベルト部52とを設けることができる。したがって、デザイン性に優れたズボン1を提供することができる。
また、後身頃36とベルト部5との間には、使用者Uの幅方向に沿う第一方向Wに非伸縮性を有するとともに、使用者Uの正中線Oに沿う第二方向Hに伸縮性を有するヨーク部7が設けられているので、ズボン1の使用者Uが座位姿勢となった場合であっても、ヨーク部7が第二方向Hに伸長することができる。したがって、使用者Uのウエストに違和感を与えることなくベルト部5がずれるのを防止できる。
また、一対の接続部56A,56Bは、それぞれベルト部5の脇中央部よりも後方に配置されているので、使用者Uの後方に配置される非伸縮性の第一ベルト部51よりも、使用者Uの前方に配置される伸縮性の第二ベルト部52を長く確保することができる。これにより、ベルト部5がずれるのを防止しつつ、使用者Uの腹部への圧迫感をさらに抑制できる。
また、一方(本実施形態では左方)の脇中央部までの寸法αと、第二ベルト部52の第一方向Wにおける中央部から一方(本実施形態では左方)の接続部56Aまでの寸法βとは、
0.75≦β/α≦0.90・・・(1)式
を満足するように形成されているので、使用者Uの後方に配置される非伸縮性の第一ベルト部51よりも、使用者Uの前方に配置される伸縮性の第二ベルト部52を長く確保することができる。これにより、ベルト部5がずれるのを防止しつつ、使用者Uの腹部への圧迫感をさらに抑制できる。
また、一対の接続部56A,56Bに重なるように一対のベルトループ58A,58Bが設けられているので、第一ベルト部51と第二ベルト部52との接続部56A,56Bが視認し難くなる。これにより、デザイン性を害することなく、使用者Uの後方に配置される非伸縮性の第一ベルト部51と、使用者Uの前方に配置される伸縮性の第二ベルト部52とを設けることができる。したがって、デザイン性に優れたズボン1を提供することができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
上述の実施形態では、本発明にかかるズボン1として、いわゆるジーンズを例に説明をしたが、本考案の適用はジーンズに限定されない。したがって、本考案にかかるズボン1としては、例えばいわゆるスラックスやトレーニングパンツ、カーゴパンツ等であってもよい。
また、上述の実施形態では、いわゆる長ズボンとなっていたがズボン1の丈の長さは特に限定されない。したがって、いわゆる半ズボンや、7分丈ズボン等にも本考案を適用できる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 ズボン
5 ベルト部
7 ヨーク部
31 前身頃
36 後身頃
51 第一ベルト部
51a 第一芯地
52 第二ベルト部
52a 第二芯地
56A 接続部
56B 接続部
58A ベルトループ
58B ベルトループ
H 第二方向
O 正中線
U 使用者
W 第一方向

Claims (6)

  1. 少なくとも使用者の下腹部を覆う前身頃と、
    少なくとも前記使用者の臀部を覆う後身頃と、
    前記前身頃および前記後身頃よりも上方において環状に形成され、前記使用者の腰部に配置されるベルト部と、
    を備え、
    前記ベルト部は、
    少なくとも脇中央部よりも後方に位置する非伸縮性の第一ベルト部と、
    少なくとも脇中央部よりも前方に位置し、前記使用者の幅方向に沿う第一方向に伸縮可能な伸縮性の第二ベルト部と、
    前記第一ベルト部と前記第二ベルト部とが接続された一対の接続部と、
    を有する、
    ことを特徴とするズボン。
  2. 前記第一ベルト部は、表地の下地として非伸縮性の第一芯地を有し、
    前記第二ベルト部は、前記表地の下地として伸縮性の第二芯地を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のズボン。
  3. 前記後身頃と前記ベルト部との間には、前記第一方向に非伸縮性を有するとともに、前記使用者の正中線に沿う第二方向に伸縮性を有するヨーク部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のズボン。
  4. 前記一対の接続部は、それぞれ前記ベルト部の脇中央部よりも後方に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のズボン。
  5. 前記第二ベルト部の前記第一方向における中央部から、一方の前記脇中央部までの寸法をαとし、
    前記第二ベルト部の前記第一方向における中央部から、一方の前記接続部までの寸法をβとしたとき、
    0.75≦β/α≦0.90
    を満足するように形成されていることを特徴とする請求項4に記載のズボン。
  6. 前記接続部の対応した位置には、前記接続部に重なるようにベルトループが設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のズボン。
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