JP3167220U - ネクタイ - Google Patents

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Abstract

【課題】小剣部に代わる飾り紐を設け、その一部を大剣部の上に表出可能にすることにより、また、更に、結び目の形状に変化を持たせることにより、従来にないデザイン効果を奏する装着容易なネクタイを提供することを課題とする。【解決手段】大剣部1と、予め形作られて前記大剣部1に一体にされた結び目2と、首に回される飾り紐3とから成り、前記結び目2には、前記飾り紐3の両端部の少なくとも一方を縦方向に挿通するための挿通路6を形成し、前記大剣部1には、前記挿通路6に挿通されて引出された前記飾り紐3の端部を差し込む表裏に貫通する一対の差込みスリット4、5を少なくとも1組形成したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、ネクタイ、より詳細には、装着が容易でファッション性に富んだネクタイに関するものである。
一般に、ネクタイの購買者は、その柄や色合いを見てネクタイを選択する。通例、ネクタイの柄や色は全体で統一されていて、その小剣部にも大剣部に準じたデザインが施されるが、小剣部は、装着時には大剣部に隠れて視認できない状態となるので、装着時におけるネクタイの柄や色合いは、大剣部のデザインのみによって決まる。
一方、デザイン性、機能性を重視したネクタイとして、ネクタイの裏側に小物を入れるポケットを設けたもの(特開2004−169190号公報)、小剣部が大剣部からはみ出ないような工夫が施されたもの(特開2003−313713号公報)、ネクタイ自体がワイシャツに対して曲がったりしないような工夫が施されたもの(特開平8−188911号公報)等が存するが、それらの基本形状は、いずれも小剣部が大剣部に隠れる一般的な形状のものである。
また、ネクタイは、着用する度に結び目を見た目よく形作ることになるが、それには手間がかかるので、予め結び目を固定的なものとして形作って、装脱を容易にしたネクタイも利用されている。その場合の装着方法としては、結び目に取り付けられたネックバンドを首に回す方法(実開昭61−164213号公報、特開2003−313713号公報)や、ネックバンドを省略して、結び目にワイシャツの襟元に固定するためのクリップを設置する方法(特開2006−138038号公報等)等がある。
これらの簡易着脱式のネクタイは、あくまで、時間的余裕のない出勤前等において、あるいは、学生等が簡易迅速に装着できるようにしたものであって、デザイン上格別の工夫が施されている訳ではないので、外観上は通常のネクタイと何ら変わりがない。
実開2004−169190号公報 特開2003−313713号公報 特開平8−188911号公報 実開昭61−164213号公報 特開2003−313713号公報 特開2006−138038号公報
本考案は、上記従来のネクタイの現状に鑑みてなされたものであって、小剣部に代わる飾り紐を設け、その一部を大剣部の上に表出可能にすることにより、また、更に、結び目の形状に変化を持たせることにより、従来にないデザイン効果を奏する装着容易なネクタイを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る考案は、大剣部と、予め形作られて前記大剣部に一体にされた結び目と、首に回される飾り紐とから成り、前記結び目には、前記飾り紐の両端部の少なくとも一方を縦方向に挿通するための挿通路を形成し、前記大剣部には、前記挿通路に挿通されて引出された前記飾り紐の端部を差し込む表裏に貫通する一対の差込みスリットを少なくとも1組形成したことを特徴とするネクタイである。
本考案の一実施形態においては、前記一対のスリットが、複数組縦一列に形成され、あるいは、前記一対のスリットが2組横並びに配置され、その中間に位置し且つその下側に位置するように、前記一対のスリットが1組配置される。また、他の実施形態においては、前記飾り紐の端部に抜け止め部が形成され、更に他の実施形態においては、前記飾り紐の一端が結び目に固定され、また、前記結び目が、一般的方法でネクタイを締めた際にできる形状とは異なる形状に形作られる。
更に本考案の一実施形態においては、前記挿通路の下端を前記結び目の前面側に開口させ、前記結び目の前面側開口から引出された前記飾り紐を前記大剣部の差込みスリットに差込み可能にする。
本考案に係るネクタイは上記構成であって、小剣部の代わりに飾り紐を備えており、この飾り紐の一部をあえて大剣部の前へ露出させることにより、従来にないファッション性のあるデザインのネクタイとすることができて、着用者の趣好心を十分に満足させ得る効果がある。また、飾り紐を緩めて首に掛けた後、飾り紐を引くだけで簡単且つ迅速に着用できる効果がある。
本考案に係るネクタイの一実施形態の正面図である。 本考案に係るネクタイの他の実施形態の正面図である。 本考案に係るネクタイの更に他の実施形態の正面図である。 本考案に係るネクタイの更に他の実施形態の正面図である。 本考案に係るネクタイの更に他の実施形態を示す正面図である。
本考案の好ましい実施の形態につき、添付図面に依拠して説明する。図1は、本考案に係るネクタイの要部構成図であり、該ネクタイ1は、一般のネクタイと同様の、あるいは、他の適宜形状の大剣部1と、大剣部1に一体化される結び目2と、結び目2に挿通される飾り紐3とから成る。一般のネクタイに存する小剣部に相当する構成は、あってもなくてもよい。
大剣部2には、後述するように、飾り紐3を大剣部1の前面に出すための、前面側から後面側に抜ける一対のスリット4、5が1組又は複数組形成される。スリット4、5は飾り紐3の一端部又は両端部を挿通するものであるので、その幅は、飾り紐3の幅に対応するものとされる。スリット4、5に対する飾り紐3の挿脱は反復的に行われるので、スリット4、5の周縁は、ほつれることがないように、ボタン穴のようにかがることが好ましい。
スリット4、5は対をなすもので、通例図1に示すように上下に配置するが、スリット4、5は、必ずしも水平である必要はなく、傾斜するものであってもよい。また、スリット4とスリット5が平行である必要もない。
一対のスリット4、5は図1に示すように、大剣部の上部中央に1組設け、あるいは、図2(A)に示すように、2組、あるいは、2組以上を縦一列に配置してもよい。更に、図2(B)に示すように、一対のスリット4、5を2組横並びに配置し、その中間部に位置させ且つその下側に位置させて、一対のスリット4、5を1組配置することもある。スリット4、5の間隔は任意で、複数対設ける場合もそれぞれ同間隔である必要はない。
結び目2は、大剣部1の端部を型くずれしないように加工して形作ることとしてもよいし、別体として形作って、後に大剣部1に縫い付ける等によって一体にすることとしてもよい。また、結び目2は、大剣部1と統一のとれた柄及び色としてもよいし、大剣部1と異なった柄及び色としてもよい。結び目2内には、飾り紐3を上下方向に挿通するための挿通路6が形成される。例えば挿通路6は、結び目2の上端部両側に開口していて(挿入開口7、8)、そこから下方に向かい、それぞれ独立してあるいは途中で合流して、結び目2の裏側(又は表側)下部に開口するものとする(引出し開口9)。
結び目2の形状は、一般のネクタイを通常の方法で締めたときにできる逆三角形状としてもよいが、ファッション性を高め、また、使用者の趣好心を満足させるために、他の種々の形状とすることができる。
図3及び図4は、その形状例を示すもので、図3(A)はハート形状にしたものであり、図3(B)は段付きにしたものであり、図3(C)は菊の花ビラ状にしたものである。また、図4(A)は、細く巻き絞った形状のものであり、図4(B)は、コウモリが羽を拡げた如き形状のものである。
飾り紐3の柄や色は、大剣部1と同様のものであっても良いが、その存在をより強調するために、大剣部2とは大きく異なる柄や色のものとしてもよい。
飾り紐3は、一実施形態においては両端がフリーにされ、挿通路6の挿入開口7、8から挿入して挿通路6に通され、引出し開口9から結び目2の裏側に引出される。かくして大剣部1の裏側に垂下する飾り紐3の一方端又は双方端を、一対のスリット4、5の内、上側のスリット4に差し込んで大剣部1の表側に引出し、続いて大剣部1の表側から下側のスリット5に差し込んで、大剣部1の裏側に引出して垂下させる。かくして、飾り紐3の一部がスリット4とスリット5の間において、大剣部1表面上に露出し、ネクタイのファッション性を高める(図1参照)。
図2(A)に示すものは、上記動作を2度行うことにより、飾り紐3を2個所において露出させるものであり、図2(B)に示すものは、飾り紐3の一方端部を1個所において露出させると共に、その他方端部を2個所において露出させるものである。
上述した実施形態のものにあっては、着用に際し、飾り紐3を挿通路6から少し上方に引き戻すことにより飾り紐3のループを拡げて首を通し、飾り紐3を後襟内に隠した状態で、一方の手で飾り紐3の先端を引きつつ、他方の手で結び目2を持ち上げて襟元に位置させる。
この動作の際に、飾り紐3の端部がスリット4、5から抜けてしまわないようにするために、飾り紐3の先端に抜止め部10を設けることが好ましい(図1参照)。抜止め部10は、スリット4、5を通過し得ないサイズであれは、飾り紐3の端部自体を結んだものであってもよいし、また、別部材を取り付けたものであってもよい。この抜止め部10は、飾り紐3の端部に脱着可能にしてもよい。
図5に示す実施形態は、結び目2に形成される引出し開口9を、結び目2の前面側に設けたものであり、且つ、引出し開口9と上側のスリット4を兼用にしたものである。図5に示す例においては、2対のスリット4、5が縦一列に形成されていることになる。
上記いずれの実施形態の場合においても、飾り紐3の一部が大剣部1の表面上に表われるので、該表出部は、ネクタイのデザイン上大きな要素となり、従来にないファッション性が得られる。また、該表出部それ自体のデザイン、あるいは、それを取り囲む大剣部1のデザインとの組合わせにより、これまた従来にないファッション性が醸し出され、着用者の趣好心を大いに満足させる。
なお、本考案に係るネクタイは、上記のようにして使用することを予定したものではあるが、飾り紐3の一部を表出させない従来と同様の方法にて使用することもでき、その場合においても、スリット4、5は閉じているためにさ程目立たない。また、そのように一般的用法で使用されることを考慮して、スリット4、5を取り込んだデザイン柄とすることも考えられる。
この考案をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この考案の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この考案は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 大剣部
2 結び目
3 飾り紐
4、5 スリット
6 挿通路
7、8 挿入開口
9 引出し開口
10 抜止め部

Claims (7)

  1. 大剣部と、予め形作られて前記大剣部に一体にされた結び目と、首に回される飾り紐とから成り、前記結び目には、前記飾り紐の両端部の少なくとも一方を縦方向に挿通するための挿通路を形成し、前記大剣部には、前記挿通路に挿通されて引出された前記飾り紐の端部を差し込む表裏に貫通する一対の差込みスリットを少なくとも1組形成したことを特徴とするネクタイ。
  2. 前記一対のスリットを、複数組縦一列に形成した請求項1に記載のネクタイ。
  3. 前記一対のスリットを2組横並びに配置し、その中間に位置し且つその下側に位置するように、前記一対のスリットを1組配置した請求項1に記載のネクタイ。
  4. 前記飾り紐の端部に抜止め部を設けた請求項1乃至3のいずれかに記載のネクタイ。
  5. 前記飾り紐の一端を、前記結び目に固定した請求項1乃至4のいずれかに記載のネクタイ。
  6. 前記結び目が、一般的方法でネクタイを締めた際にできる形状とは異なる形状に形作られている請求項1乃至5のいずれかに記載のネクタイ。
  7. 前記挿通路の下端を前記結び目の前面側に開口させ、前記結び目の前面側開口から引出された前記飾り紐を前記大剣部の差込みスリットに差込み可能にした請求項1に記載のネクタイ。
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