JP3167191U - 鞄用ベルト - Google Patents

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亮仁 岡田
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Abstract

【課題】 調節できる長さの範囲の広い鞄、特にショルダーバッグ用のベルトを提供する。【解決手段】 鞄用ベルト1は、ベルト本体2と、その両端5を固定する1対の長さ調節部材3と、この長さ調節部材3に設けられた2個の長孔8を通過する調節ベルト4とから構成される。各調節ベルト4の一端は遊端であり厚手の先端部6を有し、他端は鞄本体と連結する。調節ベルト4は一の長孔8に挿通されて隣接する長孔8から逆向きに挿通されて折れ曲がり、この折れ曲がって二重になっている箇所を止める止めリング9を備える。この鞄用ベルト1は、鞄本体と一体となって販売されてもよいが、鞄用のグッズとしてベルト単体で販売されてもよい。【選択図】 図1

Description

肩から吊り下げることができる鞄に使用される鞄用ベルトであって、両端から長さの調節ができる鞄用ベルトに関する。
ショルダーバッグタイプの鞄のベルトは通常の身長の人が歩くときに適当な長さを持っている。しかし、いろいろな身長の人がおり、また行動も多様である。走ったり、自転車に乗ったり、夜道を警戒しながら歩いたりする。そういう時はどうしてもベルトの長さを調節したくなる。身体に密着させて持とうとすれば長さを縮めたいと思うし、ゆったり持とうとすれば伸ばしたいと思う。
このような問題意識のもと、例えば実用新案登録第3122623号に記載の「鞄用肩ベルト」は、鞄をたすきがけにした状態でベルトの一方の端を引っ張ることで、身体に密着させようとするものである。
実用新案登録第3122623号公報
しかしながら特許文献1の考案は、一方の端のみを引っ張るという左右非対称な用い方をするのでどうしても安定性を欠く。その結果、絶えず手で押さえてみたり或は肩からずれるのが気になったりする。また最初に調節ベルトを調節しても、鞄を背負って移動中に調節ベルトが徐々に伸びてしまい調節ベルトの再調整も気がかりになる。このように使用中に神経を使うことが多く、実用に供するには難点がある。
本考案はこのような問題点に対処するために、以下の2点が可能な鞄用ベルトを提案する。
1)ベルトの両端部において長さの調節ができる。
2)調節した長さを維持できる。
上記の目的を実現するために、請求項1に記載の考案は、
ベルト本体と、その両端を固定する1対の長さ調節部材と、それぞれの長さ調節部材に設けられた2個の長孔を通過する1対の調節ベルトとからなる鞄用ベルトであって、
各調節ベルトの一端は遊端であり厚手の先端部を有し、他端は鞄本体と連結し、
前記調節ベルトが摺動自在に一の長孔に挿通されて隣接する長孔から逆向きに挿通されて折れ曲がり、この折れ曲がって二重になっている箇所に止めリングが設けられていることを特徴とする。
「ベルト本体」とはベルトの中央部であり、ショルダーバッグのベルトとして用いられる場合は、肩に当る箇所である。
「長さ調節部材」とはメーカーによって「送り環」等と呼ばれるものであり、樹脂や金属製が多く、ベルトの長手方向と垂直に設けられ且並列する2個以上の長孔を有する。
これにより、本考案は次の特徴を備える。
第1に、調節ベルトの他端は遊端になっているので、調節可能な長さの範囲が広い。身長や姿勢にあわせて自在にベルトの長さが調節できる。また歩行中や自転車走行中等行動によって調節できる。更にベルトを胴体に巻く使用法では、体格にあわせて長さが調節できる。
第2に、調節した長さを保持することができる。長さ調節部材の近傍では調節ベルトは折れ曲がって二重になっているが、この箇所に止めリングを付けるので、この止めリングがストッパーの役割を果たすのである。
第3に、調節ベルトの遊端側の先端部が厚手になっているので、長さ調節部材と調節ベルトの結合は安定していて外れることはない。
第4に、ベルト本体の両側で長さの調節ができるので、どのように長さを変更しても常にベルト本体が肩にあたり使用感は良い。
上記の目的を実現するために、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の鞄用ベルトにおいて、ベルト本体にはパッドが設けられていることを特徴とする。
これにより、調節した長さのいかんによらずベルトが肩に当る部分には常にパッドがあるので、肩にかかる鞄の重みが分散し和らげられる。自転車で走行中など、このベルトを胴体に巻きつける使用法が考えられるが、この使用に際してもパッドが脇腹に当るので着用感に問題はない。
上記の目的を実現するために、請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の鞄用ベルトにおいて、調節部材の鞄本体と連結する側の端部には連結部材が設けられ、この連結部材を介して調節ベルトが鞄本体と連結することを特徴とする。
また、請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の鞄用ベルトにおいて、鞄本体に複数本取り付けられることを特徴とする。
つまり、鞄とは別に本考案のベルト単体でも商品として販売することを想定するわけである。
これにより例えば、鞄に元々取り付けられているベルトの他に単体のベルトも当該鞄に装着して、一つは肩から吊り下げ他方は胴体に回して使用すれば一層安定する。そのため、例えば自転車走行中、鞄がタイヤに接触して転倒したり、歩行者に接触して怪我をさせたりする事故を防止できる。
ベルトの長さを両側から調節できるので、長さの調節可能な範囲が広い。使用者の体格にあわせたり、長く伸ばして肩から吊り下げたり、短めにして胴体に巻きつけたり、短く縮めて手や腕に提げたりといった利用の範囲が広がる。
左右対称な構造なので使い勝手が優れている。例えば、ベルト本体にパッドを有するベルトであっても、調節後の長さのいかんにかかわらず常にパッドの位置を中央部、すなわち肩に当る箇所に維持できる。
本考案の鞄用ベルトの一実施形態を示す斜視図である。 本考案の鞄用ベルトを鞄本体に取り付けた状態を示す説明図および部分拡大図である。 本考案の鞄用ベルトを長く伸ばして鞄本体に取り付けた状態を示す説明図である。 本考案の鞄用ベルトを短く縮めて鞄本体に取り付けた状態を示す説明図である。 本考案の鞄用ベルトの他の使用方法を示す説明図である。
〔第1の実施形態〕
図1を参照しながら、本考案の鞄用ベルト1について説明する。
鞄用ベルト1は、ベルト本体2と2個の長さ調節部材3と2本の調節ベルト4とからなる。
ベルト本体2の両端部5はそれぞれ長さ調節部材3に固定されている。
各調節ベルト4は一端が遊端であり、厚みのある先端部6を備えている。また、調節ベルト4の他端は連結部材7が設けられ、この連結部材7によって鞄用ベルト1は鞄本体に着脱自在に取り付けられる。
長さ調節部材3は硬質の樹脂や金属製であり、図2の右下に示すように長手方向に垂直の長孔8が3つ設けられている。ベルト本体2の一の端部5が長孔8aに挿入されて長孔8bから戻る輪状になっている。一方、1本の調節ベルト4は摺動自在に長孔8bに挿通され、隣接する長孔8cから逆向きに挿通されて折れ曲がり、この折れ曲がって二重になっている箇所に止めリング9が設けられている。
図2は、鞄本体10に鞄用ベルト1を取り付けた状態を示す模式図である。図中破線の楕円内の拡大図を右下に示している。図中止めリング9から連結部材7側の先端部までの長さをLAで表わし、止めリング9から遊端側の先端部までの長さをLBで表わす。このLAとLBの長さの比を適当に変えることで調節ベルト4の長さ、さらには鞄用ベルト1全体の長さを調節できる。
図3は、図2の状態の調節ベルト4を連結部材7側の先端部などを適当な長さになるまで引いて、LA:LBを1:0に近い比率にした状態を示す。これは調節ベルト4が最も長い状態であり、鞄をたすきがけにしたり、背の高い人が鞄を肩から吊り下げたりするのに適している。
図4は、図2の状態の調節ベルト4を遊端側の先端部などを適当な長さになるまで引いて、LA:LBを0:1に近い比率にした状態を示す。これは調節ベルト4が最も短い状態であり、手さげ鞄のように手や腕に提げて使用する場合に適している。
このように、調節ベルトをLA:LB=1:0から0:1までの範囲内で長さを調節でき、しかも、ベルト本体2の両側に調節ベルト4が設けられているので、鞄用ベルト1の長さを調節できる範囲は非常に広い。そのため、さまざまな体格(痩せ型、肥満型、大人、子供など)の人に適し、同一の人であっても肩から吊り下げたり、たすきがけにしたり、自転車に乗ったり、胴体に巻いたり、手や腕に提げたりといった様々な使用の仕方にも楽に対応できる。
なお、図2から図4に示すように1対の調節ベルト4の長さを等しくさせれば、ベルト本体2は常に肩に当る。ベルト本体2に図示しないパッドを設けておけば、肩に当ったときの着用間が良好である。
また、調節ベルト4を折り曲げて2重になっている箇所を止めリング9に通すようにしているので、この止めリング9がストッパーの役目を果たし、調節した長さを保持できる。そのため、調節ベルト4がずれるのを気にする必要がない。
〔第2の実施形態〕
本考案の鞄用ベルトは、一個の鞄本体に複数本取り付けられてもかまわない。
図5は、鞄本体101に2本の鞄用ベルトが取り付けられ、一つは肩から吊り下げるために使用され、もう一つは胴体に巻くために使用されている。自転車に乗っているときなど、肩から1本だけ吊り下げる場合に比べて確実に鞄を保持することができるので、転倒や歩行者との接触などの事故防止に役立つ。
図5のように胴体に巻くときは、ベルト本体102にパッドが設けられているならば、パッドが脇腹に当たりクッションの役目を果たすので、長時間鞄を持ち歩いても疲労感を低減できる。
通常鞄本体には1本のベルトが一体となって1個の鞄として販売されるのが通常である。2本目のベルトは、サービスとして付加して鞄に一体に含めてもよいが、ベルトだけを単独で販売してもよい。さまざまな色彩や素材のベルトを用意しておくならば、実用品にとどまらずお洒落のアイテムとしても需要があると考えられる。
なお、複数のベルトを1個の鞄に取り付ける場合、図5のような使用に限らず2本とも肩から吊り下げるのに用いてもよい。
要は、長さの調節範囲が広い鞄用ベルトなので、さまざまな体格の人によって、多様な使い方ができるという点が大事なのである。
上記の実施の形態は、例示にすぎず、種々の変形例が考えられる。
例えば、ベルト本体2にパッドを設けなくてもよい。
また、ベルト本体2の端部5を長さ調節部材3の長孔8に挿通してループ状にしているが、端部を長さ調節部材に接着剤などで直接固着させてもよい。さらに、長さ調節部材3に設けられている長孔8は3個に限らず2個でも本考案を実施できる。
さらに、調節ベルト4の遊端の先端部6は、端部を適当な長さだけ折り返したうえで縫いつけて厚みを持たせてもよいが、長孔8を抜け落ちないだけの厚みのある金具などを用いてもよい。一方、鞄本体と本考案の鞄用ベルトを一体で販売するときは、調節ベルト4の鞄側の端部は連結部材7を介さず、直接鞄に縫い付けたり接着剤で固着させたり、あるいは鞄側のリングに固定したりしてもよい。
鞄本体と一体となってベルトの長さを自在に調節できる使い易いショルダーバッグとして、あるいは鞄に用いる補助的なグッズとして自転車通勤の人などの需要が見込まれる。
1 鞄用ベルト
2 ベルト本体
3 長さ調節部材
4 調節ベルト
5 ベルト本体の端部
6 調節ベルトの遊端側の先端部
7 連結部材
8(8a、8b、8c) (3に設けられた長孔)
9 止めリング
10 鞄本体

Claims (4)

  1. ベルト本体と、その両端を固定する1対の長さ調節部材と、それぞれの長さ調節部材に設けられた2個の長孔を通過する1対の調節ベルトとからなる鞄用ベルトであって、
    各調節ベルトの一端は遊端であり厚手の先端部を有し、他端は鞄本体と連結し、
    前記調節ベルトが摺動自在に一の長孔に挿通されて隣接する長孔から逆向きに挿通されて折れ曲がり、この折れ曲がって二重になっている箇所に止めリングが設けられていることを特徴とする鞄用ベルト。
  2. 前記ベルト本体にはパッドが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞄用ベルト。
  3. 前記調節ベルトの鞄本体と連結する側の端部には連結部材が設けられ、この連結部材を介して前記調節ベルトが鞄本体と連結することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の鞄用ベルト。
  4. 鞄本体に複数本取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の鞄用ベルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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