JP3156439U - 傘の簡易傘布留めホルダー付き、転倒防止用ストラップ

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【課題】簡単・迅速に傘布を束ねて留めることが出来、且つ傘の転倒を防止するストラップを提供する。【解決手段】木・プラスチック・金属等で作られた環状の傘布留めホルダー１と、連結されたコイルコード・布・皮・合成樹脂等で作られた紐状の傘の転倒防止用ストラップ２を有する。【選択図】図１

本考案は、傘を閉じる際に手を濡らさず傘布を束ねる事が簡単に出来る環状のホルダーを有する転倒防止用ストラップに関するものである。

従来、雨の日に傘をたたんで電車やバスに乗る際、傘布を束ねて留めるには、手が濡れるうえ、手間と若干の時間を要した。そして、傘を持って座席に座った際、傘を転倒させない為には手で柄の部分を持っているか、床に横置するようにしてきた。

実登３０４２０７０公報特開平１１−３１８５２３公報特開平１０−３３７２０７公報

電車やバスに乗る際、濡れた傘を畳み傘布を束ねるにあたり、従来のように傘布を中棒を回しながら巻き、傘留めバンドを巻いて留める作業は手を濡らす上、時間を要した。また、腰掛けた際、雨の日の車内の床は滑りやすく、立て掛けた傘から手を離すと頻繁に転倒する等の問題があった。

本考案は、これらの問題点に鑑みてなされたもので、濡れた傘布を簡単に束ね、しかも座席に座った際に立て掛けた傘が倒れないように固定出来るストラップを提供することを目的とする。

本考案は、木・プラスチック・金属等で作られた環状の傘布留めホルダーを用いることにより、上記の問題を解決する

本考案は、環状の傘布留めホルダーに連結したコイルコード・布・皮・合成樹脂等で作られた傘の転倒防止用ストラップを用いることにより、上記の問題を解決する。

本考案により、雨天の日に傘を持って電車・バスに乗る際に、以下のような効果がある。

雨天の日に傘を持って電車やバスに乗る際、手を濡らさずに傘布を迅速に束ねることが出来る。

電車やバス内で腰掛けた場合、持っていた傘を立て掛けた際に、このストラップを手で保持して固定、又は大腿部と座席面との間に挟んで転倒することなく固定出来る。

本考案全体の斜視図である。環状ホルダーに畳んだ傘を差し込み、傘布を束ねる際の状態を示す図（ａ）と、傘を束ねた状態を示す図（ｂ）である。傘の転倒防止用ストラップを大腿部と座席面の間に挟み傘を固定した状態を示す図である。

本考案は、傘布留めホルダー１と、転倒防止ストラップ２から構成されている。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。傘布留めホルダー１は、木製、プラスチック製又は金属製の内径３５ｍｍ前後のリング状で、転倒防止用ストラップを有する。

転倒防止用ストラップ２は、コイルコード・布製、皮製又は合成樹脂製等の紐状で、傘布留めホルダー１に繋がっている。

１傘布留めホルダー
２転倒防止用ストラップ

環状の傘布留めホルダー付き転倒防止用ストラップ。
請求項１記載の環状傘布留めホルダーは木・プラスチック・金属等で作られており、傘布留めホルダーに連結したストラップは、コイルコード・布・皮・合成樹脂等の紐で作られている転倒防止用ストラップ。