JP3166944U - 段ボールシートの折曲用リード罫 - Google Patents

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渡部 剛
剛 渡部
大谷 昌義
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Abstract

【課題】段ボールシートの折曲性を確保しつつ、折曲部での中しんの露出を抑制し、膨らみや裏ライナの捲れを防止する段ボールシートの折曲用リード罫を提供する。【解決手段】段ボールシートに、交互に入れた折目11と切目12とから成り、これに沿って段ボールシートを折り曲げる。切目12を両端部が折目11線上に位置するように円弧状に湾曲させ、折目11の線上の位置と切目12の頂部の垂直方向の最大離間距離を段ボールシートの厚さ以下とする。段ボールシートの折曲抵抗が減少し、折り曲げた状態で、切目12の中央側から両端側へかけて、段ボールシートの切断縁の露出が漸次小さくなるので、折曲部で波形の中しん9が目立つことがなく、美観が保たれる。【選択図】図3

Description

この考案は、段ボールシートの折曲性向上を図ったリード罫に関するものである。
箱や緩衝材の材料として使用される段ボールシートは、波形に加工された中しんの両面にライナを貼り付けた構成となっており、中しんの段頂が延びる段目方向に沿って折り曲げることは比較的容易であるが、段目に交差する方向に沿って折り曲げようとすると、抵抗が大きく、折り曲げても反発で戻りやすいという性質を有する。
このような段ボールシートの折曲抵抗を軽減し、折曲部の反発による戻りを抑制する罫線として、一般に、図4に示すようなミシン目状のリード罫50が使用されている。このリード罫50は、段ボールシートに交互に入れた一直線上の折目51と切目52とから成り、これに沿って段ボールシートを折り曲げるものである。
また、下記特許文献1には、図5に示すように、段ボールシートの折曲性の向上を図ったリード罫60として、段ボールシートに直線の折目61とコ字状の切目62とを交互に入れ、段ボールシートを折り曲げた状態で、切目62の切断面が段ボールシートの平面部に当接するようにしたものが記載されている。
特開2001−55222号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のリード罫60を、段目に交差する方向へ延びるように入れると、段ボールシートを折り曲げた状態で、切目62の切断縁から露出する波形の中しんが目立ち、美観を損ねるという問題がある。
また、ミシン目状の通常のリード罫50では、段ボールシートを折り曲げる過程において、段ボールシートが折曲部の裏側で切目52の両側から互いに押し合って膨らんだり、裏側のライナが捲れたりすることがある。
そこで、この考案は、段ボールシートの折曲性を確保しつつ、折曲部での中しんの露出を抑制し、膨らみや裏ライナの捲れを防止することを課題とする。
上記課題を解決するため、この考案は、段ボールシートに、交互に入れた折目と切目とから成り、これに沿って段ボールシートを折り曲げる段ボールシートの折曲用リード罫において、前記切目を円弧状に湾曲させ、折目と切目の最大離間距離を段ボールシートの厚さ以下にしたのである。
この考案に係るリード罫では、切目の存在により、段ボールシートの折曲抵抗が減少するので、段ボールシートを段目と交差する方向に容易に折り曲げることができ、折り曲げた状態で、切目の中央側から両端側へかけて、段ボールシートの切断縁の露出が漸次小さくなるので、折曲部で波形の中しんが目立つことがなく、美観が保たれる。
また、段ボールシートを折り曲げる過程において、切目の両端側から中央側へかけて段ボールシートの裏側で生じる押し合いや擦れが軽減されるので、段ボールシートの折曲部での膨らみや、裏側のライナの捲れが防止される。
また、折目と切目の最大離間距離を段ボールシートの厚さ以下としていることから、切目の部分での突出も抑制される。
この考案に係るリード罫を使用した段ボール箱の組立状態を示す斜視図 同上のブランクを示す図 同上のリード罫に沿った折曲部分を示す拡大斜視図 従来のミシン目状リード罫の折曲前の状態を示す拡大図 同上の特許文献1に係るリード罫の折曲前の状態を示す拡大図
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示す段ボール箱は、薄型の大画面テレビの梱包に使用されるものであり、図2に示すような段ボールシートのブランクから形成される。図2のブランクでは、段ボールの段目が上下方向へ向き、各一対の広面板1及び狭面板2が交互に連設され、一方の広面板1の外側端には継代片3が、狭面板2の上下端には内フラップ4が、広面板1の上下端には外フラップ5がそれぞれ連設されている。
広面板1と外フラップ5の境界には、リード罫10が入れられ、このリード罫10は、交互に入れた折目11と切目12とから構成されている。
折目11は、段ボールシートを裏面から押圧した直線の押罫とされ、切目12は、段ボールシートを表裏に貫通するものであり、円弧状に一定の曲率で湾曲している。折目11と切目12の最大離間距離mは、段ボールシートの厚さ以下に設定されている。
また、広面板1の下端両側部には、脚片6が下方の外フラップ5をコ字状に切り込んで突設され、狭面板2と内フラップ4との境界の罫線は、狭面板2の中央側が窪むようにV字状に屈曲し、狭面板2の上端中央部には、側当片7が内フラップ4をコ字状に切り込んで突設されている。そのほか、狭面板2の中間上部には、取手穴8が設けられている。
上記のようなブランクを組み立ててテレビを梱包するには、図1に示すように、各一対の広面板1及び狭面板2を折り曲げて、継代片3を反対側の広面板1に貼り付け、下方の内フラップ4及び外フラップ5を順次折り重ねて底面を閉止し、テレビを箱内に収納した後、上方の内フラップ4及び外フラップ5を順次折り重ねて天面を閉止する。
この組み立てに際し、広面板1と外フラップ5の境界にリード罫10を入れていることから、段ボールシートの折曲抵抗が減少するので、この実施形態に係る薄型大画面テレビの収納箱のように、広面板1と外フラップ5の境界長さが長大で、外フラップ5の延出長さが短い場合でも、段ボールシートを容易に折り曲げることができる。
そして、図3に示すように、広面板1と外フラップ5とを、リード罫10に沿って折目11を軸に折り曲げた状態で、切目12の中央側から両端側へかけて、段ボールシートの切断縁の露出が漸次小さくなるので、箱の長さ方向の稜線となる折曲部で波形の中しん9が目立つことがなく、美観が保たれる。
また、段ボールシートをリード罫10に沿って折り曲げる過程において、切目12の湾曲により、切目12の両端側から中央側へかけて段ボールシートの裏側で生じる押し合いや擦れが軽減されるので、段ボールシートの折曲部での膨らみや、裏側のライナの捲れが防止され、不自然な変形や損傷のない折曲部を形成できる。
また、図2に示すように、折目11と切目12の最大離間距離mを段ボールシートの厚さ以下としていることから、図3に示す折曲状態において、切目12の中央部の外側への突出も抑制される。
上記のように組み立てた段ボール箱は、図1に示すように、脚片6が下方へ突出して、起立状態の安定性が高められ、また、側当片7が上方へ突出して、外フラップ5の突合部分のずれが防止され、箱の組立形状が直方体に保持される。
なお、上記実施形態では、リード罫10を、底面及び天面が閉じられる段ボール箱の外フラップの基端に適用した例を示したが、リード罫10は、キャベツ等の農産物の梱包箱のように、天面に開口部が残存するショートフラップ形式の段ボール箱のフラップの基端や、廃棄に伴う折畳用の捨罫に適用することもできる。
1 広面板
2 狭面板
3 継代片
4 内フラップ
5 外フラップ
6 脚片
7 側当片
8 取手穴
9 中しん
10 リード罫
11 折目
12 切目

Claims (1)

  1. 段ボールシートに、交互に入れた折目(11)と切目(12)とから成り、これに沿って段ボールシートを折り曲げる段ボールシートの折曲用リード罫(10)において、前記切目(12)を円弧状に湾曲させ、折目(11)と切目(12)の最大離間距離を段ボールシートの厚さ以下にしたことを特徴とする段ボールシートの折曲用リード罫。
JP2011000055U 2011-01-07 2011-01-07 段ボールシートの折曲用リード罫 Expired - Lifetime JP3166944U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151582A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Tomoku Co Ltd 段ボールの折曲用罫線、罫入具及び段ボール箱
JP2017071444A (ja) * 2015-10-06 2017-04-13 全国農業協同組合連合会 包装箱

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