JP3166803B2 - X線露光用マスク - Google Patents

X線露光用マスク

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JP3166803B2 JP7473693A JP7473693A JP3166803B2 JP 3166803 B2 JP3166803 B2 JP 3166803B2 JP 7473693 A JP7473693 A JP 7473693A JP 7473693 A JP7473693 A JP 7473693A JP 3166803 B2 JP3166803 B2 JP 3166803B2
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ICやLSIを
製造するためのX線露光に用いる高精度微細パタン形成
用X線露光用マスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ICやLSIパタンの高集積化に
伴い、微細パタンを高精度にウエハ上に形成する技術の
進展が不可欠のものとなっている。X線露光法は、X線
感光性高分子にX線を照射した場合に生じる光・オージ
ェ電子が高分子の結合、切断を誘起し、X線照射部分と
未照射部分の高分子の溶剤に対する溶解速度が変化する
ことを利用したもので、X線の直進性が優れているこ
と、光・オージェ電子のエネルギーが高分子に及ぼす相
互作用領域が小さいなどの理由から、従来用いられてき
た電子ビーム露光、紫外線露光に比較して高精度微細パ
タンの形成に有利である。X線露光法に用いられるX線
マスクは、基本的には、X線を透過し難いX線吸収層
と、これを支持するX線透過基板、及び補強支柱から構
成されている。
【0003】図13は従来のX線マスクMの構造を模式
的に示す図であって、1はX線透過基板、2は補強支
柱、3はX線吸収層、4はマスクマーク、5は位置合わ
せ用透過窓である。X線透過基板1はX線の減衰が小さ
い材料からなる薄膜である。また、位置合わせ用透過窓
5を通して半導体ウエハ上に設けたウエハマークとの位
置合わせを行うために、例えば半導体レーザ光、He−
Neレーザ光などの可視光領域付近の位置検出光に対し
ても減衰が小さい材料であることが必要である。例え
ば、露光に用いるX線の波長が4〜15オングストロー
ムの場合、材料としてはAl23、Si、Si34、S
iC、SiO2などが好適である。
【0004】また、補強支柱2はX線透過基板1を平坦
に保ち、また実際の取扱いを容易にするように機械的強
度を持たせるためのもので、材料としてはSi、SiO
2などが用いられる。X線吸収層3はX線の減衰が大き
いTa、Au、Ptなどの重金属からなる薄膜で、イオ
ンエッチング法、メッキ法などの方法で半導体集積回路
のパタンが形成されている。また、マスクマーク4は半
導体集積回路パタンの周辺部に設けられたものでX線吸
収層により構成される。位置合わせ用透過窓5は、半導
体ウエハ上に設けたウエハマークとの位置合わせを行う
際に、光ヘテロダイン干渉回折光等の位置検出光を透過
させるものである。
【0005】図14は従来のX線マスクMを用いたX線
露光法(例えば、特願昭61−104186号公報等参
照)を示す図であって、6は半導体ウエハ、7はウエハ
マーク、8,9は入射光、10,11は、それぞれマス
クマーク4、ウエハマーク7により生じる所望の回折
光、12は高分子材料からなるX線感光性膜、13は入
射するX線であり、gはX線マスクMと半導体ウエハ6
との間隔(ギャップ)である。
【0006】次に、このX線露光法について説明する。
微細パタンを高精度に半導体ウエハ6に形成するため、
X線感光性膜12を半導体ウエハ6上に形成し、X線1
3を用いてX線透過基板1上に形成されたX線吸収層3
から成る微細LSIパタンをX線感光性膜12に転写す
る。転写されるパタンの解像性はギャップgに大きく影
響される。通常、0.1〜0.3μmの微細パタンを形
成するためには、ギャップgは、10〜30μmに設定
する必要がある。また、X線透過基板1上に形成された
X線吸収層3から成る微細LSIパタンを半導体ウエハ
6上の所定の位置に精度良く転写する必要があり、半導
体ウエハ6とX線マスクMとの位置合わせ(アライメン
ト)が重要である。
【0007】この図14の例においては、アライメント
法として位置合わせ用のマークに回折格子を用いた光ヘ
テロダイン干渉法を利用しており、半導体ウエハ6とX
線マスクMとの位置ずれ量を光ヘテロダイン干渉した回
折光のビート信号の位相差から検出し高精度化を図って
いる。すなわち、X線マスクM上に形成したX線吸収層
からなるマスクマーク4(回折格子)と半導体ウエハ6
上に形成した基板段差からなるウエハマーク7(回折格
子)に2波長の入射光(レーザ光)8、9を入射し、マ
スクマーク4及びウエハマーク7からそれぞれ回折する
2つの光ヘテロダイン干渉回折光10,11間の位相差
を光電変換したビート信号から検出し位置合わせを行な
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のX線
マスクMを用いたX線露光法では、X線マスクMと半導
体ウエハ6とが数十μmに近接して配置されているた
め、入射光8,9またはこれらの入射光8,9によって
生じた回折光10,11の一部は、X線マスクM及び半
導体ウエハ6により多重反射し、回折光10,11と同
一方向に出射するという問題点があった。
【0009】図15はマスクマーク4及びウエハマーク
7の各回折格子による多重反射の様子を示した図であっ
て、同図(a)はマスクマーク4部分、同図(b)はウ
エハマーク7部分におけるそれぞれの多重反射の様子を
示したものである。図において、14はX線マスクM上
の回折格子で透過回折し半導体ウエハ6面で反射した回
折光、15はマスクマーク4の回折格子を透過し半導体
ウエハ6面で反射しマスクマーク4の回折格子で透過回
折した回折光、16はウエハマーク7の回折格子で反射
回折した後、X線マスクM及び半導体ウエハ6の各面で
反射した回折光、17はX線マスクM及び半導体ウエハ
6の各面で反射した後、ウエハマーク7の回折格子で反
射回折した回折光である。この図15では、X線マスク
M及び半導体ウエハ6の各面でそれぞれ1回反射した回
折光のみを示したが実際にはさらに反射、回折した回折
光が存在する。また、入射光9についての多重反射の様
子を示したが、左右対称の入射光8も同様である。
【0010】このように、従来のX線マスクMでは、所
望の回折光10(または回折光11)と不要の回折光1
3,14(または回折光15,16)とが干渉する。そ
して、これら多重干渉回折光は、X線マスクM及びウエ
ハマーク7の回折格子の格子面に垂直な方向に対しての
間隔、即ちギャップgの微小変動に敏感となり、λ/2
(λは位置検出に用いるレーザ光の波長)のギャップ変
動を周期として強度変動を生ずる。従って、この強度変
動はビート信号の振幅変動となって現れ、位相差検出信
号を不安定化させる要因となり、位置合わせ精度を低下
させるという欠点があった。
【0011】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、多重反射の影響を低減することができ、し
たがって、位置合わせ精度を向上させることができ、高
精度微細パタン形成を可能とするX線露光用マスクを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様なX線露光用マスクを採用した。す
なわち、請求項1記載のX線露光用マスクは、X線透過
基板にX線吸収層を備え、前記X線透過基板を段差状に
加工してX線感光性膜が付着された半導体ウエハとの位
置合わせに用いられる位置検出用マークとし、前記X線
感光性膜と対向する前記X線透過基板の一方の面の前記
位置検出用マークを含む領域に、前記X線感光性膜が付
着された半導体ウエハとの位置合わせに用いられ位置検
出光の透過を妨げる物質からなる不透過膜を設けてなる
ことを特徴としている。
【0013】また、請求項2記載のX線露光用マスク
は、X線透過基板にX線吸収層を備え、前記X線透過基
板を段差状に加工してX線感光性膜が付着された半導体
ウエハとの位置合わせに用いられる位置検出用マークと
し、前記X線透過基板の両面または一方の面の前記半導
体ウエハの位置合わせ用のマークに対向して設けられた
透過窓を含む領域に、位置検出光を透過させる物質から
なる反射防止膜を設けてなることを特徴としている。
【0014】また、請求項3記載のX線露光用マスク
は、X線透過基板にX線吸収層を備え、前記X線透過基
板を段差状に加工してX線感光性膜が付着された半導体
ウエハとの位置合わせに用いられる位置検出用マークと
し、前記X線感光性膜と対向する前記X線透過基板の一
方の面の前記位置検出用マークを含む領域に、前記X線
感光性膜が付着された半導体ウエハとの位置合わせに用
いられ位置検出光の透過を妨げる物質からなる不透過膜
を設け、前記X線透過基板の両面または一方の面の前記
半導体ウエハの位置合わせ用のマークに対向して設けら
れた透過窓を含む領域に、位置検出光を透過させる物質
からなる反射防止膜を設けてなることを特徴としてい
る。
【0015】また、請求項4記載のX線露光用マスク
は、請求項1、2または3記載のX線露光用マスクにお
いて、前記位置検出用マークは、前記X線吸収層パタン
の一部もしくは全面を加工用マスクとして用い、前記X
線透過基板を段差状に加工してなることを特徴としてい
る。
【0016】また、請求項5記載のX線露光用マスク
は、請求項1、2または3記載のX線露光用マスクにお
いて、前記位置検出用マークは、前記X線吸収層パタン
の一部もしくは全面を露光用マスクとして用い、前記X
線透過基板の前記X線吸収層が形成されている面と反対
の面を段差状に加工してなることを特徴としている。
【0017】また、請求項6記載のX線露光用マスク
は、請求項1または3記載のX線露光用マスクにおい
て、前記不透過膜は、前記位置検出光が透過しにくい物
質からなる一層または複数層の膜であることを特徴とし
ている。
【0018】また、請求項7記載のX線露光用マスク
は、請求項1または3記載のX線露光用マスクにおい
て、前記不透過膜は、X線吸収層からなることを特徴と
している。
【0019】また、請求項8記載のX線露光用マスク
は、請求項2または3記載のX線露光用マスクにおい
て、前記反射防止膜は、前記位置検出光が透過しやすい
物質からなる一層または複数層の膜であることを特徴と
している。
【0020】また、請求項9記載のX線露光用マスク
は、請求項2または3記載のX線露光用マスクにおい
て、前記透過窓を含む領域のX線透過基板の両面と前記
位置検出用マークを含む領域の前記X線透過基板のいず
れか一方の面に前記反射防止膜を形成し、前記透過窓を
含む領域では前記位置検出光を透過し易く、且つ前記位
置検出用マークを含む領域では前記位置検出光を透過し
難くしてなることを特徴としている。
【0021】また、請求項10記載のX線露光用マスク
は、請求項1ないし5のいずれか1項記載のX線露光用
マスクにおいて、前記位置検出用マークの加工段差d
は、前記位置検出光の波長をλとして次式 d=λ(2n−1)/4 (nは自然数) を略満足することを特徴としている。
【0022】
【作用】本発明の請求項1記載のX線露光用マスクで
は、位置検出用マークは、前記X線透過基板を段差状に
加工したことにより、マスク面を通過し半導体ウエハ側
に達するレーザ光強度を小さくする。また、位置検出光
の透過を妨げる物質からなる不透過膜を、前記X線感光
性膜と対向する前記X線透過基板の一方の面の前記位置
検出用マークを含む領域に設けたことにより、位置検出
光によるX線マスク面での回折光強度が小さくなる。
【0023】また、請求項2記載のX線露光用マスクで
は、位置検出用マークは、前記X線透過基板を段差状に
加工したことにより、マスク面を通過し半導体ウエハ側
に達するレーザ光強度を小さくする。 また、前記透過窓
を含む領域の前記X線透過基板の両面または一方の面
に、前記位置検出光を透過させる物質からなる反射防止
膜を設けたことにより、位置検出光に対しX線マスク側
の透過率が向上し、該X線マスク面での反射光強度が小
さくなる。
【0024】また、請求項3記載のX線露光用マスクで
は、位置検出用マークは、前記X線透過基板を段差状に
加工したことにより、マスク面を通過し半導体ウエハ側
に達するレーザ光強度を小さくする。 また、位置検出光
の透過を妨げる物質からなる不透過膜を、前記X線感光
性膜と対向する前記X線透過基板の一方の面の前記位置
検出用マークを含む領域に設けたことにより、位置検出
光によるX線マスク面での回折光強度が小さくなる。
た、前記透過窓を含む領域の前記X線透過基板の両面ま
たは一方の面に、前記位置検出光を透過させる物質から
なる反射防止膜を設けたことにより、位置検出光に対し
X線マスク側の透過率が向上し、該X線マスク面での反
射光強度が小さくなる。
【0025】また、請求項6記載のX線露光用マスクで
は、前記不透過膜を、前記位置検出光が透過しにくい物
質からなる一層または複数層の膜としたことにより、位
置検出光によるX線マスク面での回折光強度がさらに小
さくなる。
【0026】また、請求項7記載のX線露光用マスクで
は、前記不透過膜をX線吸収層としたことにより、X線
によるX線マスク面での回折光強度が小さくなる。
【0027】また、請求項8記載のX線露光用マスクで
は、前記反射防止膜を前記位置検出光が透過しやすい物
質からなる一層または複数層の膜としたことにより、位
置検出光に対しX線マスク側の透過率が向上し、該X線
マスク面での反射光強度がさらに小さくなる。
【0028】また、請求項9記載のX線露光用マスクで
は、前記透過窓を含む領域のX線透過基板の両面と前記
位置検出用マークを含む領域の前記X線透過基板のいず
れか一方の面に前記反射防止膜を形成し、前記透過窓を
含む領域では前記位置検出光を透過し易く、且つ前記位
置検出用マークを含む領域では前記位置検出光を透過し
難くしたことにより、位置検出光に対しX線マスク側の
透過率がさらに向上し、該X線マスク面での反射光強度
がさらに小さくなる。
【0029】また、請求項10記載のX線露光用マスク
では、前記位置検出用マークの加工段差dを、前記位置
検出光の波長をλとして次式 d=λ(2n−1)/4 (nは自然数) を略満足するとしたことにより、最も大きな光強度が得
られる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の各実施例のX線露光用マスク
について図1ないし図8を参照して説明する。 実施例1 図1は、本発明の実施例1のX線マスクM1を示す図で
ある。なお、図1において図9と同一の構成要素には同
一の符号を付してある。図1において、1はX線透過基
板、2は補強支柱、3はX線吸収層、21はマスクマー
ク、22は位置合わせ用透過窓、23は反射防止膜、2
4は不透過膜である。
【0031】マスクマーク21は、X線吸収層パタンを
加工用マスクに用いて形成されたX線透過基板1の段差
パタンである。反射防止膜23は、アライメント用のレ
ーザ光の透過率が良くなるように構成された単一の物質
からなる単一層、或いは複数の物質からなる複数層の膜
であり、半導体製造プロセスで用いられているレジスト
工程、プロセス層堆積工程、エッチング工程、リフトオ
フ工程等の技術を利用して形成される。不透過膜24
は、アライメント用のレーザ光が透過し難いように構成
された単一の物質からなる単一層、或いは複数の物質か
らなる複数層の膜であり、半導体製造プロセスで用いら
れているレジスト工程、プロセス層堆積工程、エッチン
グ工程、リフトオフ工程等の技術を利用して形成され
る。なお、この不透過膜24は光を透しにくいX線吸収
層で構成してもよい。
【0032】図2は、この実施例1のX線マスクM1
位置合わせに用いるマスクマーク21と位置合わせ用透
過窓22及び半導体ウエハ6のウエハマーク7各々の回
折格子の詳細を示す図であって、同図(a)はマスクマ
ーク21部分、同図(b)はウエハマーク7部分におけ
る各回折格子部である。図において、26〜29は不要
な多重反射回折光であり、GはX線マスクM1と半導体
ウエハ6との間隔(ギャップ)である。
【0033】このX線マスクM1を用いたX線露光法で
は、図2(a)に示すように、X線マスクX1上の回折
格子で透過回折し半導体ウエハ6面で反射し、再びX線
マスクM1を透過した回折光26、およびマスクマーク
21の回折格子を透過し半導体ウエハ6面で反射しマス
クマーク21の回折格子で透過回折した回折光27各々
は、いずれもX線マスクM1を透過、或いは透過回折す
る際に不透過膜24により光強度を減衰させることがで
き、回折光10との干渉にほとんど寄与しなくなる。
【0034】また、図2(b)に示すように、ウエハマ
ーク7の回折格子で反射回折した後、X線マスクM1
び半導体ウエハ6面で反射した回折光28、およびX線
マスクM1及び半導体ウエハ6面で反射した後、ウエハ
マーク7の回折格子で反射回折した回折光29各々は、
いずれも位置合わせ用透過窓22であるX線マスクM1
面でほとんど反射せず透過してしまうため、回折光11
との干渉に寄与しない。以上により、回折光10,11
は、多重反射の影響を受けない安定なビート信号として
検出することができる。
【0035】以上説明したように、この実施例のX線マ
スクM1によれば、所望の回折光10,11と不要の回
折光26〜29とによる多重干渉回折光の発生を防止す
ることができ、したがって、ビート信号の振幅変動が小
さく信号処理が容易となり安定した位相差信号が得ら
れ、高精度の位置合わせができる等の効果がある。
【0036】なお、このX線マスクM1では、反射防止
膜23を、マスクマーク21と位置合わせ用透過窓22
を含む領域に形成したが、アライメント用の位置検出光
を効率良く透過させる位置合わせ用透過窓22に形成さ
れていればよく、例えば、反射防止膜23が露光に使用
するX線の透過の妨げにならなければマスク面全面に形
成してもよい。
【0037】また、位置検出光に対して透過率が良く、
ウエハマーク7と対向するX線マスクM1側の面での反
射率が小さいならば、位置合わせ用透過窓22の両面に
反射防止膜23を形成する必要はなく、いずれか一方の
面にのみ反射防止膜23を形成しても同様の効果が得ら
れる。位置合わせ用透過窓22における位置検出光の透
過率としては少なくとも70〜80%あれば十分であ
る。
【0038】また、不透過膜24として、マスクマーク
21を含む領域に形成したが、ウエハマーク7と対向す
るX線マスクM1側の面について、少なくともマスクマ
ーク21を含み位置検出光のマスクマーク21からの透
過を妨げ、位置検出光の透過の妨げにならないように位
置合わせ用透過窓22を含まないという条件を満たせば
形成領域に制約はなく同様の効果が得られる。さらにま
た、マスクマーク21上の不透過膜24形成工程と反射
防止膜23加工工程の順序をかえても同様の効果が得ら
れる。
【0039】さらに、反射防止膜23と不透過膜24と
をX線マスクM1に適用した例について述べたが、X線
透過基板1が位置検出光に対して透過率が良ければ、不
透過膜24のみを適用しても同様の効果が得られる。さ
らに、マスクマーク21を形成する場合、X線吸収層3
の加工工程においてX線吸収層3をエッチングマスクと
してX線透過基板1を加工することができる。したがっ
て、半導体デバイスパタンを露光するX線透過基板1
は、マスクマーク21の形成のために加工した段差分だ
け膜厚が薄くなり、透過するX線強度が大となる利点も
ある。
【0040】実施例2 図3は、本発明の実施例2のX線マスクM2を示す図で
ある。このX線マスクM2が上記実施例1のX線マスク
1と異なる点は、X線吸収層3が形成されている面と
反対側のX線透過基板1面にマスクマーク21を形成し
た点である。図4は、X線透過基板1にマスクマーク2
1を形成する方法の一例を示す図であって、エッチング
加工等によりX線吸収層3を形成した後、例えば、X線
感光レジスト31を、X線吸収層3が形成されている面
と反対側のX線透過基板1面に塗布し、X線吸収層3が
形成されている面側からX線32を照射する。その後、
X線感光レジスト31を現像し、レジストパタンをマス
クとしてX線透過基板1をエッチング加工することによ
り、マスクマーク21が形成される。
【0041】なお、レジストとしては、X線感光レジス
ト31を用いた例を示したが、X線透過基板1を透過し
感光できるレジストであればよく、X線用以外のレジス
ト、例えば、紫外線レジスト等を用いても形成可能であ
る。このX線マスクM2においても、上記実施例1のX
線マスクM1と同様の作用・効果がある。
【0042】実施例3 図5は、本発明の実施例3のX線マスクM3を示す図で
ある。このX線マスクM3は、上記実施例1のX線マス
クM1においてマスクマーク21を形成した後、マスク
マーク21のX線吸収層3を除去し、反射防止膜23と
不透過膜24を形成したものである。また、図6はX線
マスクM3の変形例を示す図であって、このX線マスク
31は、上記実施例2のX線マスクM2においてマスク
マーク21を形成した後、マスクマーク21のX線吸収
層3を除去し、反射防止膜23と不透過膜24を形成し
たものである。
【0043】これらのX線マスクM3,M31では、マス
クマーク21から得られる回折光の光強度は、X線透過
基板1を加工したマーク段差dに依存する。位置検出用
の光の波長をλとすると次式を満たすとき、最も大きな
光強度が得られる。 d=λ(2n−1)/4 (nは自然数) ……(1) これらのX線マスクM3,M31においても、上記実施例
のX線マスクM1,M2と同様の作用・効果がある。しか
も、最も強い強度の回折光を得ることができるという格
別の効果がある。
【0044】実施例4 図7は、本発明の実施例4のX線マスクM4を示す図で
ある。このX線マスクM4は、上記実施例1のX線マス
クM1においてマスクマーク21を形成する際に、X線
透過基板1のマスクマーク形成領域のみを加工しマスク
マーク21としたものである。また、図8はX線マスク
4の変形例を示す図であって、このX線マスクM
41は、上記実施例2のX線マスクM2においてマスクマ
ーク21を形成する際に、X線透過基板1のマスクマー
ク形成領域のみを加工しマスクマーク21としたもので
ある。これらのX線マスクM4,M41においても、上記
実施例のX線マスクM1,M2と同様の作用・効果があ
る。
【0045】実施例5 図9は、本発明の実施例5のX線マスクM5を示す図で
ある。このX線マスクM5は、上記実施例4のX線マス
クM4においてマスクマーク21を形成した後、マスク
マーク21のX線吸収層3を除去したものである。ま
た、図10はX線マスクM5の変形例を示す図であっ
て、このX線マスクM5 1は、上記実施例4のX線マスク
41においてマスクマーク21を形成した後、マスクマ
ーク21のX線吸収層3を除去したものである。これら
のX線マスクM5,M51においても、上記実施例のX線
マスクM4,M41と同様の作用・効果がある。
【0046】実施例6 図11は、本発明の実施例6のX線マスクM6を示す図
である。このX線マスクM6は、上記実施例5のX線マ
スクM5においてマスクマーク21を形成した後、位置
合わせ用透過窓22の部分に反射防止膜23を形成した
ものである。また、図12はX線マスクM6の変形例を
示す図であって、このX線マスクM6 1は、上記実施例5
のX線マスクM 51においてマスクマーク21を形成し
た後、位置合わせ用透過窓22の部分に反射防止膜23
を形成したものである。ここでは、X線透過基板1のマ
スクマーク21における位置検出光の透過率が小さくな
るように前記X線透過基板1の加工段差dを設定する。
これらのX線マスクM6,M61においても、上記実施例
のX線マスクM5,M51と同様の作用・効果がある。
【0047】なお、これらのX線マスクM6,M61
は、X線透過基板1の位置合わせ用透過窓22の位置検
出光に対する透過率を良くする方法として、位置合わせ
用透過窓22の両面に反射防止膜23を形成したが、位
置合わせ用透過窓22の何れか一方の面にのみ形成して
もよく、また、透過率が良ければ反射防止膜23を形成
しなくても同様の効果が得られる。さらに、マスクマー
ク21を加工するために用いたX線吸収層3パタンを残
している例を示しているが、前記実施例3、または実施
例5に示すようにマスクマーク21部のX線吸収層3パ
タンを除去しても同様の効果が得られる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載のX線露光用マスクによれば、X線感光性膜が付着
された半導体ウエハとの位置合わせに用いられる位置検
出用マークは、前記X線透過基板を段差状に加工したの
で、マスク面を通過し半導体ウエハ側に達するレーザ光
強度を小さくすることができる。また、X線露光用マス
クとX線感光性膜が付着された半導体ウエハとの位置合
わせに用いられ位置検出光の透過を妨げる物質からなる
不透過膜を、前記X線感光性膜と対向するX線露光用マ
スクの面の前記位置検出用マークを含む領域に設けたの
で、位置検出光によるX線マスク面での回折光強度を小
さくすることができる。
【0049】また、請求項2記載のX線露光用マスクに
よれば、X線感光性膜が付着された半導体ウエハとの位
置合わせに用いられる位置検出用マークは、前記X線透
過基板を段差状に加工したので、マスク面を通過し半導
体ウエハ側に達するレーザ光強度を小さくすることがで
きる。 また、前記半導体ウエハの位置合わせ用のマーク
に対向して設けられた透過窓を含む領域の前記X線透過
基板の両面または一方の面に、前記位置検出光を透過さ
せる物質からなる反射防止膜を設けたので、位置検出光
に対しX線マスク側の透過率を向上させることができ、
該X線マスク面での反射光強度を小さくすることができ
る。
【0050】また、請求項3記載のX線露光用マスクに
よれば、X線感光性膜が付着された半導体ウエハとの位
置合わせに用いられる位置検出用マークは、前記X線透
過基板を段差状に加工したので、マスク面を通過し半導
体ウエハ側に達するレーザ光強度を小さくすることがで
きる。 また、X線露光用マスクとX線感光性膜が付着さ
れた半導体ウエハとの位置合わせに用いられ位置検出光
の透過を妨げる物質からなる不透過膜を、前記X線感光
性膜と対向するX線露光用マスクの面の前記位置検出用
マークを含む領域に設けたので、位置検出光によるX線
マスク面での回折光強度を小さくすることができる。
た、前記半導体ウエハの位置合わせ用のマークに対向し
て設けられた透過窓を含む領域の前記X線透過基板の両
面または一方の面に、前記位置検出光を透過させる物質
からなる反射防止膜を設けたので、位置検出光に対しX
線マスク側の透過率を向上させることができ、該X線マ
スク面での反射光強度を小さくすることができる。
【0051】また、請求項6記載のX線露光用マスクに
よれば、請求項1または3記載のX線露光用マスクにお
いて、前記不透過膜を、前記位置検出光が透過しにくい
物質からなる一層または複数層の膜としたので、位置検
出光によるX線マスク面での回折光強度をさらに小さく
することができる。
【0052】また、請求項7記載のX線露光用マスクに
よれば、請求項1または3記載のX線露光用マスクにお
いて、前記不透過膜を、X線吸収層としたので、X線に
よるX線マスク面での回折光強度を小さくすることがで
きる。
【0053】また、請求項8記載のX線露光用マスクに
よれば、請求項2または3記載のX線露光用マスクにお
いて、前記反射防止膜を、前記位置検出光が透過しやす
い物質からなる一層または複数層の膜としたので、位置
検出光に対しX線マスク側の透過率を向上させることが
でき、該X線マスク面での反射光強度をさらに小さくす
ることができる。
【0054】また、請求項9記載のX線露光用マスクに
よれば、請求項2または3記載のX線露光用マスクにお
いて、前記透過窓を含む領域のX線透過基板の両面と前
記位置検出用マークを含む領域の前記X線透過基板のい
ずれか一方の面に前記反射防止膜を形成し、前記透過窓
を含む領域では前記位置検出光を透過し易く、且つ前記
位置検出用マークを含む領域では前記位置検出光を透過
し難くしたので、位置検出光に対しX線マスク側の透過
率をさらに向上させることができ、該X線マスク面での
反射光強度をさらに小さくすることができる。
【0055】また、請求項10記載のX線露光用マスク
によれば、請求項1ないし5のいずれか1項記載のX線
露光用マスクにおいて、前記位置検出用マークの加工段
差dは、前記位置検出光の波長をλとして次式 d=λ(2n−1)/4 (nは自然数) を略満足することとしたので、最も大きな光強度を得る
ことができる。
【0056】以上により、所望の回折光と不要の回折光
とによる多重干渉回折光の発生を防止することができ、
したがって、ビート信号の振幅変動を小さくすることが
でき信号処理が容易となり安定した位相差信号を得るこ
とができ、高精度の位置合わせを行うことができるX線
露光用マスクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のX線マスクを示す断面図で
ある。
【図2】本発明の実施例1のX線マスクを用いたX線露
光法における多重反射を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例2のX線マスクを示す断面図で
ある。
【図4】本発明の実施例2のX線マスクの製造方法の一
例を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例3のX線マスクを示す断面図で
ある。
【図6】本発明の実施例3のX線マスクの変形実施例を
示す断面図である。
【図7】本発明の実施例4のX線マスクを示す断面図で
ある。
【図8】本発明の実施例4のX線マスクの変形実施例を
示す断面図である。
【図9】本発明の実施例5のX線マスクを示す断面図で
ある。
【図10】本発明の実施例5のX線マスクの変形実施例
を示す断面図である。
【図11】本発明の実施例6のX線マスクを示す断面図
である。
【図12】本発明の実施例6のX線マスクの変形実施例
を示す断面図である。
【図13】従来のX線マスクを示す断面図である。
【図14】従来のX線マスクを用いたX線露光法を示す
説明図である。
【図15】従来のX線マスクを用いたX線露光法におけ
る多重反射を示す説明図である。
【符号の説明】
1 X線マスク 1 X線透過基板 2 補強支柱 3 X線吸収層 6 半導体ウエハ 7 ウエハマーク 8,9 入射光 10,11 回折光 12 X線感光性膜 21 マスクマーク 22 位置合わせ用透過窓 23 反射防止膜 24 不透過膜 26〜29 多重反射回折光 G X線マスクM1と半導体ウエハ6との間隔(ギャッ
プ) M2 X線マスク 31 X線感光レジスト 32 X線 M3,M31 X線マスク d マーク段差 M4,M41 X線マスク M5,M51 X線マスク M6,M61 X線マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−206015(JP,A) 特開 平4−372112(JP,A) 特開 平4−309212(JP,A) 特開 平2−293748(JP,A) 特開 平2−241019(JP,A) 特開 昭61−283124(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 1/16 G03F 9/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線透過基板にX線吸収層を備え、前記
    X線透過基板を段差状に加工してX線感光性膜が付着さ
    れた半導体ウエハとの位置合わせに用いられる位置検出
    用マークとし、 前記X線感光性膜と対向する前記X線透過基板の一方の
    面の前記位置検出用マークを含む領域に、前記X線感光
    性膜が付着された半導体ウエハとの位置合わせに用いら
    れ位置検出光の透過を妨げる物質からなる不透過膜を設
    けてなる ことを特徴とするX線露光用マスク。
  2. 【請求項2】 X線透過基板にX線吸収層を備え、前記
    X線透過基板を段差状に加工してX線感光性膜が付着さ
    れた半導体ウエハとの位置合わせに用いられる位置検出
    用マークとし、 前記X線透過基板の両面または一方の面の前記半導体ウ
    エハの位置合わせ用のマークに対向して設けられた透過
    窓を含む領域に、位置検出光を透過させる物質からなる
    反射防止膜を設けてなることを特徴とするX線露光用マ
    スク。
  3. 【請求項3】 X線透過基板にX線吸収層を備え、前記
    X線透過基板を段差状に加工してX線感光性膜が付着さ
    れた半導体ウエハとの位置合わせに用いられる位置検出
    用マークとし、 前記X線感光性膜と対向する前記X線透過基板の一方の
    面の前記位置検出用マークを含む領域に、前記X線感光
    性膜が付着された半導体ウエハとの位置合わせに用いら
    れ位置検出光の透過を妨げる物質からなる不透過膜を設
    け、 前記X線透過基板の両面または一方の面の前記半導体ウ
    エハの位置合わせ用のマークに対向して設けられた透過
    窓を含む領域に、位置検出光を透過させる物質からなる
    反射防止膜を設けてなることを特徴とするX線露光用マ
    スク。
  4. 【請求項4】 前記位置検出用マークは、前記X線吸収
    層パタンの一部もしくは全面を加工用マスクとして用
    い、前記X線透過基板を段差状に加工してなることを特
    徴とする請求項1、2または3記載のX線露光用マス
    ク。
  5. 【請求項5】 前記位置検出用マークは、前記X線吸収
    層パタンの一部もしくは全面を露光用マスクとして用
    い、前記X線透過基板の前記X線吸収層が形成されてい
    る面と反対の面を段差状に加工してなることを特徴とす
    る請求項1、2 または3記載のX線露光用マスク。
  6. 【請求項6】 前記不透過膜は、前記位置検出光が透過
    しにくい物質からなる一層または複数層の膜であること
    を特徴とする請求項1または3記載のX線露光用マス
    ク。
  7. 【請求項7】 前記不透過膜は、X線吸収層からなるこ
    とを特徴とする請求項1または3記載のX線露光用マス
    ク。
  8. 【請求項8】 前記反射防止膜は、前記位置検出光が透
    過しやすい物質からなる一層または複数層の膜であるこ
    とを特徴とする請求項2または3記載のX線露光用マス
    ク。
  9. 【請求項9】 前記透過窓を含む領域のX線透過基板の
    両面と前記位置検出用マークを含む領域の前記X線透過
    基板のいずれか一方の面に前記反射防止膜を形成し、前
    記透過窓を含む領域では前記位置検出光を透過し易く、
    且つ前記位置検出用マークを含む領域では前記位置検出
    光を透過し難くしてなることを特徴とする請求項2また
    は3記載のX線露光用マスク。
  10. 【請求項10】 前記位置検出用マークの加工段差d
    は、前記位置検出光の波長をλとして次式 d=λ(2n−1)/4 (nは自然数) を略満足することを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1項記載のX線露光用マスク。
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