JP3166664B2 - タイムインターバル計測方式及び距離測定装置 - Google Patents

タイムインターバル計測方式及び距離測定装置

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JP3166664B2 JP18305597A JP18305597A JP3166664B2 JP 3166664 B2 JP3166664 B2 JP 3166664B2 JP 18305597 A JP18305597 A JP 18305597A JP 18305597 A JP18305597 A JP 18305597A JP 3166664 B2 JP3166664 B2 JP 3166664B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタ一トイベント
とストップイベントの間の時間差を計測するタイムイン
ターバル計測方式及び基点から標的までの距離測定を行
なう距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の基準クロックカウント方式
のタイムインターバル計測システムの構成を示す機能ブ
ロック図である。図5に示すように、このシステムはタ
イムベース信号として周波数fの基準クロック信号を用
い、前記タイムベース信号を計数するカウンタを、カウ
ントイネーブル発生器の出力で制御することにより、ス
タートイベントからストップイベントまでの間のクロッ
ク数をカウントし、このカウント値を時間差計算器で計
算して時間差を得るものである。
【0003】この基準クロックカウント方式のタイムイ
ンターバル計測システムにより、高分解能のタイムイン
ターバル計測を行なうためには、基準クロックの周波数
fを高くする必要があるが、例えば、lns(ナノセコ
ンド)の分解能を得るためには1GHzの超高速クロック
及びカウンタが必要となり、システムが大型化し調整も
困難である。
【0004】図6は、高分解能計測を行なう別の手段と
して考案された位相角計測方式を用いたタイムインター
バル計測システムの構成を示す機能ブロック図である。
図6に示すように、このシステムはスタートイベントに
同期して分周器により基準信号から周波数fの参照正弦
波を発生させ、ストップイベント発生時においてサンプ
ル&ホールド回路,位相角計測器などからなる位相角計
測手段により、その位相角を計測する。そしてこの計測
した位相角を時間に換算することにより、スタートイベ
ントからストップイベントまでの時間差を得るものであ
る。
【0005】このシステムでは、参照正弦波の位相2π
の整数倍に相当する不確定性(アンビギュイティ)が発
生する。このアンビギュイティ時間を長くするためには
参照正弦波の周波数を低くするが、低周波では計測精度
が劣化する。そこで従来方式では参照正弦波の波数を波
数カウンタでカウントすることによって不確定性の除去
を行ない、計測可能な最大時間の延長を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した従来方式
によれば、図5に示した従来方式のような欠点について
はある程度除去できるが、次のような解決すべき問題を
有している。すなわち、位相角計測系と、アンビギュイ
ティ除去のために設けている波数計測系との間で、配線
長の違いや使用する部品の違いによる遅延量の差異やノ
イズによって、参照正弦波の位相にずれが生じ易く、そ
のような位相ずれが生じた場合には、位相Oの近傍、す
なわち、波数の切り替わり時において波数と位相との関
係に不具合が起こり、異常な計測値を呈するという問題
がある。このような不具合が発生するのを防止するため
には、正弦波遅延量の厳密な調整機能が必要になるが、
その調整作業は非常に煩雑で多大な労力を要する。
【0007】そこで、本発明の目的は、位相角計測系と
波数計測系の位相ずれに起因する計測異常の発生がな
く、両計測系間の厳密な遅延調整作業を不要とし、構成
が簡単で調整作業の容易なタイムインターバル計測方式
を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、前記計測方式を採用
した距離測定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるタイムインターバル計測方式(1)
は、スタ一トイベント発生時において異なる周波数の複
数系統の正弦波を発生させる手段と、ストップイベント
発生時において前記異なる周波数の複数系統の正弦波の
位相角を計測する手段と、前記各正弦波の波数差を仮定
し、前記計測手段により計測した位相角の差に基づいて
前記スタートイベント発生時とストップイベント発生時
との間の時間差を求める手段とを備えて構成される。
【0010】ここで、(1)に記載のタイムインターバ
ル計測方式を用いて、基点から標的までの距離を測定す
る。
【0011】本発明の他の態様によるタイムインターバ
ル計測方式は、スタ一トイベントにより位相リセットが
行なわれ、周波数fの基準信号を異なる分周比で分周す
る一対の分周手段と、ストップイベント時において、前
記一対の分周手段の出力である2系統の参照正弦波の位
相角を同時に計測する一対の位相角計測手段と、スター
トイベント時においてリセットされ、前記一対の分周手
段のうち一方の分周手段からの出力である参照正弦波の
波数をカウントする波数カウンタと、前記波数カウンタ
の計数内容をストップイベント時においてラッチするラ
ッチ手段と、前記一対の位相角計測手段の出力で計測さ
れた2つの位相角の差及び前記ラッチ手段でラッチされ
ている波数に基づいて前記スタートイベント発生時とス
トップイベント発生時との間の時間差を求める時間差計
算手段とを備える。
【0012】本発明の更に他の態様によるタイムインタ
ーバル計測方式は、スタ一トイベントにより位相リセッ
トが行なわれ、周波数fの基準信号を異なる分周比で分
周する一対の分周手段と、前記2つの分周手段の出力を
ローパスフィルタリングする2つのローパスフィルタ
と、前記2つのローパスフィルタの出力を入力とし、ス
トップイベント時において、前記一対の分周手段の出力
である2系統の参照正弦波の位相角を同時に計測する一
対の位相角計測手段と、スタートイベント時においてリ
セットされ、前記一対の分周手段のうち一方の分周手段
からの出力である参照正弦波の波数をカウントする波数
カウンタと、前記波数カウンタの計数内容をストップイ
ベント時においてラッチするラッチ手段と、前記一対の
位相角計測手段の出力で計測された2つの位相角の差及
び前記ラッチ手段でラッチされている波数に基づいて前
記スタートイベント発生時とストップイベント発生時と
の間の時間差を求める時間差計算手段とを備える。
【0013】ここで、前記参照正弦波の波数の差は、測
定したい範囲内で波数差を仮定して計算しておき、その
中から実測の波数値に最も近いものを採用する。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係るタ
イムインターバル計測方式の構成を示すブロック図であ
る。
【0015】図1に示す如く、スタ一トイベント時にお
いて、異なる周波数fa(=f/N)及びfb(=f/
M)をもつ複数系統(本実施形態では2系統)の参照正
弦波を発生させる手段として、スタ一トイベントにより
位相リセットが行なわれ、周波数fの基準信号を異なる
分周比で分周する一対の分周器1a,1bが設けられて
いる。また、ストップイベント時において、前記異なる
周波数fa,fbをもつ複数系統の参照正弦波の位相角
φa,φbを同時に計測する手段として一対のサンプル
&ホールド回路2a,2b及び位相角計測器4a,4b
が設けられている。前記一対の位相角計測器4a,4b
の出力端には、計測された位相角φa,φbの差に基づ
いて前記スタートイベント発生時とストップイベント発
生時との間の時間差を求める手段として時間差計算機7
が設けられている。
【0016】すなわち、本実施形態では、参照正弦波の
発生から位相角計測まで行なう系統が2系統用意され、
それぞれの系統で異なった周波数の参照正弦波が使用さ
れる。スタートイベント時においては、一対の分周器1
a,1bに対してリセット信号が与えられることによ
り、各系統の参照正弦波の位相がリセットされる。そし
て、ストップイベント時においては、一対のサンプル&
ホールド回路2a,2bにストップ信号が与えられるこ
とにより、その時点での各位相角がホールドされ、それ
ぞれの位相角が計測される。
【0017】一方、参照正弦波の波数をカウントする波
数カウンタ5が設けられている。この波数カウンタ5の
計数内容は、スタートイベント時においてリセットさ
れ、ストップイベント時においてラッチ回路6によりラ
ッチされる。
【0018】時間差計算機7によるスタート〜ストップ
間の時間差の計算において、アンビギュイティ除去のた
めに必要となる波数値は、本方式では複数の位相角計測
値によって求める。このとき各参照正弦波の波数の差
(計測時間が長いほど波数の差は大きくなる)が既知で
ないと求められないが、測定したい範囲内で波数差を仮
定して計算しておき、その中から実測の波数値に最も近
いものを採用する。このとき、従来方式で問題となって
いる位相0近傍で生じる1カウントの誤差は許容でき、
問題にならない。
【0019】本方式においては、波数カウンタ5による
波数カウント値は、あくまでも補助的に用いられ、位相
角値から波数値を求めることにより、アンビギュイティ
を除去することが可能となる。換言すれば、アンビギュ
イティ除去のための参照正弦波の波数は位相角計測値φ
a,φbから決定され、波数カウンタ5の値はその決定
に際して補助的にのみ用いられる。かくして課題である
位相角計測系と波数計測系との誤差による計測異常を防
止できるとともに、両計測系間の厳密な遅延調整機能は
不要であり、その調整作業も不要となる。
【0020】次に具体的な作用について説明する。今、
二つの周波数fa、fbの参照正弦波について、スター
トイベント時にその位相をリセットし、ストップイベン
ト時に計測した位相値をそれぞれφa,φb、スタート
からストップまでの間の波数をそれぞれn,mとすれ
ば、時間差Tは、 T=(n+φa/2π)/fa (1) T=(m+φb/2π)/fb (2) で表される。式(1)及び(2)から、 N(2πn+φa)=M(2πm+φb) (3) を得る。今、両参照正弦波の波数がm=n+α(α=
0,1,2…)の関係にあるとき、faの波数nは、式
(3)より、 n={−Nφa+M(2πα+φb)}/(2π(N−M)} (4) と表せる。ここで、αは、N>Mのときに値が大きいほ
ど両参照正弦波の波数の差が大きい。すなわち、スター
ト〜ストップの時間が長いことを示す。式(4)にα=
0,1,2,3…を代入すれば、それぞれのα値につい
てのnが求められる。このとき、α=kとα=k+1
(k:任意の整数)のときでnの値には、 M/(N−M) (5) の差がある。
【0021】波数nの決定は、各α値に対応するnのう
ち、波数カウンタによって実測したfaの波数n′に最
も近いものを採用する。このとき、波数カウント値の誤
差が式(5)の値の半分、すなわち、M/2(N−M)
よりも小さければ、正確に波数nは求められる。
【0022】かくして、波数カウント値を補助的な値と
して使用するだけで、複数の位相角計測値から波数を算
出することができる。これにより、従来方式で問題とな
っている位相計測系と波数計測系との位相ずれはかなり
許容できる。例えば、N=256、M=255のときを
考えると、許容できるカウント誤差は式(5)の半分の
127であり、従来方式における実際の誤差が高々1で
あることを考えると、同誤差は無視できる程度のもので
ある。時間差Tは、こうして求めた波数nを用いて、式
(1)によって計算される。
【0023】本方式における計測可能な最長時間は、波
数カウンタ5の最高カウント値と式(4)で代入するα
の値の最高値で規定されるが、原理的には無限に延ばす
ことが可能である。
【0024】(第2実施形態)図2は本発明の第2実施
形態に係るタイムインターバル計測方式の構成を示すブ
ロック図である。この第2実施形態は、前記第1実施形
態の構成をより具体化したものであり、スタートイベン
トに同期して位相をリセットされて作動開始する基準信
号分周部と、ストップイベント時の参照正弦波サンプリ
ング部と、位相角計測部と、分周部出力の波数カウンタ
と、ストップイベント時の波数ラッチ部と、時間差への
変換部とから構成されている。尚、3a,3bはA/D
変換器、9a,9bはローパスフィルタ、二点鎖線で囲
んだ部分8はディジタル処理部である。
【0025】外部から導入された周波数fの基準信号が
分周比の異なる二つの分周器1a,1bへ入力すると、
異なった周波数fa,fbの参照正弦波が発生する。こ
の発生した異なる周波数fa,fbの各参照正弦波は、
ローパスフィルタ9a,9bを介してサンプル&ホール
ド回路2a,2bへ入力する。サンプル&ホールド回路
2a,2bへ入力した各参照正弦波は、ストップイベン
ト発生時の正弦波レベルをサンプル&ホールドされる。
そのホールド値は後段のA/D変換器3でディジタル値
に変換される。この後はディジタル処理部8において、
それぞれの位相角の計測が行なわれる。
【0026】また、二つの分周器1a,1bの出力の一
方は、波数カウンタ5へ入力される。そして、この波数
カウンタ5において、スタートイベント発生時からの波
数がカウントされる。このカウント値はストップイベン
ト時にラッチ回路6によりラッチされ、時間差計算機7
へ入力する。
【0027】時間差計算機7では、前記の如く計測され
た二つの位相角及び波数より時間差Tが計算され出力さ
れる。
【0028】二点鎖線で囲んだディジタル処理部8とし
ては、A/D変換後のデータをメモリに格納し、これを
DSP等のプロセッサを用いたソフトウエアで処埋する
ソフトウエア処埋構成とする事も可能である。これによ
って装置の小型化、調整の簡素化を図ることができる。
【0029】図3は前記の如く構成された本実施形態の
動作タイミングを示す動作タイミン図である。尚、図3
は二つの分周器1a,1bの分周比の関係がN=(4/
3)×Mの関係にある場合を示している。図3に示すよ
うに、時刻t1で発生したスタートイベントS1によ
り、各分周器1a,1bが発生する参照正弦波A,Bの
位相及び波数カウンタ5の計数内容はリセットされる。
その後ストップイベントS2の発生時刻t2において、
波数カウンタ5の値n′がラッチ回路6にてラッチさ
れ、かつ両参照正弦波A,Bの値がサンプル&ホールド
回路2a,2bにてサンプル&ホールドされ、それぞれ
の位相角φa、φbが求められる。φa,φb,n′か
らスタート〜ストップ間のタイムインターバルが計算さ
れる。
【0030】(第3実施形態)図4は本発明のタイムイ
ンターバル計測方式を距離測定装置(パルスレーダ)に
応用した本発明の第2実施形態に係る例を示すブロック
図である。図4において、11はTXパルス発生器、1
2は送信機、13はアンテナ、14はターゲット、15
は受信機、16は検出器、17は距離変換器である。
【0031】パルスレーダでは、送信時刻と受信時刻と
の間の時間差が、基点(アンテナ13)から標的(ター
ゲット14)までの距離を表している。そこで本発明方
式を二点鎖線で囲んだ如く組み込んで、送信時刻〜受信
時刻の時間差を計測する事により、不確定性(アンビギ
ュイティ)を除去した距離値を測定できる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、下記のような作用効果
を奏するタイムインターバル計測方式及びこの計測方式
を用いた距離測定装置を提供できる。
【0033】本方式では波数計測値は補助的な役割を
し、参照波の波数は位相角計測値から求められるので、
位相角計測系と、アンビギュイティ除去のために必要な
参照波波数計測系との間の位相誤差の許容範囲が広くな
り、これによって両系の厳密な遅延調整が必要なくな
り、システムの高性能化、小型化、設計の簡単化、保守
性の向上、製造の簡単化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタイムインターバ
ル計測方式の基本的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るタイムインターバ
ル計測方式の具体的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るタイムインターバ
ル計測方式の動作のタイミングを示す動作タイミング図
である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るタイムインターバ
ル計測方式を適用した距離計測装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】従来例に係る基準クロックカウント方式のタイ
ムインターバル計測システムを示すブロック図である。
【図6】従来例に係る位相角計測方式のタイムインター
バル計測システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b 分周器 2a,2b サンプル&ホールド回路 3a,3b A/D変換器 4 位相角計測器 5 波数カウンタ 6 ラッチ回路 7 時間差計算機 S1 スタートイベント S2 ストップイベント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−1518(JP,A) 特開 平5−172962(JP,A) 特開 平5−333169(JP,A) 特開 平8−122465(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04F 10/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタ一トイベント発生時において異なる周
    波数の複数系統の正弦波を発生させる手段と、 ストップイベント発生時において前記異なる周波数の複
    数系統の正弦波の位相角を計測する手段と、前記各正弦波の波数差を仮定し、 前記計測手段により計
    測した位相角の差に基づいて前記スタートイベント発生
    時とストップイベント発生時との間の時間差を求める手
    段と、 を備えることを特徴とするタイムインターバル計測方
    式。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のタイムインターバル計測
    方式を用い、基点から標的までの距離を測定するように
    したことを特徴とする距離測定装置。
  3. 【請求項3】スタ一トイベントにより位相リセットが行
    なわれ、周波数fの基準信号を異なる分周比で分周する
    一対の分周手段と、 ストップイベント時において、前記一対の分周手段の出
    力である2系統の参照正弦波の位相角を同時に計測する
    一対の位相角計測手段と、 スタートイベント時においてリセットされ、前記一対の
    分周手段のうち一方の分周手段からの出力である参照正
    弦波の波数をカウントする波数カウンタと、 前記波数カウンタの計数内容をストップイベント時にお
    いてラッチするラッチ手段と、 前記一対の位相角計測手段の出力で計測された2つの位
    相角の差及び前記ラッチ手段でラッチされている波数に
    基づいて前記スタートイベント発生時とストップイベン
    ト発生時との間の時間差を求める時間差計算手段と、 を備えることを特徴とするタイムインターバル計測方
    式。
  4. 【請求項4】スタ一トイベントにより位相リセットが行
    なわれ、周波数fの基準信号を異なる分周比で分周する
    一対の分周手段と、 前記2つの分周手段の出力をローパスフィルタリングす
    る2つのローパスフィルタと、 前記2つのローパスフィルタの出力を入力とし、ストッ
    プイベント時において、前記一対の分周手段の出力であ
    る2系統の参照正弦波の位相角を同時に計測する一対の
    位相角計測手段と、 スタートイベント時においてリセットされ、前記一対の
    分周手段のうち一方の分周手段からの出力である参照正
    弦波の波数をカウントする波数カウンタと、 前記波数カウンタの計数内容をストップイベント時にお
    いてラッチするラッチ手段と、 前記一対の位相角計測手段の出力で計測された2つの位
    相角の差及び前記ラッチ手段でラッチされている波数に
    基づいて前記スタートイベント発生時とストップイベン
    ト発生時との間の時間差を求める時間差計算手段と、 を備えることを特徴とするタイムインターバル計測方
    式。
  5. 【請求項5】前記参照正弦波の波数の差は、測定したい
    範囲内で波数差を仮定して計算しておき、その中から実
    測の波数値に最も近いものを採用する請求項3又は4に
    記載のタイムインターバル計測方式。
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