JPH1114773A - タイムインターバル計測方式及び距離測定装置 - Google Patents

タイムインターバル計測方式及び距離測定装置

Info

Publication number
JPH1114773A
JPH1114773A JP18305597A JP18305597A JPH1114773A JP H1114773 A JPH1114773 A JP H1114773A JP 18305597 A JP18305597 A JP 18305597A JP 18305597 A JP18305597 A JP 18305597A JP H1114773 A JPH1114773 A JP H1114773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
difference
wave number
pair
wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18305597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3166664B2 (ja
Inventor
Shiro Yoshikawa
川 志 郎 吉
Kazumi Sagawa
川 一 美 佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP18305597A priority Critical patent/JP3166664B2/ja
Publication of JPH1114773A publication Critical patent/JPH1114773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3166664B2 publication Critical patent/JP3166664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】位相角計測系と波数計測系との位相ずれによる
計測異常の発生がなく、両計測系間の厳密な遅延調整作
業が不要な、構成が簡単で調整容易なタイムインターバ
ル計測方式及びこの方式を用いた距離測定装置を提供。 【解決手段】本タイムインターバル計測方式は、スタ一
トイベントS1において異なる周波数fa,fb…の複
数系統の正弦波を発生させる手段1a,b…と、ストッ
プイベントS2において、異なる周波数fa,fb…の
複数系統の正弦波の位相角を計測する手段4a,4b
と、計測手段4a,4bにより計測した位相角φa,φ
bの差に基づいてスタートイベントS1とストップイベ
ントS2との間の時間差を求める手段7とを備える。本
発明の距離測定方式は、上記タイムインターバル計測方
式を用いて、基点(アンテナ13)から標的(ターゲッ
ト)14までの距離を測定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタ一トイベント
とストップイベントの間の時間差を計測するタイムイン
ターバル計測方式及び基点から標的までの距離測定を行
なう距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の基準クロックカウント方式
のタイムインターバル計測システムの構成を示す機能ブ
ロック図である。図5に示すように、このシステムはタ
イムベース信号として周波数fの基準クロック信号を用
い、前記タイムベース信号を計数するカウンタを、カウ
ントイネーブル発生器の出力で制御することにより、ス
タートイベントからストップイベントまでの間のクロッ
ク数をカウントし、このカウント値を時間差計算器で計
算して時間差を得るものである。
【0003】この基準クロックカウント方式のタイムイ
ンターバル計測システムにより、高分解能のタイムイン
ターバル計測を行なうためには、基準クロックの周波数
fを高くする必要があるが、例えば、lns(ナノセコ
ンド)の分解能を得るためには1GHzの超高速クロック
及びカウンタが必要となり、システムが大型化し調整も
困難である。
【0004】図6は、高分解能計測を行なう別の手段と
して考案された位相角計測方式を用いたタイムインター
バル計測システムの構成を示す機能ブロック図である。
図6に示すように、このシステムはスタートイベントに
同期して分周器により基準信号から周波数fの参照正弦
波を発生させ、ストップイベント発生時においてサンプ
ル&ホールド回路,位相角計測器などからなる位相角計
測手段により、その位相角を計測する。そしてこの計測
した位相角を時間に換算することにより、スタートイベ
ントからストップイベントまでの時間差を得るものであ
る。
【0005】このシステムでは、参照正弦波の位相2π
の整数倍に相当する不確定性(アンビギュイティ)が発
生する。このアンビギュイティ時間を長くするためには
参照正弦波の周波数を低くするが、低周波では計測精度
が劣化する。そこで従来方式では参照正弦波の波数を波
数カウンタでカウントすることによって不確定性の除去
を行ない、計測可能な最大時間の延長を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した従来方式
によれば、図5に示した従来方式のような欠点について
はある程度除去できるが、次のような解決すべき問題を
有している。すなわち、位相角計測系と、アンビギュイ
ティ除去のために設けている波数計測系との間で、配線
長の違いや使用する部品の違いによる遅延量の差異やノ
イズによって、参照正弦波の位相にずれが生じ易く、そ
のような位相ずれが生じた場合には、位相Oの近傍、す
なわち、波数の切り替わり時において波数と位相との関
係に不具合が起こり、異常な計測値を呈するという問題
がある。このような不具合が発生するのを防止するため
には、正弦波遅延量の厳密な調整機能が必要になるが、
その調整作業は非常に煩雑で多大な労力を要する。
【0007】そこで、本発明の目的は、位相角計測系と
波数計測系の位相ずれに起因する計測異常の発生がな
く、両計測系間の厳密な遅延調整作業を不要とし、構成
が簡単で調整作業の容易なタイムインターバル計測方式
を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、前記計測方式を採用
した距離測定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるタイムインターバル計測方式(1)
は、スタ一トイベント発生時において異なる周波数の複
数系統の正弦波を発生させる手段と、ストップイベント
発生時において前記異なる周波数の複数系統の正弦波の
位相角を計測する手段と、前記計測手段により計測した
位相角の差に基づいて前記スタートイベント発生時とス
トップイベント発生時との間の時間差を求める手段とを
備えて構成される。
【0010】ここで、(1)に記載のタイムインターバ
ル計測方式を用いて、基点から標的までの距離を測定す
る。
【0011】本発明の他の態様によるタイムインターバ
ル計測方式は、スタ一トイベントにより位相リセットが
行なわれ、周波数fの基準信号を異なる分周比で分周す
る一対の分周手段と、ストップイベント時において、前
記一対の分周手段の出力である2系統の参照正弦波の位
相角を同時に計測する一対の位相角計測手段と、スター
トイベント時においてリセットされ、前記一対の分周手
段のうち一方の分周手段からの出力である参照正弦波の
波数をカウントする波数カウンタと、前記波数カウンタ
の計数内容をストップイベント時においてラッチするラ
ッチ手段と、前記一対の位相角計測手段の出力で計測さ
れた2つの位相角の差及び前記ラッチ手段でラッチされ
ている波数に基づいて前記スタートイベント発生時とス
トップイベント発生時との間の時間差を求める時間差計
算手段とを備える。
【0012】本発明の更に他の態様によるタイムインタ
ーバル計測方式は、スタ一トイベントに 分周比の異な
り、基準信号を入力とし、異なる周波数の参照正弦波を
発生する2つの分周器と、前記2つの分周手段の出力を
ローパスフィルタリングする2つのローパスフィルタ
と、前記2つのローパスフィルタの出力を入力とし、ス
トップイベント時において、前記一対の分周手段の出力
である2系統の参照正弦波の位相角を同時に計測する一
対の位相角計測手段と、スタートイベント時においてリ
セットされ、前記一対の分周手段のうち一方の分周手段
からの出力である参照正弦波の波数をカウントする波数
カウンタと、前記波数カウンタの計数内容をストップイ
ベント時においてラッチするラッチ手段と、前記一対の
位相角計測手段の出力で計測された2つの位相角の差及
び前記ラッチ手段でラッチされている波数に基づいて前
記スタートイベント発生時とストップイベント発生時と
の間の時間差を求める時間差計算手段とを備える。
【0013】ここで、前記参照正弦波の波数の差は、測
定したい範囲内で波数差を仮定して計算しておき、その
中から実測の波数値に最も近いものを採用する。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係るタ
イムインターバル計測方式の構成を示すブロック図であ
る。
【0015】図1に示す如く、スタ一トイベント時にお
いて、異なる周波数fa(=f/N)及びfb(=f/
M)をもつ複数系統(本実施形態では2系統)の参照正
弦波を発生させる手段として、スタ一トイベントにより
位相リセットが行なわれ、周波数fの基準信号を異なる
分周比で分周する一対の分周器1a,1bが設けられて
いる。また、ストップイベント時において、前記異なる
周波数fa,fbをもつ複数系統の参照正弦波の位相角
φa,φbを同時に計測する手段として一対のサンプル
&ホールド回路2a,2b及び位相角計測器4a,4b
が設けられている。前記一対の位相角計測器4a,4b
の出力端には、計測された位相角φa,φbの差に基づ
いて前記スタートイベント発生時とストップイベント発
生時との間の時間差を求める手段として時間差計算機7
が設けられている。
【0016】すなわち、本実施形態では、参照正弦波の
発生から位相角計測まで行なう系統が2系統用意され、
それぞれの系統で異なった周波数の参照正弦波が使用さ
れる。スタートイベント時においては、一対の分周器1
a,1bに対してリセット信号が与えられることによ
り、各系統の参照正弦波の位相がリセットされる。そし
て、ストップイベント時においては、一対のサンプル&
ホールド回路2a,2bにストップ信号が与えられるこ
とにより、その時点での各位相角がホールドされ、それ
ぞれの位相角が計測される。
【0017】一方、参照正弦波の波数をカウントする波
数カウンタ5が設けられている。この波数カウンタ5の
計数内容は、スタートイベント時においてリセットさ
れ、ストップイベント時においてラッチ回路6によりラ
ッチされる。
【0018】時間差計算機7によるスタート〜ストップ
間の時間差の計算において、アンビギュイティ除去のた
めに必要となる波数値は、本方式では複数の位相角計測
値によって求める。このとき各参照正弦波の波数の差
(計測時間が長いほど波数の差は大きくなる)が既知で
ないと求められないが、測定したい範囲内で波数差を仮
定して計算しておき、その中から実測の波数値に最も近
いものを採用する。このとき、従来方式で問題となって
いる位相0近傍で生じる1カウントの誤差は許容でき、
問題にならない。
【0019】本方式においては、波数カウンタ5による
波数カウント値は、あくまでも補助的に用いられ、位相
角値から波数値を求めることにより、アンビギュイティ
を除去することが可能となる。換言すれば、アンビギュ
イティ除去のための参照正弦波の波数は位相角計測値φ
a,φbから決定され、波数カウンタ5の値はその決定
に際して補助的にのみ用いられる。かくして課題である
位相角計測系と波数計測系との誤差による計測異常を防
止できるとともに、両計測系間の厳密な遅延調整機能は
不要であり、その調整作業も不要となる。
【0020】次に具体的な作用について説明する。今、
二つの周波数fa、fbの参照正弦波について、スター
トイベント時にその位相をリセットし、ストップイベン
ト時に計測した位相値をそれぞれφa,φb、スタート
からストップまでの間の波数をそれぞれn,mとすれ
ば、時間差Tは、 T=(n+φa/2π)/fa (1) T=(m+φb/2π)/fb (2) で表される。式(1)及び(2)から、 N(2πn+φa)=M(2πm+φb) (3) を得る。今、両参照正弦波の波数がm=n+α(α=
0,1,2…)の関係にあるとき、faの波数nは、式
(3)より、 n={−Nφa+M(2πα+φb)}/(2π(N−M)} (4) と表せる。ここで、αは、N>Mのときに値が大きいほ
ど両参照正弦波の波数の差が大きい。すなわち、スター
ト〜ストップの時間が長いことを示す。式(4)にα=
0,1,2,3…を代入すれば、それぞれのα値につい
てのnが求められる。このとき、α=kとα=k+1
(k:任意の整数)のときでnの値には、 M/(N−M) (5) の差がある。
【0021】波数nの決定は、各α値に対応するnのう
ち、波数カウンタによって実測したfaの波数n′に最
も近いものを採用する。このとき、波数カウント値の誤
差が式(5)の値の半分、すなわち、M/2(N−M)
よりも小さければ、正確に波数nは求められる。
【0022】かくして、波数カウント値を補助的な値と
して使用するだけで、複数の位相角計測値から波数を算
出することができる。これにより、従来方式で問題とな
っている位相計測系と波数計測系との位相ずれはかなり
許容できる。例えば、N=256、M=255のときを
考えると、許容できるカウント誤差は式(5)の半分の
127であり、従来方式における実際の誤差が高々1で
あることを考えると、同誤差は無視できる程度のもので
ある。時間差Tは、こうして求めた波数nを用いて、式
(1)によって計算される。
【0023】本方式における計測可能な最長時間は、波
数カウンタ5の最高カウント値と式(4)で代入するα
の値の最高値で規定されるが、原理的には無限に延ばす
ことが可能である。
【0024】(第2実施形態)図2は本発明の第2実施
形態に係るタイムインターバル計測方式の構成を示すブ
ロック図である。この第2実施形態は、前記第1実施形
態の構成をより具体化したものであり、スタートイベン
トに同期して位相をリセットされて作動開始する基準信
号分周部と、ストップイベント時の参照正弦波サンプリ
ング部と、位相角計測部と、分周部出力の波数カウンタ
と、ストップイベント時の波数ラッチ部と、時間差への
変換部とから構成されている。尚、3a,3bはA/D
変換器、9a,9bはローパスフィルタ、二点鎖線で囲
んだ部分8はディジタル処理部である。
【0025】外部から導入された周波数fの基準信号が
分周比の異なる二つの分周器1a,1bへ入力すると、
異なった周波数fa,fbの参照正弦波が発生する。こ
の発生した異なる周波数fa,fbの各参照正弦波は、
ローパスフィルタ9a,9bを介してサンプル&ホール
ド回路2a,2bへ入力する。サンプル&ホールド回路
2a,2bへ入力した各参照正弦波は、ストップイベン
ト発生時の正弦波レベルをサンプル&ホールドされる。
そのホールド値は後段のA/D変換器3でディジタル値
に変換される。この後はディジタル処理部8において、
それぞれの位相角の計測が行なわれる。
【0026】また、二つの分周器1a,1bの出力の一
方は、波数カウンタ5へ入力される。そして、この波数
カウンタ5において、スタートイベント発生時からの波
数がカウントされる。このカウント値はストップイベン
ト時にラッチ回路6によりラッチされ、時間差計算機7
へ入力する。
【0027】時間差計算機7では、前記の如く計測され
た二つの位相角及び波数より時間差Tが計算され出力さ
れる。
【0028】二点鎖線で囲んだディジタル処理部8とし
ては、A/D変換後のデータをメモリに格納し、これを
DSP等のプロセッサを用いたソフトウエアで処埋する
ソフトウエア処埋構成とする事も可能である。これによ
って装置の小型化、調整の簡素化を図ることができる。
【0029】図3は前記の如く構成された本実施形態の
動作タイミングを示す動作タイミン図である。尚、図3
は二つの分周器1a,1bの分周比の関係がN=(4/
3)×Mの関係にある場合を示している。図3に示すよ
うに、時刻t1で発生したスタートイベントS1によ
り、各分周器1a,1bが発生する参照正弦波A,Bの
位相及び波数カウンタ5の計数内容はリセットされる。
その後ストップイベントS2の発生時刻t2において、
波数カウンタ5の値n′がラッチ回路6にてラッチさ
れ、かつ両参照正弦波A,Bの値がサンプル&ホールド
回路2a,2bにてサンプル&ホールドされ、それぞれ
の位相角φa、φbが求められる。φa,φb,n′か
らスタート〜ストップ間のタイムインターバルが計算さ
れる。
【0030】(第3実施形態)図4は本発明のタイムイ
ンターバル計測方式を距離測定装置(パルスレーダ)に
応用した本発明の第2実施形態に係る例を示すブロック
図である。図4において、11はTXパルス発生器、1
2は送信機、13はアンテナ、14はターゲット、15
は受信機、16は検出器、17は距離変換器である。
【0031】パルスレーダでは、送信時刻と受信時刻と
の間の時間差が、基点(アンテナ13)から標的(ター
ゲット14)までの距離を表している。そこで本発明方
式を二点鎖線で囲んだ如く組み込んで、送信時刻〜受信
時刻の時間差を計測する事により、不確定性(アンビギ
ュイティ)を除去した距離値を測定できる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、下記のような作用効果
を奏するタイムインターバル計測方式及びこの計測方式
を用いた距離測定装置を提供できる。
【0033】本方式では波数計測値は補助的な役割を
し、参照波の波数は位相角計測値から求められるので、
位相角計測系と、アンビギュイティ除去のために必要な
参照波波数計測系との間の位相誤差の許容範囲が広くな
り、これによって両系の厳密な遅延調整が必要なくな
り、システムの高性能化、小型化、設計の簡単化、保守
性の向上、製造の簡単化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタイムインターバ
ル計測方式の基本的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るタイムインターバ
ル計測方式の具体的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るタイムインターバ
ル計測方式の動作のタイミングを示す動作タイミング図
である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るタイムインターバ
ル計測方式を適用した距離計測装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】従来例に係る基準クロックカウント方式のタイ
ムインターバル計測システムを示すブロック図である。
【図6】従来例に係る位相角計測方式のタイムインター
バル計測システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b 分周器 2a,2b サンプル&ホールド回路 3a,3b A/D変換器 4 位相角計測器 5 波数カウンタ 6 ラッチ回路 7 時間差計算機 S1 スタートイベント S2 ストップイベント

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタ一トイベント発生時において異なる周
    波数の複数系統の正弦波を発生させる手段と、 ストップイベント発生時において前記異なる周波数の複
    数系統の正弦波の位相角を計測する手段と、 前記計測手段により計測した位相角の差に基づいて前記
    スタートイベント発生時とストップイベント発生時との
    間の時間差を求める手段と、を備えることを特徴とする
    タイムインターバル計測方式。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のタイムインターバル計測
    方式を用い、基点から標的までの距離を測定するように
    したことを特徴とする距離測定装置。
  3. 【請求項3】スタ一トイベントにより位相リセットが行
    なわれ、周波数fの基準信号を異なる分周比で分周する
    一対の分周手段と、 ストップイベント時において、前記一対の分周手段の出
    力である2系統の参照正弦波の位相角を同時に計測する
    一対の位相角計測手段と、 スタートイベント時においてリセットされ、前記一対の
    分周手段のうち一方の分周手段からの出力である参照正
    弦波の波数をカウントする波数カウンタと、 前記波数カウンタの計数内容をストップイベント時にお
    いてラッチするラッチ手段と、 前記一対の位相角計測手段の出力で計測された2つの位
    相角の差及び前記ラッチ手段でラッチされている波数に
    基づいて前記スタートイベント発生時とストップイベン
    ト発生時との間の時間差を求める時間差計算手段と、を
    備えることを特徴とするタイムインターバル計測方式。
  4. 【請求項4】分周比の異なり、基準信号を入力とし、異
    なる周波数の参照正弦波を発生する2つの分周器と、 前記2つの分周手段の出力をローパスフィルタリングす
    る2つのローパスフィルタと、 前記2つのローパスフィルタの出力を入力とし、ストッ
    プイベント時において、前記一対の分周手段の出力であ
    る2系統の参照正弦波の位相角を同時に計測する一対の
    位相角計測手段と、 スタートイベント時においてリセットされ、前記一対の
    分周手段のうち一方の分周手段からの出力である参照正
    弦波の波数をカウントする波数カウンタと、 前記波数カウンタの計数内容をストップイベント時にお
    いてラッチするラッチ手段と、 前記一対の位相角計測手段の出力で計測された2つの位
    相角の差及び前記ラッチ手段でラッチされている波数に
    基づいて前記スタートイベント発生時とストップイベン
    ト発生時との間の時間差を求める時間差計算手段と、を
    備えることを特徴とするタイムインターバル計測方式。
  5. 【請求項5】前記参照正弦波の波数の差は、測定したい
    範囲内で波数差を仮定して計算しておき、その中から実
    測の波数値に最も近いものを採用する請求項3又は4に
    記載のタイムインターバル計測方式。
JP18305597A 1997-06-24 1997-06-24 タイムインターバル計測方式及び距離測定装置 Expired - Fee Related JP3166664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18305597A JP3166664B2 (ja) 1997-06-24 1997-06-24 タイムインターバル計測方式及び距離測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18305597A JP3166664B2 (ja) 1997-06-24 1997-06-24 タイムインターバル計測方式及び距離測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1114773A true JPH1114773A (ja) 1999-01-22
JP3166664B2 JP3166664B2 (ja) 2001-05-14

Family

ID=16128957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18305597A Expired - Fee Related JP3166664B2 (ja) 1997-06-24 1997-06-24 タイムインターバル計測方式及び距離測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3166664B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008510967A (ja) * 2004-08-20 2008-04-10 テラダイン・インコーポレーテッド 位相シフトした周期波形を使用する時間測定
JP2008122290A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 National Institute Of Advanced Industrial & Technology コヒーレント搬送波位相による時間周波数比較方法および装置
CN109407501A (zh) * 2018-12-24 2019-03-01 北京无线电计量测试研究所 一种基于相关信号处理的时间间隔测量方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008510967A (ja) * 2004-08-20 2008-04-10 テラダイン・インコーポレーテッド 位相シフトした周期波形を使用する時間測定
JP2008122290A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 National Institute Of Advanced Industrial & Technology コヒーレント搬送波位相による時間周波数比較方法および装置
CN109407501A (zh) * 2018-12-24 2019-03-01 北京无线电计量测试研究所 一种基于相关信号处理的时间间隔测量方法
CN109407501B (zh) * 2018-12-24 2020-10-27 北京无线电计量测试研究所 一种基于相关信号处理的时间间隔测量方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3166664B2 (ja) 2001-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10108148B1 (en) Time to digital converter with increased range and sensitivity
JP2006313162A (ja) 時間インターリーブされたデータコンバータのタイミングを較正するためのシステム及び方法
US7173443B1 (en) Semiconductor test system
EP2657806B1 (en) Signal source synchronization circuit
CN220207786U (zh) 延迟偏差测量电路
JP4953714B2 (ja) エンコーダ出力の内挿方法及び内挿回路
US7403274B2 (en) Equivalent time sampling system
US8339295B2 (en) Method and system for managing digital to time conversion
JP2002323556A (ja) 距離計測装置
JP2005156495A (ja) 時間間隔測定器および補正量決定方法
JP3166664B2 (ja) タイムインターバル計測方式及び距離測定装置
CN116360235A (zh) 一种基于SerDes的TDC实现装置
JP2017143411A (ja) タイムインターリーブ型ad変換装置、受信装置、及び通信装置
JP2000221248A (ja) 半導体試験装置
CZ20032393A3 (cs) Zařízení pro měření časových intervalů
JP6756491B2 (ja) 正規化された位相スペクトルを生成する方法及び装置
CN113328745A (zh) 一种时间间隔测量系统及方法
RU2225012C2 (ru) Фазометр с гетеродинным преобразованием частоты
US20200200814A1 (en) Method and device for detecting faults in a transmission line
EP3867652B1 (en) Architecture of time sampling digital signal processing device based on an application of the frequency multiplying device
US20240171369A1 (en) An incoherent clocking method
RU171560U1 (ru) Устройство преобразования временных интервалов в цифровой код с автокалибровкой
JPH1028110A (ja) 位相差測定回路
KR960011424B1 (ko) 타이밍 복원 시스템에서의 위상오차 검출회로
EP3790193A1 (en) Apparatuses and methods for generating time resolution for electronic devices

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees