JP3166560B2 - 光ディスク装置及び電子機器 - Google Patents

光ディスク装置及び電子機器

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JP3166560B2
JP3166560B2 JP14600095A JP14600095A JP3166560B2 JP 3166560 B2 JP3166560 B2 JP 3166560B2 JP 14600095 A JP14600095 A JP 14600095A JP 14600095 A JP14600095 A JP 14600095A JP 3166560 B2 JP3166560 B2 JP 3166560B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置及びそ
れを用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下従来の光ディスク装置について図1
2を用いて説明する。
【0003】図12において、レンズユニット600
は、基体601と、基体601に移動自在に設けられた
レンズホルダ602と、レンズホルダ602を支持する
サスペンション603と、サスペンション603を固定
あるいは支持するゲルポケット604及び中継基板60
5等から構成される。
【0004】レンズホルダ602には対物レンズ606
が設けられ、さらにはフォーカスコイル607やトラッ
キングコイル608等が設けられている。トラッキング
コイル608やフォーカスコイル607は中継基板60
5からサスペンション603を介して電流を流すことに
よって、レンズユニット602は基体601に対して相
対移動し所定の位置に対物レンズ606を移動させる。
【0005】その後に図12中の矢印X,Y方向から光
を照射し、その光は図示していない立上げミラー及び対
物レンズ606を介して光ディスク上に導かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、レンズユニット600の外側に光源や受光
素子等を配置していたために、構成が大きくなり、しか
も光を導く光路が長くなるので光の効率が悪くなり記録
再生特性に影響を与え、その結果、記憶容量を大きくす
ることができないという問題点があった。
【0007】更にその様な光ディスク装置を搭載した電
子機器は装置が大きくなり小型化しにくく、しかも記憶
容量を大きくすることが出来なかった。
【0008】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、小型化を実現でき、しかも記憶容量の大きな光ディ
スク装置及び電子機器に関するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するする
ために、対物レンズを搭載したレンズホルダとレンズユ
ニットの間に設けられたサスペンションを設け、レンズ
ユニットのサスペンションが取り付けられた部分に光ピ
ックアップユニットを取り付けた。
【0010】更に、入出力装置,制御装置及び上述の様
な光ディスク装置によって構成した。
【0011】
【作用】この構成により、レンズユニットのデッドスペ
ースとなっていた部分に光ピックアップパッケージを配
置できる。
【0012】また、外部記憶装置として本願の光ディス
ク装置を用いる事によって装置の小型化を行うことが出
来る。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例における光ディスク
装置を示す斜視図である。
【0014】図1において、200はフレームで、フレ
ーム200には中央部に切欠部201が設けられてい
る。フレーム200に切欠部201を設ける事によっ
て、フレーム200の軽量化等を行うことができ、ひい
ては装置全体の軽量化等を行うことが出来る。なお、切
欠部201の代わりに貫通孔を設けてもよい。更に本実
施例では、フレーム200に切欠部201を設けたが、
フレーム200の機械的強度を必要とする場合には、切
欠部201等を設けずに板状のものを用いてもよい。
【0015】なお、フレーム200は、振動防止などの
為に剛性の高い材料(アルミダカスト等)で構成するこ
とが好ましい。
【0016】202,203はそれぞれフレーム200
に固定されたガイドシャフトで、ガイドシャフト202
とガイドシャフト203は互いに略平行で、しかも切欠
部201を挟む様にフレーム200に固定されている。
ガイドシャフト202,203とフレーム200の固定
は、ネジや接合材を用いて行われる。また、フレーム2
00に複数の凹部を形成し、この凹部にガイドシャフト
202,203の端部を保持して固定したり、フレーム
200に複数の突起を設け、この突起にガイドシャフト
202,203等を固定したりする事によって、ガイド
シャフト202,203の位置決め等が容易に行え生産
性が向上する。
【0017】更に、本実施例ではガイドシャフト20
2,203を円柱形状とする事によって、摩擦などによ
って削り屑等が発生する事を防止でき、屑による光ディ
スク等に傷が入る事などを防止できる。なお、使用形態
等に応じて、ガイドシャフト202,203を角柱にし
たり、断面が楕円形状になるようなものを用いても良
い。
【0018】また、本実施例では部品の共用化を行うた
めにガイドシャフト202とガイドシャフト203の直
径は双方とも同じにしたが、異ならせても良い。
【0019】ガイドシャフト202,203の構成材料
としては、屑が生じないようにしかも振動抑制の為に、
耐摩耗性が良くしかも剛性の高い材料(焼き入れした鉄
鋼等)を用いることが好ましい。
【0020】204はガイドシャフト202,203に
スライド自在に保持されたキャリッジベースで、キャリ
ッジベース204の一方の端部にはガイドシャフト20
2が挿入される保持孔204aが形成されており、他方
の端部にはガイドシャフト203が保持される断面コ字
形の係合部204bが形成されている。
【0021】また、キャリッジベース204には、立上
げミラー205が接合材(例えば有機接着剤等)等によ
って固定されている。本実施例では、キャリッジベース
204の構造を簡単にする為に立上げミラー205を単
に接合材で接合したが、立上げミラー205の取り付け
精度及び生産性を向上させるために、キャリッジベース
204に凹部や突起等を形成し、この凹部や突起等に立
上げミラー205を保持してもよい。
【0022】更にキャリッジベース204にはスレッド
コイル206が取り付けられており、スレッドコイル2
06に供給される電流は、図示していないがフレキシブ
ルプリント基板等によって外部装置から供給される。ス
レッドコイル206は図示していないが、導線が複数巻
回された構造となっている。
【0023】なお、キャリッジベース204は高速移動
を重視する場合には比較的比重の軽い樹脂やセラミック
等の材料で構成される事が好ましい。更に振動防止を重
視する場合には、剛性の高いアルミダイカスト等が用い
られる。
【0024】207はフレーム200に固定されスレッ
ドコイル206を挿入した対向ヨークで、対向ヨーク2
07は振動などが発生しないようにネジによってフレー
ム200に固定されている。なお、装置の生産性等を考
慮した場合には対向ヨーク207は接合材等を用いて接
合する事が好ましい。対向ヨーク207の構成材料とし
ては磁性材料が用いられ、例えば表面処理した鉄(SP
CC)などが用いられる。
【0025】208はフレーム200に固定され、対向
ヨーク207に隣接して設けられたバックヨークで、バ
ックヨーク208も対向ヨーク207と同様に振動など
が発生しないように、ネジによってフレーム200に固
定されている。なお、装置の生産性等を考慮した場合に
は接合材などを用いて接合する事が好ましい。更にバッ
クヨーク208には切欠部が設けられており、対向ヨー
ク207とバックヨーク208をフレーム200に固定
する事によって開口部208aが形成される。バックヨ
ーク208も対向ヨークと同じように磁性材料が用いら
れ、例えば表面処理した鉄(SPCC)等が用いられ
る。
【0026】209はバックヨーク208の開口部20
8a側に取り付けられたスレッドマグネットで、スレッ
ドマグネット209はネジや接合材によってバックヨー
ク208に取り付けられている。
【0027】この対向ヨーク207,スレッドマグネッ
ト209,バックヨーク208及びスレッドコイル20
6によってスレッドアクチュエータが構成されており、
スレッドコイル206に電流を流す事によってキャリッ
ジベース204を移動させ、しかもスレッドコイル20
6に流す電流の向きによって、キャリッジベース204
の移動方向を制御でき、更に電流の大きさによってキャ
リッジベース204の移動速度を制御する事が出来る。
【0028】なお、スレッドマグネット209として
は、例えばフェライト系磁石,サマリウム−コバルト系
磁石,ネオジウム磁石等が用いられる。これらの磁石の
内で、キャリッジベース204を高速で移動させるため
には、磁力の強いものを用いる事が好ましいので、サマ
リウム−コバルト系磁石やネオジウム磁石が好ましく、
更にその中でもコスト的に有利なサマリウム−コバルト
系磁石が好ましい。
【0029】また、スレッドマグネット209と対向ヨ
ーク207はそれぞれ四角柱で構成した理由としては、
開口部208aにおいてスレッドマグネット209の側
面と対向ヨーク207の側面が平行になるように配置す
ることによって、スレッドマグネット209と対向ヨー
ク207間の磁束分布を均一にする事が出来き、磁束の
ロスが小さくなるので、より高速でキャリッジベース2
04を移動させることが出来る。
【0030】210はフレーム200に取り付けられた
スピンドルモータで、スピンドルモータ210には光デ
ィスク211を着脱自在に取り付けることができ、しか
もスピンドルモータ210は取り付けられた光ディスク
211を所定の回転数で回転させる。なお、本実施例で
はスピンドルモータ210をフレーム200に固定した
が他の部材に固定しても良い。なお、スピンドルモータ
210としては、整流子モータ,流軸モータ等が用いら
れる。更に、本実施例では装置の小型化及びデータの読
み出し等の高速化ができる装置を考慮して光媒体として
光ディスク211の場合を説明したが、光テープや光カ
ード等の他の光媒体を用いても良い。
【0031】212はキャリッジベース204に取り付
けられたレンズユニットで、レンズユニット212につ
いては図2,図3を用いて詳細に説明する。
【0032】図2は本発明の一実施例における光ディス
ク装置を示す断面図、図3は本発明の一実施例における
光ディスク装置に用いられるレンズユニットの分解斜視
図である。
【0033】図2,図3において、213は基台で、基
台213には貫通孔213a,213bがそれぞれ形成
されており、しかも貫通孔213aを挟むように磁石保
持部213c,213dが設けられている。磁石保持部
213c中には対向した磁石214と磁石215がそれ
ぞれ収納されており、磁石保持部213d中には対向し
た磁石216と磁石217がそれぞれ収納されている。
基台213は、磁石214〜217の磁束が効率よく流
れる様に、電気亜鉛メッキを施した鉄(SECC)等の
磁性材料で構成することが好ましい。
【0034】また本実施例では、基台213を軽量化す
るために貫通孔213bを設けたが、貫通孔213bを
形成しないことによって基台213に振動などが発生す
ることを防止するために剛性を高め、データの読みだし
や記録の際などに発生するエラーの割合を抑制する事も
できる。
【0035】さらに、本実施例では基台213を磁性材
料で構成したが、磁石保持部213c,213dに相当
する部分を磁性材料で構成するとともにその他の部分を
樹脂材料等の比重の比較的小さな材料で構成して、基台
213の軽量化をはかり、装置の読みだし速度等を高速
化させる事が出来る。
【0036】なお、磁石214〜217としては、例え
ばフェライト系磁石,サマリウム−コバルト系磁石,ネ
オジウム磁石等が用いられる。磁石214〜217は比
較的小さな片で構成されており磁力の強いもの用いたも
のが好ましくので、サマリウム−コバルト系磁石やネオ
ジウム磁石が好ましく、更にその中でもコスト的に有利
なサマリウム−コバルト系磁石が好ましい。
【0037】218は対物レンズ219を保持したレン
ズホルダで、レンズホルダ218は断面コ字型となるよ
うに凹部218aが設けられており、しかも凹部218
aの底部には貫通孔218bが形成されている。対物レ
ンズ219は貫通孔218bを塞ぐように接合材等によ
ってレンズホルダ218に取り付けられている。凹部2
18aには立上げミラー205が収納されており、立上
げミラー205によって反射された光は対物レンズ21
9を介して光ディスク211に導かれる。
【0038】レンズホルダ218を構成する材料として
例えば、比重の比較的小さなもの(樹脂やセラミック
等)を用いることによってレンズホルダ218の高速移
動を可能とし、その結果、フォーカシングやトラッキン
グ動作を高速で行うことが出来る。
【0039】更に本実施例では、レンズホルダ218を
より軽量化して、フォーカシングやトラッキングを高速
で行うことが可能なように、凹部218aと貫通孔21
8bを設けたが、レンズホルダ218に断面積の同じ貫
通孔を1つ形成して、その貫通孔に対物レンズ219を
保持させる構造とすることで、レンズホルダ218の強
度を確保したり、レンズホルダ218の生産性を向上さ
せる事等が出来る。
【0040】また、対物レンズ219の構成材料として
は、ガラス材料や樹脂材料等が用いられる。対物レンズ
219をガラス材料で構成すると耐熱性が良いので、高
温状態での使用が可能となり、しかも収差を小さくでき
るので、光ディスク211上の光のスポットを小さくす
ることができ、高密度記録等を行うことができる。ま
た、対物レンズ219を樹脂材料で構成すると、対物レ
ンズ219自体の重量を軽くすることができ、ひいては
レンズホルダ218の重量を軽くできるので、フォーカ
シングやトラッキングを高速で行うことが可能となる。
【0041】220はレンズホルダ218に取り付けら
れるとともに環状形状をしたフォーカスコイルで、レン
ズホルダ218にフォーカスコイル220を取り付ける
事によって、対向した部分に貫通孔218c,218d
が形成され、しかもレンズホルダ218はフォーカスコ
イル220の内側面に接合材等を用いて取り付けられて
いる。本実施例では、銅などの良導体の材料を主成分と
した導線を複数回巻いた後に有機接着剤等の接合材を用
いてその導線を固めたものをフォーカスコイル220と
して用いる事によって、部品点数の削減ができたり、ま
たフォーカスコイル220の軽量化によってレンズホル
ダ218の動作を速くする事が出来るので、フォーカシ
ングやトラッキング動作を速くする事が出来る。
【0042】また、フォーカスコイル220の他のタイ
プとして、樹脂などで形成したボビンに導線を巻回する
タイプもある。このタイプはボビンを用いているのでフ
ォーカスコイル220の生産性が向上するとともに、導
線を巻いた状態がどれもほぼ同じ様になるので各フォー
カスコイル220の特性のばらつきが抑制できる。
【0043】本実施例ではフォーカスコイル220は外
形形状を方形とするとともに貫通孔の断面形状も方形と
したが、外形形状を円形とし更に貫通孔の断面形状も円
形としてもよい。
【0044】221,222,223,224はそれぞ
れフォーカスコイル220に取り付けられ、しかも環状
のトラッキングコイルで、トラッキングコイル221,
222はフォーカスコイル220の先端の第1の外面に
ともに取り付けられており、トラッキングコイル22
3,224は第1の外面とは反対側の第2の面にともに
取り付けられている。トラッキングコイル221,22
2,223,224は図示していないがそれぞれ直列に
接続されている。
【0045】トラッキングコイル221,222,22
3,224としては例えば銅などの良導体を主成分とす
る導線を巻回し、その巻回したものを樹脂などの接合材
によって固めたもの等が用いられる。この様な構造とす
ることによって部品点数の削減ができたり、またトラッ
キングコイル221,222,223,224の軽量化
によってレンズホルダ218の動作を速くする事が出来
るので、フォーカシングやトラッキング動作を速くする
事が出来る。
【0046】また、トラッキングコイル221,22
2,223,224の他のタイプとして、樹脂などで形
成したボビンに導線を巻回するタイプもある。このタイ
プはボビンを用いているのでトラッキングコイル22
1,222,223,224の生産性が向上するととも
に、導線を巻いた状態がどれもほぼ同じ様になるので各
トラッキングコイル221,222,223,224の
特性のばらつきが抑制できる。
【0047】レンズホルダ218は貫通孔213aに挿
入されるとともに、磁石保持部213cに設けられたギ
ャップ225(磁石214と磁石215との間の空間)
にはフォーカスコイル220のトラッキングコイル22
1,222を取り付けた部分が挿入されており、しかも
貫通孔218dには、磁石保持部213cの一側部が挿
入されている。同様に磁石保持部213dに設けられた
ギャップ226(磁石216と磁石217との間の空
間)にはフォーカスコイル220のトラッキングコイル
223,224を取り付けた部分が挿入されており、し
かも貫通孔218cには磁石保持部213dの一側部が
挿入されている。
【0048】227,228はそれぞれフォーカスコイ
ル220のトラッキングコイル221,222,22
3,224が取り付けられていない側面に接合された基
板で、基板227,228はガラスエポキシ樹脂等によ
って構成されている。基板227,228にはフォーカ
スコイル220及びトラッキングコイル221,22
2,223,224それぞれの端部が接合されている。
【0049】229,230はそれぞれ基板227に接
合されたサスペンション、231,232はそれぞれ基
板228に接合されたサスペンションで、サスペンショ
ン229,230,231,232は電気抵抗の低い材
料(例えばベリリウム銅等の銅系の合金)で構成される
事が好ましい。サスペンション229,230,23
1,232はそれぞれ基板227,228を介してフォ
ーカスコイル220及びトラッキングコイル221,2
22,223,224と電気的に接続されている。更に
サスペンションの構成材料は高い導電性に加えてバネ性
の強い(ヤング率が高い材料等)性質を用いる事が好ま
しい。このバネ性を強くする事によって、レンズホルダ
218の支持力を向上させることができ、加えてサスペ
ンションの太さを小さくすることが出来る。
【0050】本実施例では、4本のサスペンションでレ
ンズホルダ218を支持したが、5本以上で支持しても
よいし、また1〜3本で構成してもよい。レンズホルダ
218の重量が重かったり、レンズホルダ218を支持
する剛性を大きくしたい場合などにサスペンションを5
本以上用いた方が好ましく、レンズホルダ218の重量
が比較的軽く、しかもレンズホルダ218を支持する剛
性を小さくしたい場合などにサスペンションを1〜3本
用いた方が好ましい。
【0051】また、サスペンション229,230,2
31,232と基板227,228の接合には、導電性
のよい半田などの接合材が用いられ、他の接合材として
はエポキシ系接着剤等の有機系接着剤が用いられる。
【0052】234はゲルポケットで、ゲルポケット2
34にはそれぞれ貫通孔235,236が設けられてお
り、さらに貫通孔235,236にはそれぞれ振動を減
衰させることが材料で構成された減衰材237,238
が埋め込まれている。また、貫通孔235,236の間
には貫通孔239が設けられている。ゲルポケット23
4は基台213の後部側板213eに設けられた貫通孔
213fと貫通孔239が連通するように、接合材(有
機接着剤等)やネジ等によって取り付けられている。
【0053】減衰材237にはサスペンション229,
230が挿入されており、サスペンション229,23
0に発生した振動等をこの減衰材237によって抑制
し、また減衰材238にはサスペンション231,23
2が挿入されており、サスペンション229,230に
発生した振動などをこの減衰材238によって抑制して
いる。また、ゲルポケット234はサスペンション22
9,230,231,232に電流が流されることを考
慮して電流が他の部材に流れないように樹脂やセラミッ
ク等の絶縁材料で構成することが好ましい。また、減衰
材237,238も同様にサスペンション229,23
0,231,232に電流が流される事を考慮して電流
が他の部材に流れないようにするために、絶縁性を有す
るゲル(例えばシリコン系ゲル等)を用いることが好ま
しい。しかしながらゲルポケット234自体が絶縁性を
示す場合には、やや導電性を有するゲルを減衰材23
7,238として用いてもよい。
【0054】240は中継基板で、中継基板240には
貫通孔241が設けられており、中継基板240は貫通
孔241と貫通孔213fとが連通するように後部側板
213eに接合材やネジなどで接合されている。すなわ
ち貫通孔239,貫通孔213f及び貫通孔241は全
て連通している。この中継基板240はガラスエポキシ
樹脂やセラミック等によって構成されている。中継基板
240には減衰材237,238を貫通したサスペンシ
ョン229,230,231,232が接合材等によっ
て固定されている。更に中継基板240は他の部材と例
えばフレキシブルプリント基板等の可撓性を有する接続
手段によって電気的に接続されており、この接続手段
は、中継基板240上に形成された回路等によって、サ
スペンション229,230,231,232と電気的
に接合している。
【0055】242は光源,光ガイド部材,受光手段等
を収納した光ピックアップパッケージで、光ピックアッ
プパッケージ242は貫通孔239,貫通孔213f,
貫通孔241に挿入されて保持されるとともに、中継基
板240と電気的に接続されている。
【0056】この様に、従来デッドスペースであったサ
スペンション229,230,231,232を保持ま
たは固定している根元部に光ピックアップパッケージ2
42を保持する事によって、レンズユニット212を小
型化することができ、それにともなって装置全体の小型
化も行うことができる。また、レンズユニット212の
小型化にともなってレンズユニット212の軽量化も行
うことが出来るので、キャリッジベース204の移動速
度を向上させることができ、それにともなって装置のア
クセス速度を速くできるのでデータの読み出しが速くな
る。更に光源部及び受光部を有する光ピックアップパッ
ケージ242と対物レンズ219間の距離を従来よりも
はるかに小さくすることができるので、高密度の記録ま
たは再生の少なくとも一方を行うことができ、記憶容量
等の大きな光ディスク211を使用することが出来る。
それによって、小型で、しかも高容量、高アクセス速度
の光ディスク装置を得ることが出来る。
【0057】以上の様に構成された光ディスク装置につ
いて以下動作を説明する。CPU等から送られてきた信
号に従って、他の部材から中継基板240に電流が供給
されると、電流はサスペンション229,230,23
1,232及び基板227,228を通ってフォーカス
コイル220及びトラッキングコイル221,222,
223,224に供給される。本実施例の場合、フォー
カスコイル220にはサスペンション229,230が
電気的に接続されており、トラッキングコイル221,
222,223,224には、サスペンション231,
232が接続されている。すなわちサスペンション22
9,230に流れる電流を調整する事によってレンズホ
ルダ218を図3に示す矢印Z方向に移動させる事が出
来る。例えばサスペンション229,230に流れる電
流の向きを調整する事によって、レンズホルダ218を
光ディスク211方向に移動させるか、その反対側に移
動させるかを調整することができ、サスペンション22
9,230に流す電流の量を大きくしたり小さくしたり
する事によって、矢印Z方向の変位量を調整することが
出来る。また、サスペンション231,232に流れる
電流を調整することによってレンズホルダ218を矢印
X方向に移動させることが出来る。例えばサスペンショ
ン231,232に流れる電流の向きを調整する事によ
って、レンズホルダ218を一方の方向に移動させるか
他方の方向に移動させるかを調整でき、サスペンション
231,232に流れる電流の量を大きくしたり小さく
したりする事によって、矢印X方向の変位量を調整する
ことが出来る。
【0058】この様に、中継基板240を経由してサス
ペンション229,230,231,232に電流を流
すことによって、レンズホルダ218のフォーカシング
及びトラッキングを行う。
【0059】また、光ピックアップパッケージ242か
ら照射された光は立上げミラー205によって対物レン
ズ219の方向に反射され、対物レンズ219によって
集光されて光ディスク211に導かれる。また、光ディ
スク211で反射した光は、対物レンズ219,立上げ
ミラー205を経由して光ピックアップパッケージ24
2に入射される。
【0060】次に光ピックアップパッケージ242の具
体例について説明する。図4及び図5はともに本発明の
一実施例における光ディスク装置に用いられる光ピック
アップパッケージングの構成を示す断面図である。
【0061】1は光源で、光源1としては半導体レー
ザ,He−Ne等のガスレーザ等の各種レーザが考えら
れる。ここではこれらの中で最も小型で装置全体を小型
化でき、しかも単価の安く数mW〜数十mW程度の出力
を有する半導体レーザを用いる事が好ましい。半導体レ
ーザの材質としてはAlGaAs,InGaAsP,I
nGaAlP,ZnSe,GaN等が考えられ、ここで
は最も一般的に用いられており、安価なAlGaAsを
用いた。さらに高密度記録を行う場合には記録媒体上で
のスポット径をより小さくすることができ、AlGaA
sよりもさらに波長の短いInGaAlPやZnSe等
の半導体レーザを用いることが好ましい。
【0062】2はサブマウントで、サブマウント2はそ
の形状が直方体状若しくは板形状で、その上面には光源
1が取り付けられている。このサブマウント2は光源1
を載置するとともに、光源1で発生した熱を逃がす働き
を有している。サブマウント2と光源1との接合には熱
伝導率等を考慮するとAu−Sn,Sn−Pb,In等
の箔(厚さ数μm〜数十μm)を高温で圧着する方法を
用いることが好ましい。また光源1とサブマウント2は
略水平に取り付けなければ光学系の収差の原因になる。
従って接合の際には光源1はサブマウント2に所定の位
置に所定の高さで略水平にマウントされることが好まし
い。さらにサブマウント2の上面には光源1の下面と電
気的に接触するように電極面2aが設けられている。こ
の電極面2aは光源1の電源供給用のもので、電極面2
aを構成する金属膜としては導電性や耐食性を考慮して
Auの薄膜を用いることが好ましい。更にサブマウント
2は、光源1で発生する熱や光源1との取付等の問題か
ら、熱伝導性が高く、かつ、線膨張係数が光源1のそれ
(約6.5×10-6/℃)に近い材質が好ましい。具体
的には線膨張係数が3〜10×10-6/℃で、熱伝導率
が100w/mK以上である物質、例えばAlN,Si
C,T−cBN,Cu/W,Cu/Mo,Si等を、特
に高出力のレーザを用いる場合で熱伝導率を非常に大き
くしなければならないときにはダイアモンド等を用いる
ことが好ましい。光源1とサブマウント2の線膨張係数
が同じか近い数値となるようにした場合、光源1とサブ
マウント2の間の歪みの発生を抑制することができるの
で、光源1とサブマウント2との取付部分が外れたり、
光源1にクラックが入る等の不都合を防止することがで
きる。しかしながら本範囲を外れた場合には、光源1と
サブマウント2の間に大きな歪みが生じてしまい、光源
1とサブマウント2との取付部分が外れたり、光源1に
クラック等を生じる可能性が高くなる。またサブマウン
ト2の熱伝導率をできるだけ大きく取ることにより、光
源1で発生する熱を効率よく外部に逃がすことができ
る。しかしながら熱伝導率が本限定以下の場合には、光
源1で発生した熱が外部に逃げ難くなるため、光源1の
温度が上昇し、光源1の出力が低下したり、光源1の寿
命が短くなったり、最悪の場合には光源1が破壊されて
しまう等の不都合が発生しやすくなる。本実施例では比
較的安価で、これらの2つの特性のどちらにも非常に優
れたAlNを用いた。更にサブマウント2の上面には光
源1との接合性を良くするために、サブマウント2から
光源1に向かってTi,Pt,Auの順に薄膜を形成す
ることが好ましい。
【0063】3はブロックで、ブロック3は基本的には
直方体形状でその側面に大きな突起部3aを有してお
り、上面にはサブマウント2が取り付けられている。こ
のブロック3もまたサブマウント2と同様に、光源1で
発生する熱やサブマウント2との取付等の問題から、熱
伝導性が高く、かつ、線膨張係数がサブマウント2に近
い材質、例えばサブマウント2の材質例で示したもの以
外にMo,Cu,Fe,コバール,42アロイ等を用い
ることが好ましい。しかしながらこれらの特性値の要求
はサブマウント2に比べるとそれほど厳しくはないの
で、コストを重視して選択する方が好ましい。ここでは
AlNに比べて非常に安価で、これらの特性に比較的優
れたCu,Mo等の材料でブロック3を形成した。また
ブロック3とサブマウント2との接合には熱伝導率等を
考慮すると、やはりサブマウント2と光源1の場合と同
様に、多少高価ではあるがAu−Sn,Sn−Pb,I
n等の箔(厚さ数μm〜数十μm)を高温で圧着するこ
とが好ましい。
【0064】4は放熱板で、放熱板4は、光源1で発生
し、伝導によりサブマウント2,ブロック3を通って伝
わってきた熱を外部に放出する働きを有するとともに、
光ピックアップを形成する種々の部材が載置され、パッ
ケージングの基板となるものである。ブロック3はロウ
付け,クリーム半田付け等により放熱板4の上面に固定
される。放熱板4の材質としては、熱伝導性が高いC
u,Al,Fe等が考えられる。
【0065】なおここではサブマウント2とブロック3
とを別体で形成していたが、光源1の出力が高く、これ
らの部材により高い熱伝導性が要求される場合には、熱
伝導性を良くするためにこれらの部材を一体で形成する
ことが好ましい。この場合それらの材質は、AlN等の
熱伝導性が非常に高いものを用いることが好ましい。
【0066】またブロック3はサブマウント2よりも大
きくして、放熱板4との接触面積を大きく取ることが望
ましい。
【0067】また光源1には光軸に関して高い精度が要
求されるので、サブマウント2の上面は高い精度で水平
であることが好ましい。従ってサブマウント2,ブロッ
ク3及び放熱板4の取り付けについても細心の注意を払
うことが好ましい。
【0068】5は光ガイド部材で、光ガイド部材5は直
方体形状をしており、その内部には複数の斜面及びそれ
らの斜面上に形成された各種膜を有しており、光源から
射出された光を出射するとともに、戻ってきた光を所定
の位置に導く働きを有している。また光ガイド部材5は
その側面でブロック3の突起部3aに接着されている。
これに用いられる接合材には大きな接着強度,任意の瞬
間に固定できる作業性,硬化前と硬化後の体積の変化や
温度・湿度の変化による体積の変化が小さい即ち低収縮
率等の条件が要求され、これらを満たすことにより作業
性及び接合面の安定性等を向上させることができる。こ
の様な接合材としてここでは紫外線を照射することによ
り瞬時に硬化するUV接着剤を用いた。また吸湿硬化型
の瞬間接着剤を用いても良い。更に十分な取り付け強度
を持つようにするためにブロック3と光ガイド部材5の
間の接触面積(S)はS>1mm2とすることが好まし
い。
【0069】13は受光素子で、受光素子13は板形状
の半導体ウェハーに形成された各種の電気回路で構成さ
れており、光ガイド部材5の底面に取り付けられてい
る。受光素子13と光ガイド部材5との取り付けについ
ては、大きな接着強度,任意の瞬間に固定できる作業
性,硬化前と硬化後の体積の変化や温度・湿度による体
積の変化が小さい即ち低収縮率等の条件が要求され、こ
れらを満たすことにより、作業性、接合面の安定性が向
上する。この様な接合材としてここでは紫外線を照射す
ることにより瞬時に硬化するため特に作業性が良好なU
V接着剤を用いた。なお吸湿硬化型の瞬間接着剤を用い
ても良い。また受光素子13は光源1から出射され、光
ガイド部材5や記録媒体等で反射されて戻ってきた光信
号を受光する受光部を複数有している。この受光部で検
知された光信号は、その光量に応じて電気信号に変換さ
れる。この電気信号は変換当初は電流値の大きさであ
る。しかしながらこの電流は非常に微弱であり、かつノ
イズを拾いやすいというデメリットがある。このためこ
こでは受光素子13として、電流値を相関する電圧値に
変換して増幅する働きを持つI−Vアンプが形成されて
いるものを用いることが好ましい。ただし光の入射周波
数に対して出力電圧の応答が良好であることが要求され
る。更に受光素子13の表面には受光した情報を信号と
して取り出すためのAl等の薄膜で構成された複数の電
極13aが設けてある。
【0070】14はパッケージで、パッケージ14は、
放熱板4の上面に前述のブロック3や光ガイド部材5,
受光素子13等を囲むように設けられており、その内部
には受光素子13からの電気信号取り出しや光源1の電
源供給等に用いられるリードフレーム14aがモールド
されている。このパッケージ14の形状は中央部がくり
貫かれた直方体形状をしており、更にリードフレーム1
4aがモールドされている側のパッケージ14の内面に
はリードフレームの足14bを露出するように段差14
cが設けてある。なおパッケージ14の外周形状につい
ては円筒形等であっても構わない。そして受光素子13
からの電気信号を取り出すためにパッケージ14に設け
られた段差14cに露出しているリードフレームの足1
4bと受光素子13の表面に設けられている複数の電極
13aとをAuやAl等で形成されたワイヤ14dでワ
イヤボンディングにより接続している。また光源1の電
源供給のため、光源1の上面とパッケージ14に設けら
れた段差14cに露出しているリードフレームの足14
bとをワイヤ14dでボンディングし、更にサブマウン
ト2の上面に光源1の下面と電気的に接触するように設
けられている電極面2aとパッケージ14に設けられた
段差14cに露出しているリードフレームの足14bと
を同じくワイヤ14dでワイヤボンディングすることに
より接続している。パッケージ14の材質としては、低
吸水性や低アウトガス性などに優れていることが求めら
れるが、ここではICモールドとしては最も一般的なエ
ポキシ樹脂等の熱硬化性の樹脂を用いている。またリー
ドフレーム14aの材質としてはCu,42アロイ,F
e等の金属にAgやAu等をメッキしたものを用いるこ
とが多い。ここではCuにNiメッキをし、その上にA
uメッキを施したものを用いた。更にパッケージ14と
放熱板4との間の取り付けには、大きな接着強度,低い
吸水性,高い気密性(低いリーク特性)等の性質を有す
る接合材を用いる。これにより接合面,接合位置の安定
性を向上させ、光ピックアップのパッケージング内部へ
の不純物の混入を防止することができる。ここでは多少
接着に時間がかかるが、これらの特性に優れ、安価なエ
ポキシ系接着剤を用いた。
【0071】15はシェルで、シェル15もまたパッケ
ージ14と同様に直方体の中心部をくり貫いたような外
形をしており、その水平方向の断面はパッケージ14の
それとほぼ同一形状をしている。またその材質にはパッ
ケージング内部への不純物混入を防止する意味で、低吸
水性や低アウトガス性等の特性が求められる。ここでは
それらの特性に優れたポリプチレンテレフタレート(以
下PBTとする)を用いた。ただし、特に強度や寸法精
度等に優れた特性が要求される場合には、PBTよりも
高価ではあるがこれらの特性に優れたLCPを用いても
良い。そしてシェル15とパッケージ14との接着は、
前述のパッケージ14と放熱板4との取り付けと同様の
理由で、エポキシ系接着剤を用いた。なおこのシェル1
5を用いる代わりにパッケージ14の側壁部分の高さ
を、光ガイド部材5よりも高くなるようにして代替して
も良い。
【0072】16はカバー部材で、カバー部材16は光
ガイド部材5や受光素子13等にごみ,ほこり等が付着
するのを防止するもので、シェル15の上面にエポキシ
系の接着剤により取り付けられている。またカバー部材
16の材質としては、BK−7,FK−1,K−3等の
ガラスや、ウレタン,ポリカーボネート,アクリル等の
光透過率の高い樹脂等を用いることがことが好ましい。
なお光磁気信号の読み取りの場合には光透過率が高くて
も複屈折のある部材を用いることは好ましくない。更に
カバー部材16の上下両面には反射防止のために反射防
止膜16aを形成している。この反射防止膜16aはM
gF2等の材質で形成することが好ましい。ただしカバ
ー部材16の表面での反射があまり問題にならない場合
には、反射防止膜16aは設けなくとも良い。
【0073】このカバー部材16と光ガイド部材5との
位置関係は、両者を接触させる場合と両者の間に空間を
設ける場合とが考えられる。両者を接触させる場合、光
ガイド部材5はカバー部材16の底部にエポキシ系の接
着剤やUV接着剤等で取り付けられる。この時のカバー
部材16の厚さ(t1)を0.3≦t1≦3.0(m
m)とすることが好ましい。この理由は、下限について
はこれ以上薄くすると取り付けられている光ガイド部材
5等の重さや、接着剤が固まる際の張力等にカバー部材
16が耐えられず破損する恐れがあるためである。また
上限については、カバー部材16は空気に比べて屈折率
が大きいため光に収束作用が生まれ、光が広がらないの
で、結果としてカバー部材16とコリメータレンズ(無
限系光学系の場合)或いは対物レンズ(有限系光学系の
場合)との距離を長くせざるを得なくなってしまい、ピ
ックアップユニットの小型化に不利になるからである。
この様な構成を用いることにより光ピックアップのパッ
ケージングの高さをより低くでき、十分な取付強度を保
ちながらもピックアップユニットを小型化することがで
きる。
【0074】これに対して両者の間に空間を設ける場合
は、カバー部材16の厚さ(t2)を0.1≦t2≦
3.0(mm),カバー部材16と光ガイド部材5との
間の距離(d)を同じく0.1≦d≦3.0(mm)と
することが好ましい。この理由はt2の下限については
前例とは違って光ガイド部材5が取り付けられておら
ず、ただ振動等の外部要因にさえ耐えられればよいから
である。またdについては、小さければ小さい程良いの
だが、組立時の精度の誤差を0.1mm以下にできない
可能性があり、この場合組立時にカバー部材16が光ガ
イド部材5に接触し、破損してしまう恐れがある。この
様な構成を用いることにより光ガイド部材5と、光源
1,サブマウント2,ブロック3の間の取り付け相対位
置精度を向上させつつブロック3若しくはサブマウント
2を他の部材に熱的に接触させることが可能であり、こ
れにより光源1で発生する熱を外部に容易に放出するこ
とができる。
【0075】なお光ピックアップのパッケージングの内
部は光源1及び受光素子13の酸化防止等の観点から、
乾燥した酸化防止ガスとしてN2等のガスやAr,N
e,He等の不活性ガスを充填することが好ましい。そ
の場合、放熱板4と受光素子13との間に存在する隙間
17を小さな収縮率,低い吸水性,高い気密性(優れた
リーク特性)等の特性を有する接合材、例えばエポキシ
系のポッティング剤や半田等で埋める必要がある。これ
により内部の気密性を高めることができる。またこの場
合カバー部材16はパッケージング内部と外部とを隔絶
する働きも有することになる。
【0076】以上示してきた構成を用いることにより、
光源1で発生する熱を容易に外部に放出することがで
き、更にパッケージングの両端面に計2個所の開口部を
設けることにより、酸化防止ガスの封入を容易に行うこ
とができる。また光学系においては光源1,光ガイド部
材5及び受光素子13の相対的な位置関係を正しくかつ
強固に保持することができるので、それらの位置のずれ
による誤動作や余分な光学的収差等が発生しない。
【0077】次に以上の様に構成された光ピックアップ
パッケージの動作について、図面を参照しながら説明す
る。図6は本発明の一実施例における光ディスク装置に
用いられる光ピックアップの断面図、図7は本発明の一
実施例における光ディスク装置に用いられる光ピックア
ップの組立を示す斜視図である。
【0078】図6及び図7において放熱板4上にサブマ
ウント2を介して水平にマウントされた光源1から水平
に放出されたレーザ光は、平行な複数の斜面を有する光
ガイド部材5の面5fから光ガイド部材5に入射し、光
ガイド部材5の第二の斜面5bに形成されかつ入射する
光の拡散角に対して射出する光の拡散角を変換する(以
下NAを変換すると呼ぶ)機能を有する反射型の拡散角
変換ホログラム7に到達する。拡散角変換ホログラム7
によってNAを変換されかつ反射した光は第一の斜面5
aに形成された反射型の回折格子6によって0次回折光
(以下メインビームと呼ぶ)と±1次回折光(以下サイ
ドビームと呼ぶ)とに分けられる。回折格子6によって
発生するメインビーム及びサイドビームは第1の偏光選
択性のあるビームスプリッター膜9(以下単に第1偏光
ビームスプリッター膜と呼ぶ)に入射する。第1偏光ビ
ームスプリッター膜9に入射する光のうち第1偏光ビー
ムスプリッター膜9を透過する光は光源1からの射出光
のモニター光として利用される。また、第1偏光ビーム
スプリッター膜9を反射するメインビーム及びサイドビ
ームは、光ガイド部材5の面5eを透過、対物レンズ2
6に入射し、対物レンズ26の集光作用によって記録媒
体27の記録媒体面27aに結像される。この時、記録
媒体面27a上において2つのサイドビームの結像スポ
ット29a及び29cはメインビームの結像スポット2
9bを中心としてほぼ対称な位置に結像される。記録媒
体面27aに対してメインビーム及びサイドビームの結
像スポット29b及び29a、29cにより情報の記録
または再生信号及びトラッキング、フォーカシングいわ
ゆるサーボ信号の読みだしを行う。
【0079】拡散角変換ホログラム7は、光源1からの
射出光のうち拡散角変換ホログラム7へ入射することの
できる光束の拡散角に対して、拡散角変換ホログラム7
からの反射光の拡散角を自由に変換することができる。
また、拡散角変換ホログラム7によって拡散角をまった
く持たない平行光にも変換可能である。また、同じ拡散
角変換ホログラム7によって図6に示されるように光ガ
イド部材5射出後の光束が途中経路で積算された波面収
差が取り除かれた理想球面波30となる。したがって、
対物レンズ26への入射光は理想球面波30となり、対
物レンズ26による記録媒体27での結像スポットはほ
ぼ回折限界まで絞り込まれ理想的な大きさとなり、情報
の記録または再生を容易に行うとができる。
【0080】記録媒体27の情報記録面27aによって
反射されたメインビーム及びサイドビームの戻り光は対
物レンズ26、光ガイド部材5の第一の斜面5aを再び
通過し、再び光ガイド部材の第二の斜面5bに形成され
た第1偏光ビームスプリッター膜9に入射する。第1偏
光ビームスプリッター膜9は入射面に対して平行な振動
成分を有する光(以下単にP偏光成分と呼ぶ)に対して
ほぼ100%の透過率を有し、垂直な振動成分(以下単
にS偏光成分と呼ぶ)に対しては一定の反射率を有す
る。
【0081】記録媒体27からの戻り光のうち第1偏光
ビームスプリッター膜9から透過する光は光ガイド部材
5の第一の斜面5aに平行な第三の斜面5c上に形成さ
れた第2の偏光選択性のあるビームスプリッター膜11
(以下単に第2偏光ビームスプリッター膜と呼ぶ)に入
射する。第2偏光ビームスプリッター膜11は第1偏光
ビームスプリッター膜9と同様にP偏光成分に対してほ
ぼ100%の透過率を有し、S偏光成分に対しては一定
の反射率を有する。
【0082】ここで第2偏光ビームスプリッター膜11
に入射した光束の内、透過光117に関して説明する。
透過光117は第三の斜面5c上に積層された偏光面変
換基板31に入射する。
【0083】図8は本発明の一実施例における偏光面変
換基板の斜視図、図9は本発明の一実施例における光ピ
ックアップの受光部配置及び信号処理を示す図である。
偏光面変換基板31は第1のその他の斜面31a(以下
単に第1他斜面と呼ぶ)とその第1他斜面31aに平行
な第2のその他の斜面31b(以下単に第2他斜面と呼
ぶ)を有し、第1他斜面31aには反射膜126が、第
2他斜面31bには偏光分離膜12が夫々形成されてい
る。透過光117は第2他斜面31b上に形成された偏
光分離膜12に入射する。第2他斜面31bは透過光1
17の偏光面117aと入射面128とのなす角が略4
5°(2n+1)、(nは整数)になるように形成され
ている。その結果透過光117のP偏光成分117Pと
S偏光成分117Sは略1:1の強度比を有するように
なる。入射面128と平行な偏光成分を有するP偏光成
分117Pは偏光分離膜12によってほぼ100%透過
し、一方、入射面128に垂直な偏光成分を有するS偏
光成分117Sは第2他斜面31b上の偏光分離膜12
によって略100%反射し第1他斜面31a面上に入射
し、反射膜126によって反射させられ受光素子へ導か
れる。
【0084】次に図6中に示す第2偏光ビームスプリッ
ター膜11に入射した光束のうち反射光123に関して
説明する。反射光123は第二の斜面5b上の反射型の
ホログラムで形成された非点収差発生ホログラム10に
入射する。反射光123は非点収差発生ホログラム10
によって非点収差を発生しつつ反射され、その反射した
反射光123は反射膜124及び反射膜125を介して
受光素子13に導かれる。この時反射光123のメイン
ビームの戻り光は受光素子13上の受光センサー172
に、反射光123のサイドビームの戻り光は受光素子1
3上の受光センサー176及び177に到達する。な
お、本実施例では、反射光123が非点収差発生ホログ
ラム10を反射した後の光路を稼ぎ、反射光123のメ
インビーム及びサイドビームを十分に分離させ検出精度
を向上させるために反射膜124,125を用いたが、
非点収差発生ホログラム10と受光素子13間の距離が
十分で有れば、反射膜124,125で反射させずに直
接非点収差発生ホログラム10から受光素子13に落と
しても良い。
【0085】次に上述の様に構成された光ディスク装置
を用いた電子機器について説明する。
【0086】図10,図11はそれぞれ本発明の一実施
例における電子機器を示す平面図及びブロック図であ
る。図10,図11において500は電子機器本体で、
電子機器本体500内には図1に示す様な光ディスク装
置501が収納されている。この時、光ディスク装置5
01は電子機器本体500に固定されており、光ディス
クの交換を行う事によって様々なデータを読み込んだり
データを記録したりすることができる。
【0087】なお本実施例では光ディスク装置501を
電子機器本体に固定した状態において、光ディスクの交
換を容易に行えるようにしたが、光ディスクの交換を困
難にする(光ディスクを光ディスク装置501に固定す
る)事によって、記録密度を向上させることができ、一
枚の光ディスクに記録できるデータ量を多くすることが
出来る。
【0088】更に本実施例では、光ディスク装置501
を電子機器本体500に固定した場合について説明した
が、電子機器本体500に光ディスク装置501を着脱
自在としてもよい。
【0089】電子機器本体500内には各部を制御する
CPU507及び一時的にデータを保管するRAM50
8さらにはプログラムなどを保管しておくROM509
が設けられている。
【0090】502は出力装置で、出力装置502は電
子機器本体500から接続線503を介して送られてき
た信号に従って画像や音などを出力する。なお、本実施
例では電子機器本体500と出力装置502の間は接続
線503で接続したが、電子機器本体500と出力装置
502間の信号のやり取りを無線を用いて行っても良
い。また、出力装置502の具体例としては、ディスプ
レー等の表示装置やスピーカー等の音声出力装置,及び
レーザープリンタ等の画像形成装置などが挙げられる。
【0091】504は入力装置で、入力装置504は所
定のデータや信号などを接続線505を介して電子機器
本体500に入力する。なお、本実施例では、電子機器
本体500と入力装置504の間は接続線505で接続
したが、電子機器本体500と入力装置504間の信号
のやり取りを無線を用いて行っても良い。また、入力装
置504の具体例としては、キーボードや音声入力装置
等が挙げられる。
【0092】なお、本実施例では、電子機器本体500
と出力装置502及び入力装置504を個別の筐体に収
納したが、電子機器本体500と出力装置502を互い
に接合しても良い(例えば一つの筐体の中に電子機器本
体500と出力装置502を収納する)し、電子機器本
体500と入力装置504を互いに接合して(例えば一
つの筐体の中に電子機器本体500と入力装置504を
収納する)。更に電子機器本体500と入力装置504
と出力装置502の3部材を互いに接合しても良い(例
えば一つの筐体の中に電子機器本体500と出力装置5
02と入力装置504の3つを収納する)。
【0093】この様に本実施例では、電子機器本体50
0に小型の光ディスク装置501を設けた事によって、
電子機器本体500自体の小型化を行えるとともに、特
に出力装置502や入力装置504等を電子機器本体5
00と一体にする場合には、トータル的に装置全体の小
型化ができ、持ち運びが出来る程度に小さくすることが
出来る。
【0094】
【発明の効果】本発明は、対物レンズを搭載したレンズ
ホルダとレンズユニットの間に設けられたサスペンショ
ンを設け、レンズユニットのサスペンションが取り付け
られた部分に光ピックアップユニットを取り付けたこと
によって、レンズユニットのデッドスペースとなってい
た部分に光ピックアップパッケージを配置できるので、
装置を小型化でき、しかも光路を短くできるので、効率
よく光の通路を確保でき、記録特性などを向上させるこ
とができる。
【0095】更に入出力装置,制御装置及び本願の光デ
ィスク装置によって構成することによって、装置の小型
化を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光ディスク装置を示
す斜視図
【図2】本発明の一実施例における光ディスク装置を示
す断面図
【図3】本発明の一実施例における光ディスク装置に用
いられるレンズユニットの分解斜視図
【図4】本発明の一実施例における光ディスク装置に用
いられる光ピックアップパッケージングの構成を示す断
面図
【図5】本発明の一実施例における光ディスク装置に用
いられる光ピックアップパッケージングの構成を示す断
面図
【図6】本発明の一実施例における光ディスク装置に用
いられる光ピックアップの断面図
【図7】本発明の一実施例における光ディスク装置に用
いられる光ピックアップの組立を示す斜視図
【図8】本発明の一実施例における偏光面変換基板の斜
視図
【図9】本発明の一実施例における光ピックアップの受
光部配置及び信号処理を示す図
【図10】本発明の一実施例における電子機器を示す平
面図
【図11】本発明の一実施例における電子機器を示すブ
ロック図
【図12】従来の光ディスク装置を示す斜視図
【符号の説明】
1 光源 5 光ガイド部材 13 受光素子 14 パッケージ 200 フレーム 202,203 ガイドシャフト 204 キャリッジベース 205 立上げミラー 210 スピンドルモータ 212 レンズユニット 214,215,216,217 磁石 218 レンズホルダ 219 対物レンズ 220 フォーカスコイル 221,222,223,224 トラッキングコイル 229,230,231,232 サスペンション 234 ゲルポケット 237,238 減衰材 240 中継基板 242 光ピックアップパッケージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−217188(JP,A) 特開 平5−334690(JP,A) 特開 平6−302044(JP,A) 実開 昭63−47417(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体を回転駆動する第1の駆動手段と、
    キャリッジベースと、前記キャリッジベースを移動させ
    る第2の駆動手段と、前記キャリッジベースをガイドす
    るガイド部材と、前記キャリッジベースに設けられた立
    上げミラーと、前記キャリッジベースに保持されたレン
    ズユニットと、前記レンズユニットに移動可能に設けら
    れたレンズホルダと、前記レンズホルダに設けられた対
    物レンズと、前記レンズホルダに取り付けられたトラッ
    キングコイルと、前記レンズホルダに取り付けられたフ
    ォーカスコイルと、前記フォーカスコイル及びトラッキ
    ングコイルに対向するように前記レンズユニットに保持
    されたマグネットと、前記レンズユニットと前記レンズ
    ホルダ間に設けられ前記レンズユニットを弾性保持する
    サスペンションと、前記レンズユニットのサスペンショ
    ンを取り付けた側の端部に設けられた中継基板と、前記
    レンズユニットのサスペンションを取り付けた側の端部
    に設けられ、光源,光学部材,受光素子を収納した光ピ
    ックアップパッケージとを備え、前記光ピックアップパ
    ッケージから射出された光は前記立上げミラーで反射さ
    れて前記対物レンズを介して外部に送出されるとともに
    前記外部からの光は前記対物レンズを介して前記立上げ
    ミラーで反射されて前記光ピックアップパッケージに導
    かれる事を特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記サスペンションを導電性材料で構成
    するとともに、前記サスペンションと前記中継基板
    電気的に接続し、更に前記トラッキングコイルと前記サ
    スペンションを接合し、加えて前記フォーカスコイルと
    前記サスペンションを接合することによって、前記サス
    ペンションを介して前記フォーカスコイル及び前記トラ
    ッキングコイルに電流を流すことを特徴とする請求項1
    記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記中継基板及び前記レンズユニットそ
    れぞれに貫通孔を設け、前記貫通孔に前記光ピックアッ
    プパッケージを収納した事を特徴とする請求項1記載の
    光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記中継基板から前記光ピックアップパ
    ッケージに電力が供給されることを特徴とする請求項1
    記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 減衰材を埋め込んだゲルポケットを設
    け、前記サスペンションの一部を前記減衰材に挿入した
    事を特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の駆動手段と前記ガイド部材及
    前記第2の駆動手段をそれぞれ同一のフレームに取り
    付けた事を特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記光ピックアップパッケージとして、
    光源と、前記光源の光射出方向に対して傾斜した傾斜面
    を複数有するとともに前記傾斜面に複数の光学素子を設
    けた光学部材と、受光素子と、前記光源,前記光学部材
    及び前記受光素子を収納するパッケージとを備え、前記
    光源からの光を前記光学部材中の複数の傾斜面で反射さ
    せて前記パッケージ外に導くとともに外部から入射した
    光を前記光学部材中の複数の傾斜面及び前記光学素子に
    よって前記受光素子に導くものを用いた事を特徴とする
    請求項1〜6いずれか1記載の光ディスク装置。
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