JP3166462U

JP3166462U - 広告媒体

Info

Publication number: JP3166462U
Application number: JP2010008355U
Authority: JP
Inventors: 健一竹部
Original assignee: 有限会社ノーブルクリエーション
Priority date: 2010-12-22
Filing date: 2010-12-22
Publication date: 2011-03-03
Anticipated expiration: 2020-12-22

Abstract

【課題】クリアーホルダー類を使用するという簡易な構成で、誰でもが分かり易く、すぐに捨てられずに長い使用が期待され、有効な広告を行える広告媒体を提供することを目的とする。【解決手段】クリアーホルダー１の表面１ａに、所定の商店街の地図８を記載し、この地図８に広告する飲食店の位置表示部８０・・を記載し、前記地図８の周囲に前記飲食店の広告の内容を掲載した広告表示部１１・・を記載し、前記位置表示部８０・・とそれに対応する広告表示部１１・・とを連結線９０・・で結んで表示した広告媒体。【選択図】図１

Description

本考案は、クリアーホルダーやクリアーファイル等を用いた広告媒体に関するものである。

従来より、例えば特許文献１に記載の考案のように、受取りを拒否されがちな広告等のチラシ類を喜んで受取ってもらえるようにする広告等のシート材を収納した収納容器が提案されていた。

登録実用新案第３１１６１６５号公報

前記特許文献１記載の考案は、折り畳み可能なシート材と、前記シート材を収納する収納容器とを備え、前記シート材の少なくとも一部分を前記収納容器の内面に固定し、シート材を折畳みの状態で前記収納容器内に収納した収納容器である。
この収納容器により広告印刷された布、不織布、プラスチックフィルム等は、単なる紙等の場合と違って受取り手によって持ち帰ったり、保存されることが多くなり、広告の効果が高まるというものである。

しかしながら、上記考案によれば、折り畳み可能なシート材と、その収納容器を備えるため構成が複雑になり、かつシート材を折畳みの状態で前記収納容器内に収納するため使用方法が煩雑であるという問題点があった。

本考案は上記問題点を解決するもので、クリアーホルダー類を使用するという簡易な構成で、広告が分かり易く、すぐに捨てられることなく長い使用が期待され、有効な広告を行える広告媒体を提供することを目的とする。

本考案の要旨とするところは、クリアーホルダー類の表面に、一定地域の地図を記載し、この地図に広告対象物の位置表示部を記載し、前記地図の周囲に前記広告対象物の情報と広告を掲載した広告表示部を記載し、前記位置表示部とそれに対応する広告表示部とを関連づけて表示した広告媒体である。

また、本考案の要旨とするところは、クリアーホルダー類の表面に、所定の商店街の地図を記載し、この地図に広告する飲食店の位置表示部を記載し、前記地図の周囲に前記飲食店の情報と広告を掲載した広告表示部を記載し、前記位置表示部とそれに対応する広告表示部とを連結線で連結した広告媒体である。

請求項１記載の考案は、次の効果がある。
表面に広告を記載したクリアーホルダー類を喜んで受取ってもらえる。さらにこのクリアーホルダー類は、従来の広告用紙等と異なり、捨てられることはなく持ち帰って保存され、書類の持ち運びやホルダーやファイルに利用されることが多くなり、広告の効果が高まる。
使用に際しては、通常のクリアーホルダーあるいはクリアーファイルとして書類を挟むだけで使用でき、書類を挟んだ状態でも表面の広告を見ることができるため、広告の効果が持続する。

請求項２記載の考案は、前記請求項１の効果に加えて、前記請求項１における地図を所定の商店街とし、広告対象物を飲食店とし、地図上の位置表示部と飲食店を矢印などの連結線で結ぶことで、当該商店街の飲食店の所在地やサービス内容などの効率的な広告を行うことができる。
そのため、商店街の振興手段としてあるいは町おこしの手段として、少ない経費で大きな効果を得られるのである。

本考案の実施形態１の平面図本考案の実施形態１の地図の拡大平面図本考案の実施形態１の広告表示部の拡大図本考案の実施形態１の使用態様の説明図

以下図面に基づきその詳細を説明する。
図１乃至図４は、本考案の実施形態１を表わすものである。

本実施形態においてクリアーホルダー類とは、プラスチックあるいはビニール等のシートを２枚重ねて周囲の一部を綴じ合わせ、開口部からシートの間に書類を挟んで使用するもので、クリアーホルダーやクリアーファイルを指すものである。通常、シートは透明であるが、色彩、模様を施しても良い。

図１に示すように、クリアーホルダー１は、表面シート１ａと裏面シート１ｂの２枚のシートからなり、前記表面シート１ａの中央に地図８を記載し、この地図８の周囲に１０個の広告表示部１１、１５、２１、２５、３１、３５、４１、４５、５１、５５を記載する。

前記地図８は、図２に示すように特定された「〇〇〇商店街」の地図であり、上方に北の方角を記載し、その他、駅、銀行等の主要な建物を記載すると共に、広告対象物である飲食店の位置表示部８０、８１、８２、８３、８４、８５、８６、８７、８８、８９を記載し、この位置表示部８０〜８９と、それに対応する前記広告表示部１１〜５５とを、それぞれ連結線９０、９１、９２、９３、９４、９５、９６、９７、９８、９９で結んである。

前記広告表示部１１〜５５は、それぞれ前記位置表示部８０〜８９に示された各飲食店の情報と広告内容をそれぞれ表示している。

このうちの広告表示部１１について図３に基づいて説明する。
広告表示部１１は、当該飲食店「甲庵本店」で提供する代表的な商品である「天丼」の広告写真を載せた商品サンプル欄１２と、その商品名「天丼」を記載した商品名欄１３及び、店舗名称の「甲庵本店」、住所の「〇〇町１番地」、電話番号の「０４７−１２３−４５６７」を記載した住所欄１４からなる。

以下同様に、広告表示部１５は、商品サンプル欄１６に「いくら丼」の広告写真を載せ、商品名欄１７に「いくら丼」と記載し、住所欄１８に店舗名称である「乙食堂」と、住所と電話番号（前記広告表示部１１と同様の体裁のため詳細は省略する）を記載してある。

広告表示部２１は、商品サンプル欄２２に「ラーメン」の広告写真を載せ、商品名欄２３に「ラーメン」と記載し、住所欄２４に店舗の名称である「丙飯店」と、住所と電話番号（詳細は省略）を記載してある。

広告表示部２５は、商品サンプル欄２６に「ピザ」の広告写真を載せ、商品名欄２７に「ピザ」と記載し、住所欄２８に店舗名称である「ＡＢＣ店」と、住所と電話番号（詳細は省略）を記載してある。

広告表示部３１は、商品サンプル欄３２に「かつ丼」の広告写真を載せ、商品名欄３３に「かつ丼」と記載し、住所欄３４に店舗の名称である「いろは屋」と、住所と電話番号（詳細は省略）を記載してある。

広告表示部３５は、商品サンプル欄３６に「ハンバーグ」の広告写真を載せ、商品名欄３７に「ハンバーグ」と記載し、住所欄３８に店舗名称である「ＤＥＦ店」と、住所と電話番号（詳細は省略）を記載してある。

広告表示部４１は、商品サンプル欄４２に「寿司」の広告写真を載せ、商品名欄４３に「寿司」と記載し、住所欄４４に店舗の名称である「にほへ寿司」と、住所と電話番号（詳細は省略）を記載してある。

広告表示部４５は、商品サンプル欄４６に「コーヒー」の広告写真を載せ、商品名欄４７に「コーヒー」と記載し、住所欄４８に店舗名称である「ＧＨＩカフェ」と、住所と電話番号（詳細は省略）を記載してある。

広告表示部５１は、商品サンプル欄５２に「オムライス」の広告写真を載せ、商品名欄５３に「オムライス」と記載し、住所欄５４に店舗の名称である「ＪＫＬチェーン」と、住所と電話番号（詳細は省略）を記載してある。

広告表示部５５は、商品サンプル欄５６に「かきそば」の広告写真を載せ、商品名欄５７に「かきそば」と記載し、住所欄５８に店舗名称である「とちり庵」と、住所と電話番号（詳細は省略）を記載してある。

次に上記のように構成した実施形態１の作用を説明する。
クリアーホルダー１は、人々に直接手渡しで配布できるが、その他にポスティングによる配布もでき、あるいは新聞に折り込んで配布することもできる。
クリアーホルダー１を受け取った者は、その表面シート１ａに記載された広告表示部１１〜５５を見て、行きたい飲食店を決め、地図８を参考にしてその店に行って飲食をする。
使用後は、捨てることなく通常のクリアーホルダーとして使用できる。
また、クリアーホルダーとして使用する場合は、図４のように書類２を表面シート１ａと裏面シート１ｂの間に挿入して収納して使用する。

前記実施形態１によれば次の効果がある。
広告物が、表面に広告を記載したクリアーホルダー１であるため受け取る人は喜んで受け取り、すぐに捨てることはない。
表面シート１ａに記載された広告表示部１１〜５５によって、店舗の電話番号などの情報と提供する食品等の内容が明確かつ正確に分かる。そして店舗の位置は地図８上の位置表示部８０〜８９と連結線９０〜９９によって容易に分かり迷うことなく行くことができるので、当該飲食店の効率的な広告を行うことができる。
また、クリアーホルダー１は、広告媒体として利用された後も捨てられことなく持ち帰って保存され、あるいは書類の持ち運びやファイルに利用されることが多くなり、書類を挟みながら商談の最中にも表面シート１ａの広告を見ることができるので広告の効果が高まる。

前記実施形態は一例であって、記載した地図８と広告表示部１１〜５５の位置あるいは個数、内容は、本実施形態に限定されず任意の内容、位置、個数を選択できる。
例えば、表示する地域は商店街に限らず名所旧跡であっても良く、店舗名も飲食店に限らず、お土産や記念館等でもよい。
また、クリアーホルダーに限らず、クリアーファイルにも適応できる。

１クリアーホルダー
１ａクリアーホルダーの表面シート
１ｂクリアーホルダーの裏面シート
２書類
８地図
１１広告表示部
１２商品サンプル欄
１３商品名欄
１４住所欄
８０位置表示部
９０連結線

Claims

クリアーホルダー類の表面に、一定地域の地図を記載し、この地図に広告対象物の位置表示部を記載し、前記地図の周囲に前記広告対象物の情報と広告を掲載した広告表示部を記載し、前記位置表示部とそれに対応する広告表示部とを関連づけて表示した広告媒体。
クリアーホルダー類の表面に、所定の商店街の地図を記載し、この地図に広告する飲食店の位置表示部を記載し、前記地図の周囲に前記飲食店の情報と広告を掲載した広告表示部を記載し、前記位置表示部とそれに対応する広告表示部とを連結線で連結した広告媒体。