JP3166443U - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3166443U
JP3166443U JP2010008334U JP2010008334U JP3166443U JP 3166443 U JP3166443 U JP 3166443U JP 2010008334 U JP2010008334 U JP 2010008334U JP 2010008334 U JP2010008334 U JP 2010008334U JP 3166443 U JP3166443 U JP 3166443U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
image forming
forming apparatus
detection
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010008334U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 市川
弘 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010008334U priority Critical patent/JP3166443U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3166443U publication Critical patent/JP3166443U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

【課題】 被記録媒体,原稿,または画像形成装置を構成する部材を、当接部の揺動によって検出する画像形成装置において、一般的な検出素子を用いた場合にもその検出精度を良好に向上可能とすること。【解決手段】 シュートカバー61には、手差しトレイを介して挿入された用紙に当接する当接部81を備えたアクチュエータ80が、軸84を中心に揺動可能設けられている。軸84の一端84Aは長穴63を介してシュートカバー61に回動自在に支持されるが、軸84の他端84Bは、検出基板90に穿設された軸受け穴90Aに回動自在に支持される。このため、アクチュエータ80に一体成形された遮光板82Aと検出基板90に設けられたフォトインタラプタ91との位置誤差が減少し、検出精度を向上させることができる。【選択図】図4

Description

本考案は、被記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関し、詳しくは、上記被記録媒体,上記画像の原稿,または上記画像形成装置を構成する部材を検出する手段を備えた画像形成装置に関する。
従来より、被記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、上記被記録媒体,上記画像の原稿,または上記画像形成装置を構成する部材に当接したとき、1本の軸を中心に揺動する当接部と、その当接部と一体に揺動する被検出部を検出する検出素子と、を設けることが提案されている。この場合、例えば被記録媒体としての用紙等が上記当接部に当接して、その当接部と一体に被検出部が揺動すると、そのことを検出素子によって検出して各種制御に応用することが可能となる。また、この種の画像形成装置では、被記録媒体に当接して揺動する当接部の軸を検出素子としてのペーパエンドセンサに取り付けることも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−225187号公報
ところが、上記特許文献に記載のような構成を採用するためには、検出素子として、ペーパエンドセンサ自身が軸受け部を備えるように特注によって製造したペーパエンドセンサを使用する必要がある。プリント印刷基板等に固定される一般的な検出素子により当接部の揺動を検出する場合、上記軸を支持するベース部品に対する検出素子の位置決め誤差や、そのベース部品に対する上記軸の位置決め誤差が反映されるため、上記当接部の揺動状態に関する検出精度が落ちてしまう。すると、当接部の揺動角が大きくなるように設計する必要が生じるなど、設計上の各種制約が発生する。
そこで、本考案は、被記録媒体,原稿,または画像形成装置を構成する部材を、当接部の揺動によって検出する画像形成装置において、一般的な検出素子を用いた場合にもその検出精度を良好に向上可能とすることを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本考案は、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段を、備えた画像形成装置であって、上記被記録媒体,上記画像の原稿,または上記画像形成装置を構成する部材に当接したとき、1本の軸を中心に揺動する当接部と、該当接部と一体に揺動する被検出部を検出する検出素子と、上記軸を支持するベース部品と、該ベース部品に固定されると共に、上記軸が貫通することによって上記軸に対して位置決めされ、上記検出素子が固定された検出基板と、を備えたことを特徴としている。
このように構成された本考案の画像形成装置では、画像形成手段によって被記録媒体に画像を形成することができる。また、上記被記録媒体,上記画像の原稿,または上記画像形成装置を構成する部材に当接部が当接したとき、その当接部は、1本の軸を中心にして被検出部と一体に揺動する。そして、このように揺動する被検出部は検出素子によって検出され、上記被記録媒体,上記原稿,または上記部材が上記当接部に当接したことを検知することができる。
また、本考案では、上記検出素子が固定された検出基板は、上記軸を支持するベース部品に固定されると共に、上記軸が貫通することによって上記軸に対して位置決めされる。
すなわち、本考案では、当接部及び被検出部の軸が検出基板を貫通することにより、その検出基板が上記軸に対して直接位置決めされるので、一般的な検出素子を用いた場合にも誤差要因を減らして検出精度を向上させることができる。
なお、本考案は以下の構成になんら限定されるものではないが、上記軸の一端は上記ベース部品に回動自在に支持され、上記軸の他端は上記検出基板に回動自在に支持されてもよい。この場合、上記軸の他端が上記検出基板に直接支持されるので、構成を簡略化することができる。
また、上記軸は上記検出基板を回動自在に貫通し、上記軸の両端は上記ベース部品に回動自在に支持されてもよい。この場合、上記軸の両端が上記ベース部品に支持されるので、上記当接部及び上記被検出部の揺動の円滑さを安定して確保することができる。
また、上記軸の両端は上記ベース部品に回動自在に支持され、その一方を支持すべく上記ベース部品に形成された軸受け穴には、上記検出基板に形成された穴に嵌合するボスが同心円状に一体形成されてもよい。この場合、上記軸の両端が上記ベース部品に支持されるので、前述のように上記当接部及び上記被検出部の揺動の円滑さを安定して確保することができ、一方の軸受け穴と一体成形されたボスによって上記検出基板が支持されるので、構成も簡略化することができる。
更に、上記各考案において、上記検出素子は、発光部と受光部とを有し、その発光部から受光部に到る光路が上記被検出部によって遮断されるフォトインタラプタであってもよい。検出素子としては、この他にもホール素子等各種検出素子が使用できるが、発光部から受光部に到る光路が遮断されたか否かを検出する光センサとしてのフォトインタラプタを上記検出素子として用いた場合、被検出部は光を遮ることができさえすればよく、ホール素子等を用いる場合に比べて被検出部の構成を簡略化することができる。
本考案が適用された画像形成装置の概略構成を表す側断面図である。 その画像形成装置のフロントシュート部の外観を表す斜視図である。 そのフロントシュート部の構成を表す分解斜視図である。 そのフロントシュート部の構成を表す拡大斜視図である。 そのフロントシュート部の構成及び動作を表す側断面図である。 そのフロントシュート部の構成を表す側断面図である。 そのフロントシュート部及び板金シュートの外観を表す斜視図である。 そのフロントシュート部の構成を表す横断面図である。 そのフロントシュート部の変形例の構成を表す分解斜視図である。 そのフロントシュート部の構成を表す要部断面図である。 そのフロントシュート部の他の形態の構成を表す分解斜視図である。 そのフロントシュート部の構成を表す拡大斜視図である。 そのフロントシュート部の構成を表す要部断面図である。 そのフロントシュート部の変形例の構成を表す分解斜視図である。 そのフロントシュート部の構成を表す要部断面図である。 そのフロントシュート部の更に他の形態の構成を表す分解斜視図である。 そのフロントシュート部の構成を表す拡大斜視図である。 そのフロントシュート部の構成を表す要部断面図である。 軸の一端を支持する構成の他の形態を示す説明図である。
次に、本考案の実施の形態を図面と共に説明する。図1は、本考案が適用された画像形成装置1の概略構成を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における左側を前方とし、図1における手前側を右とする。
(画像形成装置の全体構成)
この画像形成装置1は、直接転写タンデム方式のカラープリンタであって、図1に示すように、略箱型の筐体2を備えている。筐体2の前面には、前面カバー3が設けられている。また、筐体2の上面には、画像形成後の被記録媒体としての用紙4が積載される排紙トレイ5Aが形成され、その排紙トレイ5Aが一体に設けられて画像形成装置1を上方から覆うトップカバー5は、画像形成装置1の後方上端を中心に開閉可能に設けられている。このトップカバー5を開放することにより、後述のベルトユニット20を筐体2の内部から上方へ引き出すことが可能となる。
筐体2の下部には、画像を形成するための用紙4が収容される給紙トレイ7が前方へ引き出し可能に装着されている。給紙トレイ7内には、用紙4を積載して支持し、その用紙4の前端側を持ち上げるように傾動可能な圧板9が設けられている。また、給紙トレイ7の前端上方位置には、用紙4を搬送する給紙ローラ11が設けられ、その給紙ローラ11による搬送方向下流側には、給紙ローラ11にて搬送される用紙4を1枚毎に分離する分離ローラ12と分離パッド13とが設けられている。
給紙トレイ7の最上位の用紙4は、分離ローラ12によって1枚毎に分離された後、更に、紙粉取りローラ14と対向ローラ15とに挟まれて搬送され、後述の板金シュート70に案内されて一対のレジストローラ16,17の間へ送られる。レジストローラ16,17は、その用紙4を所定のタイミングで、後方のベルトユニット20上へ送り出す。
また、前面カバー3の一部は、図1に示すように手差しトレイ18として開放可能に構成されている。使用者によってこの手差しトレイ18を介して直接挿入された用紙4は、フロントシュート部60の手差し側シュート面62と前面カバー3の対向面3Aとの間を通って、レジストローラ16,17の間へ挿入される。このように手差しトレイ18を介して挿入された用紙4も、レジストローラ16、17によって同様にベルトユニット20上へ送り出される。
なお、手差し側シュート面62と前面カバー3の対向面3Aとの、用紙4の厚さ方向の間隔は、図1に示すようにレジストローラ16,17に向かって徐々に狭くなっており、その部分にアクチュエータ80(図3参照)の当接部81が突出している。レジストローラ16,17は、手差しトレイ18を介して挿入された用紙4によってこの当接部81が倒されたときに用紙4を搬送すべく駆動制御がなされるが、この当接部81を含むフロントシュート部60の構成については後に詳述する。
ベルトユニット20は、筐体2に対して着脱可能とされており、前後に離間して配置されたベルト駆動ローラ21,テンションローラ22の間に水平に架設される搬送ベルト23を備えている。搬送ベルト23は、ポリカーボネート等の樹脂材からなる無端状のベルトであり、後側のベルト駆動ローラ21が回転駆動されることにより図1の時計方向に循環移動して、その上面に載せた用紙4を後方へ搬送する。
(画像形成部の構成)
搬送ベルト23の内側には、後述する画像形成ユニット30が有する各感光体ドラム31と対向配置される4つの転写ローラ24が前後方向に一定間隔で並んで設けられ、各感光体ドラム31と対応する転写ローラ24との間に搬送ベルト23を挟んだ状態となっている。後述のトナー像の転写時には、この転写ローラ24と感光体ドラム31との間に転写バイアスが印加され、所定量の転写電流が通電される。
画像形成ユニット30は、LEDユニット40と対をなしてブラック,シアン,マゼンタ,イエローの各色に対応して4機ずつ設けられていると共に、それら画像形成ユニット30,LEDユニット40は、用紙の搬送方向に沿って直列に設けられている。なお、各色に対応する画像形成ユニット30,LEDユニット40,並びにベルトユニット20が画像形成手段の一例に相当する。
各画像形成ユニット30は、感光体ドラム31、スコロトロン型帯電器32、及び、現像カートリッジ34等を備えて構成されている。感光体ドラム31は、接地された金属製のドラム本体を備え、その表層を正帯電性の感光層で被覆することにより構成されている。スコロトロン型帯電器32は、感光体ドラム31の後側斜め上方において、感光体ドラム31と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体ドラム31と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器32は、コロナ放電を発生させることにより感光体ドラム31の表面を一様に正極性に帯電させる。
現像カートリッジ34は、略箱形をなし、その内部には、上部にトナー収容室35が設けられ、その下側に供給ローラ36、現像ローラ37、及び、層厚規制ブレード38が設けられている。各現像カートリッジ34のトナー収容室35には、現像剤として、ブラック、シアン、マゼンタ、またはイエローの各色の正帯電性非磁性1成分トナーがそれぞれ収容されている。
トナー収容室35から放出されたトナーは、供給ローラ36の回転により現像ローラ37に供給され、供給ローラ36と現像ローラ37との間で正に摩擦帯電される。更に、現像ローラ37上に供給されたトナーは、現像ローラ37の回転に伴って、層厚規制ブレード38と現像ローラ37との間に進入し、ここで更に十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ37上に担持される。
感光体ドラム31の表面は、その回転時、先ずスコロトロン型帯電器32により一様に正帯電される。その後、LEDユニット40の下端に用紙幅方向(左右方向)に一列に配設されたLED(図示省略)により露光されて、用紙4に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ37の回転により、現像ローラ37上に担持され正帯電されているトナーが、感光体ドラム31に対向して接触するときに、感光体ドラム31の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム31の表面には、露光部分にのみトナーが付着したトナー像が担持される。
その後、各感光体ドラム31の表面上に担持されたトナー像は、搬送ベルト23によって搬送される用紙4が感光体ドラム31と転写ローラ24との間を通る際に、上記転写電流によって、用紙4に順次転写される。こうして各色のトナー像が重ねて転写された用紙4は、次いで定着器50に搬送される。
定着器50は、筐体2内における搬送ベルト23の後方に配置されている。この定着器50は、ハロゲンランプ等の熱源を備えて回転駆動される加熱ローラ51と、加熱ローラ51の下方において、加熱ローラ51を押圧するように対向配置され従動回転される加圧ローラ52とを備えている。この定着器50では、各色のトナー像が転写された用紙4を、加熱ローラ51と加圧ローラ52とによって狭持搬送しながら加熱することにより、トナー像を用紙4に定着させる。そして、トナー像が定着された用紙4は、定着器50の斜め後上方に配置された搬送ローラ53により更に搬送され、筐体2の上部に設けられた排紙ローラ54により、前述の排紙トレイ5A上に排出される。
(フロントシュート部の構成)
次に、上記フロントシュート部60の構成について説明する。図2(A)は、フロントシュート部60の外観を前方斜め上方から表す斜視図であり、図2(B)は、そのフロントシュート部60の外観を後方から表す斜視図である。図2(A),(B)に示すように、フロントシュート部60は、ベース部品の一例としてのシュートカバー61の後面に、大部分が用紙4の搬送経路に沿って滑らかに湾曲した金属板からなる板金シュート70を、ビス71にて固定して構成されている。また、シュートカバー61の上面に形成された手差し側シュート面62には、用紙幅方向(左右方向)中央に、前後方向に長い矩形の穴部62Aが穿設され、その穴部62Aから前述の当接部81が揺動可能に突出している。
図3は、フロントシュート部60の構成を表す分解斜視図である。また、図4(A)は、シュートカバー61の内部の中央近傍を拡大して表す斜視図であり、図4(B)は、アクチュエータ80と検出基板90とが装着されたシュートカバー61の内部の中央近傍を拡大して表す斜視図である。
図3に示すように、シュートカバー61は後方に開口した箱状に構成され、その内側にアクチュエータ80と検出基板90とが装着される。アクチュエータ80は、前述の当接部81と、被検出部の一例としての遮光板82Aが先端に形成されたアーム82と、アクチュエータ位置決め腕83とが1本の軸84の周囲に一体成形された構造を有している。
また、検出基板90は、周知のプリント配線基板を用いて構成され、検出素子の一例としてのフォトインタラプタ91が装着されている。
そして、これらの構成に対応して、シュートカバー61の内面には、軸84の一端84Aを支持する長穴63と、アクチュエータ位置決め腕83を受け入れる位置決め腕受け入れ部64と、検出基板90が装着される基板装着部65とが設けられている。
図4(A),(B)に示すように、長穴63は、軸84の一端84Aの挿入を容易にするために前後方向に長尺に構成されているが、一端84Aの挿入後には、軸84が位置決め腕受け入れ部64の切欠部64Aに支持されることによって、一端84Aは長穴63の前端に回動自在に支持される。
なお、軸84の一端84Aを長穴63の前端に回動自在に支持する構成としては、これに限定されることなく、たとえば、図19(A),(B)に示すように、シュートカバー61の長穴63に隣接して設けられた軸支持リブ300の前端を、軸84に対向させるようにしてもよい。これによれば、切欠部64Aよりも長穴63に近い位置で、軸84の一端84Aを安定してしっかりと支持できる効果がある。
位置決め腕受け入れ部64は、軸84から矩形板状に突出したアクチュエータ位置決め腕83を受け入れるように、背面視が上に開いたコの字形に形成されており、軸84と重なる部分には円筒面状の切欠部64Aが形成されている。この位置決め腕受け入れ部64にアクチュエータ位置決め腕83が嵌合することにより、アクチュエータ80の左右方向の位置が決定される。
軸84の他端84Bは、検出基板90に穿設された軸受け穴90Aに挿入されて回動自在に支持される。なお、他端84Bは、軸受け穴90Aに挿入される部分が軸84の他の部分よりも小径に構成されている。また、遮光板82Aは、アーム82の先端をL字状に直角に屈曲させて構成され、その遮光板82Aが、検出基板90に装着されたフォトインタラプタ91の発光部91Aと受光部91Bとの間に侵入可能となる。更に、軸84には、捻りコイルバネ85が外嵌されている。この捻りコイルバネ85は、一端85Aが当接部81に係合し、他端85Bがシュートカバー61に設けられたバネ受け部66に係合することにより、当接部81を図4(B)に示す位置に付勢している。
すなわち、図4(B)及びそのA−A線断面図としての図5(A)に示すように、通常は、当接部81は捻りコイルバネ85の付勢力によって穴部62Aの前端に当接しており、このとき、遮光板82Aは発光部91Aから受光部91Bに到る光路を遮る。そして、手差しトレイ18を介して用紙4が挿入され、当接部81が図5(B)に例示するように揺動すると、発光部91Aからの光が受光部91Bに検出される。画像形成装置1では、この受光部91Bの検出結果に基づいて、図示省略した制御系によりレジストローラ16,17等に対する周知の駆動制御が実行される。
次に、基板装着部65の構成について更に詳細に説明する。図6は、図4(B)のB−B線でフロントシュート部60を破断した断面図である。なお、図6では、便宜上、アクチュエータ位置決め腕83と位置決め腕受け入れ部64とを図示省略している。この図6及び前述の図4(A)に示すように、基板装着部65は、シュートカバー61の内側に鉛直に立てて装着される検出基板90の下端と上端とを挟み込む基板固定スリット65Aと基板固定スリット65Bとを備えている。また、下側の基板固定スリット65Aには、その基板固定スリット65Aから検出基板90が抜け出すのを防止する基板固定フック65Cが一体に形成され、シュートカバー61の下側端面にはその基板固定フック65Cが撓むのを許容する抜き穴65Dが穿設されている。更に、シュートカバー61の前側端面内側には、水平方向に扁平な基板保持リブ65Eと、図6に示す基板突き当て部65Fとが突設されている。
このように構成された基板装着部65では、基板固定スリット65A,65Bで検出基板90を挟むことでその検出基板90を左右方向に位置決めすることができる。また、図6に示すように、検出基板90の前側端縁下方寄りに形成された凹部90Bを基板保持リブ65Eに係合させ、検出基板90の前側端縁下端に形成された切欠部90Cを基板固定スリット65Aの付け根部上端面に係合させることで、検出基板90を上下方向に位置決めすることができる。更に、検出基板90の前側端縁を基板突き当て部65Fに突き当てることで検出基板90の回転を規制し、検出基板90の下端を基板固定スリット65Aの付け根部と基板固定フック65Cとで挟むことで検出基板90を前後方向に位置決めすることができる。
また、この基板固定フック65Cに使用者が触れるなどして外力が加わった場合に基板固定フック65Cが撓んで検出基板90がシュートカバー61から外れるのを防止するため、板金シュート70の下端には次のような折り曲げ部72がプレス成形されている。
図7(A)は、フロントシュート部60の外観を後方斜め下方から表す斜視図であり、図7(B)は、板金シュート70の外観を前方斜め上方から表す斜視図である。また、図8は、フロントシュート部60の構成を図6におけるC−C線で破断して表す断面図である。図7(B)に示すように、折り曲げ部72には矩形の切欠部72Aが形成されている。板金シュート70がシュートカバー61に固定されたとき、図6,図7(A),及び図8に示すように、折り曲げ部72はシュートカバー61の下端面上方に挿入される。そして、このとき、図8に示すように、基板固定フック65Cは切欠部72Aに係合して抜き穴65D内を変形不能となる。
このため、板金シュート70をシュートカバー61に固定してフロントシュート部60が組み立てられた後は、基板固定フック65Cが撓んで検出基板90が外れるのを良好に防止できる。また、フロントシュート部60の組立後は、軸84の回転が板金シュート70によって規制されるため、アクチュエータ位置決め腕83が位置決め腕受け入れ部64から外れるのも防止できる。
なお、アクチュエータ80を取り付けるに際しては、先に、軸84の一端84Aを長穴63に挿通してから、軸受け穴90Aに軸84の他端84Bが挿通されている状態の検出基板90をフロントシュート部60に取り付けるようにしてもよいし、或いは、先に、検出基板90をフロントシュート部60に取り付けてから、軸84の一端84Aを長穴63に挿通した状態で、軸84を一端84A側に若干スライドさせた後、その後、他端84B側にスライドさせることで、他端84Bを検出基板90の軸受け穴90Aに挿通させるようにしてもよい。
このように構成された本実施の形態では、検出基板90に穿設された軸受け穴90Aによって軸84の他端84Bが支持されているので、極めて構成が簡略化すると共に、一般的なフォトインタラプタ91を検出素子として使用しているにも拘わらず次のように検出精度を向上させることができる。すなわち、この場合、検出基板90上の軸受け穴90Aとフォトインタラプタ91との位置誤差、軸84の軸受け穴90Aに対する嵌め合い誤差、及び、遮光板82Aの軸84に対する位置誤差のみが誤差要因となる。このため、従来のように、シュートカバー61に対する検出基板90の取り付け誤差等が誤差要因とならず、検出精度を良好に向上させることができる。このため、当接部81の揺動角は小さく設計されても十分な検出精度が得られ、設計の自由度が向上する。
更に、本実施の形態では、軸84が検出基板90の軸受け穴90Aを貫通しているため、万一、検出基板90の位置がずれたり、検出基板90が基板装着部65から外れたとしても、他端84Bが検出基板90に追従して移動する。このため、当接部81の揺動が全く検出できなくなるような検知不良等の発生が抑制される。
(フロントシュート部の他の実施の形態)
なお、本考案は上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、図9の分解斜視図及び図10の断面図に示すように、検出基板90の軸受け穴90Aと軸84の他端84Bとの間に、軸受け部材190を設けてもよい。なお、図10は、フロントシュート部60を軸84の中心を通る鉛直断面で破断した要部断面図である。
検出基板90の端面の表面粗さは一般の軸受け部品よりも粗いことが考えられる。アクチュエータ80の回転力が強い場合は問題ないが、回転力が小さい場合、軸受け穴90Aの内周面の表面粗さによってアクチュエータ80の回転に摺動抵抗が生じる可能性がある。そこで、このように、合成樹脂等で構成された軸受け部材190を検出基板90の軸受け穴90Aに嵌め込み、その軸受け部材190に軸84の他端84Bを挿入すれば、アクチュエータ80の回転に関わる摺動抵抗を低減することができる。従って、この場合、アクチュエータ80に加わる回転力が小さい場合でも上記摺動抵抗による検知不良の発生を抑制することができる。
また、図11の分解斜視図、図12の拡大斜視図、及び図13(A)の要部断面図に示すように、基板装着部65より外側(右側)のシュートカバー61内面に軸受け部160を突出させ、その軸受け部160に穿設された軸受け穴161によって軸84の他端84Bを回動自在に支持してもよい。なお、図12(A)に検出基板90を併記したように、検出基板90の軸受け穴90Aと軸受け部160の軸受け穴161とはほぼ同径に形成され、他端84Bの小径部がこの軸受け穴90A,161に挿入される。
この場合、軸84の両端84A,84Bがシュートカバー61に支持されるので、アクチュエータ80の回転の円滑さを安定して確保することができる。また、検出基板90とアクチュエータ80との位置精度やアクチュエータ80とシュートカバー61との位置精度も向上し、結果としてシュートカバー61と検出基板90との位置精度も向上する。
更に、この場合、軸受け穴90Aに軸84が貫通されることによっても検出基板90はシュートカバー61内に位置決めされる。このため、基板装着部65の構成も、次のように簡略化することができる。すなわち、軸84の上記貫通によって検出基板90の外れが防止されるため、図12(A)、及び、図13(A)のD−D線断面図としての図13(B)に示すように、基板固定フック65Cは省略することができる。このため、シュートカバー61の抜き穴65Dや板金シュート70の切欠部72Aも不要となる。また、図13(B)に示すように、切欠部90Cを基板固定スリット65Aの付け根部に係合させるだけで検出基板90の回転抑制と上下方向の位置決めが達成される。このため、前述の凹部90B,基板保持リブ65E,基板突き当て部65F等の構成は省略することができる。なお、検出基板90の左右方向の位置決めが前述の基板固定スリット65A,65Bによって達成される点は、上記実施の形態と同様である。
なお、アクチュエータ80を取り付けるに際しては、先に、軸84の一端84Aを長穴63に挿通すると共に、軸受け穴90Aに軸84の他端84Bが挿通されている状態の検出基板90をフロントシュート部60に取り付け、その後に、軸84を他端84B側にスライドさせることで、他端84Bを軸受け部160の軸受け穴161に挿通させるようにしてもよいし、或いは、先に、検出基板90をフロントシュート部60に取り付けてから、軸84の一端84Aを長穴63に挿通した状態で、軸84を一端84A側に若干スライドさせた後、その後、他端84B側にスライドさせることで、他端84Bを検出基板90の軸受け穴90Aと、軸受け部160の軸受け穴161とに順次挿通させるようにしてもよい。
また、この実施の形態においても、図14の分解斜視図及び図15の要部断面図に示すように、検出基板90の軸受け穴90Aと軸84の他端84Bとの間に、軸受け部材190を設けてもよい。こうすることによって、アクチュエータ80の回転に関わる摺動抵抗を低減することができ、アクチュエータ80に加わる回転力が小さい場合でも上記摺動抵抗による検知不良の発生を抑制することができる。また、本実施の形態では、検出基板90の位置がずれてもそれに追従して他端84Bが移動することはなく、検出基板90の位置がずれた場合に上記摺動抵抗が増加する可能性があるが、このように軸受け部材190を挿入することで上記摺動抵抗が軽減できる。
また、図16の分解斜視図、図17の拡大斜視図、及び図18(A)の要部断面図に示すように、シュートカバー61の内面に次のような軸受け部260を設けてもよい。この軸受け部260は、軸84の他端84Bを回動自在に支持する軸受け穴261と、その軸受け穴261の外周に沿って内側方向(左方向)に同心円状に突出したボス262と、そのボス262をシュートカバー61の内面に支持するアーム263とを一体に備えている。図17(A)に検出基板90を併記したように、検出基板90の軸受け穴90Aとボス262の外周とはほぼ同径に形成され、軸受け穴90Aをボス262に嵌合させることで検出基板90が位置決めされる。
また、アーム263は前後方向及び上下方向に平行な平板状に構成され、そのアーム263に対向してシュートカバー61の上側内壁から突設された基板保持リブ265と、そのアーム263との間に、検出基板90の上端が挟まれる。すなわち、本実施の形態では、検出基板90の下端が基板固定スリット65Aに挟まれる点は上記各実施の形態と同様であるが、検出基板90の上端はアーム263と基板保持リブ265とに挟まれ、これらの構成によって検出基板90が左右方向に位置決めされる。
なお、アクチュエータ80を取り付けるに際しては、先に、検出基板90をフロントシュート部60に取り付けてから、軸84の一端84Aを長穴63に挿通した状態で、軸84を一端84A側に若干スライドさせた後、その後、他端84B側にスライドさせることで、他端84Bをボス262の軸受け穴261に挿通させるようにすればよい。
フロントシュート部60に検出基板90を取り付けるに際しては、例えば、合成樹脂材料によってフロントシュート部60と一体に形成されたアーム263を、基板保持リブ265から離れる方向(図17において左方向)に、自身の弾性に抗して撓ませる。そうした状態で、検出基板90をアーム263と基板保持リブ265との間に挿入し、ボス262に検出基板90の軸受け穴90Aを嵌合させる。すると、アーム263が自身の弾性力によって元の状態に復元し、検出基板90の軸受け穴90Aとボス262との嵌合が確保される。
本実施の形態でも、軸84の両端84A,84Bがシュートカバー61に支持されるので、アクチュエータ80の回転の円滑さを安定して確保することができる。また、検出基板90とシュートカバー61との位置精度、アクチュエータ80とシュートカバー61との位置精度、検出基板90とアクチュエータ80との位置精度も、それぞれ向上する。
更に、本実施の形態でも、軸受け穴90Aがボス262に嵌合することによって検出基板90が位置決めされるので、基板装着部65の構成も、先の実施の形態と同様に簡略化することができる。
すなわち、ボス262と軸受け穴90Aとの嵌合によって検出基板90の外れが防止されるため、図18(A)、及び、図18(A)のE−E線断面図としての図18(B)に示すように、基板固定フック65Cは省略することができる。このため、シュートカバー61抜き穴65Dや板金シュート70の切欠部72Aも不要となる。また、図18(B)に示すように、切欠部90Cを基板固定スリット65Aの付け根部に係合させるだけで検出基板90の回転抑制と上下方向の位置決めが達成される。このため、前述の凹部90B,基板保持リブ65E,基板突き当て部65F等の構成は省略することができる。従って、本実施の形態では構成を極めて簡略化することができる。なお、本実施の形態でも、上記各実施の形態と同様に上側にも基板固定スリット65Bを設けてもよく、この場合、アーム263の形状や配置に関する自由度が向上する。
また、上記各実施の形態では、用紙4に当接して揺動する当接部81を備えたアクチュエータ80とそのアクチュエータ80の揺動を検出する検出基板90について説明したが、本考案は被記録媒体としての用紙4の検出以外にも種々の分野に適用することができる。例えば、画像形成装置を構成する部材の一例としての現像カートリッジ34の装着時に、その現像カートリッジ34に当接して揺動する当接部を備えたアクチュエータにも、同様の構成を適用することができる。
また、本考案は、ダイレクトタンデム方式のカラーレーザプリンタ以外にも、中間転写方式のカラーレーザプリンタ、4サイクル方式のカラーレーザプリンタ、モノクロレーザプリンタ、インクジェットプリンタ、ファクシミリ装置、コピー機等の種々の画像形成装置に適用することができる。そして、ファクシミリ装置やコピー機に本考案を適用した場合、上記当接部81は、用紙4に形成すべき画像の原稿に当接して揺動するものであってもよい。
また、上記各実施の形態では、フォトインタラプタ91を介してアクチュエータ80の揺動を検出しているが、検出素子としては種々の素子を適用することができる。例えば、検出素子としてホール素子を利用してもよい。但し、フォトインタラプタ91を検出素子として用いた場合、被検出部は光を遮ることができさえすればよく、ホール素子等を用いる場合に比べて被検出部の構成を簡略化することができる。また更に、検出素子は当接部の位置を直接検出してもよく、この場合、当接部が被検出部を兼ねることになる。
1…画像形成装置 4…用紙 18…手差しトレイ
30…画像形成ユニット 40…LEDユニット 60…フロントシュート部
61…シュートカバー 63…長穴 65…基板装着部
70…板金シュート 80…アクチュエータ 81…当接部
82…アーム 82A…遮光板 84…軸
85…捻りコイルバネ 90…検出基板 90A,161,261…軸受け穴
91…フォトインタラプタ 91A…発光部 91B…受光部
160,260…軸受け部 190…軸受け部材 262…ボス

Claims (5)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段を、
    備えた画像形成装置であって、
    上記被記録媒体,上記画像の原稿,または上記画像形成装置を構成する部材に当接したとき、1本の軸を中心に揺動する当接部と、
    該当接部と一体に揺動する被検出部を検出する検出素子と、
    上記軸を支持するベース部品と、
    該ベース部品に固定されると共に、上記軸が貫通することによって上記軸に対して位置決めされ、上記検出素子が固定された検出基板と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記軸の一端は上記ベース部品に回動自在に支持され、上記軸の他端は上記検出基板に回動自在に支持されたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記軸は上記検出基板を回動自在に貫通し、上記軸の両端は上記ベース部品に回動自在に支持されたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 上記軸の両端は上記ベース部品に回動自在に支持され、その一方を支持すべく上記ベース部品に形成された軸受け穴には、上記検出基板に形成された穴に嵌合するボスが同心円状に一体形成されたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 上記検出素子は、発光部と受光部とを有し、その発光部から受光部に到る光路が上記被検出部によって遮断されるフォトインタラプタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2010008334U 2010-12-22 2010-12-22 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3166443U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010008334U JP3166443U (ja) 2010-12-22 2010-12-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010008334U JP3166443U (ja) 2010-12-22 2010-12-22 画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008044628A Continuation JP2009202964A (ja) 2008-02-26 2008-02-26 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3166443U true JP3166443U (ja) 2011-03-03

Family

ID=54877620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010008334U Expired - Fee Related JP3166443U (ja) 2010-12-22 2010-12-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3166443U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11042105B2 (en) Developing cartridge including housing and gear
JP4321501B2 (ja) 画像形成装置
US7840159B2 (en) Image-forming device having a positioning structure
JP2009202964A (ja) 画像形成装置
JP4569646B2 (ja) 画像形成装置
JP2009180790A (ja) 画像形成装置
JP6658630B2 (ja) 画像形成装置及び現像ユニット
JP2013205705A (ja) 画像形成装置
JP3166443U (ja) 画像形成装置
WO2014010121A1 (ja) カートリッジおよび画像形成装置
JP2009210899A (ja) 画像形成装置
JP4798165B2 (ja) 画像形成装置
JP2007298709A (ja) ベルト駆動装置及び画像形成装置
JP2009109645A (ja) 画像形成装置
JP6011085B2 (ja) カートリッジ
JP5027897B2 (ja) 感光体ドラム支持構造及びこれを備えた画像形成装置
JP2009053285A (ja) 画像形成装置の排紙トレイ構造
US11292681B2 (en) Sheet feed device for restricting noise generation, image forming apparatus
JP4741988B2 (ja) シート材給送装置及び画像形成装置
JP2010198048A (ja) 画像形成装置
JP5226988B2 (ja) 画像形成装置のリッド構造
JP6525574B2 (ja) 画像形成装置
JP2022071519A (ja) 媒体給紙装置及び画像形成装置
JP6868955B2 (ja) 用紙搬送装置およびそれを備える画像形成装置
JP5857924B2 (ja) ドラムカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees