JP3166327B2 - キー入力装置 - Google Patents

キー入力装置

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JP3166327B2
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伴三 都築
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子式キャッシュレ
ジスタ(ECR)等のキー入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ECRのキー入力装置はそのキー
ボード上に各種のファンクションキーが備えられてお
り、ファンクションキーが操作された際に各キーに1:
1に対応させて予めメーカサイドによって固定的に割り
当てられている機能プログラムをマスクROM等のプロ
グラムメモリから読み出してその実行を指示するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のキー入力装置においては、各ファンクションキーの機
能が固定されている為、機能アップや新機能を追加する
場合には、プログラムメモリの内容を変更したり、新た
な機能プログラムを追加する必要があった。そこで、フ
ァンクションキーの数よりも多い機能プログラムを予め
用意しておき、この多数の機能プログラムの中から任意
に選択した機能プログラムを各ファンクションキーにそ
れぞれ割り当てることにより各ファンクションキーの機
能を選択できるようにしたフリーファンクションキーと
呼ばれるキーを備えたキー入力装置が知られているが、
この種のものは多数の機能プログラムを予め用意してお
く必要がある為、プログラムメモリの記憶容量が膨大な
ものとなる他、ユーザにとって不要な機能プログラムも
多く存在し、それだけ選択範囲が限られてしまう。この
発明の課題は、ファンクションキーの機能を任意に選択
可能とする為に予め多数の機能プログラムを内蔵してお
かなくてもファンクションキーの機能を簡単に変更でき
るようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、ファンクションキーは押ボタン式のキー等であ
る。 (2)、ICチップはファンクションキーの機能プログ
ラムを記憶するもので、ファンクションキーに着脱自在
に設けられている。例えば、ICチップはファンクショ
ンキーを構成する各構成部品間等に設けられている。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、ファンクションキーの機能を変更する場合にはファ
ンクションキーに着脱自在に設けられているICチップ
を取り外し、新たなICチップと交換する。ここで、フ
ァンクションキーを操作するとそのキーに対応するIC
チップがアクセスされ、そこに記憶されている機能プロ
グラムが読み出されて当該プログラムにしたがった処理
が実行される。したがって、ファンクションキーの機能
を任意に選択可能とする為に予め多数の機能プログラム
を内蔵しておかなくてもファンクションキーの機能を簡
単に変更することができる。
【0006】
【第1実施例】以下、図1〜図6を参照して第1実施例
を説明する。図1は押ボタン式のファンクションキーを
示した分解斜視図、図2はこのファンクションキーの取
付状態を示した断面図である。ファンクションキー1は
キーボタンユニット2、ボタンケース3、キャップ4を
有する構成で、キーボタンユニット2は回路基板5に固
定されている。即ち、キーボタンユニット2はその下面
(回路基板5に対向する面)から一対のスイッチ端子2
a、2bが突き出されており、スイッチ端子2a、2b
は回路基板5を貫通して半田付けされることにより回路
基板5に固定されている。また、キーボタンユニット2
の上面中央部からは上下動可能な軸部2cが設けられて
おり、通常キーボタンユニット2はバネ(図示せず)に
よって軸部2cを押し上げる方向に付勢しているが、キ
ーの押圧操作によって軸部2cが押し下げられると、そ
れに連動して一対のスイッチ端子2a、2bを電気的に
接触させ、スイッチオンさせる構成となっている。
【0007】ボタンケース3はキーボタンユニット2に
係合固定されたもので、キーボタンユニット2に設けら
れている軸部2cの先端をボタンケース3の下面に形成
された係合穴(図示せず)に嵌め込むことによってキー
ボタンユニット2に固定されている。ボタンケース3の
上面には方形の開口部が形成されており、この開口部は
ICチップ6を取り外し可能に収納する収納部3aを構
成する。この収納部3aの下側はICチップ6が接続さ
れるコネクタ端子面3bとなっている。なお、ボタンケ
ース3からはプログラムデータや各種の制御信号を転送
する信号ライン3cが導出され、回路基板5に接続され
ている。キャップ4はボタンケース3の上半部を覆う透
明部材によって構成されたもので、ボタンケース3の両
側部に設けられた係止部3dと係合し、ボタンケース3
に取り付けられている。ICチップ6は方形状のモール
ドチップであり、その内部に設けられたマスクROM
(図示せず)にはファンクションキーの機能プログラム
が記憶されている。このICチップ6はボタンケース3
の収納部3aに着脱自在に収納され、その上面は図3に
示す如くキーの機能名を表記する機能印刷面6aとなっ
ており、また下面はボタンケース3の収納部3aに設け
られたコネクタ端子面3bと電気的に接続されるコネク
タ端子面6cとなっている。
【0008】図4は上述のように構成されたファンクシ
ョンキー1を備えて成るECRの外観図で、本実施例に
おいてはキーボード7上に複数のファンクションキー1
が設けられており、各ファンクションキー1を構成する
キャップ4を透過してICチップ6の上面に形成された
機能印刷面6bの内容が視読される。
【0009】図5は上記ECRの内部構成を示したブロ
ック図で、CPU11はROM12内の各種プログラム
にしたがってこのECRの全体動作を制御するもので、
CPU11にはキー入力部13、表示部14、印字部1
5が対応する入力制御部16、表示駆動部17、印字制
御部18を介して接続されており、それらの入出力動作
を制御する。また、CPU11はドロア19を開放させ
たり、他の電子機器との間でI/Oポート20を介して
データ転送を行う。
【0010】キー入力部13はそのキーボード7上にテ
ンキー、部門キー等と共に、複数のファンクションキー
1が設けられている他、モード切替スイッチMSが設け
られている。ここで、モード切替スイッチMSはその切
替位置に応じて「P(設定)」、「REG(登録)」、
「OFF(電源オフ)」、「X(点検)」、「Z(精
算)」の各モードを切り替えるもので、このモード切替
スイッチMSがREGモードに切り替えられている登録
モードにおいて、キー入力部13から入力された売上デ
ータはCPU11に取り込まれたのち、表示部14から
表示出力されたり、印字部15から印字出力され、更に
はRAM21内の各種合計器に登録される。また、CP
U11はファンクションキー1が操作された際に、操作
キーに対応するファンクションキー1内のICチップ6
をアクセスし、そこに記憶されている機能プログラムを
読み出してそのプログラムにしたがった処理を実行す
る。
【0011】次に、本実施例の動作を説明する。図6は
キー入力処理を示したフローチャートである。ここで、
複数のファンクションキー1のうちその1つをファンク
ションキーFA、他の1つをファンクションキーFBと
称し、以下、ファンクションキーFA、FBが操作され
た際のキー入力処理を説明する。先ず、キー入力待ち状
態において(ステップS1)、何んらかのキーが操作さ
れると、ステップS2に進み、ファンクションキーFA
が操作されたか否かを調べる。ここで、ファンクション
キーFAを構成するキャップ4を押下すると、図2に示
す如くボタンケース3を介してキーボタンユニット2の
軸部2cが押し下げられ、キーボタンユニット2内でス
イッチ端子2a、2bが電気的に接続されてファンクシ
ョンキーFAからキーオン信号が出力される。CPU1
1はこのキーオン信号をデコードし、その結果ファンク
ションキーFAが操作されたことを検出すると、ファン
クションキーFAのボタンケース3に収納されているI
Cチップ6をアクセスし、ICチップ6から機能プログ
ラムを読み出す(ステップS3)。これによって読み出
された機能プログラムはRAM21内のプログラムエリ
ア(図示せず)に格納され、この機能プログラムにした
がった処理を実行する(ステップS4)。
【0012】同様に、ファンクションキーFBが押下さ
れると、ファンクションキーFBからキーオン信号が出
力されるので、CPU11はこのキーオン信号をデコー
ドし、その結果、ファンクションキーFBが操作された
ことを検出すると(ステップS5)、ファンクションキ
ーFBのボタンケース3に収納されているICチップ6
をアクセスしてICチップ6から機能プログラムを読み
出し(ステップS6)、そのプログラムにしたがった処
理を実行する(ステップS7)。なお、他のキーが操作
された場合にはそのキーに対応する処理が実行される
(ステップS8)。
【0013】以上のように本実施例においては、ファン
クションキー1が押下されると、ファンクションキー1
の構成部品間に着脱自在に収納されているICチップ6
をアクセスし、ICチップ6から機能プログラムを読み
出してそのプログラムにしたがった処理を実行するの
で、ファンクションキー1の機能を変更する場合には、
先ず、ファンクションキー1を構成するキャップ4をボ
タンケース3から抜き取り、ボタンケース3の収納部3
aからICチップ6を取り出して新たなICチップ6を
収納し、再びキャップ4をボタンケース3に係合させれ
ばよい。これによって、ファンクションキー1の機能は
新たに収納されたICチップ6の機能プログラムにした
がったものに変更される。
【0014】
【第2実施例】以下、図7を参照して第2実施例を説明
する。上記第1実施例はファンクションキーを押ボタン
式のキー構造としたが、本実施例は人体接触検出型のタ
ッチパネルによってファンクションキーを構成したもの
である。タッチパネル31は複数のファンクションキー
32を構成するもので、ファンクションキー32の構成
部分に人体が触れると、そのキーオン信号が信号ライン
31aを介して導出されるようになっている。このタッ
チパネル31は基板33上に剥離可能に載置され、外枠
(図示せず)によって固定されている。基板33上にお
いて、各ファンクションキー32と対向する箇所には、
ICチップ34を収納する収納部33aが形成されてい
る。この場合、ICチップ34のコネクタ端子34a、
34aと収納部33a内の基板端子33b、33bとは
電気的に接続されている。ICチップ34は上記実施例
と同様に、ファンクションキー32の機能プログラムを
記憶するモールドチップであり、基板33の収納部33
a内に取り外し可能に収納されている。なお、ICチッ
プ34内の機能プログラムは対応するファンクションキ
ー32がオンされた際に信号ライン34bを介して導出
される。
【0015】このように構成された本実施例においては
ファンクションキー32に人体が触れると、上記実施例
と同様にそのファンクションキー32に対応する位置の
ICチップ34がアクセスされ、ICチップ34から機
能プログラムが読み出されてそのプログラムにしたがっ
た処理が実行される。また、ファンクションキー32の
機能を変更する場合には先ず、タッチパネル31を固定
する外枠を取り外したのちタッチパネル31を剥し、基
板33の収納部33aに収納されているICチップ34
を取り出し、新たなICチップ34と交換して再び外枠
でタッチパネル31を固定すればよい。
【0016】なお、上記実施例はICチップをファンク
ションキーを構成する構成部品間に収納したり、ファン
クションキーの真下に収納するようにしたが、ファンク
ションキーの近傍であればその収納場所は任意である。
また、ICチップをファンクションキーの構成部品と兼
用するようにしてもよい。例えば、ICチップを図1に
示すキャップと兼用すればそれだけ部品点数を削減する
ことが可能となる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、ファンクションキー
の機能を任意に選択可能とする為に予め多数の機能プロ
グラムを内蔵しておかなくてもファンクションキーの機
能を簡単に変更することができるので、ICチップを単
品で販売することが可能となり、極めて実用性が高いも
のとなる。また、ICチップはファンクションキーに設
けたので、ICチップを交換する際にファンクションキ
ーとの対応関係が明確となり、ICチップの交換を間違
えるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るファンクションキーの分解斜
視図。
【図2】ファンクションキーの取付状態を示すと共にフ
ァンクションキーを押下する前、押下した後の状態を示
した断面図。
【図3】ICチップの表面、裏面を示した図。
【図4】ファンクションキーを備えたECRの外観図。
【図5】ECRの内部構成を示したブロック図。
【図6】キー入力処理を示したフローチャート。
【図7】第2実施例を説明する為の断面図。
【符号の説明】
1、32 ファンクションキー 2 キーボタンユニット 3 ボタンケース 3a 収納部 4 キャップ 6、34 ICチップ 11 CPU 31 タッチパネル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンクションキーにキーの機能プログラ
    ムを記憶するICチップを着脱自在に設け、 ファンクションキーが操作された際にそのキーに対応す
    る前記ICチップ内の機能プログラムを読み出してその
    実行を指示するようにしたことを特徴とするキー入力装
    置。
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