JP3526759B2 - パーソナルコンピュータ用キーボード - Google Patents

パーソナルコンピュータ用キーボード

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキーボード、特に、
パーソナルコンピュータに用いられるキーボードに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ(以
下、PCと称する)等に使用されるキーボード(KB)
は、ANK(アルファベット、数字、カナ)キー、ファ
ンクション(Fn)キー、更に『SHIFT』キーや
『CTRL』キーなどの併用キー(そのキー自身はキー
入力に関与しないが他のキーに影響を及ぼすキー)がそ
の用途に応じて配列されている。標準的なPCの分野で
は、101キーボード(以下、101KBと称する)や
106キーボード(以下、106KBと称する)など、
いわゆるフルキーボードと呼ばれるキーボードが用いら
れている。
【0003】図1は、106KBのキー配列を示してお
り、2はANK部、4はSHIFTキー、5はCTRL
キー、6はファンクションキーである。一般に、フルキ
ーボードにおいては上記キー群に加え、更にテンキーパ
ッド部8が独立した形で形成されている。図2は、10
6KBにおけるテンキーパッド部の配列を示している。
図に示されているように、テンキーパッド部のキーには
1つのキーに対し2種類の刻印が施されている。一つは
数字であり、もう一つは数字の下の矢印など(以下、カ
ーソルと称する)の刻印である。これら2種類の刻印
は、各キーが2種類の機能を有していることを示してい
る。すなわち、Num Lockキー9など所定のキーの押下/
開放動作(以下、単にキーの押下げと称する)によるキ
ー入力に応じて、入力モードの設定及び解除を交互に行
い、関連するキーの機能を切替えるようになっている。
具体的には、数字固定入力モードの状態を表示するNum
Lockインジケータが点灯中(オン状態)に該キーを押下
げると数字キーとして機能し、Num Lockインジケータが
消灯中(オフ状態)に押下げるとカーソルキーとして機
能するようになっている。Num Lockインジケータの点灯
/消灯の切替えは、Num Lockキーの押下げをトリガとし
て上位装置(PC)からのインジケータ点灯/消灯コマ
ンドを受信して行われる。
【0004】図3は、入力モードの切替え、及びNum Lo
ckインジケータの点灯/消灯についての動作を示してい
る。まず、数字固定入力モードが設定されている状態、
すなわちPCの数字固定入力モードがオン(ON)、キ
ーボードのNum Lockインジケータが点灯している状態に
おいて、Num Lockキーが押下げられると()、キーボ
ードはNum Lockキー押下げデータをPCに送出する
()。PCはこの押下げデータを受信すると、Num Lo
ckインジケータの消灯コマンドをキーボードに対し送信
する()。キーボードはこのコマンドを受信すると正
常に受信(処理)したことを示すACK(Acknowledg
e)を返信する()と共に、そのコマンドに従いイン
ジケータを消灯させる。一方、ACK信号を受信したP
Cは数字固定入力モードが解除されている状態(オフ状
態)としてキーボードから送信された信号を認識する。
【0005】この状態において、更にNum Lockキーが押
下げられた場合()は、同様にキーボードは押下げデ
ータをPCに送出し()、PCは前回のインジケータ
表示コマンドと反対のコマンド、すなわちインジケータ
点灯コマンドをキーボードに対し送信する()。キー
ボードは、このコマンドを正常に受信(処理)したこと
を示すACK信号を返信する()と共にインジケータ
を点灯させる。
【0006】以上のように、Num Lockキーの押下げに対
して、PCは設定状態及び解除状態、キーボードのイン
ジケータは点灯状態及び消灯状態を交互に繰り返す。ま
た、入力モードによってその機能が切替わる関連キーの
入力においては、キーボードからPCに送出される信号
は入力モードによって変化せず、PC側でキー認識を切
替えることによって行っている。
【0007】上述においては、Num Lockモードについて
説明したが、他の入力モード切替え、例えばスクロール
モード等の切替えについても同様である。上記した10
6KBなどのフルキーボードに対して、近年は省スペー
ス性などを利点とするキー数を削減した、いわゆるスペ
ースセービングキーボードが増加している。これらスペ
ースセービングキーボードの多くはフルキーボードとの
互換性を保つために、削除したキーの機能を別のキーに
割当てて、『SHIFT』キーや『Fn』キーなどの併
押下キーとの同時押下げ(併押下げ)や動作モードの切
替えによってキーの機能を使い分けられる仕様になって
いる。
【0008】図4に、スペースセービングキーボード1
1の配列の一例を示す。このキーボードの場合、106
KBのテンキーパッド部のうち、数字機能をANK部1
3のキーに割当ててキーの削減を図っている。例えば、
「J(1)」,「K(2)」,「L(3)」等であり、
前記Num Lockインジケータ点灯/消灯コマンドの切替え
によりアルファベット及び数字の機能を切替えるように
なっている。従って、キーの種類としては106KBと
同数を有し、互換性を保つ構成としている。
【0009】前述したように、106KBにおけるテン
キーパッド部は数字キーとカーソルキーの2種類の機能
を有し、この入力モード切替えは、使用者による所定の
切替えキー入力をトリガとして、上位装置(PC)にお
ける入力モードの設定状態とキーボードの表示状態を一
致させるようになされるが、本スペースセービングキー
ボードにおいてはテンキーパッド部とANK部の切替え
に使用される。すなわち、Num Lockインジケータ点灯中
はテンキーパッド、消灯中はANK部として機能する。
PCの電源投入時において、Num Lockモードを設定状態
とするか解除状態とするかの初期化(イニシャライズ)
はPCの機種等により異なっているが、数字キー機能を
優先してNum Lockモードを設定状態とするPCも多い。
【0010】一方、スペースセービングキーボードの場
合では、PCの電源投入時にNum Lockモードが設定状態
(インジケータは点灯状態)であると、数字機能を割当
てられたキーが数字キーとして機能してしまい非常に操
作性が悪い。つまり、数字機能がANK部のキーに割当
てられているため、電源投入後の操作を開始する時点で
ANK部にアルファベットと数字を表すキーが混在して
いるからである。これを避けるには、電源投入後にNum
Lockキー入力を行い、Num Lockモードを解除(インジケ
ータを消灯)する必要があるが、図4に示したキーボー
ドの場合ではNum Lockキーはファンクションキー(Fn
キー)との併押下処理が必要であり面倒であった。
【0011】また、Num Lockモードの電源投入時の設定
は一般的にPC側のBIOS(Basic Input/Output Sys
tem:OSとソフトの間でデータの受け渡しを制御する
基本ソフト)により制御が可能である。しかしながら、
BIOSの設定はその操作を誤るとPCの動作そのもの
に影響を及ぼしてしまい、最悪の場合PCが動作不能に
なるなど、PCに不慣れな使用者にとっては非常に困難
である。
【0012】従って、電源投入時のキー入力モードの設
定、又は解除はPC側のイニシャライズによって決めら
れており、キーボード側で決定、選択することはできな
かった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、電
源投入時のキーの入力モードを設定状態とするか解除状
態とするかについてのパーソナルコンピュータ(PC)
のイニシャライズに拘わらず、電源投入時のキーの入力
モードを所望の状態にイニシャライズして用いることが
可能なキーボードを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】入力モードの表示コマン
ドをキーボードに対して送信し、所定のキー入力に応じ
てキーに関する入力モードの設定及び解除を交互に行う
パーソナルコンピュータ(PC)に用いられるキーボー
ドであって、所定のキー入力を検知する検知手段と、検
知手段において所定のキー入力が検知されず、かつPC
から所定の表示コマンドを受信した場合に、所定のキー
入力を表す信号をPCに送出する手段と、を有すること
を特徴としている。
【0015】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図面を参
照しつつ説明する。図5は、本発明の実施例であるキー
ボードの構成の一例を示している。この実施例において
は、キーボード11は、入力操作のためのキーマトリク
ス21、キーボードの制御を行う制御装置23、メモリ
24、キーマトリクススキャンを行うキースキャン処理
装置26、PC27へのキー信号送出及びPC27との
通信を行う通信装置28、送受信するデータを一時格納
するバッファ29を有している。
【0016】図6は、本発明の第1の実施例であるキー
ボード11とPC27の動作のシーケンスを説明する図
である。以下では、電源投入時のBIOS設定がNum Lo
ckモード設定(オン状態)となっているPCの場合を例
に説明する。まず電源投入後、PC27とキーボードは
互いに認識すべくイニシャル処理を行う。次に、PC2
7はBIOS設定に基づき、Num Lockインジケータ点灯
コマンドをキーボードに対して発行する。これに対し
て、キーボード11はACK信号をPCに送出し、同時
にインジケータ17を点灯させる。本実施例では、この
後、Num Lockキー押下げ信号をPCに対して発行し、P
CのNum Lockを設定状態とし、同時にインジケータ17
を消灯させ、Num Lock解除状態にしている。制御部23
は、電源投入時のNum Lockモードを解除するためにのみ
上記の処理を実行する。図7は、Num Lockキー押下げ、
Num Lockモード、及び押下げフラグの関係を説明する図
である。電源投入後Num Lockキーが押下げされない限り
Num押下げフラグはクリア状態であり、Num Lockキーの
押下げが一度検出されるとセットされその状態はNum Lo
ckキーが開放されても保持される。
【0017】以下に、図8−10のフローチャートを参
照しつつ、制御部23の実行する電源投入時におけるNu
m Lockモード解除の制御ルーチンについて詳細に説明す
る。なお、上記においてはハードウエアの構成として説
明したが、実際はワンチップにIC化されたマイクロコ
ンピュータとして、あるいはマイクロコンピュータのソ
フトウエア等として実現するのが容易である。
【0018】図8において、まず、電源投入後におい
て、キーボードとPCは正常に接続されていることをお
互いに認識すべくイニシャル処理を行う(ステップS
1)。一般に、イニシャル処理にはキーボードに対する
リセットコマンドやキーボードのIDを確認するリード
IDコマンドなどが含まれている。そして各種イニシャ
ル処理が正常に終了すると、制御部23は、PCから送
信されたNum Lockインジケータ表示コマンドが点灯コマ
ンドか否か判別する(ステップS2)。点灯コマンドで
ない場合は、このNum Lockモード解除ルーチンを終了し
通常の制御に戻る。他方、受信コマンドが点灯コマンド
であった場合は、制御部23はNum Lockキーの押下げを
示すフラグがセットされているか否かを判別する(ステ
ップS3)。既にフラグがセットされていた場合は、こ
の制御ルーチンを終了する。他方、まだフラグがセット
されていない場合は、制御部23は押下げ検知(キース
キャン)ルーチンを呼び、Num Lockキーが押下げられて
いないか検知する(ステップS4)。この押下げ検知
(キースキャン)ルーチンのフローについては後に詳述
する。
【0019】押下げ検知(キースキャン)ルーチンの処
理の結果、モードインジケータ処理ルーチンを呼び(ス
テップS5)、PCからのモード表示コマンドの処理を
実行する。このモードインジケータ処理ルーチンのフロ
ーについては後に詳述する。モードインジケータ処理ル
ーチン処理が終了の後、制御部23はACK信号をPC
に返信する(ステップS6)。
【0020】次に、制御部23は、Num Lockモードを解
除するための処理を実行する。つまり、まずNum Lockキ
ーが押下げられた場合と同じ信号(Num Lockキー押下げ
信号)をPCに送信する指令を行う(ステップS7)。
制御部23は、この送信した信号に応答したPCが送信
するNum Lockインジケータ消灯コマンドを取り込む(ス
テップS8)。制御部23は、インジケータ消灯コマン
ドを受信すると、モードインジケータ処理ルーチンを呼
び(ステップS9)、インジケータを消灯させる。モー
ドインジケータ処理ルーチン処理が終了の後、制御部2
3はACK信号をPCに返信し(ステップS10)、こ
の制御ルーチンを終了する。
【0021】以下に、図9を参照しつつ、押下げ検知
(キースキャン)ルーチンのフローについて詳細に説明
する。まず、スキャンをしつつ各キーをドライブして
(ステップS21)、各キーの状態を読み取る(ステッ
プS22)。読み取り後、ステータスを更新する(ステ
ップS23)。なお、このキーマトリクスのスキャン
は、一度に全キーについて行ってもよいし、一部のキー
について行い次のステップS24〜29を実行後、更に
残りのキーについて同じステップを繰り返し実行して、
全キーについてのスキャンを行う手順としてもよい。
【0022】次に、以上のステップで読み取ったキーに
ついて有効キーが有るか否かを判別する(ステップS2
4)。有効キーが無い場合はステップS29に進み、有
効キーが有る場合は、それがNum Lockキーか否かを判別
する(ステップS25)。有効キーがNum Lockキーなら
ば、既に押下げフラグがセットされているか否かを判別
し(ステップS26)、セットされていない場合はNum
Lock押下げフラグをセットする(ステップS27)。次
に、PCへの送信のためそのキーコードを格納する(ス
テップS28)。
【0023】他方、ステップS25においてNum Lockキ
ーでない場合、又はステップS26においてNum Lockキ
ーフラグがセットされていない場合はステップS28に
進み、そのキーコードを格納する。次に、ドライブレジ
スタを更新し(ステップS29)、全てのキーについて
スキャンが終了したか否かを判別する(ステップS3
0)。スキャンが終了していなければ、ステップS21
に戻り、残りのキーについてスキャンを実行し、スキャ
ンが終了していればこの押下げ検知(キースキャン)ル
ーチンを終了する。
【0024】次に、図10を参照しつつ、モードインジ
ケータ処理ルーチンのフローについて詳細に説明する。
まず、PCからのインジケータ表示コマンドが有効か否
かを判別する(ステップS41)。有効でなければエラ
ーとして、エラー処理ルーチンに制御を渡す(ステップ
S42)。有効であれば、Num Lockインジケータの点灯
コマンドであるか否かを判別する(ステップS43)。
点灯コマンドでなければ表示LED(発行ダイオード)
を消灯させる(ステップS44)。点灯コマンドの場合
は、LEDを点灯させ(ステップS45)、既にNum Lo
ck押下げフラグがセットされているか否かを判別する
(ステップS46)。フラグがセットされていない、す
なわちNum Lockキーが電源投入後未だ押下げられていな
い状態でNum Lockインジケータ点灯コマンドを受信した
場合は、Num Lockキー押下データをPCに送出すべくNu
m Lockキーコードをキーデータ送出用バッファに格納す
る(ステップS47)。以上のステップにより、モード
インジケータルーチンの処理を終了する。
【0025】以上では、電源投入時のイニシャライズ
(BIOS設定)がNum Lockモード設定(オン状態)と
なっているPCの場合を例に説明したが、イニシャライ
ズがNum Lockモード解除(オフ状態)となっているPC
の場合は、図8のフローチャートで示したように、Num
Lockモード解除ルーチンではNum Lockキー押下データの
送信は行われず、解除モードでキーボードの操作が行え
る。
【0026】また、上記した実施例では、PCのイニシ
ャライズに拘わらずキーの初期入力モードを解除状態と
する場合を例に説明したが、適宜、上記において「設
定」と「解除」とを、及び「点灯」と「消灯」とを読み
替えることにより、容易に初期入力モードを設定状態と
するキーボードを実現することも可能である。以上、詳
細に説明したように、本発明によれば電源投入時のキー
の入力モードを設定状態とするか解除状態とするかにつ
いてのPCのイニシャライズに拘わらず、電源投入時の
キーの入力モードを所望の状態にイニシャライズして用
いることが可能なキーボードを実現できる。
【0027】図11は、本発明の第2の実施例であるキ
ーボード11とPC27の動作のシーケンスを示してい
る。本実施例が第1の実施例と異なるのは、本実施例に
おいては、Num Lockモードを解除するのは、Num Lockに
よって入力モードが切替わるキー(以下、関連キーと称
する)を電源投入後初めて押下げたときとしている点で
ある。また、以下では、電源投入時のBIOS設定がNu
m Lockモード設定(オン状態)となっているPCの場合
を例に説明する。
【0028】まず電源投入後、PC27とキーボードは
互いに認識すべくイニシャル処理を行う。次に、PC2
7はBIOS設定に基づき、Num Lockインジケータ点灯
コマンドをキーボードに対して発行する。これに対し
て、キーボード11はACK信号をPCに送出するが、
本実施例ではインジケータ17を消灯させている。すな
わち、PC27内部のNum Lockモードは設定状態(オン
状態)となっているのに対し、キーボード側(インジケ
ータ17)は見かけ上、解除状態としている。
【0029】次に、前述のNum Lock関連キーのうちの1
つが押下げられた時点でNum Lockキーが押下げられた
(検知された)ものとみなして、Num Lockキー押下げフ
ラグを立て、Num Lockキー押下データをPCに送出す
る。PC27はこの信号に対してインジケータ消灯コマ
ンドを発行する。キーボードから返信されるACK信号
によりPC27内部のNum Lockモードは解除状態(オフ
状態)となり、この時点でキーボード11の表示とPC
27の内部状態とのずれは解消する。次に、キーボード
11は、前述の押下げられた関連キーの実際のキーコー
ド(Num Lockモードが解除状態でのキーデータ)を送信
する。Num Lockキー押下げフラグは既にセットされたの
で、これ以降キーボードは通常の操作法により使用でき
ることになる。
【0030】また、本実施例の場合においても、第1の
実施例と同様にイニシャライズがNum Lockモード解除
(オフ状態)となっているPCの場合においても、容易
に解除モードでキーボードの操作を行えるようにするこ
とが可能である。また、上記した実施例では、PCのイ
ニシャライズに拘わらずキーの初期入力モードを解除状
態とする場合を例に説明したが、第1の実施例の場合と
同様に、容易に初期入力モードを設定状態とするキーボ
ードを実現することも可能である。上記した本実施例に
おいては、スペースセービングキーボードでの電源投入
時の Num Lock の設定及び解除の場合について説明した
が、例えばフルキーボードにおいても適用可能である。
また、Num Lockキーに限らず、その他の入力モード設定
についても適用が可能である。
【0031】
【発明の効果】従って上記したように、本発明によれ
ば、電源投入時のキーの入力モードを設定状態とするか
解除状態とするかについてのパーソナルコンピュータ
(PC)のイニシャライズに拘わらず、電源投入時のキ
ーの入力モードを所望の状態にイニシャライズして用い
ることが可能なキーボードを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】106KBのキー配列を示す図である。
【図2】106KBのテンキーパッド部の配列を示す図
である。
【図3】入力モードの切替え、Num Lockインジケータの
点灯/消灯の動作を説明する図である。
【図4】スペースセービングキーボード11の配列の一
例を示す図である。
【図5】本発明の実施例であるキーボードの構成の一例
を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例であるキーボードの動作
のシーケンスを説明する図である。
【図7】Num Lockキー押下げ、Num Lockモード、及び押
下げフラグの関係を説明する図である。
【図8】本発明において、制御部23の実行するNum Lo
ckモード解除ルーチンのフローチャートである。
【図9】押下げ検知(キースキャン)ルーチンのフロー
チャートである。
【図10】モードインジケータ処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図11】本発明の第2の実施例であるキーボードの動
作のシーケンスを説明する図である。
【主要部分の符号の説明】
11 キーボード 21 キーマトリクス 23 制御装置 24 メモリ 26 キースキャン処理装置 27 PC 28 通信装置 29 バッファ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定キーを押下することにより、現在設
    定されているキーボードの第1の入力モードとは異なる
    第2の入力モードを指定する信号をパーソナルコンピュ
    ータ(PC)に送信し、該信号を受信したPCにおいて
    入力モードを前記第2の入力モードに設定されるキーボ
    ードであって、 前記所定キーの押下を検知する検知手段と、前記第1の入力モードが設定されている状態において、
    前記検知手段により前記所定キーの押下が検知されず、
    かつ前記第1の入力モードが設定されていることを表す
    信号をPCから受信した場合に、前記所定キーが押下さ
    れたときに送出する前記第2の入力モードを指定する信
    号を該PCに送出する手段と、を有することを特徴とす
    るキーボード。
  2. 【請求項2】 所定キーを押下することにより、現在設
    定されているキーボードの第1の入力モードとは異なる
    第2の入力モードを指定する信号をパーソナルコンピュ
    ータ(PC)に送信し、該信号を受信したPCにおいて
    入力モードを前記第2の入力モードに設定されるキーボ
    ードであって、 前記所定キーの押下を検知する第1の検知手段と、 前記第1の入力モードに関する関連キーの押下を検知
    する第2の検知手段と、前記第1の入力モードが設定されている状態において、
    前記第1の検知手段により前記所定キーの押下が検知さ
    れず、かつ前記第2の検知手段により前記関連キーの
    下が検知された場合に、前記関連キーの入力が表す信号
    に先立ち前記所定キーが押下されたときに送出する前記
    第2の入力モードを指定する信号を該PCに送出する手
    段と、を有することを特徴とするキーボード。
  3. 【請求項3】 前記所定キーの押下は、所定の複数のキ
    ーの同時押下であることを特徴とする請求項1又は2記
    載のキーボード。
  4. 【請求項4】 該PCにおいて設定されている入力モー
    ドを表す信号の受信に応答して該設定されている入力モ
    ードを表す表示をなすインジケータを有することを特徴
    とする請求項1又は2記載のキーボード。
  5. 【請求項5】 前記第2の入力モードは、数字固定入力
    モードであることを特徴とする請求項1又は2記載のキ
    ーボード。
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