JP3166150B2 - 圧力検出器 - Google Patents

圧力検出器

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JP3166150B2 JP34505996A JP34505996A JP3166150B2 JP 3166150 B2 JP3166150 B2 JP 3166150B2 JP 34505996 A JP34505996 A JP 34505996A JP 34505996 A JP34505996 A JP 34505996A JP 3166150 B2 JP3166150 B2 JP 3166150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体式圧力検出
器に関し、特に耐ノイズ性に優れた圧力検出器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の圧力検出器は、圧力センサチップ
を搭載した回路基板の反対の面に圧力導入ポートを接着
する構造のものが知られている。例えば、特開平4−2
5737号公報に開示され、図5に示す圧力検出器は、
所定の配線パターンが施され、後述する圧力センサチッ
プに圧力を伝達するための貫通孔1aを形成し、セラミ
ック材料からなる回路基板1上に、シリコン材料等から
ダイアフラム2を形成し、ダイアフラム2の下方にパイ
レックスガラス等から形成されるガラス台座3を備えた
半導体式圧力センサチップ4が、貫通孔1aとガラス台
座3に形成された圧力導入孔3aが対向するようにエポ
キシ系やシリコン系の接着剤を介し配設し、回路基板1
の電極部1bと圧力センサチップ4の図示しない電極端
子とを金線5等を用いワイヤーボンディングした後、圧
力センサチップ4を周囲雰囲気から隔離するためチップ
カバー6により圧力センサチップ4を覆うようにしてい
る。また、このチップカバー6はエポキシ系の接着剤に
より回路基板1に配設固定されている。一方、回路基板
1の裏面側には、回路基板1の対向面が外方に引き出さ
れた鍔部7aと、媒体からの圧力を圧力センサチップ4
に導くための圧力導入部7bとを形成した圧力導入ポー
ト7が、圧力導入部7bが貫通孔1aに対応するように
配設し、回路基板1と圧力導入ポート7とは、鍔部7a
の上端面にエポキシ系接着剤を介し固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような圧力検出器
は、車両に搭載されることがあり、このような環境下で
は、電磁ノイズやラジオノイズ,イグニッションノイズ
等の様々なノイズの影響を受けやすく、この圧力検出器
からのデータを基に動作する機器(例えば、吸気圧計)
の誤動作の原因になるもので、このようなノイズを対策
する方法として、図示しない他の回路基板にコンデンサ
等を搭載してノイズを吸収することが考えられるが、完
全に吸収できるものではなく、圧力検出器の耐ノイズ性
を有する構造が望まれている。そこで、本発明は前記問
題点に着目し、構造上、耐ノイズ性に優れた圧力検出器
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、圧力センサチップと電気的に接続される回
路基板の裏面側に、前記圧力センサチップに圧力を伝達
するための圧力導入ポートを配設するとともに、前記回
路基板の表面側に、前記圧力センサチップを覆うチップ
カバーを配設する圧力検出器において、前記回路基板
に、前記圧力センサチップと電気的に接続される電極部
と、前記電極部に接続する第1の配線パターンと、前記
チップカバーを接続する第1のランド部と、前記圧力導
入ポートを接続する第2のランド部と、前記第1,第2
のランド部をグランドレベルに接続する第2,第3の配
線パターンと、を備えてなるものである。
【0005】また、圧力センサチップと電気的に接続さ
れる回路基板の裏面側に、前記圧力センサチップに第1
の圧力を伝達するための圧力導入部を備える圧力導入ポ
ートを配設するとともに、前記回路基板の表面側に、前
記圧力センサチップを覆い、第2の圧力を前記圧力セン
サチップに伝達するための圧力ポートを備えるチップカ
バーを配設する圧力検出器において、前記回路基板に、
前記圧力センサチップと電気的に接続される電極部と、
前記電極部に接続する第1の配線パターンと、前記チッ
プカバーを接続する第1のランド部と、前記圧力導入ポ
ートを接続する第2のランド部と、前記第1,第2のラ
ンド部をグランドレベルに接続する第2,第3の配線パ
ターンと、を備えてなるものである。
【0006】また、前記電極部を囲むように前記第1の
ランド部を形成し、前記電極部を、第1,第2のブライ
ンドスルーホール及び前記第1,第2のブラインドスル
ーホールに接続される前記第1の配線パターンを介し前
記第1のランド部と電気的に離間させ、前記回路基板の
端部まで電気的に引き出してなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、圧力センサチップ4と
電気的に接続する回路基板8の裏面側に圧力導入ポート
9を配設するとともに、圧力センサチップ4を覆うチッ
プカバー10を回路基板8上に配設する圧力検出器であ
って、回路基板8に圧力センサチップ4とワイヤボンデ
ィングにより接続される複数の電極部8bと、各電極部
8bに接続する第1の配線パターン8eと、チップカバ
ー10を半田により接続するカバー接続ランド(第1の
ランド部)8gと、圧力導入ポート9を半田により接続
するポート接続ランド(第2のランド部)8jと、カバ
ー接続ランド8g及びポート接続ランド8jをグランド
レベルに接続する第2,第3の配線パターン8h,8k
とを形成するものであり、圧力センサチップ4及び各第
1の配線パターン8eに影響を及ぼす恐れのある周囲雰
囲気からの外来ノイズを、従来の回路上でのノイズ処理
に加え、チップカバー10及び圧力導入ポート9により
遮蔽し、前記ノイズを第2,第3の配線パターン8h,
8kを介しグランドレベルに接地するため、従来よりも
耐ノイズ性に優れた圧力検出器が得られるものである。
【0008】また、圧力センサチップ4とワイヤボンデ
ィングにより接続された各電極部8bを囲むようにカバ
ー接続ランド8gを形成し、各電極部8bを、第1,第
2のブラインドスルーホール8c,8d、及び回路基板
8内に形成され、各ブラインドスルーホール8c,8d
に接続される第1の配線パターン8eを介しカバー接続
ランド8gと電気的に離間させ、回路基板8の端部に形
成される各第1の電極端子8fまで電気的に引き出すも
ので、チップカバー10の全周を回路基板8に形成する
略ドーナッツ状のカバー接続ランド8gに半田を介し固
定できることから、チップカバー6を接着剤により回路
基板1に固定する従来の圧力検出器に対し、接合強度を
向上させることができ、しかも、チップカバー10に圧
力ポート10aを形成し圧力を導入する、所謂差圧式の
圧力検出器において、チップカバー10と回路基板8と
の接合面における気密性を良好に確保することができる
ため、正確な圧力の検出を可能とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付図面に記載した実施例に
基づき説明するが、従来例と同一もしくは相当箇所には
同一符号を付してその詳細な説明は省く。
【0010】図1は、本発明の圧力検出器を示す要部断
面図であり、図2から図4は、本発明の回路基板を示す
図である。
【0011】本発明の実施例として、第1の圧力と第2
の圧力を導入し、その差を検出する、所謂差圧式の圧力
検出器を例に挙げ説明する。図1から図4に記載される
圧力検出器において、4は圧力センサチップ、8は回路
基板、9は圧力導入ポート、10はチップカバー、11
は電極リードである。
【0012】圧力センサチップ4は、従来例同様にダイ
アフラム2とガラス台座3とを備えており、両部材2,
3は陽極接合により接合されている。また、ガラス台座
3の略中央には、圧力をダイアフラム2に伝達するため
の圧力導入孔3aが形成され、ガラス台座3の底面に
は、後で詳述する圧力導入ポート9と半田を介し接続す
るためのメタライズ層(図示しない)が形成されてい
る。
【0013】回路基板8は、本発明の特徴となるもの
で、ガラス繊維入り樹脂やセラミック等の材料からなる
多層基板である。この回路基板8の略中央には、表面か
ら裏面に貫通する貫通孔8aが形成され、この貫通孔8
aの周辺には、圧力センサチップ4の電極端子(図示し
ない)とワイヤボンディングにより電気的に接続するた
めの電極部8bが複数形成されており、この各電極部8
bは、第1,第2のブラインドスルーホール8c,8d
と、第1,第2のブラインドスルーホール8c,8dに
接続され回路基板8の内部に形成された第1の配線パタ
ーン8eとを介し、後述するカバー接続ランドと電気的
に離間するように後で詳述する電極リード11を接続す
るための回路基板8の端部に形成された第1の電極端子
8fまで電気的に引き出されている。また、各電極部8
bの周辺には、各電極部8bを囲むように後で詳述する
チップカバー10を半田付けするための略ドーナッツ状
のカバー接続ランド(第1のランド部)8gが形成され
ており、このカバー接続ランド8gは、第2の配線パタ
ーン8hにより回路基板8の端部に形成された電極リー
ド11を接続するための第2の電極端子8iまで引き出
されている。
【0014】一方、回路基板8の裏面側には、回路基板
8の表面側に形成する第1,第2の電極端子8f,8i
と一対になる電極端子(第1,第2の電極端子8f,8
i)と、後で詳述する圧力導入ポート9を半田を介し接
続するための略ドーナッツ状のポート接続ランド(第2
のランド部)8jとが形成されており、ポート接続ラン
ド8jは、回路基板8の裏面側に形成される第1,第2
の電極端子8f,8iを除く略全域を覆う第3の配線パ
ターン8kと電気的に接続し、この第3の配線パターン
8kは、回路基板8の裏面側の第2の電極端子8iまで
電気的に引き出されている。かかる回路基板8は、グラ
ンドレベルに接続される第3の配線パターン8kが、絶
縁基板8の裏面側の前記各電極端子の形成部分を除く略
全域を覆うように形成されているため、耐ノイズ性に優
れたものである。
【0015】圧力導入ポート9は、圧力センサチップ4
のガラス台座3の熱膨張差を考慮し、ガラス台座3の熱
膨張係数に近似し、半田付け可能なコバールや4−2合
金等の金属材料からなり、回路基板8との対向面側に前
述したポート接続ランド8jに対応する鍔部9aが形成
されている。また、圧力導入ポート9には、圧力導入ポ
ート9の下端から上端に向かって貫通する貫通孔が形成
されており、この貫通孔は圧力センサチップ4のダイア
フラム2に第1の圧力を伝えるための圧力導入部9bを
構成する。
【0016】チップカバー10は、例えば、鉄系材料に
ニッケルメッキが施されたもので、圧力センサチップ4
を周囲雰囲気から隔離するため、圧力センサチップ4を
覆うように回路基板8のカバー接続ランド8gに半田を
介し配設されるものである。チップカバー10には、上
端部に圧力センサチップ4に第2の圧力を伝達するため
の圧力ポート10aが形成され、また、チップカバー1
0と回路基板8との対向面には、回路基板8のカバー接
続ランド8gに対応するフランジ部10bが形成されて
いる。
【0017】電極リード11は、第1,第2の電極端子
8f,8iに半田等により電気的に固定されるもので、
第1の電極端子8fに接続される電極リード11は、圧
力センサチップ4から出力される電気信号を図示しない
他の回路基板に引き出したり、圧力センサチップ4を駆
動させるための駆動電圧を印加させるためのものであ
り、各ブラインドスルーホール8c,8d及び第1の配
線パターン8eを介し圧力センサチップ4と電気的に接
続されている。また、第2の電極端子8iに接続される
電極リード11は、図示しない他の回路基板を介しグラ
ンドレベルに接地されるもので、例えば、カバー接続ラ
ンド8g及びポート接続ランド8jに接続されるチップ
カバー10及び圧力導入ポート9が周囲雰囲気から外来
ノイズを受けると、このノイズが第2,第3の配線パタ
ーン8h,8k及び第2の電極端子8iに接続される電
極リード11を介しグランドレベルに接地される。
【0018】かかる各部により構成される圧力検出器
は、圧力導入ポート9の鍔部9aを回路基板8の裏面側
に形成されたポート接続ランド8jに半田を介し固定さ
れることにより、回路基板8の貫通孔8aが、圧力導入
ポート9により塞がり、貫通孔8aと圧力導入ポート9
の上端部とにより、圧力センサチップ4を配設するため
の載置凹部12が形成される。この載置凹部12に、圧
力導入ポート9の圧力導入部9bとガラス台座3の圧力
導入孔3aが対向するように、ガラス台座3の底面に形
成するメタライズ層と圧力導入ポート9とを半田を介し
接続することにより、圧力センサチップ4が載置凹部1
2に配設される。そして、載置凹部12に配設される圧
力センサチップ4の電極端子(図示しない)と回路基板
8の各電極部8bとを金線5等によりワイヤボンディン
グし、圧力センサチップ4を周囲雰囲気から隔離するた
め、チップカバー10のフランジ部10bが回路基板8
のカバー接続ランド8gに対応するように半田を介し配
設し、各電極リード11を第1,第2の電極端子8f,
8iに半田付けすることで差圧式の圧力検出器が完成す
る。
【0019】かかる構成により、圧力導入ポート9の圧
力導入部9bに印加される圧力は、圧力センサチップ4
のガラス台座3の圧力導入孔3aを通ってダイアフラム
2に到達することになるので、ダイアフラム2が歪みを
受けると、圧力に応じた出力が、回路基板8に形成した
第1,第2のブラインドスルーホール8c,8d及び第
1の配線パターン8eを介し第1の電極端子8fに接続
された電極リード11に到達し、前記電極リード11か
ら外部に取り出されるものである。
【0020】また、かかる圧力検出器を車両等に配設す
る場合、電磁ノイズやラジオノイズ,イグニッションノ
イズ等の様々なノイズの影響を受けることになるが、従
来の図示しない他の回路基板上でのノイズ処理に加え、
本発明の構造、即ち、圧力センサチップ4を覆うチップ
カバー10及び圧力センサチップ4を配設する圧力導入
ポート9を金属材料から形成するとともに、回路基板8
の圧力センサチップ4を配設する周辺箇所を囲うよう
に、第2,第3の配線パターン8h,8kを介しグラン
ドレベルに接地されるカバー接続ランド8g及びポート
接続ランド8jを形成し、このカバー接続ランド8g及
びポート接続ランド8jに半田を介しチップカバー10
及び圧力導入ポート9を配設する構造を用いることで、
圧力センサチップ4及び各第1の配線パターン8eに影
響を及ぼす恐れのある周囲雰囲気からの外来ノイズを、
チップカバー10及び圧力導入ポート9により遮蔽し、
前記ノイズを第2,第3の配線パターン8h,8kを介
しグランドレベルに接地することができるため、従来よ
りも耐ノイズ性に優れた圧力検出器が得られるものであ
る。
【0021】また、チップカバー10を回路基板8に半
田を介し固定できることから、従来のチップカバー6を
接着剤により回路基板1に固定していた圧力検出器に対
し、接合強度を向上させることができ、しかも、第2の
圧力をチップカバー10の圧力ポート10aにより導入
するような差圧式の圧力検出器において、チップカバー
10と回路基板8との接合面における気密性を良好に確
保することができるため、正確な圧力の検出が可能とな
る。
【0022】尚、本実施例では、回路基板8の貫通孔8
aと圧力導入ポート9の上端部とで構成する載置凹部1
2に圧力センサチップ4を配設する圧力検出器を例に挙
げたが、図5で示すような圧力センサチップ4と圧力導
入ポート7とをそれぞれ回路基板1に配設する従来の圧
力検出器の構造に本発明の構造を適用しても同様な効果
が得られるものである。
【0023】また、本実施例では、圧力導入ポート9と
チップカバー10とから第1,第2の圧力を導入する差
圧式の圧力検出器を例に挙げて説明したが、従来のよう
な一般的な圧力検出器(図5で示すような圧力検出器)
に本発明の構造を適用しても良い。
【0024】また、本実施例のカバー接続ランド8g及
びポート接続ランド8jは略ドーナッツ形状により形成
されているが、チップカバー10及び圧力導入ポート9
の形状により変更されるものであり、ランド形状は本実
施例に限定されるものではない。
【0025】
【発明の効果】本発明は、圧力センサチップと電気的に
接続される回路基板の裏面側に、前記圧力センサチップ
に圧力を伝達するための圧力導入ポートを配設するとと
もに、前記回路基板の表面側に、前記圧力センサチップ
を覆うチップカバーを配設する圧力検出器において、前
記回路基板に、前記圧力センサチップと電気的に接続さ
れる電極部と、前記電極部に接続する第1の配線パター
ンと、前記チップカバーを接続する第1のランド部と、
前記圧力導入ポートを接続する第2のランド部と、前記
第1,第2のランド部をグランドレベルに接続する第
2,第3の配線パターンと、を備えてなるもので、ま
た、圧力センサチップと電気的に接続される回路基板の
裏面側に、前記圧力センサチップに第1の圧力を伝達す
るための圧力導入部を備える圧力導入ポートを配設する
とともに、前記回路基板の表面側に、前記圧力センサチ
ップを覆い、第2の圧力を前記圧力センサチップに伝達
するための圧力ポートを備えるチップカバーを配設する
圧力検出器において、前記回路基板に、前記圧力センサ
チップと電気的に接続される電極部と、前記電極部に接
続する第1の配線パターンと、前記チップカバーを接続
する第1のランド部と、前記圧力導入ポートを接続する
第2のランド部と、前記第1,第2のランド部をグラン
ドレベルに接続する第2,第3の配線パターンと、を備
えてなるものであり、従来の回路上でのノイズ処理に加
え、周囲雰囲気からの外来ノイズを、前記第2,第3の
配線パターンをグランドレベルに接地することから、従
来よりも耐ノイズ性に優れた圧力検出器が得られるもの
である。
【0026】また、前記電極部を囲むように前記第1の
ランド部を形成し、前記電極部を、第1,第2のブライ
ンドスルーホール及び前記第1,第2のブラインドスル
ーホールに接続される前記第1の配線パターンを介し前
記第1のランド部と電気的に離間させ、前記回路基板の
端部まで電気的に引き出してなるものであり、前記チッ
プカバーの全周を前記回路基板に形成した前記ランドに
半田を介し固定できることから、接合強度を向上させる
ことができ、しかも、前記チップカバーと前記回路基板
との接合面における気密性を良好に確保することができ
るため、正確な圧力の検出を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力検出器を示す要部断面図。
【図2】同上本発明の回路基板を表面から見た状態を示
す平面図。
【図3】同上本発明の回路基板の要部断面図
【図4】同上本発明の回路基板を裏面から見た状態を示
す平面図。
【図5】従来の圧力検出器を示す要部断面図。
【符号の説明】
4 圧力センサチップ 8 回路基板 8b 電極部 8c 第1のブラインドスルーホール 8d 第2のブラインドスルーホール 8e 第1の配線パターン 8f 第1の電極端子 8g カバー接続ランド(第1のランド部) 8h 第2の配線パターン 8i 第2の電極端子 8j ポート接続ランド(第2のランド部) 8k 第3の配線パターン 9 圧力導入ポート 9b 圧力導入部 10 チップカバー 10a 圧力ポート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力センサチップと電気的に接続される
    回路基板の裏面側に、前記圧力センサチップに圧力を伝
    達するための圧力導入ポートを配設するとともに、前記
    回路基板の表面側に、前記圧力センサチップを覆うチッ
    プカバーを配設する圧力検出器において、前記回路基板
    に、前記圧力センサチップと電気的に接続される電極部
    と、前記電極部に接続する第1の配線パターンと、前記
    チップカバーを接続する第1のランド部と、前記圧力導
    入ポートを接続する第2のランド部と、前記第1,第2
    のランド部をグランドレベルに接続する第2,第3の配
    線パターンと、を備えてなることを特徴とする圧力検出
    器。
  2. 【請求項2】 圧力センサチップと電気的に接続される
    回路基板の裏面側に、前記圧力センサチップに第1の圧
    力を伝達するための圧力導入部を備える圧力導入ポート
    を配設するとともに、前記回路基板の表面側に、前記圧
    力センサチップを覆い、第2の圧力を前記圧力センサチ
    ップに伝達するための圧力ポートを備えるチップカバー
    を配設する圧力検出器において、前記回路基板に、前記
    圧力センサチップと電気的に接続される電極部と、前記
    電極部に接続する第1の配線パターンと、前記チップカ
    バーを接続する第1のランド部と、前記圧力導入ポート
    を接続する第2のランド部と、前記第1,第2のランド
    部をグランドレベルに接続する第2,第3の配線パター
    ンと、を備えてなることを特徴とする圧力検出器。
  3. 【請求項3】 前記電極部を囲むように前記第1のラン
    ド部を形成し、前記電極部を、第1,第2のブラインド
    スルーホール及び前記第1,第2のブラインドスルーホ
    ールに接続される前記第1の配線パターンを介し前記第
    1のランド部と電気的に離間させ、前記回路基板の端部
    まで電気的に引き出してなることを特徴とする請求項1
    もしくは請求項2に記載の圧力検出器。
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