JP3166076B2 - 鋸引き装置 - Google Patents
鋸引き装置Info
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- JP3166076B2 JP3166076B2 JP36974097A JP36974097A JP3166076B2 JP 3166076 B2 JP3166076 B2 JP 3166076B2 JP 36974097 A JP36974097 A JP 36974097A JP 36974097 A JP36974097 A JP 36974097A JP 3166076 B2 JP3166076 B2 JP 3166076B2
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- Japan
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- handle
- sawing
- saw blade
- wood
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、児童でも鋸引き作
業を容易に行うことができる鋸引き装置に関するもので
ある。
業を容易に行うことができる鋸引き装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】学校等の図工や技術家庭の授業において
木工作を行う場合、鋸や金槌、鉋などの所謂大工道具を
使用する。
木工作を行う場合、鋸や金槌、鉋などの所謂大工道具を
使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記大
工道具を上手に扱うことは、いずれの道具においても容
易ではない。その中でも鉋及び鋸引き作業には相当な熟
練が要求され、大人でも上手に行うのは難しく、児童に
おいては言うまでもない。とくに、鋸引き作業は、片方
の手若しくは足を使って切断すべき木材を固定しながら
鋸を引かねばならず、非力な児童には困難な作業であ
る。本発明は、従来技術の上記問題点に鑑み、児童でも
鋸引き作業を容易に行うことができる鋸引き装置を提供
することを目的とするものである。
工道具を上手に扱うことは、いずれの道具においても容
易ではない。その中でも鉋及び鋸引き作業には相当な熟
練が要求され、大人でも上手に行うのは難しく、児童に
おいては言うまでもない。とくに、鋸引き作業は、片方
の手若しくは足を使って切断すべき木材を固定しながら
鋸を引かねばならず、非力な児童には困難な作業であ
る。本発明は、従来技術の上記問題点に鑑み、児童でも
鋸引き作業を容易に行うことができる鋸引き装置を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、鋸
引き装置を、鋸の柄部に取付けられるハンドル部と、該
ハンドル部を往復動可能に保持する鋸保持部と、切断す
べき資材を載置するテーブルと、該テーブルに載置した
資材を固定する固定杆と、前記鋸の鋸刃の側面に当接し
て鋸刃の横ぶれを規制する案内杆とから構成したことを
第1の特徴とする。
引き装置を、鋸の柄部に取付けられるハンドル部と、該
ハンドル部を往復動可能に保持する鋸保持部と、切断す
べき資材を載置するテーブルと、該テーブルに載置した
資材を固定する固定杆と、前記鋸の鋸刃の側面に当接し
て鋸刃の横ぶれを規制する案内杆とから構成したことを
第1の特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載の鋸引き装置におい
ては、案内杆に、鋸刃を磁着する磁石を取り付けたこと
を特徴とする。
ては、案内杆に、鋸刃を磁着する磁石を取り付けたこと
を特徴とする。
【0006】さらに、請求項3に記載の鋸引き装置にお
いては、請求項1又は請求項2に記載の鋸引き装置にお
いて鋸保持部が水平方向に回動自在に設けられているこ
とを特徴とする。
いては、請求項1又は請求項2に記載の鋸引き装置にお
いて鋸保持部が水平方向に回動自在に設けられているこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る
鋸引き装置の一実施例を示す斜視図、図2は鋸引き装置
の側面図、図3は鋸引き装置の平面図、図4(A)は木
材固定補助具を示す斜視図、(B)は蝶ナットの構造を
示す正面図である。
て本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る
鋸引き装置の一実施例を示す斜視図、図2は鋸引き装置
の側面図、図3は鋸引き装置の平面図、図4(A)は木
材固定補助具を示す斜視図、(B)は蝶ナットの構造を
示す正面図である。
【0008】
【実施例1】図1乃至図3に示すように、本発明に係る
鋸引き装置は、概ね、鋸1の柄1aに取付けられるハン
ドル部2と、このハンドル部2を往復動可能に保持する
鋸保持部3と、切断すべき木材Wを載置するテーブル4
と、このテーブル4に載置した木材Wを固定するための
固定杆5と、鋸1の鋸刃1bの側面に当接して鋸刃1b
の横ぶれを規制する案内杆6とから構成されている。
鋸引き装置は、概ね、鋸1の柄1aに取付けられるハン
ドル部2と、このハンドル部2を往復動可能に保持する
鋸保持部3と、切断すべき木材Wを載置するテーブル4
と、このテーブル4に載置した木材Wを固定するための
固定杆5と、鋸1の鋸刃1bの側面に当接して鋸刃1b
の横ぶれを規制する案内杆6とから構成されている。
【0009】ハンドル部2は、鋸1の柄1aを嵌め込ん
で固定するための挿通孔を有する鋸柄固定体2bと、こ
の鋸柄固定体2bの両側面に取り付けられる一対の把手
2aとから構成されている。鋸保持部3は、底板3bの
上に一対の鋸保持板3aを平行に立設し、この一対の鋸
保持板3aの長さ方向に渡って開設されたハンドル保持
窓3cにハンドル部2の一対の把手2aと鋸柄固定体2
bとを連結する連結杆2cを貫装するようにされてお
り、ハンドル部2を鋸保持部3の間で保持し、一対の握
手2aを両手で握持して鋸1を前後に往復動できるよう
にされている。
で固定するための挿通孔を有する鋸柄固定体2bと、こ
の鋸柄固定体2bの両側面に取り付けられる一対の把手
2aとから構成されている。鋸保持部3は、底板3bの
上に一対の鋸保持板3aを平行に立設し、この一対の鋸
保持板3aの長さ方向に渡って開設されたハンドル保持
窓3cにハンドル部2の一対の把手2aと鋸柄固定体2
bとを連結する連結杆2cを貫装するようにされてお
り、ハンドル部2を鋸保持部3の間で保持し、一対の握
手2aを両手で握持して鋸1を前後に往復動できるよう
にされている。
【0010】テーブル4は、切断すべき木材Wを載置す
る載置板4aの両端に同じ高さの凸部を設けた断面略凹
状に形成されている。すなわち、図3に示すように、載
置板4aの手前側端に設けられ、後述する固定杆5と案
内杆6の一端を固定する突条4bと、載置板4aの奥側
端に設けられ、これら固定杆5と案内杆6の他端を固定
するための段部4cにより、切断すべき木材Wを載置す
る凹部を形成した構成とされている。尚、突条4bに
は、木材Wの切断位置決め用の目盛りが描成されてい
る。
る載置板4aの両端に同じ高さの凸部を設けた断面略凹
状に形成されている。すなわち、図3に示すように、載
置板4aの手前側端に設けられ、後述する固定杆5と案
内杆6の一端を固定する突条4bと、載置板4aの奥側
端に設けられ、これら固定杆5と案内杆6の他端を固定
するための段部4cにより、切断すべき木材Wを載置す
る凹部を形成した構成とされている。尚、突条4bに
は、木材Wの切断位置決め用の目盛りが描成されてい
る。
【0011】ここで木材Wの固定方法について説明する
と、図4(A)に示すような階段状部7aを持つ木材固
定補助具7を切断すべき木材Wの上に載せ、この治具7
を挟持した状態で固定杆5の両端に設けた蝶ナット9を
締め付けることにより、載置板4と固定杆5とにより挟
圧するのである。木材固定治具7に形成した階段7a
は、切断する木材の厚み(高さ)に応じて適宜段位を代
えて使用するものである。
と、図4(A)に示すような階段状部7aを持つ木材固
定補助具7を切断すべき木材Wの上に載せ、この治具7
を挟持した状態で固定杆5の両端に設けた蝶ナット9を
締め付けることにより、載置板4と固定杆5とにより挟
圧するのである。木材固定治具7に形成した階段7a
は、切断する木材の厚み(高さ)に応じて適宜段位を代
えて使用するものである。
【0012】固定杆5と並設される案内杆6は、鋸1の
鋸刃1bの側面に当接して鋸刃1bを往復動させる際
に、その横ぶれを規制するためのものである。この案内
杆6の鋸刃1bに当接する側の面には、磁石8が内装さ
れており、鋸刃1bを磁着するようにされている。これ
により鋸刃1bの横振れ防止を一層確実なものとするこ
とができる。尚、磁着力は鋸刃1bを案内杆6に固定し
てしまうほど強力なものでないことは言うまでもない。
また、図中、10は鋸刃1bが不用意に上動するのを防
止するためのストッパーである。
鋸刃1bの側面に当接して鋸刃1bを往復動させる際
に、その横ぶれを規制するためのものである。この案内
杆6の鋸刃1bに当接する側の面には、磁石8が内装さ
れており、鋸刃1bを磁着するようにされている。これ
により鋸刃1bの横振れ防止を一層確実なものとするこ
とができる。尚、磁着力は鋸刃1bを案内杆6に固定し
てしまうほど強力なものでないことは言うまでもない。
また、図中、10は鋸刃1bが不用意に上動するのを防
止するためのストッパーである。
【0013】以上のように構成された鋸引き装置によれ
ば、木材Wの切断位置を決めて固定杆5によって固定す
ることができるので、ハンドル部2の一対の把手2aを
両手で握持して前後に動かすだけで、鋸刃1bが横振れ
を起こすこともなく容易に鋸引き作業を行うことができ
る。
ば、木材Wの切断位置を決めて固定杆5によって固定す
ることができるので、ハンドル部2の一対の把手2aを
両手で握持して前後に動かすだけで、鋸刃1bが横振れ
を起こすこともなく容易に鋸引き作業を行うことができ
る。
【0014】また、図3に示すように、本装置では鋸保
持部3が底板3bごと水平方向に回動自在に設けられて
おり、固定杆5並びに案内杆6を、一端側(手前側)の
蝶ナット9が取り付けられた長ボルト9bを支点にし
て、図中、二点鎖線で示すように回動させて他端側の蝶
ナット9を、テーブル4の段部4cに設けられた弧状の
溝11及び12の任意の位置で固定することにより木材
Wを任意の角度で切断することができ、額縁等の小口切
りに有効である。さらに、本装置に使用される蝶ナット
9は、児童が使用することを考慮してナット9の紛失を
防止するため、図4(B)に示すように、ボルト9bの
頭部9aにてナット9の抜け止めを図っている。
持部3が底板3bごと水平方向に回動自在に設けられて
おり、固定杆5並びに案内杆6を、一端側(手前側)の
蝶ナット9が取り付けられた長ボルト9bを支点にし
て、図中、二点鎖線で示すように回動させて他端側の蝶
ナット9を、テーブル4の段部4cに設けられた弧状の
溝11及び12の任意の位置で固定することにより木材
Wを任意の角度で切断することができ、額縁等の小口切
りに有効である。さらに、本装置に使用される蝶ナット
9は、児童が使用することを考慮してナット9の紛失を
防止するため、図4(B)に示すように、ボルト9bの
頭部9aにてナット9の抜け止めを図っている。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
児童でも鋸引き作業を容易に行うことができるという優
れた効果がある。
児童でも鋸引き作業を容易に行うことができるという優
れた効果がある。
【図1】本発明に係る鋸引き装置の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】鋸引き装置の側面図である。
【図3】鋸引き装置の平面図である。
【図4】(A)は木材固定補助具を示す斜視図、(B)
は蝶ナットの構造を示す正面図である。
は蝶ナットの構造を示す正面図である。
1 鋸 1a 鋸の柄 1b 鋸刃 2 ハンドル部 2a 把手 2b 鋸柄固定部 3 鋸保持部 3a 鋸保持板 3b 底板 3c 保持窓 4 テーブル 4a 載置板 4b 突条 4c 段部 5 固定杆 6 案内杆 7 木材固定補助具 7a 階段 8 磁石 9 蝶ナット 10 ストッパー 11 弧状の溝 12 弧状の溝
Claims (3)
- 【請求項1】鋸の柄部に取付けられるハンドル部と、該
ハンドル部を往復動可能に保持する鋸保持部と、切断す
べき資材を載置するテーブルと、該テーブルに載置した
資材を固定する固定杆と、前記鋸の鋸刃の側面に当接し
て鋸刃の横ぶれを規制する案内杆とからなることを特徴
とする鋸引き装置。 - 【請求項2】前記案内杆に、鋸刃を磁着する磁石を取り
付けたことを特徴とする請求項1記載の鋸引き装置。 - 【請求項3】鋸保持部が水平方向に回動自在に設けられ
ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鋸
引き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36974097A JP3166076B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 鋸引き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36974097A JP3166076B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 鋸引き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11170206A JPH11170206A (ja) | 1999-06-29 |
JP3166076B2 true JP3166076B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=18495212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36974097A Expired - Fee Related JP3166076B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 鋸引き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3166076B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5818189B1 (ja) * | 2015-05-12 | 2015-11-18 | 直秀 衞藤 | 加工装置及び方法 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP36974097A patent/JP3166076B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11170206A (ja) | 1999-06-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |