JP3165308U - 財布 - Google Patents
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Abstract
【課題】必要以上に厚くなることなく、紙幣の多寡によらず有効に結束できる小型で薄いカードホルダー付きの財布を提供する。【解決手段】カードホルダー4により紙幣を挟持する中央部2と、該中央部2の左右にそれぞれ連接し折りたたみ時にそれぞれ中央部側に折り返す折り返し部3により財布を形成する。該カードホルダーの底部と該中央部の底部とは、バネ機構5を介して接続する。そして、カードホルダー4の前面の一部は切り欠かれており、この切り欠かれた部分に隣接してカードホルダーの両側面から前面に延出した袖部9を設ける。【選択図】図1
Description
本考案は、財布、特にカードホルダー付きの財布に関する。
キャッシュカード、クレジットカード等のカードホルダー付きの財布については、種々の形態の財布が販売されており、またこれらに関して特許文献も多数公開されている。例えば特許文献1、2、4などが提案されている。
また紙幣を財布に固定するため、財布の中央部に紙幣挟着クリップを設けることも提案されている(特許文献3参照)。
また紙幣を財布に固定するため、財布の中央部に紙幣挟着クリップを設けることも提案されている(特許文献3参照)。
ところが従来のカードホルダー付きの財布では、次のような問題がある。
(1)従来の財布では多くの紙幣を収容しようとすると、財布が十分広がらないという問題がある。また紙幣が無い場合にも逆に財布が小さくならないという問題がある。
(2)財布に装着されたカード収納ポケット付のカードホルダーは、カードの取り出しには便利であるが、カードの枚数が多くなるとカードの厚みに加えてカード収納ポケットの厚みが加わることにより、財布の厚みが厚くなる問題がある。またカードの枚数が多いため一つのカード収納ポケットに複数のカードを収容するような場合には後ろ側のカードは取り出しにくいという問題がある。
(3)カードの取り出しを容易にするためには、カード収納ポケットを階段状に形成する必要があるがこれにより、財布が必要以上の大きさとなる問題がある。
(4)従来の財布では折りたたんだ財布をボタン等でロックしているが、ボタンの位置が固定されているため、多数の紙幣を入れた場合ボタンがかからなくなり、逆に紙幣が無い場合には財布がピッタリと閉まらないという問題がある。
(1)従来の財布では多くの紙幣を収容しようとすると、財布が十分広がらないという問題がある。また紙幣が無い場合にも逆に財布が小さくならないという問題がある。
(2)財布に装着されたカード収納ポケット付のカードホルダーは、カードの取り出しには便利であるが、カードの枚数が多くなるとカードの厚みに加えてカード収納ポケットの厚みが加わることにより、財布の厚みが厚くなる問題がある。またカードの枚数が多いため一つのカード収納ポケットに複数のカードを収容するような場合には後ろ側のカードは取り出しにくいという問題がある。
(3)カードの取り出しを容易にするためには、カード収納ポケットを階段状に形成する必要があるがこれにより、財布が必要以上の大きさとなる問題がある。
(4)従来の財布では折りたたんだ財布をボタン等でロックしているが、ボタンの位置が固定されているため、多数の紙幣を入れた場合ボタンがかからなくなり、逆に紙幣が無い場合には財布がピッタリと閉まらないという問題がある。
したがって本考案は、上記の問題点を解決し、小型で薄いカードホルダー付きの財布を提供することを課題とする。
本考案の課題を解決するための手段は、次のとおりである。
(1)カードホルダーにより紙幣を挟持する中央部と、該中央部の左右にそれぞれ連接し折りたたみ時にそれぞれ中央部側に折り返す折り返し部とからなる財布であって、
該カードホルダーの底部と該中央部の底部とは、バネ機構を介して接続されていることを特徴とする財布。
(2)上記カードホルダーの前面の一部は切り欠かれており、この切り欠かれた部分に隣接してカードホルダーの両側面から前面に延出した袖部を有することを特徴とする上記(1)に記載の財布。
(3)上記バネ機構は、カードホルダーの上記袖部にまで延在していることを特徴とする上記(2)に記載の財布。
(4)上記カードホルダーのカード挿入部には、カードの落下防止のためのストッパーが設けられていることを特徴とする上記(2)又は(3)に記載の財布。
(5)上記折り返し部の一方には、折りたたみ時に他方の折り返し部及び上記中央部を結束する弾性部材が設けられていることを特徴とする上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の財布。
(1)カードホルダーにより紙幣を挟持する中央部と、該中央部の左右にそれぞれ連接し折りたたみ時にそれぞれ中央部側に折り返す折り返し部とからなる財布であって、
該カードホルダーの底部と該中央部の底部とは、バネ機構を介して接続されていることを特徴とする財布。
(2)上記カードホルダーの前面の一部は切り欠かれており、この切り欠かれた部分に隣接してカードホルダーの両側面から前面に延出した袖部を有することを特徴とする上記(1)に記載の財布。
(3)上記バネ機構は、カードホルダーの上記袖部にまで延在していることを特徴とする上記(2)に記載の財布。
(4)上記カードホルダーのカード挿入部には、カードの落下防止のためのストッパーが設けられていることを特徴とする上記(2)又は(3)に記載の財布。
(5)上記折り返し部の一方には、折りたたみ時に他方の折り返し部及び上記中央部を結束する弾性部材が設けられていることを特徴とする上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の財布。
本考案の財布によれば、次のような効果がある。
(1)カードホルダーを中央部に配置しかつ左右から折りたためるようにしたため、カードサイズ程度の小型の財布が得られる。また財布の厚みは、カードホルダーの厚みにより決められており、さらに従来の財布のようなカード収納ポケットの厚みが加わることがないため、必要以上に厚くなることはない。
(2)カードホルダーの底部と財布の中央部の底部とは、バネ機構を介して接続されているため、紙幣はこのバネ機構により財布とカードホルダーとの間に有効に挟持される。
(3)カードホルダーの前面の一部には切り欠かれた部分及び両袖部があり、カードホルダーに収納されているカードを両袖部に沿って引き上げることにより簡単に取り出すことができる。
(4)両袖部にはバネ機構が延在されているため、カードはバネ機構によって、カードホルダー内で押圧されており、カードホルダー外に飛び出すことがない。
(5)カードホルダーのカード挿入部にはカードの落下防止のためのストッパーが設けられているため、上記(4)のバネ機構と相俟ってカードの落下が防止される。
(6)財布の折り返し部の一方には、折りたたみ時に他方の折り返し部及び上記中央部を結束する弾性部材が設けられているため、紙幣の多寡によらず有効に結束できる。
(1)カードホルダーを中央部に配置しかつ左右から折りたためるようにしたため、カードサイズ程度の小型の財布が得られる。また財布の厚みは、カードホルダーの厚みにより決められており、さらに従来の財布のようなカード収納ポケットの厚みが加わることがないため、必要以上に厚くなることはない。
(2)カードホルダーの底部と財布の中央部の底部とは、バネ機構を介して接続されているため、紙幣はこのバネ機構により財布とカードホルダーとの間に有効に挟持される。
(3)カードホルダーの前面の一部には切り欠かれた部分及び両袖部があり、カードホルダーに収納されているカードを両袖部に沿って引き上げることにより簡単に取り出すことができる。
(4)両袖部にはバネ機構が延在されているため、カードはバネ機構によって、カードホルダー内で押圧されており、カードホルダー外に飛び出すことがない。
(5)カードホルダーのカード挿入部にはカードの落下防止のためのストッパーが設けられているため、上記(4)のバネ機構と相俟ってカードの落下が防止される。
(6)財布の折り返し部の一方には、折りたたみ時に他方の折り返し部及び上記中央部を結束する弾性部材が設けられているため、紙幣の多寡によらず有効に結束できる。
本考案の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案に係る財布の模式図である。
財布1は、カードホルダー4により紙幣を挟持する中央部2と、該中央部の左右にそれぞれ連接し折りたたみ時にそれぞれ中央部側に折り返す折り返し部3とから構成されている。
本考案に係る財布は、カードホルダーを中央部に配置しかつ左右から折りたためるようにしたため、カードサイズ程度の小型の財布が得られる。また財布の厚みは、カードホルダーの厚みにより決められており、さらに従来の財布のようなカード収納ポケットの厚みが加わることがないため、従来の財布のように必要以上に厚くなることはない。
図1は、本考案に係る財布の模式図である。
財布1は、カードホルダー4により紙幣を挟持する中央部2と、該中央部の左右にそれぞれ連接し折りたたみ時にそれぞれ中央部側に折り返す折り返し部3とから構成されている。
本考案に係る財布は、カードホルダーを中央部に配置しかつ左右から折りたためるようにしたため、カードサイズ程度の小型の財布が得られる。また財布の厚みは、カードホルダーの厚みにより決められており、さらに従来の財布のようなカード収納ポケットの厚みが加わることがないため、従来の財布のように必要以上に厚くなることはない。
カードホルダー4の底部と中央部2の底部とは、バネ機構5を介して接続されており、このバネ機構により、紙幣はカードホルダー4と中央部との間に挟持される。
バネ機構の詳細を図2の模式図に示す。
バネ機構5はコの字状部分とこれに連なる2個のL字状部分からなる弾性体により構成されている。そしてコの字状部分は、一部を残して財布の中央部2の中に埋設される。また2個のL字状部分は、一部を残してカードホルダー4の袖部の中に埋設される。
バネ機構の詳細を図2の模式図に示す。
バネ機構5はコの字状部分とこれに連なる2個のL字状部分からなる弾性体により構成されている。そしてコの字状部分は、一部を残して財布の中央部2の中に埋設される。また2個のL字状部分は、一部を残してカードホルダー4の袖部の中に埋設される。
カードホルダー4の前面の一部は切り欠かれており、この切り欠かれた部分に隣接してカードホルダーの両側面から前面に延出した袖部9が設けられている。この切り欠かれた部分からカードを操作することにより、カードホルダーに収納されているカードは両袖部に沿って引き上げることができ、簡単に取り出すことができる。
上記カードホルダーのカード挿入部6の一部にはカードの落下防止のためのストッパー7が設けられている。このストッパーは、袖部に埋設されたバネ機構と相俟ってカードの落下を防止している。
さらに財布の折り返し部3の一方には、折りたたみ時に他方の折り返し部3及び中央部2を結束する弾性部材であるゴムバンドが設けられている。このゴムバンドにより、紙幣の多寡によらず財布を有効に結束できる。
(実施例)
図3〜5は、本案に従って製作した財布の一実施例の写真を示すものである。
図3は、財布の内側展開写真であり、中央部にカードホルダー及びバネ機構が見えており、またその両側には折り返し部が見えている。
図4は、財布の外側展開写真であり、左端に弾性部材であるゴムバンドが見えている。
図5は、財布を折りたたんだ状態の写真である。財布は弾性部材であるゴムバンドにより結束されており、カードサイズ程度の大きさにたたまれていることが分かる。
図3〜5は、本案に従って製作した財布の一実施例の写真を示すものである。
図3は、財布の内側展開写真であり、中央部にカードホルダー及びバネ機構が見えており、またその両側には折り返し部が見えている。
図4は、財布の外側展開写真であり、左端に弾性部材であるゴムバンドが見えている。
図5は、財布を折りたたんだ状態の写真である。財布は弾性部材であるゴムバンドにより結束されており、カードサイズ程度の大きさにたたまれていることが分かる。
1 財布
2 中央部
3 折り返し部
4 カードホルダー
5 バネ機構
6 カード挿入部
7 ストッパー
8 ゴムバンド
9 袖部
2 中央部
3 折り返し部
4 カードホルダー
5 バネ機構
6 カード挿入部
7 ストッパー
8 ゴムバンド
9 袖部
Claims (5)
- カードホルダーにより紙幣を挟持する中央部と、該中央部の左右にそれぞれ連接し折りたたみ時にそれぞれ中央部側に折り返す折り返し部とからなる財布であって、
該カードホルダーの底部と該中央部の底部とは、バネ機構を介して接続されていることを特徴とする財布。 - 上記カードホルダーの前面の一部は切り欠かれており、この切り欠かれた部分に隣接してカードホルダーの両側面から前面に延出した袖部を有することを特徴とする請求項1に記載の財布。
- 上記バネ機構は、カードホルダーの上記袖部にまで延在していることを特徴とする請求項2に記載の財布。
- 上記カードホルダーのカード挿入部には、カードの落下防止のためのストッパーが設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の財布。
- 上記折り返し部の一方には、折りたたみ時に他方の折り返し部及び上記中央部を結束する弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の財布。
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JP2010007146U JP3165308U (ja) | 2010-10-28 | 2010-10-28 | 財布 |
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JP2010007146U JP3165308U (ja) | 2010-10-28 | 2010-10-28 | 財布 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2013158508A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Monos Inc | 財布 |
KR200473243Y1 (ko) * | 2013-03-26 | 2014-06-19 | 엔엠텍코리아 주식회사 | 카드 케이스 |
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