JP3164977U - ユニバーサルジョイント - Google Patents

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JP3164977U
JP3164977U JP2010006773U JP2010006773U JP3164977U JP 3164977 U JP3164977 U JP 3164977U JP 2010006773 U JP2010006773 U JP 2010006773U JP 2010006773 U JP2010006773 U JP 2010006773U JP 3164977 U JP3164977 U JP 3164977U
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yoke
cross
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shaft
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浩平 北川
浩平 北川
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Abstract

【課題】ヨーク部を樹脂で製作し、その弾性を利用してクロスをヨークに組み込める様にした、部品点数が少なく、組立が容易なユニバーサルジョイントを提供する。【解決手段】ヨーク1は樹脂で製作し、クロス2の軸と嵌合する穴3’を備え、さらに、その穴3’がヨーク1の先端部分で切欠開放されている。また、クロス2の軸の外径は、前記ヨーク1先端の切欠開放部3の隙間よりも大きく形成する。組立の際は、まず一方のヨーク1先端の切欠開放部3に、クロス2の軸を押付けると、前記切欠開放されたヨーク1先端が樹脂の弾性により拡開することにより、クロス2の軸が前記一方のヨーク1の穴3’と嵌合して、クロス2を前記一方のヨーク1に組立てることができる。次に他方のヨーク1先端の切欠開放部3に、前記組立後のクロス2の軸のうち、前記一方のヨーク1の穴3’と嵌合していない軸を押付けると、他方の前記切欠開放されたヨーク1先端が樹脂の弾性により拡開することにより、クロス2の軸が前記他方のヨーク1の穴3’に嵌合して、クロス2を前記他方のヨーク1に組立てる。【選択図】図2

Description

本考案は、特に組立が容易な、回転動力伝達用のユニバーサルジョイントに関するものである。
従来より、回転動力伝達用のユニバーサルジョイントは、一対のヨークと一つのクロスで一組をなし、この3部品で軸角度のずれを持った回転動力伝達の用をなすことが知られているが、その構造上単なる3部品では組立ができないため、数部品に分割して組立てることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、回転動力を伝達する場合、通常、二組のユニバーサルジョイントを使用してその中間にスプライン部を設け、ヨークの回転軸方向の変位に対して追随できるようになっている。
特公平6−52087号公報
しかしながら、上記のとおり、ユニバーサルジョイントは一対のヨークと一つのクロスで一組をなし、この3部品で軸角度のずれを持った回転動力伝達の用をなすが、その構造上単なる3部品では組立ができないため、数部品に分割して組立てる必要があり、高コストであるという問題点があった。
また、回転動力を伝達する場合、通常、二組のユニバーサルジョイントを使用してその中間にスプライン部を設け、ヨークの回転軸方向の変位に対して追随できるようになっているが、雄側スプラインを有するヨーク、雌側スプラインを有するヨークが必要になり、部品の種類が増えるという問題点があった。
そこで、本考案の目的は、少ない部品で、組立が容易な、また、ヨークの回転軸方向の変位に対して追随できるユニバーサルジョイントを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の回転動力伝達用のユニバーサルジョイントは、ヨークが、その材質を樹脂とし、かつ、クロスの軸と嵌合する穴を備えるとともに、該穴がヨーク先端で一部切欠開放されており、該切欠開放されたヨーク先端が樹脂の弾性により拡開することにより、ヨークの穴とクロスの軸とが嵌合して、ヨークとクロスとが組立てられていることを特徴としている。
上記構成によれば、ヨーク先端の切欠開放部に、クロスの軸を押付けるだけで、ヨーク先端が樹脂の弾性により拡開して、クロスをヨークに組立てることができ、最小の部品点数で容易にユニバーサルジョイントの組立ができる。
また、本考案の回転動力伝達用のユニバーサルジョイントは、ヨークが、クロスの軸と嵌合する穴を備えるとともに、該穴がヨーク先端で一部切欠開放されており、ヨークの穴と嵌合するクロスの軸が、クロスの十字軸が含まれる平面と平行に、かつ、前記ヨークの穴にクロスの軸を嵌合させる時にヨーク先端の切欠開放部の隙間を通るように、一部切欠かれていることを特徴としている。
上記構成によれば、ヨーク先端の切欠開放部の隙間に、クロスの軸の一部切欠かれた側を通せば、クロスをヨークに組立てることができ、最小の部品点数で容易にユニバーサルジョイントの組立ができる。
さらに、本考案の回転動力伝達用のユニバーサルジョイントは、クロスの軸と嵌合するヨークの穴が、ヨークの回転軸方向に長穴となっていることを特徴としている。
上記構成によれば、二組のユニバーサルジョイントを使用して回転動力を伝達する場合、ヨークの回転軸方向の変位に対して長穴の範囲で追随することができる。
本考案によれば、部品点数が少なく、組立が容易で、ヨークの回転軸方向の変位に追随できるユニバーサルジョイントが提供できる。
第1実施形態のユニバーサルジョイントの組立状態の説明外観図である。 第1実施形態のユニバーサルジョイントのクロスをヨークに組立てる方向を示す図である。 第2実施形態のユニバーサルジョイントの組立状態の説明外観図である。
次に本考案の好適な実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の回転動力伝達用のユニバーサルジョイントの組立状態の説明外観図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
一対の樹脂製ヨーク1と一つのクロス2で一組をなしている。
図2は、第1実施形態のユニバーサルジョイントのクロス2をヨーク1に組立てる方向を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
ここで、ヨーク1は、クロス2の軸と嵌合する穴3’を備え、さらに、その穴3’がヨーク1の先端部分で切欠開放されている。また、クロス2の軸の外径は、前記ヨーク1先端の切欠開放部3の隙間よりも大きく形成されている。
組立の際は、まず一方のヨーク1先端の切欠開放部3に、クロス2の軸を押付けると、前記切欠開放されたヨーク1先端が樹脂の弾性により拡開することにより、クロス2の軸が前記一方のヨーク1の穴3’と嵌合して、クロス2を前記一方のヨーク1に組立てることができる。次に他方のヨーク1先端の切欠開放部3に、前記組立後のクロス2の軸のうち、前記一方のヨーク1の穴3’と嵌合していない軸を押付けると、他方の前記切欠開放されたヨーク1先端が樹脂の弾性により拡開することにより、クロス2の軸が前記他方のヨーク1の穴3’に嵌合して、クロス2を前記他方のヨーク1に組立てることができ、一組のユニバーサルジョイントの組立が完成する。
なお、図2に示すように、ヨーク1先端をより拡開しやすくするために、ヨーク1の穴3’のヨーク1先端の切欠開放部3と対向するヨーク1根本側に、切欠部11を設けるようにしてもよい。
以上、第1実施形態の構成により、最小の部品点数で、容易に組立てられるユニバーサルジョイントが得られる。
図3は、第2実施形態の回転動力伝達用のユニバーサルジョイントの組立状態の説明外観図であり、二組のユニバーサルジョイントを使用して、軸角度のずれを持った組立状態を示している。
図3のように、二組のユニバーサルジョイントを接続軸10により接続する際に、ヨーク1の穴9’をそのヨーク1の回転軸方向に長穴とすることにより、クロス2は、長穴分だけ前記ヨーク1の回転軸方向に動くことができ、ヨーク1の回転軸方向の変位に対して長穴の範囲で追随することができる。
以上、第2実施形態の構成により、中間の接続軸10を分割せず、最小の部品点数で、ヨーク1の回転軸方向の変位に対して追随することができる。
1 ヨーク
2 クロス
3 切欠開放部
3’ ヨークの穴
9’ ヨークの穴
10 中間の接続軸
11 切欠部

Claims (2)

  1. 一対のヨークと一つのクロスで一組をなす回転動力伝達用のユニバーサルジョイントであって、
    前記ヨークは、材質が樹脂であり、かつ、前記クロスの軸と嵌合する穴を備えるとともに、該穴がヨーク先端で一部切欠開放されており、
    ヨークの穴のヨーク先端の切欠開放部と対向するヨーク根本側に、切欠部を設け、
    該切欠開放されたヨーク先端が樹脂の弾性により拡開することにより、前記ヨークの穴と前記クロスの軸とが嵌合して、前記ヨークと前記クロスとが組立てられていることを特徴とするユニバーサルジョイント。
  2. 請求項1記載のユニバーサルジョイントにおいて、
    前記クロスの軸と嵌合する前記ヨークの穴が、前記ヨークの回転軸方向に長穴となっていることを特徴とするユニバーサルジョイント。
JP2010006773U 2010-10-12 2010-10-12 ユニバーサルジョイント Expired - Lifetime JP3164977U (ja)

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