JP3164815U - 仏間の扉構造 - Google Patents

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勝喜 長尾
勝喜 長尾
米朝 脇田
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Abstract

【課題】扉の幅にかかわらず取り付けが容易で、安定して平行移動させることができる仏閣の扉構造を提供する。【解決手段】平行リンク機構により水平方向に平行移動する2つの部材の一方を仏間内に固定する支持柱、扉を蝶番を介して取り付ける他方を滑動可能に支持した可動柱とし、該扉を仏間の側壁に沿って移動させる構造である。該可動柱は下端部に床レールに転動させる車輪、上端部にコの字状の吊りレールに転動させる複数の吊りローラを設け、支持柱は該床レールと該吊りレールとの間に位置できる長さとしこれらのレールの存在に影響しない固定具を上下端部に設けると共に、該可動柱と該支持柱を連結桿で連結する少なくとも一方の摺動部の上下に該連結桿の上下方向の移動範囲を規制する調整具を設けた。【選択図】図1

Description

本考案は、仏間の両側壁に沿って収納する観音開き扉の支持構造の改良に関する。
従来より、仏壇を安置するための仏間には、観音開きの襖が設けられており、開いた後は仏間の側壁に沿ってそれぞれ収納できるようにしているのが一般的である。このような扉構造は、仏間の側壁に沿って平行移動させることと、引き出した位置で蝶番によって開閉できるようにすることが基本的要件である。
このような仏間用扉として、本出願人が出願した特許文献1記載の仏間の扉構造がある。この仏間の扉構造は、棒状の固定部材と扉取付部材を平行リンク機構により連結し、該扉取付部材に蝶番を介して取り付けた扉を平行移動させて開閉させるものである。
特開2007−273595
しかしながら、従来の仏間の扉構造では、扉を取り付けて平行移動させる扉取付部材は、その下端部に車輪を設けて扉を支持するだけであるため、スムースに収納できない問題があった。これは、扉の重量が全て扉取付部材にかかり、該扉取付部材が前のめりになって、扉の滑らかな移動が阻害されてしまうことにあった。また、扉取付部材が少しでも傾いてしまうと、扉を閉じたときに隙間が生じたり、扉を開いて収納しても扉の傾きが目立って美観を損ねることにもなる。
また、仏間の間口が狭く扉の幅が短い場合、固定部材を通常より手前に固定しなければ扉を収納したとき奥の方まで入り込んでしまうことになる。しかし、平行リンク機構により連結した固定部材と扉取付部材は、設置幅を極力小さくするため、平行移動する同一平面上に設けられていることから、固定部材を手前位置で固定するには上下のレールを切断しなければならなくなる手間が生じていた。さらに、固定部材を通常より手前位置に固定すると、扉取付部材を引き出したときの停止位置の調整に手間がかかる。
そこで本考案者は上記課題に鑑み鋭意研究した結果、本考案を成し得たものであり、その特徴とするところは、仏間の側壁に沿って収納する観音開き扉を支持する装置において、平行リンク機構により水平方向に平行移動する2つの部材の一方を仏間内に固定する支持柱、該扉を蝶番を介して取り付ける他方を滑動可能に支持した可動柱とし、該扉を仏間の側壁に沿って移動させる構造であって、該可動柱は下端部に床レールに転動させる車輪、上端部にコの字状の吊りレールに転動させる複数の吊りローラを設け、支持柱は該床レールと該吊りレールとの間に位置できる長さとしこれらのレールの存在に影響しない固定具を上下端部に設けると共に、該可動柱と該支持柱を連結桿で連結する少なくとも一方の摺動部の上下に該連結桿の上下方向の移動範囲を規制する調整具を設けたことにある。
本明細書中でいう「平行リンク機構」とは、相対するリンクが常に平行な状態で移動できるように連結桿で連結した機構をいう。本考案においては、相対するリンクが回動を伴うことなく直線的に平行移動する機構により、一方のリンクを固定して他方のリンクに蝶番を介して扉を設けることで、収納可能な観音開き構造とする。扉としては、観音開きする2枚の扉の他、4枚折戸の場合も含む。
固定するリンクである支持柱の固定手段は、特に限定するものではない。例えば、支持柱を伸縮構造とし、上下端部に設けた固定具を釘やスクリューねじなどで固定し、仏間の床と天井方向に突っ張るように設ける。固定具の固定箇所としては、仏間の床や天井の他、可動柱のレールやレールカバーなどに固定してもよい。
本考案においては支持柱を上下レール間に収まる長さとし、上下端部に設ける固定具を可動柱の上下レールと交錯しない側方位置で固定させるようにする。これは、上述したように仏間の間口が狭く扉の幅が短い場合でも、レールを切断することなく支持柱を任意の位置に固定できるからである。また、支持柱の上下端部に設ける固定具としては、上下レールに任意の位置で固定する構造にしても同様の効果が得られる。
蝶番で扉を開閉する位置においては、可動柱が手前方向(支持柱から離れる方向)に移動しないように固定する必要がある。このため、レールにストッパを設けることで対処することもできるが、本考案においては、平行リンク機構の連結桿を連結する摺動部の上下に調整具を設けて、連結桿の移動範囲を規制して可動柱の移動範囲を調整させるようにしている。調整具を設ける摺動部は、可動柱と支持柱の両者に設ける他、いずれか一方に設けるだけでもよい。摺動部の上下に調整具を設けたことにより、扉を引き出した位置の調整だけでなく、扉を収納した位置の調整も行えるため、支持柱の固定位置を精確にしなくても固定後に調整できるので、取り付けを容易にすることができる。
さらに、本考案では扉の重みで可動柱が傾かないようにするため、可動柱を吊りレールで支持する構造としている。この場合、可動柱に複数の吊りローラを設けて、コの字状の吊りレールに転動させることによって傾きを防止している。これは、吊りレールをコの字状にすることで複数設けた吊りローラの上下方向の動きが規制されるからである。
本考案に係る仏間の扉構造は、平行リンク機構により支持柱を固定して平行移動する可動柱に蝶番を介して扉を設け、該扉を仏間の側方に収納可能とした構造において、扉の幅にかかわらず取り付けを容易にすることができる。また、可動柱をコの字状の吊りレールに複数の吊りローラで吊って摺動させているため、安定して平行移動させることができ、扉をガタつくことなくスムーズに作動させることができるなど極めて有益な効果を有するものである。
本考案に係る仏間の扉構造の一実施例を示す斜視図である。(実施例1) (a)(b)は、可動柱の摺動部に調整具を設けて可動柱の移動範囲を調整する状態を示す側面図である。 本考案に係る仏間の扉構造の作動状態を示すもので、(a)は扉を開いた状態の側面図、(b)は扉を収納した状態の側面図である。 吊りローラの他の実施例を示す部分側面図である。(実施例2) 支持柱の上下に設ける固定具の他の実施例を示す部分斜視図である。(実施例3)
本考案に係る仏間の扉構造は、可動柱は下端部に床レールに転動させる車輪、上端部にコの字状の吊りレールに転動させる複数の吊りローラを設け、支持柱は該床レールと該吊りレールとの間に位置できる長さとしこれらのレールの存在に影響しない固定具を上下端部に設けると共に、連結桿を連結する摺動部の上下に調整具を設けることで上記課題を解決した。
図1は、本考案に係る仏間の扉構造1の一実施例を示すもので、平行クランク機構により仏間B内に固定した支持柱2に対して、平行移動する可動柱3に蝶番4を介して扉5を取り付けた構造である。平行クランク機構は、中心部を可回転に連結した2本の同じ長さの連結桿6を、支持柱2と可動柱3の上部を可回転に下部を上下方向に設けた摺動部7で摺動可能に連結することによって、可動柱3が平行移動する。仏間Bの高さに対応させるため、支持柱2及び可動柱3を伸縮構造としている。
可動柱3は、コの字状の吊りレール32に転動させるための吊りローラ31を上部に2つ設けており、下部にはV字の溝を設けた床レール33に転動させる車輪34を設けている。
支持柱2は、吊りレール32と床レール33間長さより短い長さにしており、各レール32、33の側方で固定させるための固定具21を上下に設けている。これにより、吊りレール32と床レール33の間に位置する支持柱2が各レール32、33と交錯することなく固定できるので、各レール32、33を切断しなくても任意の位置に支持柱2を固定することができる。
連結桿6を摺動可能に接続する摺動部7には、調整具35を上下に設けている。この調整具35は、図2に示す連結桿6の摺動範囲を規制するためのもので、同図(a)のように下部の調整具35を上方に移動させて固定すれば、可動柱3の押込長さが短くなる。また、同図(b)のように上部の調整具35を下方に移動させて固定すれば、可動柱3の引出長さが短くなる。仏間Bの間口の長さや、扉5を4枚折戸にした場合など、支持柱2を適宜位置に固定した後、調整具35で位置調整することにより、扉5の収納位置、開閉状態、閉まり具合などの微調整が可能となる。
仏間Bを開けるには、図3(a)のように扉5をほぼ直角に開く。そして、同図(b)のように押し込むことで、仏間Bに設けた吊りレール32と床レール33に可動柱3が転動し、扉5が平行移動して収納される。可動柱3の2つの吊りローラ31は、コの字状の吊りレール32内で上下方向の動きが規制されるため、取り付けた扉5の重みによる傾きがほとんどなくスムースに開閉できる。
可動柱3の吊りローラ31としては、図4に示すように一方を吊りレール32の下面、他方を吊りレール32の天面に転動させるように設けることで、可動柱3の傾きをより確実に軽減することができる。
支持柱2の上下に設ける固定具21としては、図5に示すように吊りレール32と床レール33に固定させるようにしてもよい。本例では、各レール32、33に設けた貫通孔に固定具21を固定する構造としている。この場合、支持柱2の固定位置を微調整できないが、調整具35の位置調整で対処することができる。また、固定具21として各レール32、33に挟み付けて固定する構造にすれば、支持柱2を任意の位置に固定することができる。
B 仏間
1 仏間の扉構造
2 支持柱
21 固定具
3 可動柱
31 吊りローラ
32 吊りレール
33 床レール
34 車輪
35 調整具
4 蝶番
5 扉
6 連結桿
7 摺動部

Claims (3)

  1. 仏間の側壁に沿って収納する観音開き扉を支持する装置において、平行リンク機構により水平方向に平行移動する2つの部材の一方を仏間内に固定する支持柱、該扉を蝶番を介して取り付ける他方を滑動可能に支持した可動柱とし、該扉を仏間の側壁に沿って移動させる構造であって、該可動柱は下端部に床レールに転動させる車輪、上端部にコの字状の吊りレールに転動させる複数の吊りローラを設け、支持柱は該床レールと該吊りレールとの間に位置できる長さとしこれらのレールの存在に影響しない固定具を上下端部に設けると共に、該可動柱と該支持柱を連結桿で連結する少なくとも一方の摺動部の上下に該連結桿の上下方向の移動範囲を規制する調整具を設けたことを特徴とする仏間の扉構造。
  2. 固定具は、床レールと吊りレールの側方位置で固定する請求項1記載の仏間の扉構造。
  3. 固定具は、床レールと吊りレールに対し固定する請求項1記載の仏間の扉構造。
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