JP2021194508A - 遮蔽器具 - Google Patents

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万人 山岸
Kazuto Yamagishi
正 岡村
Tadashi Okamura
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Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
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Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】 差込部を形成し、脚部材を差し込み設置自由度が高い遮蔽器具を提供する。【解決手段】 遮蔽器具1は、枠体2と、枠体2に支持され、枠体2内に配置される仕切部材8と、基台に設置される脚部材10、23と、枠体2の下部と脚部材10、23の間とを差し込みできる差込部24、25とを備え、枠体2は、上枠3と、上枠3の両側より下方に延設された一対の縦枠4とを有し、差込部24、25は、上方に延び固定孔11A〜11C、13A〜13Cを有する取付板11、13と、各縦枠4に設けられ、取付板11、13が下方より差し込まれる差込孔26と、差込孔26に差し込んだ状態で取付板11、13の固定孔11A〜11C、13A〜13Cに挿入され取付板11、13を縦枠4に固定するビス12A〜12C、20A〜20Cとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、遮蔽器具に関する。
昨今、ウィルスによる飛沫感染を防止する対策品として、対面する人間の間に透明な遮蔽器具を設置することが行われている。
例えば、従来の遮蔽器具としては、天井にブラケットを介して吊り下げて設置するものや、伸縮V吊棒を用いて設置することが提案されている。
また、特許文献1には、金属角パイプの額縁枠の上部に巻き上げ、下げ機構を備えたロールスクリーンの金属角パイプの左右両側の内側に施された切溝内にスクリーンシートを差し込んだ考案が開示されている。
実用新案登録第3221324号公報
しかしながら、従来の遮蔽器具では、設置の自由度が低いという問題があった。例えば、天井にブラケットを介して吊下げて設置する遮蔽器具は、天井が非常に高い、若しくは天井がない設置場所では設置できない。伸縮V吊棒を用いて設置する遮蔽器具は、吊棒を設置できない場所では設置できない。
本発明の目的は、縦枠に差込部を形成し、脚部材を差し込み設置自由度が高い遮蔽器具を提供することにある。
本発明の1面は、枠体と、前記枠体に支持され、前記枠体内に配置される仕切部材と、設置される脚部材と、前記枠体の下部と前記脚部材の間とを差し込みできる差込部とを備え、前記枠体は、上枠と、前記上枠の両側より下方に延設された一対の縦枠とを有し、前記差込部は、上方に延び固定孔を有する取付板と、前記各縦枠に設けられ、前記取付板が下方より差し込まれる差込孔と、前記差込孔に差し込んだ状態で前記取付板の固定孔に挿入され前記取付板を前記縦枠に固定するビスとを有する遮蔽器具である。
本発明の他の側面は、前記脚部材は少なくとも、前記基台に設置される自立脚部材と、前記基台を挟持して固定される固定脚部材とを含む遮蔽器具である。
本発明の他の側面は、前記差込部は、前記枠体の高さ位置を可変して差し込み固定することができる遮蔽器具である。
本発明の他の側面は、前記シートはロールスクリーンである遮蔽器具である。
本発明の他の側面は、前記上枠は前記ロールスクリーンの上部フレームを兼用して上限では前記ロールスクリーン下端部が前記上枠を通過しないようにする遮蔽器具である。
本発明の他の側面は、枠体と、前記枠体に支持され、前記枠体内に配置される仕切部材と、基台に設置される脚部材とを備え、前記脚部材は、前記基台の前後方向に延伸し、前記基台の前後方向の両端を、前後方向から挟み込み、遮蔽器具の前後方向への動きを規制する両端規制脚部材であり、前記両端規制脚部材は、前記基台の両端を上下方向に挟み、遮蔽器具の回転方向の動きを規制する遮蔽器具である。
本発明の他の側面は、枠体と、前記枠体に支持され、前記枠体内に配置される仕切部材と、基台に設置される脚部材とを備え、前記脚部材は、前記基台の前後方向に延伸し、前記基台の前後方向の両端を、前後方向から挟み込み、遮蔽器具の前後方向への動きを規制する両端規制脚部材であり、前記両端規制脚部材は前記基台の端部の大きさに合わせて前後方向および上下方向の少なくとも一方に移動し、前記基台の端部を前後方向および上下方向の少なくとも一方から固定する遮蔽器具である。
本発明によれば、縦枠に差込部を形成することで、脚部材の部分を付け換え可能となり、床、カウンター、又はテーブルなど様々な場面での設置が容易となるという効果がある。
遮蔽スクリーンを説明する全体図である。 (A)及び(B)は遮蔽スクリーンの使用態様を説明する説明図である。 (A)及び(B)は遮蔽スクリーンの使用態様を説明する説明図である。 (A)及び(B)は自立脚部材の装着を説明する説明図である。 自立脚部材を説明する斜視図である。 (A)及び(B)は固定脚部材を説明する説明図である。 (A)及び(B)は縦枠及び上枠の断面を示す断面図である。 ロールスクリーンを支持するサイドブラケットを説明する説明図である。 両端規制脚部材の全体を説明する斜視図である。 両端規制脚部材の規制方法を説明する斜視図である。 両端規制脚部材の規制方法を説明する側面図である。 (A)(B)及び(C)は両端規制脚部材の調整方法を説明する説明図である。 (A)(B)及び(C)は両端規制脚部材の他の規制方法を説明する側面図である。 (A)及び(B)は設置台両端固定脚部材の固定方法を説明する斜視図である。 透明パネルを説明する全体図である。 (A)及び(B)は透明パネルのスライド式固定部材を説明する説明図である。 (A)及び(B)は透明パネルのスライド式固定部材を説明する説明図である。
以下、図面を参照しながら遮蔽器具の1態様としての遮蔽スクリーン1の実施の形態を詳細に説明する。本例で遮蔽器具とは遮蔽スクリーン1、透明パネル1a等を含む。
図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、本例での技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。なお、既に公知の技術である部分は説明を省略している。ここで、図面において、遮蔽スクリーン1を水平な面に設置して遮蔽スクリーン1のシートを正面から視た方向を前後方向とし、前後方向に垂直な方向を上下方向とし、前後方向と上下方向に直角な方向を左右方向とする。
図1に示すように、遮蔽スクリーン1は、枠体2と、枠体2に支持され、枠体2内に配置される仕切部材としてのシート8と、基台34(縦枠に垂直な水平面である。設置台19とは床、カウンター、テーブル等の様々な態様を含む概念である)に設置される脚部材(自立脚部材10、固定脚部材23等の他に脚部材がキャスターになっているもの等を含む)と、枠体2の下部と脚部材の間とを選択的に差し込みできる差込部(差込部24、25を含む)とを備える。以下の説明では、便宜上、自立脚部材10と固定脚部材23を代表として説明するが脚部材はキャスターの場合でもよいし色々な形態の脚部材を有することは勿論である。例えば、遮蔽スクリーン1は、枠体2と、枠体2に支持され、枠体2内に配置される飛沫を防止するためのシート8と、設置台19に設置される自立脚部材10と、設置台19を挟持して固定される固定脚部材23と、枠体2の下部と自立脚部材10の間と、枠体2の下部と固定脚部材23の間とを選択的に差し込みできる差込部24、25とを備える。ここでは、例えば、自立脚部材10が取り付けられた遮蔽スクリーン1を示している。
遮蔽スクリーン1の設置場所に応じて自立脚部材10と固定脚部材23とのいずれかを選択できるため遮蔽スクリーン1の設置自由度が高くなる。すなわち、脚部材の部分を付け換え可能とすることで、床、カウンター、又はテーブルなど様々な場面での設置が容易となり利便性が向上する。
ここで、シート8は半透明でも透明でもよいが、光透過性の材料で形成されたものであることが望ましい。具体的には、塩化ビニールタイプ、PET樹脂タイプ等が挙げられる。また、シート8の下端には適正重量があるウエイトバー9を取り付けてある。これにより、垂れ下がったシート8がたるまないと共に、シート8が巻かれた状態からフィルム状に、はがれやすくなるという効果もある。さらに、シート8を巻くときに皺が寄らない。
シート8は、ロールスクリーン6を構成し、ロール状に心棒7に巻かれている。またコイルスプリング等によって引き出したり、巻き上げたりすることができる構成とされている。このため、シート8の下端位置を可変にできるため、設置台19とシートの下端に形成される隙間寸法を自由に調整できる。例えば、図2(A)および図2(B)の左右方向から視た図に示すように、店のカウンターなどに設置する場合、下の部分を一時的に開け、お金や物を受け渡したりすることが出来る。また、使用後にはシート8を完全に巻くことにより室内等が広く使える。
本例のロールスクリーン6の構造は一般的なものである。
ロールスクリーン6の面はフラットで、開閉いずれの状態でもシート8がかさばらないため、飛沫防止のための部屋の間仕切りとして用いられる。
開閉方式はスプリング式とチェーン式の2種類ある。スプリング式では、シート8下部のウエイトバー9に付いた短いコードAを少し引くだけで、自動的にカーテンが巻き上げられる。後者のチェーン式は、シート8のサイドに付けられたチェーン(図示せず)を操作ができるように構成されている。本例では何れの方式でもよい。
枠体2は、上枠3と、上枠3の両側より下方に延設された一対の縦枠4とを有し、上枠3はロールスクリーン6の上部フレームを兼用する。スプリング式では、使用者がコードを真下に引いて手を放すと、スプリングの力によってロールスクリーンの回転軸が回転しスクリーンが巻き上げられる。スクリーンロールの上部フレームは、最上部に達したスクリーンの巻き上げを止めるために、スクリーンの下端部が引っかかるようになっている。遮蔽スクリーン1では、図3(A)および図3(B)に示すように、ロールスクリーン6と上枠3の隙間の上方向の幅が、ウエイトバー9の厚さより狭く(短く)なっている。すなわち上端部にウエイトバー9が達すると、ウエイトバー9がロールスクリーン6と上枠3の隙間に引っかかり、それ以上ロールスクリーン6が巻き上げられない。縦枠4は、ローススクリーンの両サイドを目隠しするサイドカバー、サイドブラケットを兼用する。このため、部品点数の削減、構造のシンプル化になる。
図4及び図6に示すように、差込部24、25は、自立脚部材10と固定脚部材23にそれぞれ設けられ、上方に延びる長い板状の取付板11、13と、各縦枠4に設けられ、取付板11、13が下方より差し込まれる差込孔26(図7(A)参照)と、差込孔26に差し込まれた取付板11、13を縦枠4に固定するビス12A〜12C、20A〜20Cとを有する。このため、枠体2と自立脚部材10または固定脚部材23をビス止めによって連結できるため、連結と分解が容易である。ビス12A〜12C、20A〜20Cはネジ式での固定でもよいし圧入式での固定でもよい。その他、固定できる構造なら特に限定されない。これらを総称して固定孔とも称する。以下ではネジ式について説明する。
詳しく説明する。図4に示すように、自立脚部材10の差込部24は上方に延びる取付板11と、各縦枠4(本例では2本の縦枠4)に設けられ、取付板11が下方より差し込まれる差込孔26と、差込孔26に差し込まれた取付版11を縦枠4に固定するビス12A〜12Cとを有する。そして、ビス12Aは、雄ネジ部が形成され、縦枠4の板部4A1に形成された貫通孔4Aを通り取付板11に形成された雌ネジ部11Aに螺合する。ビス12Bは、雄ネジ部が形成され、縦枠4の板部4A1に形成された貫通孔4Bを通り取付板11に形成された雌ネジ部11Bに螺合する。ビス12Cは、雄ネジ部が形成され、縦枠4の板部4A1に形成された貫通孔4Cを通り取付板11に形成された雌ネジ部11Cに螺合する。
この結果、図5に示すように、縦枠4に自立脚部材10が連結された遮蔽スクリーン1が構成される。この自立脚部材10は左右方向から視て縦枠4に対して対象に形成されているため安定して自立している。
一方、図6に示すように、固定脚部材23は設置台19に固定される場合がある。すなわち、取付板13の下部側には左右方向に延伸し上下方向から視て略正方形の延伸部材14と延伸部材15とが形成されている。この延伸部材14と延伸部材15とは強固に取付板13に接続されている。そして、延伸部材15を上下方向から視て略正方形のほぼ中央には雌ネジ部が形成されている。この雌ネジ部にはネジ棒が挿入され下端にはネジ棒を回転させるハンドル18が備えられている。ネジ棒の上端には固定具17が備えられている。このように構成されている延伸部材14と固定具17の間に設置台19を挿入しハンドル18によりネジ棒16を回転させ、固定脚部材23を設置台23に固定することができる。これは、所謂万力の構造と近似する。
さらに、固定脚部材23の差込部25は上方に延びる取付板13と、各縦枠4に設けられ、取付板11が下方より差し込まれる差込孔26と、差込孔26に差し込まれた取付版13を縦枠4に固定するビス20A〜20Cとを有する。そして、ビス20Aは、雄ネジ部が形成され、縦枠4の板部4A1に形成された貫通孔4Aを通り取付板13に形成された雌ネジ部13Aに螺合する。ビス20Bは、雄ネジ部が形成され、縦枠4の板部4A1に形成された貫通孔4Bを通り取付板13に形成された雌ネジ部13Bに螺合する。ビス20Cは、雄ネジ部が形成され、縦枠4の板部4A1に形成された貫通孔4Cを通り取付板13に形成された雌ネジ部13Cに螺合する。
差込部25は、枠体2の高さ位置を可変して差し込み固定できる。例えば、図6において、ビス20A〜ビス20Cの3本を使用しているが、2本のビス20Aとビス20Bを使用して、取付版13に形成された雌ネジ13Bの位置を貫通孔4Cの位置に合わせると共に、雌ネジ13Aの位置を貫通孔4Bの位置に合わせ、それぞれビス20Aとビス20Bで螺合することにより高さ調整を行うことができる。遮蔽スクリーン1の高さ位置を可変にして連結できるため、遮蔽スクリーン1を状況に応じた高さに設定することができる。
本例では、固定脚部材23についての高さ調整を説明したが、同様の方法で自立脚部材10の取り付け位置を変えて高さ調整することも可能である。
図7(A)に示すように、縦枠4を上下方向から視た断面図であり、外形部4A1、外形部4A4及び外形部4A5を有している。外形部4A4及び外形部4A5は空洞4A7及び空洞4A8を備えている。内側には板部4B6が形成されている。板部4B6は外形部4A4と外形部4A5とをつないでいる。そして、外形部4A1、外形部4A4、外形部4A5及び板部4A6により差込孔26が形成されている。この差込孔26の両端にはガイド部4A2及びガイド部4A3が形成され取付板11、13を小さな力で保持しながら挿入できるように構成されている。一方、外形部4A1と外形部4A4、外形部4A5は強固に接続されている。外形部4A1にはビス12A〜12C、20A〜20Cが挿入する貫通孔4A〜4Cが形成され、取付板11、13にはビス12A〜12C、20A〜20Cが螺合する雌ネジ11A〜11C、13A〜13Cが形成されている。なお、これらは、金属で形成されている。
図7(B)に示すように、上枠3と中桟5の左右方向から視た断面は一対の空間27が形成されている。この一対の空間27を形成することにより2本を重ねたと同様の強度を備え、より変形に強く遮蔽スクリーン1を安定した状態に保つことができる。
図8は、ロールスクリーンを支持するサイドブラケット28の一方側のみを示している。また、2種類の縦枠4の断面形状について説明する。第1としてサイドブラケット28の基部21は縦枠4の内部に挿入され固定されている。すなわち、図7(A)に示す縦枠4を使用した場合は、外形4A4、外形4A5及び板部4A6により囲まれ形成された溝に基部21が挿入されるものである。基部21には支持部7が形成され、この支持部7によりロールスクリーン6が支持される。すなわち、ロールスクリーン6の両側の端部にそれぞれ支持部7が挿入されロールスクリーン6を両側から支持する。さらに、第2として、図7(A)に示す断面形状に換えて、図8に示すような縦枠4の形状を変更させることができる。湾曲した一対の外形部を有している。湾曲した一対の外形部の内側には板部が形成されている。そして、一対の外形部と板部により形成された溝に基部21が挿入され支持部7によりロールスクリーン6が支持される。
以下において、脚部材の他の実施形態として、設置台の幅方向(前後方向)に延伸し、設置台の幅方向の両端を挟持して固定する設置台両端固定脚部材である遮蔽器具としての透明パネル1aについて説明する。
上述のように、透明パネル1aを水平な面に設置して透明パネル1aの仕切部材としての透明板8aを正面から視た方向を前後方向とし、前後方向に垂直な方向を上下方向とし、前後方向と上下方向に直角な方向を左右方向とする。
図9に示すように、透明パネル1aは、上枠3aと、上枠3aの両側より下方に延設された一対の縦枠4aとを有する。設置台31は左右方向に長い直方体であり上下方向の上端には一対のフランジ32A、32Bが左右方向に延伸して形成されている。この設置台31の上には透明パネル1aが両端規制脚部材30を介して固定されている。フランジ32A、32Bを形成するために前後方向(図11では左右方向)に窪んだ箇所を基台34と称する。すなわち、設置台31はフランジ32A、32Bと基台34を含んでいる。
この状態で、設置台31の上面から中桟5aまでの距離Aは150mm開けることが望ましい。これにより、名札等、物の受け渡しが可能になる。また、遮蔽スクリーン1の高さBは800mmであることが好ましい。そして、ユーザが立った状態で相手に対応することを考慮して床から上枠3までの高さCが1800mmであることが望ましい。
図10に示すように、設置台31は一対のフランジ32A、32Bが左右方向に沿って形成されている。この設置台31の上には透明パネル1aが両端規制脚部材30を介して固定されている。
詳細に説明する。一方のフランジ32Bには前後方向から視てL字に形成された引っ掛け部38、39が溝33Bの奥まで嵌め込まれている。また、他方のフランジ32Aには、板35に支持され、前後方向から視てL字に形成された治具36が溝33Bの奥まで嵌め込まれている。この治具36には、ボルト37が回転自在に取り付けられてボルト37を正逆回転させることにより治具36が前後方向に動き嵌め込みの強度を自在にすることができるように構成されている。
図11は、設置台31の基台34より上側の一部の、左右方向から見た断面である。図11に示すように、治具36はボルト37により前後方向(図において左右方向)に移動調整可能に構成されている。すなわち、ボルト37は治具36に回転可能に係合している。そして、ボルト37を一方側に回転させることにより板35に形成されている雌ネジ35Eに螺合した雄ネジ37Aの作用により治具36を矢印AR1方向に移動させることができる。また、ボルト36を反転方向に回転させることにより治具36を矢印AR1と反対方向に移動させることができる。
すなわち、基台34のフランジ32Bが両端規制脚部材30の右端の板38の裏に当たった状態で、治具36により基台34のフランジ32Aが矢印AR1側に押し付けられるようにして、両端規制脚部材30は、基台34の前後方向の両端を、前後方向から挟み込み、両端規制脚部材30(遮蔽器具1)の前後方向の動きを規制する。
また、透明パネル1aが倒れるように動き、矢印AR3に示すように両端規制脚部材30が回転方向に移動しても、基台34のフランジ32Bの底面部分が板38の鰐部39に、フランジ32Aの底面部分の一部が治具36の鰐部36Fに、それぞれ当たり、基台34の両端が上下方向に囲われているので、両端規制脚部材30がフランジ32A、32Bから外れるようなことはない。
図12(A)(B)及び(C)は両端規制脚部材30の他の実施例を示す図である。図12(A)は、設置台31の基台34より上側の一部の、左右方向から見た断面である。図12(B)は、図12(A)に示す部分の上面であり、図12(C)は側面である。
この実施例では、板35Aと板35BからなるL字型の部品35Zが設けられている。L字型の部品35Zの板35Aの水平方向に長い開口35Cを介してボルト37Aの雄ネジ37Cが雌ネジ30Zに螺合できるようになっている。すなわち図12では、ボルト37Aが開口35Cの図中左端に取り付けられているが、例えば図中右端に位置するように取り付けることで、両端規制脚部材30全体の左右方向の長さを調整することができる。
すなわち図11の例と同様に、基台34のフランジ32Bが両端規制脚部材30の右端の板38の裏に当たった状態で(図12では図示省略)、治具36により基台34のフランジ32Aが矢印AR1側に押し付けられるようにして、両端規制脚部材30は、基台34の前後方向の両端を、前後方向から挟み込み、両端規制脚部材30(遮蔽器具1)の前後方向に動きを規制する。
また、透明パネル1aが倒れるように動き、矢印AR3に示すように両端規制脚部材30が回転方向に移動しても、基台34のフランジ32Bの底面部分が板38の鰐部39に、フランジ32Aの底面部分の一部が治具36の鰐部36Fに、それぞれ当たり、基台34の両端が上下方向に囲われているので、両端規制脚部材30がフランジ32A、32Bから外れるようなことはない。
この実施例ではまた、ボルト37の位置を上下方向に移動できる開口35Dが設けられている。そして、調整位置で雄ネジ37Bと雌ネジ36Bの螺合により締結する。すなわち治具36の上下方向の位置を調整することができるので、フランジ32Aの厚さに応じて、治具36の鰐部36Fをフランジ32Aの裏目に当たるようにして、前記基台の両端を上下方向に挟み、両端規制脚部材30(遮蔽器具1)の回転方向の動き(図11のAR3方向の動き)に対しても遊びなく固定できる。
図13(A)(B)及び(C)は両端規制脚部材30の他の実施例を示す図である。図13(A)(B)及び(C)は、設置台31の基台34より上側の一部の、左右方向から見た断面である。図13(A)に示すように、治具36Bは左右方向から視て台形の形状に形成されている。そして、治具36Bの傾斜部36Dはフランジ32Aの下部の角に接触している。また、板35には雌ネジ35Eが形成されボルト37の雄ネジ37Aと螺合している。ボルト37は治具36Bに回転可能に係合しているので、ボルト37を一方方向へ回転させると、図13(B)に示すように治具36Bが矢印AR1の方向へ移動する。また図13(C)に示すように、ボルト37を反転方向に回転させると治具36Bは矢印AR2方向に移動する。すなわち図11の例と同様に、基台34のフランジ32Bが両端規制脚部材30の右端の板38の裏に当たった状態で(図13では図示省略)、治具36Bの傾斜部36Dにより基台34のフランジ32Aが矢印AR1側に押し付けられるので、両端規制脚部材30は、前後方向において固定される。すなわち両端規制脚部材30を前後方向に規制することができる。また、治具36Bの傾斜部36Dが基台34のフランジ32Aの下部の角に当たり上下方向に固定することができる。
すなわち基台34のフランジ32Bが両端規制脚部材30の右端の板38の裏に当たった状態で、治具36Bの傾斜部36Dにより基台34のフランジ32Aが矢印AR1側に押し付けられるので、両端規制脚部材30は、水平方向において固定される。すなわち両端規制脚部材30を前後方向に規制することができる。また、傾斜部36Dの範囲内で様々な板厚(フランジ32Aの板厚)のものに対応できる。
また、治具36Bの傾斜部36Dが、基台34のフランジ32Aの底面部分の一部に当たるので、矢印AR3に示すように、透明パネル1aが倒れるように動き両端規制脚部材30が回転方向に移動しても、両端規制脚部材30がフランジ32A、32Bから外れるようなことはない。
図14に示すように、両端規制脚部材30は設置台31(専用の設置台等)に固定される。両端規制脚部材30の差込部43は上方に延びる取付板40と、各縦枠4(断面形状は図7(A)に示してある)に設けられ、取付板40が下方より差し込まれる差込孔26と、差込孔26に差し込まれた取付版40を縦枠4に固定するビス42A〜42Cとを有する。そして、ビス42Aは、雄ネジ部が形成され、縦枠4の板部4A1に形成された貫通孔4aAを通り取付板40に形成された雌ネジ部40Aに螺合する。ビス42Bは、雄ネジ部が形成され、縦枠4の板部4A1に形成された貫通孔4aBを通り取付板40に形成された雌ネジ部40Bに螺合する。ビス42Cは、雄ネジ部が形成され、縦枠4の板部4A1に形成された貫通孔4aCを通り取付板40に形成された雌ネジ部40Cに螺合する。このように、強固に設置することができるので地震等による揺れにも倒れず安定した設置が可能になる。
差込部43は、枠体2の高さ位置を可変して差し込み固定できる。例えば、図11において、ビス42A〜ビス42Cの3本を使用しているが、2本のビス42Aとビス42Bを使用して、取付版40に形成された雌ネジ40Bの位置を貫通孔4aCの位置に合わせると共に、雌ネジ40Aの位置を貫通孔4aBの位置に合わせ、それぞれビス42Aとビス42Bで螺合することにより高さ調整を行うことができる。透明パネル1aの高さ位置を可変にして連結できるため、透明パネル1aを状況に応じた高さに設定することができる。
図15に示すように透明パネル1aは両端規制脚部材44を備えている。そして、透明パネル1aは、上枠3aと、上枠3aの両側より下方に延設された一対の縦枠4aとを有する。この例では、設置台(例えば、机、カウンタ)の上に透明パネル1aが両端規制脚部材44を介して固定されている。
図16(A)及び(B)に示すように、左右方向から視てL字に形成された引っ掛け部45、46を有する。引っ掛け部45、46はレール49を挟んでブロック47にネジ48で螺合されている。これにより引っ掛け部45、46はレール49上の任意の位置に位置決め固定することが可能となり、引っ掛け部45、46の幅を設置台の幅に応じて調整して固定することができる。すなわち、図13(A)の状態において、引っ掛け部45、46に挿入されたネジ48はブロック47に締結されている。このため、引っ掛け部45、46とブロック47はレール49に固定されているので動かない。引っ掛け部45、46を設置台の幅方向に位置を合わせるにはネジ48を緩めて、図13(B)に示すように引っ掛け部45、46を適正な位置に移動する。その後、ネジ48を締結することにより、引っ掛け部45、46とブロック47とはレール49に対し固定され動かない。これにより、透明パネル1aは設置台に固定される。
図17(A)(B)はレール49と、このレール49に係合した引っ掛け部45、46とブロック47の断面図である。図17(A)はネジ48をしっかりと締めた状態であり、図17(B)はネジ48を緩めた状態を示している。図17(A)に示すように、レール49は引っ掛け部45とブロック47の間に挟まれ強固に固定されている。一方、図17(B)に示すように、ネジ48を緩めるとレール49と引っ掛け部45との間に空間50が形成され、ブロック47と引っ掛け部45、46は左右方向にスライド可能な状態である。
両端規制脚部材44は設置台(専用の設置台等)に固定される。両端規制脚部材44の差込部は上方に延びる取付板と、各縦枠4a(断面形状は図7(A)に示してある)に設けられ、取付板が下方より差し込まれる差込孔26と、差込孔26に差し込まれた取付版を縦枠4aに固定するビスとを有する。差込部43は、枠体の高さ位置を可変して差し込み固定できる。
なお、以上説明した縦枠4、縦枠4aは基台34に対して垂直であることが望ましいが傾斜があっても良いことは勿論である。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
1 遮蔽器具
2 枠体
3 上枠
4 縦枠
5 中桟
6 ロールスクリーン
7 心棒
8 透明シート
9 ウエイトバー
10 自立脚部材

Claims (7)

  1. 枠体と、
    前記枠体に支持され、前記枠体内に配置される仕切部材と、
    設置される脚部材と、前記枠体の下部と前記脚部材の間とを差し込みできる差込部とを備え、
    前記枠体は、上枠と、前記上枠の両側より下方に延設された一対の縦枠とを有し、前記差込部は、上方に延び固定孔を有する取付板と、前記各縦枠に設けられ、前記取付板が下方より差し込まれる差込孔と、前記差込孔に差し込んだ状態で前記取付板の固定孔に挿入され前記取付板を前記縦枠に固定するビスとを有することを特徴とする遮蔽器具。
  2. 前記脚部材は少なくとも、基台に設置される自立脚部材と、
    前記基台を挟持して固定される固定脚部材とを含むことを特徴とする請求項1に記載の遮蔽器具。
  3. 前記差込部は、前記枠体の高さ位置を可変して差し込み固定することができることを特徴とする請求項1又は2に記載の遮蔽器具。
  4. 前記シートはロールスクリーンであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遮蔽器具。
  5. 前記上枠は前記ロールスクリーンの上部フレームを兼用して上限では前記ロールスクリーン下端部が前記上枠を通過しないようにすることを特徴とする請求項4に記載の遮蔽器具。
  6. 枠体と、前記枠体に支持され、前記枠体内に配置される仕切部材と、
    基台に設置される脚部材とを備え、
    前記脚部材は、前記基台の前後方向に延伸し、前記基台の前後方向の両端を、前後方向から挟み込み、遮蔽器具の前後方向への動きを規制する両端規制脚部材であり、
    前記両端規制脚部材は、前記基台の両端を上下方向に挟み、遮蔽器具の回転方向の動きを規制することを特徴とする遮蔽器具。
  7. 枠体と、前記枠体に支持され、前記枠体内に配置される仕切部材と、
    基台に設置される脚部材とを備え、
    前記脚部材は、前記基台の前後方向に延伸し、前記基台の前後方向の両端を、前後方向から挟み込み、遮蔽器具の前後方向への動きを規制する両端規制脚部材であり、
    前記両端規制脚部材は前記基台の端部の大きさに合わせて前後方向および上下方向の少なくとも一方に移動し、前記基台の端部を前後方向および上下方向の少なくとも一方から固定することを特徴とする遮蔽器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114886219A (zh) * 2022-04-12 2022-08-12 江西金橡木业有限公司 一种多功能工作屏风卡位

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