JP3164736U - 家の中で用いる遺骨箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、家の中の雰囲気を壊さずに故人を供養する遺骨箱を提供することを目的とする。【解決手段】本考案は、家の中で用いる遺骨箱1であって、筺体10と、この筺体10の正面中央部分に配設され、故人に係る情報を表示する表示部4と、筺体10の内部に設けられ、少なくとも故人の遺骨を収容する収容部8a乃至8cと、この収容部8a乃至8cに少なくとも遺骨を収容するために、筺体10の背面に開閉自在に設けられた開閉部5a,5bとを備えたことを特徴とする。象嵌等による加飾が施されてもよい。【選択図】 図4

Description

本考案は、家の中で用いる遺骨箱に関する。
従来、日本では、火葬後に遺骨をお墓に収容するのが一般的であるが、お墓は、地方自治体、寺院や教会が保有・管理することが多い。そして、今日、都心では、用地不足、土地の値段が未だに高いことに鑑みて、所謂マンション型の墓地も採用されている。これは骨壷を霊廟や納骨堂内のロッカーに安置する形式のものである。
さらに、今日では、墓地が経済的にも立地的にも身近なものでないことに鑑みて、家の中で遺骨を管理して、故人を供養したいとのニーズも高まっている。また、人によっては生前に自らの墓を購入することがあり、これを寿陵墓、或いは逆修墓というが、自らの嗜好をより反映させたお墓を購入したいというニーズもある。
ここで、特許文献1では、箱形のお墓が開示されている。
特開2002−4641号公報
しかしながら、家の中で遺骨を管理し故人を供養する場合には、家の中の雰囲気を壊すことなく、遺骨を収容する遺骨箱が必要となるが、そのような遺骨箱は世の中に存在していない。さらに、単に家の中の雰囲気を壊さないだけでなく、故人の生前の嗜好や性格などが思い出されるような個性的な遺骨箱の実現も嘱望されている。
そこで、本考案は上述の技術的な課題に鑑み、家の中の雰囲気を壊さずに故人を供養することができる家の中で用いる遺骨箱を提供することを目的とする。
上述技術的な課題を解決するため、本考案の一態様に係る遺骨箱は、家の中で用いる遺骨箱であって、筺体と、上記筺体の正面中央部分に配設され、故人に係る情報を表示する表示部と、上記筺体の内部に設けられ、少なくとも上記故人の遺骨を収容する収容部と、上記収容部に少なくとも上記遺骨を収容するために、上記筺体の背面に開閉自在に設けられた開閉部と、を備えたことを特徴としている。
ここで、上記収容部に設けられ、後方に向けてスライドによる引き出し自在とされた底板部を更に備えたことを特徴としてもよい。
さらに、象嵌による加飾が施されたことを特徴としてもよい。
本考案に係る家の中で用いる遺骨箱によれば、家の中の雰囲気を壊さずに故人を供養することが可能となる。
本考案の一実施形態に係る遺骨箱の正面図である。 本考案の一実施形態に係る遺骨箱の上面図である。 本考案の一実施形態に係る遺骨箱の側面図である。 本考案の一実施形態に係る遺骨箱の内部構造を示す図である。
以下、本考案の遺骨箱に係る好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。本考案の遺骨箱は、以下の記述に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
図1には本考案の一実施形態に係る遺骨箱の正面図を示し、図2には当該遺骨箱の上面図を示し、図3には当該遺骨箱の側面図を示し、図4には当該遺骨箱の内部構造を示し、その構成について詳細に説明する。この遺骨箱は、家の中で用いるものである。即ち、「家の中で用いるお墓」として機能するものでもある。
これらの図に示されるように、この遺骨箱1は、筺体10を備えている。この筺体10は、正面から見ると略逆T字形状となっている。筺体10の各側面は、底面から所定の曲率で円弧状に延びた第1の部分と、その円弧状に延びた第1の部分の終端から略垂直に立ち上がり途中から上記第1の部分の曲率よりも緩やかな所定の曲率で円弧状に延びた第2の部分とを有し、左右の側面が筺体10の上端において接続されている。この接続により筺体10の上面は緩やかな円弧状となっている。筺体10の背面には、後述するように開閉部5a,5bが設けられている。筺体10の底面には、この例では3本の脚部2a乃至2cが配設されている。脚部は3本に限られず、更に複数配設してもよい。更に遺骨箱の筺体10の両側面(特に側面の上記第2の部分)には、飾り部3a乃至3dが設けられている。これら飾り部3a乃至3dも含めて、遺骨箱1の筺体10には、例えば「象嵌」による加飾がなされている。
ここで、「象嵌」とは、工芸品等の加飾法の一つであり、地の素材を彫って、その部分に他の素材を嵌め込み模様を表す技法である。
遺骨箱1の筺体10の正面中央部分には、例えば故人の名前や愛称、座右の銘等を記す表示部4が設けられている。即ち、表示部4には、故人に係る情報が表示される。
遺骨箱1の筺体10の背面には、開閉部5a,5bが開閉自在に配設されている。即ち筺体10の背面では、開閉部5a,5bがヒンジ部6により例えば観音開き方式で開くようになっており、筺体10の内部には、例えば遺骨や遺品等が収容される収容部8a乃至8cが設けられている。この各収容部8a乃至8cの底板部9a乃至9cを、後方に向けてスライドによる引き出し自在として、遺骨等を収容しやすいようにしてもよい。さらにこの収容部の下には、引き出し部7が設けられており、筺体10の前面側より引き出し可能となっている。
遺骨箱1の材質としては、例えばマホガニー等を採用することができる。但し、これには限定されない。
ここで、マホガニー(mahogany)とは、センダン科マホガニー属(Swietenia)に属する以下の3種の木本の総称である。高級木材として知られている。
・オオバマホガニー S. macrophylla King
・マホガニー S. mahogani (L.)Jacq.
・メキシコマホガニー S. humilis Zucc.
いずれも原産地は中米から南米にわたり、生息地域ごとに分類されている。丈夫で加工しやすく特に心材は赤みをもった美しい光沢を示す。
この遺骨箱のサイズの一例を挙げると、幅が400mm、奥行きが250mm、高さが400mm等とすることができる。但し、これには限定されない。
このように、この実施形態に係る遺骨箱は、象嵌等により個性的なデザインとすることができ、家の中で用いても、家の雰囲気を壊すことなく、据え置くことができる。更に、サイズも上述したようにコンパクトなので、スペースをとらない。また、引き出し部7を有しているので関連品を収納することもできる。
以上詳述したように、本考案の一つの実施形態によれば、家の中で用いる遺骨箱1であって、筺体10と、上記筺体10の正面中央部分に配設され、故人に係る情報を表示する表示部4と、上記筺体10の内部に設けられ、少なくとも上記故人の遺骨を収容する収容部8a乃至8cと、上記収容部8a乃至8cに少なくとも上記遺骨を収容するために、上記筺体10の背面に開閉自在に設けられた開閉部5a,5bと、を備えたことを特徴とする遺骨箱が提供される。
ここで、上記収容部8a乃至8cに設けられ、後方に向けてスライドによる引き出し自在とされた底板部9a乃至9cを更に備えたことを特徴としてもよい。
さらに、象嵌による加飾が施されたことを特徴としてもよい。
また、本考案の一つの実施形態によれば、家の中で用いる遺骨箱1であって、正面から見ると略逆T字形状となっており、左右の各側面が、底面から所定の曲率で円弧状に延びた第1の部分と、該第1の部分の終端から略垂直に立ち上がり途中(略中央付近)から上記第1の部分の曲率よりも緩やかな所定の曲率で円弧状に延びた第2の部分とを有しており、左右の側面が上端において接続され緩やかな円弧状の上面を構成した筺体10と、上記筺体10の上記底面に設けられた複数の脚部2a乃至2cと、上記筺体10の上記側面の上記第2の部分に配設された飾り部3a乃至3dと、上記筺体10の正面中央部分に配設され、故人に係る情報を表示する表示部4と、上記筺体10の内部に設けられ、少なくとも上記故人の遺骨を収容する収容部8a乃至8cと、上記収容部8a乃至8cに少なくとも上記遺骨を収容するために上記筺体10の背面に開閉自在に設けられた開閉部5a,5bとを備え、少なくとも上記筺体10並びに飾り部3a乃至3dには、象嵌による加飾が施されていることを特徴とする遺骨箱1が提供される。
1 遺骨箱
2a〜2c 脚部
3a〜3d 飾り部
4 表示部
5a,5b 開閉部
6 ヒンジ部
7 引き出し部
8a〜8c 収容部
9a〜9c 底板部
10 筺体

Claims (3)

  1. 家の中で用いる遺骨箱であって、
    筺体と、
    上記筺体の正面中央部分に配設され、故人に係る情報を表示する表示部と、
    上記筺体の内部に設けられ、少なくとも上記故人の遺骨を収容する収容部と、
    上記収容部に少なくとも上記遺骨を収容するために、上記筺体の背面に開閉自在に設けられた開閉部と、
    を備えたことを特徴とする遺骨箱。
  2. 上記収容部に設けられ、後方に向けてスライドによる引き出し自在とされた底板部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の遺骨箱。
  3. 象嵌による加飾が施されたことを特徴とする請求項1に記載の遺骨箱。
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