JP3164735B2 - エアバッグ装置及びエアバッグ袋体の折り畳み方法 - Google Patents

エアバッグ装置及びエアバッグ袋体の折り畳み方法

Info

Publication number
JP3164735B2
JP3164735B2 JP16236094A JP16236094A JP3164735B2 JP 3164735 B2 JP3164735 B2 JP 3164735B2 JP 16236094 A JP16236094 A JP 16236094A JP 16236094 A JP16236094 A JP 16236094A JP 3164735 B2 JP3164735 B2 JP 3164735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
pad
inflator
base plate
folding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16236094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0826059A (ja
Inventor
浩幸 高橋
真 浜田
一人 山本
裕之 小林
範之 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP16236094A priority Critical patent/JP3164735B2/ja
Publication of JPH0826059A publication Critical patent/JPH0826059A/ja
Priority to TW085214595U priority patent/TW310693U/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP3164735B2 publication Critical patent/JP3164735B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグ装置に係
り、特に所定条件下で展開して、乗員と車室内構成部材
との間に適当なスペースを確保するエアバッグ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用安全装置の一つとし
て、所定状況下でエアバッグを展開させて乗員と車室内
構成部材との間に適当なスペースを確保するエアバッグ
装置が知られている。
【0003】図7は、その一例として実開平5−138
65号公報に開示されたエアバッグ装置1の要部構成を
表す正面断面図を示す。同図に示すエアバッグ装置1
は、車体に固定されるベースプレート2に、所定条件下
で膨張ガスを発生するインフレータ3を取付け、更にこ
のインフレータ3を包囲した状態でベースプレート2に
取り付けられたエアバッグ袋体4を、適当に折り畳んで
パッド5内に収納してなる構成である。
【0004】すなわち、上記構成によれば、所定条件下
でインフレータ3が膨張ガスを発生すると、その膨張ガ
スがエアバッグ袋体4内に供給されることになり、その
結果エアバッグ袋体4がパッド5を押し破って展開し、
車室内に所定のスペースが確保されることになる。
【0005】ところで、インフレータ3から発生される
膨張ガスの量は、最終的にエアバッグ袋体4を適当に展
開させるために十分な量に設定されている。従って、イ
ンフレータ3から膨張ガスが発生された後、展開過程に
おけるエアバッグ袋体4の内圧は、その展開が進むにつ
れて低下する。
【0006】言い換えれば、展開初期におけるエアバッ
グ袋体4の内圧は、最終的にエアバッグ袋体4が展開し
た際の内圧に比べて高圧であり、展開初期においてエア
バッグ袋体4が車両乗員に接触すると、乗員に瞬間的に
加わる力が大きくなる場合がある。この意味で、展開初
期におけるエアバッグ袋体4の展開は、主に乗員が存在
しないパッド5の側面方向に向かって行われることが望
ましい。
【0007】これに対して、上記公報記載のエアバッグ
装置1は、図7に示す如く、エアバッグ袋体4をその端
部を巻き込んで折り畳むこととしている。この場合、エ
アバッグ袋体4を、インフレータ3上にジャバラ状に重
ねて折り畳む構成と異なり、展開初期におけるパッド5
正面方向への展開が規制され、乗員に瞬間的に大きな力
が加わることのないエアバッグ装置を実現することが可
能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のエ
アバッグ装置1の如く、エアバッグ袋体4を、その端部
を巻き込んだ状態で折り畳む構成においては、インフレ
ータ3から発せられた膨張ガスがエアバッグ袋体4の端
部に到達する以前に、その端部を巻き込む基部の膨張が
開始し、エアバッグ袋体4の端部が、その基部に囲まれ
た状態となることがある。
【0009】その結果、エアバッグ袋体4の端部の展開
が妨げられることとなり、単にインフレータ3上にエア
バッグ袋体4をジャバラ状に折り畳む構成と比べて、エ
アバッグ袋体4の展開に時間を要することがあるのであ
る。
【0010】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、展開初期において主にパッド側面に向けて展開
し、かつ展開過程において端部が基部に囲まれることの
ない状態にエアバッグ袋体を折り畳んでパッド内に収納
することにより、上記の課題を解決するエアバッグ装置
及びエアバッグ袋体の折り畳み方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、車体に固定されるベースプレートと、
該ベースプレートに固定され、所定条件下で膨張ガスを
発生するインフレータと、該インフレータを包囲した状
態で前記ベースプレートに取付けられるエアバッグ袋体
と、該エアバッグ袋体の非展開時に、当該エアバッグ袋
体と前記インフレータとを収納するパッドとを具備する
エアバッグ装置において、前記エアバッグ袋体は、その
端部が前記パッドの展開すべき側の側面に臨み、かつ
該端部の前記パッド正面側に前記エアバッグ袋体の該端
部側の基部が延在するように折り畳まれて、前記パッド
内に収納されていることを特徴とするエアバッグ装置に
よって達成される。また、請求項2に記載する如く、車
体に固定されるベースプレートと、該ベースプレートに
固定され、所定条件下で膨張ガスを発生するインフレー
タと、該インフレータを包囲した状態で前記ベースプレ
ートに取付けられるエアバッグ袋体と、該エアバッグ袋
体の非展開時に、当該エアバッグ袋体と前記インフレー
タとを収納するパッドとを具備するエアバッグ装置にお
いて、前記エアバッグ袋体は、第1の端部と該第1の端
部に対して対称に位置する第2の端部とが共に前記パッ
ドの展開すべき側の側面に臨み、かつ、該両端部の前記
パッド正面側に前記エアバッグ袋体の基部が延在するよ
うに折り畳まれて、前記パッド内に収納されていること
を特徴とするエアバッグ装置によっても達成される。更
に、請求項3に記載する如く、車体に固定されるベース
プレートと、該ベースプレートに固定され、所定条件下
で膨張ガスを発生するインフレータと、該インフレータ
を収納するパットとを具備するエアバッグ装置に搭載さ
れ、前記インフレータを包囲した状態で前記ベースプレ
ートに取付けられ、非展開時に前記パッド内に収納され
るエアバッグ袋体の折り畳み方法であって、前記エアバ
ッグ袋体を、その端部が前記パッドの展開すべき側の側
面に臨み、かつ、該端部の前記パッド正面側に前記エア
バッグ袋体の該端部側の基部が延在するように折り畳む
ことを特徴とするエアバッグ袋体の折り畳み方法によっ
ても 達成される。また、請求項4に記載する如く、車体
に固定されるベースプレートと、該ベースプレートに固
定され、所定条件下で膨張ガスを発生するインフレータ
と、該インフレータを収納するパットとを具備するエア
バッグ装置に搭載され、前記インフレータを包囲した状
態で前記ベースプレートに取付けられ、非展開時に前記
パッド内に収納されるエアバッグ袋体の折り畳み方法で
あって、前記エアバッグ袋体が展開された状態から、一
の端部を、該一の端部に対して対称に位置する端部の方
向へ向けて折り畳む第1の工程と、前記一の端部を、前
記第1の工程により折り畳まれた部位の上方に重畳され
るように前記方向とは反対方向へ向けて折り畳む第2の
工程と、前記第1および第2の工程により折り畳まれた
部位の半部を、前記第2の工程により折り畳まれた部位
の上方に重畳されるように前記反対方向へ向けて折り畳
む第3の工程と、を備えることを特徴とするエアバッグ
袋体の折り畳み方法は、優れた応答展開性を確保すると
共に、展開時において乗員に瞬間的に大きな力を与える
ことのないエアバッグ装置のエアバッグ袋体を、最小の
折り返し回数で折り畳むうえで有効である。
【0012】
【作用】本発明に係るエアバッグ装置において、前記エ
アバッグ袋体は、前記インフレータを包囲した状態で前
記ベースプレートに取り付けられている。従って、前記
インフレータが膨張ガスを発すると、該膨張ガスの圧力
により前記エアバッグ袋体が展開を開始する。
【0013】この際、前記エアバッグ袋体は、その端部
を前記パッドの側面に臨ませて折り畳まれている。従っ
て、前記エアバッグ袋体の展開過程において、その端部
が基部に囲まれることがなく、前記インフレータから膨
張ガスが発せられた後迅速に、前記エアバッグ袋体の展
開が行われる。
【0014】また、前記エアバッグ袋体は、前記エアバ
ッグ袋体端部の前記パッド正面側に、該エアバッグ袋体
の基部を延在させて折り畳まれている。従って、前記エ
アバッグ袋体の展開初期における、前記エアバッグ袋体
端部の展開方向は、前記パッドの側面方向に規制され
る。
【0015】この結果、エアバッグ装置の作動時におい
て、乗員は、十分に展開したエアバッグ袋体、すなわち
その内圧が適当に低下した状態のエアバッグ袋体と接触
することになり、乗員の受ける瞬間的な力が抑制され
る。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるエアバッグ
装置10の要部構成を表す正面断面図を示す。尚、同図
において、図7に示す従来のエアバッグ装置1と同一の
部分については同一の符号を付すこととする。
【0017】本実施例のエアバッグ装置10は、運転席
用エアバッグ装置であり、ベースプレート2は、図示し
ないステアリングホイルに固定される。ベースプレート
2の中央部には、所定状況下で膨張ガスを発生するイン
フレータ3が固定されている。また、ベースプレート2
の正面、すなわち車室内側の面は、パッド5に被われて
いる。
【0018】パッド5の内部には、本実施例の要部であ
るエアバッグ袋体11が、所定形状に折り畳まれて収納
されている。ここで、エアバッグ袋体11は、2枚の円
形基布の端部を結合してなる袋状部材であり、その中央
部にはインフレータ3とほぼ同一径のガス流入口11a
を備えている。そして、エアバッグ袋体11は、ガス流
入口11a内にインフレータ3を包囲した状態でベース
プレート2に取り付けられている。
【0019】従って、インフレータ3から膨張ガスが発
せられた場合、その膨張ガスは、エアバッグ袋体11内
部に充満することになり、その結果、エアバッグ袋体1
1は、膨張ガスの圧力によって所定の形状に展開するこ
とになる。
【0020】ところで、本実施例のエアバッグ装置は、
エアバッグ袋体11が、その端部11bをパッド5の側
面に望ませ、かつ端部11bの上面、すなわちパッド5
の上面側に、その基部11cを延在させて折り畳まれて
いる点に特徴を有している。
【0021】すなわち、エアバッグ袋体11の折り畳み
方式は、エアバッグ袋体11の展開初期における展開方
向、及びエアバッグ袋体11の展開速度に大きな影響を
与え、例えばその端部11bを、基部11cが巻き込む
形態で折り畳んだ場合、展開初期における展開方向に関
する要求は満たされるものの、展開速度の低下を招くこ
とがあることは前記した通りである。
【0022】これに対して、本実施例における折り畳み
方式によれば、展開初期において最も大きな変位の生ず
る端部11bの変位方向が、その上面に延在される基部
11cにより規制されている。このため、本実施例にお
いてインフレータ3から膨張ガスが発せられると、エア
バッグ袋体11の端部11bは、展開初期においてパッ
ド5の側面に向けて変位することとなり、乗員側、すな
わちパッド5の上面側へ向かう展開速度が抑制されるこ
とになる。
【0023】更に、本実施例の折り畳み方式によれば、
当初からエアバッグ袋体11の端部11bがパッド5の
側面に臨む構成であるため、端部11bに膨張ガスが到
達する以前に基部11cの膨張が開始しても、膨張した
基部11cによって端部11bが囲まれることがなく、
迅速な展開特性を確保することができる。
【0024】従って、本実施例のエアバッグ装置によれ
ば、展開初期におけるエアバッグ袋体11の展開方向を
主にパッド5側面方向としつつ、エアバッグ袋体11を
迅速に展開させることができ、エアバッグ袋体11に接
触した際に乗員が受ける瞬間的な大きな力の抑制と、エ
アバッグ装置の応答性向上とを高い次元で両立すること
が可能である。
【0025】ところで、エアバッグ袋体11の折り畳み
方式としては、本実施例において採用する方式、及び上
述した巻き込み方式の他、ジャバラ状に折り畳む方式が
考えられる。
【0026】この場合、単にインフレータ3上にエアバ
ッグ袋体11をジャバラ状に折り重ねる構成では、エア
バッグ袋体11の展開初期における展開方向が、ジャバ
ラの延長方向、すなわち乗員が存在する方向となり、エ
アバッグ袋体11が、その内圧が比較的高圧である展開
初期において乗員と接触し易くなる。そして、かかる接
触は乗員に瞬間的に大きな力を与えるため、エアバッグ
装置の作動特性上は好ましくない。
【0027】これに対して、シャバラ状折り畳み方式で
あっても、例えば図2に示す如くインフレータ3の側面
に、エアバッグ袋体20のジャバラ部分20a,20b
を配し、又は図3に示す如くインフレータ3の上面に、
エアバッグ袋体30を高さ方向に折り返して形成したジ
ャバラ部分30a,30bを配する構成によれば、エア
バッグ袋体20の展開初期における展開方向を、それぞ
れパッド21、31の側面方向に規制することも可能で
ある。
【0028】この場合、上記図1に示す本実施例の場合
と同様に、エアバッグ袋体20,30の展開にあたり、
その端部の変位が基部の膨張等によって阻害されること
がなく、迅速な展開特性をも確保されることになる。
【0029】しかしながら、図2及び図3に示す構成に
よる場合、エアバッグ袋体20、30を収納するための
空間として、本実施例の構成に比べて多大な空間が必要
となる。従って、図2に示す構成を実現するためには、
パッド21及びベースプレート22の面積を、本実施例
のパッド5及びベースプレート2に比して大面積化する
必要があり、また図3に示す構成を実現するためには、
パッド31の高さを本実施例のパッド5に比して高める
必要があり、共に重量増加、及び搭載性の悪化を伴うこ
とになる。
【0030】言い換えれば、上記図1に示す本実施例の
エアバッグ装置10は、エアバッグ袋体11の収納スペ
ースを最小限に維持したまま上述した優れた効果の確保
を可能ならしめるものであり、この意味で、本実施例の
エアバッグ装置10は、軽量・省スペース化、及び搭載
性の確保等の観点からも優れた効果を有していることに
なる。
【0031】更に、図4は、エアバッグ袋体11を本実
施例における折り畳み方式(同図中、上段)と、ジャバ
ラ方式による折り畳み方式(同図中、下段)とで折り畳
んだ際の行程を比較するための図を示したものである
が、同図に示す如く、本実施例における折り畳み方式に
よれば、ジャバラ方式で折り畳む場合に比べて折り返し
回数が一回少なくて済み、生産性の面でも有利であるこ
とが判る。
【0032】尚、本実施例における折り畳み方式を用い
てエアバッグ袋体11を折り畳む場合、具体的には図5
に示す如く、先ず第I行程でエアバッグ袋体11を所定
位置にセットし、次に第II行程で、本実施例における折
り畳み方式によりエアバッグ袋体11を帯状に折り畳
み、更に第III 行程で、帯状のエアバッグ袋体11を本
実施例における折り畳み方式により最終収納形態に折り
畳む必要がある。
【0033】但し、この場合、エアバッグ袋体11を帯
状に折り畳む第II行程においては、必ずしも本実施例に
おける折り畳み方式を用いる必要はなく、少なくとも第
III行程においてその折り畳み方式が採用されていれ
ば、乗員に瞬間的に大きな力を与えず、かつ優れた展開
応答性を確保し得るという本実施例のエアバッグ装置特
有の効果を得ることができる。
【0034】ところで、本実施例のエアバッグ装置10
は、運転席側に配設することを前提として構成されたも
のであるが、これに限るものではなく、助手席側のエア
バッグ装置について適用することも可能である。
【0035】また、本実施例においては、エアバッグ袋
体11の端部11bが完全にパッド5の側面に臨まされ
るものとなっていたが、図6に示す如く端部11bをパ
ッド中央側に位置させるようにしても、上記図7に示す
従来のエアバッグ装置1に比べて迅速にエアバッグ袋体
11を展開させることが可能である。つまり、端部11
bとパッド5側面との間に基部11cが延在しなければ
よいのである。
【0036】尚、本実施例においては、パッド5の上面
側が請求項記載のパッド正面側に相当している。即ち、
本実施例のエアバッグ装置10は、図1においてインフ
レータ3の下側(パッド5が配設されるのと反対側)に
てステアリングシャフトに取付けられており、ここにい
うパッド5の上面側とは、エアバッグ装置10において
ステアリングシャフトに取り付けられる側と反対側を意
味するものである。
【0037】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、エアバッ
グ袋体の展開過程で、その端部が基部に囲まれることが
ない。従って、エアバッグ袋体の展開に長時間を要する
ことがなく、エアバッグ装置として迅速な作動特性を確
保することができる。
【0038】また、本発明によれば、展開初期における
エアバッグ袋体端部の展開方向が、乗員の存在しないパ
ッド側面方向に規制されることになり、エアバッグ袋体
の内圧が比較的高圧である展開初期において、エアバッ
グ袋体が乗員に接触することがなく、エアバッグ装置の
作動に伴って乗員が受ける瞬間的に大きな力を有効に抑
制することができる。
【0039】すなわち、本発明によれば、優れた作動応
答性を確保しつつ、作動時において乗員に瞬間的に大き
な力を与えることのないエアバッグ装置を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるエアバッグ装置の要部
構成を表す正面断面図である。
【図2】本実施例のエアバッグ装置の付随的効果を説明
するための図(その1)である。
【図3】本実施例のエアバッグ装置の付随的効果を説明
するための図(その2)である。
【図4】本実施例のエアバッグ装置の生産性上の効果を
説明するための図である。
【図5】本実施例における折り畳み方式による折り畳み
手順を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施例であるエアバッグ装置の要
部構成を表す正面断面図である。
【図7】従来のエアバッグ装置の要部構成を表す正面断
面図である。
【符号の説明】
2 ベースプレート 3 インフレータ 5 パッド 10 エアバッグ装置 11 エアバッグ袋体 11b 端部 11c 基部
フロントページの続き (72)発明者 山本 一人 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 小林 裕之 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 堀内 範之 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−368251(JP,A) 実開 平6−45873(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定されるベースプレートと、該
    ベースプレートに固定され、所定条件下で膨張ガスを発
    生するインフレータと、該インフレータを包囲した状態
    で前記ベースプレートに取付けられるエアバッグ袋体
    と、該エアバッグ袋体の非展開時に、当該エアバッグ袋
    体と前記インフレータとを収納するパッドとを具備する
    エアバッグ装置において、 前記エアバッグ袋体は、その端部が前記パッドの展開す
    べき側の側面に臨み、かつ該端部の前記パッド正面側
    に前記エアバッグ袋体の該端部側の基部が延在するよう
    に折り畳まれて、前記パッド内に収納されていることを
    特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 車体に固定されるベースプレートと、該
    ベースプレートに固定され、所定条件下で膨張ガスを発
    生するインフレータと、該インフレータを包囲した状態
    で前記ベースプレートに取付けられるエアバッグ袋体
    と、該エアバッグ袋体の非展開時に、当該エアバッグ袋
    体と前記インフレータとを収納するパッドとを具備する
    エアバッグ装置において、 前記エアバッグ袋体は、第1の端部と該第1の端部に対
    して対称に位置する第2の端部とが共に前記パッドの展
    開すべき側の側面に臨み、かつ、該両端部の前記パッド
    正面側に前記エアバッグ袋体の基部が延在するように折
    り畳まれて、前記パッド内に収納されていることを特徴
    とするエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 車体に固定されるベースプレートと、該
    ベースプレートに固定され、所定条件下で膨張ガスを発
    生するインフレータと、該インフレータを収納するパッ
    トとを具備するエアバッグ装置に搭載され、前記インフ
    レータを包囲した状態で前記ベースプレートに取付けら
    れ、非展開時に前記パッド内に収納されるエアバッグ袋
    体の折り畳み方法であって、 前記エアバッグ袋体を、その端部が前記パッドの展開す
    べき側の側面に臨み、かつ、該端部の前記パッド正面側
    に前記エアバッグ袋体の該端部側の基部が延在するよう
    に折り畳むことを特徴とするエアバッグ袋体の折り畳み
    方法。
  4. 【請求項4】 車体に固定されるベースプレートと、該
    ベースプレートに固定され、所定条件下で膨張ガスを発
    生するインフレータと、該インフレータを収 納するパッ
    トとを具備するエアバッグ装置に搭載され、前記インフ
    レータを包囲した状態で前記ベースプレートに取付けら
    れ、非展開時に前記パッド内に収納されるエアバッグ袋
    体の折り畳み方法であって、 前記エアバッグ袋体が展開された状態から、一の端部
    を、該一の端部に対して対称に位置する端部の方向へ向
    けて折り畳む第1の工程と、 前記一の端部を、前記第1の工程により折り畳まれた部
    位の上方に重畳されるように前記方向とは反対方向へ向
    けて折り畳む第2の工程と、 前記第1および第2の工程により折り畳まれた部位の半
    部を、前記第2の工程により折り畳まれた部位の上方に
    重畳されるように前記反対方向へ向けて折り畳む第3の
    工程と、 を備えることを特徴とするエアバッグ袋体の折り畳み方
    法。
JP16236094A 1994-07-14 1994-07-14 エアバッグ装置及びエアバッグ袋体の折り畳み方法 Expired - Fee Related JP3164735B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16236094A JP3164735B2 (ja) 1994-07-14 1994-07-14 エアバッグ装置及びエアバッグ袋体の折り畳み方法
TW085214595U TW310693U (en) 1994-07-14 1996-02-01 Air bag device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16236094A JP3164735B2 (ja) 1994-07-14 1994-07-14 エアバッグ装置及びエアバッグ袋体の折り畳み方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0826059A JPH0826059A (ja) 1996-01-30
JP3164735B2 true JP3164735B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=15753093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16236094A Expired - Fee Related JP3164735B2 (ja) 1994-07-14 1994-07-14 エアバッグ装置及びエアバッグ袋体の折り畳み方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3164735B2 (ja)
TW (1) TW310693U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6250675B1 (en) * 1996-05-28 2001-06-26 Petri Ag Airbag, method of folding the latter, and device for carrying out the method
JP7013230B2 (ja) * 2017-12-22 2022-02-15 芦森工業株式会社 助手席用エアバッグ装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW310693U (en) 1997-07-11
JPH0826059A (ja) 1996-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3406277B2 (ja) エアバッグ装置
JP4449452B2 (ja) 乗員脚部保護装置
US5529337A (en) Air bag device
JP2721791B2 (ja) 膨張可能なエアーバッグ
US5425551A (en) Cushion fold for a supplemental inflatable restraint system
US6962366B2 (en) Air bag device
WO2015166774A1 (ja) 車両用サイドエアバッグ装置
JPH11321511A (ja) 助手席用エアバッグ及びその折り畳み方法
JP4270794B2 (ja) 乗員脚部保護装置
US6286866B1 (en) Method of folding an air-bag and an air-bag
JP2011136682A (ja) ニーエアバッグモジュール
US6619691B1 (en) Passenger-side airbag device
JP2005096495A (ja) エアバッグ装置
JP2007161163A (ja) 乗員保護装置
EP1592548B1 (en) Airbag folding method
JP2002019560A (ja) 助手席用エアバッグ
JP2008114615A (ja) エアバッグ及びエアバッグの折畳方法
US6203062B1 (en) Method of folding air bag
JP3164735B2 (ja) エアバッグ装置及びエアバッグ袋体の折り畳み方法
JPH07125603A (ja) エアバッグ装置
JP4034693B2 (ja) インフレータバッグ及び該インフレータバッグを用いた腰部又は脚部拘束装置
JP2528555Y2 (ja) 車両用エアバック装置
JP4092279B2 (ja) エアバッグ装置
WO2020036048A1 (ja) サイドエアバッグ装置
JP3420477B2 (ja) 乗員保護装置におけるエアバッグ折り畳み方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090302

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees