JP3164655U - 車両用表示灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストが削減でき、車両荷台に対する設置作業が容易に行えると共に車両荷台下側の路面状況の一層の視認性を可能にした車両用表示灯を提供する。【解決手段】ソケット部12を有する取付基台11と、ソケット部12に脱着自在に装着した光源ユニット20と、光源ユニット20を覆うよう固定用防水リング31を介して取付基台11に装着したカバーキャップ41とを備え、取付基台11をステー51を介して車両荷台に取り付ける。光源ユニット20は、取付基台11のソケット部12に装着する第1光源体21Aと、第1光源体21Aの前方に取り付ける第2光源体21Bとを2段に配し、第1光源体21A、第2光源体21Bによる車両荷台の側方照射の第1光源23A、第2光源23Bに対して車両荷台の下方に第3光源23Cが向くよう第2光源体21Bに付設した第3光源体21Cを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、例えばトラック等の車両荷台の側面の必要箇所に取り付けられ、夜間での車幅を明示する標識として使用されると同時に運転席からバックミラーを介して車両荷台下側の路面状況の視認性を可能にした所謂マーカーランプと称する車両用表示灯に関する。
近年、トラック等の大型車両では、特に夜間において、運転席からの車幅や荷台後方端部の位置を確認したり、他の車両や歩行者等から車両の存在更にはその車幅・車長等を確認したりするのが困難であるから、これらの部分の視認性を向上させるため、荷台の側面や後方端部の必要箇所に車両用表示灯が取り付けられている。
従来、この種の車両用表示灯としては、例えば、特許文献1に開示されている車両用表示灯が存在する。これは光照射の方向を異ならせた多数個の発光ダイオードと発光ダイオードに接続される回路用素子とを基板の表側に搭載し、発光ダイオードおよび回路用素子を接続する導体パターンを基板の裏側にプリントし、基板を取付用台板に取り付け、防水リングを介して取付用台板をガラスカバーで覆ってなるものである。
また、特許文献2に開示されているマーカーランプが存在する。これは中央部にソケットを有するマーカーベースと、ソケットに着脱自在に装着された光源ユニットと、光源ユニットを覆うようにしてマーカーベースに装着されたドーム状のマーカーキャップとを備え、光源ユニットは、ソケットに着脱自在に挿し込まれた口金と、透光性と光反射性とを併有する材料からなり、口金に取り付けられた中空のリフレクタと、リフレクタの中空部に配設された中央発光ダイオードと、リフレクタの周辺に配設された複数の周辺発光ダイオードとを有し、リフレクタの内外面の少なくとも一方は多面構造であるものとされている。
このような車両用表示灯を荷台の側面や後方端部の必要箇所に取り付けることによって、車幅や荷台後方端部の視認性をある程度向上させることができるのであるが、車両用表示灯直下における路面状況の確認は依然として困難であった。このため、縁石への乗り上げ、巻き込みあるいは追突事故をより効果的に防止すべく、車両用表示灯直下の路面も照らして当該路面の視認性を向上させたいというニーズがあった。
そこで、従来では特許文献3に開示されているように、夜間における車幅や荷台後方端部等の視認性を可能にするダウンライトとして好適な自動車用補助灯なるものが提案されている。これは、水平方向に延びる細長矩形のハウジングと、ハウジング内に収容され、下方に向けて光を照射する光源ユニットと、ハウジングの背面部より垂直方向に突出した係止片と、係止片に穿設されたビス挿通孔とを備え、ビス挿通孔にマーカーランプの取り付けビスを挿入し、マーカーランプと共締して自動車の車体に取り付けるものとなっている。
特開2005−209521号公報 特開2006−302758号公報 特開2008−56170号公報
しかしながら、上記した特許文献3の自動車用補助灯による場合では、マーカーランプとは別構成による自動車用補助灯を作製するために製造コストが高くなると同時に、既存のマーカーランプと共締して自動車の車体に取り付けるために別部材となっていることもあって設置作業が面倒であるという問題点を有していた。
そこで、本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創案されたもので夜間での車幅を明示する標識としての使用と同時に運転席等からバックミラーを介して荷台下側の路面状況の視認性を一層向上でき、また製造コストを削減でき、しかも車両に対する設置作業が容易に行える車両用表示灯を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本考案にあっては、取付基台11に装着された光源ユニット20をカバーキャップ41にて覆って成り、車両荷台Pの所定箇所に取り付けられる車両用表示灯であって、前記光源ユニット20は、車両荷台Pの側方および下方それぞれを照射する光源体(21A,21B,21C)を備えていることを特徴とする。
より具体的には、中央にソケット部12を有する取付基台11と、ソケット部12に脱着自在に装着された光源ユニット20と、光源ユニット20を覆うように固定用防水リング31を介して取付基台11に装着されたドーム状のカバーキャップ41とを備え、取付基台11がステー51を介して車両荷台Pの所定箇所に取り付けられる車両用表示灯であって、光源ユニット20は、取付基台11のソケット部12に装着される第1光源体21Aと、第1光源体21Aの前方に取り付けられる第2光源体21Bとが上下2段に配され、第1光源体21Aおよび第2光源体21Bによる車両荷台Pの側方照射の第1光源23Aおよび第2光源23Bに対して車両荷台Pの下方に第3光源23Cが向くよう第2光源体21Bに付設された第3光源体21Cを備えたものである。
第3光源体21Cは、矩形板状の第3回路基板22Cの表面に複数の第3光源23Cが実装され、第3回路基板22Cの裏面側が、当該第3回路基板22Cの裏面に取り付けられたL字片状の取付部材29を介して第2光源体21Bに対し、角度位置を90度で回転変更させたいずれかの位置で、第3回路基板22Cが略直角となって取り付けられてなるものとすることができる。
第1光源体21Aは、ドーナツ盤状の第1回路基板22Aの表面に複数の第1光源23Aが実装され、第1回路基板22Aの中央孔から外方に上面側が突出するように架け渡された台形状の支持枠部24の裏面側に付設されている口金25を取付基台11のソケット部12に脱着自在に装着してなるものとすることができる。
第2光源体21Bは、円板状の第2回路基板22Bの表面に複数の第2光源23Bが実装され、第2回路基板22Bの裏面側が第1光源体21Aの前記支持枠部24の表面に取り付けられ、第1光源体21Aの第1回路基板22Aの中央孔内径に対応する外径を有してなるものとすることができる。
以上のように構成された本考案に係る車両用表示灯にあって、第1光源体21Aおよび第2光源体21Bによる車両荷台Pの側方照射の第1光源23Aおよび第2光源Bに対して車両荷台Pの下方に第3光源23Cが向けられている第3光源体21Cは、取付基台11が車両荷台Pに対して横向きとなってステー51を介して車両荷台Pの所定箇所に取り付けられた際に当該第3光源体21Cの第3光源23Cが下方に向き、車両荷台P直下の路面上を光照射可能にさせる。
第3回路基板22Cの裏面に取り付けられるL字片状の取付部材29は、第3光源体21Cの第3光源23Cが常に下方を照射するよう第2光源体21Bに対して角度位置を90度で回転変更して取り付け可能にさせる。しかも、第2光源体21Bは第1光源体21Aに対して取付面に沿った角度位置を90度で回転変更したいずれかの位置に取り付け可能にさせ、取付基台11のステー51に対する取付角度が異なる場合に対応させる。
第1光源体21Aは、これの口金25を取付基台11のソケット部12に装着することで、当該第1光源体21Aの支持枠部24表面に取り付けられている第2光源体21B、第2光源体21BにL字片状の取付部材29を介して取り付けられている第3光源体21Cがそれぞれ一体となって取付基台11への取り付けを可能にさせる。
第1光源体21Aのドーナツ盤状の回路基板22の中央孔内径に対応する外径を有してなる第2光源体21Bは、取付基台11のソケット部12に装着される第1光源体21Aと、第1光源体21Aの前方に取り付けられる第2光源体21Bとが上下2段に配された際に、第1光源23Aおよび第2光源23Bからの光を共に車両荷台Pの側方に向けて照射可能にさせる。
本考案によれば、既存の車両用表示灯とは別構成による補助灯を単独に作製する必要がなくなり、製造コストが削減できる。また、車両に対する設置作業においても1つの車両用表示灯によるだけで容易に行え、取付後では車両荷台Pの側方のみならず下方をも照射させ、運転の安全性を向上できる。
すなわち、これは本考案が、取付基台11に装着された光源ユニット20をカバーキャップ41にて覆って成り、車両荷台Pの所定箇所に取り付けられる車両用表示灯であって、前記光源ユニット20は、車両荷台Pの側方および下方それぞれを照射する光源体(21A,21B,21C)を備えて成るからであり、これによって、カバーキャップ41に覆われた光源ユニット20が車両荷台Pの側方および下方を照射し、従来のように下方を照射する別の表示ランプを取り付ける必要がなくなる。
また、カバーキャップ41によって覆われる取付基台11に配された光源ユニット20として、取付基台11のソケット部12に装着される第1光源体21Aと、第1光源体21Aの前方に取り付けられる第2光源体21Bとが上下2段に配され、第1光源体21Aおよび第2光源体21Bによる車両荷台Pの側方照射の第1光源23Aおよび第2光源23Bに対して車両荷台Pの下方に第3光源23Cが向くよう第2光源体21Bに付設された第3光源体21Cを備えたからであり、これにより、取付基台11が横向きとなってステー51を介して車両荷台Pの所定箇所に取り付けられた際に当該第3光源体21Cの第3光源23Cが下方に向き、車両荷台P直下の路面上を光照射可能にさせるものとなる。そのため第1光源体21Aおよび第2光源体21Bによる車両荷台Pの側方照射の第1光源23Aおよび第2光源23Bによって夜間での車幅を明示する標識となると同時に、第3光源体21Cによる車両荷台Pの下方照射の第3光源23Cによって運転席から、例えばバックミラーMを介しての車両荷台P下側の路面状況の確認が容易に行える。
第3光源体21Cは、矩形板状の第3回路基板22Cの表面に複数の第3光源23Cが実装され、第3回路基板22Cの裏面側が、当該第3回路基板22Cの裏面に取り付けられたL字片状の取付部材29を介して第2光源体21Bに対し、角度位置を90度で回転変更させたいずれかの位置で、第3回路基板22Cが略直角となって取り付けられてなるので、第2光源体21Bへの第3光源体21Cの取り付けに際し、L字片状の取付部材29の片面に第3光源体21Cが例えば両面粘着テープT等によって取り付けられ、取付部材29の他の片面が例えば両面粘着テープT等によって第2光源体21Bの裏面周縁に取り付けられる。このとき取付部材29は第2光源体21Bに対して、あるいは第2光源体21Bは第1光源体21Aに対して取付面に沿った角度位置を90度で回転変更して取り付け可能であるため、ステー51を介して車両荷台Pの所定箇所に取り付けられる取付基台11が当該ステー51に対してどのような角度であっても、車両荷台Pの側方照射の第2光源23Bを備えた第2光源体21Bに対して第3光源体21Cの第3光源23Cが常に車両荷台Pの下方を照射するように配置させることができる。
第1光源体21Aは、ドーナツ盤状の第1回路基板22Aの表面に複数の第1光源23Aが実装され、第1回路基板22Aの中央孔から外方に上面側が突出するように架け渡された台形状の支持枠部24の裏面側に付設されている口金25を取付基台11のソケット部12に脱着自在に装着してなるので、第1光源体21Aの口金25を取付基台11のソケット部12に装着することで、当該第1光源体21Aの支持枠部24表面に取り付けられている第2光源体21B、第2光源体21Bに取り付けられている第3光源体21Cがそれぞれ一体となって取付基台11への取り付けが可能となり、これによって、取付基台11に対する光源ユニット20の組み立てが容易に行える。
第2光源体21Bは、円板状の第2回路基板22Bの表面に複数の第2光源23Bが実装され、第2回路基板22Bの裏面側が第1光源体21Aの前記支持枠部24の表面に取り付けられ、第1光源体21Aの第1回路基板22Aの中央孔内径に対応する外径を有してなるので、取付基台11のソケット部12に装着される第1光源体21Aと、第1光源体21Aの前方に取り付けられる第2光源体21Bとが上下2段に配された際に、第1光源23Aおよび第2光源23Bからの光は互いに干渉せずに車両荷台Pの側方に向けて効率良く且つ均一に照射させることができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本考案が限定されるものではない。
本考案を実施するための一形態を示す分解斜視図である。 同じくステーに取り付けた状態の斜視図である。 同じく光源ユニットを構成する第1光源体の全体構成を示すもので、(a)は正面図、(b)は底面図である。 同じく光源ユニットを構成する第2光源体の全体構成を示すもので、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。 同じく同じく光源ユニットを構成する第3光源体の全体構成を示すもので、(a)は底面図、(b)は正面図である。 ステーに取り付けた状態の他例を示す斜視図である。 使用例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を詳細に説明すると、図において示される符号1は、例えばトラック等の大型車両の車両荷台Pの車幅・車長等を明示する標識として使用される本考案の車両用表示灯を構成する装置本体である。
装置本体1は、図1および図2に示すように、中央にソケット部12を有する円板状の取付基台11と、ソケット部12に脱着自在に装着された光源ユニット20と、光源ユニット20を覆うように固定用防水リング31を介して取付基台11に装着されたドーム状のカバーキャップ41とから構成され、図7に示すように、取付基台11はステー51を介して車両荷台Pの左右側面の所定位置に所定の間隔をおいて取り付けられるものとなっている。尚、車両荷台Pの左右下端側には、人がタイヤに巻き込まれるのを防止するためのガードGが取り付けられており、装置本体1をこのガードGの必要な箇所に取り付けても良い。
ステー51は、一側の幅広にした支持板部52と、他側の幅広にした取付フランジ53とが段差部54を介して連なってなり、支持板部52には取付基台11が後述する導電性ネジ18・ナットを介して取り付けられるよう左右一対の取付孔を有し、取付フランジ53には車両荷台Pの左右下端側に固定するための例えば3個の取付孔を有している(図1、図2参照)。
カバーキャップ41は、例えば黄色、赤色、青色等の必要な表示色に着色された比較的厚さのある特殊ガラスもしくはアクリル等の合成樹脂で中空の紡錘形・ドーム形等に形成されている。また、その内面にそれぞれ角錐状となった複数のプリズムカット面が施されており、光源ユニット20から発する光をムラ無く略均一に外方へ拡散させるものとなっている。また、カバーキャップ41の開口部外周には環状突起42が形成されている。
取付基台11は、その外周縁に雄ネジ部19が形成されており、当該取付基台11にカバーキャップ41が被せられた状態で固定用防水リング31の雌ネジ部32を雄ネジ部19にねじ込むことで、カバーキャップ41の開口部外周に突設されている環状突起42が固定用防水リング31の開口部一端側の縮径係止部33によって係止されて水密状に保持固定されるようになっている。
また、取付基台11の中心部には取付口が形成され、取付口の周囲には筒状のソケット部12が形成されている。そして、取付口に導電線Sが挿入され、ソケット部12内底部中央に導電線Sに通じる例えば正極側の電極部13が配設されている。このソケット部12には、例えば左右対称位置に設けた溝部15と上下対称位置に設けた切り起こし片状の突起16とを有する開口部が中央に穿設されていると共に、当該ソケット部12にコ字枠状となった導電性係止片14が被せられ、導電性係止片14の両端から一体突設されているアーム片17それぞれに形成されている透孔に、取付基台11、ステー51の支持板部52それぞれの取付孔を貫通するように導電性ネジ18が挿入され、反対側からナットで固定されるようになっている。これによって導電性係止片14と導電性ネジ18とが一体となってソケット部12の例えば負極側を形成するものとなっている。尚、これら正極側の電極部13、負極側の導電性ネジ18は、車両側の24V用電源に接続されることで後述する第1光源23A、第2光源23B、第3光源23Cそれぞれに電力が供給される。
光源ユニット20は、取付基台11のソケット部12に装着される第1光源体21Aと、第1光源体21Aの前方に配される第2光源体21Bと、第1光源体21Aおよび第2光源体21Bによる車両荷台Pの側方照射の第1光源23Aおよび第2光源23Bに対して車両荷台Pの下方に第3光源23Cが向けられるよう第2光源体21Bに付設された第3光源体21Cとから構成されている。
すなわち、第1光源体21Aは、図3に示すように、ドーナツ盤状に形成された第1回路基板22Aの表面に例えば角型チップ状の発光ダイオード等による例えば12個の第1光源23A、各第1光源23Aに適正電流値を得るための不図示の抵抗器それぞれが実装されている。そして第1回路基板22の中央孔には台形枠状となった導電性の支持枠部24が架け渡され、中央孔から外方に支持枠部24の上面側が突出するように配置されている。
また、支持枠部24上面の裏側には有底筒状となった口金25の一端開口側が固着され、口金25周壁の左右対称位置には、ソケット部12の導電性係止片14の溝部15に挿入され、その後のクリック動作によって係止させるための係止突起26が形成されている。さらに口金25の底部には環状の絶縁部を介して中央に例えば正極側の接続端子27が形成されている。この接続端子27には第1光源体21Aの第1光源23Aおよび後述する第2光源体21Bの第2光源22Bおよび第3光源体21Cの第3光源23Cに接続された正極側の導電線Sが接続されており、支持枠部24またはこれに導通する口金25周壁には、前記各光源23A,23B,23Cに接続された例えば負極側の導電線Sが接続されている。
そして口金25が導電性係止片14を介してソケット部12に装着された状態では、口金25周壁と導電性係止片14とが電気的導通状態となって口金25周壁、導電性係止片14、導電性ネジ18、ステー51それぞれがソケット部12の負極側を形成し、接続端子27とソケット部12内底部の電極部13とが電気的導通状態となって正極側を形成するものとなっている。
また、第2光源体21Bは、図4に示すように、第1光源体21Aのドーナツ盤状の第1回路基板22Aの中央孔内径に対応する外径を有する円板状に形成された第2回路基板22Bを備え、この表面に例えば角型チップ状の発光ダイオード等による例えば周囲で5個および中央に1個の第2光源23B、各第2光源23Bに適正電流値を得るための抵抗器それぞれが実装されている。
第2回路基板22Bの裏面中心に対して対称位置には第2光源23Bの正負両極に接続されている雌型コネクタ28Bが付設されており、このうち一方の雌型コネクタ28Bには、第1光源体21A側からの正負両極の導電線Sの先端部に取り付けられた雄型コネクタ28Aが接続される。そして、第2回路基板22Bの裏面側は、第1光源体21Aの前記支持枠部24の表面に例えば両面粘着テープTを介して、その粘着固定面に沿った回転方向において任意の角度位置で取り付けられるものとなっている。
さらに、第3光源体21Cは、図5に示すように、矩形板状の第3回路基板22Cの表面に例えば角型チップ状の発光ダイオード等による例えば3個の第3光源23C、各第3光源23Cに適正電流値を得るための抵抗器それぞれが実装されている。また、第3光源体21C側の各第3光源23Cに接続されている正負両極の導電線Sの先端部に雄型コネクタ28Aが取り付けられ、第2光源体21Bの裏面にある他方の雄型コネクタ28Aに接続されている。
そして、第3光源体21Cの第3回路基板22Cの裏面側にはL字片状の取付部材29の一片側が例えば両面粘着テープTを介して貼着され、取付部材29の他片側が例えば両面粘着テープTを介して第2光源体21Bの裏面周縁の任意の位置、すなわち角度位置を90度で回転変更させたいずれかの位置で、取り付けられるようになっている。このように第3光源体21Cの第3回路基板22Cが第2光源体21Bの照射方向に対して略直角となる照射方向となるように取り付けられることで、第1光源体21Aおよび第2光源体21Bによる車両荷台Pの側方照射の第1光源23Aおよび第2光源23Bに対して第3光源体21Cの第3光源23Cが車両荷台Pの下方に向けられるよう配置されている。
取付部材29は、第3光源体21Cと一体化しておいても良く、第3光源体21Cの第2光源体21Bに対する取付容易性を図ることができる。また、第2光源体21Bに対する第3光源体21Cの取付位置が特定される場合等では、第2光源体21Bに取付部材29を付設させておいても良く、いずれにしても取付部材29を介して第3光源体21Cが第2光源体21Bの所定位置に取り付けられれば良い。
尚、第1光源23A、第2光源23B、第3光源23Cそれぞれの発光ダイオードの数は、特に限定されるものではなく、本考案に係る車両用表示灯の用途等に応じて適宜変更可能である。
このように取付部材29は脱着可能な両面粘着テープTによって取り付けられているため、第2光源体21Bの裏面周縁に対して、角度位置を90度で回転変更させたいずれかの位置に、取付基台11のステー51に対する取付角度位置の選択変更に対応して取り付けられるものとなっている。例えば、図6に示すように、車両荷台Pへの取付位置によっては、幅狭なステー51が使用される場合がある。このとき前記した左右一対の導電性ネジ18はステー51の長手方向に沿って取り付けなければならないが、この場合には取付部材29を第2光源体21Bに対して、その取付面において回転させた角度位置を90度変更して取り付けるか、あるいは第3光源体21Cを固定してある第2光源体21Bを第1光源体21Aに対して90度変更して取り付けるかすれば良い。このように、形態が異なるそれぞれのステー51が選択されて車両荷台P箇所に取り付けられるとき、取付基台11が当該ステー51それぞれに対応して取付面において90度で回転されて組み合わされる角度であっても、車両荷台Pの側方照射の第2光源23Aを備えた第2光源体21Bに対して第3光源体21Cの第3光源23Cが常に車両荷台Pの下方を照射するように配置させることができる。
次に、以上のように構成された形態についての組立、使用の一例について説明すると、図1に示すように、先ず、取付基台11を導電性係止片14と共に導電性ネジ18・ナットでもってステー51に取り付ける。すなわち、取付基台11のソケット部12に導電性係止片14を被せてから、取付基台11、ステー51の支持板部52それぞれの取付孔を貫通するように導電性係止片14の両端のアーム片17それぞれの透孔に導電性ネジ18を挿入して反対側からナットで固定する。これによって導電性係止片14と導電性ネジ18とステー51とがそれぞれ一体となってソケット部12の負極側を形成する。
一方、光源ユニット20の組立に際し、先ず、第2光源体21Bの第2回路基板22B裏側にある一方の雌型コネクタ28Bに、第1光源体21Aの各第1光源23Aに接続されている正負両極の導電線Sの先端部の雄型コネクタ28Aを接続し、さらに第2光源体21Bの第2回路基板22B裏側にある他方の雌型コネクタ28Bに、第3光源体21C側の各第3光源23Cに接続されている正負両極の導電線Sの先端部の雄型コネクタ28Aを接続しておく。そして、第1光源体21Aの支持枠部24の表面に例えば両面粘着テープTを介して第2光源体21Bを取り付ける。
また、第3光源体21Cの第3回路基板22Cの裏面側にL字片状の取付部材29の一片側を例えば両面粘着テープTを介して貼着しておき、取付部材29の他片側を例えば両面粘着テープTを介して第2光源体21Bの裏面周縁に取り付ける。こうして、第3光源体21Cの第3回路基板22Cは第2光源体21Bに対して略直角となって取り付けられ、第1光源体21Aおよび第2光源体21Bによる車両荷台Pの側方照射の第1光源23Aおよび第2光源23Bに対して第3光源体21Cの第3光源23Cが車両荷台Pの下方に向けられるようにして配置される。
このようにして構成された光源ユニット20を取付基台11のソケット部12に取り付ける。すなわち、第1光源体21Aの支持枠部24上面裏側の口金25を導電性係止片14の開口部に装着する。このとき、口金25周壁の左右対称位置の係止突起26を導電性係止片14の溝部15に挿入してクリック動作によって係止固定させる。この状態で口金25周壁、導電性係止片14、導電性ネジ18それぞれが電気的導通状態となってソケット部12の負極側となり、接続端子27とソケット部12内底部の電極部13とが電気的導通状態となってソケット部12の正極側となる。
この光源ユニット20の取付基台11のソケット部12への取り付けに際し、ステー51による車両荷台Pへの取付態様に対応させて第3光源体21Cの第3光源23Cが車両荷台Pの下方に向く角度位置となるように設定する。すなわち、荷台Pに対して垂直方向に沿って取り付けられる幅広構成のステー51の上側に位置する取付フランジ53側とは反対の下方側に第3光源体21Cの第3光源23Cが位置するよう取付部材29の他片側を第2光源体21Bの裏面周縁に取り付けるか、あるいは第3光源体21Cを固定してある第2光源体21Bを第1光源体21Aの支持枠部24表面に取り付ける。
また、図6に示すように、垂直方向に沿って取り付けられる幅狭構成のステー51が使用される場合には、左右一対の導電性ネジ18はステー51の支持板部52の長手方向に沿って取り付けられる。この場合には、第3光源体21Cの第3光源23Cが車両荷台Pの下方に向けられるよう、取付部材29を第2光源体21Bに対して、幅広構成のステー51に組み合わせた場合の位置と異なり、その角度位置を90度で回転変更して取り付けるか、あるいは第3光源体21Cを固定してある第2光源体21Bを第1光源体21Aの支持枠部24に対して角度位置を90度で回転変更して取り付けるかすれば良い。
さらに、水平方向に沿って取り付けられる幅狭なステー51が使用される場合においても、左右一対の導電性ネジ18はステー51の支持板部52の長手方向に沿って取り付けられる。この場合には、第3光源体21Cの第3光源23Cがステー51の長手方向に対して、車両荷台Pの下方に向くように、略直角下方に向けられるよう、取付部材29を第2光源体21Bに対して角度位置をさらに90度で回転変更して取り付けるか、あるいは第3光源体21Cを固定してある第2光源体21Bを第1光源体21Aの支持枠部24に対して角度位置をさらに90度で回転変更して取り付けるかすれば良い。
そして、光源ユニット20を覆うように取付部材29にカバーキャップ41が被せられ、その上から固定用防水リング31を取付部材29にねじ込むことで、カバーキャップ41の環状突起42が固定用防水リング31の縮径係止部によって係止されつつ水密状に保持固定される。
上記した構成による装置本体1は、図7に示すように、車両荷台Pの側面の例えば下縁部にステー51の取付フランジ53がネジで固定されることによって垂下状となって取り付けられる。そして、ソケット部12の正極側の電極部13、負極側の導電性ネジ18またはステー51は、車両に搭載されている24V用電源に接続されることで第1光源体21A、第2光源体21B、第3光源体21Cそれぞれの各光源23A,23B,23Cに電力が供給されて点灯する。こうして、第1光源体21Aおよび第2光源体21Bによる車両荷台Pの側方照射の第1光源23Aおよび第2光源23Bによって夜間での車幅を明示する標識となると同時に、第3光源体21Cによる車両荷台Pの下方照射の第3光源23Cによって運転席から、例えばバックミラーMを介して荷台P下側の路面状況の確認が容易に行えるものとなる。
P…車両荷台 M…バックミラー
S…導電線 T…両面粘着テープ
G…ガード
1…装置本体
11…取付基台 12…ソケット部
13…電極部 14…導電性係止片
15…溝部 16…突起
17…アーム片 18…導電性ネジ
19…雄ネジ部
20…光源ユニット 21A…第1光源体
21B…第2光源体 21C…第3光源体
22A…第1回路基板 22B…第2回路基板
22C…第3回路基板 23A…第1光源
23B…第2光源 23C…第3光源
24…支持枠部 25…口金
26…係止突起 27…接続端子
28A…雄型コネクタ 28B…雌型コネクタ
29…取付部材
31…固定用防水リング 32…雌ネジ部
33…縮径係止部
41…カバーキャップ 42…環状突起
51…ステー 52…支持板部
53…取付フランジ 54…段差部

Claims (6)

  1. 取付基台に装着された光源ユニットをカバーキャップにて覆って成り、車両荷台の所定箇所に取り付けられる車両用表示灯であって、前記光源ユニットは、車両荷台の側方および下方それぞれを照射する光源体を備えていることを特徴とする車両用表示灯。
  2. 中央にソケット部を有する取付基台と、ソケット部に脱着自在に装着された光源ユニットと、光源ユニットを覆うように固定用防水リングを介して取付基台に装着されたドーム状のカバーキャップとを備え、取付基台がステーを介して車両荷台の所定箇所に取り付けられる車両用表示灯であって、光源ユニットは、取付基台のソケット部に装着される第1光源体と、第1光源体の前方に取り付けられる第2光源体とが上下2段に配され、第1光源体および第2光源体による車両荷台の側方照射の第1光源および第2光源に対して車両荷台の下方に第3光源が向くよう第2光源体に付設された第3光源体を備えたことを特徴とする車両用表示灯。
  3. 第3光源体は、矩形板状の第3回路基板の表面に複数の第3光源が実装され、第3回路基板の裏面側が、当該第3回路基板の裏面に取り付けられたL字片状の取付部材を介して第2光源体に対し、角度位置を90度で回転変更させたいずれかの位置で、第3回路基板が略直角となって取り付けられてなる請求項2記載の車両用表示灯。
  4. 第1光源体は、ドーナツ盤状の第1回路基板の表面に複数の第1光源が実装され、第1回路基板の中央孔から外方に上面側が突出するように架け渡された台形状の支持枠部の裏面側に付設されている口金を取付基台のソケット部に脱着自在に装着してなる請求項2または3記載の車両用表示灯。
  5. 第2光源体は、円板状の第2回路基板の表面に複数の第2光源が実装され、第2回路基板の裏面側が第1光源体の前記支持枠部の表面に取り付けられ、第1光源体の第1回路基板の中央孔内径に対応する外径を有してなる請求項4記載の車両用表示灯。
  6. 中央にソケット部を有する取付基台と、ソケット部に脱着自在に装着された光源ユニットと、光源ユニットを覆うように固定用防水リングを介して取付基台に装着されたドーム状のカバーキャップとを備え、取付基台がステーを介して車両荷台の所定箇所に取り付けられる車両用表示灯であって、光源ユニットは、ドーナツ盤状の第1回路基板の表面に複数の第1光源が実装され、第1回路基板の中央孔から外方に上面側が突出するように架け渡された台形状の支持枠部の裏面側に付設されている口金を取付基台のソケット部に脱着自在に装着してなる第1光源体と、円板状の第2回路基板の表面に複数の第2光源が実装され、第2回路基板の裏面側が第1光源体の前記支持枠部の表面に取り付けられ、第1光源体の第1回路基板の中央孔内径に対応する外径を有してなる第2光源体と、矩形板状の第3回路基板の表面に複数の第3光源が実装され、第3回路基板の裏面側が、当該第3回路基板の裏面に取り付けられた取付部材を介して第2光源体に対して、角度位置を90度で回転変更させたいずれかの位置で、第3回路基板が略直角となって取り付けられてなる第3光源体とを備え、第1光源体および第2光源体による車両荷台の側方照射の第1光源および第2光源に対して第3光源体の第3光源が車両荷台の下方に向くようにしたことを特徴とする車両用表示灯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015056205A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 能美防災株式会社 表示灯
JP2019145462A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 槌屋ヤック株式会社 マーカーランプ

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