JP3164484B2 - ドアポケット構造 - Google Patents

ドアポケット構造

Info

Publication number
JP3164484B2
JP3164484B2 JP32906494A JP32906494A JP3164484B2 JP 3164484 B2 JP3164484 B2 JP 3164484B2 JP 32906494 A JP32906494 A JP 32906494A JP 32906494 A JP32906494 A JP 32906494A JP 3164484 B2 JP3164484 B2 JP 3164484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door pocket
support plate
maps
door
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32906494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08183340A (ja
Inventor
孝 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP32906494A priority Critical patent/JP3164484B2/ja
Publication of JPH08183340A publication Critical patent/JPH08183340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3164484B2 publication Critical patent/JP3164484B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドアトリムに設置さ
れるドアポケット構造に関するもので、特に、マップ
類,大型の本類等の収容、並びに取り出しを簡単かつ確
実に行なえるようにしたドアポケット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車室内には、各種備品を収容
するために、ドアトリムやシートバック等にポケット類
が設置されている。
【0003】図10,図11は、従来のドアポケットの
一例を示すもので、ドアトリム1の表面側には、ほぼ中
央に乗員が肘を掛けて休めるようにアームレスト2が車
室内側に膨出するように形成されているとともに、アー
ムレスト2の下方に各種備品を収容するドアポケット3
が設置されている。
【0004】このドアポケット3は、上部にポケット用
開口4を備え、両側縁並びに下縁の裏面に所定間隔毎に
取付用ボス5が突設形成されており、ドアトリム1の裏
面側からビス6を上記取付用ボス5に締め付け固定する
ことにより、ドアトリム1の表面下側所定箇所にドアポ
ケット3が取り付けられるが、ドアポケット3内に収容
する小物類等の収容,取出操作を簡単に行なえるよう
に、ドアポケット3のポケット深さは、それ程深く設定
することができないのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のド
アポケット3では、ポケット深さをそれ程深く設定でき
ないため、例えば、マップ類7等をドアポケット3内に
収容した場合、図示するように、マップ類7が室内側に
倒れ込み、急ハンドルや、走行中の振動等により、ドア
ポケット3からマップ類7等が室内側に脱落するという
不具合が指摘されている。
【0006】この対策として、図12に示すように、マ
ップ類7の上端7aを係止するためにアームレスト2の
下面に凹状部2aを設け、マップ類7の室内側への倒れ
込みを防止するということも実開昭58−60548号
公報等に示されている。
【0007】しかし、この対策においては、アームレス
ト2に凹状部2aを形成しなければならず、加工工数が
かさみ、コストアップを招来するとともに、ドアポケッ
ト3内にマップ類7を収容する際、マップ類7の上端7
aをアームレスト2の凹状部2aに係止させる必要があ
り、マップ類7の収容、並びに取出操作が面倒であり、
使い勝手上の問題点もあった。
【0008】また、マップ類7の上端7aをアームレス
ト2の凹状部2a内に収容したとしても、マップ類7の
自重により図12中点線で示す弓状となり、マップ類7
の確実な保護を達成することが困難である。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ドアトリムの表面下側に設置されるドアポ
ケット構造において、小物類の収容,取り出しに便利な
ようにポケット深さを浅く設定しても、ドアポケット内
にマップ類を収容する際、マップ類の支持を確実に行な
うことができ、かつ、マップ類の収容,取出操作を簡単
に行なえ、使い勝手を著しく向上させたドアポケット構
造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るドアポケット構造は、ドアトリムの表
面下側に取り付けられる樹脂成形体からなるドアポケッ
ト本体と、このドアポケット本体内面側に添設され、ド
アポケット本体の上端よりも上方に突出するように上下
動するサポートプレートと、上記ドアポケット本体の内
面にサポートプレートの収容スペースを隔てて回動自在
に取り付けられ、下側端末にマップ類を受ける受けロッ
ドが設けられる一方、上側端末にサポートプレートを支
持する係合ピンが設けられた回動アームと、上記回動ア
ームの回動動作をサポートプレートの上下動作に変換す
るカム機構とから構成され、ドアポケット内にマップ類
を収容したとき、回動アームの受けロッドが下方に移行
するのに伴ない、回動アームが回動するとともに、サポ
ートプレートが上昇し、ドアポケット本体の上端から上
方に突出するサポートプレートにより、マップ類を支持
するようにしたことを特徴とする。
【0011】上記カム機構としては、サポートプレート
に弓状のカム溝が形成されているとともに、ドアポケッ
ト本体内面に回動可能に取り付けられる回動アームの上
端に設けた係合ピンをカム溝内に挿入し、この係合ピン
によりサポートプレートを支持するとともに、回動アー
ムの回動動作に伴ない、回動アームの上端に設けた係合
ピンがカム溝内を移動することにより、サポートプレー
トが上下動する。
【0012】また、回動アームとしては、ドアポケット
内面左右箇所にそれぞれ個別の支持軸により回動可能に
取り付けられる構成を採用しても良く、また、ドアポケ
ット内面のほぼ中央にX字状に交差する回動アームを共
通の支持軸により回動可能に支持しても良い。
【0013】
【作用】以上の構成から明らかなように、ドアポケット
内にマップ類を収容すれば、マップ類の自重を受けて下
側端末の受けロッドが下方に移行することにより回動ア
ームが支持軸を基点として、回動動作するが、その際、
回動アームの上端に設けた係合ピンがサポートプレート
に開設したカム溝内に収容されているため、係合ピンは
カム溝の上方端末から下方端末に移動することにより、
サポートプレートは所定ストローク上昇する。
【0014】したがって、ドアポケット本体の上縁より
上方にサポートプレートが突出するため、このサポート
プレートによりマップ類等を確実に保持できる。
【0015】そして、マップ類等をドアポケットから取
り出すには、サポートプレートを下方向に押圧すれば、
カム溝の下方端末から上方端末に係合ピンが移動するに
伴ない、回動アームは回動動作して、回動アームの下端
末によりマップ類が上方に持ち上げられ、マップ類をド
アポケットから簡単に取り出すことが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るドアポケット構造につい
て、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1乃至図6は、本発明に係るドアポケッ
ト構造の第1実施例を示すもので、図1は本発明のドア
ポケット構造を採用したドアトリムを示す外観図、図2
は同ドアポケット構造を示す断面図、図3は本発明に係
るドアポケット構造の構成を示す分解斜視図、図4はマ
ップ類の収容前の状態を示すドアポケット構造の断面
図、図5乃至図6はマップ類の収容前,収容後のそれぞ
れの状態を示すドアポケット内面側から見た構成説明図
である。
【0018】また、図7乃至図9は、本発明の第2実施
例を示すもので、図7はドアポケット構造の構成を示す
分解斜視図、図8,図9はマップ類の収容前,収容後の
それぞれの状態を示すドアポケット内面側から見た構成
説明図である。
【0019】まず、図1,図2に示すように、ドアトリ
ム10は、所要形状にプレス成形された樹脂芯材11表
面に装飾性,緩衝性を備えた表皮材12を貼着して構成
されており、表面に車室内側に膨出するアームレスト1
3が設置されているとともに、アームレスト13の下方
に車室内の備品を収容するために樹脂成形体からなるド
アポケット20が設置されている。
【0020】図1,図2は、ドアポケット20内にマッ
プ類Mが収容された状態が示されている。
【0021】ところで、本発明に係るドアポケット20
は、図3に示すように、ポリプロピレン樹脂,ABS樹
脂等、汎用の合成樹脂の射出成形体からなるドアポケッ
ト本体30と、このドアポケット本体30の内面側に添
設され、上下動可能なサポートプレート40と、サポー
トプレート40の上下動作を行なわせるために、ドアポ
ケット本体30内面に取り付けられる一対の回動アーム
50とから大略構成されている。
【0022】更に詳しくは、ドアポケット本体30は、
上部にポケット用開口31を備えるとともに、ポケット
空間を形成するように前面板32,側面板33,底面板
34とから構成されており、ドアトリム10に取付固定
するために、ドアポケット本体30の裏面周縁部には、
適宜間隔毎に取付用ボス35が突設形成され、図2に示
すように、ドアトリム10の取付孔14に対して裏面側
からビス15をドアポケット本体30の取付用ボス35
のボス孔35a内に締め付け固定することにより、ドア
ポケット本体30がドアトリム10の表面所定箇所に取
付固定される。
【0023】次に、ドアポケット本体30とサポートプ
レート40、並びに回動アーム50との相互の関係につ
いて、図3を基に説明すると、本実施例においては、回
動アーム50は、ドアポケット本体30の内面左右2箇
所に回動可能に取り付けられており、この回動アーム5
0は、コーナー部に丸孔51が開設された略L字形状に
形成され、この丸孔51内に回動可能に支持軸52が挿
通され、この支持軸52がドアポケット本体30の内面
に設置されているボス内に固定されることにより、回動
アーム50が回動可能に支持されている。
【0024】更に、この回動アーム50の下側端末に
は、マップ類M等をセットするための受けロッド53が
回動アーム50の下側端末にポケットの奥側に向くよう
に形成されているとともに、回動アーム50の上側端末
には、受けロッド53と反対方向に伸びる係合ピン54
が設けられている。
【0025】そして、この係合ピン54は、サポートプ
レート40の左右2箇所に形成されている弓状のカム溝
41内に挿通され、サポートプレート40のカム溝41
内に係合ピン54を挿通させることにより、サポートプ
レート40は回動アーム50により保持されている。
【0026】本発明に係るドアポケット20の第1実施
例は、以上のように構成されており、マップ類Mを収容
しない状態について、図4にその断面構造、図5におい
てドアポケット20の内面側から見た正面図に示すよう
に、ドアポケット本体30内面に設置されている回動ア
ーム50は、回動アーム50の上側端末に形成されてい
る係合ピン54がサポートプレート40のカム溝41の
上方端末41aにきており、受けロッド53は最上方位
置に位置している。
【0027】また、このとき、図4,図5に示すよう
に、ドアポケット本体30の上縁30aとサポートプレ
ート40の上縁40aとはほぼ同一高さに位置してい
る。
【0028】そして、マップ類Mをドアポケット20内
部に収容した場合、マップ類Mの下端が回動アーム50
の下側端末に設けた受けロッド53上方に乗り、マップ
類Mの自重により回動アーム50は、図5中右側に位置
する回動アーム50は反時計回り方向に回動するととも
に、図5中左側に位置する回動アーム50は時計回り方
向に回動する。
【0029】そして、回動アーム50の回動動作に伴な
い、回動アーム50の上側端末に設けた係合ピン54は
サポートプレート40に開設したカム溝41内をその上
方端末41aから下方端末41bに移動し、この地点で
停止する(図6参照)。
【0030】よって、このカム溝41内に沿って、回動
アーム50の係合ピン54を移動させることにより、回
動アーム50の回動動作をサポートプレート40の直進
運動、すなわち、上下動作に変換することができる。
【0031】すなわち、マップ類Mをドアポケット20
内に収容すれば、回動アーム50の回動動作に伴ない、
サポートプレート40が所定ストローク上昇し、図2,
図6に示すように、マップ類Mの室内側をこのサポート
プレート40により支持することができ、別途アームレ
スト13にマップ類Mを支持する凹状部を形成する必要
がなく、マップ類Mの保持が可能となり、走行中の振動
等によりマップ類Mが室内側に倒れ込むという従来不具
合を有効に解決することができる。
【0032】このサポートプレート40の上下動作スト
ロークは、図5に示すように、カム溝41の上方端末4
1aと下方端末41bとの間の鉛直方向の距離d1 と、
回動アーム50の長手側の寸法をd2 、回動アーム50
の回動角度をθとした場合、d2 cosin θとの総和であ
り、サポートプレート40の上下動作ストローク=d1
+d2 cosin θというように算出できる。
【0033】したがって、サポートプレート40の上下
動作ストロークを調整するにはカム溝41の形状や回動
アーム50の長さ寸法を調整することにより、適宜変更
できる。
【0034】更に、ドアポケット20内に収容したマッ
プ類Mを取り出すには、このサポートプレート40の上
端40aを下側に押圧すれば、回動アーム50の上側端
末に設置した係合ピン54がサポートプレート40のカ
ム溝41を下方端末41bから上方端末41aに移動す
ることにより、回動アーム50が回動動作し、マップ類
Mを支持している受けロッド53も上昇するため、マッ
プ類Mが上方に押し上げられ、マップ類Mをドアポケッ
ト20から簡単に取り出すことができる。
【0035】以上説明したように、本発明に係るドアポ
ケット20の第1実施例においては、ドアポケット本体
30の内面左右2箇所に回動アーム50を取り付け、こ
の回動アーム50の下側端末にマップ類Mを受ける受け
ロッド53を設け、反対側の上側端末には係合ピン54
を設置して、ドアポケット20内にマップ類Mを収容す
ることにより回動アーム50を回動操作して、回動アー
ム50の回動動作をカム機構を介してドアポケット本体
30の前面板32内面に設置したサポートプレート40
を上下動作させるというものである。
【0036】したがって、ドアポケット30内部に収容
したマップ類Mをこのサポートプレート40により支持
するというものであるから、ドアポケット20内にマッ
プ類Mを収容操作するだけで、従来のようにマップ類M
の上端をアームレスト等に係止させる必要がなく、簡単
な操作で確実な保持が可能となり、使い勝手が著しく向
上するという利点がある。
【0037】また、マップ類Mを使用しない場合におい
ては、サポートプレート40は、ドアポケット本体30
の内面に隠れており、ドアポケット本体30のポケット
深さもそれ程深くないため、小物類等の収容,取り出し
操作に、サポートプレート40が支障とならない。
【0038】なお、この実施例では、カム機構として、
サポートプレート40に弓状のカム溝41を開設し、こ
のカム溝41内を摺動する係合ピン54を回動アーム5
0の上側端末に設置したが、回動アーム50の回動動作
をサポートプレート40の上下動作に変換するカム機構
であれば、適宜変更しても差し支えない。
【0039】次いで、図7乃至図9は本発明に係るドア
ポケット構造の第2実施例を示すもので、本実施例にお
いては、ドアポケット30の内面に回動アーム50を設
置するに当たり、第1実施例では左右2箇所に設置する
回動アーム50それぞれに支持軸52を設置したが、こ
の実施例では、直線状の回動アーム50を交差状に設置
して、交差地点で2本の回動アーム50を1本の支持軸
52により、支持するという構成である。
【0040】そして、基本的には、回動アーム50の下
側端末にマップ類Mを支持する受けロッド53を設置
し、回動アーム50の上側端末にカム機構の要素となる
係合ピン54を設置するとともに、サポートプレート4
0に弓形状のカム溝41を開設することは第1実施例と
同一であり、その作用効果も同様であるが、この第2実
施例においては、回動アーム50の形状を簡素化できる
こと、及び回動アーム50の支持構造が1本の支持軸5
2により可能であるなど、構造の簡素化が図れ、コスト
ダウンが図れるという有利さがある。
【0041】この第2実施例においても、図8に示す状
態から、ドアポケット30内にマップ類Mを収容すれ
ば、回動アーム50が交差部分を基に回動し、回動アー
ム50の回動動作に伴ないサポートプレート40が上昇
することにより、図9に示すように、マップ類Mをサポ
ートプレート40により確実に保持することが可能とな
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るドアポ
ケット構造は、以下に記載する格別の作用効果を有す
る。
【0043】(1)ドアポケット本体の内面に回動アー
ムを取り付け、ドアポケット内にマップ類を収容した
際、この回動アームを回動動作させるとともに、回動ア
ームのカム機構を介して上下動するサポートプレートを
ドアポケット本体の内面側に添設するという構成である
ため、ドアポケット内にマップ類を収容した場合、回動
アームの回動動作に伴ない、サポートプレートがドアポ
ケット本体の上縁より上方に突出して、マップ類をサポ
ートプレートにより確実に支持でき、走行中の振動等に
よりマップ類が室内側に倒れ込むことがなく、マップ類
の確実な保持が可能になるという効果を有する。
【0044】(2)ドアポケット本体の内面に回動アー
ムを取り付け、ドアポケット内にマップ類を収容した
際、回動アームを回動動作させるとともに、回動アーム
とカム機構を介して上下動するサポートプレートをドア
ポケット本体の内面側に設置するという構成であるた
め、マップ類の収容時、ドアポケット内にマップ類を収
容するだけで良く、従来のようにアームレストの凹状部
等に係止させる等の面倒な収容操作が不要となり、マッ
プ類の取出時には、サポートプレートを下方向に押圧し
てやれば、回動アームの回動動作により、マップ類が上
方に持ち上げられ、簡単に取り出すことができ、加え
て、マップ類を使用しない場合では、サポートプレート
はドアポケット深さの浅いドアポケット本体の内面側に
隠れ、小物類の収容,取り出しに何等支障を与えること
がない等、使い勝手に優れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアポケット構造の第1実施例を
適用した自動車用ドアトリムを示す外観図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明に係るドアポケット構造の第1実施例の
構成を示す分解斜視図。
【図4】図3に示すドアポケット構造の組み付け状態を
示す断面図。
【図5】本発明に係るドアポケット構造の第1実施例に
おけるマップ類収容前の状態を示すドアポケットを内面
側から見た正面図。
【図6】本発明の第1実施例のドアポケット内にマップ
類を収容した状態を示すポケット内面側から見た正面
図。
【図7】本発明に係るドアポケット構造の第2実施例の
構成を示す分解斜視図。
【図8】本発明の第2実施例のドアポケットにおけるマ
ップ類の収容前の状態を示すドアポケット内面側から見
た正面図。
【図9】本発明の第2実施例のドアポケット内にマップ
類を収容した状態を示すポケット内面側から見た正面
図。
【図10】ドアポケットを装備した従来のドアトリムを
示す外観図。
【図11】図10中XI−XI線断面図。
【図12】従来のドアポケット構造を示す断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 20 ドアポケット 30 ドアポケット本体 40 サポートプレート 41 カム溝 50 回動アーム 52 支持軸 53 受けロッド 54 係合ピン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリム(10)の表面下側に取り付
    けられる樹脂成形体からなるドアポケット本体(30)
    と、このドアポケット本体(30)内面側に添設され、
    ドアポケット本体(30)の上端(30a)よりも上方
    に突出するように上下動するサポートプレート(40)
    と、上記ドアポケット本体(30)の内面にサポートプ
    レート(40)の収容スペースを隔てて回動自在に取り
    付けられ、下側端末にマップ類(M)を受ける受けロッ
    ド(53)が設けられる一方、上側端末にサポートプレ
    ート(40)を支持する係合ピン(54)が設けられた
    回動アーム(50)と、上記回動アーム(50)の回動
    動作をサポートプレート(40)の上下動作に変換する
    カム機構とから構成され、ドアポケット(20)内にマ
    ップ類(M)を収容したとき、回動アーム(50)の受
    けロッド(53)が下方に移行するのに伴ない、回動ア
    ーム(50)が回動するとともに、サポートプレート
    (40)が上昇し、ドアポケット本体(30)の上端
    (30a)から上方に突出するサポートプレート(4
    0)により、マップ類(M)を支持するようにしたこと
    を特徴とするドアポケット構造。
  2. 【請求項2】 カム機構は、サポートプレート(40)
    に形成された弓状のカム溝(41)と、このカム溝(4
    1)内を移動する回動アーム(50)の上端に形成され
    た係合ピン(54)とから構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のドアポケット構造。
  3. 【請求項3】 回動アーム(50)は、ドアポケット本
    体(30)の内面左右箇所にそれぞれの支持軸(52)
    を基に回動可能に設置されていることを特徴とする請求
    項1,2記載のドアポケット構造。
  4. 【請求項4】 回動アーム(50)は、ドアポケット本
    体(30)の内面ほぼ中央に設置された共通の支持軸
    (52)を基に交差した状態で回動可能に設置されてい
    ることを特徴とする請求項1,2記載のドアポケット構
    造。
JP32906494A 1994-12-28 1994-12-28 ドアポケット構造 Expired - Fee Related JP3164484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32906494A JP3164484B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ドアポケット構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32906494A JP3164484B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ドアポケット構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08183340A JPH08183340A (ja) 1996-07-16
JP3164484B2 true JP3164484B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=18217215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32906494A Expired - Fee Related JP3164484B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ドアポケット構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3164484B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101929283B1 (ko) * 2018-08-24 2018-12-17 엘에스산전 주식회사 서브모듈 슬라이딩장치
KR102145029B1 (ko) * 2017-04-28 2020-08-14 엘에스일렉트릭(주) 서브모듈 슬라이딩장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102145029B1 (ko) * 2017-04-28 2020-08-14 엘에스일렉트릭(주) 서브모듈 슬라이딩장치
KR101929283B1 (ko) * 2018-08-24 2018-12-17 엘에스산전 주식회사 서브모듈 슬라이딩장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08183340A (ja) 1996-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5628486A (en) Concealable beverage container holder
US4858983A (en) Sun visor frame and mounting structure
US20050167300A1 (en) Storage box
US4223940A (en) Glove compartment lid for vehicles, or the like
JP3164484B2 (ja) ドアポケット構造
US6092884A (en) Door for cabinet and method for constructing same
JP2959982B2 (ja) ドアポケット構造
KR200411701Y1 (ko) 자동차 도어의 서랍식 맵포켓
JPH0241259Y2 (ja)
JP3857014B2 (ja) 間仕切りパネルの連結構造
JPH10264729A (ja) 内装トリムにおけるポケット構造
JP2541183Y2 (ja) 自動車のドア構造
JPH0637010Y2 (ja) 自動車の小物入れ収納ボックス構造
KR0139956B1 (ko) 자동차의 도어트림용 디포지트 박스장치
JPH0241258Y2 (ja)
JPH0534445Y2 (ja)
JP2517033Y2 (ja) リヤシートバックのアームレスト部構造
JP2003002122A (ja) 車室用収容部
JPH0222356Y2 (ja)
JPH0444450Y2 (ja)
JPH0638712U (ja) 自動車用シートにおけるアームレストの取付構造
JPH0241257Y2 (ja)
JP3194168B2 (ja) コンソールボックスの収納装置
JPH0751399Y2 (ja) ワンボックス車用クォーターポケット
JP2507955Y2 (ja) ロッカ―用傘立て装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010219

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees