JP3164228B2 - ディスペンサ - Google Patents

ディスペンサ

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JP3164228B2
JP3164228B2 JP24233491A JP24233491A JP3164228B2 JP 3164228 B2 JP3164228 B2 JP 3164228B2 JP 24233491 A JP24233491 A JP 24233491A JP 24233491 A JP24233491 A JP 24233491A JP 3164228 B2 JP3164228 B2 JP 3164228B2
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インジ エリッヒ ペイファ ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー
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    • A61M2205/073—Syringe, piston type

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は媒体用排出装置に関す
る。とくに、この発明は、単一の媒体や、別々に貯蔵さ
れていて、互いに同一の、又は互いに同一でない、流動
可能な媒体であって、オプションとして違った粒状状態
を有し、好ましくは媒体が少なくとも部分的に噴霧状及
び／又は粉末状になる媒体に適したディスペンサに関す
るものである。好ましくは、この発明によるディスペン
サは、媒体がガスフローで媒体室から引き離されるよう
に構成し、かつ媒体室を媒体貯蔵部によって形成するこ
とができるようにする。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、従
来公知の構造の欠点を解消し、とくに外部の圧縮ガス源
から独立して、貯蔵部状の媒体室からの媒体の有効な配
布を確保するような前述のタイプの排出装置とくにディ
スペンサを提供することである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、媒体用
のディスペンサ（１、１ａ）において、ガスフローを生
成する生成手段（９、９ａ）を設け、生成手段（９、９
ａ）はガスフローを案内する少なくとも１つのガス通路
（１８、２１；１８ａ）を有し、媒体リザーバ（４、４
ａ）を設け、媒体の服用量をガス通路（１８、２１；１
８ａ）で予備装入し且つ実質的に媒体貯蔵部（４、４
ａ）から分離されている予備装入手段（２５）を設け、
媒体の服用量を媒体貯蔵部（４、４ａ）から予備装入手
段（２５）へ配送する配送手段を設け、媒体の服用量を
予備装入手段（２５）からガスフローへ配送し、且つ媒
体の服用量をガスフローに乗せて媒体の服用量とガスフ
ローを一緒に排出する排出手段を設けたディスペンサで
ある。
【０００４】
【発明の実施の形態】この発明のディスペンサは、とく
に複数の連続した充填の形で媒体室からガスフローを伴
って媒体を排出するための手で駆動可能なディスペンサ
において、手動でガスフローを作りかつ手動で媒体を排
出するための手で操作可能な圧縮ガス装置をディスペン
サに構造的に結合するための手段を設けたディスペンサ
である。
【０００５】本発明によれば、前述の課題は次のように
して解決される。すなわち、排出装置とくにディスペン
サは、圧縮ガスを生成する手動動作可能な装置を有し、
少なくとも部分的に直接及び／又は間接に、駆動中に、
まず固定状態にある媒体を受けとり、その部分に圧縮ガ
スを供給し、その媒体を運び去り、それを外側に搬出す
るのである。このようにして、本発明によるディスペン
サは、いかなる時にも使用することができ、非常にコン
パクトな構造であり、違った集合状態で各種の物質、例
えば薬剤、化粧剤あるいはそれらに似た物質を噴霧状に
排出することを可能とするものである。
【０００６】本発明によるディスペンサには、好ましく
は、媒体用の貯蔵装置に沿ってあるいはそれに対向して
インジェクタ又は乱流チャンネルを設け、その近くで横
断面でみて比較的高いガス流の乱流を高速で起こすこと
を可能とし、それにより媒体を非常に細かく分割混合し
た形で運び去るものである。圧縮ガス開口は前記領域か
ら外れる流れ方向とは反対方向に向けることができ、及
び／又は、媒体はグリッド状の縦断チャンネルを経てフ
ロー特性の結果としてのみガスフローの領域に供給で
き、かつ縦断チャンネル内でバキュームを介して後者に
よって受けとるようにできる。
【０００７】好ましくは媒体用予備装入手段を設け、そ
れにより、手動によって特定の媒体量のみを配布及び排
出する。例えば、予備装入手段を直接フロー領域を介し
て媒体貯蔵部に接続する。ウエイト動作から離して、服
用室に媒体を供給できる。所定のバキュームをガスフロ
ーによって対応する領域に作ることができる。充填後に
予備装入手段の動作通路の作用として服用室を入口側で
閉じることができるが、服用室または媒体貯蔵装置とマ
ウスピースに通じる排出開口との間にコントロールバル
ブを設ける必要がない。
【０００８】本発明の前述の構成によれば、単純に１つ
のポンプが必要とされるだけであるが、圧縮空気をつく
るために、複数のポンプを直列及び／又は並列に接続す
ることも可能である。
【０００９】他の駆動動作も採用できるが、本発明によ
るディスペンサは、好ましくは直線的なストローク運動
のみによって動作され、その外側両端面は互いに離れて
いて、２つのテレスコープ式相互係合構成要素によって
形成することができる。これらの要素の一方は少なくと
も部分的に露出した媒体貯蔵部を形成し、閉成可能な開
口によって再充填可能となっており、実質的に位置固定
式又は軸方向移動可能式にポンプピストンを制御領域で
支持し、他方の構成要素でポンプ室を画成することがで
きる。両方の構成要素を互いに単純な形で例えばスナッ
プ接続によって固定し、非常に単純な構造を実現でき
る。
【００１０】本発明の前述の特徴及びその他の特徴は、
特許請求の範囲、明細書本文及び図面から理解できる。
それぞれの特徴は、単独で又は任意に組合わせて本発明
の実施例として構成できる。また、これらは他の技術分
野に適用しても効果を奏するものである。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して２つの好適な実施例を
説明する。
【００１２】ディスペンサ１は２つのプレハブ式サブア
センブリ２，３を有する。これらのサブアセンブリ２，
３はプラグ接続によって組み立てられている。ディスペ
ンサ１の媒体貯蔵部４から各駆動ストローク時に所定の
量が排出される。他方のサブアセンブリ２は、外側ケー
シング又はジャケット５を有し、媒体貯蔵部４の外側境
界を画成し、かつディスペンサの長手方向の一部を形成
している。ジャケット５は、一片の円盤状端壁６をその
一端に有し、かつ他端にほぼ完全に凹んだ状態のカバー
７を有し、１つのまとまった空間部分を形成している。
媒体貯蔵部４用の充填穴８が片寄った位置に配置されて
いて、ストッパにより閉じる形になっており、スナップ
差し込み形式のカバー７の中に設けられている。２つの
サブアセンブリ２，３がポンプ９の２つの構成要素を形
成していて、ポンプストロークによって互いに移動可能
に配置されている。ポンプ室１０はこれら２つのサブア
センブリ２及び３の対向端部とサブアセンブリ３の外側
ジャケット１１によって画成されている。サブアセンブ
リ３の開放端部にサブアセンブリ２が差し込まれてい
る。媒体貯蔵部４とポンプ室１０は横断面が円形状にな
っている。ポンプ室１０の内部横断寸法及び外径又は幅
は媒体室４よりも大きくなっている。ジャケット１１は
ディスペンサ１の他端を形成する端部壁１２と一体に形
成されており、ポンプ通路として丸いポンプピストン１
３を受け入れる形となっている。このポンプピストン１
３は、サブアセンブリ２に配置されていて、端壁６に直
接隣接している。
【００１３】２つのサブアセンブリ２，３は少なくとも
１つのスナップ接続体１４によって回転を阻止するよう
に軸方向に互いに固定関係に設けられている。各スナッ
プ接続体１４はジャケット５の外周面において突出スナ
ップカムを有する。ジャケット又はケーシング１１に
は、これらとの係合用の軸方向のスロットが形成されて
いる。ピストン通路は端壁１２まで連続している。カッ
プ形状のポンプピストン１３はエッジがシール用リップ
を形成しており、スナップ接続体１５によって固定され
ている。このポンプピストン１３はそのスナップ固定部
の外側の底部にポンプ室１０用の少なくとも１つのガス
入口１６を有する。ここから軸方向のスロットを介して
吸い込むことができる。そこには図示されていない例え
ばスプリングなしのチェックバルブが備えられている。
ポンプピストン１３の底部にはスナップ接続体１５の内
側に少なくとも１つのガス出口１７が設けられている。
ガス出口１７はポンプピストン１３を貫通しており、そ
れによってポンプストロークのとき空気がポンプ室１０
から下向きに円形のガス通路１８内に送られる。このガ
ス通路１８は壁構造１９によって画成されている。壁構
造１９は媒体貯蔵部４の内に位置している。壁構造１９
は端壁６を貫通しており、その端部でポンプピストン１
３がスナップ接続体１５に固定されている。前述の構成
要素は実質的に全てディスペンサ１の中心軸２０のまわ
りに配置されている。
【００１４】ガス通路１８内には接触しないように狭い
ガス通路２１が配置されている。このガス通路２１は２
つのチャンネル部分２２，２３によって形成されてい
る。これらのチャンネル部分２２，２３はサブアセンブ
リ２，３と共にテレスコープ形式に軸方向において互い
に相対移動可能となっている。一方のチャンネル部分２
２はガス通路１８の内側を画成しており、ポンプピスト
ン１３の中心穴の中で一端がガス出口１７内に固定され
ており、同様のやり方で壁構造１９がポンプピストン又
は端壁６から突出して媒体貯蔵部４内に延びている。他
方の外側チャンネル部２３は前述のチャンネル部分２２
の内壁面にシールリップで案内される形に配置されてい
て、その対応する端部でスナップ接続体が端壁１２に固
定されている。チャンネル部２３は出口開口２４に導か
れている。この出口開口２４は中心軸２０のところから
９０°曲がって横方向に向いている。
【００１５】１つのピストンストロークで排出する媒体
の量を決定するために、媒体貯蔵部４の底部領域に予備
装入手段２５が設けられている。この予備装入手段２５
には服用室２６がポンプストローク機能として開閉され
る２つのチャンバー部分２７，２８によって構成されて
いる。１つのチャンバー部分２７は媒体貯蔵部４の端壁
またはカバー７によってほぼキャップ形状に形成されて
いる。他方のチャンバー部分２８は壁構造１９の端部に
よって形成されており、底面２９と接するまでチャンバ
ー部分２７内にジャケット１９を入れて閉じるように差
し込み可能となっており、しかもスタート位置において
リング状のスロットの形をした移送開口を形成するよう
になっている。鈍角の円錐台形の容積ホッパー３０が放
射方向においてチャンバー部分２７の底面に接続されて
おり、その放射方向の内側領域が前述の移送開口の境界
を形成しており、それによって媒体が媒体貯蔵部４から
底面２９に流れ出ることが出来るようになっている。底
面２９は中心部に向かって上昇して盛り上っており、そ
こにきた媒体が中心貯蔵手段内におかれ、ガス通路１８
に適合するようになっている。
【００１６】壁構造１９用の設置サポート３１が配置さ
れていて、移送開口の閉成位置とスタート位置との間で
チャンバー部分２８が軸方向に移動可能となっている。
逆向きのジャケット２２が端壁２６の通路開口内に放射
方向の外側ジャケット部分を有し、しかもポンプピスト
ン１３に属する壁構造１９の端部の内側に内側ジャケッ
ト部分を有する。これらの２つのジャケット部分はポン
プピストン１３から離れていてかつ媒体貯蔵部４に位置
するそれらの端部でリング部分を介して互いに貫通する
ようになっている。これらの２つのジャケット部分の間
には支持スプリングがチャンネル部分１９の外側に位置
していて、一端が逆向きジャケット３９のリング部分に
配置され、チャンバー部分２８をスタート位置に復帰さ
せる復帰バネ３４をオプションとして設けることができ
る。この復帰バネ３４は軸方向においてその他端がポン
プピストン１３に作用して、より強い復帰バネ３３によ
って抵抗を受けるようになっている。この復帰バネ３３
はポンプ室１０内のチャンネル部分２３の回りで端壁１
２とポンプピストン１３との間にあらかじめ予圧を受け
て配置されている。チャンバー部分２８に作用する復帰
力は復帰バネ３３がスタート位置にあるとき予備装入手
段２５の開動作を可能とする程度に十分大きいものとす
る。２つの対向する復帰力をマッチさせる機能として予
備装入手段２５はポンプストロークのスタート時点で閉
じる。又は例えば前記ストロークの第１部分の後でのみ
ポンプ９の圧力に従属して閉じることができるようにす
ることができる。
【００１７】ガス通路１８の下端には円形の穴３５が形
成されていて、底面２９に向いている。この穴３５はチ
ャンバー部分２８の外側端部で形成されており、底面２
９の凹んだリング領域の端とチャンネル部分２２の関連
する端部の内側とで形成されている。これは予備装入手
段２５が閉じられたとき底面２９の円錐状の中心領域と
ギャップをもって対向する。このチャンネル部分２２の
端部は同時にガス通路２１すなわちガス通路２１の入口
を介して貯蔵室又は服用室２６から媒体を排出するため
の媒体入口３６を形成している。ガス出口３５の周辺部
分における前述の構成によって、そこではポンプ位置に
おいてリングチャンネル１８の横断部と比較して大幅に
制限がなされており、インジェクタ３７が形成されて、
底面２９でガスフローをほぼ１８０°方向転換すると共
に、実質的に開口領域、閉じた服用室及び出口領域によ
って媒体をかく乱するための乱流室３８が形成される。
【００１８】ディスペンサ１は、好ましくはほぼ次のよ
うな手順で操作する。カバー７及び端壁１２によって形
成された、ディスペンサ１の離れた２面が、ディスペン
サの片手操作用のプレシャーハンドル４１，４２として
機能する。ディスペンサ１は比較的小さな寸法例えば５
０ｍｍ未満の直径と８０ｍｍ未満の長さを有するように
構成できる。２つのサブアセンブリ２，３を手で圧縮す
ると、まずシリンダジャケット１１が復帰バネ３３のバ
ネ力に抗してポンプピストン１３に対して相対移動し、
それによりポンプ室１０の中に圧力が形成される。コン
トロールバルブ４０のような予圧式の圧力開放バルブ又
はスプリングなしのチェックバルブが、ガス通路１８に
配置されたガス出口１７と合致するかどうかによって、
所定のオーバープレッシャーを形成した後でのみ、ただ
ちに圧縮空気をガス通路１８に供給する。その前に、手
で操作をした結果として、ホッパー３０を介して媒体貯
蔵部４からチャンバー部分２７のカップ状受領部に媒体
が少し入る。ポンプストークの第１部分に到達したと
き、チャンバー部分２８を復帰バネ３３によって閉じた
位置に動かす。その間に、移送開口が狭くなり、空気に
よって、そこの全ての媒体がシートからチャンバー部分
２８に吹き出される。それは、移送開口が閉じてチャン
バー部分２８が停止位置に固定されるまで行なわれる。
【００１９】さらに与えられた空気は撹乱と方向転換と
を伴って媒体を底面２９に運び、それを媒体入口３６
に、さらにはガス通路２１を介して出口開口２４まで移
送する。ポンプストロークの端部で復帰バネ３３のバネ
力が上昇して、チャンバー部分２７の底部が手で作用す
る駆動力の圧力で僅かに柔軟的に変形し、事実上、その
底部が媒体入口３６に向かって動かされ、それにより、
閉じることなく開口３７は連続して狭くなり、それに対
応して流速が高くなる。これにより服用室を空にする事
がより有効かつ完璧になる。それに続いてディスペンサ
１を開放すると、コントロールバルブ４０が閉じ、ポン
プ９がそのスタート位置に戻り、その後、服用室２６が
再び開き、それにより、ただちに媒体がそこに再び流れ
込むことができる。スプリングを除けば、少なくとも１
つ又は実質的に全ての前述の構成要素をプラスチックで
作ることができる。
【００２０】図２の構成においては、ポンプ９ａは出口
開口２４ａから離れた方の媒体貯蔵部の端部に位置して
おり、それによりポンプ室１０ａがチャンネルによって
向きをかえなくてもいいようになっている。ポンプピス
トン１３ａの底壁においてガス出口１７ａが排出方向に
設けられていて、直接ほぼ直線的なガス通路１８ａの一
端に向かうようになっており、その他端が出口開口２４
ａを構成している。コントロールバルブ４０ａは例えば
球状のバルブ本体４３を有する。このバルブ本体４３は
少なくとも部分的にガス通路１８ａの端部内に位置して
いる。バルブ本体４３はガス通路１８ａ内に配置された
バルブスプリグ４４によって閉じる位置に向けてスプリ
ング力を受けている。ガス通路１８ａの壁構造１９ａは
媒体貯蔵部４ａを横切っていて、実質的に放射方向に向
いた多数のチャンネル３６ａを有する。これらのチャン
ネル３６ａはほぼ直線的なジャケット開口の形になって
いて、その長手方向及び周辺にわたって配置されてい
る。これらのチャンネル３６ａを介して媒体が細かく分
割された形で媒体貯蔵部４ａからガス通路１８ａ内に通
過することができる。図１と同様に媒体用のスライドバ
ルブ３９はチャンバー部分２７、２８によって形成され
ていて、移送コントロール３９ａが設けられている。横
断チャンネル３６ａの横断形状、長さ及び各幅及び全長
は媒体を排出するための流れに適応するように設計され
ている。
【００２１】この図２の場合は、ピストン１３ａが媒体
貯蔵部４ａのケーシングの端部に直接スナップ接続体１
５ａによって固定されている。２つのサブアセンブリ２
ａ、３ａは対応するスナップ接続体１４ａによって互い
に連結されている。これらのスナップ接続体１４ａ、１
５ａは貯蔵ケーシングの別個のスリーブ状のテレスコー
プ式ジャケット部分に配置することができる。それらに
よって形成される空間はガス出口１７ａに向かって円錐
台状にテーパーをもっている。壁構造１９ａは、媒体貯
蔵部の両端壁の間で固定されていて、カバー７ａを貫通
している。それによって再充填をするために取り外すこ
とが出来るようになっている。この場合、カバーは出口
穴２４ａに近い方の媒体貯蔵部４ａの端部に位置する。
ポンプ室１０ａは対応するスナップ差し込み式カバー１
２ａによって、その端部から離れた方の端部で閉じられ
ている。そのカバー１２ａにはバルブ制御式のガス入口
１６ａが設けられている。図２においても、対応する部
分や部材には図１と同様の参照符号を与えている。ただ
し同じ数字にａを付加している。
【００２２】前述のやり方でディスペンサ１ａを操作す
ると、まずコントロールバルブ４０ａが開くまでポンプ
室１０ａ内の圧力が増加する。その結果、バルブ本体４
３の回りでリング状に沈んだ残余の媒体は空気の流れに
よって突然撹乱されて運びさられる。空気が横断チャン
ネル３６ａの流れに沿って流れるので媒体は配分される
形でそこから引き離され、さらに空気によって撹乱され
て混合され、出口開口２４ａを介して排出される。
【００２３】前述の２つの実施例の各特徴、構成要素及
び機能は単一の実施例に合体して設けることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるディスペンサを示す断面図。
【図２】本発明の別の実施例を示す、図１に対応する断
面図。
【符号の説明】
１ ディスペンサ ２、３ サブアセンブリ ４ 媒体貯蔵部 ５ ジャケット ７ カバー ８ 開口 ９ ポンプ １０ ポンプ室 １１ ケーシング １３ ポンプピストン １４ スナップ接続体 １５ スナップ接続体 １７ ガス出口 １８ ガス通路 １９ 壁構造 ２０ 中心軸 ２１ ガス通路 ２２、２３ チャンネル部分 ２４ 出口開口 ２５ 予備装入手段 ２６ 服用室 ２７、２８ チャンバー部分 ２９ 底面 ３０ 容積ホッパー ３２ 逆向きジャケット ３３ 復帰ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミシェル ボルター スイス、ツェーハー8266、ステクボル ン、エイクホルツリスストラッセ ２ (72)発明者 フリードリッヒ ツクシュベルツ ドイツ連邦共和国 デー7760 ラドルフ ツェル、シュツゼンストラッセ 91 (56)参考文献 特開 昭62−220469（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−105379（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−179200（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−94923（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−112800（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 83/06

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 媒体用のディスペンサ（１、１ａ）にお
    いて、 ガスフローを生成する生成手段（９、９ａ）を設け、生
    成手段（９、９ａ）はガスフローを案内する少なくとも
    １つのガス通路（１８、２１；１８ａ）を有し、 媒体リザーバ（４、４ａ）を設け、 媒体の服用量をガス通路（１８、２１；１８ａ）で予備
    装入し且つ実質的に媒体貯蔵部（４、４ａ）から分離さ
    れている予備装入手段（２５）を設け、媒体の服用量を
    媒体貯蔵部（４、４ａ）から予備装入手段（２５）へ配
    送する配送手段を設け、媒体の服用量を予備装入手段
    （２５）からガスフローへ配送し、且つ媒体の服用量を
    ガスフローに乗せて媒体の服用量とガスフローを一緒に
    排出する排出手段を設けたディスペンサ。
  2. 【請求項２】 予備装入手段（２５）が、媒体の服用量
    を、媒体貯蔵部（４、４ａ）に残存する媒体から実質的
    に分離して装入し、ガス通路（１８、２１；１８ａ）が
    媒体貯蔵部（４、４ａ）をバイパスするようになってい
    る請求項１に記載のディスペンサ。
  3. 【請求項３】 移送コントロール（３９、３９ａ）が、
    媒体貯蔵部（４、４ａ）とガス通路（１８、２１；１８
    ａ）を分離する壁構造（１９、１９ａ）を有し、壁構造
    （１９、１９ａ）は少なくとも１つの移送開口を画成
    し、予備装入手段（２５）と配送手段が移送コントロー
    ル（３９、３９ａ）の移送開口を通じて作動する請求項
    １〜２のいずれか１項に記載のディスペンサ。
  4. 【請求項４】 生成手段は、手動可変のポンプ室（１
    ０、１０ａ）を備えたポンプ（９、９ａ）を有し、特に
    媒体貯蔵部（４、４ａ）と直接軸方向に接続可能なポン
    プピストン（１３、１３ａ）を備えたスラストピストン
    ポンプを有し、好ましくはポンプ室（１０、１０ａ）が
    媒体貯蔵部（４、４ａ）の幅及び／又は残存するディス
    ペンサ（１、１ａ）の幅と少なくとも同じ大きさの幅を
    有する請求項１〜３のいずれか１項に記載のディスペン
    サ。
  5. 【請求項５】 ガス通路（１８、２１；１８ａ）が、媒
    体貯蔵部（４、４ａ）を特に実質的に同軸に縦断してお
    り、及び／又は媒体貯蔵部（４、４ａ）が横断面におい
    て実質的に環状になっている請求項１〜４のいずれか１
    項に記載のディスペンサ。
  6. 【請求項６】 ガス通路（１８、２１；１８ａ）が、周
    囲及び／又は長さ断面に渡って配される少なくとも１つ
    の媒体入口（３６、３６ａ）を有し、好ましくはガス通
    路（１８、２１；１８ａ）のためのコントロールバルブ
    （４０、４０ａ）が媒体入口（３６、３６ａ）の上流に
    位置し、特に媒体入口（３６、３６ａ）が壁構造（１９
    ａ）を横断するようになっている請求項１〜５のいずれ
    か１項に記載のディスペンサ。
  7. 【請求項７】 予備装入手段（２５）は底面（２９）を
    有し、その上に媒体の服用量が移送手段により装入さ
    れ、ガス通路（１８、２１）は底面（２９）に対向する
    ガス出口（３５）を有し、媒体入口（３６）は底面（２
    ９）に間隔を開けて面しており、好ましくは媒体入口
    （３６）がガス出口（３５）により環状に囲まれている
    請求項６に記載のディスペンサ。
  8. 【請求項８】 予備装入手段（２５）は媒体の服用量を
    媒体貯蔵部（４）と全体的に分離する服用機構（２５）
    を有し、好ましくは服用機構（２５）は、移送位置から
    空位置へ互いに移動可能な２つのチャンバー部分（２
    ７、２８）を備えた服用室（２６）を有し、特に服用機
    構（２５）が媒体貯蔵部（４）の底の領域に位置し、２
    つのチャンバー部分（２７、２８）は下方と上方のチャ
    ンバー部分を有し、下方のチャンバー部分（２７）は、
    境界において容積ホッパー（３０）を有するカップ形状
    により画成され、上方のチャンバー部分（２８）には、
    ガス通路（１８、２１）の横断面環状の供与部分（１
    ８）の外側ジャケットを設け、及び／又は上方のチャン
    バー部分（２８）はガス通路（１８、２１）の出口部分
    （２１）を囲んでおり、好ましくは供与部分が下方のチ
    ャンバー部分（２７）のジャケットの境界にタイトに挿
    入可能である請求項１〜７のいずれか１項に記載のディ
    スペンサ。
  9. 【請求項９】 移送コントロール（３９）が特に通路依
    存及び／又は圧力依存の方法でガスフローの生成に関し
    て遅れて投与室（２６）を閉じ、好ましくは 上方のチャ
    ンバー部分（２８）がガスにさらされるピストン（１
    ３）上に位置し、特に上方のチャンバー部分（２８）
    は、下方のチャンバー部分（２７）と反対の端部におい
    て媒体貯蔵部（４）を縦断しており、好ましくは、ばね
    の力に抗して逆向きジャケット（３２）を有する端壁
    （６）に軸方向に移動可能に載置され、それにより、特
    にさまざまな複数のばね（３３、３４）が上方のチャン
    バー部分（２８）に反対向きに作用する請求項８に記載
    のディスペンサ。
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