JP3164025B2 - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

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JP3164025B2 JP20943797A JP20943797A JP3164025B2 JP 3164025 B2 JP3164025 B2 JP 3164025B2 JP 20943797 A JP20943797 A JP 20943797A JP 20943797 A JP20943797 A JP 20943797A JP 3164025 B2 JP3164025 B2 JP 3164025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置に関し、特に、マイクロ波集積回路用の半導体集積回
路装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、PHS等の携帯電話の普及によ
り、携帯電話用の高周波回路の小型化の要求が強まって
おり、これを半導体集積回路装置で実現するためには、
能動素子から、抵抗、容量、コイル(以下、インダクタ
とも称する)等の受動素子に至るまで一つのチップに搭
載することが必要となっている。
【0003】抵抗及び容量については、半導体基板上に
容易に形成できることから、これを実現する上でキーポ
イントとなるのが半導体基板上でのインダクタの形成で
ある。この時に、回路から要求されるインダクタンスが
確保され、そのうえで損失が小さく、かつ共振周波数が
高いインダクタを形成することが必要となっている。高
いインダクタンスを得るためには、スパイラル状のイン
ダクタ(スパイラルインダクタ)を用いる事が有効であ
ることが一般に知られている。
【0004】ここで、従来のスパイラルインダクタの一
例として、Joachim N.Burghartzに
より提案されている構造について説明する(詳しくは、
Joachim N. Burghartz:TECHNICAL DIGEST of internati
onal ELECTRON DEVICES meeting. 1015 (1995)を参照の
こと)。図15は従来のスパイラルインダクタを示す平
面図、図16及び図17は図15の領域Aの積層部分の
うちの一層部を示す拡大平面図である。図において、3
13は第1の配線からなる下部引き出し電極、314は
第4の配線からなる上部引き出し電極、303は第1の
配線、306は第2の配線、309は第3の配線、31
5は第1のビア、316は第2のビアである。
【0005】ここで、このスパイラルインダクタの製造
方法の一例について図18に基づき説明する。この図1
8は、図16のA−A線に沿う断面及び図17のB−B
線に沿う断面に相当する部分を示したものである。ま
ず、同図〈a)に示すように、P型半導体基板301上
に1000〜1600nmの第1の層間絶縁膜302を
形成し、該第1の層間絶縁膜302上にアルミニウム、
銅等の導電性物質からなる500〜1000nmの第1
の配線303を形成する。
【0006】次に、同図(b)に示すように、第1の配
線303上に500〜800nmの第2の層間絶縁膜3
04を形成し、該第2の層間絶縁膜304にドット状の
第1のビア315を開口し、第1のビア315内に、例
えば、アルミニウムを配線に用いた場合、10〜300
nmのチタン、窒化チタン等からなるバリアメタルと5
00〜1000nmのタングステンを埋め込むことによ
り、第1のプラグ337を形成し、アルミニウム、銅等
の導電性物質からなる500〜1000nmの第2の配
線306を形成する。
【0007】次に、同図(c)に示すように、上述した
工程を操り返し行い、第3の層間絶縁膜307、第2の
プラグ338、第3の配線309、第4の層間絶縁膜3
10、第3のプラグ339、第4の配線312を形成す
る。このように、従来のスパイラルインダクタは、上下
の配線である第1の配線303、第2の配線306、第
3の配線309、第4の配線312が、ドット状の第1
のビア315〜第3のビア317を介して互いに接続さ
れている。
【0008】そして、このスパイラルインダクタでは、
全部で配線層が5層用いられており、図示しない第1層
目の配線はスパイラルインダクタ以外の部分で用いられ
ていて、最下層の第1の配線303が第2層目の配線層
で形成され、第2の配線306、第3の配線309、第
4の配線312がそれぞれ第3層目、第4層目、第5層
目の配線層で形成された構造となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に、インダクタの
性能を示す指標として、Q値〈クオリティファクター)
というものがあり、このQ値は、Q=ωL/Rの式で表
されることが知られている。但し、Rは配線抵抗、Lは
インダクタンスである。ところで、従来のスパイラルイ
ンダクタでは、大きなインダクタンスを得ようとした場
合、例えば、配線幅12μm、配線間隔4μmで設計し
たスパイラルインダクタでは、5.1nHの値を得るた
めには、スパイラルインダクタの面積が226μm角と
いう大きな面積を占有してしまうという間題点があっ
た。
【0010】そこで、スパイラルインダクタの配線幅を
狭くすると、配線低抗Rが増加するためにQ値が低下す
るという問題がある。また、図19(a)に示すよう
に、インダクタの配線540、540の間隔を狭くする
と、配線540一配線540間のアスペクト比が大きく
なり、第2の層間絶縁膜504及び第3の層間絶縁膜5
07を配線540、540間に完全に埋め込むことがで
きなくなるという問題点がある。
【0011】また、図19(b)に示すように、例え
ば、CMP(Chemical-Mechanical Polishing)を用い
て層間絶縁膜を平坦化する場合、第2の層間絶縁膜50
4及び第3の層間絶縁膜507に隙間541が生じ、配
線540、540がCMPのエッチング液で侵されてし
まうという問題点がある。また、図19(c)に示すよ
うに、ドライエッチングを用いて層間絶縁膜を平坦化す
る場合、平坦化が完全にできず、配線540、540間
に隙間541が生じ、上層の配線を形成する際に、この
隙間541に配線材料が入り込みショートの原因となる
という間題点がある。
【0012】また、配線の膜厚を厚くすることにより配
線抵抗を小さくしようとすると、配線540ー配線54
0間のアスペクト比か大きくなり、上記と同様に層間絶
縁膜を埋め込むことができなくなるという問題点があ
る。
【0013】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、配線ビッチ、すなわち配線幅及び配線間隔を
狭くすることにより、基板上に形成されるコイル全体の
面積を小さくすることができ、コイルとしての特性を向
上させることができ、高集積化、小型化に対応すること
ができる半導体集積回路装置及びその製造方法を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な半導体集積回路装置及びその製造
方法を採用した。すなわち、請求項1記載の半導体集積
回路装置は、基板上に、絶縁膜の溝に埋め込まれ平坦化
されたコイル複数積層し、前記コイル同士をスリット
状のビアを介して電気的に接続し、さらに、前記基板上
にトランジスタを設け、該トランジスタのソース・ドレ
イン領域、またはゲート電極のうち少なくとも一方の表
面に第1の強磁性体膜を形成するとともに、前記複数の
コイルの下に第2の強磁性体膜を形成したものである。
【0015】請求項2記載の半導体集積回路装置は、
記第1の強磁性体膜をシリサイドにより構成したもので
ある。
【0016】請求項3記載の半導体集積回路装置は、
記第2の強磁性体膜をシリサイドにより構成したもので
ある。
【0017】請求項4記載の半導体集積回路装置は、前
記コイルを渦巻状としたものである。
【0018】請求項5記載の半導体集積回路装置は、前
記コイルの渦巻状の中心部に強磁性体膜を設けたもので
ある。
【0019】請求項6記載の半導体集積回路装置の製造
方法は、基板上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜に
スリット状の配線用及び接続用の溝を形成する工程と、
当該溝に導電体を埋め込む工程と、該導電体を前記溝以
外の部分から除去し該導電体及び前記絶縁膜を平坦化す
る工程とを備え、さらに、前記基板上にトランジスタの
ゲート電極、ソース・ドレイン領域を順次形成する工程
と、前記ゲート電極及び前記ソース・ドレイン領域の表
面に強磁性体膜を形成する工程と、該強磁性体膜の余分
な部分を除去する工程とを備えた方法である。
【0020】請求項7記載の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記ゲート電極および/または前記ソース・ド
レイン領域の表面に形成された強磁性体膜をシリサイド
化し、前記ゲート電極と前記ソース・ドレイン領域のう
ち少なくとも一方の表面にシリサイド層を形成する工程
を有する方法である。
【0021】
【0022】
【0023】本発明の半導体集積回路装置では、基板上
に、絶縁膜の溝に埋め込まれ平坦化されたコイルを複数
積層し、前記コイル同士をスリット状のビアを介して電
気的に接続し、さらに、前記基板上にトランジスタを設
け、該トランジスタのソース・ドレイン領域、またはゲ
ート電極のうち少なくとも一方の表面に第1の強磁性体
膜を形成するとともに、前記複数のコイルの下に第2の
強磁性体膜を形成したことにより、狭い配線間隔で配線
を形成することが可能になり、また、コイルを構成する
複数の配線をスリット状のビアを介して互いに接続する
ことにより、ビアの部分もコイルの配線として用いるこ
とが可能になる。これにより、平面状のレイアウトが同
じでも、従来のドット状のビアで上下の配線を接続した
場合と比較して配線の断面積が大きくなり、コイルの配
線抵抗の低減を図ることが可能になる。
【0024】本発明の半導体集積回路装置の製造方法で
は、基板上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜にスリ
ット状の配線用及び接続用の溝を形成する工程と、当該
溝に導電体を埋め込む工程と、該導電体を前記溝以外の
部分から除去し該導電体及び前記絶縁膜を平坦化する工
程とを備え、さらに、前記基板上にトランジスタのゲー
ト電極、ソース・ドレイン領域を順次形成する工程と、
前記ゲート電極及び前記ソース・ドレイン領域の表面に
強磁性体膜を形成する工程と、該強磁性体膜の余分な部
分を除去する工程とを備えたことにより、狭い配線間隔
で配線を形成することが可能になる。これにより、配線
ビッチ、すなわち配線幅及び配線間隔を狭くすることに
より、基板上に形成されるコイル全体の面積を小さくす
ることが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体集積回路装
置及びその製造方法の各実施形態について図面に基づき
説明する。
【0026】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態の半導体集積回路装置のスパイラルインダクタ
を示す平面図、図2及び図3は図1の領域Bの積層部分
のうちの一層部を示す拡大平面図、図4は図1のC−C
線に沿う断面図である。図において、113は第1の配
線103からなる下部引き出し電極、114は第4の配
線112からなる上部引き出し電極である。ここでは、
スパイラルインダクタ122は下部引き出し電極113
及び上部引き出し電極114に連続して形成されてい
る。
【0027】また、106は第2の配線、109は第3
の配線、115はドット状の第1のビア、116はスリ
ット状の第2のビアである。スパイラルインダクタのコ
イルの部分を形成している第2の配線106、第3の配
線109、第4の配線112は、スリット状のビア11
6を介して互いに接続され、下部引き出し電極113を
形成する第1の配線103とスパイラルインダクタのコ
イルの部分を形成している第2の配線106のみがドッ
ト状の第1のビア115で接続されている。
【0028】次に、このスパイラルインダクタの製造方
法について図5〜図7に基づき説明する。まず、図5
(a)に示すように、P型半導体基板101上に厚み1
O00〜16OOnmの第1の層間絶縁膜102を形成
し、該第1の層間絶縁膜102上にアルミニウム、銅等
の導電材料からなる厚み500〜1000nmの第1の
配線103を形成し、第1の層間絶縁膜102及び第1
の配線103上に第2の層間絶縁膜104を成長させ
る。
【0029】次いで、CMPやエッチバック等を用い
て、第1の配線103上がlO00〜2000nmの膜
厚になるように第2の層間絶縁膜104の表面を平坦化
する。次いで、図5(b)に示すように、第2の層間絶
縁膜104上にビアを形成するための第1のマスク11
7を形成し、該第1のマスク上に配線を形成するための
第2のマスク118を形成する。
【0030】次いで、図5(c)に示すように、第1の
マスク117及び第2のマスク118に開口部を形成し
て第2の層間絶縁膜104を露出させ、異方性エッチン
グを用いてこの露出部分をエッチングし、ドット状の第
1のビア115を形成する。この場合、第2の層間絶縁
膜104が第1の配線103上に200〜700nm程
度残る様にエッチング条件を設定する。
【0031】次いで、図6(d)に示すように、第2の
マスク118の開口部に露出した第1のマスク117を
第2の層間絶縁膜104に対し選択的にエッチングを行
い、該第1のマスク117に、配線形成のための開口部
117aを第2の層間絶縁膜104が露出するように形
成する。
【0032】次いで、図6(e)に示すように、異方性
エッチングにより第2の層間絶縁膜104の露出面を5
00〜1000nmエッチングし、配線形成のための溝
119を形成する。その後、第1のマスク117及び第
2のマスク118を除去する。この際、第1のビア11
5も同時にエッチングされてその底部も完全に消失する
ので、第1の配線103の表面が露出することとなる。
【0033】次いで、図6(f)に示すように、エッチ
ングされた第2の層間絶縁膜104の表面全体に、厚み
10〜300nmの第1のバリアメタル105を形成
し、該第1のバリアメタル105上に、CVDによりア
ルミニウム、銅等の導電材料からなる厚み800〜20
00nmの第2の配線106を形成し、第1のビア11
5及び溝119を完全に埋め込む。
【0034】次いで、図7(g)に示すように、CM
P、エッチバック等を用いて余分の第2の配線106部
分を削除し、さらに第2の層間絶縁膜104の表面を平
坦化し、第2の配線106を形成する。次いで、図7
(h)に示すように、第2の層間絶縁膜104及び第2
の配線106上に第3の層間絶縁膜107を形成し、該
第3の層間絶縁膜107にスリット状の第2のビア11
6及び配線形成のための溝を形成する。
【0035】その後、該第3の層間絶縁膜107の表面
全体に厚み10〜300nmの第2のバリアメタル10
8を形成し、次いで、CVDによりアルミニウム、銅等
の導電材料からなる厚み800〜2000nmの第3の
配線109を形成し、第2のビア116及び配線形成の
ための溝を完全に埋め込んだ後、CMP、エッチング等
により余分の第3の配線109部分を削除し、さらに第
3の層間絶縁膜107の表面を平坦化し、第3の配線1
09を形成する。
【0036】さらに、上記の図5(a)〜図7(g)の
工程を繰り返し、第4の層間絶縁膜110、厚み10〜
300nmの第3のバリアメタル111を順次形成し、
その後、CVDによりアルミニウム、銅等の導電材料か
らなる厚み800〜2000nmの第4の配線112を
形成し、スリット状のビア及び配線形成のための溝を完
全に埋め込んだ後、CMP、エッチング等により第4の
層間絶縁膜110の表面を平坦化し、第4の配線112
を形成する。以上により、図4に示す様な本実施形態の
スパイラルインダクタを作製することができる。
【0037】ここで、このスパイラルインダクタの効果
を確認するために行った実験結果について図8〜図10
に基づき説明する。図8は、層低抗の低い、例えばP型
にドープされた半導体基板の上に絶縁膜を介して形成さ
れたインダクタの等価回路であり、Lはインダクタ、R
1はインダクタの配線抵抗、R2及びR3は半導体基板
の抵抗、C1及びC2は配線一半導体基板間の寄生容
量、C3は配線−配線間の寄生容量、C4及びC5は半
導体基板の抵抗の両端に付く寄生容量である。
【0038】また、図9は従来枝術による実験例(以
下、従来実験と称する)の概略を示す回路図、図10は
本実施形態による実験例(以下、本実験と称する)の概
略を示す回路図である。なお、説明を解り易くするため
に、これらの図では、インダクタの配線は縦横比が1:
2及び2:1で断面積は同一とし、配線間隔と配線一基
板間隔も同一としている。また、これらの図では、R1
は上記の理由から以下では考慮せず、R2、R3、C
4、C5についても同一の半導体基板を用いているの
で、以下では考慮しないものとする。
【0039】本実験では、従来実験と比べて、C1とC
2の値は半分になり、C3の値は2倍になることが明か
である。ところが、実験によりC1、C2、C3の各値
を求めたところ、従来実験では、C1、C2が約1p
F、C3が約20fFの値となり、C3はC1、C2に
比べ無視できるほど小さいことが明らかとなった。また
ここで、C4、C5は30〜60fFであることが実験
からわかっているので、スパイラルインダクタに寄生す
るトータルの寄生容量C1〜C5においては、C1、C
2の値が2桁大きく支配的であることがわかった。以上
のことから、本実験では、従来実験に対し、スパイラル
インダクタに寄生するトータルの寄生容量を低減させ得
ることがわかった。
【0040】本実施形態の半導体集積回路装置のスパイ
ラルインダクタによれば、配線を積層して形成した複数
のインダクタをスリット状のビアを介して互いに接続し
たので、スリット部も配線として用いることができ、ド
ット状のビアで上下の配線を接続した場合と比べて配線
抵抗の低減を図ることができ、インダクタのQ値を向上
させることができる。
【0041】また、基板に対し垂直方向に積層させた配
線同士をスリット状のビアにより接続するので、同じ配
線断面積を得る場合、従来のスパイラルインダクタと比
較して配線の膜厚を厚く、かつ配線幅を狭くすることが
でき、配線−基板間の容量を低減させることができ、配
線−配線間の容量は若千増加するものの、スバイラルイ
ンダクタに寄生するトータルの寄生容量を低減させるこ
とができる。
【0042】本実施形態の半導体集積回路装置のスパイ
ラルインダクタの製造方法によれば、上層及び下層の配
線を絶縁分離する層間絶縁膜を先に形成し、上下の配線
を接続するためのスリット状のビアと配線を形成するた
めの溝を形成し、スリット状のビアと溝に導電材料を埋
め込み、溝以外の部分の導電材料を除去して配線を形成
するので、インダクタの配線間隔を狭くすることがで
き、したがって、配線ビッチを狭くすることができ、ス
パイラルインダクタの面積を小さくすることができる。
【0043】(第2の実施形態)図11は本発明の第2
の実施形態の半導体集積回路装置のスパイラルインダク
タを示す平面図、図12は図11のD−D線に沿う断面
図である。
【0044】本実施形態のスパイラルインダクタが、上
述した第1の実施形態のスパイラルインダクタと異なる
点は、スパイラルインダクタの中心に、アスペクト比が
約3〜5のビア318が形成され、該ビア318の内面
に厚み10〜1000nmのコバルト、ニッケル等の第
1の強磁性体膜120が形成され、該第1の強磁性体膜
120に囲まれた領域に第5の層間絶縁膜121が埋め
込まれた点である。このスパイラルインダクタでは、第
1の強磁性体膜120をスパイラルインダクタの磁芯と
することにより、スパイラルインダクタのインダクタン
スの向上を図っている。
【0045】次に、このスパイラルインダクタの製造方
法について、図4〜図7及び図12を用いて簡単に説明
する。まず、第1の実施形態の製造方法と同様に、図4
〜図7に示した手順で4層の配線層からなるスパイラル
インダクタを形成する。次いで、図12に示すように、
図示しない厚み10〜100nmの層間絶縁膜を形成
し、スパイラルインダクタの中心にアスペクト比が約3
〜5のビア318を第4の層間絶縁膜110に届くまで
形成する。
【0046】次いで、該ビア318の内面に厚み10〜
1000nmのコバルト、ニッケル等の第1の強磁性体
膜120を形成し、該第1の強磁性体膜120に囲まれ
た領域に第5の層間絶縁膜121を埋め込む。その後、
第5の層間絶縁膜121がビア318を完全に埋め込ん
だ後、CMP、エッチング等により、第4の配線112
の表面を露出させる。
【0047】本実施形態の半導体集積回路装置のスパイ
ラルインダクタによれば、スパイラルインダクタの中心
に第1の強磁性体膜120を形成したので、インダクタ
のインダクタンスLを大きくすることができる。
【0048】(第3の実施形態)図13及び図14は本
発明の第3の実施形態の半導体集積回路装置の製造方法
を示す過程図である。まず、図14(f)を用いて本実
施形態の半導体集積回路装置の構造について説明する。
【0049】この構造は、スパイラルインダクタとCM
OSが同一ウエハー(基板)上に同時に形成され、ま
た、CMOSのソース・ドレイン領域228とゲート電
極225それぞれの表面に第1の強磁性体膜であるシリ
サイド層231が形成され、スパイラルインダクタの下
にシリサイドからなる第2の強磁性体膜229が形成さ
れていることを特徴としている。
【0050】なお、このスパイラルインダクタの配線層
の構成は、従来のスパイラルインダクタ、第1及び第2
の実施形態のスパイラルインダクタ各々と同様で、第1
の配線が下部引き出し電極を、また、第2及び第3の配
線がスパイラルインダクタのコイルの部分を、第4の配
線がスパイラルインダクタのコイルの部分及び上部引き
出し電極を形成している。
【0051】次に、半導体集積回路装置の製造方法を、
図13及び図14を用いて説明する。まず、図13
(a)に示すように、P型半導体基板201上に100
〜1000nmの素子分離絶縁膜222を形成し、次い
で、NMOSの場合P型のウエル領域(PMOSの場合
N型のウエル領域)223をイオン注入等により形成
し、次いで、ゲート酸化膜224及び、多結晶シリコン
もしくはアモルファスシリコンからなる100〜400
nmのゲート電極225を形成し、ゲート電極225の
セルフアラインにLDD領域226をイオン注入により
形成する。
【0052】次いで、図13(b)に示すように、50
〜200nmのシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜等
によるサイドウォール227を形成し、NMOSの場合
+型のソ一ス・ドレイン領域(PMOSの場合N型+
ソ一ス・ドレイン領域)228をイオン注入により形成
し、次いで、5〜100nmのコバルト、ニッケル等か
らなる第2の強磁性体膜229を形成する。
【0053】次いで、図13(c)に示すように、10
〜200nmの第5の層間絶縁膜230を形成し、スパ
イラルインダクタの下の部分のみにマスクを用いて第5
の層間絶縁膜230を残し、例えば、窒素雰囲気中やア
ルゴン雰囲気中でアニールすることにより、ゲート電極
225及びソ一ス・ドレイン領域228の表面をシリサ
イド化し、コバルト、ニッケル等の強磁性体膜からなる
シリサイド層231を形成し、その後、第5の層間絶縁
膜230の下の部分以外から第2の強磁性体膜229を
選択的に除去する。
【0054】次いで、図14(d)に示すように、10
00〜2000nmの第6の層間絶縁膜232を形成
し、CMP、エッチング等を用いて第6の層間絶縁膜2
32の表面を平坦化し、CMOSのゲ一ト電極225及
びソース・ドレイン領域228上にコンタクト320、
320を開口し、コンタクト320、320各々に第4
のバリアメタル233、第5の配線234を形成する。
【0055】次いで、図14(e)に示すように、10
00〜2000nmの第7の層間絶縁膜235を形成
し、10〜300nmの第5のバリアメタル236、5
00〜1000nmの第1の配線203をそれぞれ形成
する。なお、スパイラルインダクタの第1の配線203
は該スパイラルインダクタの下部引き出し電極を形成し
ている。
【0056】次いで、図14(f)に示すように、10
00〜2000nmの第2の層間絶縁膜204、10〜
300nmの第1のバリアメタル205、500〜10
00nmの第2の配線206、1000〜2000nm
の第3の層間絶縁膜207、10〜300nmの第2の
バリアメタル208、500〜1000nmの第3の配
線209、1000〜2000nmの第4の層間絶縁膜
210、10〜300nmの第3のバリアメタル21
1、500〜1000nmの第4の配線212を形成す
る。
【0057】−般に、スパイラルインダクタの下に強磁
性体膜を置くことにより磁界の漏れを低減することがで
きることが知られているが、本実施形態では、CMOS
でソース・ドレイン領域228及びゲート電極225の
表面に用いるシリサイド層をコバルト、ニッケル等のC
MOSで一般的に用いる強磁性体膜のシリサイドとし、
シリサイド化の後で強磁性体膜を除去する際にマスクを
かけて、スパイラルインダクタの下に選択的に残すこと
によりこれを実現することができた。
【0058】また、本実施形態をさらに応用して、イン
ダクタの上下に強磁性体膜を残すことも可能で、さら
に、上述した第2の実施形態と本実施形態の応用例を組
み合わせることにより、インダクタの上下及びインダク
タの磁芯に強磁性体膜を残すことも可能であり、また、
スパイラルインダクタの周囲を囲むようにスリット状の
溝を掘り、その中に強磁性体膜を残すことにより、上下
及び周囲を強磁性体膜で覆い、磁界の漏れを防ぐことも
可能である。本実施形態では、スパイラルインダクタを
用いているが、通常のインダクタでも実現することは可
能であるのは言うまでもない。
【0059】本実施形態の半導体集積回路装置によれ
ば、CMOS製造プロセスで一般的に用いられる強磁性
膜をインダクタの下に残すことにより、磁界の漏れを低
減することができるとともに、CMOS製造プロセスと
の整合性を向上させることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の半導体集積
回路装置によれば、基板上に、絶縁膜の溝に埋め込まれ
平坦化されたコイルを複数積層し、前記コイル同士をス
リット状のビアを介して電気的に接続し、さらに、前記
基板上にトランジスタを設け、該トランジスタのソース
・ドレイン領域、またはゲート電極のうち少なくとも一
方の表面に第1の強磁性体膜を形成するとともに、前記
複数のコイルの下に第2の強磁性体膜を形成したので、
ビアの部分もコイルの配線として用いることができ、平
面状のレイアウトが同じでも、従来のドット状のビアで
上下の配線を接続した場合と比較して配線の断面積を大
きくとることができ、コイルの配線抵抗の低減を図るこ
とができる。したがって、素子としてのコイル全体の面
積を小さくすることができ、コイルとしての特性を向上
させることができ、半導体集積回路装置の高集積化、小
型化に対応することができる。
【0061】本発明の半導体集積回路装置の製造方法に
よれば、基板上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜に
スリット状の配線用及び接続用の溝を形成する工程と、
当該溝に導電体を埋め込む工程と、該導電体を前記溝以
外の部分から除去し該導電体及び前記絶縁膜を平坦化す
る工程とを備え、さらに、前記基板上にトランジスタの
ゲート電極、ソース・ドレイン領域を順次形成する工程
と、前記ゲート電極及び前記ソース・ドレイン領域の表
面に強磁性体膜を形成する工程と、該強磁性体膜の余分
な部分を除去する工程とを備えたので、狭い配線間隔で
配線を形成することができる。したがって、素子として
のコイル全体の面積を小さくすることができ、高集積
化、小型化に対応できる半導体集積回路装置を製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の半導体集積回路装
置のスパイラルインダクタを示す平面図である。
【図2】 図1の領域Bの積層部分のうちの一層部を示
す拡大平面図である。
【図3】 図1の領域Bの積層部分のうちの一層部を示
す拡大平面図である。
【図4】 図1のC−C線に沿う断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態の半導体集積回路装
置のスパイラルインダクタの製造方法を示す過程図であ
る。
【図6】 本発明の第1の実施形態の半導体集積回路装
置のスパイラルインダクタの製造方法を示す過程図であ
る。
【図7】 本発明の第1の実施形態の半導体集積回路装
置のスパイラルインダクタの製造方法を示す過程図であ
る。
【図8】 層低抗の低い基板の上に絶縁膜を介して形成
されたインダクタの等価回路である。
【図9】 従来枝術による実験例の概略を示す回路図で
ある。
【図10】 本発明の第1の実施形態による実験例の概
略を示す回路図である。
【図11】 本発明の第2の実施形態の半導体集積回路
装置のスパイラルインダクタを示す平面図である。
【図12】 図11のD−D線に沿う断面図である。
【図13】 本発明の第3の実施形態の半導体集積回路
装置の製造方法を示す過程図である。
【図14】 本発明の第3の実施形態の半導体集積回路
装置の製造方法を示す過程図である。
【図15】 従来のスパイラルインダクタを示す平面図
である。
【図16】 図15の領域Aの積層部分のうちの一層部
を示す拡大平面図である。
【図17】 図15の領域Aの積層部分のうちの一層部
を示す拡大平面図である。
【図18】 従来のスパイラルインダクタの製造方法の
一例を示す過程図である。
【図19】 従来のスパイラルインダクタの製造方法に
おける問題点を説明するための断面図である。
【符号の説明】
101、201、301、401、501 P型半導体
基板 102、302、502 第1の層間絶縁膜 103、203、303 第1の配線 104、204、304、504 第2の層間絶縁膜 105、205 第1のバリアメタル 106、206、306 第2の配線 107、207、307、507 第3の層間絶縁膜 108、208 第2のバリアメタル 109、209、309 第3の配線 110、210、310 第4の層間絶縁膜 111、211 第3のバリアメタル 112、212、312 第4の配線 113 下部引き出し電極 114 上部引き出し電極 115 第1のビア 116 第2のビア 117 第1のマスク 117a 開口部 118 第2のマスク 119 配線形成のための溝 120 第1の強磁性体膜 121 第5の層間絶縁膜 122 スパイラルインダクタ 222 素子分離絶縁膜 223 ウエル領域 224 ゲート酸化膜 225 ゲート電極 226 LDD領域 227 サイドウォ一ル 228 ソース・ドレイン領域 229 第2の強磁性体膜 230 第5の層間絶縁膜 231 シリサイド層 232 第6の層間絶縁膜 233 第4のバリアメタル 234 第5の配線 235 第7の層間絶縁膜 236 第5のバリアメタル 313 下部引き出し電極 314 上部引き出し電極 315 第1のビア 316 第2のビア 317 第3のビア 318 ビア 320 コンタクト 337 第1のプラグ 338 第2のプラグ 339 第3のプラグ 440、540 配線 541 隙間

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、絶縁膜の溝に埋め込まれ平坦
    化されたコイルが複数積層され、前記コイル同士はスリ
    ット状のビアを介して電気的に接続され さらに、前記基板上にトランジスタが設けられ、該トラ
    ンジスタのソース・ドレイン領域、またはゲート電極の
    うち少なくとも一方の表面に第1の強磁性体膜が形成さ
    れるとともに、前記複数のコイルの下に第2の強磁性体
    膜が形成され ていることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の強磁性体膜は、シリサイドに
    より構成されていることを特徴とする請求項1記載の半
    導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の強磁性体膜は、シリサイドに
    より構成されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記コイルは、渦巻状であることを特徴
    とする請求項1、2または3記載の半導体集積回路装
    置。
  5. 【請求項5】 前記コイルの渦巻状の中心部に強磁性体
    膜を設けたことを特徴とする請求項4記載の半導体集積
    回路装置。
  6. 【請求項6】 基板上に絶縁膜を形成する工程と、該絶
    縁膜にスリット状の配線用及び接続用の溝を形成する工
    程と、当該溝に導電体を埋め込む工程と、該導電体を前
    記溝以外の部分から除去し該導電体及び前記絶縁膜を平
    坦化する工程とを備え、 さらに、前記基板上にトランジスタのゲート電極、ソー
    ス・ドレイン領域を順次形成する工程と、前記ゲート電
    極及び前記ソース・ドレイン領域の表面に強磁性体膜を
    形成する工程と、該強磁性体膜の余分な部分を除去する
    工程とを備えたことを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ゲート電極および/または前記ソー
    ス・ドレイン領域の表面に形成された強磁性体膜をシリ
    サイド化し、前記ゲート電極と前記ソース・ドレイン領
    域のうち少なくとも一方の表面にシリサイド層を形成す
    る工程を有することを特徴とする請求項6記載の半導体
    集積回路装置の製造方法。
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