JP3163530U - 消火パック - Google Patents

Abstract

【課題】天ぷら油火災発生時において、消火パックを可燃性箱から取り出すことなくそのまま火元に挿入でき、初期消火に有効な消火パックの提供が切望されている。【解決手段】消火液を充填した消火弾と、同消火弾を挿入した可燃性箱からなることを特徴とする消火パックであり、消火パックを可燃性箱に梱包し、さらに、前期可燃性箱から取り出すことなくそのまま火元に挿入できるので、初期消火に有効で、また、可燃性箱に開口部をあけることで、さらに消火時間を早めることができ、初期消火に有効な消火パックである。【選択図】図１

Description

本考案は天ぷら油火災用の消火パックに関し、天ぷら鍋挿入時の使用性に関する。

天ぷら油火災発生時において、気が動転している場合でも消火パックを天ぷら鍋に挿入する使用性が必要とされる。

特許第２６４４７００号公報

消火パックを天ぷら鍋に挿入する際に、挿入しにくい場合や正確に挿入できなかった為に消火に至らない場合がある。

本考案は、前述したような状況起こさない消火パックを提供することである。

本考案は、消火液を充填した消火弾と、同消火弾を挿入した可燃性箱からなる消火パックであって、さらに、前記可燃性箱に開口部を設けたことを特徴とする消火パックである。

消火パックを可燃性箱から取り出すことなくそのまま火元に挿入できるので、初期消火に有効である。さらに可燃性箱に開口部をあけることで消火時間を早めることができ初期消火に有効である。

消火パックを示す斜視図である。 図１のＡ−Ａ線矢視の横断面図である。 図１のＢ−Ｂ線矢視の正面図である。

図１から図３を参考に、本考案に関わる具体的な実施例を以下説明する。

図１に図示する如く、本実施例では、消火弾１を挿入した消火パックを梱包する可燃性箱２には、再生紙を使用しており、着火しやすく、かつ、燃焼時及び燃焼後も環境を害するような汚染物質は皆無である。さらに可燃性箱２に開口部２ａをあけることで、消火時間を早めることができ初期消火に有効である。なお、可燃性箱２に開口部２ａをあけた開口部２ａの形状は、円形や楕円形、必要によっては矩形など条件に応じて変更できることは言うまでもない。

本考案は、火災発生時には消火に使用する天ぷら油火災用消火パックであり、平時は壁に吊り下げられ紛失の恐れが少ない。また、可燃性箱に梱包されていることから、持ちやすく使用しやすい。

１・・・消火弾
２・・・可燃性箱
２ａ・・・可燃性箱に設けた開口部

Claims (2)

1. 消火液を充填した消火弾と、同消火弾を挿入した可燃性箱からなることを特徴とする消火パック。
2. 上記可燃性箱に開口部を設けたことを特徴とする請求項１に記載の消火パック。

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