JP3176761U - 消火具付き線香皿の蓋 - Google Patents

Abstract

【課題】線香皿本体と蓋とからなる通常の渦巻香の線香皿において、線香の火を蓋を用いて消すことができる線香皿の蓋を提供する。
【解決手段】水平に置くタイプの線香皿の場合、蓋Ａ２の側壁の一部に不燃性の消火具Ａ１を耐熱性接着剤または半田によって取り付ける。線香の火を消すときには、消化具Ａの端が線香に触れるように消化具Ａの端と線香皿本体のマットとの距離を短くする。吊り下げるタイプの線香皿の場合、蓋のネット上で蓋の縁寄りの一部に不燃性の消火具を耐熱性接着剤または半田によって取り付ける。なお、消火具を線香皿の蓋に半田で取り付けた場合、半田が溶け始めるまでに線香の火は消えるので問題ない。
【選択図】図２

Description

線香皿本体と蓋とからなる通常の渦巻香の線香皿において、線香の火を消すための消火具を蓋の一部に取り付けることに関するものである。

従来は、線香皿本体と蓋とからなる通常の渦巻香の線香皿において、線香の火を消すとき線香皿本体の縁に消火具を備える案はあったが、蓋に消火具を取り付ける案はなかった。

線香皿本体と蓋とからなる通常の渦巻香の線香皿において、線香の火を蓋を用いて消すことができるようにする。

課題を解決するための手段の例を次に示す。

水平に置くタイプの線香皿の場合、蓋Ａの側壁の一部に不燃性の消火具Ａを耐熱性接着剤または半田によって取り付ける。
その他の手段として、消火具Ａの線香に触れない側で側壁を挟んで取り付ける方法などがある。

吊り下げるタイプの線香皿の場合、蓋Ｂのネット上で蓋Ｂの縁寄りの一部に不燃性の消火具Ｂを耐熱性接着剤または半田によって取り付ける。

消火具を線香皿の蓋に半田で取り付けた場合、半田が溶け始めるまでに線香の火は消えるので問題ない。

線香皿本体内で燃焼中の線香の火を消すためには、最初に蓋を開けなければならない。
従来は、蓋を開けてからクリップ等の火を消すための物を用いていた。
本考案の蓋に取り付けた消火具を使えば、クリップ等を用意する必要が無くなり、大変便利である。

本考案では、蓋をした状態で火を消すので消えるまで安全である。

水平に置くタイプの蓋Ａに取り付ける消火具Ａの実施例の斜視図である。 水平に置くタイプの蓋Ａの側壁の一部に、消火具Ａを取り付けた実施例の平面図である。 図２において、蓋Ａに消火具Ａを取り付けた実施例の断面図である。 吊り下げるタイプの蓋Ｂに取り付ける消火具Ｂの実施例の平面図である。 吊り下げるタイプの蓋Ｂに消火具Ｂを取り付けた実施例の平面図である。 吊り下げるタイプの線香皿での線香の燃焼中における消火具Ｂと線香との位置関係を示す実施例の平面図である。水平に置くタイプの場合もほぼ同様である。なお、図６はネットを省いた図である。 吊り下げるタイプの線香皿での線香の消火中における消火具Ｂと線香との位置関係を示す実施例の平面図である。水平に置くタイプの場合もほぼ同様である。なお、図７はネットを省いた図である。

水平に置くタイプの場合、蓋Ａの側壁の任意の位置に消火具Ａを耐熱性接着剤または半田によって取り付けるが、線香の火を消すとき消火具Ａの端が線香に触れるようにするために、消火具Ａの端と線香皿本体のマットとの距離を短くする。

吊り下げるタイプの場合、蓋Ｂのネット上で蓋Ｂの縁寄りの任意の位置に消火具Ｂを耐熱性接着剤または半田によって取り付ける。

既存の線香皿の蓋に、薄い金属板などの不燃部材で作った消火具を取り付けるだけのため、低コストで量産し易い。

１ 消火具Ａ
２ 蓋Ａ
３ 消火具Ｂ
４ 蓋Ｂ
５ 線香

Claims (2)

1. 線香皿本体と蓋とからなる通常の渦巻香の線香皿において、水平に置くタイプの場合、蓋Ａの側壁の一部に不燃性部材で作った線香の火を消すための消火具Ａを取り付けたことを特徴とする消火具付き線香皿の蓋
2. 線香皿本体と蓋とからなる通常の渦巻香の線香皿において、吊り下げるタイプの場合、蓋Ｂのネット上で蓋Ｂの縁寄りの一部に不燃性部材で作った線香の火を消すための消火具Ｂを取り付けたことを特徴とする消火具付き線香皿の蓋

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