JP3163470B2 - 結合確認装置を備えたコネクタ - Google Patents

結合確認装置を備えたコネクタ

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JP3163470B2
JP3163470B2 JP23903294A JP23903294A JP3163470B2 JP 3163470 B2 JP3163470 B2 JP 3163470B2 JP 23903294 A JP23903294 A JP 23903294A JP 23903294 A JP23903294 A JP 23903294A JP 3163470 B2 JP3163470 B2 JP 3163470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに関し、特
に、一対のコネクタハウジングを嵌合したコネクタにお
いて嵌合が正常に行われたかどうかを確認する結合確認
装置を備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような結合確認装置を備えたコネ
クタの従来例を図5に示した。このコネクタは、コネク
タハウジング3のロックアーム4の近傍にロックアーム
4に追従して弾性変形するように略く字状に加工した金
属プレートからなる検知通電板6を設けた図中右側のコ
ネクタプラグと、コネクタハウジング3が収納される受
容孔11を有したコネクタハウジング1から構成される
図中左側のコネクタレセプタクルとから構成される。コ
ネクタハウジング3の受容孔11の内側には、一対の嵌
合検知コンタクト2,2が設けられている。
【0003】そして、上述のコネクタプラグとコネクタ
レセプタクルとの嵌合過程において、嵌合途中において
はロックアーム4が図において下方向に撓む。この時、
ロックアーム4に追従して検知通電板6も下方向に撓む
ことで、嵌合検知コンタクト2,2と検知通電板6との
接触が防止される。一方、嵌合終了時には、ロックアー
ム4がその弾性により係止位置に変位する。そして、検
知通電板6もロックアーム4に追従し変位することで、
検知通電板6と一対の嵌合検知コンタクト2,2とが接
触し、この検知通電部6を経由して一対の嵌合検知コン
タクト2,2の間が導通して、嵌合検知回路が形成され
る構造であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクタにおける結合確認装置は、ロックアームの
近傍に、ロックアームに追従して変形するように略く字
状に加工した金属プレートからなる検知通電板を設ける
構成である。このため、コネクタ嵌合時にロックアーム
が撓み難いという問題があり、またこのため、コネクタ
の嵌合、解除時の操作性が悪いものとなっている。
【0005】本発明の目的は、上記従来の欠点を解消
し、ロックアームを容易に撓ませることができてコネク
タの嵌合、解除時における操作性の良い、結合確認装置
を備えたコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、コネク
タプラグと、コネクタレセプタクルとを含み、前記コネ
クタプラグは、第1のコネクタハウジングと、該第1の
コネクタハウジングに揺動自在且つ所定位置に復帰する
ように設けられ、更に第1の係合部を有するロックアー
ムと、前記第1のコネクタハウジングに設けられた検知
通電板とを有しており、前記コネクタレセプタクルは、
前記第1のコネクタハウジングと前記ロックアームを受
け入れる受容孔、及び該受容孔を区画する壁面に形成さ
れ、前記第1の係合部と係合する第2の係合部を備えた
第2のコネクタハウジングと、前記受容孔内に備えら
れ、前記第1の係合部と前記第2の係合部とが完全に係
合した状態の時に前記検知通電板と接触する対の嵌合検
知コンタクトとを有している結合確認装置を備えたコネ
クタにおいて、前記検知通電板が前記ロックアームに対
して非接触な状態に備えられ、前記ロックアームに絶縁
プレートが設けられ、該絶縁プレートは、前記ロックア
ームが押し込まれている状態の時に、前記対の嵌合検知
コンタクトの内の少なくとも一方と前記検知通電板との
間に介在し、且つ前記第1の係合部と前記第2の係合部
とが完全に係合して前記ロックアームが前記所定位置に
復帰している状態にある時に、前記嵌合検知コンタクト
と前記検知通電板との間から離れた所に位置するように
構成されているものであることを特徴とする結合確認装
置を備えたコネクタが得られる。
【0007】また、本発明によれば、前記第1の係合部
と前記第2の係合部との係合を解くために前記ロックア
ームが押し込まれた時に、前記絶縁プレートが前記嵌合
検知コンタクトの自由端側端部を前記ロックアームと同
方向に押し込むように構成されていることを特徴する結
合確認装置を備えたコネクタが得られる。
【0008】
【作用】上記のように構成される本発明のコネクタで
は、検知通電板をロックアームに対して非接触としたの
で、ロックアームを容易に撓ませて変形させることがで
きて、コネクタの嵌合、解除時の操作性を向上すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例のコネクタを説明す
る。図1に本発明の一実施例による結合確認装置を備え
たコネクタを示した。このコネクタは、図において左側
のコネクタプラグと、図において右側のコネクタレセプ
タクルとから構成される。
【0010】コネクタプラグは、第1のコネクタハウジ
ング3、ロックアーム4、絶縁プレート5、並びに検知
通電板6を有している。ここで、コネクタハウジング
3、ロックアーム4、絶縁プレート5は、合成樹脂等の
絶縁材料で構成され、また検知通電板6は、金属板等の
導電材料で構成される。
【0011】コネクタハウジング3は、図示しないコン
タクトをその内部に形成された細長い開口31内に収納
するものである。またロックアーム4は、略L字状のも
ので、その一端がコネクタハウジング3の上面に固着さ
れ、また他端がコネクタハウジング3に対して揺動自在
で、また、外力が加わらない状態では所定位置(図1に
示した位置)に復帰するように設けられている。このロ
ックアーム4の上面には、後述するように第2のコネク
タハウジング1の第2の係合部12と係合するための第
1の係合部41が形成されている。また、ロックアーム
4の嵌合側と反対側には、押圧部42が形成されてい
る。
【0012】検知通電板6は、コネクタハウジング3の
上面に固着されている。検知通電板6は、図示した通常
状態、即ち、ロックアーム4が下方に揺動しない状態に
おいては、ロックアーム4と非接触な状態に保たれてい
る。また、本実施例の検知通電板6では、その両側に、
後述するコネクタレセプタクルの嵌合検知コンタクト
2,2との接触部61が形成されている。
【0013】絶縁プレート5は、後述するようにコネク
タプラグとコネクタレセプタクルとを嵌合する途中にお
いて、ロックアーム4が下方向に押し込まれている状態
の時に、コネクタレセプタクルに設けられた一対の嵌合
検知コンタクト2,2の内の少なくとも一方と検知通電
板6との間に介在する。また、コネクタプラグとコネク
タレセプタクルとが完全に嵌合した状態、つまり、第1
の係合部41と後述する第2の係合部12とが完全に係
合して、ロックアーム4が上述の所定位置に復帰した状
態の時には、嵌合検知コンタクト2,2と検知通電板6
との間から離れた所に位置する。
【0014】一方、コネクタレセプタクルは、第2のコ
ネクタハウジング1と、一対の嵌合検知コンタクト2,
2とを有している。
【0015】コネクタハウジング1は、合成樹脂等の絶
縁材料で形成されたもので、その中央部には、上述の第
1のコネクタハウジング3とロックアーム4を受け入れ
る受容孔11が形成されている。また、この受容孔11
を区画する内側の壁面に形成され、第1の係合部41と
係合する第2の係合部12を備えている。
【0016】嵌合検知コンタクト2,2は、上述の受容
孔11の内部にそれらの一端が固定されたもので、第1
の係合部41と第2の係合部12とが完全に係合した嵌
合状態において検知通電板6と接触する。尚、これら嵌
合検知コンタクト2,2と検知通電板6とにより本実施
例のコネクタの結合確認装置が構成されている。
【0017】図2(a)〜(d)及び図3(a)〜
(d)に、コネクタ嵌合過程における嵌合検知コンタク
ト2,2、絶縁プレート5、及び検知通電板6の位置関
係を示した。図2は縦断面図であり、図3は水平断面図
であり、図2(a)〜(d)と図3(a)〜(d)と
は、それぞれ対応している。ここで、図2(a)及び図
3(a)は、コネクタ嵌合前の状態であって、各構成要
素は図1に示した状態と同様である。
【0018】本実施例のコネクタプラグとコネクタレセ
プタクルとの嵌合途中においては、図2(b)から図2
(c)、或いは図3(b)から図3(c)に示したよう
に、第1の係止部41が第2の係止部12によって下方
に押圧され、これに伴ってロックアーム4の他端が下方
向に撓む。この場合、ロックアーム4が撓むと共に、絶
縁プレート5が図示したように嵌合検知コンタクト2,
2と検知通電板6の接触を防止する位置に移動する。即
ち、絶縁プレート5が嵌合検知コンタクト2,2の一方
を外側方向に押圧して移動させ、これにより嵌合検知コ
ンタクト2,2の一方と検知通電板6の接触部61との
接触が阻止される。
【0019】更に、嵌合が進行して、図2(d)及び図
3(d)に示す状態になると、第1の係止部41が第2
の係止部12を乗り越えるため、ロックアーム4の他端
の押圧が解かれる。すると、ロックアーム4の他端がそ
の弾性によって上方移動して係止位置に復帰し、同時に
絶縁プレート5もロックアーム4と共に移動する。この
ため、嵌合検知コンタクト2と検知通電板6の接触部6
1とが接触し、嵌合検知コンタクト2,2の検知通電板
6を経由する検知回路が構成される。
【0020】一方、コネクタ解除時には、ロックアーム
4の押圧部42を下側に押圧して第1の係合部41と第
2の係合部12との結合を解く。すると、図4に示した
ように、ロックアーム4に設けた絶縁プレート5が嵌合
検知コンタクト2の自由端をロックアーム4と同じ下方
向に押し、これにより嵌合検知コンタクト2の絶縁プレ
ート5への引っ掛かりがなくなる。この際、絶縁プレー
ト5は、嵌合検知コンタクト2の自由端を押圧するよう
に成っているので、ロックアーム4の押圧部42を下方
に押圧するのに要する力は、僅かで済む。そしてこの状
態においてコネクタプラグとコネクタレセプタクルを互
いに逆方向に移動させることで、コネクタは解除される
ようになる。
【0021】尚、絶縁プレートの下部を楔状にするか、
或いは絶縁プレートの板厚を極力薄くすることにより、
コネクタ解除時に、再度、絶縁プレートを嵌合検知コン
タクトと検知通電板との間に差し挟むようにすることも
できる。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明では、ロックアーム
を容易に撓ませることができるため、コネクタ嵌合離脱
時における操作性の良い、結合確認装置を備えたコネク
タを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結合確認装置を備えたコネクタの一実
施例を示した斜視図である。
【図2】(a)〜(d)は図1に示すコネクタの嵌合時
における各構成要素の位置関係を示した説明図である。
【図3】(a)〜(d)は図2においてA方向から見た
場合における各構成要素の位置関係を示した説明図であ
る。
【図4】図1のコネクタの解除時における状態を示した
説明図である。
【図5】結合確認装置を備えた従来のコネクタの説明図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 嵌合検知コンタクト 3 ハウジング 4 ロックアーム 5 絶縁プレート 6 検知通電板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタプラグと、コネクタレセプタク
    ルとを含み、前記コネクタプラグは、第1のコネクタハ
    ウジングと、該第1のコネクタハウジングに揺動自在且
    つ所定位置に復帰するように設けられ、更に第1の係合
    部を有するロックアームと、前記第1のコネクタハウジ
    ングに設けられた検知通電板とを有しており、前記コネ
    クタレセプタクルは、前記第1のコネクタハウジングと
    前記ロックアームを受け入れる受容孔、及び該受容孔を
    区画する壁面に形成され、前記第1の係合部と係合する
    第2の係合部を備えた第2のコネクタハウジングと、前
    記受容孔内に備えられ、前記第1の係合部と前記第2の
    係合部とが完全に係合した状態の時に前記検知通電板と
    接触する対の嵌合検知コンタクトとを有している結合確
    認装置を備えたコネクタにおいて、前記検知通電板が前
    記ロックアームに対して非接触な状態に備えられ、前記
    ロックアームに絶縁プレートが設けられ、該絶縁プレー
    トは、前記ロックアームが押し込まれている状態の時
    に、前記対の嵌合検知コンタクトの内の少なくとも一方
    と前記検知通電板との間に介在し、且つ前記第1の係合
    部と前記第2の係合部とが完全に係合して前記ロックア
    ームが前記所定位置に復帰している状態にある時に、前
    記嵌合検知コンタクトと前記検知通電板との間から離れ
    た所に位置するように構成されているものであることを
    特徴とする結合確認装置を備えたコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第1の係合部と前記第2の係合部と
    の係合を解くために前記ロックアームが押し込まれた時
    に、前記絶縁プレートが前記嵌合検知コンタクトの自由
    端側端部を前記ロックアームと同方向に押し込むように
    構成されていることを特徴する請求項1記載の結合確認
    装置を備えたコネクタ。
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