JP3162719U - ファイル - Google Patents

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Abstract

【課題】綴込み量を加増するに応じて綴込みを容易にし、合理的に多数枚の書類を保管することができ、しかも綴込んだ書類の保形を維持できる機能を備えるのファイルを提供する。【解決手段】背表紙部4は二重構造にされ、その内側シートの一部を細幅で所要長さにて切り起し可能な補助支持片10とし、この補助支持片10を幅方向に所定の間隔で複数箇所に設けられ、各補助支持片10には綴込み紐の通し孔8′が統一した位置に設けてあり、前記補助支持片10を書類の綴込み量に応じ引き起こして裏表紙側に付設される補助部片7に取付けた綴込み紐15を、当該補助支持片10に設けた綴じ孔8′を通じて前記補助部片7との間で綴じ具16により固定する構成である。【選択図】図1

Description

本考案は、ファイルへの書類など綴じ込み量が増加しても、多数枚の帳票類を安定して有効に綴じ込むことができる、簡単な構造のファイルに関するものである。
従来、各種書類を綴じ込んで整理するのに用いられるファイルとしては、既に各種の形状のものが知られている。その最も一般的な形式のものは、一枚の板紙で表裏両面の表紙とともに背表紙部分と綴じ具を付した綴じ込み部を一連に折曲げて一体構造に形成されている。このようなファイルでは、通常あまり多くの書類などを綴じ込まずに整理される用途に汎用されている。しかし、日常的に多くの書類、例えば伝票など時間の経過とともに多くの帳票などを綴じ込んで整理するのに使用されるようなファイルでは、1冊のファイルの綴じ込む量が多くなるとファイルが大きく膨れて保形し難くなり不都合である。あるいは当初から背表紙幅の広いものを使用することになる。
このような綴じ込み量が予め多くなる場合に対応することができるファイルとしては、例えば特許文献1によって知られるように、裏表紙部に梃子開閉式の綴じ杆を備える綴じ金具が取付けられたファイルが用いられている。しかしながら、この形式のファイルでは前記綴じ金具が開閉構造になっているので、その綴じ杆を開閉操作できる範囲でのみ書類などの綴込みができ、ファイルの厚み(背表紙幅)に比べて意外と収容量が少ないという問題点がある。しかもこの形式では伝票など帳票類のように単票の書類の綴込みには、綴じる帳票類が一定寸法でないと縦置きした場合に不安定になり、また綴込んだ書類を開いて見るには金具が邪魔をして不都合である。
このような問題点を解決しようとするファイルとしては、例えば特許文献2によって知られるものがある。このファイルでは、背表紙部の内側に互いに平行する複数枚の帯状の支持片が取付けられ、この各支持片の片面又は両面に接着剤層を設けて、この接着剤層により綴込む書類の縁部を貼り付けて綴込む構成となっている。したがって、このような構成では綴込む書類の枚数が制限され、多数の書類を綴込み整理するには適切でない。また、一旦綴込んだ書類をファイルから取出すには接着部を剥がす必要があり不便であるのみならず、取り外した書類に接着剤が付着しているので取扱に不都合が生じるという問題点がある。
また、このほかに、表表紙と裏表紙との間に袋を取付けて図面のように広幅のものと単票の綴込みとが併用できるファイルとして特許文献3で知られるものもある。しかし、この種のファイルは、特定の書類を整理するもので、一般的ではない。
特開平2−141294号公報 特開平11−240283号公報 実開平5−35363号公報
本考案は、前述のような問題点を解消するためになされたもので、多数枚の綴込み書類であっても、綴込み量を加増するに応じて綴込みを容易にして、合理的に多数枚の書類を保管することができ、しかも綴込んだ書類の保形が維持できる機能を備える簡単な構成のファイルを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本考案によるファイルは、
所要寸法で幅広の背表紙部を備えるファイルであって、
前記背表紙部は二重構造にされ、その内側シートの一部を細幅で所要長さにて切り起し可能な保持片とし、この保持片が幅方向に所定の間隔で複数箇所に設けられ、各保持片には綴込み紐の綴じ孔が統一した位置に設けてあり、前記保持片を書類の綴込み量に応じ引き起こして裏表紙側に付設される補助部片に取付けた綴込み紐を、当該保持片に設けた綴じ孔を通じて前記補助部片との間で綴じ具により固定する構成であることを特徴とする。
前記考案におけるファイルは、硬質プラスチックシートで形成され、表裏両表紙部の三辺は折曲げ二重縁にして、背表紙部を表裏両表面部にそれぞれ連接する部分を相互に重ね合わせて一体に形成される構造であるのがよい。
本考案によれば、別途付属部品を要することなく初期状態での綴込み量から増量する場合、背表紙部の内側に設けられた保持片部分を引き起こし、この引き起こした保持片によって綴込み紐の綴じ具を固定するようにすれば、背表紙部が幅広い状態にあっても綴込む書類をファイル内部に無理なく綴込み収納できる。しかも保持片が複数設けてあるので、綴込み量の増加に応じて順次背表紙内側で引き起こすようにすれば、綴込み量が増加してもその綴込み部で中間に保持片が介在して綴じられるから、綴じ紐が内側にずれることなく正常位置で綴じられて安定した綴込みができるという効果を奏するのである。
また、前記考案において、前記表裏両表紙部は周囲を二重に折曲げられた二重縁に形成されて全体的に補強された構造であるからプラスチックシートで形成されていても保形機能が高く使用中に変形することなく、保管に便利である。もちろん、多くの紙葉類を綴じ込んでも型くずれすることなく収容整理することができ、長期保存に耐え得るという効果を奏するものである。
次に、本考案によるファイルの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1には本考案に係るファイルの内側を表わす全体斜視図が、図2には要部の拡大平断面図が、図3には使用状態を表わす平面図が、それぞれ示されている。
この実施形態のファイル1は、表表紙部2と背表紙部4および裏表紙部3を連接して、前記背表紙部4の内面側に複数の補助支持部片10(全体を代表して符号10で表わしている。)を切り起し可能に配設してなる構成である。
このファイル1の表表紙部2および裏表紙部3は、例えばA4判の書類が綴込まれるのに相応した外形寸法で、所要厚さ寸法の硬質プラスチックシートで形成されており、それぞれの外周の三方は所要の幅寸法で内向きに折り返して一体に接合した縁部2′,3′を備えている。
そして、背表紙部4は、前記表表紙部2並びに裏表紙部3の内端部で折り目線5,6によって連接する所要寸法の背表紙部分4a,4bがそれぞれに形成されていて、両者の前記背表紙部分4a,4bを左右から一方(4a)を内側に、他方(4b)を外側にして重ね合わせて、各部材の内縁で一体に溶接接合して形成されている。
こうして形成された前記背表紙部4は、表裏両表紙部2,3に折り目線5,6を介して連接する背表紙部分4a,4bが二重に重なり合って形成されており、一方の内側になる背表紙部分4aには端部に所要幅の補助部片7が設けられ、この補助部片7には初期連結用の綴じ紐挿入孔8が紙葉類の標準綴じ込みピッチで設けてあり、これらの綴じ紐挿入孔8に綴じ紐15が挿通されている。また、内側になる背表紙部分4aには、所要のピッチで複数の補助支持片10が切り線11を切り込まれ、かつ連接部で折り目線12によって切り起し可能に形成されており、これら補助支持片10には前記補助部片7に設けられた綴じ紐挿入孔8の位置に対応して、それぞれ標準綴じ込みピッチで綴じ孔8′が設けてある。
また、前記背表紙部4は、二重構造にされているので、前記補助支持片10が内側になる背表紙部分4aに形成されていても、他方(外側)の背表紙部分4bによって覆われて外部からは見えない構造となり、しかも二重構造になっているので長期間保管されても変形せず保持される。また、両表紙部2,3もその周縁部2′,3′が折り返し二重構造であるから、ファイルとして棚などに起立状態で保管されていても変形せず安定状態に保たれる。
このように構成されるこの実施形態のファイル1は、まず使用の初期において(図1参照)背表紙部4の内側にある複数の補助支持片10のうち端にある補助部片7に近い位置のものを切り起し、その補助部片7と切り起こした第一の補助支持片10との間に書類20(帳票など)を綴じ紐15で綴込む。この際、綴じ具16は切り起こした第一の補助支持片10に沿わせて綴じ紐15を固定する。
書類20の綴込み量が多くなって第一の補助支持片10と補助部片7との間で充満すると次の位置にある第二の補助支持片10′を切り起し、この第二の補助支持片10′と第一の補助支持片10との間に新たな書類20(帳票など)を綴じるようにする。以後、綴じ量が増加すると第三の補助支持片10”を切り起こして前記要領で順次書類等を綴じるようにする(図3参照)。
このようにして多数の書類等がファイルに綴込まれると、その綴込み部では中間に背表紙部4から切り起こされた補助支持片10が介在して綴込まれているので、綴じ紐15が各補助支持片10の綴じ紐挿入孔8′を通じて書類20などを綴込んでいるから、綴込まれている書類20などは、いずれも綴込み部で固定された状態に保たれてファイルを開いても背表紙部4の内側から引き出されることなく確実に綴込むことができる。したがって、多量の書類等のファイリングが確実となり、取扱いを容易にする効果がある。
以上、この実施形態のファイルは、前述の実施形態のものに限定されるものではなく、各種寸法の紙葉類を綴じ込むものにおいても採用できるものである。
1 ファイル
2 表表紙部
3 裏表紙部
4 背表紙部
4a 内側背表紙部分
4b 外側背表紙部分
5,6,12 折り目線
7 補助部片
10 補助支持片
15 綴じ紐
16 綴じ具
20 書類(帳票など)

Claims (2)

  1. 所要寸法で幅広の背表紙部を備えるファイルであって、
    前記背表紙部は二重構造にされ、その内側シートの一部を細幅で所要長さにて切り起し可能な保持片とし、この保持片が幅方向に所定の間隔で複数箇所に設けられ、各保持片には綴込み紐の綴じ孔が統一した位置に設けてあり、前記保持片を書類の綴込み量に応じ引き起こして裏表紙側に付設される補助部片に取付けた綴込み紐を、当該保持片に設けた綴じ孔を通じて前記補助部片との間で綴じ具により固定する構成であることを特徴とするファイル。
  2. 前記ファイル全体は、硬質プラスチックシートで形成され、表裏両表紙部の三辺は折曲げ二重縁にして、背表紙部を表裏両表面部にそれぞれ連接する部分を相互に重ね合わせて一体に形成される構造である請求項1に記載のファイル。
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