JP3162602B2 - インフレータ - Google Patents

インフレータ

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JP3162602B2
JP3162602B2 JP13208995A JP13208995A JP3162602B2 JP 3162602 B2 JP3162602 B2 JP 3162602B2 JP 13208995 A JP13208995 A JP 13208995A JP 13208995 A JP13208995 A JP 13208995A JP 3162602 B2 JP3162602 B2 JP 3162602B2
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    • G09F3/02Forms or constructions
    • G09F3/0291Labels or tickets undergoing a change under particular conditions, e.g. heat, radiation, passage of time
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作動することによりガ
ス及び熱を発生するインフレータに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】乗員保
護補助装置として、例えばエアバッグ装置が普及してい
る。この種のエアバッグ装置では、衝突状態を検出する
機械着火式又は電気着火式のセンサを備えており、この
センサが衝突状態を検出するとインフレータが作動して
高温ガスを噴出し、袋体を膨張させるようになってい
る。
【0003】ここで、この種のインフレータの構造が特
開平5−213149号公報に開示されている。簡単に
説明すると、インフレータ100はアルミ合金等により
製作されたアッパケース102及びロアケース104を
備えており、両者の合わせ目を溶接することにより一体
化されている。インフレータ100の軸心部には、衝突
状態を検出する機械着火式のセンサ106が配設されて
いる。センサ106の直上には、図示しないファイアリ
ングピンが刺突することによって発火する雷管107及
びこの雷管107の火炎を伝播する伝火剤108が配設
されている。また、センサ106の周囲には伝火剤10
8を介して伝播された火炎によって燃焼するガス発生剤
110が封入されており、このガス発生剤110が燃焼
することにより大量の高温ガスが発生するようになって
いる。
【0004】ところで、作動済のインフレータ100に
おける例えばアッパケース102及びロアケース104
等を再利用したいという要請がある。しかしながら、通
常、インフレータ100のロアケース104の底面等に
は、エアバッグ装置の取外し時やステアリングホイール
の修理時等にインフレータ100を加熱、通電等をする
ことのないように注意を喚起するためのコーションラベ
ルが貼られている。このため、エアバッグ装置のインフ
レータ100が作動していればコーションラベルの記載
内容は無視してよく取外して加熱してもよいのである
が、このコーションラベルがそのまま作動後も存置され
ているために再利用のための溶解等をしてはいけないと
思われがちである。すなわち、インフレータ100の作
動後もコーショーンラベルが存置するのみでインフレー
タ100が作動したのか否かを識別できないことが、イ
ンフレータ100の再利用を妨げる要因になっている。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、インフレータ
作動時の熱によってインフレータの外観を変化させるこ
とにより、再利用を促進することができるインフレータ
を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、作動することによりガス及び熱を発生するインフレ
ータであって、前記インフレータには、作動時に発生す
る熱によって収縮して剥離される上層ラベルと、収縮せ
ずに存置されて当該インフレータが作動後であることを
表す文字及び記号の少なくとも一方が表示された下層ラ
ベルと、の二層構造として構成されたコーションラベル
が貼着されている、ことを特徴としている。
【0007】請求項2記載の本発明に係るインフレータ
は、請求項1記載の本発明において、前記下層ラベルに
は、前記インフレータを再利用する際に役立つ、使用金
属の種類等の情報が記載されている、ことを特徴として
いる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、インフレータ
が作動すると、ガス及び熱が発生する。ここで、本発明
では、インフレータに上層ラベルと下層ラベルの二層構
造によって構成されたコーションラベルが貼着されてお
り、インフレータが作動すると、その際に発生した熱に
よって上層ラベルが収縮して剥離される。しかし、下層
ラベルは収縮せずにインフレータ上にそのまま存置され
る。そして、この下層ラベルには前述した文字及び記号
の少なくとも一方が表示されているため、当該インフレ
ータが作動後のものであるということが識別される。
【0013】
【0014】請求項記載の本発明によれば、請求項
記載の本発明において、下層ラベルにはインフレータを
再利用する際に役立つ情報(使用金属の種類等の情報)
が記載されているため、インフレータの再利用の促進を
図ることができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】〔第1実施例〕以下、図1〜図3を用いて、第1実施例について説明す
る。
【0019】図3には運転席用のエアバッグ装置10を
ステアリングホイール12から分離した状態が斜視図に
て示されており、又図2にはエアバッグ装置10の裏面
が斜視図にて示されている。これらの図に示されるよう
に、ステアリングホイール12のハブ12A付近には、
ボルト挿通孔を備えたブラケット14が取り付けられて
いる。これに対応して、エアバッグ装置10のベースプ
レート16にはブラケット14に当接可能でボルト挿通
孔を備えた脚部18が設けられている。そして、ブラケ
ット14と脚部18とを当接させ双方のボルト挿通孔を
同軸上に位置させた状態で、図示しないボルト及びナッ
トによってエアバッグ装置10がステアリングホイール
12に固定されるようになっている。
【0020】エアバッグ装置10は、前述したように略
箱体形状のベースプレート16を備えている。ベースプ
レート16には、衝突時(車両急減速時)に薄肉部20
から破断して一対の展開部22Aが互いに離反する方向
へ展開するエアバッグパッド22が取り付けられてい
る。なお、エアバッグパッド22の取付方法としては、
内部にインサート成形された図示しないインサートプレ
ートを介してベースプレート16に取り付ける方法等が
ある。このエアバッグパッド22とベースプレート16
との間には、図示しない袋体が折り畳み状態で格納され
ている。
【0021】また、ベースプレート16の中央部には裏
面側から見て方形状とされた膨出部16Aが形成されて
おり、この膨出部16Aにインフレータ24がボルト2
6によって固定されている。
【0022】図1に示されるように、インフレータ24
は、ベースプレート16の膨出部16Aに貫通配置され
るアッパケース27と、このアッパケース27に合わせ
られて溶接により一体化されるロアケース28と、を備
えている。なお、アッパケース27の周壁には、複数の
ガス噴出孔29が形成されている。また、インフレータ
24のロアケース28の軸心部には貫通孔32が形成さ
れており、この貫通孔32内にスクイブ(図示省略)が
配設されるようになっている。スクイブの直上には図示
しない伝火剤が配設されていると共にその周囲にはガス
発生剤、クーラント、フィルタ等が収容されている。な
お、スクイブを用いる場合は電気着火式の場合である
が、機械着火式の場合には加速度センサが配設される。
【0023】ここで、上述したインフレータ24のロア
ケース28の底面には、略扇形状のコーションラベル3
4が接着されている。このコーションラベル34は、上
層ラベル36と下層ラベル38との二層構造とされてい
る。上層ラベル36には、通常の取扱注意事項(即ち、
エアバッグ装置10が作動していない状態での注意書き
であり、例えば「加熱しないこと」等)が記載されてい
る。また、この上層ラベル36は、約100°Cで収縮
する材料、例えばポリスチレン系のフィルム材によって
構成されている。一方、下層ラベル38には、インフレ
ータ24が作動後であることや再利用する際に適切な情
報(例えば、「作動済である」ことや、再利用する際に
役立つ情報として使用金属の種類等)が記載されてい
る。また、この下層ラベル38は、約180°Cによっ
ても記載事項が判読できる材料、例えばポリエステル系
のフィルム材によって構成されている。上述した上層ラ
ベル36と下層ラベル38とは、接着により互いに貼り
合わされている。
【0024】なお、上層ラベル36と下層ラベル38と
は別々に製作されるため、下層ラベル38には安全を表
す色(例えば、緑色、青色等)を付し、上層ラベル36
には注意を促す色(例えば、黄色、赤色等)を付すこと
により、より記載内容の情報提供効果を高めることがで
きる。
【0025】次に、本実施例の作用並びに効果を説明す
る。衝突時になると、スクイブに所定電流が通電され
る。これにより、伝火剤が着火し、その火炎がガス発生
剤に伝播される。このため、ガス発生剤は燃焼して大量
の高温ガスを発生する。なお、発生したガスはインフレ
ータ24に形成されたガス噴出孔から袋体内に流入し、
袋体を膨張させる。これにより、エアバッグパッド22
が薄肉部20に沿って破断し、一対の展開部22Aを展
開させながら袋体が運転席に着座する乗員側へ膨出され
る。
【0026】ここで、インフレータ24から高温ガスが
噴出されるのに伴って、インフレータ24のロアケース
28の温度も上昇する。このため、ロアケース28の温
度が約100°Cに達すると、上層ラベル36が収縮し
場合によってはロアケース28から脱落する。従って、
下層ラベル38が出現する。なお、ロアケース28の温
度は180°C程度まで上昇するが、下層ラベル38は
この温度に達しても判読可能な状態を保っている。この
下層ラベル38には前述した情報が記載されているの
で、作業者はこの下層ラベル38の情報を判読し、再利
用に役立てることができる。
【0027】このように本実施例では、コーションラベ
ル34を上層ラベル36と下層ラベル38の二層構造と
し、インフレータ24の作動後にはその際に発生する熱
により通常の注意書き等が記載されている上層ラベル3
6を収縮剥離させ、インフレータ24が作動したことを
識別させる下層ラベル38のみを存置させる構成にした
ので、インフレータ24の再利用の促進を図ることがで
きる。
【0028】さらに、本実施例によれば、インフレータ
24の作動時の熱により上層ラベル36の形状を変化さ
せる構成であるので、構成的には簡素なものとなる。
【0029】また、本実施例によれば、上層ラベル36
の形状の変化に伴って下層ラベル38が出現し、文字に
よりインフレータ24が作動後であること等を直接表示
する構成であるので、間接表示する場合に比し、識別性
を向上させることができる。
【0030】なお、本実施例では、コーションラベル3
4を上層ラベル36と下層ラベル38との二層構造と
し、インフレータ24の作動時の熱によって上層ラベル
36の形状を変化(収縮させて剥離)させたが、種々の
構成を採ることができる。例えば、下層ラベル38に代
えてこの部分に蝋を塗布した層(或いは、ビニールを貼
着した層)を設け、所定温度に達すると蝋(或いはビニ
ール)が溶けて(形状を変化させて)上層ラベル36が
脱落するように構成してもよい。さらに、形状記憶合金
やバイメタル等を利用してインフレータ24が作動後で
あることを識別させるようにしてもよい。 〔第2実施例〕 次に、図4を用いて、第2実施例について説明する。
お、第1実施例と同一構成部分については、同一番号を
付してその説明を省略する。
【0031】図4(A)には、インフレータ24の作動
前の状態の底面図が示されている。この図に示されるよ
うに、インフレータ24の作動前にあっては、インフレ
ータ24のロアケース28の底面に作動前であることを
示す模様49が表示されたラベル50が表示されてい
る。そして、インフレータ24が作動すると、その際の
熱により前記模様49に加え噴出ガスを示す線が出現す
ることで、インフレータ24が作動したことを表す模様
51に変化する(図4(B)参照)。従って、作業者は
この模様の変化によってインフレータ24が作動後の状
態であることを識別することができ、再利用に供するこ
とができる。なお、この第2実施例においては、ラベル
50に描かれた模様49が変化することとなっていた
が、これに限らず、インフレータ24の表面に直接模様
が表示されるようにしてもよい。
【0032】さらに、本実施例によれば、インフレータ
24の作動時の熱により模様49を模様51に変化させ
る構成であるので、構成的には簡素なものとなる。
【0033】なお、本実施例では、模様49を模様51
に変化させる構成を採ったが、これに限らず、インフレ
ータ24の作動前の状態では無模様とし、作動すること
により模様が発生するようにしてもよいし、又逆にして
もよい。 〔第3実施例〕 次に、図5を用いて、第3実施例について説明する。
お、第1実施例と同一構成部分については、同一番号を
付してその説明を省略する。
【0034】図5(A)には、インフレータ24の作動
前の状態の底面図が示されている。この図に示されるよ
うに、インフレータ24の作動前にあっては、インフレ
ータ24のロアケース28の底面には特別には何も表示
されていないラベル52が接着されている。この状態か
ら、インフレータ24が作動すると、その熱によって
「作動後」の文字53が浮き上がって表示されるように
なっている(図5(B)参照)。従って、作業者はこの
表示によってインフレータ24が作動後の状態であるこ
とを識別することができ、再利用に供することができ
る。なお、コーションラベル34の上層ラベル36のみ
はそのまま貼着されていてもよいし、前述した構成によ
って収縮剥離させるようにしてもよい。なお、この第3
実施例においては、ラベル52に文字53が表示される
こととなっていたが、これに限らず、インフレータ24
の表面に直接文字が表示されるようにしてもよい。
【0035】さらに、本実施例によれば、インフレータ
24の作動時の熱によって「作動後」の文字53を浮き
上がらせる構成であるので、間接表示する場合に比し、
識別性を向上させることができる。
【0036】なお、「作動後」の文字53を浮き上がら
せる方法としては、所定温度で発色する材料で「作動
後」の文字53を予め記載しておく方法や、「作動後」
の文字53を刻印しておいてその文字の溝内に所定温度
で溶融する金属(ロアケース28と同一色の金属)を流
し込んで固化させておく方法等がある。
【0037】また、本実施例では、「作動後」の文字5
3を浮き上がらせたが、これに限らず、作動後を表す記
号を浮き上がらせるようにしてもよい。 〔第4実施例〕 次に、図6を用いて、第4実施例について説明する。
お、第1実施例と同一構成部分については、同一番号を
付してその説明を省略する。
【0038】図6(A)には、インフレータ24の作動
前の状態の底面図が示されている。この図に示されるよ
うに、インフレータ24の作動前にあっては、インフレ
ータ24のロアケース28の底面には赤色が塗られた略
扇形状のラベル54が接着されている。この状態から、
インフレータ24が作動すると、その熱によって赤色の
ラベル54が青色のラベル56に変化するようになって
いる(図6(B)参照)。従って、作業者はこの色彩の
変化によってインフレータ24が作動後の状態であるこ
とを識別することができ、再利用に供することができ
る。なお、コーションラベル34の上層ラベル36のみ
はそのまま貼着されていてもよいし、前述した構成によ
って収縮剥離させるようにしてもよい。また、この第4
実施例においては、ラベルの色が変化することとなって
いたが、これに限らず、インフレータ24の表面に直接
赤色の塗料を塗るようにしてもよい。この塗料として、
インフレータ24の作動熱により色が変化する塗料を用
いた場合、前述の第4実施例と同様の効果を奏すること
となる。
【0039】さらに、本実施例によれば、インフレータ
24の作動時の熱により色彩を変化させる構成であるの
で、構成的には簡素なものとなる。
【0040】なお、本実施例では、赤色のラベル54を
青色のラベル56に変化させる構成を採ったが、これに
限らず、インフレータ24の作動前の状態では無色と
し、作動することにより色彩が発生するようにしてもよ
いし、又逆にしてもよい。
【0041】以上の実施例においては、運転席用のエア
バッグ装置10のインフレータ24を例にしていたが、
これに限らず、助手席用のエアバッグ装置10のインフ
レータや側面衝突用のエアバッグ装置10のインフレー
タに対しても同様に適用可能である。
【0042】なお、前述した各実施例にて用いたラベ
ル、模様、表示、色についてはインフレータ24の作動
時の熱によって変化することが不可欠であるが、この変
化後の状態が後まで持続することも不可欠である。つま
り、不可逆性を有する材料でなければならない。このよ
うな材料であれば、上述した材料以外であっても適用可
能であることはいうまでもない。
【0043】また、以上の実施例においては、インフレ
ータ24をエアバッグ装置10に用いたが、これに限ら
ず、インフレータの形状等を変更すれば、衝突時にバッ
クル装置を引き込んだり又はウエビング巻取装置の巻取
軸を巻取回転方向へ急速回転させるプリテンショナーに
用いることも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係るインフレータは、作動時に発生する熱によって
収縮して剥離される上層ラベルと、収縮せずに存置され
て当該インフレータが作動後であることを表す文字及び
記号の少なくとも一方が表示された下層ラベルと、の二
層構造として構成されたコーションラベルを当該インフ
レータに貼着したので、再利用を促進することができる
という優れた効果を有する。さらに、請求項1記載の本
発明は、インフレータの作動時に発生した熱によって上
層ラベルを収縮させて下層ラベルから剥離させる構成を
採っているため、構成の簡素化を図ることができるとい
う優れた効果を有する。
【0045】
【0046】
【0047】請求項記載の本発明に係るインフレータ
は、請求項記載の構成に加え、インフレータを再利用
する際に役立つ、使用金属の種類等の情報を下層ラベル
に記載することとしたので、請求項記載の本発明と同
様に、再利用を促進することができるという優れた効果
を有する。
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る識別手段の構成を示すインフ
レータの斜視図である。
【図2】図1に示されるインフレータを備えたエアバッ
グ装置を裏面側から見て示す斜視図である。
【図3】図2に示されるエアバッグ装置をステアリング
ホイールから分離した状態で示す斜視図である。
【図4】第2実施例に係る識別手段の構成を示すインフ
レータの底面図である。
【図5】第3実施例に係る識別手段の構成を示すインフ
レータの底面図である。
【図6】第4実施例に係る識別手段の構成を示すインフ
レータの底面図である。
【図7】従来例に係るエアバッグ装置のインフレータを
示す縦断面図である。
【符号の説明】
24 インフレータ34 コーションラベル 36 上層ラベル 38 下層ラベル
フロントページの続き (72)発明者 山田 隆一 愛知県名古屋市中区上前津2丁目9番29 号 株式会社槌屋内 (56)参考文献 特開 平8−301058(JP,A) 特開 平5−213149(JP,A) 特開 昭51−68042(JP,A) 特開 昭51−60331(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動することによりガス及び熱を発生す
    るインフレータであって、 前記インフレータには、作動時に発生する熱によって収
    縮して剥離される上層ラベルと、収縮せずに存置されて
    当該インフレータが作動後であることを表す文字及び記
    号の少なくとも一方が表示された下層ラベルと、の二層
    構造として構成されたコーションラベルが貼着されてい
    る、 ことを特徴とするインフレータ。
  2. 【請求項2】 前記下層ラベルには、前記インフレータ
    を再利用する際に役立つ、使用金属の種類等の情報が記
    載されている、 ことを特徴とする請求項記載のインフレータ。
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