JP3162490U - オセロゲーム(登録商標)セット - Google Patents
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Abstract
【課題】ゲーム中に駒が所定のマス目から隣接するマス目内にはみ出すのを防止し得るオセロゲーム(登録商標)セットを提供する。【解決手段】縦横に整列して区画された縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目10を有するゲーム盤1と、一方及び他方の面20a及び20bを白と黒で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同様の駒2と、駒が載置される所定のマス目の区画線11から隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段3とを備える。前記防止手段は、各マス目の区画線上に沿って形成した突条30で構成する。【選択図】図1
Description
本考案は、オセロゲーム(登録商標)セットに関する。
オセロ(登録商標)は、二人で行なうゲームであって、表裏を白と黒で色分けした円盤状の駒(石とも称される)を交互にゲーム盤上に置き、自分の駒で挟んだ相手の駒を裏返して、自分の色の駒にすることで、駒の多さを争うゲームである。
従来のオセロゲーム(登録商標)は、一般に、図8に示すように、縦横に整列して区画線50で区画された縦列及び横列それぞれ各8目(合計64目)の駒載置用のマス目51(升目)を有するゲーム盤5と、一方の面60aと他方の面60bを白と黒とで色分けされ、円盤状に形成された所要数(少なくともマス目51と同数)の駒とで構成されている。前記区画線50は盤5に施された線で構成されている。
オセロゲーム(登録商標)は、上述したように、駒6を交互に盤5上に置き、自分の駒で挟んだ相手の駒を裏返して自分の色の駒にすることを繰返して駒の色の数により勝敗を争うゲームであるため、駒を裏返して盤上に置く操作を頻繁に行なわれる。上記裏返した駒は元のマス目51内に置くものである。
しかし、図8に示す従来のセットのマス目51の区画線50は、盤5に印刷その他の手段で施した線で形成されている。そのため、駒5を裏返して所定のマス目51に載置する際等に、図8(e)に仮想線6Aで示すように、所定のマス目51の区画線50から線越えして隣接するマス目内にはみ出して載置することがしばしば生じる。
また、駒を所定のマス目内に置く際、或いは駒の裏返し操作をする際に、不用意に別の駒に手が触れて盤上をスライドさせ所定のマス目から隣接するマス目内にはみ出すことも生じる。
また、駒を所定のマス目内に置く際、或いは駒の裏返し操作をする際に、不用意に別の駒に手が触れて盤上をスライドさせ所定のマス目から隣接するマス目内にはみ出すことも生じる。
上記のように、駒6が所定のマス目51から隣接するマス目内へはみ出した状態で盤上に置かれると、見た目において好ましくなく、時には駒を置いたマス目の位置に間違いが生じるおそれもある。
従来の他のオセロゲーム(登録商標)セットとして、図8に示す円盤状の駒に加え、一方の面と他方の面を白と黒に色分けされ、四角形状に形成した駒を追加して構成したものが提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1に記載のゲームセットは、4人でゲームするように構成したものである。
しかし、上記文献1に記載のオセロゲーム(登録商標)セットも、ゲーム盤のマス目の区画線は図8に示すゲーム盤と同様に、印刷等で施した線で形成されているため、図8に示すゲーム盤と同様の問題を有している。
本考案は上記したような実情に鑑みてなされたもので、上述した問題点を解消し、ゲーム中に駒が所定のマス目から区画線を越えて隣接するマス目内にはみ出すのを防止し得るオセロゲーム(登録商標)セットを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案のうち1つの考案(第1の考案)は、縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、各マス目の前記区画線に沿って形成した突条で構成されていることを特徴とする。
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、各マス目の前記区画線に沿って形成した突条で構成されていることを特徴とする。
第1の考案のように構成すると、各マス目の区画線は突条で構成されているので、駒を裏返す際に隣接するマス目内にはみ出すのを防止して、所定のマス目内に整然と置かれる。また、不用意に駒に手が触れて駒が盤上をスライドしても各マス目は突条で囲まれているので、区画線を越えて隣接するマス目内にはみ出すのを防止する。
本考案のうち、他の1つの考案は、縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目の駒載置面上に、各マス目の中心点を支点として描かれる少なくとも前記駒の直径より大径の直径をもつ円線上に略等間隔で形成した少なくとも三個の凸部で構成されていることを特徴とする。
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目の駒載置面上に、各マス目の中心点を支点として描かれる少なくとも前記駒の直径より大径の直径をもつ円線上に略等間隔で形成した少なくとも三個の凸部で構成されていることを特徴とする。
第2の考案のように構成すると、駒は各マス目の凸部に周縁を係合して盤上に載置されるので、駒を裏返す際、或いは不用意に別の駒に手が触れても駒が所定のマス目からはみ出すのを防止して、所定のマス目内に整然と置くことができる。
本考案のさらに他の1つの考案(第3の考案)は、縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目内の駒載置面上に、前記駒の直径と略対応する大きさ、かつ、所望の深さに形成した駒嵌合載置用の円形凹部で構成されていることを特徴とする。
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目内の駒載置面上に、前記駒の直径と略対応する大きさ、かつ、所望の深さに形成した駒嵌合載置用の円形凹部で構成されていることを特徴とする。
第3の考案のように構成すると、駒は各マス目の円形凹部に係合して盤上に載置されるので、上記と同様に、駒が所定のマス目からはみ出すのを防止して、所定のマス目内に整然と置くことができる。
本考案のさらに他の1つの考案(第4の考案)は、縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目内の駒載置面近くにおける略中心部に位置させて設けた磁石と、前記各駒内の略中心部に位置させて設けた鉄その他の強磁性体で所望の大きさ、かつ、所望の形状に形成した磁石吸着性部材とで構成されていることを特徴とする。なお、本考案において「磁石吸着性部材」とは、磁石が吸着する強磁性を持つ物質よりなる部材を意味する用語として使用されている。
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目内の駒載置面近くにおける略中心部に位置させて設けた磁石と、前記各駒内の略中心部に位置させて設けた鉄その他の強磁性体で所望の大きさ、かつ、所望の形状に形成した磁石吸着性部材とで構成されていることを特徴とする。なお、本考案において「磁石吸着性部材」とは、磁石が吸着する強磁性を持つ物質よりなる部材を意味する用語として使用されている。
第4の考案のように構成すると、磁石の吸着作用により、駒は各マス目内の略中央部に吸着して載置される。したがって、駒を裏返す際、或いは不用意に別の駒に手が触れても駒が所定のマス目から隣接するマス目内にはみ出すのを防止できる。
本考案のさらに他の1つの考案(第5の考案)は、縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目内の駒載置面近くにおける略中心部に位置させて設けた鉄その他の強磁性体で所望の大きさ、かつ、所望の形状に形成した磁石吸着性部材と、前記各駒内の略中心部に位置させて設けた磁石とで構成されていることを特徴とする。
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目内の駒載置面近くにおける略中心部に位置させて設けた鉄その他の強磁性体で所望の大きさ、かつ、所望の形状に形成した磁石吸着性部材と、前記各駒内の略中心部に位置させて設けた磁石とで構成されていることを特徴とする。
第5の考案のように構成すると、第4の考案と同様に磁石の吸着作用により駒がマス目から隣接するマス目内へはみ出すのを防止できる。
本考案によれば、次のような作用効果を奏する。
(1)駒を裏返して所定の元のマス目内に置く際に隣接するマス目内にはみ出すのを防止して、所定のマス目内に整然と置かれる。
(2)駒を所望のマス目内に置く際、或いは駒の裏返し操作を行なう際に、不用意に別の駒に手が触れても駒が所定のマス目の区画線を越えて隣接するマス目内にはみ出すのを防止することができる。
(1)駒を裏返して所定の元のマス目内に置く際に隣接するマス目内にはみ出すのを防止して、所定のマス目内に整然と置かれる。
(2)駒を所望のマス目内に置く際、或いは駒の裏返し操作を行なう際に、不用意に別の駒に手が触れても駒が所定のマス目の区画線を越えて隣接するマス目内にはみ出すのを防止することができる。
以下、図面を参照して本考案のオセロゲーム(登録商標)セットの実施形態の一例について説明する。
図1及び図2は、本考案の一実施形態(実施の形態1)のオセロゲーム(登録商標)セットを示す。これら図1及び図2に示すように、実施形態1は、ゲーム盤1と、駒2(石とも称される)と、駒はみ出し防止手段3とを備える。
ゲーム盤1の素材は特に限定されないが、従来のゲーム盤と同様に、例えば木材や硬質プラスチック等を採用できる。前記盤1の大きさも特に限定されない。例えば、従来と同様に、縦幅約25cm〜約35cm、横幅約25cm〜約35cm、肉厚(又は高さ)約2.5cm〜約5.0cm程度の範囲に形成できる。但し、上記範囲内に限定するものではない。
前記盤1は、上面に縦横に整列して区画線11で区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目10…10を有している。本実施形態1の盤1には縦列及び横列それぞれ各8目(合計64目)のマス目10が形成されている。
前記駒2の素材は特に限定されないが、従来と同様に、例えば硬質プラスチックや木材等を採用できる。前記駒2は少なくとも前記マス目の数と同数個備えている。実施の形態1では、マス目の数は64であるため、駒2は少なくとも64個備える。この場合、予備の駒2として、適当数(例えば4〜6個程度)の駒2を追加して備える構成を採用してもよい。
前記各駒2は、一方の面20a及び他方の面20bを白と黒その他の異なる二色で色分けされ、適当な大きさの円盤状に形成されている。実施の形態1では、一方の面20aを白色、他方の面20bを黒色で採色して色分けした構成を採用している。駒2の大きさはマス目10の大きさに対応して適当に決定する。例えば、直径約20mm〜約28mm程度に形成できる。但し、上記範囲内に限定するものではない。駒2の肉厚も特に限定するものではないが、約3mm〜約6mm程度に形成できる。但し、上記範囲内に限定するものではない。
前記駒はみ出し防止手段3は、駒2が載置される所定のマス目10の区画線11から線越えして隣接するマス目10内にはみ出すのを防止する手段である。
実施の形態1の前記防止手段3は、各マス目10の区画線11に沿って形成した突条30で構成されている。突条30の幅及び高さは特に限定するものではなく、適当に決定するものであるが、例えば、幅約0.5mm〜約1.0mm、高さ約0.6mm〜約1.5mm程度に形成できる。なお、上記範囲に限定するものではないが、突条30の高さを0.6mm以下に形成すると、期待する効果を充分発揮しないおそれがある。また、突条30の高さを1.5mm以上にすると、ゲームを行なう際に突条30が邪魔になる場合が生じるおそれがある。上記構成により、各マス目10は突条30で囲まれる。
実施の形態1の前記防止手段3は、各マス目10の区画線11に沿って形成した突条30で構成されている。突条30の幅及び高さは特に限定するものではなく、適当に決定するものであるが、例えば、幅約0.5mm〜約1.0mm、高さ約0.6mm〜約1.5mm程度に形成できる。なお、上記範囲に限定するものではないが、突条30の高さを0.6mm以下に形成すると、期待する効果を充分発揮しないおそれがある。また、突条30の高さを1.5mm以上にすると、ゲームを行なう際に突条30が邪魔になる場合が生じるおそれがある。上記構成により、各マス目10は突条30で囲まれる。
本実施形態1は上記のように構成され、従来のオセロゲーム(登録商標)と同様に使用される。実施の形態1のように構成すると、各マス目10の区画線11は突条30で構成され、この突条30で囲まれているので、駒2を裏返す際に隣接するマス目内にはみ出すのを防止して、所定のマス目内に整然と置かれる。また、不用意に別の駒2に手が触れて駒が盤1上をスライドしても、各マス目10は突条30で囲まれているので、区画線11を越えて隣接するマス目内にはみ出すのを防止する。
図3は本考案の他の実施形態(実施形態2)を示す。実施形態2のオセロゲーム(登録商標)セットにおいて、実施の形態1で既に説明した構成と共通する構成部等には同一符号を付して説明を省略する。この点については後述する各実施形態においても同様である。実施形態2は、駒はみ出し防止手段3の構成に特徴がある。
実施形態2の駒はみ出し防止手段3は、前記盤1の前記各マス目10内の駒載置面上(前記盤1上)に、各マス目10の中心点を支点として描かれる少なくとも駒2の直径より大径の直径をもつ円線31上に略等間隔で形成した少なくとも三個の凸部32…32で構成されている。実施形態3の前記防止手段3は、三個の凸部32で構成されている。また、前記円線31は駒2の直径より幾分大径に形成されている。なお、凸部32の数は適当に増量してもよいものである。
前記各凸部32の径及び高さは特に限定するものではなく、適当に決定するものであるが、例えば直径約0.5mm〜約2.0mm、高さ約0.6mm〜約1.5mm程度に形成できる。実施形態2の各凸部32は、直径約1.5mm〜約2.0mm、高さ約1.0mm〜約1.5mmの円柱状に形成されている。なお、上記範囲内に限定するものではないが、凸部32の高さを0.6mm以下に形成すと、期待する効果を充分発揮しないおそれがある。逆に、凸部32の高さを1.5mm以上に形成すると、ゲームを行なう際に凸部32が邪魔になる場合が生じるおそれがある。他の構成は実施の形態1と同様である。
実施形態2は上記のように構成され、実施の形態1と同様に使用される。実施形態2のように構成すると、駒2は各マス目10の各凸部32に周縁部を係合して盤1上に載置されるので、駒2を裏返す際、或いは不用意に別の駒に手が触れても、駒2が所定のマス目10からはみ出すのを防止して、所定のマス目10内に整然と置くことができる。
図4及び図5は本考案のさらに他の実施形態(実施形態3)を示す。実施形態3も駒はみ出し防止手段3の構成に特徴がある。
実施形態3の駒はみ出し防止手段3は、前記盤1の各マス目10内の駒載置面上(前記盤1上)に、駒2の直径と略対応する大きさ、かつ、所望の深さに形成した駒嵌合載置用の円形凹部33で構成されている。実施形態3の円形凹部33は、図4(c)等に示すように、駒3の直径より幾分大径に形成されている。前記凹部33の深さは適当に決定するものであるが、例えば約0.6mm〜約1.5mm程度に形成できる。実施形態3では約0.8mm〜約1.2mmに形成されている。なお、凹部33の深さは上記範囲内に限定するものではないが、0.6mm以下に形成すると期待する効果を充分発揮しないおそれがある。また、逆に1.5mm以上に形成すると、凹部33内に載置した駒2を取り出す操作が円滑にできなくなるおそれが生じる場合がある。他の構成は実施形態1と同様である。
実施形態3は上記のように構成したもので、実施の形態1と同様に使用される。実施形態3のように構成すると、駒2は各マス目10の円形凹部33内に嵌合(係合)して盤1上に載置されるので、実施形態2と同様に駒2が所定のマス目からはみ出すのを防止して、所定のマス目内に整然と置くことができる。
図6は本考案のさらに他の実施形態(実施形態4)を示す。実施形態4も駒はみ出し防止手段3の構成に特徴がある。
実施形態4の駒はみ出し防止手段3は、前記盤1の各マス目10内に設けた磁石34と、各駒2内に設けた磁石吸着性部材35とで構成されている。
前記磁石34(永久磁石)は、各マス目10内の駒載置面近く(前記盤1の上面近く)における略中心部に位置させて設けてある。実施形態4では、図6(f)及び(g)に示すように、盤1の上面側の所定部(マス目内の中心部)に磁石34を適合して嵌合する嵌合凹部36を形成してある。そして、前記凹部36内に磁石34を嵌合し、所望に応じて接着剤等で接着して設けてある。また、実施形態4では、上記のように盤1に磁石34を設けた後、その上から盤1上に所望の材料よりなる上面板や化粧版37を接着等で固着して設けてある。なお、磁石34の大きさや形状は適当に決定する。実施形態4では円柱状に形成したものが開示されている。
一方、前記磁石吸着性部材35は、鉄その他の強磁性体で所望の大きさ、かつ、所望の形状に形成され、各駒2内の略中心部に位置させて設けてある。強磁性体としては、前記鉄やニッケル、コバルト、或いは、これらを含む合金等、磁石が吸着する強磁性を持つ物質を採用できる。実施形態4では、適当な大きさの鉄製の円形板を採用している。また、実施形態4では、図6(d)に示すように、駒2を二枚の円形状の板材21a,21bで形成し、両板材21a,21bの中心部に前記鉄製の円形板を嵌合する嵌合部を形成してある。そして、嵌合部に円形板を嵌合し、両板材21a,21bを重合して接着剤等で接着して鉄板入りの駒を形成してある。他の構成は実施形態1と同様である。
実施形態4は上記のように構成され、実施の形態1と同様に使用される。実施形態4のように構成すると、駒2は磁石34の吸着作用により、各マス目10内のほぼ中央部に吸着して載置される。したがって、駒2を裏返す際、或いは不用意に別の駒に手が触れても駒が所定のマス目から隣接するマス目内にはみ出すのを防止できる。
図7は本考案のさらに他の実施形態(実施形態5)を示す。この実施形態5も駒はみ出し防止手段3の構成に特徴がある。
実施形態5は、実施形態4のオセロゲーム(登録商標)セットにおいて、前記磁石34と磁石吸着性部材35の設ける位置を逆にしたものである。即ち、実施形態5は、前記盤1側の所定部に磁石吸着性部材35を設けると共に、駒2に磁石34を設けて構成したものである。他の構成は実施形態4と同様である。
実施形態5は上記のように構成され、実施の形態1と同様に使用される。これにより、実施形態4と同様の作用効果を発揮する。
なお、上記した実施形態の断熱容器は一例として開示したもので、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の技術思想を越脱しない範囲において任意に変更可能なものである。
1 ゲーム盤
2 駒
3 駒はみ出し防止手段
10 マス目
11 区画線
20a 一方の面
20b 他方の面
30 突条
2 駒
3 駒はみ出し防止手段
10 マス目
11 区画線
20a 一方の面
20b 他方の面
30 突条
Claims (5)
- 縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、各マス目の前記区画線に沿って形成した突条で構成されている
ことを特徴とするオセロゲーム(登録商標)セット。 - 縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目の駒載置面上に、各マス目の中心点を支点として描かれる少なくとも前記駒の直径より大径の直径をもつ円線上に略等間隔で形成した少なくとも三個の凸部で構成されている
ことを特徴とするオセロゲーム(登録商標)セット。 - 縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目内の駒載置面上に、前記駒の直径と略対応する大きさ、かつ、所望の深さに形成した駒嵌合載置用の円形凹部で構成されている
ことを特徴とするオセロゲーム(登録商標)セット。 - 縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目内の駒載置面近くにおける略中心部に位置させて設けた磁石と、前記各駒内の略中心部に位置させて設けた鉄その他の強磁性体で所望の大きさ、かつ、所望の形状に形成した磁石吸着性部材とで構成されている
ことを特徴とするオセロゲーム(登録商標)セット。 - 縦横に整列して区画された少なくとも縦列及び横列それぞれ各8目の駒載置用のマス目を有するゲーム盤と、
一方及び他方の面を白と黒その他の異なる二色で色分けされ、円盤状に形成された少なくとも前記マス目の数と同数の駒と、
前記駒が載置される所定のマス目の区画線から線越えして隣接するマス目内にはみ出すのを防止する駒はみ出し防止手段とを備え、
前記駒はみ出し防止手段は、前記各マス目内の駒載置面近くにおける略中心部に位置させて設けた鉄その他の強磁性体で所望の大きさ、かつ、所望の形状に形成した磁石吸着性部材と、前記各駒内の略中心部に位置させて設けた磁石とで構成されている
ことを特徴とするオセロゲーム(登録商標)セット。
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JP (1) | JP3162490U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016140614A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 株式会社メガハウス | 対戦型ゲーム盤 |
JP3219144U (ja) * | 2018-09-20 | 2018-11-29 | 弘 本田 | オセロ用ゲーム具 |
CN111643882A (zh) * | 2019-09-03 | 2020-09-11 | 刘东岩 | 翻转华容道棋 |
-
2010
- 2010-06-24 JP JP2010004266U patent/JP3162490U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016140614A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 株式会社メガハウス | 対戦型ゲーム盤 |
JP3219144U (ja) * | 2018-09-20 | 2018-11-29 | 弘 本田 | オセロ用ゲーム具 |
CN111643882A (zh) * | 2019-09-03 | 2020-09-11 | 刘东岩 | 翻转华容道棋 |
CN111643882B (zh) * | 2019-09-03 | 2024-06-07 | 刘东岩 | 翻转华容道棋 |
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