JP3162277U - ヘッドライトテスター - Google Patents
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Abstract
【課題】薄型画面タイプの表示装置をヘッドライトテスター全体中の合理的な場所に配設すること。【解決手段】表示装置は薄型画面タイプの表示装置10であり、該表示装置10を有する支持アーム9を、該表示装置10が前記受光部6の筐体6aの前部側の上方に所定間隙を有するようにヘッドライトテスターXに取り付け、支持アーム9は、少なくとも、その基端部が前記ヘッドライトテスターXに固定的に取り付けられる基端部側の垂直部分9aと、この垂直部分の上端部に連設する折り曲げ部分9bと、この折り曲げ部分の先端部に水平方向に延在する水平部分9cとを有し、水平部分9cと薄型画面タイプの表示装置10の間には、該表示装置10を左右・上下方向に回動させることができる角度調整手段が介在していると共に、該表示装置10と制御装置とを電気的に接続する信号線が、前記支持アーム9に沿うように配設されていること。【選択図】図5
Description
本考案は、受光部と測定車両との車両正対並びに測定車両のランプの中心と受光部の光軸中心とを一致させランプの照射方向や光度を測定するヘッドライトテスターに関する。
特許文献1(特に、図1と図2)及び特許文献2(特に、図13)には、走行台車、走行台車の上面に設けられた垂直の支持部材、基端部側が支持部材に嵌合すると共に他端部側が水平方向に延在する台座、この台座乃至支持部材に亘って配設された台座昇降用駆動手段、台座の上面に固定的に載置されかつ前面に集光レンズを有する受光部、受光部で得られた測定車両のランプ情報を演算処理する制御装置、制御装置で処理された情報を表示する表示装置とを備えたヘッドライトテスターに於いて、前記表示装置は、前記垂直支持部材の上端部に固定的に設置されている事項がそれぞれ開示されている。
これらの特許文献1や特許文献2に記載されているヘッドライトテスターの表示装置は、垂直支持部材の上端部に固定的に設置されている、箱型タイプのモニターである、上下・左右方向に角度調整不可である、画面が小さい等の理由から幾つか改良すべき問題点があった。
ところで、近年、表示装置の表示画面が大型化、かつ薄型化している。例えば液晶やプラズマと称される表示装置或はシート状の有機ELディスプレイがそれである。そこで、現在、薄型画面タイプの表示装置をヘッドライトテスターにも活用すべきことが要望されている。その際、位置的に作業性が良いこと、受光部の姿勢に影響を与えないこと、意匠上の美観に優れていると共に見易いこと、安価であること等の事情を考慮して、ヘッドライトテスター全体中の合理的な場所に表示装置を配設するのが望まれる。
なお、特許文献3には、本願考案の構成の一部に関係があるモニターテレビ用スタンドの一例が記載されている。この特許文献3の具体的な構成に関する説明は割愛するが、表示装置(モニターテレビ)の背面側に設けられたスタンドは、表示装置用の支持板と、この支持板の背面に固定的に設けられた杆状スタンド本体と、このスタンド本体の先端部に設けられた非球面状のボールジョイントを備えている点に特徴がある。
特開平8−338788号公報
特開2002−14007号公報
特開2001−107943号公報
本考案の所期の目的は、薄型画面タイプの表示装置をヘッドライトテスター全体中の合理的な場所に配設することである。特に、ヘッドライトテスターは、レール上を走行する走行台車、該走行台車の上面に立設された垂直支持部材、該垂直支持部材及び台座を介して昇降動する受光部を構成要素とすることから、位置的に作業性が良いこと、意匠上の美観に優れていると共に見易いこと、受光部の姿勢に影響を与えないこと等の主な事情を考慮したヘッドライトテスターを提供することである。
本考案のヘッドライトテスターは、走行台車の上面に設けられた垂直の支持部材、基端部側が支持部材に嵌合すると共に他端部側が水平方向に延在する台座、この台座乃至支持部材に亘って配設された台座昇降用駆動手段、台座の上面に固定的に載置されかつ前面に集光レンズを有する受光部、受光部で得られた測定車両のランプ情報を演算処理する制御装置、制御装置で処理された情報を表示する表示装置とを備えたヘッドライトテスターに於いて、前記表示装置は薄型画面タイプの表示装置10であり、該表示装置10を有する支持アーム9を、該表示装置10が前記受光部6の筐体6aの前部側の上方に所定間隙を有するように前記ヘッドライトテスターXに取り付け、前記支持アーム9は、少なくとも、その基端部が前記ヘッドライトテスターXに固定的に取り付けられる基端部側の垂直部分9aと、この垂直部分の上端部に連設する折り曲げ部分9bと、この折り曲げ部分の先端部に水平方向に延在する水平部分9cとを有し、前記水平部分9cと前記薄型画面タイプの表示装置10の間には、該表示装置10を左右・上下方向に回動させることができる角度調整手段が介在していると共に、該表示装置10と制御装置とを電気的に接続する信号線が、前記支持アーム9に沿うように配設されていることを特徴とする。
ここで、「薄型画面タイプの表示装置」とは、表示画面が大型化かつ薄型化しており、液晶やプラズマの表示装置、或はシート状有機ELディスプレイ、或はまたこれに類するものを言う。
(a)例えば基台に相当する台座から延在し、かつ上端部が角度方向に折れ曲がった支持アームを用いているので、受光部の上方の空間を十分に利用することができる。その結果、支持アームの上端部に「薄型画面タイプの表示装置」を取り付けることができる。
(b)表示装置は受光部の筐体の前部側の上方に所定間隙を有するように配設されているので、作業の邪魔にならない共に、測定者は受光部や操作部の近くで表示装置の表示画面(しかも、大画面で)を見ることができることから、非常に見易いと共に操作性が良い。
(c)表示装置を受光部の筐体或は操作部の操作ボックスに直に設けていないので、表示装置の重量が受光部に加味されないばかりでなく、表示装置を左右・上下方向に幅広く角度調整をすることが可能となる。特に、表示装置がある程度の重量がある場合に於いて、表示装置の重量が受光部の姿勢(測定誤差の発生)に影響を与えるというような懸念を解消することができる。
(d)その他、表示装置を支える部品点数が少ないので、コスト高にならない、意匠上の美観に優れている、表示装置を所望する方向に設定できる等の効果もある。
(b)表示装置は受光部の筐体の前部側の上方に所定間隙を有するように配設されているので、作業の邪魔にならない共に、測定者は受光部や操作部の近くで表示装置の表示画面(しかも、大画面で)を見ることができることから、非常に見易いと共に操作性が良い。
(c)表示装置を受光部の筐体或は操作部の操作ボックスに直に設けていないので、表示装置の重量が受光部に加味されないばかりでなく、表示装置を左右・上下方向に幅広く角度調整をすることが可能となる。特に、表示装置がある程度の重量がある場合に於いて、表示装置の重量が受光部の姿勢(測定誤差の発生)に影響を与えるというような懸念を解消することができる。
(d)その他、表示装置を支える部品点数が少ないので、コスト高にならない、意匠上の美観に優れている、表示装置を所望する方向に設定できる等の効果もある。
以下、図1乃至図16に示す本考案を実施するための最良の形態により説明する。
(1)概論―車両正対
図1は平面視からの概略説明図、図2は正面図、図3は左側面図、図4は制御装置を中心とする電気的な概略説明図である。
図1は平面視からの概略説明図、図2は正面図、図3は左側面図、図4は制御装置を中心とする電気的な概略説明図である。
さて、図1で示す測定車両Vのヘッドライト(以下、「ランプ」という)LAは、10メートル前方での光度と光軸(バルブ)のぶれ角を測定することが道路運送車両の保安基準で定められているが、スペース上の制約から、通常はヘッドライトテスターXを構成する受光部の集光レンズ12で集光して、測定車両VのランプLA前方10mの相似配光を影像スクリーン(配光スクリーン)に移して測定している。
そのために、ヘッドライトテスターXは、走行台車2の上方に受光部6を備え、該受光部の前面には、ランプLAの照射光を集光するための収束用集光レンズ12が設けられ、その内部後方にXY方向の基準となる投影手段(投影スクリーン)13等が設けられている。
ヘッドライトテスターXの受光部6は、床面に敷設されたレール1、レールを滑動する走行台車2、台車上の垂直の支持部材(例えば2本の垂直支柱)3に設けられた台座昇降用手段(手動ハンドルを含む又は駆動モータを含む台座昇降用駆動手段)5等によって、所定方向(例えば左右方向、前後方向、上下方向、加えて垂直軸周り)へと間接的、直接的に可動する。したがって、受光部6は、測定時、図1で示すように測定車両Vに正対させることができる。
(2)考案の実施の環境
まず、図1乃至図3を参照にして、考案の実施の環境を説明する。なお、細部的な事項は図面及びその説明を割愛する。
まず、図1乃至図3を参照にして、考案の実施の環境を説明する。なお、細部的な事項は図面及びその説明を割愛する。
1は床面に敷設されたレールである。このレールは測定作業ベイの床面に平行に設けられ、測定車両Vは、レール1に対して直交するように床面に停止する。2はレール上を左右に走行する走行台車で、この走行台車2は下面に滑車を有している。
3は走行台車の上面の一端部寄りの部位に立設された複数本の垂直支持部材で、これらの垂直支持部材3は、例えば台車2の上面の左端寄りの部位に長板状の取付けベース板を介して前後方向に合計2本立設されている。
4は基端部側が支持部材3に摺接嵌合すると共に、他端部側が水平方向に延在する台座である。この台座4の基端部の前面には、台座昇降用駆動手段5を構成する操作ハンドル5aが設けられている。特に図示しないが、台座昇降用駆動手段(台座用移動装置とも称される)5が手動式の場合には、台座4の基端部側には、歯車及び駆動チェーンが設ける。歯車は基端部の嵌合筒に回転自在に内装され、また、駆動チェーンは走行台車2と垂直支持部材3の上端部に設けた上部ボックス3a側に配設され、操作ハンドル5aの操作力(駆動力)により横長状の台座4が昇降動する。
一方、台座昇降用駆動手段5が自動式の場合には、前記操作ハンドル5aの箇所に駆動モータを横設し、この駆動モータの出力軸にピニオンを設けると共に、ピニオンに噛合するラックを垂直支持部材3の主たる支柱に沿って固定的に配設する。この場合、台座4は駆動モータの駆動力により垂直支持部材3に沿って昇降動する。このように台座昇降用駆動手段5は台座乃至支持部材に亘って配設されている。
6は台座4の上面に固定的に載置され、かつ前面に集光レンズ12を有する受光部である。この受光部6の内部構造の一例は、図4に示す通りである。
7は受光部6の筐体の上面6aに固定的に設けられ操作ボックスを有する操作部である。この操作部7の傾斜状の前面パネル7aには、複数個の操作ボタンが配設されている。8は操作部7の一側壁に配設された車両正対ファインダーである。
9は基端部が前記台座に固定され、一方、上端部が角度方向に折れ曲がった支持アームで、この支持アーム9は、例えば角パイプであり、具体的な構成は後述する通りである。
10は支持アーム9の上端部に受光部6の筐体の上面6aの前部側の上方の空間領域に所定間隙23を有して取り付けられた薄型画面タイプの表示装置である。
10は支持アーム9の上端部に受光部6の筐体の上面6aの前部側の上方の空間領域に所定間隙23を有して取り付けられた薄型画面タイプの表示装置である。
本考案の一実施例では、上端部が角度方向に折れ曲がった支持アーム9の基端部を昇降動する台座4に固定し、支持アーム9の上端部に前記表示装置10を前記受光部6の上方に所定間隙23を有して取り付けている。付言すると、薄型画面タイプの表示装置10は、受光部6の筐体の上面6aの前部側の上方の空間領域に所定間隙23を有して配設されている。
次に、図4を参照にして、制御装置16を中心とする電気的な部材を説明する。図4に於いて、LAは測定車両のランプ(ヘッドライト)、6はランプに正対した受光部、12は光学系の集光レンズ、13は投影手段(投影スクリーンとか、配光スクリーンと称されている)、14は投影スクリーン13の後方に配設された撮像手段(例えばCCDカメラ)、15は信号変換手段、16は受光部で得られた測定車両のランプ情報を演算処理する制御装置、17は記憶部、そして、7は外部から制御装置16に信号を入力するための操作パネル、キーボード等操作部、10は制御装置で処理された情報を表示する画面タイプの表示装置である。
なお、制御装置16は受光部6に直接又は間接的に設けられている。また、撮像手段14の構成に関して、実施例によっては、投影スクリーン13を用いないで、単数又は複数個の撮像手段のみを用いても良い。換言すれば、受光部6の内部に設置された投影スクリーンを省略して、測定車両のランプLAから照射される光を集光する集光レンズ12から、いわばダイレクトに前記撮像手段14にランプ像を取得させても良い。
また、受光部6の内部の構成は本考案の限定要件ではないから、ハーフミラー、反射鏡、センサー等光学系の部材を適宜に内設しても良いことはもちろんである。
(3)考案の要部
図5乃至図10は、考案の要部を示す。図5は全体の斜視図、図6乃至図8は支持アーム9のみの正面図、左側面図及び平面図である。また、図9乃至図11は支持アーム9の上端部に薄型の表示装置10を、ボールジョイントを含む角度調整手段31を介して取付けた正面図、左側面図及び平面図である。
図5乃至図10は、考案の要部を示す。図5は全体の斜視図、図6乃至図8は支持アーム9のみの正面図、左側面図及び平面図である。また、図9乃至図11は支持アーム9の上端部に薄型の表示装置10を、ボールジョイントを含む角度調整手段31を介して取付けた正面図、左側面図及び平面図である。
まず、図6を基準にして支持アーム9の構成を説明する。支持アーム9は角柱状の垂直部分9aと、この垂直部分9aの上端部に弧状に連設する折り曲げ部分9bと、この折り曲げ部分9bの先端部に水平方向に延在する水平部分9cと、前記垂直部分9aの基端部(支持アームの基端部)に固定された水平の取付けベース板9dと、この取付けベース板9dと直交するように該基端部の一側面に一体的に固定された補強板9eとから成り、前記水平部分9cには、所要間隔を有して複数個(例えば2個)の角度調整手段用の取付け孔20が形成されている。また、前記取付けベース板9dにも複数個の取付け小孔21が形成されている。
しかして、図9乃至図11で示すように、支持アーム9の水平部分9cの前壁には、後述するボールジョイントを含む角度調整手段31を介して薄型画面タイプ(例えばノートパソコンやハイビジョンタイプの液晶モニターなど)の表示装置10が取付けられ、一方、支持アーム9の基端部は、図示しない固着具、溶接等の固定手段を用い、かつ取付けベース板9dを介して垂直支持部材3と受光部6の間に相当する台座4の上面に固定される。
その結果、図2で示すように、この種のヘッドライトテスターに於いて、比較的大画面の表示装置10が、受光部6の筐体の上面6a或いは操作部7の操作ボックスの上面7aの上方に所定間隙23を有して位置付けられる。
本実施例では、液晶モニターとしての表示装置10の大画面10aは、受光部6の集光レンズ12により大きいか、又は若干小さい。付言すると、大画面10aの横幅は集光レンズ12のそれよりも多少小さいが、大画面10aの縦幅は集光レンズ12のそれよりも多少大きい。このように、表示装置10の大きさに関しては、垂直支持部材3の垂直側壁(図2では右側の側面)と受光部6の上面6a或いは操作部7の上面7aの間の空間を有効的に活用することができる。
(4)角度調整手段
支持アーム9の上端部の前面と表示装置10の裏側には、該表示装置10を左右・上下方向に回動させることができるボールジョイントを有する角度調整手段31が介在している。
支持アーム9の上端部の前面と表示装置10の裏側には、該表示装置10を左右・上下方向に回動させることができるボールジョイントを有する角度調整手段31が介在している。
図15及び図16を参照にして角度調整手段31の構成を説明する。図15及び図16に於いて、32は表示装置10の背面に固定的に取り付けられる第1取付け部材である。一方、33は支持アーム9の水平部分9cの前面に固定的に取り付けられる第2取付け部材である。
しかして、前記第1取付け部材32は、表示装置10の背面中央部に複数個の第1固着具34を介して固着される矩形状のベース材35と、このベース板35の横向凹所状の嵌合部35aの背面に不番の固着具を介して固着されるチャンネル形状の支持腕部分36と、この支持腕部分36の先端部に一体的に設けられた或は一体に成形され、かつ仮想線で示したボールジョイント用の包容室を有するハウジング部分37と、このハウジング部分37の外面から半径方向に所定量突出する短筒状の螺合部38と、内端部がこの螺合部38に螺合すると共に、外端部に摘み部分を有する固定手段としての操作杆39とから成る。
一方、前記第2取付け部材33は、支持アーム9の水平部分9cの前面に第2固着具41を介して固定的に取り付けられる単数(本実施例)又は複数の矩形状固定ベース40と、この固定ベース40の前面に不番の固着具を介して固定され、かつ、短杆の先端部に仮想線のボールジョイント43を一体的に有する保持椀42とから構成されている。
上記構成に於いて、図14で示すように、表示装置10の角度を任意に設定したい場合には、操作杆39を緩め、手で表示装置10を所望の角度に動かし、しかる後に、操作杆39を締めると、その内端部がボールジョイント43に圧接するので、表示装置10を任意の角度に設定することができる。なお、角度調整手段31の構成に関しては、特許文献3に記載のような構成も採用することができる。
(5)信号線と電源コード
図12及び図13で示すように、表示装置10と制御装置16とを電気的に接続する信号線25と、表示装置用の電源コード26が、支持アーム9に沿うように該支持アーム9に設けられている。本実施例では、信号線25及び電源コード26は、オスホック・メスホックを有する開閉可能な長尺状のカバー体27に不番のコネクター部分を除き包まれている。なお、信号線25及び電源コード26を収納した前記長尺状のカバー体27は、ヘッドライトテスターの正面視から極力見えないように支持アーム9の背面側に隠れるように取り外し可能に固定されている。
図12及び図13で示すように、表示装置10と制御装置16とを電気的に接続する信号線25と、表示装置用の電源コード26が、支持アーム9に沿うように該支持アーム9に設けられている。本実施例では、信号線25及び電源コード26は、オスホック・メスホックを有する開閉可能な長尺状のカバー体27に不番のコネクター部分を除き包まれている。なお、信号線25及び電源コード26を収納した前記長尺状のカバー体27は、ヘッドライトテスターの正面視から極力見えないように支持アーム9の背面側に隠れるように取り外し可能に固定されている。
考案の実施の形態で示した実施例に於いて、薄型画面タイプの表示装置には、液晶やプラズマの表示装置の他にシート状有機ELディスプレイも含まれるが、表示装置がシート状有機ELディスプレイの場合には、次のように構成されている。すなわち、可撓性の矩形状EL素子シートと、該EL素子シートを挟持する内外の矩形状保持板とで表示部を形成し、前記表示部の裏側支持板の略中央部に突起状支持部を設け、該突起状支持部の包容部分を角度調整手段のボールジョイントに包むように、かつ固定手段を介して装着するのが望ましい。
また、支持アーム9は、本実施例では断面角形状のパイプを用いているが、断面円形状のパイプを用いても良い。さらに、表示装置用の電源コード26等が長尺状のカバー体27に包まれ、かつ支持アーム9の背面側に隠れるように配設されているが、設計如何によっては、中空状の支持アーム9の中に通しても良い。
本考案は、主にヘッドライトテスターを使用する自動車の整備業界で利用される。
図1乃至図16は本考案の一実施例を示す各説明図。
車両正対時の平面視からの概略説明図。
正面視からの概略説明図。
図2を基準にした左側面図。
制御装置を中心とする電気的な概略説明図。
全体の斜視図。
支持アーム9の正面図。
支持アーム9の左側面図。
支持アーム9の平面図。
支持アーム9に表示装置10を取付けた正面図。
図9を基準にした左側面図。
図9を基準にした平面図。
支持アームに対する信号線、電源コードの配設状態を示す概略説明図。
表示装置に対する信号線、電源コードの接続状態を示す概略説明図。
表示装置を上下方向並びに左右方向に角度調整した旨の概念図。
角度調整手段の外観構成を示す斜視からの説明図(表示装置の角度が相違する例)。
角度調整手段の外観構成を示す斜視からの説明図。
V…測定車両、LA…ヘッドライト(ランプ)、X…ヘッドライトテスター、1…レール、2…走行台車、3…垂直の支持部材、4…台座、5…台座昇降用駆動手段、5a…操作ハンドル、6…受光部、6a…筐体の上面、7…操作部、7a…操作ボックスの上面、8…車両正対ファインダー、9…支持アーム、9a…垂直部分、9b…折り曲げ部分、9c…水平部分、9d…取付けベース板、9e…補強板、10…表示装置、10a…表示装置10の大画面、12…集光レンズ、13…投影手段、14…撮像手段、15…信号変換手段、16…制御装置、17…記憶部、23…所定間隔、20…角度調整手段用の取付け孔、21…支持アーム用の取付け小孔、25…信号線、26…電源コード、27…カバー、31…角度調整手段、43…ボールジョイント。
Claims (4)
- 走行台車の上面に設けられた垂直の支持部材、基端部側が支持部材に嵌合すると共に他端部側が水平方向に延在する台座、この台座乃至支持部材に亘って配設された台座昇降用駆動手段、台座の上面に固定的に載置されかつ前面に集光レンズを有する受光部、受光部で得られた測定車両のランプ情報を演算処理する制御装置、制御装置で処理された情報を表示する表示装置とを備えたヘッドライトテスターに於いて、
前記表示装置は薄型画面タイプの表示装置10であり、該表示装置10を有する支持アーム9を、該表示装置10が前記受光部6の筐体6aの前部側の上方に所定間隙を有するように前記ヘッドライトテスターXに取り付け、前記支持アーム9は、少なくとも、その基端部が前記ヘッドライトテスターXに固定的に取り付けられる基端部側の垂直部分9aと、この垂直部分の上端部に連設する折り曲げ部分9bと、この折り曲げ部分の先端部に水平方向に延在する水平部分9cとを有し、前記水平部分9cと前記薄型画面タイプの表示装置10の間には、該表示装置10を左右・上下方向に回動させることができる角度調整手段が介在していると共に、該表示装置10と制御装置とを電気的に接続する信号線が、前記支持アーム9に沿うように配設されていることを特徴とするヘッドライトテスター。 - 請求項1に於いて、表示装置10は、受光部の集光レンズ12の略上方に位置するように配設されていることを特徴とするヘッドライトテスター。
- 請求項1に於いて、信号線は支持アーム9に固定された長尺状のカバー体に包まれた状態で、かつ、支持アーム9に沿うように固定されていることを特徴とするヘッドライトテスター。
- 請求項1に於いて、支持アームの基端部には、台座の上面に固定された取付けベース板、この取付けベース板と直交するように基端部の一側面に固定された補強板が一体的に設けられていることを特徴とするヘッドライトテスター。
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