JP3161835U - 水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手 - Google Patents

水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手 Download PDF

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Abstract

【課題】消火用配管設備の漏れテストや消火用配管設備設置域の外気温の上昇等によって継手ユニットの内圧が高くなっても、この高くなった内圧を、漏れテスト終了後などにおいて逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの性能許容範囲内のレベルまで減圧できる水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手を提供する。【解決手段】継手1は、上水道本管から分岐された給水管と、給水管の途中に設置したT型継手と、該T型継手とスプリンクラーヘッドの入口とを接続する継手ユニット3とを備え、該継手ユニット3の上流側の端部30に逆流防止弁12を備え、該逆流防止弁12には、継手ユニット3の上流側の端部30の第1継手32の内周面と弁箱12Aの外周面との間に形成された第2通路に連通する微小隙間cによって構成されて、スプリンクラーヘッド閉塞時の1次圧と2次圧との平衡状態保持用の圧力逃がし通路20を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手に係り、詳しくは、上水道本管から分岐されている一般住宅の給水管を利用した水道連結型スプリンクラー設備において、前記給水管とスプリンクラーヘッドとを接続する継手およびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管に逆流するのを防止するようにした水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手に関する。
水道連結型スプリンクラー設備は、上水道本管から分岐されて末端に取付けられた蛇口や水洗トイレのタンクに付設のボールタップなどの給水栓の開閉により水道水を流動または停止させる給水管と、この給水管の途中で該給水管とスプリンクラーヘッドとを接続する立ち下げ管を含む継手とを備えている。
前記構成の水道連結型スプリンクラー設備では、火災発生時にスプリンクラーヘッドから自動的に放水して火災の抑制・消火を行い、初期消火に優れた効果を発揮することができる。また、平常時は、給水管の末端に取付けられている給水栓を開放することで、給水管内の水道水は給水栓から放水されて、洗濯やバスタブあるいはトイレの水洗などに供給される。
ところで、平常時では、前記立ち下げ管を含む継手内およびスプリンクラーヘッド内の水道水は循環しないので、立ち下げ管を含む継手内およびスプリンクラーヘッド内に汚濁した水、つまり停滞水が発生する。このような停滞水が給水管に逆流するのは衛生上好ましくないので絶対に避けるべきである。そのため、停滞水の発生を防止するように構成した水道連結型のスプリンクラーヘッドが提案されている。
この技術を図9に示す。図9において、水道連結型のスプリンクラーヘッド100は、平常時、スプリンクラーヘッド100におけるヘッド本体101の導水口102を第2バルブ103で塞いでヘッド本体101内での死水(停滞水)の発生を防ぎ、火災発生時、第2バルブ103は感熱分解部分104の分解により降下して放水口105を開放する第1バルブ106の作動に伴って導水口102から降下して導水口102を開放するように構成されている。
前記構成の技術によれば、T型継手107の分岐口108に接続されるヘッド本体101の導水口102が第2バルブ103で塞がれるので、水がヘッド本体101内に流入することがなく、スプリンクラーヘッド100内での死水(停滞水)の発生を防止することができる。また、火災発生時には、第2バルブ103は感熱分解部分104の分解により降下して放水口105を開放する第1バルブ106の作動に伴って導水口102から降下して導水口102を開放するので、放水による消火に支障を来すものではないとされている。
しかし、第2バルブ103の他に、第2バルブ103と第1バルブ106の間に介在して第2バルブ103を支持するボール109あるいは通水口110を有する第2バルブ103の弁座体111などを必要としているので、部品点数が多く、構造が複雑である欠点を有している。
そこで、本考案出願人は、部品点数を削減した簡単な構造によって、停滞水が給水管に逆流するのを確実に防止できる水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手を提供した(特許文献1参照)。
前記特許文献1に記載されている水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手を図5,図6,図7,図8に示す。これらの図において、水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1は、上水道本管9から分岐されて端末に取付けられた給水栓10の開閉により水道水を流動または停止させる給水管5が両端部に接続される第1通路4および該第1通路4から分岐された第2通路6を備えるT型継手2と、上流側の端部30がT型継手2の第2通路6に接続され、下流側の端部31がスプリンクラーヘッド8の入口8aに接続される継手ユニット3とからなり、継手ユニット3は給水管5とスプリンクラーヘッド8とを接続する。そして、T型継手2の第2通路6と継手ユニット3の上流側の端部30のいずれかに(ただし、図示例では継手ユニット3の上流側の端部30)、スプリンクラーヘッド8閉塞時の1次圧P1と2次圧P2との平衡状態で付勢部材18の付勢により閉止されて、継手ユニット3およびスプリンクラーヘッド8内の停滞水が給水管5へ逆流を防止するとともに、スプリンクラーヘッド8開放時の2次圧P2の低下によって生じる1次圧P1と2次圧P2との差圧で付勢部材18の付勢に抗して開放されてスプリンクラーヘッド8の放水を許容する逆流防止弁12を備えている。
前記構成の水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1によると、平常時において、給水管5の末端に取付けられている給水栓10を開放することで、給水管5内の水道水は給水栓10から放水されて、洗濯やバスタブあるいはトイレの水洗などに供給される。このような状態下でも1次圧P1と2次圧P2の平衡状態が保持されて逆流防止弁12は閉止されているので、前記停滞水が給水管5へ逆流することはない。また、火災発生時には、スプリンクラーヘッド8から、まず前記停滞水が自動的に放水される。これにより、2次圧P2が低下するので、逆流防止弁12は1次圧P1と2次圧P2との差圧で付勢部材18の付勢に抗して開放されてスプリンクラーヘッド8の放水を許容する。
すなわち、T型継手2と、このT型継手2とスプリンクラーヘッド8とを接続する継手ユニット3とからなり、給水管5とスプリンクラーヘッド8とを接続するとともに、停滞水が給水管5へ逆流するのを確実に防止することができるものでありながら、継手ユニット3の上流側の端部に逆流防止弁12を備えただけのものであるから、部品点数の削減と構造の簡略化を実現できる。
また、継手ユニット3は、T型継手2の第2通路6に接続される管状の第1継手32と、スプリンクラーヘッド8の入口8aに接続される管状の第2継手33と、第1継手32に上流側の端部が接続され第2継手33に下流側の端部が接続される可撓管34とを備えているので、可撓管34の撓み作用によって管状の第2継手33に大きい変位自由度が確保されるから、通常は、T型継手2の第2通路6に管状の第1継手32を接続した後になされる天井7に既設のスプリンクラーヘッド8と管状の第2継手33との芯合わせとそれに続く接続作業が容易になる効果を発揮できる。
さらに、逆流防止弁12は、第2通路6と第1継手32のいずれかの内周(ただし、図示例では第1継手32の内周)に設けた弁座13と、スプリンクラーヘッド8閉塞時の1次圧P1と2次圧P2の平衡状態で付勢部材18の付勢により弁座13に着座するとともに、スプリンクラーヘッド8開放時の2次圧P2の低下によって生じる1次圧P1と2次圧P2との差圧で付勢部材18の付勢に抗して開放されてスプリンクラーヘッド8の放水を許容する弁体16とを備えた構成の逆流防止弁12、つまり、部品点数が少なく、構造が簡単な逆流防止弁12の逆流防止作用によって、停滞水が給水管5に逆流するのを確実に防止する効果を発揮できる。
また、T型継手2の第2通路6の軸線Cを、横に向けて継手ユニット3の上流側の端部30に接続することで、第2通路6の軸線Cを鉛直下向きにした構造と比較して、平常時において、第1通路4から第2通路6に一旦流入した水は、第1通路4を流れる水の影響により再度第1通路4に流出し易くなる。そのため、第2通路6での滞留が回避されて第2通路6に停滞水が発生しなくなるので、第2通路6から第1通路4および給水管5へ停滞水が逆流しないといった効果を発揮できる。なお、図5,図6,図7,図8において、11は止水栓、14は弁頭、15は弁棒、17は弁体保持部材、17aは弁体保持部材の外周環状部、17bは弁体保持部材の中心筒部、19はOリングを示す。
実用新案登録第3156763号
ところで、前記図7に示した消火用配管設備においては、その施工完了後に漏れテストがなされる。この漏れテストは、給水栓10および止水栓11を閉じた状態でオペレータによりテスト用ポンプの吐出側を給水管5における止水栓11の直下流部位に適宜接続し、テスト用ポンプの駆動により給水管5に1.0MPaの水圧をかけて所定時間(一晩(約15時間))保持するとともに、その間に消火用配管設備の漏れを観察する手順によってなされ、前記所定時間内で漏れが確認されなければ漏れテストを終了する。そして、給水栓10を開いて給水管5内のテスト用水を排出することによって、該給水管5内の水圧を0MPaに落とす。つぎに、給水管5における止水栓11の直下流部位とテスト用ポンプの吐出側との接続を解除し、該直下流部位を止水栓11に接続したのち、止水栓11を開き給水栓10を閉じて上水道本管9内の水を給水管5に通水することによって、通常水道圧(おおよそ0.25MPa〜0.5MPa)を保持し、消火用配管設備を使用可能な状態に回復させる。
このように、消火用配管設備が使用可能な状態になっても、継手ユニット3には前記テスト圧1.0MPaがかかったままである。また、消火用配管設備設置域の外気温の上昇等により継手ユニット3の内圧が通常水道圧(おおよそ0.25MPa〜0.5MPa)以上のレベルまで上昇する場合がある。
しかし、このような状態が長時間保持されると、消火用配管設備設置域の雰囲気温度変化の影響により継手ユニット3の内圧が1.0MPaを超えるレベルまで上昇することが想定され、1.0MPaを超えるレベルまでの内圧上昇は、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の性能許容範囲を超えることになって、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の適正な動作が妨げられる一因になるおそれを有する。
また、オペレータによるテスト圧の設定作業により、テスト時において給水管5に1.0MPaを超えるレベルの水圧がかかることも想定され、現実に1.0MPaを超えるレベルの水圧がかかった場合でも、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の性能許容範囲を超えることになって、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の適正な動作が妨げられる一因になるおそれを有する。
本考案は、このような問題を解決するものであって、その目的とするところは、消火用配管設備の漏れテストや消火用配管設備設置域の外気温の上昇等によって継手ユニットの内圧が高くなっても、この高くなった内圧を、漏れテスト終了後などにおいて逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの性能許容範囲内のレベルまで減圧できる水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手は、上水道本管から分岐されて端末に取付けられた給水栓の開閉により水道水を流動または停止させる給水管が両端部に接続される第1通路および該第1通路から分岐された第2通路を備えるT型継手と、上流側の端部が前記T型継手の第2通路に接続され、下流側の端部がスプリンクラーヘッドの入口に接続される継手ユニットとを備え、前記T型継手の第2通路と前記継手ユニットの上流側の端部のいずれかに、スプリンクラーヘッド閉塞時の1次圧と2次圧との平衡状態で付勢部材の付勢により閉止されて、継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が前記給水管へ逆流するのを防止するとともに、スプリンクラーヘッド開放時の2次圧の低下によって生じる1次圧と2次圧との差圧で前記付勢部材の付勢に抗して開放されてスプリンクラーヘッドの放水を許容する逆流防止弁を嵌合してなる水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手において、
前記逆流防止弁は、前記スプリンクラーヘッド閉塞時の前記1次圧と2次圧との平衡状態保持用の圧力逃がし通路を備えて前記T型継手の第2通路と前記継手ユニットの上流側の端部のいずれかに嵌合されていることを特徴としている。
これによれば、漏れテストや消火用配管設備設置域の外気温の上昇などによって継手ユニットの内圧が高くなっても、この高くなった内圧は、漏れテスト終了後などにおいて圧力逃がし通路から逃がされるので、該継手ユニットの内圧を逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの性能許容範囲内のレベルまで減圧して、逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの適正な動作を確保することが可能となる。
また、漏れテスト終了後に給水管内の水圧を0MPaに落としたのちに、上水道本管内の水を給水管に通水することで、給水管および継手ユニット内の水圧は上水道本管内の水圧である通常水道圧(おおよそ0.25MPa〜0.5MPa)に保持される。
つまり、スプリンクラーヘッド閉塞時において1次圧と2次圧との平衡状態保持により、逆流防止弁に設けられた圧力逃がし通路より継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管へ逆流することはない。したがって、逆流防止弁により、継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管へ逆流するのを防止することもできる。
前記圧力逃がし通路を、T型継手の第2通路と前記継手ユニットの上流側の端部のいずれかの内周面と逆流防止弁の外周面との間に形成されて、前記第2通路に連通する微小隙間によって構成することが望ましい。これによると、漏れテストや消火用配管設備設置域の外気温の上昇などによって継手ユニットの内圧が高くなっても、この高くなった内圧は、漏れテスト終了後などにおいて微小隙間によって構成した構造の簡単な圧力逃がし通路から逃がされるので、該継手ユニットの内圧を逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの性能許容範囲内のレベルまで減圧して、逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの適正な動作を確保することが可能となる。
また、漏れテスト終了後に給水管内の水圧を0MPaに落としたのちに、上水道本管内の水を給水管に通水することで、給水管および継手ユニット内の水圧は上水道本管内の水圧である通常水道圧(おおよそ0.25MPa〜0.5MPa)に保持される。
つまり、スプリンクラーヘッド閉塞時において1次圧と2次圧との平衡状態保持により、逆流防止弁に設けられた微小隙間より継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管へ逆流することはない。したがって、逆流防止弁により、継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管へ逆流するのを防止することもできる。
また、前記圧力逃がし通路を、逆流防止弁の外周面に形成されて、前記第2通路に連通する微小スリットによって構成してもよい。これによると、漏れテストや消火用配管設備設置域の外気温の上昇などによって継手ユニットの内圧が高くなっても、この高くなった内圧は、漏れテスト終了後などにおいて微小スリットによって構成した構造の簡単な圧力逃がし通路から逃がされるので、該継手ユニットの内圧を逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの性能許容範囲内のレベルまで減圧して、逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの適正な動作を確保することが可能となる。
また、漏れテスト終了後に給水管内の水圧を0MPaに落としたのちに、上水道本管内の水を給水管に通水することで、給水管および継手ユニット内の水圧は上水道本管内の水圧である通常水道圧(おおよそ0.25MPa〜0.5MPa)に保持される。
つまり、スプリンクラーヘッド閉塞時において1次圧と2次圧との平衡状態保持により、逆流防止弁に設けられた微小スリットより継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管へ逆流することはない。したがって、逆流防止弁により、継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管へ逆流するのを防止することもできる。
さらに、前記圧力逃がし通路を、逆流防止弁に形成されて、前記第2通路に連通する微小断面の貫通孔によって構成してもよい。これによると、漏れテストや消火用配管設備設置域の外気温の上昇などによって継手ユニットの内圧が高くなっても、この高くなった内圧は、漏れテスト終了後などにおいて微小断面の貫通孔によって構成した構造の簡単な圧力逃がし通路から逃がされるので、該継手ユニットの内圧を逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの性能許容範囲内のレベルまで減圧して、逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの適正な動作を確保することが可能となる。
また、漏れテスト終了後に給水管内の水圧を0MPaに落としたのちに、上水道本管内の水を給水管に通水することで、給水管および継手ユニット内の水圧は上水道本管内の水圧である通常水道圧(おおよそ0.25MPa〜0.5MPa)に保持される。つまり、スプリンクラーヘッド閉塞時において1次圧と2次圧との平衡状態保持により、逆流防止弁に設けられた微小断面の貫通孔より継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管へ逆流することはない。したがって、逆流防止弁により、継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管へ逆流するのを防止することもできる。
本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手によれば、消火用配管設備の漏れテストや消火用配管設備設置域の外気温の上昇などによって継手ユニットの内圧が高くなっても、この高くなった内圧を、漏れテスト終了後などにおいて圧力逃がし通路から逃がすことによって、該継手ユニットの内圧を逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの性能許容範囲内のレベルまで減圧して、逆流防止弁やスプリンクラーヘッドの適正な動作を確保することが可能となる。
本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手における継手ユニットの第1実施形態を示す半截断面図である。 図1の要部を拡大して示す半截断面図である。 本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手における継手ユニットの第2実施形態を示す半截断面図である。 本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手における継手ユニットの第3実施形態を示す半截断面図である。 特許文献1に記載されている水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手の一実施形態を示す平面図である。 図5VI−VI矢視図である。 図4の水道連結型スプリンクラーヘッドが設置されたスプリンクラー設備の配管系統図の一例である。 継手ユニットの一例を一部断面にして示す説明図である。 従来例の断面図である。
以下、本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。なお、前記図5〜図8で説明した特許文献1に記載されている水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1と、以下に説明する本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1との相違点は、逆流防止弁12にスプリンクラーヘッド8閉塞時の1次圧P1と2次圧P2との平衡状態保持用の後述する圧力逃がし通路を備えている構成である。したがって、説明の都合上、図5〜図8におけるT型継手2、第1通路4、給水管5、天井7、スプリンクラーヘッド8、その入口8a、上水道本管9、給水栓10および止水栓11などの図示は省略し、特許文献1に記載されている水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1と同一部分には同一符号を付すとともに、重複する構造の説明は省略する。
図1は、本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手における継手ユニットの第1実施形態を示す半截断面図、図2は、図1の要部を拡大して示す半截断面図である。図1,図2において、樹脂製の逆流防止弁12は円筒状の弁箱12Aを備えており、この弁箱12Aにおける上端部近傍の内周に弁座13を設けてある。そして、弁箱12Aが継手ユニット3における上流側の端部30を構成するステンレス鋼製のニップルからなる第1継手32に嵌合されており、スプリンクラーヘッド8閉塞時の1次圧P1と2次圧P2との平衡状態保持用の圧力逃がし通路20を備えている。この圧力逃がし通路20は、弁箱12Aの外周面と第1継手32の内周面との間に第2通路6(図6参照)に連通する環状の微小隙間cが形成できるように、弁箱12Aの外径と第1継手32の内径とを設定することによって構成されている。また、図8に示した逆流防止弁12のOリング19を除去することで、圧力逃がし通路20の圧力逃がし機能を確保するようにしている。なお、前記微小隙間cの大きさは、0.05mm〜0.1mmの範囲に設定することが推奨される。なお、図中、21はステンレス鋼製の止め輪を示す。
前記構成の水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1は、図7に示した消火用配管設備に適用され、その配管施工完了後に漏れテストがなされる。この漏れテストは、前述と同様に、給水栓10および止水栓11を閉じた状態でオペレータによりテスト用ポンプの吐出側を給水管5における止水栓11の直下流部位に適宜接続し、テスト用ポンプの駆動により給水管5に1.0MPaの水圧をかけて所定時間(一晩(約15時間))保持するとともに、その間に消火用配管設備の漏れを観察する手順によってなされ、前記所定時間内で漏れが確認されなければ漏れテストを終了する。そして、給水栓10を開いて給水管5内のテスト用水を排出することによって、該給水管5内の水圧を0MPaに落とす。つぎに、給水管5における止水栓11の直下流部位とテスト用ポンプの吐出側との接続を解除し、該直下流部位を止水栓11に接続したのち、止水栓11を開き給水栓10を閉じて上水道本管9内の水を給水管5に通水することによって、消火用配管設備を使用可能な状態に回復させる。
前記テスト用ポンプの駆動により給水管5に1.0MPaの水圧がかかって、継手ユニット3の内圧が1.0MPaに上昇しても、この上昇した内圧は、漏れテスト終了後において圧力逃がし通路20から逃がされるので、該継手ユニット3の内圧が逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の性能許容範囲内のレベルまで減圧されて、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の適正な動作を確保することが可能となる。また、漏れテスト終了後に給水管5内の水圧を0MPaに落としたのちに、上水道本管9内の水を給水管5に通水することで、給水管5および継手ユニット3内の水圧は上水道本管9内の水圧である通常水道圧(おおよそ0.25MPa〜0.5MPa)に保持される。
また、消火用配管設備設置域の外気温の上昇などによって継手ユニット3の内圧が高くなっても、この高くなった内圧を、圧力逃がし通路20から逃がすことによって、該継手ユニット3の内圧を逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の性能許容範囲内のレベルまで減圧して、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の適正な動作を確保することが可能となる。
つまり、スプリンクラーヘッド8閉塞時において1次圧P1と2次圧P2との平衡状態保持により逆流防止弁12を閉止して、継手ユニット3およびスプリンクラーヘッド8内の停滞水が給水管5へ逆流するのを防止することもできる。
また、前記の漏れテストに際して、オペレータによるテスト圧の設定作業により、テスト時において給水管5に1.0MPaを超えるレベルの水圧がかかったとしても、前述のようにOリング19を除去し、かつ圧力逃がし通路20を形成した構成とすることによって、継手ユニット3の内圧が逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の性能許容範囲内のレベルまで減圧されて、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の適正な動作を確保することが可能となる。
つぎに、本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1の第2実施形態について説明する。図3は、本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1の第2実施形態を示す図2相当図である。なお、前記第1実施形態と同一部分には、同一符号を付すとともに、重複する構造説明は省略する。
図3において、圧力逃がし通路20は、弁箱12Aの外周面に該弁箱12Aの軸方向にのびて第2通路6に連通する微小スリットsを形成することによって構成されている。また、前記第1実施形態と同様に、図8に示した逆流防止弁12のOリング19を除去することで、圧力逃がし通路20の圧力逃がし機能を確保するようにしている。
前記構成の水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1であっても、前記第1実施形態の水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、前記テスト用ポンプの駆動により給水管5に1.0MPaの水圧がかかって、継手ユニット3の内圧が1.0MPaに上昇しても、この上昇した内圧は、漏れテスト終了後において微小スリットsからなる圧力逃がし通路20から逃がされるので、該継手ユニット3の内圧が逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の性能許容範囲内のレベルまで減圧されて、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の適正な動作を確保することが可能となる。また、漏れテスト終了後に給水管5内の水圧を0MPaに落としたのちに、上水道本管9内の水を給水管5に通水することで、給水管5および継手ユニット3内の水圧は上水道本管9内の水圧水圧である通常水道圧(おおよそ0.25MPa〜0.5MPa)に保持される。
また、消火用配管設備設置域の外気温の上昇などによって継手ユニット3の内圧が高くなっても、この高くなった内圧を、圧力逃がし通路20から逃がすことによって、該継手ユニット3の内圧を逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の性能許容範囲内のレベルまで減圧して、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の適正な動作を確保することが可能となる。
つまり、スプリンクラーヘッド8閉塞時において1次圧P1と2次圧P2との平衡状態保持により逆流防止弁12を閉止して、継手ユニット3およびスプリンクラーヘッド8内の停滞水が給水管5へ逆流するのを防止することもできる。
つぎに、本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1の第3実施形態について説明する。図4は、本考案に係る水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1の第3実施形態を示す図2相当図である。なお、前記第1および第2実施形態と同一部分には、同一符号を付すとともに、重複する構造説明は省略する。
図4において、圧力逃がし通路20は、弁棒15の中心部に軸方向の全長にのびて第2通路6に連通する微小断面の貫通孔21を形成することによって構成されている。なお、第3実施形態ではOリング19が使用される。
前記構成の水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1であっても、前記第1、第2実施形態の水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手1と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、前記テスト用ポンプの駆動により給水管5に1.0MPaの水圧がかかって、継手ユニット3の内圧が1.0MPaに上昇しても、この上昇した内圧は、漏れテスト終了後において微小断面の貫通孔21からなる圧力逃がし通路20から逃がされるので、該継手ユニット3の内圧が逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の性能許容範囲内のレベルまで減圧されて、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の適正な動作を確保することが可能となる。また、漏れテスト終了後に給水管5内の水圧を0MPaに落としたのちに、上水道本管9内の水を給水管5に通水することで、給水管5および継手ユニット3内の水圧は上水道本管9内の水圧である通常水道圧(おおよそ0.25MPa〜0.5MPa)に保持される。
また、消火用配管設備設置域の外気温の上昇などによって継手ユニット3の内圧が高くなっても、この高くなった内圧を、圧力逃がし通路20から逃がすことによって、該継手ユニット3の内圧を逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の性能許容範囲内のレベルまで減圧して、逆流防止弁12やスプリンクラーヘッド8の適正な動作を確保することが可能となる。
つまり、スプリンクラーヘッド8閉塞時において1次圧P1と2次圧P2との平衡状態保持により逆流防止弁12を閉止して、継手ユニット3およびスプリンクラーヘッド8内の停滞水が給水管5へ逆流するのを防止することもできる。
前記各実施形態では、逆流防止弁12の弁箱12Aを継手ユニット3における上流側の端部30を構成するステンレス鋼製のニップルからなる第1継手32に嵌合した構成で説明しているが、逆流防止弁12の弁箱12AをT型継手2の第2通路6に嵌合した構成であっても、前記各実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
上水道本管から分岐されている一般住宅の給水管を利用した水道連結型スプリンクラー設備において、前記給水管とスプリンクラーヘッドとを接続する継手およびスプリンクラーヘッド内の停滞水が給水管に逆流するのを防止するための水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手である。
1 水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手
2 T型継手
3 継手ユニット
4 T型継手の第1通路
5 給水管
6 T型継手の第2通路
8 スプリンクラーヘッド
8a スプリンクラーヘッドの入口
9 上水道本管
10 給水栓
12 逆止弁
18 スプリング(付勢部材)
20 圧力逃がし通路
21 微小断面の貫通孔
30 継手ユニットの上流側の端部
31 継手ユニットの下流側の端部
32 第1継手
33 第2継手
P1 1次圧
P2 2次圧
c 微小隙間
s 微小スリット

Claims (4)

  1. 上水道本管から分岐されて端末に取付けられた給水栓の開閉により水道水を流動または停止させる給水管が両端部に接続される第1通路および該第1通路から分岐された第2通路を備えるT型継手と、上流側の端部が前記T型継手の第2通路に接続され、下流側の端部がスプリンクラーヘッドの入口に接続される継手ユニットとを備え、前記T型継手の第2通路と前記継手ユニットの上流側の端部のいずれかに、スプリンクラーヘッド閉塞時の1次圧と2次圧との平衡状態で付勢部材の付勢により閉止されて、継手ユニットおよびスプリンクラーヘッド内の停滞水が前記給水管へ逆流を防止するとともに、スプリンクラーヘッド開放時の2次圧の低下によって生じる1次圧と2次圧との差圧で前記付勢部材の付勢に抗して開放されてスプリンクラーヘッドの放水を許容する逆流防止弁を嵌合してなる水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手において、
    前記逆流防止弁は、前記スプリンクラーヘッド閉塞時の前記1次圧と2次圧との平衡状態保持用の圧力逃がし通路を備えて前記T型継手の第2通路と前記継手ユニットの上流側の端部のいずれかに嵌合されていることを特徴とする水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手。
  2. 請求項1に記載の水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手において、
    前記圧力逃がし通路は、前記T型継手の第2通路と前記継手ユニットの上流側の端部のいずれかの内周面と逆流防止弁の外周面との間に形成されて、前記第2通路に連通する微小隙間によって構成されてなる水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手。
  3. 請求項1に記載の水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手において、
    前記圧力逃がし通路は、逆流防止弁の外周面に形成されて、前記第2通路に連通する微小スリットによって構成されてなる水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手。
  4. 請求項1に記載の水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手において、
    前記圧力逃がし通路は、逆流防止弁に形成されて、前記第2通路に連通する微小断面の貫通孔によって構成されてなる水道連結型スプリンクラーヘッド接続用の継手。
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